JPH07112333A - 組み立て作業治具及びその使用方法 - Google Patents
組み立て作業治具及びその使用方法Info
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- JPH07112333A JPH07112333A JP26021493A JP26021493A JPH07112333A JP H07112333 A JPH07112333 A JP H07112333A JP 26021493 A JP26021493 A JP 26021493A JP 26021493 A JP26021493 A JP 26021493A JP H07112333 A JPH07112333 A JP H07112333A
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 3次元的な曲面形状を有する組み立て用部材
を基台上に支持する多数の支持ジャッキの高さ調節を、
確実にしかも速やかに行わせるための駆動系及び制御系
の構成を簡素化する。 【構成】 平坦な基台2上に縦横に並設された支持ジャ
ッキ1,1…の並び列に沿って伝動軸S1 〜Sn を延設
し、これらと対応する支持ジャッキ1,1…とを各別の
電磁クラッチK,K…を介して連結する。伝動軸S1 〜
Sn を各別の駆動モータM1 〜Mn により回転駆動し、
この回転を、夫々の電磁クラッチK,K…の係合により
支持ジャッキ1,1…に伝え、これらの支持ジャッキ
1,1…を各別に伸縮させて高さ調節を行う構成とす
る。
を基台上に支持する多数の支持ジャッキの高さ調節を、
確実にしかも速やかに行わせるための駆動系及び制御系
の構成を簡素化する。 【構成】 平坦な基台2上に縦横に並設された支持ジャ
ッキ1,1…の並び列に沿って伝動軸S1 〜Sn を延設
し、これらと対応する支持ジャッキ1,1…とを各別の
電磁クラッチK,K…を介して連結する。伝動軸S1 〜
Sn を各別の駆動モータM1 〜Mn により回転駆動し、
この回転を、夫々の電磁クラッチK,K…の係合により
支持ジャッキ1,1…に伝え、これらの支持ジャッキ
1,1…を各別に伸縮させて高さ調節を行う構成とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶の外装板等、3次
元的な曲面を有する組み立て用部材を安定して支持し、
組み立て作業を容易化すべく用いられる組み立て作業治
具、及びこれの使用方法に関する。
元的な曲面を有する組み立て用部材を安定して支持し、
組み立て作業を容易化すべく用いられる組み立て作業治
具、及びこれの使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における船舶の製造は、一般的に、
外装板同士を溶接し、これらの内側に骨材を接合する等
のブロック毎の組み立て作業を工場内で実施し、このよ
うにして得られた各部のブロックを船台上にて組み上げ
る手順により行われており、この手順中、前記ブロック
毎の組み立て作業においては、外装板及び骨材等の組み
立て用部材を安定して支持することが重要である。
外装板同士を溶接し、これらの内側に骨材を接合する等
のブロック毎の組み立て作業を工場内で実施し、このよ
うにして得られた各部のブロックを船台上にて組み上げ
る手順により行われており、この手順中、前記ブロック
毎の組み立て作業においては、外装板及び骨材等の組み
立て用部材を安定して支持することが重要である。
【0003】ところが、支持対象が船舶の外装板及び骨
材である場合、これらはいずれも3次元的な曲面形状を
なしており、平坦な面上での安定した支持が難しく、更
に、前記組み立て作業は溶接が主体となり、前記支持は
下側に所定の隙間を確保した状態で行うのが望ましいと
いう制約がある。そこで従来においては、これらの制約
を満たす支持手段として、図11にその一部を示す如き組
み立て作業治具が用いられている。
材である場合、これらはいずれも3次元的な曲面形状を
なしており、平坦な面上での安定した支持が難しく、更
に、前記組み立て作業は溶接が主体となり、前記支持は
下側に所定の隙間を確保した状態で行うのが望ましいと
いう制約がある。そこで従来においては、これらの制約
を満たす支持手段として、図11にその一部を示す如き組
み立て作業治具が用いられている。
【0004】この組み立て作業治具は、平坦な基台2上
に相互間に所定の間隔を隔てて複数の支持ジャッキ3,
3…を並設し、このような並設列を紙面に直交する方向
にも複数並べた構成となっている。基台2は、支持面と
なる上面を略水平に保って設置され、この支持面上に並
設された支持ジャッキ3,3…は、支持端となる夫々の
ヘッド部30,30…が基台2の上面から所定の高さを有す
るように、各別に高さ調節できるようになしてある。
に相互間に所定の間隔を隔てて複数の支持ジャッキ3,
3…を並設し、このような並設列を紙面に直交する方向
にも複数並べた構成となっている。基台2は、支持面と
なる上面を略水平に保って設置され、この支持面上に並
設された支持ジャッキ3,3…は、支持端となる夫々の
ヘッド部30,30…が基台2の上面から所定の高さを有す
るように、各別に高さ調節できるようになしてある。
【0005】支持ジャッキ3は、基台2上に略垂直に立
設された円筒形の支持筒32に軸長方向への抜き差し自在
に昇降ロッド33を内嵌し、支持筒32の上側に突出する昇
降ロッド33の先端に支持端となるヘッド部30を取り付け
てなる。支持筒32及び昇降ロッド33は、軸心と直交する
方向に貫設された各複数のピン孔を軸長方向に所定の間
隔を隔てて備えており、また、昇降ロッド33へのヘッド
部30の取り付けは、後者の下方に同軸的に連設されたね
じ部を前者の上端に形成したねじ孔に螺合せしめてなさ
れている。
設された円筒形の支持筒32に軸長方向への抜き差し自在
に昇降ロッド33を内嵌し、支持筒32の上側に突出する昇
降ロッド33の先端に支持端となるヘッド部30を取り付け
てなる。支持筒32及び昇降ロッド33は、軸心と直交する
方向に貫設された各複数のピン孔を軸長方向に所定の間
隔を隔てて備えており、また、昇降ロッド33へのヘッド
部30の取り付けは、後者の下方に同軸的に連設されたね
じ部を前者の上端に形成したねじ孔に螺合せしめてなさ
れている。
【0006】而して、支持ジャッキ3の高さ調節は、支
持筒32の上方に昇降ロッド33を引き出し、互いに整合す
る両者のピン孔に支持ピンを打設することにより所望の
高さを大まかに実現し、次いで、昇降ロッド33の上部に
取付けたヘッド部30の突出長さを、該ヘッド部30の回転
に伴う前記ねじ部の螺進により変更して、ヘッド部30の
先端までの高さを微調整する手順によりなされる。
持筒32の上方に昇降ロッド33を引き出し、互いに整合す
る両者のピン孔に支持ピンを打設することにより所望の
高さを大まかに実現し、次いで、昇降ロッド33の上部に
取付けたヘッド部30の突出長さを、該ヘッド部30の回転
に伴う前記ねじ部の螺進により変更して、ヘッド部30の
先端までの高さを微調整する手順によりなされる。
【0007】以上の如き組み立て作業治具により、船舶
用の外装板等、3次元的な曲面形状を有する組み立て用
部材4を支持する場合、支持対象となる組み立て用部材
4の夫々の支持位置に応じて全ての支持ジャッキ3,3
…の支持高さを予め定め、この支持高さを得るべく各支
持ジャッキ3,3…の高さ調節を前述の如く行い、これ
らのヘッド部30,30…上に前記組み立て用部材4を載置
する。これにより組み立て用部材4は、図11に示す如
く、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ3,3…のヘッ
ド部30,30…上に安定して載架支持され、また基台2の
上面から離隔することから、上部(又は下部)からの溶
接作業等、所望の組み立て作業を能率的に行うことがで
きる。
用の外装板等、3次元的な曲面形状を有する組み立て用
部材4を支持する場合、支持対象となる組み立て用部材
4の夫々の支持位置に応じて全ての支持ジャッキ3,3
…の支持高さを予め定め、この支持高さを得るべく各支
持ジャッキ3,3…の高さ調節を前述の如く行い、これ
らのヘッド部30,30…上に前記組み立て用部材4を載置
する。これにより組み立て用部材4は、図11に示す如
く、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ3,3…のヘッ
ド部30,30…上に安定して載架支持され、また基台2の
上面から離隔することから、上部(又は下部)からの溶
接作業等、所望の組み立て作業を能率的に行うことがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如く
構成された組み立て作業治具は、船舶の外装板等、大嵩
な組み立て用部材4を支持対象とする場合が多く、この
場合、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ3,3…の本
数は、数十〜数百に達することがあり、これらの支持ジ
ャッキ3,3…の夫々に対し、所定の支持高さを得るべ
く行われる前述した高さ調節作業に多大の時間と人手と
を要するという難点があった。
構成された組み立て作業治具は、船舶の外装板等、大嵩
な組み立て用部材4を支持対象とする場合が多く、この
場合、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ3,3…の本
数は、数十〜数百に達することがあり、これらの支持ジ
ャッキ3,3…の夫々に対し、所定の支持高さを得るべ
く行われる前述した高さ調節作業に多大の時間と人手と
を要するという難点があった。
【0009】この難点は、ねじ軸として形成された昇降
ロッドに回転ナットを螺合し、該回転ナットを正逆両方
向に回転駆動して昇降ロッドを昇降させ、該昇降ロッド
の長さ範囲内での連続的な高さ調節が可能に構成された
公知のねじジャッキ(スクリュージャッキ)等、回転力
の伝動により伸縮動作をなす支持ジャッキを用いること
により解消し得る。ところが、基台2上に並設される数
十〜数百に及ぶ支持ジャッキとしてこの種の支持ジャッ
キを用いた場合、夫々の駆動源として回転位置の制御が
可能な同数のモータが必要となり、また、これらのモー
タを各別に駆動するための制御系の構成が複雑化するこ
とから、設備費が嵩む上、日常的な設備保全に多大の手
間を要するという不都合がある。
ロッドに回転ナットを螺合し、該回転ナットを正逆両方
向に回転駆動して昇降ロッドを昇降させ、該昇降ロッド
の長さ範囲内での連続的な高さ調節が可能に構成された
公知のねじジャッキ(スクリュージャッキ)等、回転力
の伝動により伸縮動作をなす支持ジャッキを用いること
により解消し得る。ところが、基台2上に並設される数
十〜数百に及ぶ支持ジャッキとしてこの種の支持ジャッ
キを用いた場合、夫々の駆動源として回転位置の制御が
可能な同数のモータが必要となり、また、これらのモー
タを各別に駆動するための制御系の構成が複雑化するこ
とから、設備費が嵩む上、日常的な設備保全に多大の手
間を要するという不都合がある。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、3次元的な曲面形状を有する組み立て用部材を
基台上に支持する多数の支持ジャッキの高さ調節を速や
かに行わせ得ると共に、このための駆動系及び制御系の
構成を簡素化でき、設備費及び設備保全の点で有利な組
み立て作業治具、及びその使用方法を提供することを目
的とする。
であり、3次元的な曲面形状を有する組み立て用部材を
基台上に支持する多数の支持ジャッキの高さ調節を速や
かに行わせ得ると共に、このための駆動系及び制御系の
構成を簡素化でき、設備費及び設備保全の点で有利な組
み立て作業治具、及びその使用方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
組み立て作業治具は、回転力の伝動に応じて伸縮する複
数の支持ジャッキを平坦な基台上に縦横に並べて立設
し、各別の伸縮により高さ調節された前記支持ジャッキ
のヘッド部上に3次元的な曲面を有する組み立て用部材
を載架支持する構成とした組み立て作業治具において、
前記支持ジャッキの縦方向又は横方向の並び列に夫々沿
って延設された複数の伝動軸と、これらの伝動軸を回転
駆動する各別の駆動手段と、各伝動軸とこれに対応する
複数の支持ジャッキとの間に夫々介装され、前者から後
者への伝動を各別に係断するクラッチとを具備すること
を特徴とする。
組み立て作業治具は、回転力の伝動に応じて伸縮する複
数の支持ジャッキを平坦な基台上に縦横に並べて立設
し、各別の伸縮により高さ調節された前記支持ジャッキ
のヘッド部上に3次元的な曲面を有する組み立て用部材
を載架支持する構成とした組み立て作業治具において、
前記支持ジャッキの縦方向又は横方向の並び列に夫々沿
って延設された複数の伝動軸と、これらの伝動軸を回転
駆動する各別の駆動手段と、各伝動軸とこれに対応する
複数の支持ジャッキとの間に夫々介装され、前者から後
者への伝動を各別に係断するクラッチとを具備すること
を特徴とする。
【0012】また、本発明の第2発明に係る組み立て作
業治具は、回転力の伝動に応じて伸縮する複数の支持ジ
ャッキを平坦な基台上に縦横に並べて立設し、各別の伸
縮により高さ調節された前記支持ジャッキのヘッド部上
に3次元的な曲面を有する組み立て用部材を載架支持す
る構成とした組み立て作業治具において、前記支持ジャ
ッキの縦方向又は横方向の並び列に夫々沿って延設され
た複数の副伝動軸と、該副伝動軸の並びに沿って延設さ
れた主伝動軸と、該主伝動軸を回転駆動する駆動手段
と、主伝動軸と各副伝動軸との間、及び各副伝動軸とこ
れに対応する複数の支持ジャッキとの間に夫々介装さ
れ、前者から後者への伝動を各別に係断するクラッチと
を具備することを特徴とする。
業治具は、回転力の伝動に応じて伸縮する複数の支持ジ
ャッキを平坦な基台上に縦横に並べて立設し、各別の伸
縮により高さ調節された前記支持ジャッキのヘッド部上
に3次元的な曲面を有する組み立て用部材を載架支持す
る構成とした組み立て作業治具において、前記支持ジャ
ッキの縦方向又は横方向の並び列に夫々沿って延設され
た複数の副伝動軸と、該副伝動軸の並びに沿って延設さ
れた主伝動軸と、該主伝動軸を回転駆動する駆動手段
と、主伝動軸と各副伝動軸との間、及び各副伝動軸とこ
れに対応する複数の支持ジャッキとの間に夫々介装さ
れ、前者から後者への伝動を各別に係断するクラッチと
を具備することを特徴とする。
【0013】また、第1又は第2発明に係る組み立て作
業治具に適用する本発明に係る第1の使用方法は、前記
基台上に並ぶ複数の支持ジャッキの目標支持高さを、支
持対象となる組み立て用部材の形状データに基づいて予
め定め、各支持ジャッキを夫々のクラッチの一括係合に
より伸長させ、この伸長を、前記目標支持高さへの到達
に応じた各別のクラッチの遮断により順次停止した後、
前記組み立て用部材を各支持ジャッキのヘッド部上に載
架することを特徴とする。
業治具に適用する本発明に係る第1の使用方法は、前記
基台上に並ぶ複数の支持ジャッキの目標支持高さを、支
持対象となる組み立て用部材の形状データに基づいて予
め定め、各支持ジャッキを夫々のクラッチの一括係合に
より伸長させ、この伸長を、前記目標支持高さへの到達
に応じた各別のクラッチの遮断により順次停止した後、
前記組み立て用部材を各支持ジャッキのヘッド部上に載
架することを特徴とする。
【0014】また第2の使用方法は、前記基台上に並ぶ
複数の支持ジャッキを略等しい初期高さに保ち、これら
の上側に前記組み立て用部材を位置決めした後、各支持
ジャッキを各別のクラッチの係合により伸長させ、この
伸長を、夫々のヘッド部と前記組み立て用部材との当接
に応じた各別のクラッチの遮断により逐次停止して、前
記組み立て用部材を前記位置決め時の姿勢にて支持する
ことを特徴とする。
複数の支持ジャッキを略等しい初期高さに保ち、これら
の上側に前記組み立て用部材を位置決めした後、各支持
ジャッキを各別のクラッチの係合により伸長させ、この
伸長を、夫々のヘッド部と前記組み立て用部材との当接
に応じた各別のクラッチの遮断により逐次停止して、前
記組み立て用部材を前記位置決め時の姿勢にて支持する
ことを特徴とする。
【0015】更に第3の使用方法は、前記基台上に並ぶ
複数の支持ジャッキのヘッド部上に組み立て用部材を支
持した後、各支持ジャッキを夫々のクラッチの一括係合
により伸縮させ、前記組み立て用部材の支持高さを変更
することを特徴とする。
複数の支持ジャッキのヘッド部上に組み立て用部材を支
持した後、各支持ジャッキを夫々のクラッチの一括係合
により伸縮させ、前記組み立て用部材の支持高さを変更
することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明においては、回転力の伝達により伸縮す
る支持ジャッキを平坦な基台上に縦横に並べて設ける一
方、これらの支持ジャッキを縦方向又は横方向の並び列
毎に組分けする。そして第1発明においては、各組毎に
駆動手段と該駆動手段により回転駆動される伝動軸とを
設け、これらの伝動軸と対応する組内の複数の支持ジャ
ッキとを各別のクラッチを介して連結して、各組毎の駆
動手段から伝動軸に取り出される回転力を、夫々のクラ
ッチの係合により各組内の支持ジャッキに各別に伝達
し、全ての支持ジャッキの高さ調節を行う。
る支持ジャッキを平坦な基台上に縦横に並べて設ける一
方、これらの支持ジャッキを縦方向又は横方向の並び列
毎に組分けする。そして第1発明においては、各組毎に
駆動手段と該駆動手段により回転駆動される伝動軸とを
設け、これらの伝動軸と対応する組内の複数の支持ジャ
ッキとを各別のクラッチを介して連結して、各組毎の駆
動手段から伝動軸に取り出される回転力を、夫々のクラ
ッチの係合により各組内の支持ジャッキに各別に伝達
し、全ての支持ジャッキの高さ調節を行う。
【0017】また第2発明においては、各組毎に副伝動
軸を設けると共に、これらの副伝動軸の並びに沿う主伝
動軸とこれを回転駆動する単一の駆動手段とを設け、主
伝動軸と各組の副伝動軸、及び各副伝動軸と対応する組
内の複数の支持ジャッキとを各別のクラッチを介して連
結して、駆動手段から主伝動軸に取り出される回転力
を、夫々のクラッチの係合により各組の副伝動軸に伝達
し、更に、夫々のクラッチの係合により各組内の支持ジ
ャッキに各別に伝達して、全ての支持ジャッキの高さ調
節を行う。
軸を設けると共に、これらの副伝動軸の並びに沿う主伝
動軸とこれを回転駆動する単一の駆動手段とを設け、主
伝動軸と各組の副伝動軸、及び各副伝動軸と対応する組
内の複数の支持ジャッキとを各別のクラッチを介して連
結して、駆動手段から主伝動軸に取り出される回転力
を、夫々のクラッチの係合により各組の副伝動軸に伝達
し、更に、夫々のクラッチの係合により各組内の支持ジ
ャッキに各別に伝達して、全ての支持ジャッキの高さ調
節を行う。
【0018】また、本発明に係る組み立て作業治具の第
1の使用方法においては、支持対象となる組み立て用部
材の形状データを用い、基台上に並ぶ複数の支持ジャッ
キの目標支持高さを夫々定め、全てのクラッチを一括し
て係合して各支持ジャッキを伸長せしめ、対応する支持
ジャッキが夫々の目標支持高さに到達した順に各クラッ
チを遮断して、夫々の支持高さを速やかに実現した後、
各支持ジャッキのヘッド部上に前記組み立て用部材を載
架支持させる。
1の使用方法においては、支持対象となる組み立て用部
材の形状データを用い、基台上に並ぶ複数の支持ジャッ
キの目標支持高さを夫々定め、全てのクラッチを一括し
て係合して各支持ジャッキを伸長せしめ、対応する支持
ジャッキが夫々の目標支持高さに到達した順に各クラッ
チを遮断して、夫々の支持高さを速やかに実現した後、
各支持ジャッキのヘッド部上に前記組み立て用部材を載
架支持させる。
【0019】同じく第2の使用方法においては、基台上
に並び、略等しい初期高さに保たれた支持ジャッキの上
側に支持対象となる組み立て用部材を位置決めした後、
各支持ジャッキを、夫々のクラッチの係合により一斉に
又は個別に伸長せしめ、夫々のヘッド部が組み立て用部
材に当接した時点で対応するクラッチを遮断し、伸長動
作を逐次停止するという容易な手順により、前記組み立
て用部材を初期の位置決め時の姿勢に確実に支持する。
に並び、略等しい初期高さに保たれた支持ジャッキの上
側に支持対象となる組み立て用部材を位置決めした後、
各支持ジャッキを、夫々のクラッチの係合により一斉に
又は個別に伸長せしめ、夫々のヘッド部が組み立て用部
材に当接した時点で対応するクラッチを遮断し、伸長動
作を逐次停止するという容易な手順により、前記組み立
て用部材を初期の位置決め時の姿勢に確実に支持する。
【0020】更に第3の使用方法においては、第1又は
第2の方法により組み立て用部材を支持せしめた後、全
てのクラッチを一括して係合し、各支持ジャッキを互い
に同期した状態で伸縮させ、支持状態にある組み立て用
部材をそのままの姿勢を保って上下動せしめて支持高さ
を自在に変更する。
第2の方法により組み立て用部材を支持せしめた後、全
てのクラッチを一括して係合し、各支持ジャッキを互い
に同期した状態で伸縮させ、支持状態にある組み立て用
部材をそのままの姿勢を保って上下動せしめて支持高さ
を自在に変更する。
【0021】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明の第1発明に係る組み立て
作業治具の全体構成を示す模式的平面図、図2は、その
使用状態を示す一部の正面図である。図2に示す如く本
発明に係る組み立て作業治具は、図11に示す従来の組み
立て作業治具と同様に、支持面となる上面を略水平に保
って設置された平坦な基台2上に相互に所定の間隔を隔
てて複数の支持ジャッキ1,1…を並設し、各別に高さ
調節されたこれらのヘッド部10,10…上に、組み立て用
部材4を載架支持する構成となっている。
て詳述する。図1は、本発明の第1発明に係る組み立て
作業治具の全体構成を示す模式的平面図、図2は、その
使用状態を示す一部の正面図である。図2に示す如く本
発明に係る組み立て作業治具は、図11に示す従来の組み
立て作業治具と同様に、支持面となる上面を略水平に保
って設置された平坦な基台2上に相互に所定の間隔を隔
てて複数の支持ジャッキ1,1…を並設し、各別に高さ
調節されたこれらのヘッド部10,10…上に、組み立て用
部材4を載架支持する構成となっている。
【0022】図1に示す如く、平面視にて矩形をなす基
台2上には、縦方向にn列(図においては8列)、横方
向にm列(図においては8列)の支持ジャッキ1,1…
の並び列が夫々設けてあり、縦方向の並び列の夫々に沿
ってn本の伝動軸S1 〜Snが延設されている。これら
の伝動軸S1 〜Sn は、基台2の一側の横辺に沿って並
設された駆動モータM1 〜Mn に駆動連結され、これら
からの伝動により軸心回りに回転するようになしてあ
る。また前記伝動軸S1 〜Sn と、夫々の延設方向に並
ぶ各m本の支持ジャッキ1,1…とは、ブレーキ機能を
有する各別の電磁クラッチK,K…を介して連結されて
いる。
台2上には、縦方向にn列(図においては8列)、横方
向にm列(図においては8列)の支持ジャッキ1,1…
の並び列が夫々設けてあり、縦方向の並び列の夫々に沿
ってn本の伝動軸S1 〜Snが延設されている。これら
の伝動軸S1 〜Sn は、基台2の一側の横辺に沿って並
設された駆動モータM1 〜Mn に駆動連結され、これら
からの伝動により軸心回りに回転するようになしてあ
る。また前記伝動軸S1 〜Sn と、夫々の延設方向に並
ぶ各m本の支持ジャッキ1,1…とは、ブレーキ機能を
有する各別の電磁クラッチK,K…を介して連結されて
いる。
【0023】図3は、基台2上に並設された支持ジャッ
キ1の縦断面図、また図4は、図3のIV−IV線による横
断面図である。図示の如く支持ジャッキ1は、共に円筒
形をなす支持筒11と昇降筒12とを備え、該昇降筒12を軸
長方向への摺動自在に前記支持筒11に内嵌し、該支持筒
11の一側への昇降筒12の突出端に前記ヘッド部10を固着
してなる。
キ1の縦断面図、また図4は、図3のIV−IV線による横
断面図である。図示の如く支持ジャッキ1は、共に円筒
形をなす支持筒11と昇降筒12とを備え、該昇降筒12を軸
長方向への摺動自在に前記支持筒11に内嵌し、該支持筒
11の一側への昇降筒12の突出端に前記ヘッド部10を固着
してなる。
【0024】支持筒11は、一対の上支え板20と下支え板
21との間に挾持され、これらと一体化されている。この
一体化は、矩形形状をなす上支え板20の4隅を夫々貫通
して軸長方向に延びる4本の挾圧ボルト22,22…の一端
を下支え板21の対応位置にねじ込むと共に、上支え板20
の上面側に突出する各挾圧ボルト22,22…の他端に各別
のナット23,23…を螺合し、これらのナット23,23…を
締め付けてなされており、このように構成された支持筒
11は、下支え板21を基台2上に固定し、該基台2の上面
と略垂直をなして立設されている。
21との間に挾持され、これらと一体化されている。この
一体化は、矩形形状をなす上支え板20の4隅を夫々貫通
して軸長方向に延びる4本の挾圧ボルト22,22…の一端
を下支え板21の対応位置にねじ込むと共に、上支え板20
の上面側に突出する各挾圧ボルト22,22…の他端に各別
のナット23,23…を螺合し、これらのナット23,23…を
締め付けてなされており、このように構成された支持筒
11は、下支え板21を基台2上に固定し、該基台2の上面
と略垂直をなして立設されている。
【0025】支持筒11の軸心部には、これの略全長に亘
ってねじ軸13が配してある。このねじ軸13は、下支え板
21の軸心部に圧入固定された軸受により回動自在に支持
されており、また、下支え板21を貫通して下方に延設さ
れ、この延設端は、基台2の表面下に固定された前記電
磁クラッチKの出力端に同軸的に連結されている。
ってねじ軸13が配してある。このねじ軸13は、下支え板
21の軸心部に圧入固定された軸受により回動自在に支持
されており、また、下支え板21を貫通して下方に延設さ
れ、この延設端は、基台2の表面下に固定された前記電
磁クラッチKの出力端に同軸的に連結されている。
【0026】一方前記昇降筒12は、上支え板20の軸心部
を貫通する支持孔を経て支持筒11内に挿入されている。
この挿入は、前記ヘッド部10の固着側と逆側の端部を先
としてなされ、この挿入側の端部にはガイド環14が一体
的に固着されている。ガイド環14は、その内周に雌ねじ
を形成してなる厚肉円環状のナット部材であり、前記支
持筒11に摺動自在に内嵌されると共に、該支持筒11の軸
心部に配されたねじ軸13に螺合せしめてある。図4に示
す如く、支持筒11の内面には、周方向の一箇所に全長に
亘ってガイドキー15が固定してあり、支持筒11に内嵌さ
れたガイド環14は、これの外周に形成された凹溝を前記
ガイドキー15に係合させることにより、軸心回りの回転
を拘束されている。
を貫通する支持孔を経て支持筒11内に挿入されている。
この挿入は、前記ヘッド部10の固着側と逆側の端部を先
としてなされ、この挿入側の端部にはガイド環14が一体
的に固着されている。ガイド環14は、その内周に雌ねじ
を形成してなる厚肉円環状のナット部材であり、前記支
持筒11に摺動自在に内嵌されると共に、該支持筒11の軸
心部に配されたねじ軸13に螺合せしめてある。図4に示
す如く、支持筒11の内面には、周方向の一箇所に全長に
亘ってガイドキー15が固定してあり、支持筒11に内嵌さ
れたガイド環14は、これの外周に形成された凹溝を前記
ガイドキー15に係合させることにより、軸心回りの回転
を拘束されている。
【0027】以上の如く構成された支持ジャッキ1にお
いて、支持筒11内部のねじ軸13を回転せしめた場合、該
ねじ軸13に螺合すると共にガイドキー15により回転を拘
束されたガイド環14には、ねじ軸13の螺進に伴って軸長
方向の押圧力が作用し、前記ガイド環14は、これに一体
化された昇降筒12と共に支持筒11に沿って昇降動作する
ことになり、該昇降筒12先端のヘッド部10の高さが連続
的に変化する。
いて、支持筒11内部のねじ軸13を回転せしめた場合、該
ねじ軸13に螺合すると共にガイドキー15により回転を拘
束されたガイド環14には、ねじ軸13の螺進に伴って軸長
方向の押圧力が作用し、前記ガイド環14は、これに一体
化された昇降筒12と共に支持筒11に沿って昇降動作する
ことになり、該昇降筒12先端のヘッド部10の高さが連続
的に変化する。
【0028】前述の如くねじ軸13は、基台2の表面下に
略鉛直に延設され、この延設端は、電磁クラッチKの出
力端に連結されている。該電磁クラッチKの入力端は、
更に下方に延設され、この入力端には、傘歯車16が嵌着
してある。一方、基台2の下部には、該基台2の表面と
略平行をなして前記伝動軸Si (i=1〜n)が枢支し
てあり、該伝動軸Si には、これの延設方向に並ぶm個
の支持ジャッキ1,1…の夫々に対応する位置に傘歯車
17が嵌着され、該傘歯車17は、前記電磁クラッチKの入
力端に嵌着された傘歯車16に噛合させてある。なお、電
磁クラッチKは公知の機械要素であり、内部構造の図示
及び説明は省略する。
略鉛直に延設され、この延設端は、電磁クラッチKの出
力端に連結されている。該電磁クラッチKの入力端は、
更に下方に延設され、この入力端には、傘歯車16が嵌着
してある。一方、基台2の下部には、該基台2の表面と
略平行をなして前記伝動軸Si (i=1〜n)が枢支し
てあり、該伝動軸Si には、これの延設方向に並ぶm個
の支持ジャッキ1,1…の夫々に対応する位置に傘歯車
17が嵌着され、該傘歯車17は、前記電磁クラッチKの入
力端に嵌着された傘歯車16に噛合させてある。なお、電
磁クラッチKは公知の機械要素であり、内部構造の図示
及び説明は省略する。
【0029】以上の構成により、支持ジャッキ1のねじ
軸13は、電磁クラッチK、傘歯車16及び17を介して伝動
軸Si に連結されたことになる。このような連結は、伝
動軸Si (i=1〜n)の延設方向に沿って並ぶ各m個
の支持ジャッキ1,1…の夫々において同様に実現され
ており、駆動モータMi (i=1〜n)により駆動され
る各伝動軸Si の回転は、該伝動軸Si の延設方向に沿
って並ぶm個の支持ジャッキ1,1…のねじ軸13,13…
に、各別の電磁クラッチK,K…の係合により伝達さ
れ、この伝動に伴うねじ軸13,13…の回転により、前述
した如く、支持ジャッキ1,1…の支持高さ、即ち、基
台2の上面からの夫々のヘッド部10,10…の先端までの
高さが変更される。
軸13は、電磁クラッチK、傘歯車16及び17を介して伝動
軸Si に連結されたことになる。このような連結は、伝
動軸Si (i=1〜n)の延設方向に沿って並ぶ各m個
の支持ジャッキ1,1…の夫々において同様に実現され
ており、駆動モータMi (i=1〜n)により駆動され
る各伝動軸Si の回転は、該伝動軸Si の延設方向に沿
って並ぶm個の支持ジャッキ1,1…のねじ軸13,13…
に、各別の電磁クラッチK,K…の係合により伝達さ
れ、この伝動に伴うねじ軸13,13…の回転により、前述
した如く、支持ジャッキ1,1…の支持高さ、即ち、基
台2の上面からの夫々のヘッド部10,10…の先端までの
高さが変更される。
【0030】前記駆動モータMi としては、ACサーボ
モータ等、回転位置の正確な設定が可能なモータが用い
られており、各駆動モータMi を回転駆動し、所定の回
転位置にて電磁クラッチK,K…を逐次遮断することに
より、伝動軸Si に沿って並ぶm個の支持ジャッキ1,
1…の支持高さを自在に設定でき、この設定は速やかに
行われる。電磁クラッチKは、前述した如くブレーキ機
能を有しており、電磁クラッチKを遮断状態とした場
合、これの出力側に連結されたねじ軸13の回転は拘束さ
れ、支持ジャッキ1は、その時点での支持高さを維持す
るようになっている。駆動モータMi の回転位置は、こ
れら夫々に付設されたロータリエンコーダ等の回転セン
サRi (図1参照)により検出されており、駆動モータ
Mi により高さ調節されるm個の支持ジャッキ1,1…
の支持高さは、各別の電磁クラッチK,K…の係合から
遮断までの間に前記回転センサRi により検出される累
積回転数を媒介として知ることができる。
モータ等、回転位置の正確な設定が可能なモータが用い
られており、各駆動モータMi を回転駆動し、所定の回
転位置にて電磁クラッチK,K…を逐次遮断することに
より、伝動軸Si に沿って並ぶm個の支持ジャッキ1,
1…の支持高さを自在に設定でき、この設定は速やかに
行われる。電磁クラッチKは、前述した如くブレーキ機
能を有しており、電磁クラッチKを遮断状態とした場
合、これの出力側に連結されたねじ軸13の回転は拘束さ
れ、支持ジャッキ1は、その時点での支持高さを維持す
るようになっている。駆動モータMi の回転位置は、こ
れら夫々に付設されたロータリエンコーダ等の回転セン
サRi (図1参照)により検出されており、駆動モータ
Mi により高さ調節されるm個の支持ジャッキ1,1…
の支持高さは、各別の電磁クラッチK,K…の係合から
遮断までの間に前記回転センサRi により検出される累
積回転数を媒介として知ることができる。
【0031】このように本発明の第1発明に係る組み立
て作業治具においては、駆動モータMi の駆動状態を継
続したまま電磁クラッチK,K…を係断することによ
り、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ1,1…の高さ
調節が各別に行われ、電磁クラッチK,K…の係断は、
単純なオン・オフ制御により実現できることから、制御
系の構成が簡略化される。また縦方向又は横方向の支持
ジャッキ1,1…の並び列毎に駆動モータMi を設けれ
ばよく、設備費及び設備保全の手間を削減することがで
きる。
て作業治具においては、駆動モータMi の駆動状態を継
続したまま電磁クラッチK,K…を係断することによ
り、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ1,1…の高さ
調節が各別に行われ、電磁クラッチK,K…の係断は、
単純なオン・オフ制御により実現できることから、制御
系の構成が簡略化される。また縦方向又は横方向の支持
ジャッキ1,1…の並び列毎に駆動モータMi を設けれ
ばよく、設備費及び設備保全の手間を削減することがで
きる。
【0032】図5は、本発明の第2発明に係る組み立て
作業治具の全体構成を示す模式的平面図である。この組
み立て作業治具は、図1に示す組み立て作業治具と同様
に、平面視にて矩形をなす基台2上に、縦辺に沿ってn
列、横辺に沿ってm列の支持ジャッキ1,1…を並設
し、縦方向の並び列の夫々に沿ってn本の伝動軸S1 〜
Sn を設け、これらの伝動軸S1 〜Sn と、夫々の延設
方向に並ぶ各m本の支持ジャッキ1,1…とを、ブレー
キ機能を有する各別の電磁クラッチK,K…を介して連
結する一方、基台2の一側の横辺、即ち、前記伝動軸S
1 〜Sn の並び列に沿って主伝動軸Sを延設し、該主伝
動軸Sと各伝動軸(副伝動軸)S1 〜Snとを、各別の
電磁クラッチk,k…を介して連結し、主伝動軸Sの一
端を駆動モータMに駆動連結した構成となっている。
作業治具の全体構成を示す模式的平面図である。この組
み立て作業治具は、図1に示す組み立て作業治具と同様
に、平面視にて矩形をなす基台2上に、縦辺に沿ってn
列、横辺に沿ってm列の支持ジャッキ1,1…を並設
し、縦方向の並び列の夫々に沿ってn本の伝動軸S1 〜
Sn を設け、これらの伝動軸S1 〜Sn と、夫々の延設
方向に並ぶ各m本の支持ジャッキ1,1…とを、ブレー
キ機能を有する各別の電磁クラッチK,K…を介して連
結する一方、基台2の一側の横辺、即ち、前記伝動軸S
1 〜Sn の並び列に沿って主伝動軸Sを延設し、該主伝
動軸Sと各伝動軸(副伝動軸)S1 〜Snとを、各別の
電磁クラッチk,k…を介して連結し、主伝動軸Sの一
端を駆動モータMに駆動連結した構成となっている。
【0033】各支持ジャッキ1の構成、及び各支持ジャ
ッキ1と対応する伝動軸Si との連結構造は、図3及び
図4に示す如く、第1発明におけるそれと同様である。
この組み立て作業治具においては、駆動モータMの回転
は、まず主伝動軸Sに伝達され、次いで、係合状態にあ
る電磁クラッチk,k…を介して伝動軸S1 〜Sn に伝
達され、更に、係合状態にある電磁クラッチK,K…を
介して、支持ジャッキ1,1…のねじ軸13,13…に伝達
されることになり、電磁クラッチK,K…の係断制御に
加え、電磁クラッチk,k…の係断制御を行うことによ
り、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ1,1…の高さ
調節を自在に行うことができる。
ッキ1と対応する伝動軸Si との連結構造は、図3及び
図4に示す如く、第1発明におけるそれと同様である。
この組み立て作業治具においては、駆動モータMの回転
は、まず主伝動軸Sに伝達され、次いで、係合状態にあ
る電磁クラッチk,k…を介して伝動軸S1 〜Sn に伝
達され、更に、係合状態にある電磁クラッチK,K…を
介して、支持ジャッキ1,1…のねじ軸13,13…に伝達
されることになり、電磁クラッチK,K…の係断制御に
加え、電磁クラッチk,k…の係断制御を行うことによ
り、基台2上に縦横に並ぶ支持ジャッキ1,1…の高さ
調節を自在に行うことができる。
【0034】この第2発明においては、支持ジャッキ
1,1…高さ調節が、単純なオン・オフ制御である電磁
クラッチK,K…及び電磁クラッチk,k…の係断制御
により実現できる上、単一の駆動モータMを必要とする
のみであり、設備費及び設備保全の手間を更に削減でき
る。駆動モータMの回転位置は、こに付設されたロータ
リエンコーダ等の回転センサRにより検出されており、
駆動モータMにより高さ調節される各支持ジャッキ1,
1…の支持高さは、夫々に対応する電気クラッチkが係
合され、更に各別の電磁クラッチK,K…が係合された
時点から、電磁クラッチK,K…が遮断された時点まで
の間に前記回転センサRにより検出される累積回転数を
媒介として知ることができる。
1,1…高さ調節が、単純なオン・オフ制御である電磁
クラッチK,K…及び電磁クラッチk,k…の係断制御
により実現できる上、単一の駆動モータMを必要とする
のみであり、設備費及び設備保全の手間を更に削減でき
る。駆動モータMの回転位置は、こに付設されたロータ
リエンコーダ等の回転センサRにより検出されており、
駆動モータMにより高さ調節される各支持ジャッキ1,
1…の支持高さは、夫々に対応する電気クラッチkが係
合され、更に各別の電磁クラッチK,K…が係合された
時点から、電磁クラッチK,K…が遮断された時点まで
の間に前記回転センサRにより検出される累積回転数を
媒介として知ることができる。
【0035】以上の如き構成の本発明に係る組み立て作
業治具は、支持対象となる組み立て用部材4の形状に応
じて全ての支持ジャッキ1,1…の目標支持高さを予め
定めておき、電磁クラッチK,K…の係断制御、又は電
磁クラッチK,K…及び電磁クラッチk,k…の係断制
御により夫々の目標支持高さを実現した後、これらの上
部に前記組み立て用部材4を載架する手順により使用で
きる。
業治具は、支持対象となる組み立て用部材4の形状に応
じて全ての支持ジャッキ1,1…の目標支持高さを予め
定めておき、電磁クラッチK,K…の係断制御、又は電
磁クラッチK,K…及び電磁クラッチk,k…の係断制
御により夫々の目標支持高さを実現した後、これらの上
部に前記組み立て用部材4を載架する手順により使用で
きる。
【0036】図6は、図1に示す構成、即ち、第1発明
に係る組み立て作業治具において、以上の如き使用方法
を実施するための制御系のブロック図である。図中5
は、マイクロプロセッサを用いてなる制御部であり、該
制御部5の入力側には、駆動モータMi の夫々に付設さ
れた回転センサRi が接続されている。また、制御部5
の出力側には、前記駆動モータMi が、図示しない各別
の駆動回路を介して接続され、更に、支持ジャッキ1,
1…に付設された電磁クラッチK,K…が、図示しない
各別の励磁回路を介して接続されており、駆動モータM
i は、制御部5が出力する駆動指令に応じて各別に駆動
され、また電磁クラッチK,K…は、制御部5が出力す
る係断指令に応じて各別に係断されるようになしてあ
る。
に係る組み立て作業治具において、以上の如き使用方法
を実施するための制御系のブロック図である。図中5
は、マイクロプロセッサを用いてなる制御部であり、該
制御部5の入力側には、駆動モータMi の夫々に付設さ
れた回転センサRi が接続されている。また、制御部5
の出力側には、前記駆動モータMi が、図示しない各別
の駆動回路を介して接続され、更に、支持ジャッキ1,
1…に付設された電磁クラッチK,K…が、図示しない
各別の励磁回路を介して接続されており、駆動モータM
i は、制御部5が出力する駆動指令に応じて各別に駆動
され、また電磁クラッチK,K…は、制御部5が出力す
る係断指令に応じて各別に係断されるようになしてあ
る。
【0037】図7は、制御部5の動作内容を示すフロー
チャートである。制御部5は、動作開始の後、まず、電
磁クラッチK,K…に係合指令を発し(ステップ1)、
次いで駆動モータMi に駆動指令を発する(ステップ
2)。ステップ2での駆動指令の出力は、n個(実施例
においては8個)の駆動モータMi に対して各別に行わ
れ、ステップ1での係合指令の出力は、前記駆動モータ
Mi に対応するi番目の縦列に沿って並ぶm個の電磁ク
ラッチK,K…に対して行われる。
チャートである。制御部5は、動作開始の後、まず、電
磁クラッチK,K…に係合指令を発し(ステップ1)、
次いで駆動モータMi に駆動指令を発する(ステップ
2)。ステップ2での駆動指令の出力は、n個(実施例
においては8個)の駆動モータMi に対して各別に行わ
れ、ステップ1での係合指令の出力は、前記駆動モータ
Mi に対応するi番目の縦列に沿って並ぶm個の電磁ク
ラッチK,K…に対して行われる。
【0038】ステップ2までの動作により、駆動モータ
Mi の回転力が、伝動軸Si 及び係合状態にある電磁ク
ラッチK,K…を介して支持ジャッキ1,1…に伝達さ
れ、伝動軸Si に沿って並ぶ支持ジャッキ1,1…が一
斉に伸長する。これらの支持ジャッキ1,1…には、夫
々の目標支持高さHj (j=1〜m)が定められてい
る。この目標支持高さHj は、設計時に得られるCAD
データ、又は加工時に得られるNCデータ等、支持対象
となる組み立て用部材4の形状データと、基台2の表面
上における各支持ジャッキ1,1…の配設位置座標とを
対照し、各支持ジャッキ1,1…による前記組み立て用
部材4の支持位置を定めた後、夫々の支持位置に対応す
る組み立て用部材4の形状データを参照して決定され、
制御部5に記憶させてある。
Mi の回転力が、伝動軸Si 及び係合状態にある電磁ク
ラッチK,K…を介して支持ジャッキ1,1…に伝達さ
れ、伝動軸Si に沿って並ぶ支持ジャッキ1,1…が一
斉に伸長する。これらの支持ジャッキ1,1…には、夫
々の目標支持高さHj (j=1〜m)が定められてい
る。この目標支持高さHj は、設計時に得られるCAD
データ、又は加工時に得られるNCデータ等、支持対象
となる組み立て用部材4の形状データと、基台2の表面
上における各支持ジャッキ1,1…の配設位置座標とを
対照し、各支持ジャッキ1,1…による前記組み立て用
部材4の支持位置を定めた後、夫々の支持位置に対応す
る組み立て用部材4の形状データを参照して決定され、
制御部5に記憶させてある。
【0039】支持ジャッキ1,1…が伸長している間、
制御部5は、回転センサRi の検出結果を所定のサンプ
リング周期にて取り込み、これを用いて支持ジャッキ
1,1…の現状の高さHを逐次算出し(ステップ3)、
算出された高さHを各支持ジャッキ1,1…の目標支持
高さHj と比較して(ステップ4)、両者が一致しない
場合にはステップ3に戻り、前述の動作を繰り返す。ま
た一方、算出高さHがが目標支持高さHj (j=1〜
m)のいずれかと一致した場合、この目標支持高さHj
を有するj番目の電磁クラッチKを遮断し(ステップ
5)、次いで、m個の電磁クラッチK,K…の全てが遮
断された否かを調べ(ステップ6)、係合状態にある電
磁クラッチKが存在する場合には、ステップ3に戻って
前述した動作を繰り返し、全ての電磁クラッチK,K…
が遮断されている場合にはステップ7に進む。
制御部5は、回転センサRi の検出結果を所定のサンプ
リング周期にて取り込み、これを用いて支持ジャッキ
1,1…の現状の高さHを逐次算出し(ステップ3)、
算出された高さHを各支持ジャッキ1,1…の目標支持
高さHj と比較して(ステップ4)、両者が一致しない
場合にはステップ3に戻り、前述の動作を繰り返す。ま
た一方、算出高さHがが目標支持高さHj (j=1〜
m)のいずれかと一致した場合、この目標支持高さHj
を有するj番目の電磁クラッチKを遮断し(ステップ
5)、次いで、m個の電磁クラッチK,K…の全てが遮
断された否かを調べ(ステップ6)、係合状態にある電
磁クラッチKが存在する場合には、ステップ3に戻って
前述した動作を繰り返し、全ての電磁クラッチK,K…
が遮断されている場合にはステップ7に進む。
【0040】以上の動作によりi番目の縦列に沿って並
ぶm個の支持ジャッキ1,1…は、一斉に伸長を開始し
た後、各別の係合クラッチKの遮断により、夫々に対し
て設定された目標支持高さHj に達した順に伸長を停止
し、その時点での支持高さを保つことになる。
ぶm個の支持ジャッキ1,1…は、一斉に伸長を開始し
た後、各別の係合クラッチKの遮断により、夫々に対し
て設定された目標支持高さHj に達した順に伸長を停止
し、その時点での支持高さを保つことになる。
【0041】その後制御部5は、先に調節対象となった
縦列が最終列(n列目)であるか否かを調べ(ステップ
7)、最終列でない(i≠n)場合には、調節対象とな
る列に1を加え(ステップ8)、ステップ1に戻って同
様の動作を繰り返し、最終列である(i=n)場合には
一連の動作を終了する。これにより、n個の縦列に沿っ
て並ぶ各m個の支持ジャッキ1,1…において、各別に
設定された目標支持高さHj を速やかに得ることがで
き、前記組み立て用部材4は、基台2に対して平面的に
位置決めされた状態で各支持ジャッキ1,1…のヘッド
部10,10…上に載架されることにより、確実に支持され
る。
縦列が最終列(n列目)であるか否かを調べ(ステップ
7)、最終列でない(i≠n)場合には、調節対象とな
る列に1を加え(ステップ8)、ステップ1に戻って同
様の動作を繰り返し、最終列である(i=n)場合には
一連の動作を終了する。これにより、n個の縦列に沿っ
て並ぶ各m個の支持ジャッキ1,1…において、各別に
設定された目標支持高さHj を速やかに得ることがで
き、前記組み立て用部材4は、基台2に対して平面的に
位置決めされた状態で各支持ジャッキ1,1…のヘッド
部10,10…上に載架されることにより、確実に支持され
る。
【0042】以上の説明においては、基台2上に並ぶ支
持ジャッキ1,1…の高さ調節をn個の縦列毎に行うよ
うにしたが、全ての支持ジャッキ1,1…の高さ調節を
一括して行ってもよい。このことは、全ての電磁クラッ
チK,K…を係合し、全ての駆動モータMi を一括して
駆動して、各駆動モータMi により駆動されるn個の縦
列において図7のフローチャートに示す処理を同時並行
的に行うことにより達成できる。この場合、高さ調節に
要する時間の削減が図れる反面、特に、支持ジャッキ
1,1…の絶対数が多いとき、制御部5に多大の処理能
力が要求される不都合がある。
持ジャッキ1,1…の高さ調節をn個の縦列毎に行うよ
うにしたが、全ての支持ジャッキ1,1…の高さ調節を
一括して行ってもよい。このことは、全ての電磁クラッ
チK,K…を係合し、全ての駆動モータMi を一括して
駆動して、各駆動モータMi により駆動されるn個の縦
列において図7のフローチャートに示す処理を同時並行
的に行うことにより達成できる。この場合、高さ調節に
要する時間の削減が図れる反面、特に、支持ジャッキ
1,1…の絶対数が多いとき、制御部5に多大の処理能
力が要求される不都合がある。
【0043】以上の如き使用は、図5に示す第2発明に
係る組み立て作業治具においては、全ての電磁クラッチ
K,K…及び電磁クラッチk,k…を係合し、駆動モー
タMを駆動して、支持ジャッキ1,1…を一括して伸長
させ、この伸長動作中に、駆動モータMに付設された回
転センサRの検出結果を取り込み、この検出結果を媒介
として得られる各支持ジャッキ1,1…の支持高さが夫
々の目標支持高さに達した順に対応する電磁クラッチ
K,K…を遮断して、最後に各列の電磁クラッチk,k
…を遮断する手順により、全く同様に実現できる。なお
この場合、n個の電磁クラッチk,k…を各別に係合
し、各縦列毎に支持高さの調節を行うようにしてもよ
い。
係る組み立て作業治具においては、全ての電磁クラッチ
K,K…及び電磁クラッチk,k…を係合し、駆動モー
タMを駆動して、支持ジャッキ1,1…を一括して伸長
させ、この伸長動作中に、駆動モータMに付設された回
転センサRの検出結果を取り込み、この検出結果を媒介
として得られる各支持ジャッキ1,1…の支持高さが夫
々の目標支持高さに達した順に対応する電磁クラッチ
K,K…を遮断して、最後に各列の電磁クラッチk,k
…を遮断する手順により、全く同様に実現できる。なお
この場合、n個の電磁クラッチk,k…を各別に係合
し、各縦列毎に支持高さの調節を行うようにしてもよ
い。
【0044】更に、本発明に係る組み立て作業治具にお
いては、図8に示す方法の採用により、組み立て用部材
4の支持をより容易に実現できる。
いては、図8に示す方法の採用により、組み立て用部材
4の支持をより容易に実現できる。
【0045】この方法においては、まず、図8(a)に
示す如く、基台2上に並ぶ支持ジャッキ1,1…を略等
しい初期高さに保ち、これらの上方に支持対象となる組
み立て用部材4を仮に位置決めする。この位置決めは、
例えば、前記組み立て用部材4をクレーンにより吊り下
げ支持し、横方向の振れを適宜に抑えることにより実現
される。また前記初期高さは、支持ジャッキ1,1…が
最も縮短した状態の近傍で適宜に定めればよく、各支持
ジャッキ1,1…の初期高さに差異があってもよい。
示す如く、基台2上に並ぶ支持ジャッキ1,1…を略等
しい初期高さに保ち、これらの上方に支持対象となる組
み立て用部材4を仮に位置決めする。この位置決めは、
例えば、前記組み立て用部材4をクレーンにより吊り下
げ支持し、横方向の振れを適宜に抑えることにより実現
される。また前記初期高さは、支持ジャッキ1,1…が
最も縮短した状態の近傍で適宜に定めればよく、各支持
ジャッキ1,1…の初期高さに差異があってもよい。
【0046】次いで、各別の電磁クラッチK,K…の係
合により、前記支持ジャッキ1,1…を一斉に又は個別
に伸長させ、この伸長の過程で、夫々のヘッド部10,10
…と組み立て用部材4との当接を検出し、この検出に応
じて電磁クラッチK,K…を遮断し、伸長を停止させ
る。この結果、支持ジャッキ1,1…は、図8(b)に
示す如く、前記組み立て用部材4に当接したものから順
に停止し、この時点での支持高さを保つことになり、全
ての支持ジャッキ1,1…が停止せしめられた後には、
図8(c)に示す如く、前記組み立て用部材4は、前記
位置決め時の姿勢を保って支持される。
合により、前記支持ジャッキ1,1…を一斉に又は個別
に伸長させ、この伸長の過程で、夫々のヘッド部10,10
…と組み立て用部材4との当接を検出し、この検出に応
じて電磁クラッチK,K…を遮断し、伸長を停止させ
る。この結果、支持ジャッキ1,1…は、図8(b)に
示す如く、前記組み立て用部材4に当接したものから順
に停止し、この時点での支持高さを保つことになり、全
ての支持ジャッキ1,1…が停止せしめられた後には、
図8(c)に示す如く、前記組み立て用部材4は、前記
位置決め時の姿勢を保って支持される。
【0047】なおこの方法の実施に際しては、支持ジャ
ッキ1,1…と組み立て用部材4との接触を検出する必
要が生じるが、この検出は、圧電素子、半導体歪みゲー
ジ等を用いてなる接触センサを、各支持ジャッキ1のヘ
ッド部10の近傍に取り付けることにより容易に行える。
ッキ1,1…と組み立て用部材4との接触を検出する必
要が生じるが、この検出は、圧電素子、半導体歪みゲー
ジ等を用いてなる接触センサを、各支持ジャッキ1のヘ
ッド部10の近傍に取り付けることにより容易に行える。
【0048】図9は、以上の如き使用方法を、図1に示
す構成、即ち、第1発明に係る組み立て作業治具におい
て実施するための制御系のブロック図である。図中6
は、マイクロプロセッサを用いてなる制御部であり、該
制御部6の入力側には、各支持ジャッキ1,1…のヘッ
ド部10,10…に取り付けた複数個(n×m個)の前記接
触センサTの検出結果が与えられている。また制御部6
の出力は、前記駆動モータMi に、図示しない各別の駆
動回路を介して与えられ、更に、各支持ジャッキ1,1
…に付設された電磁クラッチK,K…に、図示しない各
別の励磁回路を介して与えられている。
す構成、即ち、第1発明に係る組み立て作業治具におい
て実施するための制御系のブロック図である。図中6
は、マイクロプロセッサを用いてなる制御部であり、該
制御部6の入力側には、各支持ジャッキ1,1…のヘッ
ド部10,10…に取り付けた複数個(n×m個)の前記接
触センサTの検出結果が与えられている。また制御部6
の出力は、前記駆動モータMi に、図示しない各別の駆
動回路を介して与えられ、更に、各支持ジャッキ1,1
…に付設された電磁クラッチK,K…に、図示しない各
別の励磁回路を介して与えられている。
【0049】図10は、制御部6の動作内容を示すフロー
チャートである。制御部6は、動作開始の後、まず、電
磁クラッチK,K…に係合指令を発し(ステップ1)、
次いで、駆動モータMi に駆動指令を発する(ステップ
2)。ステップ2での駆動指令の出力は、n個(実施例
においては8個)の駆動モータMi に対して各別に行わ
れ、ステップ1での係合指令の出力は、前記駆動モータ
Mi に対応するi番目の縦列に沿って並ぶm個の電磁ク
ラッチK,K…に対して行われる。
チャートである。制御部6は、動作開始の後、まず、電
磁クラッチK,K…に係合指令を発し(ステップ1)、
次いで、駆動モータMi に駆動指令を発する(ステップ
2)。ステップ2での駆動指令の出力は、n個(実施例
においては8個)の駆動モータMi に対して各別に行わ
れ、ステップ1での係合指令の出力は、前記駆動モータ
Mi に対応するi番目の縦列に沿って並ぶm個の電磁ク
ラッチK,K…に対して行われる。
【0050】以上の動作により、i番目(i=1〜n)
の縦列に沿う支持ジャッキ1,1…が一斉に伸長する。
この伸長の間、制御部6は、m個の支持ジャッキ1,1
…に夫々取り付けられた接触センサTj (j=1〜n)
の出力を所定のサンプリング周期にて一括して取り込み
(ステップ3)、例えば、所定のしきい値との大小比較
により、各支持ジャッキ1,1…のヘッド部10と組み立
て用部材4との接触が生じているか否かの判定を行う
(ステップ4)。
の縦列に沿う支持ジャッキ1,1…が一斉に伸長する。
この伸長の間、制御部6は、m個の支持ジャッキ1,1
…に夫々取り付けられた接触センサTj (j=1〜n)
の出力を所定のサンプリング周期にて一括して取り込み
(ステップ3)、例えば、所定のしきい値との大小比較
により、各支持ジャッキ1,1…のヘッド部10と組み立
て用部材4との接触が生じているか否かの判定を行う
(ステップ4)。
【0051】ステップ4において、接触が生じていない
との判定がなされた場合、ステップ3に戻り、接触セン
サTj の出力の新たな取り込みと、この取り込み結果に
対する再度の判定とが行われる。逆に接触が生じている
との判定がなされた場合、制御部6は、対応するj番目
の電磁クラッチKに遮断指令を発し(ステップ5)、次
いで、m個の電磁クラッチK,K…の全てが遮断された
否かを調べ(ステップ6)、係合状態にある電磁クラッ
チKが存在する場合には、ステップ3に戻って前述した
動作を繰り返し、全ての電磁クラッチK,K…が遮断さ
れている場合にはステップ7に進む。
との判定がなされた場合、ステップ3に戻り、接触セン
サTj の出力の新たな取り込みと、この取り込み結果に
対する再度の判定とが行われる。逆に接触が生じている
との判定がなされた場合、制御部6は、対応するj番目
の電磁クラッチKに遮断指令を発し(ステップ5)、次
いで、m個の電磁クラッチK,K…の全てが遮断された
否かを調べ(ステップ6)、係合状態にある電磁クラッ
チKが存在する場合には、ステップ3に戻って前述した
動作を繰り返し、全ての電磁クラッチK,K…が遮断さ
れている場合にはステップ7に進む。
【0052】以上の動作によりi番目の縦列に沿って並
ぶm個の支持ジャッキ1,1…は、一斉に伸長を開始し
た後、接触センサTj の検出結果に基づく各別の係合ク
ラッチK,K…の遮断により、上部に位置決めされた組
み立て用部材4との接触が生じた順に伸長を停止し、そ
の時点での支持高さを保つことになる。
ぶm個の支持ジャッキ1,1…は、一斉に伸長を開始し
た後、接触センサTj の検出結果に基づく各別の係合ク
ラッチK,K…の遮断により、上部に位置決めされた組
み立て用部材4との接触が生じた順に伸長を停止し、そ
の時点での支持高さを保つことになる。
【0053】その後制御部6は、先に伸長された縦列が
最終列(n列目)であるか否かを調べ(ステップ7)、
最終列でない(i≠n)場合には、調節対象となる列に
1を加え(ステップ8)、ステップ1に戻って同様の動
作を繰り返し、最終列である(i=n)場合には一連の
動作を終了する。
最終列(n列目)であるか否かを調べ(ステップ7)、
最終列でない(i≠n)場合には、調節対象となる列に
1を加え(ステップ8)、ステップ1に戻って同様の動
作を繰り返し、最終列である(i=n)場合には一連の
動作を終了する。
【0054】これにより、n個の縦列に沿って並ぶ各m
個の支持ジャッキ1,1…が、これらの上部に位置決め
された組み立て用部材4に夫々のヘッド部10,10…を当
接せしめるまで伸長され、この位置を保って停止するこ
とになり、図8に示す手順が実行されて、前記組み立て
用部材4は、初期の位置決め時の状態を保って支持され
る。以上の如く行われる方法によれば、支持対象となる
組み立て用部材4の形状データに基づいて支持ジャッキ
1,1…の支持高さを予め定める必要がなく、詳細な形
状データを有しない組み立て用部材4を、容易にしかも
確実に支持することができる。また、CADデータ、N
Cデータ等の詳細な形状データを有する組み立て用部材
4に対しても、この形状データを用いた各支持ジャッキ
1,1…の目標支持高さの設定の手間を省くことができ
る。
個の支持ジャッキ1,1…が、これらの上部に位置決め
された組み立て用部材4に夫々のヘッド部10,10…を当
接せしめるまで伸長され、この位置を保って停止するこ
とになり、図8に示す手順が実行されて、前記組み立て
用部材4は、初期の位置決め時の状態を保って支持され
る。以上の如く行われる方法によれば、支持対象となる
組み立て用部材4の形状データに基づいて支持ジャッキ
1,1…の支持高さを予め定める必要がなく、詳細な形
状データを有しない組み立て用部材4を、容易にしかも
確実に支持することができる。また、CADデータ、N
Cデータ等の詳細な形状データを有する組み立て用部材
4に対しても、この形状データを用いた各支持ジャッキ
1,1…の目標支持高さの設定の手間を省くことができ
る。
【0055】以上の説明においては、基台2上に並ぶ支
持ジャッキ1,1…の高さ調節をn個の縦列毎に行わせ
ているが、各縦列の高さ調節を一括して行ってもよい。
このことは、全ての電磁クラッチK,K…を係合し、全
ての駆動モータMi を一括して駆動して、各駆動モータ
Mi により駆動されるn個の縦列において図10のフロー
チャートに示す処理を同時並行的に行うことにより達成
できる。以上の如き使用は、図5に示す第2発明に係る
組み立て作業治具においても同様に実施できることは言
うまでもない。
持ジャッキ1,1…の高さ調節をn個の縦列毎に行わせ
ているが、各縦列の高さ調節を一括して行ってもよい。
このことは、全ての電磁クラッチK,K…を係合し、全
ての駆動モータMi を一括して駆動して、各駆動モータ
Mi により駆動されるn個の縦列において図10のフロー
チャートに示す処理を同時並行的に行うことにより達成
できる。以上の如き使用は、図5に示す第2発明に係る
組み立て作業治具においても同様に実施できることは言
うまでもない。
【0056】更に本発明に係る組み立て作業治具におい
ては、前述した方法により組み立て用部材4を支持せし
めた後、電磁クラッチK,K…、又は電磁クラッチK,
K…及び電磁クラッチk,k…を一括して係合すること
により、各支持ジャッキ1,1…を互いに同期させて昇
降させることができ、組み立て用部材4の支持高さを自
在に変更することが可能である。
ては、前述した方法により組み立て用部材4を支持せし
めた後、電磁クラッチK,K…、又は電磁クラッチK,
K…及び電磁クラッチk,k…を一括して係合すること
により、各支持ジャッキ1,1…を互いに同期させて昇
降させることができ、組み立て用部材4の支持高さを自
在に変更することが可能である。
【0057】前記昇降は、特に、単一の駆動モータMの
みを備える第2発明に係る組み立て作業治具において
は、全ての支持ジャッキ1,1…が完全に同期した状態
で生じ、組み立て用部材4の支持姿勢を正しく保ったま
ま支持高さの変更がなされる。また、第1発明に係る組
み立て作業治具においても、n個の縦列上の支持ジャッ
キ1,1…が完全に同期して昇降することから、組み立
て用部材4の支持姿勢を殆ど変える事なく支持高さの変
更がなされる。以上の如き組み立て用部材4の支持高さ
の変更は、船舶用の外装板等、支持後に上下からの作業
を必要とする場合に極めて有用である。
みを備える第2発明に係る組み立て作業治具において
は、全ての支持ジャッキ1,1…が完全に同期した状態
で生じ、組み立て用部材4の支持姿勢を正しく保ったま
ま支持高さの変更がなされる。また、第1発明に係る組
み立て作業治具においても、n個の縦列上の支持ジャッ
キ1,1…が完全に同期して昇降することから、組み立
て用部材4の支持姿勢を殆ど変える事なく支持高さの変
更がなされる。以上の如き組み立て用部材4の支持高さ
の変更は、船舶用の外装板等、支持後に上下からの作業
を必要とする場合に極めて有用である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る組み立て
作業治具においては、基台上に縦横に並設した支持ジャ
ッキを縦方向又は横方向の並び列毎に組分けし、各組毎
に設けた伝動軸と各組内の支持ジャッキとをクラッチに
より連結して、各別の駆動手段から夫々の伝動軸に伝達
される回転力、又は駆動手段により回転駆動される主伝
動軸から夫々の伝動軸に伝達される回転力を前記クラッ
チの係合により各支持ジャッキに伝達する構成としたか
ら、多数の支持ジャッキの高さ調節を、単純なオン・オ
フ制御である前記クラッチの係断制御により速やかにし
かも確実に行わせることができ、制御系の構成が簡略化
される上、駆動手段の必要個数を少なくでき、設備費、
及び設備保全の手間を削減することができる。
作業治具においては、基台上に縦横に並設した支持ジャ
ッキを縦方向又は横方向の並び列毎に組分けし、各組毎
に設けた伝動軸と各組内の支持ジャッキとをクラッチに
より連結して、各別の駆動手段から夫々の伝動軸に伝達
される回転力、又は駆動手段により回転駆動される主伝
動軸から夫々の伝動軸に伝達される回転力を前記クラッ
チの係合により各支持ジャッキに伝達する構成としたか
ら、多数の支持ジャッキの高さ調節を、単純なオン・オ
フ制御である前記クラッチの係断制御により速やかにし
かも確実に行わせることができ、制御系の構成が簡略化
される上、駆動手段の必要個数を少なくでき、設備費、
及び設備保全の手間を削減することができる。
【0059】また本発明に係る組み立て作業治具の使用
方法においては、基台上に並ぶ前記支持ジャッキを、夫
々のクラッチの係合により伸長させ、予め設定された所
定の目標支持高さに達したものから順に対応するクラッ
チを遮断するか、又は夫々のヘッド部が上部に位置決め
された組み立て用部材に当接した時点で対応するクラッ
チを遮断するという単純な制御により、種々の形状をな
す組み立て用部材を、速やかにしかも確実に支持させる
ことができ、更に、支持後に前記クラッチを一括係合す
ることにより、組み立て用部材の支持高さを自在に変更
できる等、本発明は優れた効果を奏する。
方法においては、基台上に並ぶ前記支持ジャッキを、夫
々のクラッチの係合により伸長させ、予め設定された所
定の目標支持高さに達したものから順に対応するクラッ
チを遮断するか、又は夫々のヘッド部が上部に位置決め
された組み立て用部材に当接した時点で対応するクラッ
チを遮断するという単純な制御により、種々の形状をな
す組み立て用部材を、速やかにしかも確実に支持させる
ことができ、更に、支持後に前記クラッチを一括係合す
ることにより、組み立て用部材の支持高さを自在に変更
できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1発明に係る組み立て作業治具の全
体構成を示す模式的平面図である。
体構成を示す模式的平面図である。
【図2】本発明に係る組み立て作業治具の使用状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】本発明に係る組み立て作業治具における支持ジ
ャッキの構成を示す縦断面図である。
ャッキの構成を示す縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線による横断面図である。
【図5】本発明の第2発明に係る組み立て作業治具の全
体構成を示す模式的平面図である。
体構成を示す模式的平面図である。
【図6】本発明に係る組み立て作業治具の第1の使用方
法を実施するための制御系のブロック図である。
法を実施するための制御系のブロック図である。
【図7】第1の使用方法の実施手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】本発明に係る組み立て作業治具の第2の使用方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図9】第2の使用方法を実施するための制御系のブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】第2の使用方法の実施手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】従来の組み立て作業治具の使用状態を示す正
面図である。
面図である。
1 支持ジャッキ 2 基台 4 組み立て用部材 10 ヘッド部 11 支持筒 12 昇降筒 13 ねじ軸 14 ガイド環 15 ガイドキー K 電磁クラッチ k 電磁クラッチ M 駆動モータ Mi 駆動モータ S 主伝動軸 Si 伝動軸
Claims (5)
- 【請求項1】 回転力の伝動に応じて伸縮する複数の支
持ジャッキを平坦な基台上に縦横に並べて立設し、各別
の伸縮により高さ調節された前記支持ジャッキのヘッド
部上に3次元的な曲面を有する組み立て用部材を載架支
持する構成とした組み立て作業治具において、前記支持
ジャッキの縦方向又は横方向の並び列に夫々沿って延設
された複数の伝動軸と、これらの伝動軸を回転駆動する
各別の駆動手段と、各伝動軸とこれに対応する複数の支
持ジャッキとの間に夫々介装され、前者から後者への伝
動を各別に係断するクラッチとを具備することを特徴と
する組み立て作業治具。 - 【請求項2】 回転力の伝動に応じて伸縮する複数の支
持ジャッキを平坦な基台上に縦横に並べて立設し、各別
の伸縮により高さ調節された前記支持ジャッキのヘッド
部上に3次元的な曲面を有する組み立て用部材を載架支
持する構成とした組み立て作業治具において、前記支持
ジャッキの縦方向又は横方向の並び列に夫々沿って延設
された複数の副伝動軸と、該副伝動軸の並びに沿って延
設された主伝動軸と、該主伝動軸を回転駆動する駆動手
段と、主伝動軸と各副伝動軸との間、及び各副伝動軸と
これに対応する複数の支持ジャッキとの間に夫々介装さ
れ、前者から後者への伝動を各別に係断するクラッチと
を具備することを特徴とする組み立て作業治具。 - 【請求項3】 前記基台上に並ぶ複数の支持ジャッキの
目標支持高さを、支持対象となる組み立て用部材の形状
データに基づいて予め定め、各支持ジャッキを夫々のク
ラッチの一括係合により伸長させ、この伸長を、前記目
標支持高さへの到達に応じた各別のクラッチの遮断によ
り順次停止した後、前記組み立て用部材を各支持ジャッ
キのヘッド部上に載架することを特徴とする請求項1及
び請求項2記載の組み立て作業治具の使用方法。 - 【請求項4】 前記基台上に並ぶ複数の支持ジャッキを
略等しい初期高さに保ち、これらの上側に前記組み立て
用部材を位置決めした後、各支持ジャッキを各別のクラ
ッチの係合により伸長させ、この伸長を、夫々のヘッド
部と前記組み立て用部材との当接に応じた各別のクラッ
チの遮断により逐次停止して、前記組み立て用部材を前
記位置決め時の姿勢にて支持することを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の組み立て作業治具の使用方法。 - 【請求項5】 前記基台上に並ぶ複数の支持ジャッキの
ヘッド部上に組み立て用部材を支持した後、各支持ジャ
ッキを夫々のクラッチの一括係合により伸縮させ、前記
組み立て用部材の支持高さを変更することを特徴とする
請求項1又は請求項2記載の組み立て作業治具の使用方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26021493A JPH0815691B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 組み立て作業治具及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26021493A JPH0815691B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 組み立て作業治具及びその使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07112333A true JPH07112333A (ja) | 1995-05-02 |
| JPH0815691B2 JPH0815691B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17344935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26021493A Expired - Lifetime JPH0815691B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 組み立て作業治具及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815691B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113803101A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-12-17 | 汪辉 | 一种液压支架 |
| WO2026022987A1 (ja) * | 2024-07-24 | 2026-01-29 | ファナック株式会社 | 演算装置、プログラム及び支持システム |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP26021493A patent/JPH0815691B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113803101A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-12-17 | 汪辉 | 一种液压支架 |
| WO2026022987A1 (ja) * | 2024-07-24 | 2026-01-29 | ファナック株式会社 | 演算装置、プログラム及び支持システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0815691B2 (ja) | 1996-02-21 |
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