JPH07112061B2 - ゲ−トタ−ンオフサイリスタ - Google Patents
ゲ−トタ−ンオフサイリスタInfo
- Publication number
- JPH07112061B2 JPH07112061B2 JP61053103A JP5310386A JPH07112061B2 JP H07112061 B2 JPH07112061 B2 JP H07112061B2 JP 61053103 A JP61053103 A JP 61053103A JP 5310386 A JP5310386 A JP 5310386A JP H07112061 B2 JPH07112061 B2 JP H07112061B2
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- JP
- Japan
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- layer
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- low
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- emitter
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/13—Semiconductor regions connected to electrodes carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. source or drain regions
- H10D62/141—Anode or cathode regions of thyristors; Collector or emitter regions of gated bipolar-mode devices, e.g. of IGBTs
- H10D62/148—Cathode regions of thyristors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
- H10D18/60—Gate-turn-off devices
- H10D18/65—Gate-turn-off devices with turn-off by field effect
- H10D18/655—Gate-turn-off devices with turn-off by field effect produced by insulated gate structures
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/17—Semiconductor regions connected to electrodes not carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. channel regions
- H10D62/192—Base regions of thyristors
- H10D62/206—Cathode base regions of thyristors
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、MISトランジスタによりターンオフをするゲ
ートターンオフサイリスタに関する。
ートターンオフサイリスタに関する。
(従来の技術) ゲートターンオフサイリスタ(以下、GTO)は通常、ゲ
ート電極に負のバイアスを印加してアノード電流の一部
をゲート電流として外部に排出することにより、自己タ
ーンオフするように構成されている。しかしこの動作
は、電流制御型であるため、かなり大きいゲート電力を
必要とする。これに対し、ゲート・カソード間を短絡す
るMISトランジスタを設け、このMISトランジスタにより
ゲート電流を外部に排出するようにしたGTO(以下、MIS
−GTO)は、動作が電圧制御型であるため、小さいゲー
ト電力で自己ターンオフすることができる。このMIS−G
TOには、MISトランジスタをnチャネル型とするものと
pチャネル型とするものがある。
ート電極に負のバイアスを印加してアノード電流の一部
をゲート電流として外部に排出することにより、自己タ
ーンオフするように構成されている。しかしこの動作
は、電流制御型であるため、かなり大きいゲート電力を
必要とする。これに対し、ゲート・カソード間を短絡す
るMISトランジスタを設け、このMISトランジスタにより
ゲート電流を外部に排出するようにしたGTO(以下、MIS
−GTO)は、動作が電圧制御型であるため、小さいゲー
ト電力で自己ターンオフすることができる。このMIS−G
TOには、MISトランジスタをnチャネル型とするものと
pチャネル型とするものがある。
第7図はnチャネルMISトランジスタを用いたMIS−GTO
の素子断面図である(特公昭59−47469号公報参照)。
図において、1はn型の第2エミッタ層、2はp型の第
2ベース層、3はn型の第1ベース層、4はp型の第1
エミッタ層である。第2エミッタ層1にはカソード電極
5が、第1エミッタ層4にはアノード電極6がそれぞれ
オーミックに取付けられている。このGTOに端子Sを通
して点弧電圧を供給するために、電極7が設けられてい
る。この電極7を第2ベース層2にオーミック接触させ
るため、電極7の下にはp+型層8が形成されている。ま
た電極7のカソード領域に面した部分の下にはn+型層9
が形成されている。このn+型層9をドレイン領域、第2
エミッタ層1をソース領域とし、この間の第2ベース層
表面にゲート絶縁膜10を介してゲート電極11を形成して
MISトランジスタが構成されている。このMISトランジス
タはnチャネル型である。13はSiO2膜である。
の素子断面図である(特公昭59−47469号公報参照)。
図において、1はn型の第2エミッタ層、2はp型の第
2ベース層、3はn型の第1ベース層、4はp型の第1
エミッタ層である。第2エミッタ層1にはカソード電極
5が、第1エミッタ層4にはアノード電極6がそれぞれ
オーミックに取付けられている。このGTOに端子Sを通
して点弧電圧を供給するために、電極7が設けられてい
る。この電極7を第2ベース層2にオーミック接触させ
るため、電極7の下にはp+型層8が形成されている。ま
た電極7のカソード領域に面した部分の下にはn+型層9
が形成されている。このn+型層9をドレイン領域、第2
エミッタ層1をソース領域とし、この間の第2ベース層
表面にゲート絶縁膜10を介してゲート電極11を形成して
MISトランジスタが構成されている。このMISトランジス
タはnチャネル型である。13はSiO2膜である。
このMIS−GTOのゲートターンオフは次のようにして行わ
れる。いま、GTOが導通状態にある時、ゲート端子GにM
ISトランジスタのしきい値電圧より高い正電圧を印加す
ると、MISトランジスタが導通する。このとき、アノー
ド電流の一部は図に矢印と破線aで示すような経路を通
って流れ、カソード電極5から外部に排出される。アノ
ード電流の通常の経路即ち、第2ベース層2からエミッ
タ接合を通って第2エミッタ層1に流れる経路では、約
0.8Vの電圧降下が生じるので、経路aの抵抗が十分に小
さくその電圧降下が小さい場合には、アノード電流の大
部分が経路aを通ってカソード電極5に流れ込む。この
結果、カソード電極5から注入される電子の量が減少
し、GTOは導通状態を保てなくなり、非導通状態へ移行
する。
れる。いま、GTOが導通状態にある時、ゲート端子GにM
ISトランジスタのしきい値電圧より高い正電圧を印加す
ると、MISトランジスタが導通する。このとき、アノー
ド電流の一部は図に矢印と破線aで示すような経路を通
って流れ、カソード電極5から外部に排出される。アノ
ード電流の通常の経路即ち、第2ベース層2からエミッ
タ接合を通って第2エミッタ層1に流れる経路では、約
0.8Vの電圧降下が生じるので、経路aの抵抗が十分に小
さくその電圧降下が小さい場合には、アノード電流の大
部分が経路aを通ってカソード電極5に流れ込む。この
結果、カソード電極5から注入される電子の量が減少
し、GTOは導通状態を保てなくなり、非導通状態へ移行
する。
第8図は、pチャネルMISトランジスタを用いたMIS−GT
Oの素子断面図である(特公昭60−9668号公報参照)。
主要部の構成は第7図と同様であり、従って第7図と対
応する部分には第7図と同一符号を付してある。この構
造は、第2エミッタ層1内にp+型層12を設け、このp+型
層12と第2ベース層2に挟まれた第2エミッタ層1表面
部をチャネル領域とし、この上にゲート絶縁膜10を介し
てゲート電極11を形成して、pチャネル型MISトランジ
スタが構成されている。
Oの素子断面図である(特公昭60−9668号公報参照)。
主要部の構成は第7図と同様であり、従って第7図と対
応する部分には第7図と同一符号を付してある。この構
造は、第2エミッタ層1内にp+型層12を設け、このp+型
層12と第2ベース層2に挟まれた第2エミッタ層1表面
部をチャネル領域とし、この上にゲート絶縁膜10を介し
てゲート電極11を形成して、pチャネル型MISトランジ
スタが構成されている。
このMIS−GTOのターンオフ動作も原理的に第7図のもの
と同様である。ゲート端子GにMISトランジスタのしき
い値電圧以上の負電圧を印加すると、破線で示す電流経
路bを通ってアノード電流の一部がカソード電極5から
排出され、これにより導通状態のGTOをターンオフする
ことができる。
と同様である。ゲート端子GにMISトランジスタのしき
い値電圧以上の負電圧を印加すると、破線で示す電流経
路bを通ってアノード電流の一部がカソード電極5から
排出され、これにより導通状態のGTOをターンオフする
ことができる。
これらのMIS−GTOがターンオフできる最大アノード電流
(ピークターンオフ電流)ITGQMは、破線で示す電流経
路a,bのバイパス抵抗Rsで決まり、 ITGQM=GOFF・VNP/RS …(1) で表わされる。ここで、VNPは第2ベース層2と第2エ
ミッタ層1とから形成されるエミッタ接合の導通状態で
の電圧降下を表わし、その値は約0.8Vである。また、G
OFFはゲートターンオフした時のゲート電流に対するア
ノード電流の比を表わし、ターンオフゲインと呼ばれ
る。バイパス経路の抵抗RSは更に3つの要素からなり、
次式で表わされる。
(ピークターンオフ電流)ITGQMは、破線で示す電流経
路a,bのバイパス抵抗Rsで決まり、 ITGQM=GOFF・VNP/RS …(1) で表わされる。ここで、VNPは第2ベース層2と第2エ
ミッタ層1とから形成されるエミッタ接合の導通状態で
の電圧降下を表わし、その値は約0.8Vである。また、G
OFFはゲートターンオフした時のゲート電流に対するア
ノード電流の比を表わし、ターンオフゲインと呼ばれ
る。バイパス経路の抵抗RSは更に3つの要素からなり、
次式で表わされる。
RS=RON+RL+RV …(2) ここで、RONはMISトランジスタのオン抵抗、RLおよびRV
はそれぞれ第2エミッタ層下のベース層の横方向および
縦方向抵抗である。これらの抵抗をできるだけ小さくす
ることが、ピークターンオフ電流を大きくする上で重要
である。そのためには先ず、RONを小さくするために、
(a)MISトランジスタのチャネル長をできるだけ小さ
く、且つチャネル幅をできるだけ大きくすることが望ま
しい。また、RL,RVを小さくするためには、(b)微細
化してバイパス経路の全長を減少させること、(c)第
2ベース層2の不純物濃度を高くすること、が望まし
い。これらの手段のうち、(a)および(b)は最近の
発達した微細加工技術により容易に達成することができ
る。しかし、MISトランジスタをEタイプとして適正な
しきい値電圧を実現するためには、チャネル領域の不純
物濃度を約1017/cm3より低くすることが必要であり、
(c)の手段を用いるには自ずから限界があった。従っ
て従来は専ら個々の第2エミッタ層1の寸法を小さくし
て、RLを低減するほかなかった。このため、単位MIS−G
TO内での実効的なGTO部の面積が小さくなり、オン電圧
が大きくなり、サージ電流耐量が小さくなる、という問
題が生じていた。
はそれぞれ第2エミッタ層下のベース層の横方向および
縦方向抵抗である。これらの抵抗をできるだけ小さくす
ることが、ピークターンオフ電流を大きくする上で重要
である。そのためには先ず、RONを小さくするために、
(a)MISトランジスタのチャネル長をできるだけ小さ
く、且つチャネル幅をできるだけ大きくすることが望ま
しい。また、RL,RVを小さくするためには、(b)微細
化してバイパス経路の全長を減少させること、(c)第
2ベース層2の不純物濃度を高くすること、が望まし
い。これらの手段のうち、(a)および(b)は最近の
発達した微細加工技術により容易に達成することができ
る。しかし、MISトランジスタをEタイプとして適正な
しきい値電圧を実現するためには、チャネル領域の不純
物濃度を約1017/cm3より低くすることが必要であり、
(c)の手段を用いるには自ずから限界があった。従っ
て従来は専ら個々の第2エミッタ層1の寸法を小さくし
て、RLを低減するほかなかった。このため、単位MIS−G
TO内での実効的なGTO部の面積が小さくなり、オン電圧
が大きくなり、サージ電流耐量が小さくなる、という問
題が生じていた。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来のMIS−GTOでは、第2ベース層または
第2エミッタ層の表面部をそのままチャネル領域として
MISトランジスタを構成していたために、ピークターン
オフ電流を大きくしようとすると、オン電圧が大きく、
またサージ電流耐量が小さくなる、という問題があっ
た。
第2エミッタ層の表面部をそのままチャネル領域として
MISトランジスタを構成していたために、ピークターン
オフ電流を大きくしようとすると、オン電圧が大きく、
またサージ電流耐量が小さくなる、という問題があっ
た。
本発明は、この様な問題を解決したMIS−GTOを提供する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係るゲートターン
オフサイリスタは、第1導電型の第1エミッタ層,第2
導電型の第1ベース層,第1導電型の第2ベース層がこ
の順に積層形成され、第2ベース層表面に選択的に第2
導電型の第2エミッタ層が形成されたpnpn構造と、前記
第1および第2のエミッタ層にそれぞれ接触するオーミ
ック電極と、前記第2ベース層と第2エミッタ層間を短
絡するためのMISトランジスタとを有するゲートターン
オフサイリスタにおいて、前記MISトランジスタのチャ
ネル領域を前記第2ベース層または第2エミッタ層と異
なる前記第2ベース層よりも不純物濃度が低い低不純物
濃度層により構成し、前記第2エミッタ層は前記低不純
物濃度層を貫通して形成されて前記第2ベース層との間
でエミッタ接合を構成し、前記MISトランジスタのソー
ス、ドレイン領域の一方は前記低不純物濃度層を貫通し
て設けられた低抵抗層を介して前記第2ベース層に接続
されたことを特徴とする。
オフサイリスタは、第1導電型の第1エミッタ層,第2
導電型の第1ベース層,第1導電型の第2ベース層がこ
の順に積層形成され、第2ベース層表面に選択的に第2
導電型の第2エミッタ層が形成されたpnpn構造と、前記
第1および第2のエミッタ層にそれぞれ接触するオーミ
ック電極と、前記第2ベース層と第2エミッタ層間を短
絡するためのMISトランジスタとを有するゲートターン
オフサイリスタにおいて、前記MISトランジスタのチャ
ネル領域を前記第2ベース層または第2エミッタ層と異
なる前記第2ベース層よりも不純物濃度が低い低不純物
濃度層により構成し、前記第2エミッタ層は前記低不純
物濃度層を貫通して形成されて前記第2ベース層との間
でエミッタ接合を構成し、前記MISトランジスタのソー
ス、ドレイン領域の一方は前記低不純物濃度層を貫通し
て設けられた低抵抗層を介して前記第2ベース層に接続
されたことを特徴とする。
(作用) この発明の構成によれば、MISトランジスタのチャネル
領域と第2ベース層或いは第2エミッタ層の各主要部と
は別個の不純物濃度層としているから、それぞれの不純
物濃度を素子に最も適した値に設定することができる。
即ちターンオフ用のMISトランジスタのしきい値電圧は
他の制約を受けることなく、適切な値に設定することが
できる。逆に、第2ベース層や第2エミッタ層はMISト
ランジスタのしきい値からくる制限を受けることなく、
オン電圧が極端に大きくならない範囲で濃度を十分に高
くすることができる。具体的には例えば、第2ベース層
の不純物濃度を従来より約1桁高くすることができ、こ
れにより、ターンオフ時の電流経路のベース層抵抗を十
分に小さくすることができ、従ってピークターンオフ電
流を固定して第2エミッタ層の面積を大きくすることが
できる。また、本発明では第2エミッタ層が低不純物濃
度層を貫通して第2ベース層とエミッタ接合を形成して
いる。これにより次のような効果が得られる。第1にエ
ミッタ注入効率の低下が防止される。第2に実質的な第
2ベース層内にエピタキシャル成長界面や直接接着界面
等のキャリア寿命の小さい領域を含むことが避けられ、
第2ベース層内のキャリア輸送効率の低下が防止され
る。さらに、本発明ではMISトランジスタのソース,ド
レイン領域の一方は低不純物濃度層を貫通して設けられ
た低抵抗層を介して第2ベース層に接続されているた
め、低不純物濃度層を設けているにも拘らず、バイパス
電流経路の抵抗RSのうち縦方向抵抗RVを小さく保つこと
ができる。
領域と第2ベース層或いは第2エミッタ層の各主要部と
は別個の不純物濃度層としているから、それぞれの不純
物濃度を素子に最も適した値に設定することができる。
即ちターンオフ用のMISトランジスタのしきい値電圧は
他の制約を受けることなく、適切な値に設定することが
できる。逆に、第2ベース層や第2エミッタ層はMISト
ランジスタのしきい値からくる制限を受けることなく、
オン電圧が極端に大きくならない範囲で濃度を十分に高
くすることができる。具体的には例えば、第2ベース層
の不純物濃度を従来より約1桁高くすることができ、こ
れにより、ターンオフ時の電流経路のベース層抵抗を十
分に小さくすることができ、従ってピークターンオフ電
流を固定して第2エミッタ層の面積を大きくすることが
できる。また、本発明では第2エミッタ層が低不純物濃
度層を貫通して第2ベース層とエミッタ接合を形成して
いる。これにより次のような効果が得られる。第1にエ
ミッタ注入効率の低下が防止される。第2に実質的な第
2ベース層内にエピタキシャル成長界面や直接接着界面
等のキャリア寿命の小さい領域を含むことが避けられ、
第2ベース層内のキャリア輸送効率の低下が防止され
る。さらに、本発明ではMISトランジスタのソース,ド
レイン領域の一方は低不純物濃度層を貫通して設けられ
た低抵抗層を介して第2ベース層に接続されているた
め、低不純物濃度層を設けているにも拘らず、バイパス
電流経路の抵抗RSのうち縦方向抵抗RVを小さく保つこと
ができる。
(実施例) 以下本発明の実施例を説明する。
第1図は第1の実施例のMIS−GTOの断面図である。従来
例として示した第7図と対応する部分は同じ符号を付し
て詳細な説明は省く。この実施例では、第2ベース層2
上全面にこれと同じp型の低不純物濃度層即ちp-型層14
が形成され、第2エミッタ層1はこのp-型層14を貫通し
て第2ベース層2との間でエミッタ接合を形成してい
る。p-型層14はエピタキシャル成長法、または半導体直
接接着法或いはカウンタードーピング法により形成され
る。そしてp-型層表面部にソース,ドレイン領域となる
n+型層91,92が形成され、この間のp-型層14表面をチャ
ネル領域として、この上にゲート絶縁膜10を介してゲー
ト電極11を形成して、nチャネルMISトランジスタが構
成されている。MISトランジスタのソース領域であるn+
型層91はn+型の第2エミッタ層1と一部重なるように形
成されてカソード電極5とオーミック接触している。ま
たドレイン領域となるn+型層92と重なるようにp-型層14
を貫通するp+型層16が形成され、電極7はこれらn+型層
92およびp+型層16にオーミック接触させている。これに
より、MISトランジスタのドレインは第2ベース層2に
低抵抗に接続される。
例として示した第7図と対応する部分は同じ符号を付し
て詳細な説明は省く。この実施例では、第2ベース層2
上全面にこれと同じp型の低不純物濃度層即ちp-型層14
が形成され、第2エミッタ層1はこのp-型層14を貫通し
て第2ベース層2との間でエミッタ接合を形成してい
る。p-型層14はエピタキシャル成長法、または半導体直
接接着法或いはカウンタードーピング法により形成され
る。そしてp-型層表面部にソース,ドレイン領域となる
n+型層91,92が形成され、この間のp-型層14表面をチャ
ネル領域として、この上にゲート絶縁膜10を介してゲー
ト電極11を形成して、nチャネルMISトランジスタが構
成されている。MISトランジスタのソース領域であるn+
型層91はn+型の第2エミッタ層1と一部重なるように形
成されてカソード電極5とオーミック接触している。ま
たドレイン領域となるn+型層92と重なるようにp-型層14
を貫通するp+型層16が形成され、電極7はこれらn+型層
92およびp+型層16にオーミック接触させている。これに
より、MISトランジスタのドレインは第2ベース層2に
低抵抗に接続される。
このように構成されたMIS−GTOのターンオフおよびター
ンオフ動作は従来と変わらない。即ち、第2ベース層2
と第2エミッタ層1間に順方向バイアスを与えることに
より、ターンオフさせることができる。ターンオフはゲ
ート電極11に所定の正電圧を印加してMISトランジスタ
をオンにすることにより行われる。
ンオフ動作は従来と変わらない。即ち、第2ベース層2
と第2エミッタ層1間に順方向バイアスを与えることに
より、ターンオフさせることができる。ターンオフはゲ
ート電極11に所定の正電圧を印加してMISトランジスタ
をオンにすることにより行われる。
この実施例によれば、GTOの第2ベース層2とMISトラン
ジスタが形成されるp-型層14が独立した層として形成さ
れており、それぞれの不純物濃度をそれぞれの素子に適
した最適値に設定することができる。即ち、p-型層14の
濃度は、MISトランジスタの望ましいしきい値電圧が得
られるように設定すればよく、従来のように第2ベース
層2の濃度を高くしたことにより、高いしきい値電圧で
我慢しなければならない、ということがない。第2ベー
ス層2の濃度は逆に、MISトランジスタのしきい値電圧
により制約されることなく、十分に高い濃度に設定する
ことができる。この結果、例えば第2ベース層2の横方
向抵抗RLを従来の約1/3程度にすることが可能である。
そうすると、ピークターンオフ電流ITGQMを固定して単
純に比較して、第2エミッタ層1の幅を従来の約3倍に
することが可能である。但し実際には、素子全体の面積
は決まっているので、第2エミッタ層幅の拡大は、ピー
クターンオフ電流ITGQMが大きくなる分だけ単位GTOの個
数を減らし、余った面積を各単位GTOに振分ける方法で
行われる。例えばストライプパターンの場合で見積もる
と、従来の単位GTO中のGTO部が占める面積を50%とする
と、RL/RS=0.5のときエミッタ幅は2倍になり、RL/R
S=0.1のときには1.14倍になる。この分だけGTOの実質
面積が増えるので、従来より小さいオン電圧および大き
いサージ電流耐量が得られることになる。
ジスタが形成されるp-型層14が独立した層として形成さ
れており、それぞれの不純物濃度をそれぞれの素子に適
した最適値に設定することができる。即ち、p-型層14の
濃度は、MISトランジスタの望ましいしきい値電圧が得
られるように設定すればよく、従来のように第2ベース
層2の濃度を高くしたことにより、高いしきい値電圧で
我慢しなければならない、ということがない。第2ベー
ス層2の濃度は逆に、MISトランジスタのしきい値電圧
により制約されることなく、十分に高い濃度に設定する
ことができる。この結果、例えば第2ベース層2の横方
向抵抗RLを従来の約1/3程度にすることが可能である。
そうすると、ピークターンオフ電流ITGQMを固定して単
純に比較して、第2エミッタ層1の幅を従来の約3倍に
することが可能である。但し実際には、素子全体の面積
は決まっているので、第2エミッタ層幅の拡大は、ピー
クターンオフ電流ITGQMが大きくなる分だけ単位GTOの個
数を減らし、余った面積を各単位GTOに振分ける方法で
行われる。例えばストライプパターンの場合で見積もる
と、従来の単位GTO中のGTO部が占める面積を50%とする
と、RL/RS=0.5のときエミッタ幅は2倍になり、RL/R
S=0.1のときには1.14倍になる。この分だけGTOの実質
面積が増えるので、従来より小さいオン電圧および大き
いサージ電流耐量が得られることになる。
またこの実施例ではp-型層14はp型の第2ベース層2上
の全面に形成されており、これにより次のような効果が
得られる。第1に、第2エミッタ層1側壁の高濃度の部
分がp-型層14に接しているのでこの部分からも高い注入
効率で電子が注入される。第2に、第2ベース層2を埋
込むことにより、薄いベース層で低抵抗が実現でき、キ
ャリア輸送効率が高まる。第3に、第2ベース層2の表
面近傍の平坦な不純物分布を持つ部分でエミッタ接合を
構成するので、第2エミッタ層1の拡散に面内分布があ
ったとしても均一なエミッタ接合を作ることができる。
以上により、GTOのnpnトランジスタ部の電流増幅率が面
内で均一に、しかも大きい値に保たれる。
の全面に形成されており、これにより次のような効果が
得られる。第1に、第2エミッタ層1側壁の高濃度の部
分がp-型層14に接しているのでこの部分からも高い注入
効率で電子が注入される。第2に、第2ベース層2を埋
込むことにより、薄いベース層で低抵抗が実現でき、キ
ャリア輸送効率が高まる。第3に、第2ベース層2の表
面近傍の平坦な不純物分布を持つ部分でエミッタ接合を
構成するので、第2エミッタ層1の拡散に面内分布があ
ったとしても均一なエミッタ接合を作ることができる。
以上により、GTOのnpnトランジスタ部の電流増幅率が面
内で均一に、しかも大きい値に保たれる。
p-型層14は前述のようにエピタキシャル法、半導体直接
接着法、カウンタドーピング法等いずれの方法により形
成してもよいが、特に後者2つの方法では特有の効果が
得られる。半導体直接接着技術は既に公知であって、鏡
面研磨された半導体表面を親水性に保ち、清浄雰囲気中
で研磨面同士を密着させて接合し加熱処理することによ
り2枚の半導体基板を接着する技術である。この技術を
適用すると例えば、p-型層14を(100)基板とし、第2
ベース層2側を(111)基板とすることにより、二つの
素子特性をそれぞれ最適条件で引出すことができる。ま
たカウンタードーピング法を用いると、p-型層14を選択
的に形成することが可能である。これにより、ガードリ
ング法等通常プレーナ素子で用いられる接合終端技術を
使って耐圧を出すことができる。
接着法、カウンタドーピング法等いずれの方法により形
成してもよいが、特に後者2つの方法では特有の効果が
得られる。半導体直接接着技術は既に公知であって、鏡
面研磨された半導体表面を親水性に保ち、清浄雰囲気中
で研磨面同士を密着させて接合し加熱処理することによ
り2枚の半導体基板を接着する技術である。この技術を
適用すると例えば、p-型層14を(100)基板とし、第2
ベース層2側を(111)基板とすることにより、二つの
素子特性をそれぞれ最適条件で引出すことができる。ま
たカウンタードーピング法を用いると、p-型層14を選択
的に形成することが可能である。これにより、ガードリ
ング法等通常プレーナ素子で用いられる接合終端技術を
使って耐圧を出すことができる。
また第1図の実施例では第2エミッタ層1はp-型層14を
貫通して第2ベース層2に達するように形成されて第2
ベース層2との間でエミッタ接合を形成している。これ
により次のような二つの効果が得られる。第1にエミッ
タ注入効率の低下が防止される。第2に、実効的な第2
ベース層内にエピタキシャル成長界面や直接接着界面等
キャリア寿命の小さい領域を含むことが避けられ、第2
ベース層内のキャリア輸送効率の低下が防止される。以
上により、GTOのnpnトランジスタ部の電流増幅率が大き
く保たれ、より低いオン電圧を得ることができる。
貫通して第2ベース層2に達するように形成されて第2
ベース層2との間でエミッタ接合を形成している。これ
により次のような二つの効果が得られる。第1にエミッ
タ注入効率の低下が防止される。第2に、実効的な第2
ベース層内にエピタキシャル成長界面や直接接着界面等
キャリア寿命の小さい領域を含むことが避けられ、第2
ベース層内のキャリア輸送効率の低下が防止される。以
上により、GTOのnpnトランジスタ部の電流増幅率が大き
く保たれ、より低いオン電圧を得ることができる。
更に第1図の実施例ではp+型層16がp-型層14を貫通して
第2ベース層2に達する深さに形成されているため、比
較的高抵抗のp-型層14を設けているにも拘らず、前述し
たバイパス電流経路の抵抗RSのうち縦方向抵抗RVを小さ
く保つことができる。
第2ベース層2に達する深さに形成されているため、比
較的高抵抗のp-型層14を設けているにも拘らず、前述し
たバイパス電流経路の抵抗RSのうち縦方向抵抗RVを小さ
く保つことができる。
第2図は第2の実施例のMIS−GTOの断面図である。この
実施例ではターンオフ用MISトランジスタとしてpチャ
ネルを用いている。即ち先の実施例と同様に第2ベース
層2上の全面にp-型層14を形成しているが、これを第1
の低不純物濃度層として更にその表面部に第2の低不純
物濃度層であるn-型層17を選択的に形成している。そし
てこのn-型層17表面部をチャネル領域としてこの上にゲ
ート絶縁膜10を介してゲート電極11を形成している。p+
型層121,122はそれぞれMISトランジスタのソース,ド
レイン領域である。GTOの第2エミッタ層1はソース領
域であるp+型層121と一部重なり、且つn-型層17とp-型
層14を貫いて第2ベース層2に達する深さに形成され
て、第2ベース層2との間でエミッタ接合が形成されて
いる。カソード電極5は第2エミッタ層1と同時にp+型
層121にもオーミック接触させている。ドレイン領域と
なるp+型層122はこれと重なるp+型層16が第2ベース層
2に達する深さに形成されて、第2ベース層2に低抵抗
に接続されている。
実施例ではターンオフ用MISトランジスタとしてpチャ
ネルを用いている。即ち先の実施例と同様に第2ベース
層2上の全面にp-型層14を形成しているが、これを第1
の低不純物濃度層として更にその表面部に第2の低不純
物濃度層であるn-型層17を選択的に形成している。そし
てこのn-型層17表面部をチャネル領域としてこの上にゲ
ート絶縁膜10を介してゲート電極11を形成している。p+
型層121,122はそれぞれMISトランジスタのソース,ド
レイン領域である。GTOの第2エミッタ層1はソース領
域であるp+型層121と一部重なり、且つn-型層17とp-型
層14を貫いて第2ベース層2に達する深さに形成され
て、第2ベース層2との間でエミッタ接合が形成されて
いる。カソード電極5は第2エミッタ層1と同時にp+型
層121にもオーミック接触させている。ドレイン領域と
なるp+型層122はこれと重なるp+型層16が第2ベース層
2に達する深さに形成されて、第2ベース層2に低抵抗
に接続されている。
第2図ではターンオフ用ゲート部を省略したが、例えば
光トリガ方式としてもよいし、また第1図の実施例と同
様にp+型層16にオーミック接触するターンオン用ゲート
電極を設けることもできる。そしてこの実施例の場合、
ターンオフ動作は、ゲート電極11に所定の負電圧を印加
してMISトランジスタを導通させることにより行われ
る。
光トリガ方式としてもよいし、また第1図の実施例と同
様にp+型層16にオーミック接触するターンオン用ゲート
電極を設けることもできる。そしてこの実施例の場合、
ターンオフ動作は、ゲート電極11に所定の負電圧を印加
してMISトランジスタを導通させることにより行われ
る。
この実施例によっても、第2ベース層と別の低不純物濃
度層を形成してこれを用いてMISトランジスタを形成し
ており、従って先の実施例と同様の効果が得られる。
度層を形成してこれを用いてMISトランジスタを形成し
ており、従って先の実施例と同様の効果が得られる。
第3図は第3の実施例のMIS−GTOの断面図である。この
実施例では第2ベース層2上に形成する低不純物濃度層
として、第2ベース層2とは逆導電型のn-型層15を用い
ている。そしてこのn-型層15表面部にソース,ドレイン
領域となるp+型層121,122を設け、この間にゲート絶縁
膜10を介してゲート電極11を設けてpチャネルMISトラ
ンジスタを構成している。n+型の第2エミッタ層1はn-
型層15を貫通して第2ベース層2との間でエミッタ接合
を形成するようにしていること、カソード電極5はこの
第2エミッタ層1と同時にMISトランジスタのソース領
域であるp+型層121にオーミック接触させていること、
ドレイン領域となるp+型層122はn-型層15を貫通する低
抵抗層であるp+型層16により第2ベース層2に接続して
いること、等は先の各実施例と同様である。
実施例では第2ベース層2上に形成する低不純物濃度層
として、第2ベース層2とは逆導電型のn-型層15を用い
ている。そしてこのn-型層15表面部にソース,ドレイン
領域となるp+型層121,122を設け、この間にゲート絶縁
膜10を介してゲート電極11を設けてpチャネルMISトラ
ンジスタを構成している。n+型の第2エミッタ層1はn-
型層15を貫通して第2ベース層2との間でエミッタ接合
を形成するようにしていること、カソード電極5はこの
第2エミッタ層1と同時にMISトランジスタのソース領
域であるp+型層121にオーミック接触させていること、
ドレイン領域となるp+型層122はn-型層15を貫通する低
抵抗層であるp+型層16により第2ベース層2に接続して
いること、等は先の各実施例と同様である。
この実施例によっても先の各実施例と同様の効果が得ら
れる。
れる。
第4図は第4の実施例のMIS−GTOの断面図である。この
実施例では第3図の実施例と同様に第2ベース層2上に
形成される低不純物濃度層はn-型層15である。但し、第
3図の実施例と異なり、MISトランジスタはnチャネル
としている。即ち、n-型層15を第1の低不純物濃度層と
し、その表面に第2の低不純物濃度層としてp-型層18を
選択的に設け、このp-型層18表面をチャネル領域として
MISトランジスタを形成している。91,92はソース,ド
レイン領域となるn+型層であり、これらに挟まれた領域
のp-型層18表面にゲート絶縁膜10を介してゲート電極11
を形成している。第2エミッタ層1はn-型層15を貫通し
て第2ベース層2との間でエミッタ接合を形成し、カソ
ード電極5は第2エミッタ層1と同時にソース領域であ
るn+型層91にオーミック接触させること、ドレイン領域
であるn+型層92はn-型層15を貫通するp+型層16を形成
し、このp+型層16とn+型層92に同時にオーミック接触す
る電極7を設けて低抵抗で第2ベース層2に接続してい
ること、等は先の実施例と同様である。
実施例では第3図の実施例と同様に第2ベース層2上に
形成される低不純物濃度層はn-型層15である。但し、第
3図の実施例と異なり、MISトランジスタはnチャネル
としている。即ち、n-型層15を第1の低不純物濃度層と
し、その表面に第2の低不純物濃度層としてp-型層18を
選択的に設け、このp-型層18表面をチャネル領域として
MISトランジスタを形成している。91,92はソース,ド
レイン領域となるn+型層であり、これらに挟まれた領域
のp-型層18表面にゲート絶縁膜10を介してゲート電極11
を形成している。第2エミッタ層1はn-型層15を貫通し
て第2ベース層2との間でエミッタ接合を形成し、カソ
ード電極5は第2エミッタ層1と同時にソース領域であ
るn+型層91にオーミック接触させること、ドレイン領域
であるn+型層92はn-型層15を貫通するp+型層16を形成
し、このp+型層16とn+型層92に同時にオーミック接触す
る電極7を設けて低抵抗で第2ベース層2に接続してい
ること、等は先の実施例と同様である。
この実施例によっても先の各実施例と同様の効果が得ら
れる。
れる。
以上では、素子の要部構造のみを説明し、耐圧向上の手
段については省略したので、以下に本発明での接合終端
技術について説明する。第2ベース層上に低不純物濃度
層を形成する方法として、カウンタードーピング法を用
いた場合には、選択的に低不純物濃度層を形成すること
ができるので、通常のプレーナ素子で用いられているガ
ードリングなどの接合終端技術をそのまま用いることが
できる。低不純物濃度層形成にエピタキシャル成長法或
いは半導体直接接着法を適用した場合は、選択的に低不
純物濃度層を形成することができないので、特別な配慮
を必要とする。
段については省略したので、以下に本発明での接合終端
技術について説明する。第2ベース層上に低不純物濃度
層を形成する方法として、カウンタードーピング法を用
いた場合には、選択的に低不純物濃度層を形成すること
ができるので、通常のプレーナ素子で用いられているガ
ードリングなどの接合終端技術をそのまま用いることが
できる。低不純物濃度層形成にエピタキシャル成長法或
いは半導体直接接着法を適用した場合は、選択的に低不
純物濃度層を形成することができないので、特別な配慮
を必要とする。
第5図は、第2ベース層2上の全面に低不純物濃度層と
してp-型層14或いはn-型層15を形成した後、大型の個別
半導体素子で用いられているベベリング技術により溝を
形成した例である。
してp-型層14或いはn-型層15を形成した後、大型の個別
半導体素子で用いられているベベリング技術により溝を
形成した例である。
第6図は、第2ベース層2を選択拡散法により形成し、
この上に低不純物濃度層としてp-型層14或いはn-型層15
を形成した後、この低不純物濃度層を選択的にエッチン
グ除去して第1ベース層3を露出させて、ガードリング
法を適用した例である。
この上に低不純物濃度層としてp-型層14或いはn-型層15
を形成した後、この低不純物濃度層を選択的にエッチン
グ除去して第1ベース層3を露出させて、ガードリング
法を適用した例である。
本発明は上記した実施例に限られるものではない。例え
ば各実施例では、ターンオフ時の電流バイパス経路の抵
抗成分RSを小さくするために低抵抗層としてp+型層16を
設けている。これは、本発明において第2ベース層2上
に高抵抗層であるp-型層14或いはn-型層15を設けている
ために重要な意味を持つが、p-型層14或いはn-型層15を
形成する前に、第2ベース層2表面に後に形成されるp+
型層16と第2エミッタ層1間の横方向抵抗を小さくする
ようにp+型層を選択的に形成することは、抵抗RSをより
小さくする上で有用である。またp+型層16に代わる低抵
抗層として、この部分にエッチングにより溝を形成し、
第2ベース層2とオーミック接触する金属電極を設けて
もよい。また上記実施例では、平面パターンについては
特に言及しなかったが、単位GTOを構成する第2エミッ
タ層パターンはストライプ状でもよいし、または円形等
の島状に分散配置されるものでも構わない。更に上記実
施例では第1導電型としてp型、第2導電型としてn型
を用いたが、これらを全て逆にした相補型の素子に対し
ても同様に本発明を適用できることは明らかである。
ば各実施例では、ターンオフ時の電流バイパス経路の抵
抗成分RSを小さくするために低抵抗層としてp+型層16を
設けている。これは、本発明において第2ベース層2上
に高抵抗層であるp-型層14或いはn-型層15を設けている
ために重要な意味を持つが、p-型層14或いはn-型層15を
形成する前に、第2ベース層2表面に後に形成されるp+
型層16と第2エミッタ層1間の横方向抵抗を小さくする
ようにp+型層を選択的に形成することは、抵抗RSをより
小さくする上で有用である。またp+型層16に代わる低抵
抗層として、この部分にエッチングにより溝を形成し、
第2ベース層2とオーミック接触する金属電極を設けて
もよい。また上記実施例では、平面パターンについては
特に言及しなかったが、単位GTOを構成する第2エミッ
タ層パターンはストライプ状でもよいし、または円形等
の島状に分散配置されるものでも構わない。更に上記実
施例では第1導電型としてp型、第2導電型としてn型
を用いたが、これらを全て逆にした相補型の素子に対し
ても同様に本発明を適用できることは明らかである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、第2ベース層とター
ンオフ用のMISトランジスタのチャネル領域を別個の不
純物濃度層とすることによって、MISトランジスタのし
きい値電圧を最適値に設定し、しかもオン電圧を小さ
く、サージ電流耐量を大きく保ったMIS−GTOを実現する
ことができる。
ンオフ用のMISトランジスタのチャネル領域を別個の不
純物濃度層とすることによって、MISトランジスタのし
きい値電圧を最適値に設定し、しかもオン電圧を小さ
く、サージ電流耐量を大きく保ったMIS−GTOを実現する
ことができる。
第1図は本発明の第1の実施例のMIS−GTOを示す断面
図、第2図は第2の実施例のMIS−GTOを示す断面図、第
3図は第3の実施例のMIS−GTOを示す断面図、第4図は
第4の実施例のMIS−GTOを示す断面図、第5図および第
6図は本発明に適用する接合終端技術の例を示す断面
図、第7図および第8図は従来のMIS−GTOを示す断面図
である。 1…n型第1エミッタ層、2…p型第2ベース層、3…
n型第1ベース層、4…p型第1エミッタ層、5…カソ
ード電極、6…アノード電極、7…ターンオフ用電極、
91,92…n+型層(ソース,ドレイン領域)、10…ゲート
絶縁膜、11…ゲート電極、121,122…p+型層(ソース,
ドレイン領域)、13…SiO2膜、14…p-型層(低不純物濃
度層)、15…n-型層(低不純物濃度層)、16…p+型層
(低抵抗層)、17…n-型層(低不純物濃度層)、18…p-
型層(低不純物濃度層)。
図、第2図は第2の実施例のMIS−GTOを示す断面図、第
3図は第3の実施例のMIS−GTOを示す断面図、第4図は
第4の実施例のMIS−GTOを示す断面図、第5図および第
6図は本発明に適用する接合終端技術の例を示す断面
図、第7図および第8図は従来のMIS−GTOを示す断面図
である。 1…n型第1エミッタ層、2…p型第2ベース層、3…
n型第1ベース層、4…p型第1エミッタ層、5…カソ
ード電極、6…アノード電極、7…ターンオフ用電極、
91,92…n+型層(ソース,ドレイン領域)、10…ゲート
絶縁膜、11…ゲート電極、121,122…p+型層(ソース,
ドレイン領域)、13…SiO2膜、14…p-型層(低不純物濃
度層)、15…n-型層(低不純物濃度層)、16…p+型層
(低抵抗層)、17…n-型層(低不純物濃度層)、18…p-
型層(低不純物濃度層)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−173(JP,A) 特開 昭60−115263(JP,A) 特開 昭60−214566(JP,A)
Claims (13)
- 【請求項1】第1導電型の第1エミッタ層,第2導電型
の第1ベース層,第1導電型の第2ベース層がこの順に
積層形成され、第2ベース層表面に選択的に第2導電型
の第2エミッタ層が形成されたpnpn構造と、前記第1お
よび第2のエミッタ層にそれぞれ接触するオーミック電
極と、前記第2ベース層と第2エミッタ層間を短絡する
ためのMISトランジスタとを有するゲートターンオフサ
イリスタにおいて、前記MISトランジスタのチャネル領
域を前記第2ベース層または第2エミッタ層と異なる前
記第2ベース層よりも不純物濃度が低い低不純物濃度層
により構成し、前記第2エミッタ層は前記低不純物濃度
層を貫通して形成されて前記第2ベース層との間でエミ
ッタ接合を構成し、前記MISトランジスタのソース、ド
レイン領域の一方は前記低不純物濃度層を貫通して設け
られた低抵抗層を介して前記第2ベース層に接続された
ことを特徴とするゲートターンオフサイリスタ。 - 【請求項2】前記低不純物濃度層は前記第2ベース層表
面全面に形成された第1導電型の低不純物濃度層であ
り、前記MISトランジスタは前記低不純物濃度層の表面
部をチャネル領域として形成された第2導電チャネル型
である特許請求の範囲第1項記載のゲートターンオフサ
イリスタ。 - 【請求項3】前記低不純物濃度層は前記第2ベース層表
面全面に形成された第1導電型の第1の低不純物濃度層
であり、この第1の低不純物濃度層表面部に選択的に第
2導電型の第2の低不純物濃度層が形成され、前記第2
エミッタ層はこれら第1,第2の低不純物濃度層を貫通し
て形成されて前記第2ベース層との間で前記エミッタ接
合を構成し、前記MISトランジスタは前記第2の低不純
物濃度層の表面部をチャネル領域として形成された第1
導電チャネル型である特許請求の範囲第1項記載のゲー
トターンオフサイリスタ。 - 【請求項4】前記低不純物濃度層は前記第2ベース層表
面全面に形成された第2導電型の低不純物濃度層であ
り、前記MISトランジスタは前記低不純物濃度層の表面
部をチャネル領域として形成された第1導電チャネル型
である特許請求の範囲第1項記載のゲートターンオフサ
イリスタ。 - 【請求項5】前記低不純物濃度層は前記第2ベース層表
面全面に形成された第2導電型の第1の低不純物濃度層
であり、この第1の低不純物濃度層表面部に選択的に第
1導電型の第2の低不純物濃度層が形成され、前記第2
エミッタ層は前記第1の低不純物濃度層を貫通して形成
されて前記第2ベース層との間で前記エミッタ接合を構
成し、前記MISトランジスタは前記第2の低不純物濃度
層の表面部をチャネル領域として形成された第2導電型
チャネル型である特許請求の範囲第1項記載のゲートタ
ーンオフサイリスタ。 - 【請求項6】前記低不純物濃度層はエピタキシャル成長
層である特許請求の範囲第1項記載のゲートターンオフ
サイリスタ。 - 【請求項7】前記低不純物濃度層は半導体の直接接着技
術により形成された層である特許請求の範囲第1項記載
のゲートターンオフサイリスタ。 - 【請求項8】前記低不純物濃度層は前記第2ベース層に
カウンタードーピング法により形成された層である特許
請求の範囲第1項記載のゲートターンオフサイリスタ。 - 【請求項9】前記MISトランジスタのソース,ドレイン
領域の他方は前記第2エミッタ層と共にオーミック電極
に接続されている特許請求の範囲第1項記載のゲートタ
ーンオフサイリスタ。 - 【請求項10】前記低抵抗層は第1導電型の高不純物濃
度層である特許請求の範囲第1項記載のゲートターンオ
フサイリスタ。 - 【請求項11】前記低抵抗層は金属である特許請求の範
囲第1項記載のゲートターンオフサイリスタ。 - 【請求項12】前記低抵抗層に点弧用電極が設けられて
いる特許請求の範囲第1項記載のゲートターンオフサイ
リスタ。 - 【請求項13】前記第2ベース層を選択的に拡散して素
子領域を形成し、前記低不純物濃度層の少なくとも素子
領域以外の部分を除去して第1ベース層を露出させ、こ
の部分にプレーナ型接合終端技術による構造を形成した
特許請求の範囲第1項記載のゲートターンオフサイリス
タ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61053103A JPH07112061B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ |
| US07/014,608 US4717940A (en) | 1986-03-11 | 1987-02-13 | MIS controlled gate turn-off thyristor |
| DE19873707867 DE3707867A1 (de) | 1986-03-11 | 1987-03-11 | Mis-gesteuerter abschaltthyristor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61053103A JPH07112061B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62210676A JPS62210676A (ja) | 1987-09-16 |
| JPH07112061B2 true JPH07112061B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=12933454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61053103A Expired - Lifetime JPH07112061B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112061B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58173A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体スイツチの製造方法 |
| JPS60115263A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-21 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JPH0620127B2 (ja) * | 1984-04-11 | 1994-03-16 | 株式会社明電舍 | Gtoサイリスタ |
-
1986
- 1986-03-11 JP JP61053103A patent/JPH07112061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62210676A (ja) | 1987-09-16 |
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