JPH0711083A - Pbt/san/abs配合物の表面状態の改善法 - Google Patents
Pbt/san/abs配合物の表面状態の改善法Info
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- JPH0711083A JPH0711083A JP6038984A JP3898494A JPH0711083A JP H0711083 A JPH0711083 A JP H0711083A JP 6038984 A JP6038984 A JP 6038984A JP 3898494 A JP3898494 A JP 3898494A JP H0711083 A JPH0711083 A JP H0711083A
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- C08L25/02—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT) 、ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレングラフト共重合
体(ABS) 、及び、非グラフト化スチレン−アクリロニト
リル共重合体(SAN) の配合物を射出成形した場合に生じ
る皺状(chattering)の表面欠陥を改善する。 【構成】 所定剪断速度に於いて、ABS 及びSAN よりも
低いモベイ溶融粘度(Mobay melt viscosity)を有するPB
T を使用する。好適には、1,000 /秒の剪断速度に於い
て、500°Fでのモベイ溶融粘度は;PBT 自体は700
〜1,500 ポイズ、ABS とSAN との配合物は1,600 〜3,00
0 ポイズ、最終配合物は700 〜1,500 ポイズ、である。
クリロニトリル−ブタジエン−スチレングラフト共重合
体(ABS) 、及び、非グラフト化スチレン−アクリロニト
リル共重合体(SAN) の配合物を射出成形した場合に生じ
る皺状(chattering)の表面欠陥を改善する。 【構成】 所定剪断速度に於いて、ABS 及びSAN よりも
低いモベイ溶融粘度(Mobay melt viscosity)を有するPB
T を使用する。好適には、1,000 /秒の剪断速度に於い
て、500°Fでのモベイ溶融粘度は;PBT 自体は700
〜1,500 ポイズ、ABS とSAN との配合物は1,600 〜3,00
0 ポイズ、最終配合物は700 〜1,500 ポイズ、である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステル/ゴム変性
グラフト共重合体配合物に関し、特に改善された表面状
態(surface appearance)を示すポ
リブチレンテレフタレート/アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレングラフト共重合体配合物に関するもので
ある。
グラフト共重合体配合物に関し、特に改善された表面状
態(surface appearance)を示すポ
リブチレンテレフタレート/アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレングラフト共重合体配合物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高分子量ポリブチレンテレフタレート樹
脂(PBT)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ングラフト共重合体(ABS)、及び非グラフト化スチ
レン−アクリロニトリル共重合体(SAN)の配合物は
既知である。
脂(PBT)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ングラフト共重合体(ABS)、及び非グラフト化スチ
レン−アクリロニトリル共重合体(SAN)の配合物は
既知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かゝる配合物を射出成
形する場合、これらはしばしば皺状の(chattering)表面
欠陥を示す。特に、これらのPBT/SAN/ABS配
合物の射出成形では、より低い材料温度(460°F)
及びより高い射出速度(>2インチ/秒)において、皺
状の表面欠陥が生じることが多い。
形する場合、これらはしばしば皺状の(chattering)表面
欠陥を示す。特に、これらのPBT/SAN/ABS配
合物の射出成形では、より低い材料温度(460°F)
及びより高い射出速度(>2インチ/秒)において、皺
状の表面欠陥が生じることが多い。
【0004】したがって、射出成形後に改善された表面
状態を示すポリブチレンテレフタレート樹脂/アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレングラフト共重合体/非
グラフト化スチレン−アクリロニトリル共重合体配合物
を提供する必要がある。
状態を示すポリブチレンテレフタレート樹脂/アクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレングラフト共重合体/非
グラフト化スチレン−アクリロニトリル共重合体配合物
を提供する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリブチレン
テレフタレート樹脂、ゴム変性グラフト共重合体、及び
非グラフト化、ゴム不含硬質ビニル芳香族/シアン化ビ
ニル共重合体を含有してなる熱可塑性組成物であって、
しかも該組成物の射出成形時に該組成物の表面状態を改
善するために、ポリブチレンテレフタレートの剪断速度
におけるモベイ溶融粘度(Mobay melt viscosity)が該硬
質共重合体及びゴム変性グラフト共重合体の配合物の該
溶融粘度よりも十分低いものである熱可塑性組成物を提
供する。これらの組成物は成形製品の製造に有用であ
る。
テレフタレート樹脂、ゴム変性グラフト共重合体、及び
非グラフト化、ゴム不含硬質ビニル芳香族/シアン化ビ
ニル共重合体を含有してなる熱可塑性組成物であって、
しかも該組成物の射出成形時に該組成物の表面状態を改
善するために、ポリブチレンテレフタレートの剪断速度
におけるモベイ溶融粘度(Mobay melt viscosity)が該硬
質共重合体及びゴム変性グラフト共重合体の配合物の該
溶融粘度よりも十分低いものである熱可塑性組成物を提
供する。これらの組成物は成形製品の製造に有用であ
る。
【0006】
【実施例】ポリアルキレンテレフタレート及び特にポリ
ブチレンテレフタレート重合体のような熱可塑性ポリエ
ステルは当該技術において周知である。ポリブチレンテ
レフタレート重合体は、たとえばこゝに参考文献として
引用する米国特許第4,066,627号、同第4,1
84,033号、同第4,069,278号及び同第
4,593,077号明細書に一般的に記載されてい
る。
ブチレンテレフタレート重合体のような熱可塑性ポリエ
ステルは当該技術において周知である。ポリブチレンテ
レフタレート重合体は、たとえばこゝに参考文献として
引用する米国特許第4,066,627号、同第4,1
84,033号、同第4,069,278号及び同第
4,593,077号明細書に一般的に記載されてい
る。
【0007】ポリブチレンテレフタレートはそのジカル
ボン酸成分に基づいて少なくとも90モル%のテレフタ
ル酸残基及びそのジオール成分に基づいて少なくとも9
0モル%の1,4−ブタンジオール残基を含有する。ポ
リブチレンテレフタレートは、テレフタル酸残基に加え
て、10モル%までの他の芳香族、脂肪族又は脂環族ジ
カルボン酸、たとえばコハク酸、アジピン酸又はイソフ
タル酸残基を含有し得る。また、ポリブチレンテレフタ
レートは、ブタンジオール残基に加えて、10モル%ま
での次式: HO−Cn H2n−OH (式中、nは2ないし10の整数である)に相当し得る
別のジオールの残基、特に10モル%までのネオペンチ
ルグリコールのようなアルキル置換ジオールの残基を含
有し得る。2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサン
ジオール、2−エチル−1,3−プロパンジオール、
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、
2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−
2,4−ペンタンジオール又は2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオールも配合し得る(ドイツ公告第2,40
7,674号、同第2,407,776号及び同第2,
715,932号公報参照)。
ボン酸成分に基づいて少なくとも90モル%のテレフタ
ル酸残基及びそのジオール成分に基づいて少なくとも9
0モル%の1,4−ブタンジオール残基を含有する。ポ
リブチレンテレフタレートは、テレフタル酸残基に加え
て、10モル%までの他の芳香族、脂肪族又は脂環族ジ
カルボン酸、たとえばコハク酸、アジピン酸又はイソフ
タル酸残基を含有し得る。また、ポリブチレンテレフタ
レートは、ブタンジオール残基に加えて、10モル%ま
での次式: HO−Cn H2n−OH (式中、nは2ないし10の整数である)に相当し得る
別のジオールの残基、特に10モル%までのネオペンチ
ルグリコールのようなアルキル置換ジオールの残基を含
有し得る。2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサン
ジオール、2−エチル−1,3−プロパンジオール、
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、
2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−
2,4−ペンタンジオール又は2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオールも配合し得る(ドイツ公告第2,40
7,674号、同第2,407,776号及び同第2,
715,932号公報参照)。
【0008】本発明の組成物に含有されるゴム変性グラ
フト共重合体はゴム基体及び該ゴム基体上にグラフトさ
れたグラフト化部分を含んでなる。該ゴム基体は式:
フト共重合体はゴム基体及び該ゴム基体上にグラフトさ
れたグラフト化部分を含んでなる。該ゴム基体は式:
【0009】
【化1】
【0010】(式中、Xは水素、1−5個の炭素原子を
含むアルキル基、塩素及び臭素からなる群から選ばれ
る)の少なくとも一種のジエン単量体から形成される。
かゝるジエン単量体の例はブタジエン、イソプレン、
1,3−ヘプタジエン、メチル−1,3−ペンタジエ
ン、2−エチル−1,3−ペンタジエン、それらの混合
物等を包含する。好ましくは、ジエン単量体はブタジエ
ンからなり、その場合該ゴム基体はポリブタジエン基体
からなる。別の場合には、ゴム基体中に少なくとも一種
の追加のスチレン単量体を含有することができ、それに
よってたとえばスチレン−ブタジエンゴム基体を形成す
る。グラフト共重合体はゴム基体及びグラフト化部分を
所望の任意の比率で含有し得るが、グラフト共重合体は
該グラフト共重合体の合計重量に基づいて少なくとも1
0重量%のゴム基体、より好ましくは少なくとも40重
量%のゴム基体を含むことが好ましい。
含むアルキル基、塩素及び臭素からなる群から選ばれ
る)の少なくとも一種のジエン単量体から形成される。
かゝるジエン単量体の例はブタジエン、イソプレン、
1,3−ヘプタジエン、メチル−1,3−ペンタジエ
ン、2−エチル−1,3−ペンタジエン、それらの混合
物等を包含する。好ましくは、ジエン単量体はブタジエ
ンからなり、その場合該ゴム基体はポリブタジエン基体
からなる。別の場合には、ゴム基体中に少なくとも一種
の追加のスチレン単量体を含有することができ、それに
よってたとえばスチレン−ブタジエンゴム基体を形成す
る。グラフト共重合体はゴム基体及びグラフト化部分を
所望の任意の比率で含有し得るが、グラフト共重合体は
該グラフト共重合体の合計重量に基づいて少なくとも1
0重量%のゴム基体、より好ましくは少なくとも40重
量%のゴム基体を含むことが好ましい。
【0011】グラフト共重合体のグラフト化部分は好ま
しくは少なくとも一種のビニル芳香族単量体及び少なく
とも一種のシアン化ビニル単量体から形成される。少な
くとも一種のビニル芳香族単量体は非置換スチレン単量
体、置換スチレン単量体又はそれらの混合物を含み得
る。置換スチレン単量体は芳香族部分及び/又はビニル
部分上に置換基を含むことができ、好ましい置換基は1
−5個の炭素原子をもつアルキル基及び塩素及び臭素の
ようなハロゲン原子からなる群から選定される。好まし
いビニル芳香族単量体は非置換スチレン、α−メチルス
チレン、ジブロムスチレン及びそれらの混合物を包含す
る。グラフト化部分の形成に使用される少なくとも一種
のシアン化ビニル単量体は好ましくはアクリロニトリル
及びメタクリロニトリルからなる群から選定される。好
ましい実施態様においては、グラフト化部分はスチレン
単量体及びアクリロニトリルから形成され、その場合ス
チレン及びアクリロニトリルは少なくとも約1:1、よ
り好ましくは少なくとも約3:1の重量比で使用され
る。
しくは少なくとも一種のビニル芳香族単量体及び少なく
とも一種のシアン化ビニル単量体から形成される。少な
くとも一種のビニル芳香族単量体は非置換スチレン単量
体、置換スチレン単量体又はそれらの混合物を含み得
る。置換スチレン単量体は芳香族部分及び/又はビニル
部分上に置換基を含むことができ、好ましい置換基は1
−5個の炭素原子をもつアルキル基及び塩素及び臭素の
ようなハロゲン原子からなる群から選定される。好まし
いビニル芳香族単量体は非置換スチレン、α−メチルス
チレン、ジブロムスチレン及びそれらの混合物を包含す
る。グラフト化部分の形成に使用される少なくとも一種
のシアン化ビニル単量体は好ましくはアクリロニトリル
及びメタクリロニトリルからなる群から選定される。好
ましい実施態様においては、グラフト化部分はスチレン
単量体及びアクリロニトリルから形成され、その場合ス
チレン及びアクリロニトリルは少なくとも約1:1、よ
り好ましくは少なくとも約3:1の重量比で使用され
る。
【0012】グラフト共重合体はABSグラフト共重合
体の製造のために当該技術において周知の任意の方法に
よって製造し得る。たとえば、グラフト共重合体は少な
くとも一種のスチレン単量体及び少なくとも一種の別の
単量体をゴム基体の存在下で重合させる乳化重合によっ
て製造され得る。当該技術において周知のごとく、かゝ
る方法はしばしば該グラフト共重合体及び少なくとも一
種のビニル芳香族単量体及び少なくとも一種のシアン化
ビニル単量体の別の共重合体、たゞしこの共重合体はゴ
ム基体を含まない、の形成をもたらす。
体の製造のために当該技術において周知の任意の方法に
よって製造し得る。たとえば、グラフト共重合体は少な
くとも一種のスチレン単量体及び少なくとも一種の別の
単量体をゴム基体の存在下で重合させる乳化重合によっ
て製造され得る。当該技術において周知のごとく、かゝ
る方法はしばしば該グラフト共重合体及び少なくとも一
種のビニル芳香族単量体及び少なくとも一種のシアン化
ビニル単量体の別の共重合体、たゞしこの共重合体はゴ
ム基体を含まない、の形成をもたらす。
【0013】本発明の組成物は、改善された表面特性、
すなわち低減された表面欠陥、をもつ組成物を提供する
ために、1,000/秒の剪断速度において、硬質共重
合体及びゴム変性グラフト共重合体の配合物のモベイ溶
融粘度よりも十分に低い該溶融粘度をもつポリブチレン
テレフタレート樹脂を使用する。ポリブチレンテレフタ
レート樹脂は好ましくは1,000/秒の剪断速度にお
いて700−1,500ポイズの500°Fにおけるモ
ベイ溶融粘度をもち、より好ましくは1,000/秒の
剪断速度において750−1,000ポイズのモベイ溶
融粘度をもつ。好ましくは、非グラフト化硬質共重合体
及びグラフト共重合体は、両者を配合した場合、1,0
00/秒の剪断速度において1,600−3,000ポ
イズの範囲の500°Fにおける総合モベイ溶融粘度、
より好ましくは1,000/秒の剪断速度において2,
000−2,500ポイズの範囲の総合モベイ溶融粘度
を有する。好ましくは、最終の熱可塑性組成物は500
°Fの温度及び1,000/秒の剪断速度において70
0−1,500ポイズの範囲の500°Fにおけるモベ
イ溶融粘度をもつ。本発明は、改善された表面状態を達
成するために、ポリブチレンテレフタレート、グラフト
共重合体、硬質共重合体配合物中に低分子量ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂を使用することを包含する。
すなわち低減された表面欠陥、をもつ組成物を提供する
ために、1,000/秒の剪断速度において、硬質共重
合体及びゴム変性グラフト共重合体の配合物のモベイ溶
融粘度よりも十分に低い該溶融粘度をもつポリブチレン
テレフタレート樹脂を使用する。ポリブチレンテレフタ
レート樹脂は好ましくは1,000/秒の剪断速度にお
いて700−1,500ポイズの500°Fにおけるモ
ベイ溶融粘度をもち、より好ましくは1,000/秒の
剪断速度において750−1,000ポイズのモベイ溶
融粘度をもつ。好ましくは、非グラフト化硬質共重合体
及びグラフト共重合体は、両者を配合した場合、1,0
00/秒の剪断速度において1,600−3,000ポ
イズの範囲の500°Fにおける総合モベイ溶融粘度、
より好ましくは1,000/秒の剪断速度において2,
000−2,500ポイズの範囲の総合モベイ溶融粘度
を有する。好ましくは、最終の熱可塑性組成物は500
°Fの温度及び1,000/秒の剪断速度において70
0−1,500ポイズの範囲の500°Fにおけるモベ
イ溶融粘度をもつ。本発明は、改善された表面状態を達
成するために、ポリブチレンテレフタレート、グラフト
共重合体、硬質共重合体配合物中に低分子量ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂を使用することを包含する。
【0014】本発明の組成物は、好ましくは本質的にポ
リブチレンテレフタレート、グラフト共重合体、及び硬
質共重合体からなり、また場合によっては少割合の他の
添加剤を伴い又は伴うことなしにポリブチレンテレフタ
レート、グラフト共重合体、及び硬質共重合体からな
る。適当な追加の添加剤はビス(2,4−ジ−第3級ブ
チル)ペンタエリトリットジホスファイトのような有機
ホスファイトエステル、フェノール系酸化防止剤、ジラ
ウリルジチオプロピオネート、ポリオレフィン滑剤又は
ペンタエリトリットテトラステアレート、トリスノニル
フェニルホスファイト、カーボンブラック及び/又は顔
料を包含する。
リブチレンテレフタレート、グラフト共重合体、及び硬
質共重合体からなり、また場合によっては少割合の他の
添加剤を伴い又は伴うことなしにポリブチレンテレフタ
レート、グラフト共重合体、及び硬質共重合体からな
る。適当な追加の添加剤はビス(2,4−ジ−第3級ブ
チル)ペンタエリトリットジホスファイトのような有機
ホスファイトエステル、フェノール系酸化防止剤、ジラ
ウリルジチオプロピオネート、ポリオレフィン滑剤又は
ペンタエリトリットテトラステアレート、トリスノニル
フェニルホスファイト、カーボンブラック及び/又は顔
料を包含する。
【0015】好ましくは、本発明の組成物は該組成物の
合計重量に基づいて約10ないし約90重量%の低溶融
粘度ポリブチレンテレフタレート、約5ないし約90重
量%のグラフト共重合体、及び約10ないし約60重量
%の非グラフト化硬質スチレン−アクリロニトリル共重
合体を含有してなる。別の好ましい実施態様において
は、本発明の組成物は約25ないし約75重量%のポリ
ブチレンテレフタレート、約15ないし約55重量%の
グラフト共重合体、及び約15ないし約55重量%の非
グラフト化硬質ビニル芳香族−シアン化ビニル共重合体
を含有してなる。
合計重量に基づいて約10ないし約90重量%の低溶融
粘度ポリブチレンテレフタレート、約5ないし約90重
量%のグラフト共重合体、及び約10ないし約60重量
%の非グラフト化硬質スチレン−アクリロニトリル共重
合体を含有してなる。別の好ましい実施態様において
は、本発明の組成物は約25ないし約75重量%のポリ
ブチレンテレフタレート、約15ないし約55重量%の
グラフト共重合体、及び約15ないし約55重量%の非
グラフト化硬質ビニル芳香族−シアン化ビニル共重合体
を含有してなる。
【0016】もっとも好ましくは、本発明の組成物は該
組成物の合計重量に基づいて30−50重量%の割合で
存在するポリブチレンテレフタレートを含有し、非グラ
フト化硬質ビニル芳香族−シアン化ビニル共重合体は該
組成物の合計重量に基づいて20−50重量%の濃度で
存在し、そしてグラフト共重合体は該組成物の合計重量
に基づいて20−40重量%の濃度で存在する。
組成物の合計重量に基づいて30−50重量%の割合で
存在するポリブチレンテレフタレートを含有し、非グラ
フト化硬質ビニル芳香族−シアン化ビニル共重合体は該
組成物の合計重量に基づいて20−50重量%の濃度で
存在し、そしてグラフト共重合体は該組成物の合計重量
に基づいて20−40重量%の濃度で存在する。
【0017】
【表1】 表 1 A 1 PBT1 45 −− PBT2 −− 45 SAN1 22 22 ABS1 33 33 表面状態等級** 5 1 注** 表面状態等級: 0=視認し得る欠陥をもたない平滑な表面 1=きわめて微かに視認し得る表面欠陥 2=微かに視認し得る表面欠陥 3=視認し得る表面欠陥 4=明瞭に視認し得る表面欠陥 5=きわめて劣悪な、視認し得る表面欠陥 表1から、ABS1/SAN1配合物の溶融粘度よりも
低粘度のPBTを含有する実験配合物1はABS1/S
AN1配合物よりも著しくより高い溶融粘度をもつ高溶
融粘度のポリブチレンテレフタレートを含有する対照配
合物Aよりもきわめて良好な表面状態を示す組成物を与
えることはきわめて明白である。
低粘度のPBTを含有する実験配合物1はABS1/S
AN1配合物よりも著しくより高い溶融粘度をもつ高溶
融粘度のポリブチレンテレフタレートを含有する対照配
合物Aよりもきわめて良好な表面状態を示す組成物を与
えることはきわめて明白である。
【0018】すべての配合物は二軸スクリュー押出機中
で500°Fで溶融配合処理し、そして460°Fで射
出成形しかつ射出速度は4インチ/秒に保持した。実施
例1及び対照例Aは実施例1が対照例Aよりも低粘度の
PBTを含有することを除いては同一の成分を同一の割
合で含有するものである。PBT1は500°Fの温度
及び1,000/秒の剪断速度において3,436ポイ
ズのモベイ溶融粘度をもつポリブチレンテレフタレート
樹脂である。
で500°Fで溶融配合処理し、そして460°Fで射
出成形しかつ射出速度は4インチ/秒に保持した。実施
例1及び対照例Aは実施例1が対照例Aよりも低粘度の
PBTを含有することを除いては同一の成分を同一の割
合で含有するものである。PBT1は500°Fの温度
及び1,000/秒の剪断速度において3,436ポイ
ズのモベイ溶融粘度をもつポリブチレンテレフタレート
樹脂である。
【0019】PBT2は500°Fk温度及び1,00
0/秒の剪断速度において812ポイズのモベイ溶融粘
度をもつポリブチレンテレフタレート樹脂である。SA
N1は75重量%のスチレン及び25重量%のアクリロ
ニトリルを有する硬質スチレン−アクリロニトリル共重
合体である。ABS1は50重量%のポリブタジエンゴ
ム上にスチレン−アクリロニトリルの3:1重量比の共
重合体をグラフト化してなるゴム変性グラフト共重合体
である。
0/秒の剪断速度において812ポイズのモベイ溶融粘
度をもつポリブチレンテレフタレート樹脂である。SA
N1は75重量%のスチレン及び25重量%のアクリロ
ニトリルを有する硬質スチレン−アクリロニトリル共重
合体である。ABS1は50重量%のポリブタジエンゴ
ム上にスチレン−アクリロニトリルの3:1重量比の共
重合体をグラフト化してなるゴム変性グラフト共重合体
である。
【0020】22重量部のSAN1及び33重量部のA
BS1の配合物は500°Fの温度及び1,000/秒
の剪断速度において2,454ポイズのモベイ溶融粘度
を有する。実施例1及び対照例AはGE・スペシャルテ
ィ・ケミカルズ社から商標“Ultranox”626
ホスファイトとして入手し得るビス(2,4−ジ−第3
級ブチル)ペンタエリトリットジホスファイトを0.2
5重量%;立体障害フェノール化合物である“Good
rite”3114を0.25重量%;ジラウリルジチ
オプロピオネートである“DLDTP”を0.125重
量%;ペンタエリトリットの脂肪酸エステルである“E
mery”3008を0.75重量%含有していた。
BS1の配合物は500°Fの温度及び1,000/秒
の剪断速度において2,454ポイズのモベイ溶融粘度
を有する。実施例1及び対照例AはGE・スペシャルテ
ィ・ケミカルズ社から商標“Ultranox”626
ホスファイトとして入手し得るビス(2,4−ジ−第3
級ブチル)ペンタエリトリットジホスファイトを0.2
5重量%;立体障害フェノール化合物である“Good
rite”3114を0.25重量%;ジラウリルジチ
オプロピオネートである“DLDTP”を0.125重
量%;ペンタエリトリットの脂肪酸エステルである“E
mery”3008を0.75重量%含有していた。
【0021】上記を要約すると、本発明は、ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂、ゴム変性グラフト共重合体、及
び硬質ビニル芳香族−シアン化ビニル共重合体を含有し
てなる熱可塑性組成物であって、該ポリブチレンテレフ
タレート樹脂の溶融粘度が該硬質共重合体及びゴム変性
グラフト共重合体からなる配合物よりも低く、その射出
成形に際して該組成物の表面状態を改善するものである
熱可塑性樹脂組成物、を提供する。これらの組成物は成
形製品の製造に有用である。
ンテレフタレート樹脂、ゴム変性グラフト共重合体、及
び硬質ビニル芳香族−シアン化ビニル共重合体を含有し
てなる熱可塑性組成物であって、該ポリブチレンテレフ
タレート樹脂の溶融粘度が該硬質共重合体及びゴム変性
グラフト共重合体からなる配合物よりも低く、その射出
成形に際して該組成物の表面状態を改善するものである
熱可塑性樹脂組成物、を提供する。これらの組成物は成
形製品の製造に有用である。
フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・リチャード・アンジェリ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ヒッコリイ、ノースウッド・ドライブ、 5496番 (72)発明者 ジョン・カール・ウォズニイ アメリカ合衆国、オハイオ州、クールビ レ、ピー・オー・ボックス・112、ブリス ター・ロード、24025番
Claims (7)
- 【請求項1】 つぎの成分: (a)500°Fの温度、1,000/秒の剪断速度に
おいて700−1,500ポイズのモベイ溶融粘度をも
つ熱可塑性ポリブチレンテレフタレート樹脂、 (b)ジエンゴム上に少なくとも一種のビニル芳香族単
量体及び少なくとも一種のシアン化ビニル単量体をグラ
フト化してなるグラフト共重合体、及び (c)少なくとも一種のシアン化ビニル単量体及び少な
くとも一種のビニル芳香族単量体の非グラフト化硬質共
重合体、を、該グラフト共重合体及び該硬質共重合体か
らなる配合物が500°Fの温度、1,000/秒の剪
断速度において1,600−3,000ポイズのモベイ
溶融粘度をもつという条件で、含有してなる熱可塑性樹
脂組成物。 - 【請求項2】 該ポリブチレンテレフタレートが該組成
物の合計重量に基づいて30−50重量%の割合で存在
し、該グラフト共重合体が該組成物の合計重量に基づい
て20−40重量%の割合で存在し、そして該硬質共重
合体が該組成物の合計重量に基づいて20−50重量%
の割合で存在する請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 さらに、カーボンブラック、有機顔料、
オレフィン系離型剤、ジラウリルジチオプロピオネー
ト、有機ホスファイトエステルからなる群から選んだ少
なくとも一種の添加剤0.01−5重量%を含有する請
求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 該組成物が本質的に該ポリブチレンテレ
フタレート、該グラフト共重合体及び該非グラフト化硬
質共重合体からなる請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 該グラフト共重合体がアクリロニトリル
−ブタジエン−スチレングラフト共重合体であり、そし
て該硬質共重合体がスチレン−アクリロニトリル共重合
体である請求項4記載の組成物。 - 【請求項6】 つぎの成分: (a)500°Fの温度、1,000/秒の剪断速度に
おいて700−1,500ポイズのモベイ溶融粘度をも
つ熱可塑性ポリブチレンテレフタレート樹脂、 (b)ジエンゴム上に少なくとも一種のビニル芳香族単
量体及び少なくとも一種のシアン化ビニル単量体をグラ
フト化してなるグラフト共重合体、及び、 (c)少なくとも一種のシアン化ビニル単量体及び少な
くとも一種のビニル芳香族単量体の非グラフト化硬質共
重合体、を、該グラフト共重合体及び該硬質共重合体か
らなる配合物が500°Fの温度、1,000/秒の剪
断速度において1,600−3,000ポイズのモベイ
溶融粘度をもつという条件で、含有してなる組成物を射
出成形する工程を含んでなる改善された表面状態をもつ
射出成形されたポリブチレンテレフタレート/グラフト
共重合体配合物を製造する方法。 - 【請求項7】 該組成物が本質的に該ポリブチレンテレ
フタレート、該グラフト共重合体、及び該硬質共重合体
からなる請求項6記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US3099893A | 1993-03-12 | 1993-03-12 | |
| US030998 | 1993-03-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711083A true JPH0711083A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=21857119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6038984A Withdrawn JPH0711083A (ja) | 1993-03-12 | 1994-03-10 | Pbt/san/abs配合物の表面状態の改善法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0614945A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0711083A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021024369A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | 株式会社アシックス | 射出成形品および靴 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20060030659A1 (en) * | 2004-08-09 | 2006-02-09 | Destio Paul | Low warp polybutylene terephthalate molding compositions |
| CN102875954B (zh) * | 2012-09-27 | 2015-05-13 | 上海锦湖日丽塑料有限公司 | 具有高表面质量的美学树脂组合物及其制备方法 |
| US12404364B2 (en) | 2020-08-28 | 2025-09-02 | Lg Chem, Ltd. | Thermoplastic resin composition, method of preparing the same, and molded article including the same |
| KR20220072141A (ko) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | 현대자동차주식회사 | 자동차 내장재용 복합수지 조성물 및 이를 이용한 자동차 내장재 |
| EP4116372B1 (en) * | 2021-05-10 | 2025-08-06 | Lg Chem, Ltd. | Composite resin composition for automotive interior material and automotive interior material using same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0715037B2 (ja) * | 1989-03-17 | 1995-02-22 | 住友ダウ株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
| DE3939047A1 (de) * | 1989-11-25 | 1991-05-29 | Basf Ag | Thermoplastische formmassen auf der basis von polyester und styrol-acrylnitril-copolymerisaten |
| US5008315A (en) * | 1989-12-19 | 1991-04-16 | General Electric Company | Composition |
-
1994
- 1994-02-28 EP EP94301421A patent/EP0614945A3/en not_active Withdrawn
- 1994-03-10 JP JP6038984A patent/JPH0711083A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021024369A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | 株式会社アシックス | 射出成形品および靴 |
| JP6830568B1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-17 | 株式会社アシックス | 射出成形品および靴 |
| US11261320B2 (en) | 2019-08-06 | 2022-03-01 | Asics Corporation | Injection molded article and shoe |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0614945A3 (en) | 1995-06-07 |
| EP0614945A2 (en) | 1994-09-14 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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