JPH07110550B2 - 転写フィルム - Google Patents
転写フィルムInfo
- Publication number
- JPH07110550B2 JPH07110550B2 JP63215629A JP21562988A JPH07110550B2 JP H07110550 B2 JPH07110550 B2 JP H07110550B2 JP 63215629 A JP63215629 A JP 63215629A JP 21562988 A JP21562988 A JP 21562988A JP H07110550 B2 JPH07110550 B2 JP H07110550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- layer
- transfer film
- transfer
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Printing Methods (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、三次元成形品に絵付けを行なうための転写フ
ィルムに関するものであり、詳しくは、熱により変形し
易い成形性の良好なプラスチックフィルムを基材とした
転写フィルムに関するものである。
ィルムに関するものであり、詳しくは、熱により変形し
易い成形性の良好なプラスチックフィルムを基材とした
転写フィルムに関するものである。
<従来技術> 従来から転写フィルムとしては、ポリエステルフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、
紙とこれらの積層フィルム、または紙を基材とし、剥離
面に剥離剤を設けたものが用いられている。これらの転
写フィルムは、被転写面の形状が平面であれば確実に絵
付けできるが、被転写体の被転写面の形状が複雑な曲
面、いわゆる三次元成形品に転写することは不可能であ
った。
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、
紙とこれらの積層フィルム、または紙を基材とし、剥離
面に剥離剤を設けたものが用いられている。これらの転
写フィルムは、被転写面の形状が平面であれば確実に絵
付けできるが、被転写体の被転写面の形状が複雑な曲
面、いわゆる三次元成形品に転写することは不可能であ
った。
また、三次元成形品の被転写面にラミネートにより絵付
けを行なうには、転写フィルムの基材に熱成形性の良好
な例えばポリ塩化ビニルフィルムを用いれば可能である
が、転写により絵付けする場合は、ポリ塩化ビニルフィ
ルムからなる基材と転写用インキとして一般的な塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂をバインダ
ー樹脂としたインキからなる絵柄層との剥離が不十分で
転写絵付けを行なうことができなかった。
けを行なうには、転写フィルムの基材に熱成形性の良好
な例えばポリ塩化ビニルフィルムを用いれば可能である
が、転写により絵付けする場合は、ポリ塩化ビニルフィ
ルムからなる基材と転写用インキとして一般的な塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂をバインダ
ー樹脂としたインキからなる絵柄層との剥離が不十分で
転写絵付けを行なうことができなかった。
このため、基材と絵付層の剥離を確実にするため、基材
と絵付層の間に剥離層を設けた構成が考えられるが、熱
成形性の良好な基材は、前述のポリエステルフィルムと
違う密着し易い、剥離層として用いる樹脂が限定されて
しまっていた。
と絵付層の間に剥離層を設けた構成が考えられるが、熱
成形性の良好な基材は、前述のポリエステルフィルムと
違う密着し易い、剥離層として用いる樹脂が限定されて
しまっていた。
さらにこれらの樹脂からなる剥離層は、前述の転写用イ
ンキに対して密着性が悪いうち、耐溶剤性も不十分で、
後工程で塗装を行った場合、表面状態の悪化させる原因
ともなっていた。
ンキに対して密着性が悪いうち、耐溶剤性も不十分で、
後工程で塗装を行った場合、表面状態の悪化させる原因
ともなっていた。
<解決しようとする課題> 成形性の良好なプラスチックフィルムを基材とした三次
元成形品に絵付けを行なう転写フィルムで、転写性が良
く、層間密着性の問題がなく、かつ転写後、塗装適性を
備えた三次元成形品への絵付けが可能な使用し易い転写
フィルムを提供することを目的とする。
元成形品に絵付けを行なう転写フィルムで、転写性が良
く、層間密着性の問題がなく、かつ転写後、塗装適性を
備えた三次元成形品への絵付けが可能な使用し易い転写
フィルムを提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案は、異なる樹脂間の密着性の悪さを利用し、転写
用インキとして一般的な塩酢ビ・アクリル系樹脂からな
るインキからなる絵柄層に対して、ポリアミド系樹脂、
塩素化ポリプロピレン系樹脂、塩素化エチレン酢ビ樹
脂、硝化綿系樹脂、酢酸セルロース系樹脂、ウレタンエ
ラストマー等の樹脂を離型層とし、絵柄層と離型層との
層間で剥離を容易にすると共に、基材と離型層との密着
性を保つため、、ウレタン系樹脂をアンカー剤層として
用いた転写フィルムである。
用インキとして一般的な塩酢ビ・アクリル系樹脂からな
るインキからなる絵柄層に対して、ポリアミド系樹脂、
塩素化ポリプロピレン系樹脂、塩素化エチレン酢ビ樹
脂、硝化綿系樹脂、酢酸セルロース系樹脂、ウレタンエ
ラストマー等の樹脂を離型層とし、絵柄層と離型層との
層間で剥離を容易にすると共に、基材と離型層との密着
性を保つため、、ウレタン系樹脂をアンカー剤層として
用いた転写フィルムである。
転写フィルムの具体的な構成は、第1図に示すように、
基材1、アンカー剤層2、離型層3、絵柄層4、または
第2図に示すようにさらに接着剤層5を順次設けてな
る。
基材1、アンカー剤層2、離型層3、絵柄層4、または
第2図に示すようにさらに接着剤層5を順次設けてな
る。
ここで、基材1は、50〜300μの厚さで熱成形性の良好
なポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル
ニトリル系樹脂、ABS樹脂の中から適宜選択して用いれ
ばよい。
なポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル
ニトリル系樹脂、ABS樹脂の中から適宜選択して用いれ
ばよい。
アンカー剤層2は、離型層3を基材1との密着性を保つ
ためのもので、ウレタン系樹脂が適している。
ためのもので、ウレタン系樹脂が適している。
また、離型層3は、絵柄層4を形成するインキ樹脂と密
着性が悪く、かつ耐熱性があり、伸びのよい樹脂が適当
で、具体的には、ポリアミド系樹脂、塩素化ポリピレン
系樹脂、塩素化エチレン酢ビ系樹脂、硝化綿系樹脂、酢
酸セルロース系樹脂、ポリビニルチラール系樹脂、セル
ロース・アセテート・プロピオネート樹脂、ポリウレタ
ンエラトマーおよびこれらを組み合わせて使用できる。
着性が悪く、かつ耐熱性があり、伸びのよい樹脂が適当
で、具体的には、ポリアミド系樹脂、塩素化ポリピレン
系樹脂、塩素化エチレン酢ビ系樹脂、硝化綿系樹脂、酢
酸セルロース系樹脂、ポリビニルチラール系樹脂、セル
ロース・アセテート・プロピオネート樹脂、ポリウレタ
ンエラトマーおよびこれらを組み合わせて使用できる。
上記アンカー剤層2および離型層3は、グラビア印刷法
またはロールコーター法により設けるのが好ましく、塗
布量は5〜20g/m2(wet)の範囲が適当である。
またはロールコーター法により設けるのが好ましく、塗
布量は5〜20g/m2(wet)の範囲が適当である。
絵柄層4は、グラビア印刷法、オフセット印刷法、フレ
キソ印刷法、シルク印刷法のいずれの方式でもよいが、
用いるインキは、印刷適性、耐熱性、柔軟性、耐溶剤性
の優れたもので、具体的には、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、またはこれらを組
み合わた樹脂からなるインキを用いる。
キソ印刷法、シルク印刷法のいずれの方式でもよいが、
用いるインキは、印刷適性、耐熱性、柔軟性、耐溶剤性
の優れたもので、具体的には、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、またはこれらを組
み合わた樹脂からなるインキを用いる。
そして、接着剤層5は、被転写体である形成品の材質に
より異なるが、ウレタン系樹脂、塩ビ・酢ビ系樹脂、ア
クリル系樹脂、エチレン酢ビ系樹脂、ポリエステル系樹
脂のいずれが、形成品に材質に応じて適宜選択すればよ
い。
より異なるが、ウレタン系樹脂、塩ビ・酢ビ系樹脂、ア
クリル系樹脂、エチレン酢ビ系樹脂、ポリエステル系樹
脂のいずれが、形成品に材質に応じて適宜選択すればよ
い。
この溶着剤層5は、グラビア印刷法、シルク印刷法、ま
たはロールコート法により設けることができ、塗布量
は、2〜20g/m2(dry)の範囲が適当である。
たはロールコート法により設けることができ、塗布量
は、2〜20g/m2(dry)の範囲が適当である。
ここで、成形品の表面に接着剤をスプレー法やディッピ
ング法により塗布する場合は、転写フィルムに接着剤層
を設けなくともよい。
ング法により塗布する場合は、転写フィルムに接着剤層
を設けなくともよい。
次に、本発明の転写フィルムを用いた絵付方法について
説明する。
説明する。
例えば、第3図に示す装置は、上部にヒータ50、株に成
形品Bを載置する架台60を有し、そして中央に転写フィ
ルムAを挟み込めるように2分された上チャンバーとか
らなる。そして、上チャンバー20および下チャンバー21
とからなる。そして、上チャンバー20および下チャンバ
ー21には、それぞれ開閉バルブ22A、22Bを有するパイプ
23A、23Bを設けられ、かつ、バルブ24A、24Bを有するパ
イプ25A、25Bを通して真空パイプ30に連続している。
形品Bを載置する架台60を有し、そして中央に転写フィ
ルムAを挟み込めるように2分された上チャンバーとか
らなる。そして、上チャンバー20および下チャンバー21
とからなる。そして、上チャンバー20および下チャンバ
ー21には、それぞれ開閉バルブ22A、22Bを有するパイプ
23A、23Bを設けられ、かつ、バルブ24A、24Bを有するパ
イプ25A、25Bを通して真空パイプ30に連続している。
さらに、上チャンバー20からのパイプ25Aからバルブ26A
を有するパイプ27を通して加熱空気タンク40に連結して
いる。
を有するパイプ27を通して加熱空気タンク40に連結して
いる。
第5図の装置を用いて、三次元形成品に絵付するには、
まず、上チャンバー20と下チャンバー21の間に転写フィ
ルムAを成形品B側に接着剤面がくるように固定し、ヒ
ータ50により転写フィルムAを加熱し、軟化させると共
に接着剤を活性化する。
まず、上チャンバー20と下チャンバー21の間に転写フィ
ルムAを成形品B側に接着剤面がくるように固定し、ヒ
ータ50により転写フィルムAを加熱し、軟化させると共
に接着剤を活性化する。
上記加熱中にバルブ24A、24Bを開き、上チャンバー20と
下チャンバー21とに囲まれた空間の空気を吸引し、減圧
状態としておく。
下チャンバー21とに囲まれた空間の空気を吸引し、減圧
状態としておく。
そして、転写フィルムAが軟化したらバルブ24Aを閉じ
ると共に、バルブ26Aを開き、加熱空気タンク40から加
熱空気を瞬時に上チャンバー20内に送る。
ると共に、バルブ26Aを開き、加熱空気タンク40から加
熱空気を瞬時に上チャンバー20内に送る。
この時加熱空気の温度、圧力は、転写フィルムの種類、
成形品の種類、性質、および減圧状態のチャンバー内に
空気を送り込んだ時に生じる断熱膨張による冷却を考慮
して設定する。
成形品の種類、性質、および減圧状態のチャンバー内に
空気を送り込んだ時に生じる断熱膨張による冷却を考慮
して設定する。
前記のように加熱空気を送り、成形品の表面に転写フィ
ルムを密着させたら、バルブ26Aを閉じ、バルブ22A、22
Bおよび24Aを開き、上チャンバー20、下チャンバー21内
に外気を導入し、転写フィルムAの温度を下げ、成形品
Bの表面に固定後、基材を剥離し、絵柄層のみを成形品
の表面に転写絵付をする。
ルムを密着させたら、バルブ26Aを閉じ、バルブ22A、22
Bおよび24Aを開き、上チャンバー20、下チャンバー21内
に外気を導入し、転写フィルムAの温度を下げ、成形品
Bの表面に固定後、基材を剥離し、絵柄層のみを成形品
の表面に転写絵付をする。
<作用> 転写する際、従来のように絵柄層と共に剥離層を成形品
に転写する構成でなく、離型層は、転写の際、基材と共
に除去され、絵柄層のみが転写されている。
に転写する構成でなく、離型層は、転写の際、基材と共
に除去され、絵柄層のみが転写されている。
<実施例> 厚さが180μである耐熱性塩化ビニルフィルムからなる
基材にグラビア印刷法により、ウレタン系樹脂からなる
アンカー剤層および塩素化ポリプロピレン系樹脂からな
る離型層をそれぞれ8g/m2(wet)塗布し、形成した。
基材にグラビア印刷法により、ウレタン系樹脂からなる
アンカー剤層および塩素化ポリプロピレン系樹脂からな
る離型層をそれぞれ8g/m2(wet)塗布し、形成した。
次にシルクスクリーン印刷法により塩酸ビ・アクリル樹
脂を含むインキで絵柄層、およびウレタン系樹脂からな
る接着剤層を設け、転写フィルムを製造した。
脂を含むインキで絵柄層、およびウレタン系樹脂からな
る接着剤層を設け、転写フィルムを製造した。
この転写フィルムを、第3図に示すように載置後、三次
元成形品の被転写面に密着、冷却後、基材を剥離したと
ころ、絵柄層は全て被転写面に転写し、基材には残らな
かった。
元成形品の被転写面に密着、冷却後、基材を剥離したと
ころ、絵柄層は全て被転写面に転写し、基材には残らな
かった。
<効果> 本発明の転写フィルムは、以上に構成からなるので、簡
単な構成でありながら、絵柄層のみ良好な転写が可能と
なった。
単な構成でありながら、絵柄層のみ良好な転写が可能と
なった。
また、簡単な構成なので、従来の転写フィルムと比較し
て安価に製造できるので、使い易いものとなった。
て安価に製造できるので、使い易いものとなった。
さらに、剥離層を用いず、絵柄層のみ転写するので、従
来剥離層の悪影響である層間剥離、後塗装適性の問題が
ないうえ、印刷の省略による作業性の向上、収率の向上
が計れた。
来剥離層の悪影響である層間剥離、後塗装適性の問題が
ないうえ、印刷の省略による作業性の向上、収率の向上
が計れた。
第1図および第2図は、本発明の実施例を示す断面図、
第3図は、本発明の転写フィルムを用いて転写を行なう
装置の一例を示す説明図である。 1……基材、2……アンカー剤層 3……離型層、4……絵柄層 5……接着剤層
第3図は、本発明の転写フィルムを用いて転写を行なう
装置の一例を示す説明図である。 1……基材、2……アンカー剤層 3……離型層、4……絵柄層 5……接着剤層
Claims (1)
- 【請求項1】厚さ50〜300μの熱成形性の良好なプラス
チックフィルムを基材とし、該基材上にアンカー剤層、
離型層を設け、さらに該離型層上に塩化ビニル系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂の少なくとも一つを
含有するインキにより形成した絵柄層、接着剤層を設け
た三次元成形品絵付用転写フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63215629A JPH07110550B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 転写フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63215629A JPH07110550B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 転写フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0262289A JPH0262289A (ja) | 1990-03-02 |
| JPH07110550B2 true JPH07110550B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=16675569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63215629A Expired - Lifetime JPH07110550B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 転写フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110550B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2983242B2 (ja) * | 1990-03-09 | 1999-11-29 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート及びその製造方法 |
| JP3666699B2 (ja) * | 1996-07-18 | 2005-06-29 | 大日本印刷株式会社 | 蓋材 |
| CN103753993B (zh) * | 2014-01-28 | 2016-01-13 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 三维件热转印方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133456A (ja) * | 1975-03-06 | 1976-03-22 | Hiab Foco Ab | Enkakusosashikiniageyofutsuku |
| JPS60157298U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 大日本印刷株式会社 | 転写シ−ト |
| JPH0521437Y2 (ja) * | 1985-07-19 | 1993-06-01 |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63215629A patent/JPH07110550B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262289A (ja) | 1990-03-02 |
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