JPH07110656A - タグ基材、クリーニング用タグ及びその固定方法 - Google Patents

タグ基材、クリーニング用タグ及びその固定方法

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JPH07110656A
JPH07110656A JP27755293A JP27755293A JPH07110656A JP H07110656 A JPH07110656 A JP H07110656A JP 27755293 A JP27755293 A JP 27755293A JP 27755293 A JP27755293 A JP 27755293A JP H07110656 A JPH07110656 A JP H07110656A
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洋三 大石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐水性、耐溶剤性及び耐薬品性に優れ、ドラ
イ式とランドリー式の両クリーニング方式に供しえて、
粘着層を介した貼合せ取付け方式のクリーニング用タグ
が得られるタグ基材の開発。 【構成】 式:CH2=CHCOO(C5H10COO)x
H又は/及びCH2=CHCOO(CH2)yO(CH2)
zH(ただし、xは1〜10、yは1〜2、zは1〜4
の整数である。)で表されるアクリル系モノマー単位を
50〜100重量%含有するポリマーを主成分とする粘
着層A(2)と、これとは別種の耐水性、耐溶剤性、耐
薬品性を備えた粘着層B(3)とをシート(1)の片側
にその表面と接する状態で有する耐洗性のタグ基材。 【効果】 POSシステムを利用した洗濯物の管理等に
容易に適用できて店頭で必要な情報を髄時に記入でき、
必要なタグの種類を減少できて在庫管理等の手間を低減
できる、粘着層を介した貼合せ取付け方式のドライ・ラ
ンドリー両用のクリーニング用タグが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着層を介した貼合せ
方式で被洗物に取り付けてドライクリーニングとランド
リークリーニングの両方に供することができるクリーニ
ング用タグが得られるタグ基材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙やプラスチックからなるシート
に耐水性、耐溶剤性、耐薬品性を備えた粘着層を設けて
なるタグ基材に、静電写真方式でバーコード等を印刷し
たクリーニング用タグが知られていた(特開平3−24
7399号公報、特開平4−9200号公報)。これは
タグを粘着層を介しリング状に貼合せて被洗物に取り付
けうるようにして、被洗物の損傷や取付け作業者の腱鞘
炎等の負傷を生じやすく取付け・取外し作業の能率にも
劣るステープルによる取付けを不要としたものである。
【0003】しかしながら、前記の粘着層を介した取付
け方式では、ドライクリーニングとランドリークリーニ
ングの両方に供することができるクリーニング用タグを
形成することが困難な問題点があった。
【0004】すなわち前記の特開平3−247399号
公報では、メチル基、エチル基又はブチル基を有するア
クリル系アルキルエステルを成分とするベースポリマー
を用いた粘着剤、特開平4−9200号公報では所定量
のカルボキシル基を含有するベースポリマーを用いた粘
着剤で耐水性、耐溶剤性、耐薬品性、耐油性、耐熱性の
粘着層を形成することを提案するが、それらの粘着層で
はドライクリーニング時又はランドリークリーニング時
の何れかで粘着層を介した貼合せ状態が解かれてタグが
被洗物より脱落することが多発し、実用的でない問題点
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被洗物をド
ライ式とランドリー式の両クリーニングに供して洗濯処
理することが多くあり、またドライ用とランドリー用の
別種のタグを準備して使い分けることもトラブル発生の
原因となりやすいことなどに鑑み、ドライクリーニング
とランドリークリーニングの両方に供することができ
る、粘着層を介した貼合せ取付け方式のクリーニング用
タグを得ることができるタグ基材の開発を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、式:CH2=
CHCOO(C5H10COO)xH又は/及びCH2=C
HCOO(CH2)yO(CH2)zH(ただし、xは1〜
10、yは1〜2、zは1〜4の整数である。)で表さ
れるアクリル系モノマー単位を50〜100重量%含有
するポリマーを主成分とする粘着層Aと、これとは別種
の耐水性、耐溶剤性、耐薬品性を備えた粘着層Bとをシ
ートの片側にその表面と接する状態で有することを特徴
とする耐洗性のタグ基材を提供するものである。
【0007】
【作用】上記構成の粘着層Aと粘着層Bを設けてそれら
を介しタグ基材を貼合せて被洗物に取付ける方式とする
ことにより、ドライ式とランドリー式の両クリーニング
方式に供して洗濯処理しても貼合せ状態が解かれて被洗
物より脱落することがない、従ってドライクリーニング
とランドリークリーニングの両方に供することができ
る、粘着層を介した貼合せ取付け方式のクリーニング用
タグを得ることができる。
【0008】
【実施例】本発明のタグ基材は、その片側に式:CH2
=CHCOO(C5H10COO)xH又は/及びCH2=
CHCOO(CH2)yO(CH2)zH(ただし、xは1
〜10、yは1〜2、zは1〜4の整数である。)で表
されるアクリル系モノマー単位を50〜100重量%含
有するポリマーを主成分とする粘着層Aと、これとは別
種の耐水性、耐溶剤性、耐薬品性を備えた粘着層Bとを
シート表面と接する状態で有する耐洗性のものである。
【0009】本発明のタグ基材を図1に例示した。1が
シート、2が粘着層A、3が粘着層Bである。なお4は
セパレータ、5は必要に応じて設けられるミシン目等の
折り線でありタグ基材の折曲げ性の向上を目的とする。
【0010】シートとしては、例えば耐水性、耐溶剤
性、耐薬品性等を備えた、紙、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、ポリアミド、ポリイミド、フッ素系樹脂等のプ
ラスチック、あるいはそれらの複合体などの洗濯に耐え
る適宜なものからなっていてよい。シート厚は、強度や
柔軟性等の点より5〜500μm、就中20〜250μm
が一般的であるが、使用目的に応じて適宜に決定してよ
い。
【0011】好ましく用いうるシートは、片側に熱転写
記録方式による印字が可能なポリマーからなるインク受
容層を設けた紙系シートである。その例を図2に示し
た。11が紙系ベース、12がインク受容層である。か
かる紙系シートによれば、熱転写記録方式で情報を臨機
に、かつ鮮明に印字でき、しかもその付与印字の保存性
に優れて印刷面を露出させたままクリーニング等に供し
ても付与印字が消失せず、印刷面を保護カバーする必要
のないタグ基材を得ることができる。紙系ベースとして
は、坪量80〜200g、就中100〜150gの上質
紙等からなる耐洗紙、プラスチックフィルムのラミネー
ト紙やコーティング紙などがあげられる。
【0012】前記において、坪量が80g未満の耐洗紙
の如く、剛性が不足すると例えばクリーニング用タグと
した場合に衣類のボタン孔やベルト止め等に通す際に折
曲がり等でスムーズに通すことができないなど取扱性や
作業性に乏しく、また強度不足で洗濯中にタグがちぎれ
る問題が発生しやすくなる。一方、坪量が200gを超
える耐洗紙の如く、剛性が強過ぎると粘着層を介してリ
ング状(ループ状)に端部接着した際に反発力で剥がれ
て被洗物等の被着体より脱落するなどの不都合を生じや
すくなる。
【0013】インク受容層は、熱転写記録方式による印
字が可能なポリマーをコーティング方式、ディッピング
方式、スクリーン方式等の適宜な方式で塗布することに
より形成することができる。前記のポリマーとしては、
例えばポリウレタン、ポリアミド、特に芳香族ポリアミ
ド、ポリエチレンテレフタレートの如く熱転写記録方式
におけるインクリボンないしそのインクと相溶性のよい
ものが好ましく用いられ、特に耐熱性に優れるものが好
ましい。
【0014】インク受容層の厚さは、0.1〜10μm
が一般的であるが、印字性や画像保存性等の点より例え
ば1.7〜3.0μm程度の中心線表面粗さを有するこ
とが好ましい。かかる場合には、熱転写により形成した
パターンの上に保護カバーを設けなくてもクリーニング
に耐えてパターンが消失しないものとすることができ
る。
【0015】プラスチック系シートや前記のインク受容
層は、付与パターンのコントラスト向上やタグの視認性
向上等を目的に着色されていてもよい。その色は任意で
あるが、バーコード印字に対してはその判読性の点より
淡色系が好ましい。着色方式は、例えば有機系や無機系
の顔料や染料等からなる着色剤の添加方式や塗布方式な
ど、任意である。
【0016】ちなみに白色系の着色剤としては、例えば
チタニア、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、アル
ミナ、ジルコニア、酸化ケイ素、チタン酸バリウムの如
きセラミック粉末、炭酸カルシウム、酸化チタン、タル
ク、CoO−Al2O3、NiO2−CrO3、MnO2−Cr2O
3、CoO−MnO2−CrO−Fe2O3の如き顔料、アルミ
ニウム、ステンレス、鉄、クロム、ニッケル、銀、金の
如き金属の粉末などがあげられる。
【0017】粘着層Aは、特に耐溶剤性に優れており、
例えばドライクリーニングにおけるテトラクロロエチレ
ン、トリクロロエタン、フッソ系溶剤、石油系溶剤など
の溶剤に耐える特性を発揮するもので、これは式:CH
2=CHCOO(C5H10COO)xH又は/及びCH2=
CHCOO(CH2)yO(CH2)zH(ただし、xは1
〜10、yは1〜2、zは1〜4の整数である。)で表
されるアクリル系モノマー単位を50〜100重量%含
有するポリマーを主成分に用いた粘着剤にて形成され
る。
【0018】前記ポリマーに共重合させうるモノマーと
しては、例えばエチル基、プロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、イソアミル基、ヘキシル基、2−エチルヘキ
シル基、イソオクチル基、イソノニル基、イソデシル基
の如きアルキル基を有するアクリル酸やメタクリル酸の
エステル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イ
タコン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、スチレン、N−ビニルピロリ
ドン、N−メチロールアクリルアミド、アクリル酸グリ
シジル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、ア
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシプロピル、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、2−メタクリロイルオキシエチルイソシ
アネートなどのアクリル系粘着剤に使用されることのあ
るものなどがあげられる。
【0019】粘着層Bは、粘着層Aとは別種の、耐水
性、耐溶剤性、耐薬品性等を備えた例えば天然ゴムやス
チレン・ブタジエンゴム等の種々のゴム系ポリマーを主
成分とするゴム系や、ポリビニルエーテル系、アクリル
系などの適宜な粘着剤にて形成することができる。従っ
て従来のクリーニング用タグで公知の粘着剤のいずれも
用いうる。粘着層Bは、メタケイ酸ソーダ等の洗剤の水
溶液に耐えてランドリークリーニング等に耐える特性を
与える。
【0020】なお本発明において粘着層A、粘着層Bの
形成に用いる粘着剤は、例えばテルペン系、テルペンフ
ェノール系、クマロンインデン系、スチレン系、ロジン
系、キシレン系、フェノール系、石油系等の樹脂や室温
液状系樹脂などからなる粘着付与剤、プロセスオイル、
ポリエステル系可塑剤、ポリブテン、液状ゴムなどから
なる軟化剤、ポリイソシアネート、メラミン系樹脂、エ
ポキシ系樹脂ないしアミン・エポキシ系樹脂、過酸化
物、金属キレート化合物などからなる架橋剤、その他、
酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、顔料、増
量剤などの粘着剤に添加されることのある種々の配合剤
を通常量含有していてもよい。
【0021】特に架橋剤の配合、あるいは紫外線や放射
線、自己架橋方式等のその他の適宜な方式で架橋構造の
粘着層A又は/及び粘着層Bとすることは、耐水性、耐
溶剤性、耐薬品性、耐熱性の向上、ひいては耐洗性の向
上に有利である。
【0022】本発明のタグ基材は、シートの片側に粘着
層Aと粘着層Bを設けることにより形成することができ
る。粘着層の付設は、粘着剤の塗布方式や、セパレータ
上に設けた粘着層の移着方式などの適宜な方式で行って
よい。粘着層A,Bの接着力は、通例20〜2000g
/20mm(180度剥離、剥離速度300mm/分)が好
ましい。なお粘着層は、実用に供するまでの間、図1に
例示の如くセパレータ4等で保護しておくことが好まし
い。
【0023】粘着層の厚さは、5〜100μmが一般的
であるが、これに限定されず必要な接着力等に応じて適
宜に決定してよい。粘着層Aと粘着層Bは、それらをタ
グのリング状貼合せにおいてタグの他部と直接接着でき
るようにそれぞれが図1に例示の如くシート表面と接す
る状態に設けられる。すなわち粘着層Aと粘着層Bの全
面が重畳して、一方が他方の全面を被覆することのない
ように設けられる。
【0024】取付け作業性等の点より好ましい粘着層A
と粘着層Bの配置は、図例の如く粘着層Aと粘着層Bを
並列させてタグ基材の片側の端部に設けた状態である。
また本発明においては、図2に例示の如く紙をタグ基材
のベースとする場合には、少なくとも粘着層B3の付設
箇所又は/及び貼合せ箇所にプラスチック被覆層13,
14を有するものを用いることが耐洗性の点より好まし
い。
【0025】プラスチック被覆層の形成は、例えばポリ
アミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリプロピレン
等からなる適宜なプラスチックを用いてコーティング方
式やフィルムラミネート方式などの適宜な方式で行うこ
とができる。厚さは、100μm以下、就中0.1〜5
0μmが一般的であるが、これに限定されない。なおプ
ラスチック被覆層の形成にはホットメルト系接着剤など
も用いうる。
【0026】本発明においては図3に例示の如く、紙1
5の片面の全面にプラスチック被覆層16を設けたシー
ト1を用いてもよい。また接着力の向上、ひいては耐洗
性等の向上を目的に、プラスチック被覆層の表面をコロ
ナ等による放電加工処理又は/及びマット処理してもよ
い。かかる放電加工処理、マット処理は、プラスチック
からなるシートを用いる場合にも有効である。
【0027】本発明のタグ基材は、例えばクリーニング
用タグ、放熱板等の組立部品用タグ、ワイヤーハーネス
等の接続用タグなどの物品の管理等を目的としたものな
ど、種々の目的を有するタグの形成に用いることがで
き、特にドライ式とランドリー式の両クリーニング方式
に供する場合の如く、耐水性、耐溶剤性、耐薬品性が要
求される用途に好ましく用いうる。耐熱性が要求される
用途に用いることも可能である。
【0028】タグの形成は例えば、タグ基材の片面又は
両面、一般にはタグ基材の粘着層を有しない側に必要な
パターンないし情報を付与することにより行うことがで
きる。パターン等の形成方式は任意であるが、上記した
熱転写方式によるパターン形成は能率性や種々のパター
ン等の形成性等の点より好ましい。形成するパターン
は、バーコードパターンなど任意である。なお前記の熱
転写方式では適宜な市販のプリンターやインクリボンを
用いうる。就中、耐擦過性のインクリボンが好ましく用
いうる。
【0029】タグの寸法、よってタグ基材の寸法は任意
であり、使用目的に応じて適宜な寸法、及び形態とする
ことができる。ちなみにクリーニング用の場合、ボタン
孔等への取付け性などの点より一般に5〜25mmの幅で
50〜200mm程度の長さとされる。
【0030】本発明のクリーニング用タグは、上記した
タグ基材に少なくともバーコードパターンを設けたもの
である。その他のパターンないし情報の付与は任意であ
る。かかるクリーニング用タグの被洗物への固定は、例
えば被洗物のボタン孔やベルト止め等の孔にタグを通し
て図4に例示の如くリング状の形態に成形して、その粘
着層Aと粘着層Bを介し貼合せ、被洗物の一部に鎖状に
取り付けることにより行うことができる。
【0031】実施例1 スーパーカレンダー処理を施して中心線表面粗さを2.
19μmとした坪量1.35gの耐洗紙の片面にウレタ
ン樹脂を塗布量1.0g/m2で塗工し、120℃で架
橋処理して中心線表面粗さ2.00μmのインク受容層
を形成したのち、幅110mmにスリット加工し、その耐
洗紙の裏面の両端にポリアミド(ナイロン12)系ホッ
トメルト接着剤を幅10mmで熱ラミネートしてタグ基材
用のシートをロール状態に得た。
【0032】一方、アクリル酸2−エチルヘキシル系共
重合体を主成分とする幅10mm、厚さ30μmのアクリ
ル系両面粘着層(Bタイプ)をセパレータ上に形成し、そ
れを前記シートにおける一方のホットメルト接着剤層の
上にラミネートした後、幅9mm、厚さ60μmの粘着層
(Aタイプ)を前記アクリル系両面粘着層に隣接させて耐
洗紙上にラミネートし、タグ基材を得た。
【0033】なお前記の粘着層(Aタイプ)は、CH2=
CHCOO(C5H10COO)2H90部(重量部、以下
同じ)とアクリル酸10部からなるモノマー混合物にベ
ンゾフェノン(光重合開始剤)0.5部を加え紫外線を
予備照射して増粘後、三官能性ビニル系モノマー0.1
部を加えてセパレータ上に塗工し、紫外線を照射して架
橋重合させることにより形成した。
【0034】実施例2 耐洗紙の片面にウレタン樹脂を塗布量3.0g/m2で
塗工し、印刷側となる他面に同樹脂を1.0g/m2で
塗工して120℃で架橋処理したのち、粘着層付設面を
500W、3m/分の条件でコロナ処理したタグ基材用
のシートを用いたほかは、実施例1に準じてタグ基材を
得た。
【0035】実施例3 CH2=CHCOO(C5H10COO)2H90部に代え
て、CH2=CHCOOCH2O(CH2)2H60部、メ
タクリル酸メチル35部を用い、アクリル酸の使用量を
5部としたほかは実施例1に準じてAタイプの粘着層を
形成し、それを用いて実施例2に準じタグ基材を得た。
【0036】比較例1 Aタイプの粘着層の部分をBタイプの粘着層で置換した
ほかは実施例2に準じてタグ基材を得た。
【0037】比較例2 Bタイプの粘着層の部分をAタイプの粘着層で置換した
ほかは実施例2に準じてタグ基材を得た。
【0038】比較例3 Aタイプの粘着層の部分をBタイプの粘着層で置換した
ほかは実施例3に準じてタグ基材を得た。
【0039】比較例4 アクリル酸を10重量%含有するアクリル酸2−エチル
ヘキシル系共重合体を主成分とする粘着剤を用いて幅1
9mm、厚さ60μmのアクリル系両面粘着層をセパレー
タ上に形成し、それをA及びBタイプの粘着層と置換し
たほかは実施例2に準じてタグ基材を得た。
【0040】評価試験 実施例、比較例で得た幅110mmのタグ基材におけるイ
ンク受容層にバーコードプリンター(日東電工社製、デ
ュラプリンターS、以下同じ)にてバーコードを印字し
カットして幅10mm、長さ110mmのタグを得、それを
衣服のボタン孔又は衣服に止めた安全ピンに通して粘着
層を介しタグ両端をリング状に貼合せて取付け、それを
65℃のテトラクロロエチレンで30分間ドライクリー
ニングし、ついでそれを70℃の1%メタケイ酸ナトリ
ウム水溶液で30分間のランドリクリーニングに供し、
タグの脱落枚数を調べた。なお試験は、100ピースに
ついて行った。
【0041】結果を表1に示した。なおクリーニング試
験後におけるタグの判読性については、いずれの場合に
もバーコードが良好に存続して何の支障も生じなかっ
た。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、粘着層を介して取付け
処理できる耐水性、耐溶剤性及び耐薬品性に優れるタグ
基材を得ることができ、ドライクリーニングとランドリ
ークリーニングの両クリーニング方式に供して洗濯処理
しても粘着層を介したタグのリング状貼合せ状態が解か
れず、従って被洗物より脱落しない、粘着層を介した貼
合せ取付け方式のクリーニング用タグを得ることがで
き、POSシステムを利用した洗濯物の管理等に容易に
適用することができる。また、店頭で必要な情報を髄時
に記入できて必要なタグの種類を減少でき、在庫管理等
の手間を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の部分断面斜視図。
【図2】他の実施例の断面図。
【図3】さらに他の実施例の断面図。
【図4】固定方法の説明図。
【符号の説明】
1:シート 11:紙系ベース 12:インク受容層 13,14,16:プラスチック被覆層 15:紙 2:粘着層A 3:粘着層B 4:セパレータ 5:折り線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中司 洋 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式:CH2=CHCOO(C5H10CO
    O)xH又は/及びCH2=CHCOO(CH2)yO(C
    H2)zH(ただし、xは1〜10、yは1〜2、zは1
    〜4の整数である。)で表されるアクリル系モノマー単
    位を50〜100重量%含有するポリマーを主成分とす
    る粘着層Aと、これとは別種の耐水性、耐溶剤性、耐薬
    品性を備えた粘着層Bとをシートの片側にその表面と接
    する状態で有することを特徴とする耐洗性のタグ基材。
  2. 【請求項2】 片側に熱転写記録方式による印字が可能
    なポリマーからなるインク受容層を有し、かつ他方側の
    少なくとも粘着層Bの付設箇所又は/及び貼合せ箇所に
    プラスチック被覆層を有する紙系シートからなる請求項
    1に記載のタグ基材。
  3. 【請求項3】 プラスチック被覆層が放電加工処理又は
    /及びマット処理された請求項2に記載のタグ基材。
  4. 【請求項4】 バーコードパターンを有する請求項1〜
    3に記載のタグ基材からなることを特徴とするクリーニ
    ング用タグ。
  5. 【請求項5】 粘着層Aと粘着層Bを片側の端部に並列
    状態で有するタグ基材からなる請求項4に記載のクリー
    ニング用タグを前記両粘着層を介して貼合せる方式で被
    洗物の一部に鎖状に取り付けることを特徴とするタグ固
    定方法。
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Cited By (5)

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JPH106638A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Mitsubishi Paper Mills Ltd 記録用紙
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