JPH0711104Y2 - レバー式巻上牽引装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造 - Google Patents
レバー式巻上牽引装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造Info
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- JPH0711104Y2 JPH0711104Y2 JP14396589U JP14396589U JPH0711104Y2 JP H0711104 Y2 JPH0711104 Y2 JP H0711104Y2 JP 14396589 U JP14396589 U JP 14396589U JP 14396589 U JP14396589 U JP 14396589U JP H0711104 Y2 JPH0711104 Y2 JP H0711104Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、レバー式巻上牽引装置のブレーキカバーにレ
バーを回転可能に結合する結合構造に関する。
バーを回転可能に結合する結合構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種レバー式巻上牽引装置のブレーキカバーと
レバーとの結合構造として、例えば実公昭62-18625号公
報に記載されたものが知られており、この公報記載のも
のは、第3図に示すように前記ブレーキカバー(A)の
側部に固定支持環(B)を一体に屈曲形成すると共に、
前記レバー(C)側に円弧状の回転支持環(D)を一体
に屈曲形成して、この回転支持環(D)で前記固定支持
環(B)の内周部位を抱き込むことにより、該固定支持
環(B)に対し前記回転支持環(D)を回転可能に、か
つ、軸方向移動不能に支持するようにしている。
レバーとの結合構造として、例えば実公昭62-18625号公
報に記載されたものが知られており、この公報記載のも
のは、第3図に示すように前記ブレーキカバー(A)の
側部に固定支持環(B)を一体に屈曲形成すると共に、
前記レバー(C)側に円弧状の回転支持環(D)を一体
に屈曲形成して、この回転支持環(D)で前記固定支持
環(B)の内周部位を抱き込むことにより、該固定支持
環(B)に対し前記回転支持環(D)を回転可能に、か
つ、軸方向移動不能に支持するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 所で、以上のような結合構造では、前記回転支持環
(B)及び回転支持環(D)は何れもブレーキカバー
(A)及びレバー(C)の素材を円弧状に屈曲して一体
に形成し、前記回転支持環(D)で固定支持環(B)を
抱き込むことにより前記回転支持環(D)を回転可能
で、かつ、軸方向移動不能に支持するようにしているか
ら、前記各支持環(B)(D)の加工に精度が要求され
ると共に組付工数も煩雑となり、コスト高となる問題が
あるし、また、前記レバー(C)を往復操作して例えば
荷揚げを行う場合、前記レバー(C)が前記固定支持環
(B)に対し傾くことがあり、特に負荷が大きく、傾き
が大きい場合、前記回転支持環(D)が変形することが
あり、しかも前記レバー(C)が傾くとき、前記回転支
持環(D)の径方向一側外周面が、前記固定支持環
(B)の径方向一側内周面に接触すると同時に、前記回
転支持環(D)の径方向他側内周面が、駆動軸に螺合す
る送りギヤ(E)の外周面に接触することがある。
(B)及び回転支持環(D)は何れもブレーキカバー
(A)及びレバー(C)の素材を円弧状に屈曲して一体
に形成し、前記回転支持環(D)で固定支持環(B)を
抱き込むことにより前記回転支持環(D)を回転可能
で、かつ、軸方向移動不能に支持するようにしているか
ら、前記各支持環(B)(D)の加工に精度が要求され
ると共に組付工数も煩雑となり、コスト高となる問題が
あるし、また、前記レバー(C)を往復操作して例えば
荷揚げを行う場合、前記レバー(C)が前記固定支持環
(B)に対し傾くことがあり、特に負荷が大きく、傾き
が大きい場合、前記回転支持環(D)が変形することが
あり、しかも前記レバー(C)が傾くとき、前記回転支
持環(D)の径方向一側外周面が、前記固定支持環
(B)の径方向一側内周面に接触すると同時に、前記回
転支持環(D)の径方向他側内周面が、駆動軸に螺合す
る送りギヤ(E)の外周面に接触することがある。
つまり、前記回転支持環(D)が、その外周面と内周面
との2箇所が前記固定支持環(B)と送りギヤ(E)の
外周面とに接触することがある。このため、長年の使用
により摩耗が生じ、耐久性が悪くなる問題もあるし、ま
た、前記回転支持環(D)の変形により前記レバー
(C)のカバー(A)に対する軸方向の保持機能もなく
なって、ガタつきが生じ、レバー操作が重くなるなどの
支障を来し、場合によっては遊転操作が行えない問題が
生ずるのである。
との2箇所が前記固定支持環(B)と送りギヤ(E)の
外周面とに接触することがある。このため、長年の使用
により摩耗が生じ、耐久性が悪くなる問題もあるし、ま
た、前記回転支持環(D)の変形により前記レバー
(C)のカバー(A)に対する軸方向の保持機能もなく
なって、ガタつきが生じ、レバー操作が重くなるなどの
支障を来し、場合によっては遊転操作が行えない問題が
生ずるのである。
本考案は以上のような問題に鑑みて考案したもので、そ
の目的は、ブレーキカバーとレバーとの結合部の結合強
度を強化すると共に、摩耗に対する耐久性を向上して、
前記結合部が変形したり或はクラックが入ったりして破
損するのを未然に防止でき、レバー式巻上牽引装置の確
実な操作を可能にできながら、遊転操作時にも支障を来
すことのないレバー式巻上牽引装置におけるブレーキカ
バーとレバーとの結合構造を提供することにある。
の目的は、ブレーキカバーとレバーとの結合部の結合強
度を強化すると共に、摩耗に対する耐久性を向上して、
前記結合部が変形したり或はクラックが入ったりして破
損するのを未然に防止でき、レバー式巻上牽引装置の確
実な操作を可能にできながら、遊転操作時にも支障を来
すことのないレバー式巻上牽引装置におけるブレーキカ
バーとレバーとの結合構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、レバー式巻上
牽引装置のブレーキカバー(13)に、レバー(16)を回
転可能に結合する結合構造において、前記ブレーキカバ
ー(13)には円筒形の支持部(13b)を設けると共に、
前記レバー(16)の内側壁には前記支持部(13b)に回
転可能に支持される筒状のボス部(16a)を設ける一
方、前記支持部(13b)とボス部(16a)との径方向内側
には、筒状部(21a)と、前記レバー(16)の内側壁と
前記支持部(13b)とに添設され、前記ボス部(16a)の
前記支持部(13b)に対する軸方向移動を規制する一対
の鍔部(21b)(2c)とをもち、前記ボス部(16a)を前
記支持部(13b)に回転可能で軸方向の移動を規制して
連結する環状連結体(21)を設けたことを特徴とするも
のである。
牽引装置のブレーキカバー(13)に、レバー(16)を回
転可能に結合する結合構造において、前記ブレーキカバ
ー(13)には円筒形の支持部(13b)を設けると共に、
前記レバー(16)の内側壁には前記支持部(13b)に回
転可能に支持される筒状のボス部(16a)を設ける一
方、前記支持部(13b)とボス部(16a)との径方向内側
には、筒状部(21a)と、前記レバー(16)の内側壁と
前記支持部(13b)とに添設され、前記ボス部(16a)の
前記支持部(13b)に対する軸方向移動を規制する一対
の鍔部(21b)(2c)とをもち、前記ボス部(16a)を前
記支持部(13b)に回転可能で軸方向の移動を規制して
連結する環状連結体(21)を設けたことを特徴とするも
のである。
(作用) 前記レバー(16)側のボス部(16a)と、該ボス部(16
a)を回転可能に支持する前記ブレーキカバー(13)の
支持部(13b)とが、前記環状連結体(21)の筒状部(2
1a)上で各鍔部(21b)(21c)間に軸方向移動不能に挿
嵌保持されているため、前記連結体(21)により前記ボ
ス部(16a)と支持部(13b)との結合部の強度が強化さ
れると共に摩耗箇所が分散され、これにより、レバー操
作時の軸方向への傾動が抑えられて、前記結合部分が変
形したり或はクラックが入ったりすることがなくなっ
て、レバー式巻上牽引装置の確実な操作が可能となり、
また、前記結合部の変形に伴う遊転操作時の支障も防止
できるのである。
a)を回転可能に支持する前記ブレーキカバー(13)の
支持部(13b)とが、前記環状連結体(21)の筒状部(2
1a)上で各鍔部(21b)(21c)間に軸方向移動不能に挿
嵌保持されているため、前記連結体(21)により前記ボ
ス部(16a)と支持部(13b)との結合部の強度が強化さ
れると共に摩耗箇所が分散され、これにより、レバー操
作時の軸方向への傾動が抑えられて、前記結合部分が変
形したり或はクラックが入ったりすることがなくなっ
て、レバー式巻上牽引装置の確実な操作が可能となり、
また、前記結合部の変形に伴う遊転操作時の支障も防止
できるのである。
(実施例) 第2図に示したレバー式巻上牽引装置は、所定間隔を置
いて対向状に配設された第1及び第2側板(1)(2)
間に、ロードシーブ(3)をもつ筒軸(4)を回転自由
に支持して、該筒軸(4)内に、後述する操作レバー側
から回転動力が伝達される駆動軸(5)を相対回転可能
に支持すると共に、この駆動軸(5)の前記第2側板
(2)から突出される外側端部と前記ロードシーブ
(3)との間に、複数の減速ギヤから成る減速歯車機構
(6)を介装させて、該減速歯車機構(6)で前記駆動
軸(5)の回転動力を、前記ロードシーブ(3)側に減
速して伝達するようにしている。
いて対向状に配設された第1及び第2側板(1)(2)
間に、ロードシーブ(3)をもつ筒軸(4)を回転自由
に支持して、該筒軸(4)内に、後述する操作レバー側
から回転動力が伝達される駆動軸(5)を相対回転可能
に支持すると共に、この駆動軸(5)の前記第2側板
(2)から突出される外側端部と前記ロードシーブ
(3)との間に、複数の減速ギヤから成る減速歯車機構
(6)を介装させて、該減速歯車機構(6)で前記駆動
軸(5)の回転動力を、前記ロードシーブ(3)側に減
速して伝達するようにしている。
また、前記第1側板(1)から突出される前記駆動軸
(5)の外部側にハブ胴(7)を相対回転不能に取付
け、該ハブ胴(10)の外方側で前記駆動軸(5)上に、
外周に歯部(8a)をもつ送りギヤ(8)を螺動可能に挿
嵌すると共に、この送りギヤ(8)と前記ハブ胴(7)
との間に、一対のブレーキ板(9)(10)とブレーキ用
爪車(11)とをそれぞれ介装させ、かつ、前記第1側板
(1)に、前記爪車(11)と噛合する逆転防止爪(12)
を設けて、これら逆転防止爪(12)と爪車(11)及び各
ブレーキ板(9)(10)でメカニカルブレーキ(B)を
構成して、斯かるメカニカルブレーキ(B)の外周部
を、前記第1側板(1)にボルト結合されたブレーキカ
バー(13)で被覆する一方、このブレーキカバー(13)
の外側部で前記送りギヤ(8)の径方向外方側に、その
歯部(8a)に噛合可能な爪体(14)をもち、該爪体(1
4)を前記歯部(8a)に係脱操作する操作部(15)を備
えた操作レバー(16)を支持している。
(5)の外部側にハブ胴(7)を相対回転不能に取付
け、該ハブ胴(10)の外方側で前記駆動軸(5)上に、
外周に歯部(8a)をもつ送りギヤ(8)を螺動可能に挿
嵌すると共に、この送りギヤ(8)と前記ハブ胴(7)
との間に、一対のブレーキ板(9)(10)とブレーキ用
爪車(11)とをそれぞれ介装させ、かつ、前記第1側板
(1)に、前記爪車(11)と噛合する逆転防止爪(12)
を設けて、これら逆転防止爪(12)と爪車(11)及び各
ブレーキ板(9)(10)でメカニカルブレーキ(B)を
構成して、斯かるメカニカルブレーキ(B)の外周部
を、前記第1側板(1)にボルト結合されたブレーキカ
バー(13)で被覆する一方、このブレーキカバー(13)
の外側部で前記送りギヤ(8)の径方向外方側に、その
歯部(8a)に噛合可能な爪体(14)をもち、該爪体(1
4)を前記歯部(8a)に係脱操作する操作部(15)を備
えた操作レバー(16)を支持している。
更に、前記送りギヤ(8)の外方側で前記駆動軸(5)
上に、該駆動軸(5)に対し相対回転不能な筒体(17)
をセレーション結合により取付けて、該筒体(17)の外
周部位に送りハンドル(18)を回転可能に支持すると共
に、この送りハンドル(18)と前記送りギヤ(8)に、
それぞれ互いに噛合する係合歯(8b)(18a)を周方向
に所定間隔を置いて形成し、前記送りハンドル(18)の
回転操作で前記駆動軸(5)を回転させ、この回転によ
り前記駆動軸(5)に螺着する前記送りギヤ(8)を駆
動軸(5)に沿って軸方向外方、つまり前記ブレーキ板
(9)に対し離反する方向に移動させるようにしてお
り、また、前記送りギヤ(8)と筒体(17)との間に
は、前記送りギヤ(8)に所定の回転抵抗を与える複数
の弾性リング部材(19)を介装させている。
上に、該駆動軸(5)に対し相対回転不能な筒体(17)
をセレーション結合により取付けて、該筒体(17)の外
周部位に送りハンドル(18)を回転可能に支持すると共
に、この送りハンドル(18)と前記送りギヤ(8)に、
それぞれ互いに噛合する係合歯(8b)(18a)を周方向
に所定間隔を置いて形成し、前記送りハンドル(18)の
回転操作で前記駆動軸(5)を回転させ、この回転によ
り前記駆動軸(5)に螺着する前記送りギヤ(8)を駆
動軸(5)に沿って軸方向外方、つまり前記ブレーキ板
(9)に対し離反する方向に移動させるようにしてお
り、また、前記送りギヤ(8)と筒体(17)との間に
は、前記送りギヤ(8)に所定の回転抵抗を与える複数
の弾性リング部材(19)を介装させている。
尚、前記送りギヤ(8)の外側に設ける前記係合歯(8
b)は2個一対として第2図のように180度の位相差で前
記送りハンドル(18)に向かって突設させており、又前
記送りハンドル(18)に設ける前記係合歯(18a)も、
2個一対としてこれら各係合歯(8b)(18a)の係合で
前記送りハンドル(18)と送りギヤ(8)とを連動させ
ており、また、前記送りハンドル(18)における駆動軸
(5)の外方側に半径方向外方に延びる係合片(20a)
を持ったチェックワッシャ(20)を挿嵌させると共に、
前記送りハンドル(18)の内部側に、該ハンドル(18)
が一定角度回転されたときに前記ワッシャ(20)の係合
片(20a)と係合して、前記送りギヤ(8)の送りハン
ドル(18)側への移動量を規制する係合突起(18b)を
設けて、後述するような遊転操作時や微調整操作時に、
前記送りギヤ(8)の送りハンドル(18)に対する噛み
付きなどを未然に防止するようにしている。
b)は2個一対として第2図のように180度の位相差で前
記送りハンドル(18)に向かって突設させており、又前
記送りハンドル(18)に設ける前記係合歯(18a)も、
2個一対としてこれら各係合歯(8b)(18a)の係合で
前記送りハンドル(18)と送りギヤ(8)とを連動させ
ており、また、前記送りハンドル(18)における駆動軸
(5)の外方側に半径方向外方に延びる係合片(20a)
を持ったチェックワッシャ(20)を挿嵌させると共に、
前記送りハンドル(18)の内部側に、該ハンドル(18)
が一定角度回転されたときに前記ワッシャ(20)の係合
片(20a)と係合して、前記送りギヤ(8)の送りハン
ドル(18)側への移動量を規制する係合突起(18b)を
設けて、後述するような遊転操作時や微調整操作時に、
前記送りギヤ(8)の送りハンドル(18)に対する噛み
付きなどを未然に防止するようにしている。
しかして、以上のレバー式巻上牽引装置において、前記
ブレーキカバー(13)の外側部に前記操作レバー(16)
を、次のような結合構造で回転可能に結合させるのであ
る。
ブレーキカバー(13)の外側部に前記操作レバー(16)
を、次のような結合構造で回転可能に結合させるのであ
る。
即ち、第1図で明らかなごとく、前記操作レバー(16)
の内側壁一部で前記送りギヤ(8)の外周対向部位に、
前記ブレーキカバー(13)側に突出する筒状のボス部
(16a)を一体形成すると共に、前記ブレーキカバー(1
3)側に、前記ボス部(16a)を受入れて回転可能に支持
する受入孔(13a)をもつ支持部(13b)を形成する一
方、前記ボス部(16a)の内周側で前記送りギヤ(8)
の外周対向部位に、前記ボス部(16a)と支持部(13b)
とを受入れて軸方向移動を規制する環状連結体(21)
を、前記送りギヤ(8)と所定隙間を置いて配設する。
の内側壁一部で前記送りギヤ(8)の外周対向部位に、
前記ブレーキカバー(13)側に突出する筒状のボス部
(16a)を一体形成すると共に、前記ブレーキカバー(1
3)側に、前記ボス部(16a)を受入れて回転可能に支持
する受入孔(13a)をもつ支持部(13b)を形成する一
方、前記ボス部(16a)の内周側で前記送りギヤ(8)
の外周対向部位に、前記ボス部(16a)と支持部(13b)
とを受入れて軸方向移動を規制する環状連結体(21)
を、前記送りギヤ(8)と所定隙間を置いて配設する。
具体的に説明すると、前記環状連結体(21)は、前記ボ
ス部(16a)の内周面に摺接される筒状部(21a)と、該
筒状部(21a)の長さ方向両側から半径方向外方に向け
て一体に突設される一対の鍔部(21b)(21c)とを備え
た断面概略コ形状となし、かつ、全体をリング形状に形
成するのである。
ス部(16a)の内周面に摺接される筒状部(21a)と、該
筒状部(21a)の長さ方向両側から半径方向外方に向け
て一体に突設される一対の鍔部(21b)(21c)とを備え
た断面概略コ形状となし、かつ、全体をリング形状に形
成するのである。
そして、前記ボス部(16a)と支持部(13b)とを、それ
ぞれ前記環状連結体(21)の筒状部(21a)と各鍔部(2
1b)(21c)との間に介装させるのであり、この場合、
例えば前記環状連結体(21)として、円筒部材を用い、
該円筒部材の外周に前記ボス部(16a)と支持部(13b)
とを介在させ、前記円筒部材の両端部をプレス加工によ
り半径方向外方へ鍔状に変形させるのであって、これに
より、前記支持部(13b)の受入孔(13a)に対する前記
ボス部(16a)の回転は自由となしながら、前記ボス部
(16a)が支持部(13b)に対し軸方向に移動するのを規
制できるのである。
ぞれ前記環状連結体(21)の筒状部(21a)と各鍔部(2
1b)(21c)との間に介装させるのであり、この場合、
例えば前記環状連結体(21)として、円筒部材を用い、
該円筒部材の外周に前記ボス部(16a)と支持部(13b)
とを介在させ、前記円筒部材の両端部をプレス加工によ
り半径方向外方へ鍔状に変形させるのであって、これに
より、前記支持部(13b)の受入孔(13a)に対する前記
ボス部(16a)の回転は自由となしながら、前記ボス部
(16a)が支持部(13b)に対し軸方向に移動するのを規
制できるのである。
尚、前記環状連結体(21)の断面形状はU字状であって
もよいし、また、前記ボス部(16a)と支持部(13b)と
の軸方向の移動を阻止するに際し、前記連結体(21)の
各鍔部(21b)(21c)と、前記支持部(13b)及びボス
部(16a)との間に、前記ボス部(16a)と支持部(13
b)との相対回転を許すためのガタはあってもよいこと
は勿論である。
もよいし、また、前記ボス部(16a)と支持部(13b)と
の軸方向の移動を阻止するに際し、前記連結体(21)の
各鍔部(21b)(21c)と、前記支持部(13b)及びボス
部(16a)との間に、前記ボス部(16a)と支持部(13
b)との相対回転を許すためのガタはあってもよいこと
は勿論である。
前記環状連結体(21)は、機械構造用炭素など機械的強
度に優れたものを用いることが望ましく、又、熱処理や
コーテイングなどの表面処理を施して、耐摩耗性を高め
るようにしてもよいのである。
度に優れたものを用いることが望ましく、又、熱処理や
コーテイングなどの表面処理を施して、耐摩耗性を高め
るようにしてもよいのである。
また、第1,2図に示した実施例において、前記ブレーキ
カバー(13)に設ける前記支持部(13b)は、二重に折
り返した折返片により円筒形に形成し、この二重折返部
の内周側に受入孔(13a)を設けている。斯くすること
により前記支持部(13b)の剛性を向上でき、前記受入
孔(13a)の変形を有効に防止できることになる。
カバー(13)に設ける前記支持部(13b)は、二重に折
り返した折返片により円筒形に形成し、この二重折返部
の内周側に受入孔(13a)を設けている。斯くすること
により前記支持部(13b)の剛性を向上でき、前記受入
孔(13a)の変形を有効に防止できることになる。
次に、以上の構成としたレバー式巻上牽引装置の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
先ず、前記操作レバー(16)に設けた操作部(15)の操
作で前記爪体(14)の送り爪を前記送りギヤ(8)に係
合させて、前記レバー(16)の操作を行うことにより、
前記送りギヤ(8)が正,逆方向に回転されるのであ
り、そして、正回転時には、前記送りギヤ(8)が前記
駆動軸(5)に沿って螺進され、前記メカニカルブレー
キ(B)が作動して、前記送りギヤ(8)の回転動力が
前記駆動軸(5)から前記減速歯車機構(6)及び筒軸
(4)を介して前記ロードシーブ(3)側に伝達され、
該ロードシーブ(3)の回転に伴い、その外周に掛回し
たロードチエンが回行されて荷物などの荷揚作業が行わ
れ、また、前記操作部(15)における爪体(14)の戻し
爪を前記送りギヤ(8)に係合させて、前記送りギヤ
(8)を前記レバー(16)で逆転操作することにより、
前記メカニカルブレーキ(B)の作動が中止されて、前
記駆動軸(5)が送りギヤ(8)の逆転量だけ逆回転さ
れて荷下作業が行われる。以上のように、前記レバー
(16)の操作により荷揚げ作業や荷下作業を行う場合
に、前記レバー(16)側のボス部(16a)と、前記ブレ
ーキカバー(13)側の支持部(13b)とが、前記環状連
結体(21)を介して軸方向移動不能に挿嵌保持され、前
記ボス部(16a)と前記支持部(13b)との結合部位強度
が著しく強化されていることから、前記レバー(16)の
軸方向傾動が未然に防止され、又、例え僅かに傾動する
ことがあっても、前記ボス部(16a)などにクラックが
入ったり、変形したりすることはなく、レバー式巻上牽
引装置の確実な操作が可能となり、しかも、前記連結体
(21)でボス部(16a)と支持部(13b)との抜け止めが
確実に行われて、前記レバー(16)が操作時にガタ付い
たりすることもなく、その操作性が高められる。
作で前記爪体(14)の送り爪を前記送りギヤ(8)に係
合させて、前記レバー(16)の操作を行うことにより、
前記送りギヤ(8)が正,逆方向に回転されるのであ
り、そして、正回転時には、前記送りギヤ(8)が前記
駆動軸(5)に沿って螺進され、前記メカニカルブレー
キ(B)が作動して、前記送りギヤ(8)の回転動力が
前記駆動軸(5)から前記減速歯車機構(6)及び筒軸
(4)を介して前記ロードシーブ(3)側に伝達され、
該ロードシーブ(3)の回転に伴い、その外周に掛回し
たロードチエンが回行されて荷物などの荷揚作業が行わ
れ、また、前記操作部(15)における爪体(14)の戻し
爪を前記送りギヤ(8)に係合させて、前記送りギヤ
(8)を前記レバー(16)で逆転操作することにより、
前記メカニカルブレーキ(B)の作動が中止されて、前
記駆動軸(5)が送りギヤ(8)の逆転量だけ逆回転さ
れて荷下作業が行われる。以上のように、前記レバー
(16)の操作により荷揚げ作業や荷下作業を行う場合
に、前記レバー(16)側のボス部(16a)と、前記ブレ
ーキカバー(13)側の支持部(13b)とが、前記環状連
結体(21)を介して軸方向移動不能に挿嵌保持され、前
記ボス部(16a)と前記支持部(13b)との結合部位強度
が著しく強化されていることから、前記レバー(16)の
軸方向傾動が未然に防止され、又、例え僅かに傾動する
ことがあっても、前記ボス部(16a)などにクラックが
入ったり、変形したりすることはなく、レバー式巻上牽
引装置の確実な操作が可能となり、しかも、前記連結体
(21)でボス部(16a)と支持部(13b)との抜け止めが
確実に行われて、前記レバー(16)が操作時にガタ付い
たりすることもなく、その操作性が高められる。
また、荷揚げ作業や荷下作業時に、前記ロードシーブ
(3)からのロードチエンの引出し量や巻上げ量を微調
整するときには、前記送りハンドル(18)を正,逆方向
に回転させ、このハンドル(18)の操作で前記送りギヤ
(8)を前記駆動軸(5)に対し、前記メカニカルブレ
ーキ(B)の作動若しくは非作動方向へと移動させるこ
とにより、前記ロードシーブ(3)を前記送りハンドル
(18)の回転相当量だけ正,逆回転させて、前記ロード
チエンの引出し量や巻上げ量を微調整するのである。
(3)からのロードチエンの引出し量や巻上げ量を微調
整するときには、前記送りハンドル(18)を正,逆方向
に回転させ、このハンドル(18)の操作で前記送りギヤ
(8)を前記駆動軸(5)に対し、前記メカニカルブレ
ーキ(B)の作動若しくは非作動方向へと移動させるこ
とにより、前記ロードシーブ(3)を前記送りハンドル
(18)の回転相当量だけ正,逆回転させて、前記ロード
チエンの引出し量や巻上げ量を微調整するのである。
更に、以上のレバー式巻上牽引装置の遊転操作時、即
ち、前記ロードシーブ(3)を回転自由となして、その
ロードチエンの自由な引出しや巻取りを行うときには、
該ロードチエンを手などで把握し、つまり、前記ロード
シーブ(3)や駆動軸(5)などを停止させた状態で、
前記送りハンドル(18)を、前記メカニカルブレーキ
(B)の非作動方向へと回転させるのであるが、この場
合においても前記ボス部(16a)と支持部(13a)との結
合部分が変形して、前記送りギヤ(8)と当接係止する
ことがないので、前記送りギヤ(8)と筒体(17)との
間に介装した各リング部材(19)により、前記メカニカ
ルブレーキ(B)が非作動とされた状態下で、前記ロー
ドシーブ(3)と駆動軸(5)及び送りハンドル(18)
などが一体化され、前記ロードシーブ(3)の回転が自
由となって、前記ロードチエンの自由な引出しや巻取り
が可能となるのである。
ち、前記ロードシーブ(3)を回転自由となして、その
ロードチエンの自由な引出しや巻取りを行うときには、
該ロードチエンを手などで把握し、つまり、前記ロード
シーブ(3)や駆動軸(5)などを停止させた状態で、
前記送りハンドル(18)を、前記メカニカルブレーキ
(B)の非作動方向へと回転させるのであるが、この場
合においても前記ボス部(16a)と支持部(13a)との結
合部分が変形して、前記送りギヤ(8)と当接係止する
ことがないので、前記送りギヤ(8)と筒体(17)との
間に介装した各リング部材(19)により、前記メカニカ
ルブレーキ(B)が非作動とされた状態下で、前記ロー
ドシーブ(3)と駆動軸(5)及び送りハンドル(18)
などが一体化され、前記ロードシーブ(3)の回転が自
由となって、前記ロードチエンの自由な引出しや巻取り
が可能となるのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にかかるレバー式巻上牽引
装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造で
は、前記ブレーキカバー(13)には円筒形の支持部(13
b)を設けると共に、前記レバー(16)の内側壁には前
記支持部(13b)に回転可能に支持される筒状のボス部
(16a)を設ける一方、前記支持部(13b)とボス部(16
a)との径方向内側には、筒状部(21a)と、前記レバー
(16)の内側壁と前記支持部(13b)とに添設され、前
記ボス部(16a)の前記支持部(13b)に対する軸方向移
動を規制する一対の鍔部(21b)(2c)とをもち、前記
ボス部(16a)を前記支持部(13b)に回転可能で軸方向
の移動を規制して連結する環状連結体(21)を設けるよ
うにしたから、前記ブレーキカバー(13)とレバー(1
6)との結合部における結合強度を強化できると共に摩
耗に対する耐久性を向上でき、この結果、前記結合部が
変形したり、クラックが入ったりして破損するのを未然
に防止でき、レバー式巻上牽引装置の確実な操作を可能
にできながら、遊転操作時にも支障が生じたりするのを
防止できるのである。
装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造で
は、前記ブレーキカバー(13)には円筒形の支持部(13
b)を設けると共に、前記レバー(16)の内側壁には前
記支持部(13b)に回転可能に支持される筒状のボス部
(16a)を設ける一方、前記支持部(13b)とボス部(16
a)との径方向内側には、筒状部(21a)と、前記レバー
(16)の内側壁と前記支持部(13b)とに添設され、前
記ボス部(16a)の前記支持部(13b)に対する軸方向移
動を規制する一対の鍔部(21b)(2c)とをもち、前記
ボス部(16a)を前記支持部(13b)に回転可能で軸方向
の移動を規制して連結する環状連結体(21)を設けるよ
うにしたから、前記ブレーキカバー(13)とレバー(1
6)との結合部における結合強度を強化できると共に摩
耗に対する耐久性を向上でき、この結果、前記結合部が
変形したり、クラックが入ったりして破損するのを未然
に防止でき、レバー式巻上牽引装置の確実な操作を可能
にできながら、遊転操作時にも支障が生じたりするのを
防止できるのである。
第1図は本考案にかかるブレーキカバーとレバーとの結
合構造を示す要部の断面図、第2図は動結合構造を実施
したレバー式巻上牽引装置の縦断面図、第3図は従来例
の説明図である。 (13)……ブレーキカバー (13a)……受入孔 (13b)……支持部 (16)……レバー (21)……環状連結体 (21a)……筒状部 (21b,21c)……鍔部
合構造を示す要部の断面図、第2図は動結合構造を実施
したレバー式巻上牽引装置の縦断面図、第3図は従来例
の説明図である。 (13)……ブレーキカバー (13a)……受入孔 (13b)……支持部 (16)……レバー (21)……環状連結体 (21a)……筒状部 (21b,21c)……鍔部
Claims (1)
- 【請求項1】レバー式巻上牽引装置におけるブレーキカ
バー(13)に、レバー(16)を回転可能に結合する結合
構造であって、 前記ブレーキカバー(13)には円筒形の支持部(13b)
を設けると共に、前記レバー(16)の内側壁には前記支
持部(13b)に回転可能に支持される筒状のボス部(16
a)を設ける一方、前記支持部(13b)とボス部(16a)
との径方向内側には、筒状部(21a)と、前記レバー(1
6)の内側壁と前記支持部(13b)とに添設され、前記ボ
ス部(16a)の前記支持部(13b)に対する軸方向移動を
規制する一対の鍔部(21b)(2c)とをもち、前記ボス
部(16a)を前記支持部(13b)に回転可能で軸方向の移
動を規制して連結する環状連結体(21)を設けているこ
とを特徴とするレバー式巻上牽引装置におけるブレーキ
カバーとレバーとの結合構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14396589U JPH0711104Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | レバー式巻上牽引装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14396589U JPH0711104Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | レバー式巻上牽引装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0382390U JPH0382390U (ja) | 1991-08-22 |
| JPH0711104Y2 true JPH0711104Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31690713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14396589U Expired - Lifetime JPH0711104Y2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | レバー式巻上牽引装置におけるブレーキカバーとレバーとの結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711104Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP14396589U patent/JPH0711104Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0382390U (ja) | 1991-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |