JPH0711037A - 連続シート状フッ素系樹脂架橋発泡体 - Google Patents

連続シート状フッ素系樹脂架橋発泡体

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JPH0711037A
JPH0711037A JP15396693A JP15396693A JPH0711037A JP H0711037 A JPH0711037 A JP H0711037A JP 15396693 A JP15396693 A JP 15396693A JP 15396693 A JP15396693 A JP 15396693A JP H0711037 A JPH0711037 A JP H0711037A
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resin
polyvinylidene fluoride
foam
continuous sheet
weight
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Shigeo Kamijukkoku
成夫 上拾石
Yukinari Nakatsu
幸成 中津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面平滑性に優れ、かつ、微細で均一な気泡
構造を有する高発泡倍率の連続シ−ト状のフッ素系樹脂
架橋発泡体を提供すること。 【構成】 ポリフッ化ビニリデン系樹脂の電離性放射線
架橋物を常圧下で加熱発泡した25%圧縮硬さが0.5
〜2kg/cm2 、成形性(L/D)が0.3〜0.8、難
燃性酸素指数が30以上、架橋度が20〜80%、発泡
倍率が3〜50倍であることを特徴とする連続シ−ト状
フッ素系樹脂架橋発泡体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続シ−ト状フッ素系樹
脂架橋発泡体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にフッ素系発泡体は難燃性、耐熱
性、耐薬品性、耐溶剤性、耐磨耗性、非粘着性に優れて
いることからシ−ル材、パッキン材、ガスケット材、断
熱材,弾性ロ−ル被覆材として広く使用されている。
【0003】従来、フッ素系樹脂発泡体は特開昭54−
41969号公報、同59−11340公報、同62−
112637号公報、同62−280236公報に記載
のフッ素系樹脂に無機系発泡核剤と分解型発泡剤を添加
し押出し発泡して得たり、あるいは分解型発泡剤の変わ
りにフッ素系揮発型発泡剤を使用して得たり、あるいは
予め分解型発泡剤を配合したフッ素系樹脂をシ−ト状に
成形したのちに電子線あるいはラジカル分解法で架橋せ
しめて発泡したり、あるいはフッ素系樹脂をシ−ト状に
成形したのちに電子線あるいはラジカル分解法で架橋せ
しめたのちに揮発型発泡剤を加圧含浸せしめて加熱加
圧、放圧することにより発泡して得る方法が提案されて
いる。
【0004】しかしながら、連続シ−ト状の高発泡倍率
発泡体を得るためには特定の方法、すなわち、発泡剤を
配合し、連続シ−ト状に押出し成形と同時に発泡する方
法か連続シ−ト状に成形したのち発泡する方法のいずれ
かに限られる。その他の公知の方法、揮発型発泡剤を含
浸して発泡する方法では連続シ−ト状発泡体得られな
い。
【0005】これらの公知の技術では微細で均一な気泡
構造を有する高発泡倍率の連続シ−ト状発泡体は得られ
にくく、また安定した製品が得られにくいと言う欠点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の欠点を
克服し、表面平滑性に優れ、かつ、微細で均一な気泡構
造を有する高発泡倍率の連続シ−ト状のフッ素系樹脂架
橋発泡体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の欠点を克
服するために鋭意検討した結果、特定の特性を有するフ
ッ素系樹脂を用いることによりシ−ト成形性に優れ、放
射線による架橋効率が良く、結果として表面平滑性に優
れ、かつ、微細で均一な気泡構造を有する高発泡倍率の
連続シ−ト状のフッ素系樹脂架橋発泡体が得られること
を見出だし、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
【0008】即ち、ポリフッ化ビニリデン系樹脂の電離
性放射線架橋物を常圧下で加熱発泡した25%圧縮硬さ
が0.5〜2kg/cm2 、成形性(L/D)が0.3〜
0.8,難燃性酸素指数が30以上,架橋度が20〜8
0%,発泡倍率が3〜50倍であることを特徴とする連
続シ−ト状フッ素系樹脂架橋発泡体により、本発明の目
的は基本的に達成されるものである。
【0009】本発明に用いられるポリフッ化ビニリデン
系樹脂とは少なくともポリフッ化ビニリデン樹脂でMI
が好ましくは2g〜100g/10分より好ましくは5
g〜30g/10分の樹脂を50重量%以上含有するこ
とが好ましい。MIが2g/10分未満では発泡性連続
シ−ト成形時の溶融押出し時に溶融粘度が高いため配合
した発泡剤が分解し、均一な微細気泡の発泡体を得るこ
とができなくなるので好ましくなく、100g/10分
を越えると樹脂の分子量が小さくなるため発泡体の機械
的強度が低下するとともに発泡ガスの表面からの逸散が
多くなり表面平滑性が損なわれるので好ましくない。一
方、ポリフッ化ビニリデン樹脂が50重量%未満では耐
熱性が低下するので好ましくない。
【0010】また、ポリフッ化ビニリデン系樹脂として
は樹脂の流動特性を改善するためにフッ化ビニリデンと
4フッ化エチレンまたはフッ化ビニリデンと6フッ化プ
ロピレンとの共重合体でその共重合比率が70/30〜
95/5、より好ましくは75/25〜90/10のも
のを用いても良い。この共重合比率が30を越えて共重
合されると、逆に樹脂の融点が上昇し、樹脂流動性が悪
化するため押出シート加工性が悪化するので好ましくな
いとともに、耐薬品性などが低下することにより品質が
悪化するので好ましくない。
【0011】樹脂流動特性が大幅に改善され、押出しシ
−ト加工性には好ましいが融点が低下するため耐熱性、
耐薬品性が悪化するので好ましくない。一方、5未満で
はフッ化ビニリデン単独重合体品と大差なくなり共重合
による流動特性改善効果が小さくなるので好ましくな
い。
【0012】また、ポリフッ化ビニリデン樹脂にフッ化
ビニリデンと4フッ化エチレンまたはフッ化ビニリデン
と6フッ化プロピレンとの共重合体を混合して持ちいて
も良いが、フッ化ビニリデンと4フッ化エチレンまたは
フッ化ビニリデンと6フッ化プロピレンとの共重合体の
混合率は50重量%未満に抑える方が好ましい。フッ化
ビニリデンと4フッ化エチレンまたはフッ化ビニリデン
と6フッ化プロピレンとの共重合体の比率が50重量%
を越えると、耐熱性が低下するので好ましくない。
【0013】本発明においてポリフッ化ビニリデン樹脂
にアクリレートまたはメタアクリレ−ト系樹脂を5〜4
0重量%混合したものも用いることができる。アクリレ
ートまたはメタアクリレ−トを混合した組成物は溶融流
動特性およびシ−ト化時の結晶化速度を遅くできるため
特殊な冷却条件をとることなく平面性に優れたシ−トを
得ることができるので好ましい。この時、アクリレート
またはメタアクリレ−ト樹脂の混合率が5重量%未満で
は耐熱性の点では好ましいが、溶融流動特性が悪化した
り結晶化速度の制御が難しくなり平滑なシ−トを得にく
くなるので好ましくない。一方、40重量%を越えると
シ−ト成形性の点では好ましいが耐熱性、難燃性、成形
性(L/D)が悪化するので好ましくない。
【0014】さらに本発明においてはポリフッ化ビニリ
デン樹脂を50〜80重量%、より好ましくは55〜7
5重量%、フッ化ビニリデンと4フッ化エチレンまたは
フッ化ビニリデンと6フッ化プロピレンとの共重合体を
5〜45重量%、より好ましくは7〜40重量%、アク
リレートまたはメタアクリレ−ト系樹脂を5〜15重量
%より好ましくは7〜12重量%、混合して用いること
もできる。この3つの樹脂を混合したものは理由はさだ
かではないが、前記の単独樹脂あるいは共重合樹脂、混
合樹脂組成にくらべ溶融流動特性が格段に良く、また、
シ−ト成形時の結晶化速度が抑制されるため冷却条件範
囲が広くなり平滑なシ−トが得やすくなる。このときポ
リフッ化ビニリデン樹脂が50重量%未満であるとシ−
ト成形性の点では好ましいが耐熱性が低下するので好ま
しくなく、80重量%を越えると耐熱性の点では好まし
いが、溶融流動特性が悪化したりシ−ト成形時の結晶化
速度の制御が難しくなるので好ましくない。また、フッ
化ビニリデンと4フッ化エチレンまたはフッ化ビニリデ
ンと6フッ化プロピレンとの共重合体が5重量%未満で
は3つの樹脂の相乗効果によると思われる流動特性が大
幅に悪化するので好ましくなく、45重量%を越えると
耐熱性が低下するので好ましくない。一方、アクリレー
トまたはメタアクリレ−ト系樹脂が5重量%未満では溶
融流動性およびシ−ト成形時の結晶化速度の抑制が難し
くなるので好ましくなく、15重量%を越えると耐熱
性、成形性(L/D)が悪化するので好ましくない。ア
クリレートまたはメタアクリレ−ト系樹脂にはポリメチ
ルメタクリレ−トやエチレンとアクリル酸またはメタア
クリル酸およびアクリル酸アルキルエステル樹脂などが
例示できる。本発明による発泡体は25%圧縮硬さが
0.2〜2kg/cm2 、成形性(L/D)が0.3〜0.
8,難燃性酸素指数が30以上、架橋度が20〜80
%,発泡倍率が3〜50倍であるものが好ましい。25
%圧縮硬さが0.2kg/cm2 未満では圧縮硬さとしては
低く柔らかい値であるが、フッ素系樹脂発泡体は剛性の
ある樹脂であるため回復性に乏しく、いわゆる“ヘタ
リ”を生じ形態保持性が悪化するので好ましくなく、他
方、2kg/cm2 を越えると剛性が顕著となり発泡体とし
ての緩衝性が低下するので好ましくない。
【0015】また、本発泡体はフッ素系樹脂の特徴であ
る耐熱性、難燃性を生かして、各種の成形法で成形して
使用されるが、成形性(L/D)が0.3未満では複雑
な形状に対応できないので好ましくない。一方、0.8
を越えると成形品の形状によっては極端に薄くなり形態
を保持できず補強材を用いることになるので好ましくな
い。
【0016】本発明の発泡体において難燃性酸素指数が
30未満では、電気絶縁性と高度の難燃性を同時に求め
られる分野の燃焼性で発煙現象のみならず高温領域で発
火現象を伴って燃焼するようになるので好ましくない。
本発明の発泡体の架橋度が20%未満では成形加工性の
点では好ましいが、架橋度が低いためにおこる発泡体表
面からの発泡ガスの逸散による気泡破れが生じるので好
ましくない。一方、80%を越えると耐熱性、引張り強
度は向上するので好ましいが引張り伸びが低下するので
結果的に成形性が低下するので好ましくない。
【0017】発泡倍率が3倍未満では剛性が顕著となり
連続シ−ト状に得られてもロ−ル状に巻取りが困難とな
り実質的に連続シ−ト状で供給できないので好ましくな
い。一方、50倍を越えると発泡体の気泡膜が極端に薄
くなるため機械的強度の低下や成形性が低下するので好
ましくない。本発明の発泡体は耐熱性、具体的には12
0℃下での熱収縮率が3%以下でないと使用される分野
が制限されるので好ましくない。
【0018】また、溶融初期トルクは、1.3〜3.0
kg・cm、好ましくは1.5〜2.0kg・cmであ
る。溶融初期トルクが3.0kg・cm、をこえると、
押出時の剪段発熱により発泡剤が分解し、発泡用シート
に気泡を含んだものとなるので好ましくない。
【0019】本発明の発泡体には発泡体の特性を損なわ
ない範囲で無機系の微粉充填剤、着色剤、フッ素系界面
活性剤からなる帯電防止剤、公知のチオ系、ヒンダ−ド
フェノ−ル系熱安定剤、ヒドロ芳香族炭化水素化合物、
ビニル基を2個以上含有する反応性架橋助剤などの添加
剤が添加されていても良い。
【0020】本発明においては発泡体は架橋されている
ことが必要であるが、架橋方法としては電離性放射線を
照射して行う放射線架橋法が例示できるがパ−オキサイ
ド等の過酸化物も併用して行う事ができるが、放射線照
射量は2〜50Mradの範囲が好ましい。
【0021】本発明による発泡体の発泡方法は公知の方
法が適用でき、具体的には熱風発泡法、薬液浴上発泡法
などが上げられる。また、本発明による発泡体は連続シ
−ト状に巻き取ったのち樹脂の融点より20℃低い温度
で24時間アニリングすることにより、耐熱性、剛性、
強度などの特性を向上させることもできる。
【0022】次に本発明による連続シ−ト状フッ素系樹
脂架橋発泡体の製造方法について説明する。
【0023】フッ素系樹脂としてポリフッ化ビニリデン
樹脂80重量部とフッ化ビニリデンとテトラフロロエチ
レンとの共重比率が70/30の共重合樹脂粉末20重
量部に粒径が0.3〜3μmのタルク3重量部、分解型
発泡剤としてアゾジカルボンアミド11重量部、熱安定
剤としてIrganox1010を0.5重量部で総量
が200kgとなるように準備し、ヘンシェルミキサ−
に投入し、ミキサ−を回転させて温度が80℃以上に上
がらないように注意しながら混合を行い均一分散させ
る。この混合原料を発泡剤の分解しない温度に加熱した
ベント付き押出し機に導入し、セットされているTダイ
から押し出し、20℃の冷却ロ−ルで急速冷却して空気
巻込みによる気泡のない厚さが1.0mm、幅が430
mmの連続シ−ト状にして巻き取る。
【0024】このシ−トに電子線照射を行い発泡に適し
た架橋、すなわち発泡体としたときに架橋度が20〜8
0%となるように電子線を照射して架橋を付与する。こ
のシ−トを発泡剤の分解温度より30〜100℃高い温
度、具体的には250℃に加熱した熱風加熱方式の縦型
熱風発泡炉に連続的に導入して発泡させる。
【0025】このようにして得られた発泡体は厚みが
2.7mm,幅1250mm、発泡倍率が28倍、長さ
方向倍率3.5倍、幅方向倍率2.9倍の表面の平滑な
連続シ−ト状の発泡体である。
【0026】この発泡体は25%圧縮硬さが0.85kg
/cm2 ,成形性(L/D)が0.72、難燃性酸素指数
が42、架橋度が47%の発泡体である。
【0027】本発明による連続シ−ト状フッ素系樹脂発
泡体は弾力性、高難燃性、断熱性、耐薬品性、断熱性を
生かし、協賛やアルカリのメッキ浴の蓋、また、成形性
や樹脂本来の電気特性、特に低誘電率性を生かし,コン
ピュタ−配線カバ−(延焼防止材)や電線被覆材などの
電気関係、精密研磨用研磨布、貨客列車や航空機の空調
ダクト断熱材(延焼防止材)、自動車など車両エンジン
ル−ム仕切り板、金属板と複合成形した軽量簡易防火シ
ャッタ−、原子力発電関係の放射線暴露部断熱用として
無機繊維マットと張合わせた不燃性ボ−ド用裏打ち材あ
るいはパイプカバー等、金属板、金属フォイル、フィル
ム、無機繊維等との複合品で各種の分野に適応できる。
【0028】本発明における測定法、評価基準は次の通
りである。
【0029】1.25%圧縮硬さ JIS K6767に準じて測定した値。
【0030】2.成形性 直径5cmで深さを直径に対し、0.4、0.5,0.
6,0.7,0.8の比率に設定したカップ状の金型を
備えた真空成形機で150〜230℃に加熱、真空成形
し、発泡体が破れることなく成形された比率を成形性と
する。
【0031】3.難燃性酸素指数 ASTM D2863−70法により測定した値。
【0032】4.架橋度 発泡体を細断し、0.2g精秤する。このものを150
℃のテトラリン中に浸積し、攪拌しながら3時間加熱し
溶解部分を溶解せしめ、不溶部分を取り出しアセトンで
洗浄してテトラリンを除去後、純水で洗浄しアセトンを
除去して120℃の熱風乾燥機にて水分を除去して室温
になるまで自然冷却する。このものの重量(W1 )gを
測定し、次式で架橋度を求める。
【0033】架橋度 =(W1 /0.2)×100
(%) 5.発泡倍率 発泡用シ−トから10×10cmを切り出し、厚みt1
(cm)と重量 W1(g)を測定し、次式でシ−ト密
度を算出する。
【0034】 シ−ト密度(Sρ1 )=W1 /(10×10×t1 ) (g/cm3 ) さらに発泡体から10×10cmを切り出し、厚みt2
(cm)と重量 W2(g)を測定し、次式で本発明の
発泡体の密度を算出する。
【0035】 発泡体密度(Fρ1 )= W2 /(10×10×t2 ) (g/cm3 ) 上記のシ−ト密度、発泡体密度から次式で発泡倍率を算
出する。
【0036】発泡倍率 = Sρ1 /Fρ1 (倍) 6.MI ASTM D−1238−70に準拠(5kg荷重、2
30℃下) 7.表面平滑性 発泡体の表面にマジックインキの黒のインキ原液を10
cm2 以上塗布後、ガ−ゼで拭き取り、拭き取り後の表面
のインキ残り状態を次の基準で判定する。
【0037】◎−−10cm2 の表面にインキが全然残っ
ていない ○−−10cm2 の表面の気泡破れ部にインキが1〜5個
ある △−−10cm2 の表面の気泡破れ部にインキが5個以上
ある ×−−10cm2 の表面全体インキがある ○以上を合格とする 8.耐熱性 発泡体より正確に15×15cmに切り出し、厚みを測定
後、120℃の熱風オ−ブンに入れ1時間加熱した後、
取りだし、室温で2時間冷却した後、各寸法を測定し、
変化率を測定する。
【0038】縦、横、厚さの変化率が3%以上を不合格
とする。
【0039】9.溶融初期トルク 190℃に加熱したプラストミル(東洋精機株式会社製
No655)のミキサーに試料を90gを投入し、5分
間保持後、ローター回転数40rpm で混練りし、その時
のトルクを記録させ、ローター回転指導直後の値を溶融
トルクとする。
【0040】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説
明する。
【0041】実施例 1 ポリフッ化ビニリデン樹脂(Foraflon HD−
6000 MI 5)昭和電工株式会社)粉砕品180
重量部にアゾジカルボンアミド(AC−# 3永和化成工
業株式会社)12重量部、タルク(LM−R分級品 平
均粒径1.0μm 土屋カオリン株式会社)2重量部を
ヘンシェルミキサ−にて混合分散させ、このものをベン
ト付きの185℃に加熱した65mmφ2軸押出し機に
導入し、装着されたTダイより押出し、15℃の冷却ド
ラムで急速に冷却して厚さ1.9mm幅500mm,長
さ450mの発泡用未架橋シ−トを作成した。
【0042】このシ−トに両面から8.5Mradの電
子線を照射し、架橋せしめた。このシ−トを220〜2
35℃に加熱したシリコ−ン薬液発泡槽に連続的に導入
して発泡し、連続シ−ト状発泡体として200m長さロ
−ル7本の連続シ−ト状発泡体を得た。この製品の特性
を表2に示した。
【0043】実施例2〜5、比較例1〜5 表1に示したような成分を用い、表1に示したような方
法にて発泡体とし、得られた発泡体の特性を表2に示し
たなお、ローター回転数20rpmで混練りして、混練
り開始10分後のトルクでは、実施例1〜5、比較例1
〜5はそれぞれ2.2、1.6、1.8、1.2、0.
8、1.7、4.1、1.6、0.5、1.0(kg・
cm)であった。
【0044】
【表1】
【表2】
【0045】
【発明の効果】このように、実施例に示した本発明によ
る発泡体は微細で均一な気泡構造の連続シ−ト状発泡体
となり、卓越した難燃性、弾力性、成形加工性、溶融流
動特性に優れたフッ素系樹脂架橋発泡体である。
【0046】一方、比較例に示したフッ素系架橋発泡体
は公知方法によるものでは本発明による連続シ−ト状発
泡体は得られにくく、また、難燃性、弾力性、成形加
工、表面平滑性、耐熱性などを満足することのできない
ものであった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリフッ化ビニリデン系樹脂の電離性放
    射線架橋物を常圧下で加熱発泡した25%圧縮硬さが
    0.5〜2kg/cm2 、成形性(L/D)が0.3〜0.
    8,難燃性酸素指数が30以上,架橋度が20〜80
    %,発泡倍率が3〜50倍であることを特徴とする連続
    シ−ト状フッ素系樹脂架橋発泡体。
  2. 【請求項2】 請求項1においてポリフッ化ビニリデン
    系樹脂がフッ化ビニリデンと4フッ化エチレンまたはフ
    ッ化ビニリデンと6フッ化プロピレンとの共重合樹脂で
    共重合比率が70/30〜95/5であることを特徴と
    する連続シ−ト状フッ素系樹脂架橋発泡体。
  3. 【請求項3】 請求項1においてポリフッ化ビニリデン
    系樹脂がポリフッ化ビニリデン樹脂とフッ化ビニリデン
    と4フッ化エチレンまたはフッ化ビニリデンと6フッ化
    プロピレンとの共重合樹脂との混合物からなることを特
    徴とする連続シ−ト状フッ素系樹脂架橋発泡体。
  4. 【請求項4】 請求項1においてポリフッ化ビニリデン
    系樹脂がポリフッ化ビニリデン樹脂60〜95重量%、
    アクリレ−トまたはメタアクリレ−ト系樹脂が5〜40
    重量%の混合物からなることを特徴とする連続シ−ト状
    フッ素系樹脂架橋発泡体。
  5. 【請求項5】 請求項1においてポリフッ化ビニリデン
    系樹脂がポリフッ化ビニリデン樹脂が50〜80重量
    %、ポリフッ化ビニリデン樹脂とフッ化ビニリデンと4
    フッ化エチレンまたはフッ化ビニリデンと6フッ化プロ
    ピレンとの共重合樹脂が5〜45重量%、アクリレ−ト
    またはメタアクリレ−ト系樹脂が5〜15重量%の混合
    樹脂組成からなることを特徴とする連続シ−ト状フッ素
    系樹脂架橋発泡体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8410187B2 (en) 2009-03-10 2013-04-02 Jsp Corporation Polyvinylidene fluoride resin expanded beads, and molded articles of polyvinylidene fluoride resin expanded beads
WO2018159634A1 (ja) 2017-02-28 2018-09-07 積水化学工業株式会社 架橋ポリフッ化ビニリデン系樹脂発泡シート及びその製造方法
CN112592549A (zh) * 2020-11-23 2021-04-02 深圳市长园特发科技有限公司 一种辐射交联聚偏氟乙烯发泡材料及其制备方法

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