JPH07112170B2 - デジタル信号の再生イコライザ自動調整装置 - Google Patents

デジタル信号の再生イコライザ自動調整装置

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JPH07112170B2
JPH07112170B2 JP8254686A JP8254686A JPH07112170B2 JP H07112170 B2 JPH07112170 B2 JP H07112170B2 JP 8254686 A JP8254686 A JP 8254686A JP 8254686 A JP8254686 A JP 8254686A JP H07112170 B2 JPH07112170 B2 JP H07112170B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、デジタルVTRや光ディスクドライブ
等の再生装置に使用されるデジタル信号の再生イコライ
ザ自動調整装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ自動調整装
置は、本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ自動
調整装置は、入力デジタル信号の周波数に対する減衰特
性を均一化する等化回路と、上記等化回路の等化特性を
調整する等化調整回路と、上記等化回路からの出力信号
のエンベロープレベルを検出するエンベロープ検出回路
とを具備し、上記エンベロープ検出回路は、上記等化
回路から出力され、かつ、上記等化回路における等化特
性の調整のために用いられる波長の異なる2種の信号の
うち、短い波長の信号に対してレベル補正を行なうレベ
ル補正回路と、上記短い波長の信号に対応するレベル
補正後の高域エンベロープレベルと上記2種の信号のう
ち長い波長の信号に対応する低域エンベロープレベルと
の差分をとり、差分信号として出力する差分回路とを設
け、上記レベル補正回路のレベル補正量を、上記高域エ
ンベロープレベルと上記低域エンベロープレベルとがほ
ぼ一致したとき、上記等化回路から出力される上記短い
波長の信号レベルが上記長い波長の信号レベルに対して
ほぼ80%程度のレベルとなる量とし、上記等化調整回路
を、上記差分回路からの差分信号のレベルが0レベルに
なるように上記等化回路の等化特性を調整するように構
成することにより、デジタル信号の再生イコライザの調
整を容易に自動化することができるようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
デジタル信号の再生を行なう場合に、再生イコライザの
調整は良好な再生信号を得るための重要な条件となる。
これに対して従来は、再生信号をオシロスコープに供給
し、いわゆるアイパターンが開くように再生イコライザ
を調整することが行なわれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の技術では、デジタル信号の再生イコライ
ザの調整を自動化することは極めて困難であった。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、デジタル信号の再生イコライザの調
整を容易に自動化することができるデジタル信号の再生
イコライザ自動調整装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述のデジタル信号の特性を検討した結果、デジタル信
号のエンベロープを検出した際において、再生イコライ
ザ調整に用いられる2種の信号(短い波長の信号及び長
い波長の信号)の各エンベロープのレベル比較によって
アイパターンを特定できることが判明した。即ち、再生
イコライザ調整に用いられる2種の信号間において、短
い波長の信号レベルが長い波長の信号レベルのほぼ80%
にあるとき、アイパターンが大きく開くことがわかっ
た。本発明はこの点に着目したものである。
そして、本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ自
動調整装置は、入力デジタル信号の周波数に対する減衰
特性の均一化する等化回路(200)と、上記等化回路(2
00)の等化特性を調整する等化調整回路(500)と、上
記等化回路(200)からの出力信号のエンベロープレベ
ルを検出するエンベロープ検出回路(400)とを具備
し、上記エンベロープ検出回路(400)に、上記等化
回路(200)から出力され、かつ、上記等化回路(200)
における等化特性の調整のために用いられる波長の異な
る2種の信号のうち、短い波長の信号に対してレベル補
正を行なうレベル補正回路と、上記短い波長の信号に
対応するレベル補正後の高域エンベロープレベルと上記
2種の信号のうち長い波長の信号に対応する低域エンベ
ロープレベルとの差分をとり、差分信号として出力する
差分回路とを設け、上記レベル補正回路のレベル補正量
を、上記高域エンベロープレベルと上記低域エンベロー
プレベルとがほぼ一致したとき、上記等化回路(200)
から出力される上記短い波長の信号レベルが上記長い波
長の信号レベルに対してはほぼ80%程度のレベルとなる
量にし、更に上記等化調整回路(500)は、上記差分回
路からの差分信号のレベルが0レベルになるように上記
等化回路(200)の等化特性を調整するように構成す
る。
〔作用〕
本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ調整装置に
おいては、まず、デジタル信号が等化回路(200)に入
力されて所望の等化処理が行なわれて、入力デジタル信
号の周波数に対する減衰特性が均一化されることにな
る。この等化回路(200)のデジタル信号に対する等化
特性は等化調整回路(500)にて行なわれる。
そして、本発明では、エンベロープ検出回路(400)に
おいて、等化回路(200)からの出力信号のエンベロー
プレベルが検出されることになる。この場合、レベル補
正回路において、等化回路(200)における等化特性の
調整のために用いられる波長の異なる2種の信号のう
ち、短い波長の信号に対してレベル補正が行なわれるこ
とになる。
具体的には、等化調整回路(500)の等化回路(200)に
対する調整動作によって、上記短い波長の信号に対応す
るレベル補正後の高域エンベロープレベルと上記2種の
信号のうち長い波長の信号に対応する低域エンベロープ
レベルとがほぼ一致したとき、上記等化回路(200)か
ら出力される上記短い波長の信号レベルが上記長い波長
の信号レベルに対してほぼ80%程度のレベルとなるレベ
ル量ほど上記短い波長の信号がレベル補正されることに
なる。
差分回路においては、レベル補正後の上記高域エンベロ
ープレベルと上記長い波長の信号に対応する低域エンベ
ロープレベルとの差分がとられ、その差分信号は等化調
整回路(500)に供給される。
等化調整回路(500)においては、上記差分回路から供
給される差分信号のレベルが0になるように、等化回路
(200)の等化特性を自動調整する。
そして、この等化調整回路(500)による等化回路(20
0)に対する調整によって、差分回路から出力される差
分信号のレベルが0になった段階で、上記等化回路(20
0)から出力される上記短い波長の信号レベルが上記長
い波長の信号レベルに対してほぼ80%程度のレベルとな
り、等化回路(200)から出力される信号のアイパター
ンが十分に開いた状態となる。
このように、本発明に係るデジタル信号の再生イコライ
ザ自動調整装置においては、等化調整回路(500)によ
って、エンベロープ検出回路(400)から出力される短
い波長の信号に対応する高域エンベロープレベルと長い
波長の信号に対応する低域エンベロープレベルとが1:1
の関係となるように、即ち、等化回路(200)から出力
される短い波長の信号ベルが長い波長の信号レベルのほ
ぼ80%になるように、等化回路(200)が自動調整され
ることになり、等化回路(200)において所望の等化特
性(アイパターンが十分に開いた状態)を得ることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ自動
調整装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。
図において、入力端子(100)に供給されるデジタル信
号が再生イコライザ回路(200)を通じて出力端子(30
0)に取り出される。このイコライザ回路(200)の出力
信号が以下に述べるエンベロープ検出回路(400)に供
給される。
即ち、イコライザ回路(200)の出力端が抵抗器
(2),(3)及び(4)からなるバイアス回路を通じ
てpnpトランジスタ(5)のベースに接続され、このト
ランジスタ(5)のエミッタが抵抗器(6),(7)及
びコンデンサ(8),(9)を通じて電源端子(10)に
接続される。更に、このトランジスタ(5)のコレクタ
が抵抗器(11)及び(12)を通じて接地されると共に、
このコレクタがコンデンサ(13)の一端に接続され、こ
のコンデンサ(13)の他端が抵抗器(14)とコンデンサ
(15)及びコイル(16)の並列回路との直列回路を通じ
て接地される。また、このコンデンサ(13)の他端がダ
イオード(17)を通じて抵抗器(18)の一端に接続さ
れ、この抵抗器(18)の他端がコンデンサ(19)を通じ
て接地される。なお、図中の数字は各素子の値を示す。
従って、この回路において、エンベロープの検出が行な
われると共に、コンデンサ(15)及びコイル(16)の値
を定めることによって、再生イコライザ回路(200)か
ら出力されるデジタル信号であって、再生イコライザ回
路(200)の等化特性の調整操作に使用される2種の信
号(短い波長の信号及び長い波長の信号)のうち、短い
波長の信号が抽出され、該信号に対して抵抗器(11),
(12)及び(14)等によって約2倍のピーキングがかけ
られる。
更に、(500)は、イコライザ調整回路であって、正負
の電源端子(31)及び(32)間に抵抗器(33),可変抵
抗器(34)及び抵抗器(35)の直列回路が設けられ、こ
の可変抵抗器(34)の摺動子が後述するスイッチ(20)
の一方の固定接点を通じて演算増幅器(36)の反転入力
に接続される。この増幅器(36)の非反転入力が抵抗器
(37)を通じて接地され、この増幅器(36)の出力が抵
抗器(38)を通じて増幅器(36)の反転入力に接続され
る。更に、この増幅器(36)の出力が抵抗器(39)を通
じてイコライザ回路(200)の特性調整入力に接続され
ると共に、この抵抗器(39)とイコライザ回路(200)
との接続中点が、ダイオード(40),(41)及びコンデ
ンサ(42)を通じて接地され、更にイコライザ回路(20
0)の特性調整入力に接続される。
従って、この回路において、スイッチ(20)が図示する
ように一方の固定接点に接続されているときには、可変
抵抗器(34)を調整することによって手動操作にて再生
イコライザ回路(200)の特性を調整することができ
る。
ここで、例えばデジタルVTRや光ディスクドライブから
の再生デジタル信号に対するイコライザ調整を例にとる
と、この再生デジタル信号のうち、いわゆるプリアンブ
ル又はポストアンブル部からの再生デジタル信号は、迅
速にビット同期がとれるようにクロックを多く含んだビ
ット・パターン、例えばIT(1データ期間)の繰り返し
パターンが用いられ、この再生デジタル信号は高い周波
数の信号、即ち短い波長の信号となっている。
また、データ部からの再生デジタル信号は、記録変調方
式によって異なるが、例えば8−10変調の場合、データ
については最長4T、同期パターンについては最長8T又は
9Tの各種波長を有する信号が含まれている。
従って、再生イコライザ回路(200)の等化特性の調整
に使用する信号としては、最も短い波長の信号であって
周期的に現れる上記プリアンブル又はポストアンブル部
からの再生デジタル信号と、データ部中、最も長い波長
の信号であって周期的に現れる同期パターンの再生デジ
タル信号を採用することができる。
なお、それぞれが周期的に現れる最短波長部分の信号及
び最長波長部分の信号を再生イコライザ回路(200)に
おける等化特性の調整用として作用した場合、差分回路
においてタイミング的に差分をとることが容易になる。
そこで、上述の回路において、エンベロープ検出回路
(400)の抵抗器(18)の他端に得られる信号を、それ
ぞれの信号のプリ又はポストアンブル期間にオンされる
スイッチ(21)及びデータ期間にオンされるスイッチ
(22)を介して記憶用のコンデンサ(23)及び(24)に
供給し、これらのコンデンサ(23)及び(24)に記憶さ
れた信号を演算増幅器(25)に供給して差成分を検出す
る。そして、この差成分をローパスフィルタ(26)を介
してイコライザ調整回路(500)のスイッチ(20)の他
方の固定接点に供給する。
これによって、スイッチ(20)を図示の場合とは反対側
の固定接点に接続することにより、上述の回路におい
て、演算増幅器(25)からの差成分が0になるように再
生イコライザ回路(200)の特性が自動調整されること
となる。
ところで、上述のようなデジタル信号では、最長波長部
分と最短波長部分とで周波数が例えば4倍異なってお
り、これらの信号を通常のエンベロープ検出回路で検出
しても、エネルギーの小さい最短波長部分の出力レベル
は、大幅に低下されてしまう。
そこで、上述の回路では、最短波長部分に約2倍のピー
キングをかけることによって、最短波長部分と最長波長
部分のエンベロープのレベルを近づけている。即ち、上
述のように、最短波長部分に2倍のピーキングをかけた
場合には、このエンベロープ検出出力の最短波長部分に
対応するエンベロープと最長波長部分に対応するエンベ
ロープの各レベルが一致するように、再生イコライザ回
路(200)を調整すれば、該再生イコライザ回路(200)
から出力される最短波長部分の信号レベルが最長波長部
分の信号レベルの約80%に調整されたことになる。ここ
で、再生イコライザ回路から出力される最短波長部分と
最長波長部分との信号レベル比が70%以上であれば、ア
イパターンが十分に開いた状態であることが確認されて
いる。また、抵抗器(14)の抵抗値を適宜変えてピーキ
ングの率を調整することによって、任意のアイパターン
を得ることができる。
上記実施例に係るデジタル信号の再生イコライザ自動調
整装置によれば、エンベロープ検出回路(400)におけ
る演算増幅器(25)の出力をイコライザ調整回路(50
0)に供給することによって、容易に再生イコライザの
調整を自動化することができる。
〔発明の効果〕
本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ自動調整装
置によれば、デジタル信号の再生イコライザの調整を容
易に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明に係るデジタル信号の再生イコライザ自動
調整装置の一実施例を示す回路構成図である。 (100)は入力端子、(200)は再生イコライザ回路、
(300)は出力端子、(400)はエンベロープ検出回路、
(500)はイコライザ調整回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力デジタル信号の周波数に対する減衰特
    性を均一化する等化回路と、 上記等化回路の等化特性を調整する等化調整回路と、 上記等化回路からの出力信号のエンベロープレベルを検
    出するエンベロープ検出回路とを具備し、 上記エンベロープ検出回路は、 上記等化回路から出力され、かつ、上記等化回路に
    おける等化特性の調整のために用いられる波長の異なる
    2種の信号のうち、短い波長の信号に対してレベル補正
    を行なうレベル補正回路と、 上記短い波長の信号に対応するレベル補正後の高域
    エンベロープレベルと上記2種の信号のうち長い波長の
    信号に対応する低域エンベロープレベルとの差分をと
    り、差分信号として出力する差分回路と を有し、 上記レベル補正回路のレベル補正量は、上記高域エンベ
    ロープレベルと上記低域エンベロープレベルとがほぼ一
    致したとき、上記等化回路から出力される上記短い波長
    の信号レベルが上記長い波長の信号レベルに対してほぼ
    80%程度のレベルとなる量であり、 上記等化調整回路は、上記差分回路からの差分信号のレ
    ベルが0レベルになるように上記等化回路の等化特性を
    調整することを特徴とするデジタル信号の再生イコライ
    ザ自動調整装置。
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