JPH0711029U - 基本波抑制型水晶振動子 - Google Patents
基本波抑制型水晶振動子Info
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- JPH0711029U JPH0711029U JP4468493U JP4468493U JPH0711029U JP H0711029 U JPH0711029 U JP H0711029U JP 4468493 U JP4468493 U JP 4468493U JP 4468493 U JP4468493 U JP 4468493U JP H0711029 U JPH0711029 U JP H0711029U
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Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 三次オーバートーンのCI値を低下させるこ
となく、基本波を抑制して、より安定した三次オーバー
トーン発振が得られる基本波抑制型水晶振動子を提供す
るものである。 【構成】 励振電極2とリード電極21(裏面について
は図示せず)が形成され、直径5.5mm以下の水晶板
1において、前記水晶板端部からベベル寸法0.1mm
〜0.5mmの斜面研磨を施した。
となく、基本波を抑制して、より安定した三次オーバー
トーン発振が得られる基本波抑制型水晶振動子を提供す
るものである。 【構成】 励振電極2とリード電極21(裏面について
は図示せず)が形成され、直径5.5mm以下の水晶板
1において、前記水晶板端部からベベル寸法0.1mm
〜0.5mmの斜面研磨を施した。
Description
【0001】
本考案は、三次オーバートーンモードで発振する基本波抑制型の水晶振動子の 水晶板の構造に関する。
【0002】
近年、水晶振動子の周波数の高周波数化にともない、オーバートーンモードを 使用することが行われており、より安定した三次オーバートーン発振を得るため に基本波を抑制したオーバートーン水晶振動子が多くなってきた。このような基 本波抑制型水晶振動子は、使用される発振回路が基本波用回路か、あるいはオー バートーン用回路でも、より基本波発振しやすい回路に有効である。そこで従来 、特開平3−172012号公報に示されるように、水晶板直径と励振電極径と の比率をある範囲に限定し、かつ、面取りを行わない事により、オーバートーン 発振させる構成があった。
【0003】
しかしながら、図1(ベベルなし水晶板における水晶板直径とCI値の関係を 示すグラフ)に示すように面取り(ベベル加工)をしなければ、基本波の抑制は 顕著に行えるが、水晶振動子の高周波化、小型化により水晶板直径がある程度小 さくなると、水晶板上にある三次オーバートーンの変位分布領域(高次モードに なるほど水晶板中心付近に変位分布領域が存在する)にも影響を与え、少なから ず三次オーバートーンのCI値を低下させる原因となっていた。そして、一般的 に基本波抑制型の水晶振動子を用いて構成する基本波用発振回路は、負性抵抗が 小さいことが多いため、これに使用される水晶振動子のCI値規格は、通常の三 次オーバートーン水晶振動子のCI値規格(30Ω〜40Ω)より小さく要求さ れることが多い。この基本波抑制型水晶振動子(面取りなし)を基本波用の発振 回路に使用した場合、基本波抑制はできるが、同時に三次オーバートーンのCI 値も低下し、所望次数(三次)での発振マージンが得られないという問題点があ った。
【0004】 本考案の目的は、三次オーバートーンのCI値を低下させることなく、基本波 を抑制して、より安定した三次オーバートーン発振が得られる基本波抑制型水晶 振動子を提供するものである。
【0005】
そこで、本考案の基本波抑制型水晶振動子は、少なくとも表裏面に励振電極が 形成され、直径5.5mm以下の水晶板において、前記水晶板端部から0.1m m〜0.5mmの斜面研磨を施した。
【0006】
斜面研磨を施さない水晶板における水晶板直径とCI値の関係を示すグラフ( 図1)からもわかるように、5.5mmφ付近より水晶板直径が小さくなるにつ れ、三次オーバートーンのCI値が水晶板端部付近への影響を受けて高くなって いる。逆に水晶板直径が大きいと(約6mmφ以上)、三次オーバートーンの振 動変位は中心付近でのみ起こり、水晶板端部付近の影響をほとんど受ないため、 三次オーバートーンCI値のみならず、より振動変位の大きい基本波のCI値も 良好となっているのがわかる。そこで直径5.5mm以下の水晶板に斜面研磨を 施すことにより、水晶板中心部の厚みの均一な部分において厚みすべり振動をし 、この振動は水晶板周辺端部に近づくに従い水晶の厚みが減少するために減衰し 、周辺端部ではほとんど振動しない。このため水晶板端部付近の影響を受けるこ となく三次オーバートーンの振動エネルギを閉じ込めて、三次オーバートーンC I値を良好にしつつ、より振動変位の大きい基本波については抑制できる。
【0007】 図2は、三次オーバートーン発振で30.420MHZであり、直径が5.5 mmの水晶振動子において、ベベル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の 長さ)を0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オーバートーンの CI値の平均を近似値で表わしたグラフである。図3は、三次オーバートーン発 振で30.420MHZであり、直径が5.0mmの水晶振動子において、ベベ ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を0mm〜0.6mmに変 化させたときの基本波と三次オーバートーンのCI値の平均を近似値で表わした グラフである。図4は、三次オーバートーン発振で30.420MHZであり、 直径が4.0mmの水晶振動子において、ベベル寸法(水晶板端部から斜面研磨 された部分の長さ)を0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オー バートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフである。図5は図2、図3 、図4のCI値の平均近似値をもとに基本波と三次オーバートーンのCI比を表 したグラフである。
【0008】 以上のグラフが示すように、直径が4.0mm、5.0mm、5.5mmのい ずれの水晶振動子においても、ベベル寸法0.1mm〜0.5mmの範囲にて基 本波と三次オーバートーンとのCI比を3倍以上確保しつつ(一般的に基本波と 三次オーバートーンとのCI比(C11/CI3)が3倍以上あれば、基本波抑制 型振動子として使用可能である。)、ベベル寸法0mm(ベベルなし)に比べ、 いずれも三次オーバートーンのCI値が良好となる。
【0009】
次に、本考案の実施例について説明する。図6は本考案の実施例を示す水晶板 の断面図である。図7は本考案の実施例を示す平面図である。 厚みすべり振動を行うATカット水晶板1は直径5mmφであり、バレル加工 等の手段によりベベル寸法0.2mmの斜面研磨が施されている。この実施例で は、研磨材と水晶ブランクと入れた容器を2時間程度のバレル加工することによ りおよそ0.2mmのベベル加工を施すことができた。そして、その水晶板1の 表裏面には、励振電極2が形成されており(裏面については図示せず)、励振電 極2から水晶板1の一端部までリード電極21が形成されている。これらの電極 は真空蒸着の手法により形成される。そして、水晶板1は図示しない支持構体に より電気的機械的な接合がなされ、図示しない外装構体により気密封止し、最終 的な水晶振動子として機能を持たせている。そして、この水晶振動子を三次オー バートーン振動子として用いる場合、あらかじめ発振回路側で、水晶振動子の三 次オーバートーンモードを選択的に取り出すようにするものである。
【0010】
水晶板に斜面研磨を施すことにより、水晶板中心部の厚みの均一な部分におい て厚みすべり振動をし、この振動は水晶板周辺端部に近づくに従い水晶の厚みが 減少するために減衰し、周辺端部ではほとんど振動しない。このため直径5.5 mm以下の水晶板において、三次オーバートーン振動エネルギを閉じ込めて、三 次オーバートーンのCI値を改善しつつ、より振動分布領域の広い基本波を抑制 することができる。そして、本考案のように直径5.5mm以下の水晶板があり 、前記水晶板端部から0.1mm〜0.5mmの斜面研磨を施したことにより、 三次オーバートーンのCI値をあまり低下させることなく、しかも基本波と三次 オーバートンとのCI比を3倍以上確保できるため、基本波抑制型振動子として 使用可能である。つまり、本考案による基本波抑制型水晶振動子を負性抵抗が小 さい基本波用の発振回路に使用しても、基本波抑制が行えるとともに、前記発振 回路に使用される水晶振動子のCI値規格に対応でき、所望次数(三次)での発 振マージンが得られる。このためより安定した三次オーバートーン発振が得られ る信頼性の高い基本波抑制型水晶振動子を提供することができる。
【図1】ベベルなし水晶板における水晶板直径とCI値
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図2】直径が5.5mmの水晶振動子において、ベベ
ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を
0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オ
ーバートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフ
である。
ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を
0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オ
ーバートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフ
である。
【図3】直径が5.0mmの水晶振動子において、ベベ
ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を
0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オ
ーバートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフ
である。
ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を
0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オ
ーバートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフ
である。
【図4】直径が4.0mmの水晶振動子において、ベベ
ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を
0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オ
ーバートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフ
である。
ル寸法(水晶板端部から斜面研磨された部分の長さ)を
0mm〜0.6mmに変化させたときの基本波と三次オ
ーバートーンのCI値の平均を近似値で表わしたグラフ
である。
【図5】図2、図3、図4のCI値の平均近似値をもと
に基本波と三次オーバートーンのCI比を表したグラフ
である。
に基本波と三次オーバートーンのCI比を表したグラフ
である。
【図6】本考案の実施例を示す水晶板の断面図である。
【図7】本考案の実施例を示す水晶板の平面図である。
1・・・水晶板 2・・・励振電極 21・・・リード電極
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも表裏面に励振電極が形成さ
れ、直径5.5mm以下の水晶板において、前記水晶板
端部から0.1mm〜0.5mmの斜面研磨が施されて
いることを特徴とする基本波抑制型水晶振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4468493U JPH0711029U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 基本波抑制型水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4468493U JPH0711029U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 基本波抑制型水晶振動子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711029U true JPH0711029U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12698266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4468493U Pending JPH0711029U (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 基本波抑制型水晶振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711029U (ja) |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352086A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-12 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Crystal vibrator |
| JPS5383490A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-22 | Seiko Epson Corp | Crystal vibrator |
| JPS55123223A (en) * | 1979-03-16 | 1980-09-22 | Citizen Watch Co Ltd | Piezoelectric crystal slide vibrator |
| JPS62230108A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | Asahi Denpa Kk | 圧電振動子 |
| JPH0334714A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 厚みすべり水晶振動子 |
| JPH0389617A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-15 | Kinseki Ltd | オーバートーン水晶振動子 |
| JPH03263908A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-11-25 | Victor Co Of Japan Ltd | 電圧制御型水晶発振器用厚みすべり水晶振動子 |
| JPH03274817A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Murata Mfg Co Ltd | 3次高調波利用発振子およびその製造方法 |
| JPH043612A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | Victor Co Of Japan Ltd | 圧電振動子 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP4468493U patent/JPH0711029U/ja active Pending
Patent Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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