JPH07111002B2 - 皮革の処理方法及び手袋の製造方法 - Google Patents

皮革の処理方法及び手袋の製造方法

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JPH07111002B2
JPH07111002B2 JP61502769A JP50276986A JPH07111002B2 JP H07111002 B2 JPH07111002 B2 JP H07111002B2 JP 61502769 A JP61502769 A JP 61502769A JP 50276986 A JP50276986 A JP 50276986A JP H07111002 B2 JPH07111002 B2 JP H07111002B2
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leather
organic solvent
tackifying
glove
resin
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マルバネイ,ルイス・ダブリユー
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AARU NYUUMAN ANDO CO
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AARU NYUUMAN ANDO CO
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は一面において永久的に粘着付与し、他面におい
て粘着除去(非粘着化背面、以下NTBと記す)する皮革
の処理方法及び該皮革から作製した手袋の製造方法に関
する。
背景と従来の技術 向上した握りの確実性が重要である用途、たとえば、ゴ
ルフ、ラケツトボール、テニス、スカツシユ、サツカ
ー、フツトボール、野球などのために粘着付与手袋を提
供することは一般に公知である。
それを達成するためには、たとえばポリウレタン及びラ
テツクスのような種々のコーテイングが使用されてい
る。その上、ドイツ特許公開第2840197号においては、
好ましくは付着スプレーの使用によって、手袋の表面上
に粘着性の材料を被覆することを提案している。
しかしながら、これらの公知の手段の何れも、完全に満
足できるものではない。ウレタン及びラテツクスは必要
なタツク又は摩擦係数を欠いており且つ皮革の“感触”
を有していない。その上、噴霧式の粘着性物質被覆は、
永久性に欠けると共に皮革を劣化させる傾向がある。
さらにまた、本出願人の共願中の特許願、第443,655
号、1982年11月2日出願(特開昭59−101169号公報参
照)においては、種々の炭化水素樹脂含浸粘着付与コー
テイングを記している。
皮革を粘着化するための本出願人の以前の方法において
は、皮革の両面上に粘着付与した。手袋においては、粘
着者の手に接触する内側表面が粘着性であることは不愉
快なことであるから、これは不都合なことである。
上記のドイツ文献は、粘着付与コーテイングを皮革の表
面上に噴霧するから、この問題を有してはいないけれど
も、これもまた、粘着付与樹脂の溶液中の含浸によって
粘着化するときに手袋に対して付与される、望ましい永
続性を有してはいない。
本発明の目的と簡単な要約 かくして、本発明の一目的は、望ましいコーテイングの
永続性を取得するために含浸によって永久的に粘着付与
してあるが、皮革の“感触”をもつ非粘着性内側表面を
有している手袋のための皮革の処理方法を提供すること
にある。
本発明の別の目的は、このような手袋を製造するための
方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、外側すなわちしぼ付き面が
粘着付与してあり且つ内面すなわち裏側が粘着除去して
ある、含浸により永久的に粘着付与した皮革を提供する
ことにある。
即ち、本発明は、 a.皮革をイソブチレン−ブテン共重合体及び炭化水素粘
着付与樹脂を含有する有機溶剤溶液中に浸漬することに
よって皮革を該溶液で含浸し、 b.該含浸した皮革から溶剤を蒸発させ、それによって該
皮革の両側に粘着付与し、 c.該皮革の内側すなわち裏側の少なくとも一部分にニト
ロセルロース及びシリコーン樹脂を含有する有機溶剤溶
液を施すことによって該部分を粘着除去し、且つ d.段階cの皮革から溶剤を蒸発させる、 ことから成る皮革の処理方法を提供する。
更に、本発明は、 a.皮革を有機溶剤中にイソブチレン−ブテン共重合体及
び炭化水素粘着付与樹脂を含有する溶液中に浸漬して皮
革を該溶液で含浸し、 b.該含浸した皮革シートから溶剤を蒸発させ、それによ
って該皮革の両側を粘着付与し、 c.該皮革の内側の少なくとも一部分に有機溶剤中にニト
ロセルロース及びシリコーン樹脂を含有する有機溶剤溶
液を施すことによって該部分を粘着除去し、 d.段階cの皮革から溶剤を蒸発させ、且つ e.皮革を縫って手袋とし、該手袋中で外側は粘着付与し
てあり且つ内側は粘着除去してあるがなお皮革の感触を
保持している、 段階から成る、粘着付与した外側表面と粘着除去した内
側表面を有する手袋の製造方法を提供する。
ニトロセルロースは、それ自体、使用者の手と粘着付与
表面の間の障壁を提供するが、しかし、乾燥したニトロ
セルロースの感触は、どちらかというと硬くて皮革類似
ではない。一方、ニトロセルロースと共存しないシリコ
ーン樹脂は、基質に対する望ましい程度の付着性を付与
しない。これらの両物質を併用することによって、適当
な付着性を有し、しかも皮革の“感触”を保持してい
る、望ましい非粘着性内側表面を取得することが可能で
ある。
過剰のシリコーンを用いるときは、手袋は、心地のよく
ない、つるつるの感触をもち且つ使用量が少な過ぎる
と、ニトロセルロースの硬い、皮革状ではない感触が表
われる。
ニトロセルロースとの組合わせ中で適切な量のシリコー
ンを用いることによって、心地のよい、乾いた、しかも
粘着性ではない感触を達成することが可能となる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明による手袋の手のひらの上面図である。
第2図は第1図の手袋の側面図である。
詳細な説明 本発明の方法は、たとえば、子牛革、雌牛の革、カブレ
ツタ及び豚革のような広い種類の皮革に対して適用でき
る。皮革は処理前にクラスト状態になければならない、
すなわち、充填及び仕上げがしてあってはならず且つク
ロムなめししてあることが好ましい。
粘着付与組成物に関しては、広い範囲の啖呵水素系粘着
付与樹脂を使用することができる。たとえば、芳香族炭
化水素樹脂及び脂肪族炭化水素樹脂を挙げることができ
る。
特に好適な粘着付与樹脂は、ペンシルバニア州、クレア
トン,15025,ペンシルバニア インダストリアル ケミ
カル社から入手できる、たとえばピツコライト(Piccol
yte)S70のような、ピツコペール(Piccopale)系の、
重合した炭化水素樹脂である。
炭化水素樹脂と組合わせて、たとえばイソブチレン−ブ
テン共重合体のような、合成炭化水素重合体を使用す
る。このような共重合体の例は、ニユーヨーク11021,グ
レートネツク,ノーザンブールバード445,SアンドSケ
ミカル社から取得できる、ポリS2000(高分子量モノ−
オレフイン含量95〜100%、残部はイソパラフイン)で
ある。
粘着付与溶液のための有機溶剤は、VM&Pナフサ、ヘプ
タン又はその他の非極性の通常の有機溶剤である。
粘着付与溶液の調製においては、イソブチレン−ブテン
共重合体及び炭化水素樹脂を、有機溶剤の一部分と別々
に混合し且つ溶解したのち、望ましい比重とするための
一層の溶剤と共に、一緒に混合することが望ましい。
イソブチレン−ブテンと炭化水素樹脂の広い範囲の比率
を用いることができるけれども、1部の共重合体当りに
約10:1〜1:10部の炭化水素樹脂が使用可能であることが
認められている。1部の炭化水素樹脂に対して10部の共
重合体という比率が好適である。
生成する粘着付与溶液は、22℃で約0.770の比重を有す
ることが望ましい。
含浸は、皮革を粘着付与溶液中に約1〜2分浸漬したの
ち、ゆっくり回転する空気フアン下に皮革が乾燥するま
で室温で皮革を吊すことによって行なわれる。
皮革の裏側の粘着除去のために、望ましい非粘着性表面
を提供するが、しかもなお基質への適当な付着と皮革の
感触を提供する処方物が見出された。
シリコーン樹脂は既に粘着付与した表面に対しては容易
には付着しない。しかしながら、シリコーンと混合した
ニトロセルロース結合剤の共存は、既に粘着付与した繊
維へのシリコーンの申し分ない付着を提供する。
シリコーン樹脂とニトロセルロース樹脂の比は、広く変
えることができ、たとえば、1:30乃至1:10とすることが
できるが、約1:17が好ましい。
粘着除去組成物の適用は、噴霧又はその他の通常のコー
テイング方法の使用とその後の溶剤の除去のための乾燥
によって、行なうことができる。
使用する粘着除去剤の量は、所望する粘着除去効果の量
に依存して、広く変えることができる。
推奨される量は、皮革の重さを5〜7%だけ増大させる
量である。
以下に本発明の実施のために用いることができる実施例
の一方式を示す。
実施例 A.粘着付与手順 一枚の子牛革のシートを、重量で10部のポリS2000イソ
ブチレン−ブテン共重合体に対して重量で1部のピツコ
ライトS70炭化水素粘着付与剤を含有するVM&Pナフサ
溶液中に浸漬することによって、両面において永続的に
粘着付与した。
この皮革を乾燥して、両面において永続的に粘着付与し
た皮革を得た。
B.N.T.Bに対する粘着除去手順 上記の粘着付与した皮革のシートを、裏側において、ペ
ンシルバニア州、19105,フイラデルフイア,ローム エ
ンド ハース社からの、重量で52%のハイドロラツク
(Hydrholac)SD−270ニトロセルロースラツカーエマル
ジヨン及び重量で3%のシリコーン樹脂LS−3399から成
る溶液で処理した。後者は、ペンシルバニア州19105,ロ
ーム エンド ハース社からのシリコーン樹脂のキシレ
ン溶液である。
上記の添加剤のための溶剤は、重量で45%のシンナーLS
−3082である。これは同じくローム エンド ハース社
からの、酢酸−プロピル、メチルエチルケトン及びト
ルエンの混合物である。
ニトロセルロース及びシリコーン添加剤を溶剤中に溶解
したのち、その溶液を皮革の裏側に噴霧したのち、その
皮革を乾燥した。
この皮革は粘着付与した外側(しぼ付き)面を有し、し
かも内(裏)側に、滑らかで、手に対して十分に自然
な、やわらかい感触を有していた。
この皮革を切断し且つ縫い合わせて、永続的に粘着付与
した外側と心地よい感触をもつ、粘着除去した内側を有
する手袋を得た。
粘着付与した手袋1の製造において、第1及び第2図を
参照すると、粘着付与N.T.B.皮革は一般に指の手のひら
の側及び時によっては手袋の親指、人指し指並びに小指
の全部を含んだ、手袋の手のひらの側においてのみ使用
することが好ましい。皮革2の粘着付与側は外に面し、
N.T.B.(非粘着側)3は、手のひらと指の反対側にあ
る。手袋の他の部分(裏側)を、完全に粘着除去手袋革
又はその他の通常の手袋材料から成らしめることができ
る。
本発明の精神及び範囲内にある上記の変更は、この分野
の専門家には自明であろう。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.皮革をイソブチレン−ブテン共重合体及
    び炭化水素粘着付与樹脂を含有する有機溶剤溶液中に浸
    漬することによって皮革を該溶液で含浸し、 b.該含浸した皮革から溶剤を蒸発させ、それによって該
    皮革の両側に粘着付与し、 c.該皮革の内側すなわち裏側の少なくとも一部分にニト
    ロセルロース及びシリコーン樹脂を含有する有機溶剤溶
    液を施すことによって該部分を粘着除去し、且つ d.段階cの皮革から溶剤を蒸発させる、 ことから成る皮革の処理方法。
  2. 【請求項2】a.皮革を有機溶剤中にイソブチレン−ブテ
    ン共重合体及び炭化水素粘着付与樹脂を含有する溶液中
    に浸漬して皮革を該溶液で含浸し、 b.該含浸した皮革シートから溶剤を蒸発させ、それによ
    って該皮革の両側を粘着付与し、 c.該皮革の内側の少なくとも一部分に有機溶剤中にニト
    ロセルロース及びシリコーン樹脂を含有する有機溶剤溶
    液を施すことによって該部分を粘着除去し、 d.段階cの皮革から溶剤を蒸発させ、且つ e.皮革を縫って手袋とし、該手袋中で外側は粘着付与し
    てあり且つ内側は粘着除去してあるがなお皮革の感触を
    保持している、 、段階から成る、粘着付与した外側表面と粘着除去した
    内側表面を有する手袋の製造方法。
JP61502769A 1986-04-29 1986-04-29 皮革の処理方法及び手袋の製造方法 Expired - Lifetime JPH07111002B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1986/000905 WO1987006436A1 (en) 1984-11-14 1986-04-29 Partially detackified leather and glove

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Publication Number Publication Date
JPS63503152A JPS63503152A (ja) 1988-11-17
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101169A (ja) * 1982-11-22 1984-06-11 ア−ル,ニユ−マン,エンド,カンパニ− 粘着化処理した手袋ないしグラブ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101169A (ja) * 1982-11-22 1984-06-11 ア−ル,ニユ−マン,エンド,カンパニ− 粘着化処理した手袋ないしグラブ

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JPS63503152A (ja) 1988-11-17
DE3665528D1 (en) 1989-10-19
ATE46249T1 (de) 1989-09-15

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