JPH07110258B2 - 電子レンジ用炊飯器 - Google Patents

電子レンジ用炊飯器

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JPH07110258B2
JPH07110258B2 JP4301258A JP30125892A JPH07110258B2 JP H07110258 B2 JPH07110258 B2 JP H07110258B2 JP 4301258 A JP4301258 A JP 4301258A JP 30125892 A JP30125892 A JP 30125892A JP H07110258 B2 JPH07110258 B2 JP H07110258B2
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JP
Japan
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rice
inner lid
microwave oven
hole
lid
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JP4301258A
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JPH06141969A (ja
Inventor
真知子 千葉
Original Assignee
千葉真知子クッキングスタジオ有限会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子レンジを用いて
炊飯を行う炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】本願出願人は、実願平2−
76860号(実開平4−36921号)において、電
子レンジ用炊飯器を提案した。この炊飯器は、米を入れ
る容器本体と、その開口部に被せる中蓋と、さらにその
上に被せて前記容器本体に圧着する外蓋とから成って、
その中蓋中央に立上り穴を形成したものであり、炊飯
時、その穴から容器本体内の蒸気を中蓋と外蓋の間に導
き、圧力抜き孔でもって中蓋と外蓋間に所要の蒸気圧を
担保する。
【0003】しかしながら、この炊飯器にあっては、立
上り穴から多くの水蒸気が流出して(ふきこぼれが出
て)容器本体内の水量が少なくなり、御飯がかたくなる
という欠点があった。
【0004】ここで、立上り穴を小さくすれば、水量の
減少は防ぐことができるが、早く沸騰しすぎて、芯が残
ることとなる。すなわち、炊飯の極意である「初めちょ
ろちょろ」が行われない。
【0005】また、電子レンジの出力を段階的に調整す
れば、加熱度合も調節し得て、「初めちょろちょろ、中
ぱっぱ…」を行い得るが、電子レンジ自身にそのような
機能をもつものはない。
【0006】この発明は、一定出力の電子レンジにおい
ても、上記「初めちょろちょろ…」をなし得るようにす
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、上述の公報記載の炊飯器にお
いて、その中蓋の立上り穴の周りに小孔を形成し、中蓋
表面はその小孔に向かって下向き傾斜面とするととも
に、中蓋表面に、前記大穴及び小孔を囲む全周囲に立壁
を設けた構成を採用したのである。
【0008】上記構成において、上記小孔を開閉するつ
まみを設けることができる。この場合、上記立壁を設け
ない構成とし得る。
【0009】
【作用】このように構成するこの発明に係る炊飯器は、
米を入れて電子レンジ加熱すると、容器本体内の沸騰に
よる水蒸気は、立上り大穴を通って中蓋と外蓋の間に至
り、やがて液化して中蓋表面に溜り、その液は、中蓋表
面を伝って小孔から容器本体内に落ちる。すなわち、容
器本体内へ水分が戻される。この戻ることは、容器本体
内の沸騰を和らげ、炊飯初期にあっては、急激な沸騰を
防止して、上述の「初めちょろちょろ」が行われるとと
もに、水量の減少も招かないこととなる。このとき、立
壁の存在により、水蒸気の貯留エリアが狭められるた
め、水蒸気も逃げにくく、水量の減少を効果的に防止
し、適度の圧力及び沸騰時間を担保する。
【0010】また、電子レンジ加熱は容器本体底部周辺
から中心に向かうほど加熱力が弱くなるため、沸騰はそ
の周辺から生じ、その沸騰による水蒸気は、大穴が中央
にあるため、その中央の大穴に向かうこととなる。水蒸
気の中央への移行は熱の移動となり、これによって、前
記電子レンジ加熱の欠点(中心部が加熱され難い)が解
消され、容器本体内全域が均等に沸騰して御飯も均等に
炊ける。
【0011】さらに、白米、もち米などの米の種類に応
じて、小孔を適宜に開閉し、容器本体への水分戻り量を
調整して、米の種類に応じた炊飯を行う。
【0012】
【実施例】図2に示すように、この炊飯器は、1.38
lの容器本体10と、中蓋20及び外蓋30とから成
り、これらは、いずれも耐熱性の、例えば変成マレイミ
ド樹脂、ポリプロピレン樹脂等からなって、少し肉厚と
してある。例えば、容器本体10:5.7mm厚、中蓋2
0等:3.0mm厚とする。
【0013】容器本体10はその底面に突条11を有
し、この突条11が電子レンジ庫内底面と容器本体10
底面の間隙を確保し(図1参照)、容器本体10底部の
強加熱を阻止する。
【0014】中蓋20は皿状で、その中央に立上り大穴
21を有し、その外側に対の小孔22が形成されてい
る。この大穴21及び小孔22の大きさは、御飯が美味
しく炊けるように実験等によって適宜に決定する。因み
に、実施例では、大穴21は16mmφ、小孔22は5mm
φとした。小孔22の数、位置も同様である。大穴21
を成す筒部には調節つまみ23が着脱自在に嵌め込ま
れ、この調節つまみ23を回すことにより小孔22が開
閉する。つまみ23は、内面の爪23aを筒部の切欠き
21aに通して回すことによりリブ21bに係止して抜
け止めされる(図4参照)。
【0015】また、中蓋20表面には大穴21、小孔2
2を囲む全周囲の立壁24が設けられており、この立壁
24は外蓋30を被せた際、その外蓋30内面と所要の
隙間を保ち、この隙間から適宜に水蒸気を漏らす。隙間
の大きさは実験によって適宜に決定する。
【0016】外蓋30はロックレバー31によって容器
本体10に着脱自在となっており、このロックレバー3
1によって、中蓋20、外蓋30は容器本体10に圧着
・圧接される。図中、33は外蓋30内面の中蓋押えで
ある。外蓋30内の圧力はその抜き孔32によって一定
に保たれる。
【0017】つぎに、この炊飯器による炊飯について説
明する。
【0018】〔白米〕 まず、よく洗った2合の米aを容器本体10に入れ、中
蓋20、外蓋30を被せてレバー31で圧着する。この
とき、小孔22は開口しておく。この状態で20分置
く。
【0019】つぎに、受け皿40にこの炊飯器を載せ
て、図1に示すように電子レンジE内に入れ、強加熱で
もって20分間加熱する。加熱後、約10分間むらし、
そののち全体の御飯をほぐして食べる。なお、図中、T
は電子レンジEのターンテーブルである。
【0020】〔赤飯〕 i)4分の1カップ(1カップ:180cc)の小豆を
容器本体10内に水400cc及び重曹と共に入れ、小
孔22を閉じた中蓋20及び外蓋30を被せて圧着し、
電子レンジEにより強加熱でもって10分間加熱する。
加熱し終わった時の煮汁は全て捨てる。
【0021】ii)煮汁を捨てた容器本体10内に、ぬる
ま湯400ccを入れ、i)と同様にして15分加熱を
行う。このときの煮汁は他の容器に移して完全に冷や
す。
【0022】iii)容器本体10に、煮終わった小豆に加
え、よく洗って水を切ったもち米a:2合、上記冷やし
た煮汁と水を合わせて2カップを入れ、i)と同様にし
て20分間加熱をし、10分間むらしたのち、全体をか
きまぜる。
【0023】〔ピラフ〕 (材料A) 水:450cc、固形スープ:1個半、バ
ター:大さじ1杯、こしょう:少々 (材料B) ピーマン:1個、にんじん:1/4本、玉
ねぎ:1/2個、ローストハム又はベーコン:2枚 i)米a2合をといで、よく水切りをしてから容器本体
10に入れ、さらに材料Aを入れて約20分間浸す。
【0024】ii)角切りにした材料Bを加えて、小孔2
2を閉じた中蓋20、外蓋30を被せて圧着し、電子レ
ンジEにより、強加熱でもって20分間加熱する。加熱
後、約10分程むらしてから、全体をかき混ぜる。な
お、好みに応じて海老等を入れる。
【0025】〔炊き込み御飯〕 (材料A) だし汁:420cc、しょうゆ:大さじ2
杯、塩:少々、みりん:大さじ3杯 (材料B) 鶏もも肉:100g、にんじん:小1/4
本、干ししいたけ(戻したもの):2枚、油揚げ(千切
り):1枚分、ごぼう:20g i)米a2合を洗ってよく水切りして材料Aとともに容
器本体10に入れ、約20分間浸す。
【0026】ii)材料Bを入れ、小孔22を開放の中蓋
20、外蓋30を被せて圧着し、電子レンジEにより強
加熱でもって20分間加熱する。加熱後、約10分間む
らし、全体をかきまぜる。
【0027】因みに、前記実施例における水量は、従来
のガス・電気炊飯に比べやや多めとなっており、すなわ
ち、電子レンジ調理は従来の加熱方式のものに比べ水分
量を多めにする必要があり、白米では、米2合に対し、
従来:2.4合、実施例:2.5合、もち米では、米2
合に対し、従来:2合弱、実施例:2合としている。
【0028】また、実施例の炊飯器は、保温性もよく、
炊飯後、2時間以上たっても、御飯は十分に温かく、ね
ばりのあるものであった。さらに、白米のみならず、も
ち米等も炊けるという利点もある。
【0029】なお、つまみ23の回転度合でもって小孔
22の開口度を調節するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、中蓋
中央の大穴を介して中蓋と外蓋内を適度な水蒸気圧に保
つとともに、その水蒸気を液にして容器本体に戻すよう
にしたので、適度の圧力下、かつ適度の沸騰時間で炊飯
が行われるとともに、全域に均等な加熱が行われて、美
味しい御飯を得ることができる。
【0031】また、大穴及び小孔を囲む立壁を設けたの
で、噴出した水蒸気の外部への漏れが適量となって、上
記適度の圧力及び沸騰時間を担保し得て、より美味しい
御飯を得ることができる。さらに、小孔の開閉つまみに
よって、容器本体への水分戻 り量を調整することがで
き、白米ともち米などの種類の異なる米を一つの炊飯器
でともに美味しく炊くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の使用説明用断面図
【図2】同実施例の分解斜視図
【図3】同実施例の断面図
【図4】同実施例の要部斜視図
【符号の説明】
10 容器本体 11 突条 20 中蓋 21 立上り大穴 22 小孔 23 調節つまみ 24 立壁 30 外蓋 31 ロックレバー 32 圧力抜き孔 40 受け皿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】米を入れる容器本体10と、その開口部に
    被せる中蓋20と、さらにその上に被せて前記容器本体
    10に圧着する外蓋30とから成り、 上記中蓋20には、その中央に立上りの大穴21を形成
    するとともに周りに小孔22を形成し、中蓋20表面は
    その小孔22に向かって下向き傾斜面とするとともに、
    中蓋20表面に、前記大穴21及び小孔22を囲む全周
    囲に立壁24を設けたことを特徴とする電子レンジ用炊
    飯器。
  2. 【請求項2】米を入れる容器本体10と、その開口部に
    被せる中蓋20と、さらにその上に被せて前記容器本体
    10に圧着する外蓋30とから成り、 上記中蓋20には、その中央に立上りの大穴21を形成
    するとともに周りに小孔22を形成し、中蓋20表面は
    その小孔22に向かって下向き傾斜面とし、 上記小孔2
    にはその開閉つまみ23を設けたことを特徴とする電
    子レンジ用炊飯器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の電子レンジ用炊飯器にお
    いて、上記小孔22にはその開閉つまみ23を設けたこ
    とを特徴とする電子レンジ用炊飯器。
JP4301258A 1992-11-11 1992-11-11 電子レンジ用炊飯器 Expired - Lifetime JPH07110258B2 (ja)

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JPH06141969A JPH06141969A (ja) 1994-05-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3643336B2 (ja) * 2001-11-12 2005-04-27 株式会社メイワパックス 電子レンジ用加熱容器および電子レンジ加熱用包装体ならびにその再使用方法
JP3902004B2 (ja) * 2001-12-20 2007-04-04 千葉真知子クッキングスタジオ有限会社 電子レンジ調理法

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JPH025152U (ja) * 1988-06-17 1990-01-12
JP2577993Y2 (ja) * 1993-08-03 1998-08-06 三菱重工業株式会社 料金収受装置

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