JPH0711241B2 - 星形シリンダ機械 - Google Patents

星形シリンダ機械

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JPH0711241B2
JPH0711241B2 JP1507587A JP50758789A JPH0711241B2 JP H0711241 B2 JPH0711241 B2 JP H0711241B2 JP 1507587 A JP1507587 A JP 1507587A JP 50758789 A JP50758789 A JP 50758789A JP H0711241 B2 JPH0711241 B2 JP H0711241B2
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lobe
machine
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chamber
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
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    • F01B1/062Reciprocating-piston machines or engines characterised by number or relative disposition of cylinders or by being built-up from separate cylinder-crankcase elements with cylinders in star or fan arrangement the connection of the pistons with an actuating or actuated element being at the inner ends of the cylinders
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    • F01B9/04Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts, not specific to groups F01B1/00 - F01B7/00 with rotary main shaft other than crankshaft
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、往復動ピストンの内燃機関及び流体ポンプの
ような機械における直線から回転への運動の変換に関す
る。
通常、機械の直線から回転への運動の変換はクランクと
連設棒によって実行される。この機構は、当業者にとっ
て公知の多くの欠点を有するにもかかわらず、多くの用
途において、より秀れた解決法を見出せないでいる。
従来技術の簡単な説明 クランクと連設棒の装置の代替品を提供する機械の例
は、豪州特許第473864号及び第466936号、米国特許第20
32495号及び第3572209号、欧州特願第64726号、連合王
国特願第476247号並びにPCT公告明細書第W086/06134号
及び第W086/06787号に開示されている。
機械の実用的な代替の往復動/回転運動変換機構を与え
ることが本発明の一目的である。
発明の概要 すなわち本発明によれば、1次軸線を有する機械であっ
て、 a 前記1次軸線に関して半径方向に配置されて半径方
向に往復運動を行い得る複数個のピストン、及び b 前記1次軸線を中心にして制約された軌道運動を行
い得るように円形に配列されたローブ付き軸にして、前
記各ロープ付き軸は前記1次軸線に平行する2次軸線を
中心にして回転し得、前記ローブの面はほぼ前記ピスト
ンの半径方向の面内に位置しており、前記ローブ付き軸
が回転して軌道運動を行いかつ前記ピストンが往復運動
を行う間は、前記各ピストンは前記ピストンの各往復サ
イクルを通じて実質的に少なくとも1個の前記ローブと
連続的に接触しつづけるようになっている機械におい
て、 前記ローブ付き軸はそれらの軌道運動の予定速度比にも
とづいて歯車で駆動され、隣接する前記ローブ付き軸は
部分的に重なり合っていることによって、前記ローブと
前記ピストンが連続的に接触、分離する期間によって得
られる前記各ピストンの各連続する往復サイクル間に、
実質的に時間停滞をもたらさない過渡期間が得られるこ
とを特徴とする機械が与えられる。
望ましくは、ピストンは対(つい)になって配置され、
各対のピストンのかなり非同期の往復動を維持するよう
にピストンの往復動に応じて各対のピストンが一方から
他方に流体を圧送する。
望ましくは、機械は補足的に、1次軸線の回りに回転自
在であってローブ付き軸の配列にトルク伝達連結される
主軸を含む。主軸は堅固に結合される半径方向ウェブを
含むことができ、ウェブは、ウェブのピッチ円をめぐっ
て等間隔にある、ウェブに対して固定した位置にて各ロ
ーブ付き軸を支持する主軸に沿って隔置されて、その間
の円環形空間内にローブ付き軸を回転自在に支持する2
個のそのようなウェブを有することが有利である。
望ましくは、ローブ付き軸の回転速度と旋回速度の所定
の比率は噛合う遊星歯車と内歯車によって決定され、遊
星歯車は各軸に同心状に堅固に結合され、内歯車は1次
軸線に対し同心に固定される。内歯車はケーシングに固
定されることができ、ケーシングは適当な軸受を介して
主軸を回転自在に支持する。
便宜上、各ピストンはシリンダ内に存在し、協働して下
方可変容積室を画成し、この室はピストンの半径方向中
間位置で流体ポンプ圧送室を形成し、ピストン往復動に
応じてピストンの対のそれぞれのポンプ圧送室の間でポ
ンプ圧送される流体が満たされる。各ピストンとそれぞ
れのシリンダはまたピストンの半径方向外方で、ピスト
ン頂部とシリンダの半径方向外方閉鎖端の間に上方可変
容積室を画成することもでき、この室は従来の内燃室と
して利用することができる。
本発明の望ましい装置では、各ピストンは、中間の横方
向のシリンダ壁を密封状に貫通する少なくとも1個の半
径方向に整合する棒によって堅固に連結される上方及び
下方に分れたピストン半部を含んで、下方ピストン半部
と中間シリンダ壁の間に流体ポンプ圧送室を、上方ピス
トン半部とシリンダ閉鎖端の間に上方可変容積室を、ま
た上方ピストン半部と中間シリンダ壁の間に中間可変容
積室を、画成するようにになっている。中間可変容積室
は、内燃過程の一環として、燃焼室に圧送される空気又
は空/燃混合気を発生、及び/又は制御するための導入
室であることもできる。
導入室は、シリンダ壁を貫通して従来の2行程ピストン
の制御されたポート開閉時期の態様で上方ピストン半部
によるピストン運動に関連した時期に開閉される入口ポ
ートと移送ポートを含むことができる。
本発明の一実施例では、ローブ付き軸のローブは1つの
共通平面内にあり、回転中にその先端は各隣りのローブ
付き軸のローブの先端と重なり合う。各軸のローブは両
隣りのローブ付き軸のローブの横向きの切込みと対称的
に対向する横向きの切込みを有する。
代替の実施例において、ローブ付き軸のローブは2つの
隣接する平行な平面内にあり、隣合せの軸のローブはそ
の2つの平面の何れか一方に交互に存在する。回転中、
隣合せの軸のローブは接近して重なり合う。
いま一つの望ましい特徴として、各ローブはローブとピ
ストンの初期接触の点、線又は区域を与えるように配置
される盛上り部分のある前縁を含むこともできる。ロー
ブが横向きの切込みを有する場合、各盛上り部分はそれ
ぞれの引込みの最内方限界の半径方向内方にある。
いま一つの望ましい特徴において、往復動の各サイクル
の開始時点にてピストンとローブの初期接触をやわらげ
るために、各ピストンの弾力性のある初期接触点が与え
られる。
弾性材の初期接触点の代りに、又はそれと組合せて、ピ
ストン及び/又はそれを囲むシリンダはその往復行程の
最内方の反転個所にて各ピストンを緩衝させるために弾
力性の接触線又は点を含む。望ましくは、弾力性の接触
線及び/又は弾力性のシリコン材によって与えられる。
図面の簡単な説明 以下に、下記添付図面を参照しつつ、本発明の望ましい
実施例を説明する。
第1図は、本発明を具体化する内燃機関の主要作動要素
の、部分的に切断された分解斜視図、 第2図は、第1図の機関の多重断面の軸方向正面図、 第3図は、第1図及び第2図の機関の作動特徴の3部
(3a,3b,3c)から成る軸方向略式正面図、 第4図は、第1図及び第2図に示す機関の横断面図、 第5図は、望ましい輪郭を有する、機関の単独要素の詳
細図、 第6図は、本発明の代替実施例の軸方向正面図、 第7図は、さらに望ましい特徴を示す、第3図に似た図
である。
望ましい実施例の説明 図面の機関(発動機)は、実質的に従来通りの2行程燃
焼サイクルを受ける12個のピストンを有するほぼ星形の
ものである。機関の主要部はケーシング、つまりブロッ
ク(1)の中に収容され、このケーシングはあまり大き
くない、ほぼ半径方向の力のみに耐えればよいので、軽
量で単純設計のものでもよい。
ケーシング(1)は、ピストン/シリンダ組立体(3)
をきっちりのすべりばめで受承するようにされた、12個
の円周方向に等間隔に整合された円筒形空洞(2)を含
む。ピストン/シリンダ組立体(3)は所定位置にボル
ト止めされるが、その詳細は後述する。
主軸受(4)はケーシング(1)のそれぞれの軸方向端
にて支持され、2個の主軸受(4)の間で主軸(5)
を、主軸(5)に堅固に取付けられたロータ(6)と共
に回転自在に支持する。ロータ(6)は、主軸(5)に
平行で、2次軸受(8)の中で回転する数個のローブ付
き軸(7)を担持する。ローブ付き軸(7)は6本あ
り、第2図及び第3図に見られるように、各軸(7)は
3個のローブ(9)を有し、装置の運転中、各ピストン
はその往復動の間、常に軸(7)のローブに係合するよ
うに、隣合せの軸(7)のローブ(9)が幾らか重なり
合っている。
ローブ付き軸(7)は2次軸受(8)の外側に、軸と一
体の要素として回転するように軸(7)に取付けられた
遊星歯車(10)を担持する。各遊星歯車(10)は、ケー
シング(1)の各軸方向端に半径方向平面内に取付けら
れた2個の内歯車(11)の1個に噛合う。よって、主軸
(5)が回転すると、軸(7)は主軸(5)の回りを旋
回すると共に、比例的にそれぞれの自らの軸線回りに回
転することになる。軸(7)は全て主軸(5)の回転速
度に比例した等しい回転速度にて回転するが、その速度
は遊星歯車(10)と内歯車(11)の歯数比によって決ま
る。
内歯車(11)と遊星歯車(10)から成る歯車列を端末カ
バー(12)が密封包囲し、便宜的に主軸受(4)を支持
し、出力取出し部を与えるように、主軸(5)の一端を
密封状に突き出させる。
第2図に、ケーシング(1)内の所定位置にあるピスト
ン/シリンダ組立体(3)が図示される。ヘッド部分
(15)とシリンダ内腔部分(16)をユニット構造として
含むシリンダ(14)内で、ピストン(13)が半径方向に
往復動することができる。第3図におそらく最も明らか
に示されるように、内腔部分(16)は横方向の中間シリ
ンダ壁(19)によって隔てられる、半径方向外方部(1
7)と半径方向内方部(18)の2部分に分割される。ピ
ストン(13)は、ピストン(13)の中心線の回りに円周
方向に等間隔に配置される3本の円形断面の棒(22)に
よって堅固に連結される上方ピストン半部(20)と下方
ピストン半部(21)を含む。棒(22)は中間シリンダ壁
(19)にある密封孔を貫通する。このような構造は3個
の可変容積室(17,18,24)を与え、室(24)は上方ピス
トン半部(20)とシリンダヘッド(15)の間の燃焼室と
なる。
協働する対の2個のピストン(13a,13b)の非同期の往
復動を保つ、流体ポンプ圧送作用が第3図の図面に示さ
れる。各対のピストン/シリンダ組立体(3)(第3a
図)の下方ピストン半部(21)と中間シリンダ壁(19)
の間に画成される可変容積室(18a,18b)には流体が満
たされ、流体連通路(23)によって接続される。流体の
全体容積は、非圧縮性の液体では一定であり、圧縮性気
体では実質的に一定であり、外方に進行しているピスト
ン(13b)の一室(18b)の容積は減少して、他方のピス
トン(13a)の相当する室(18a)の中に流体をポンプ圧
送し、よって室(18a)内の圧力を強制的に上昇させ、
そのピストン(13a)の引込みを生じる。内燃機関の通
常運転中は、この機構は安全装置として以外には利用さ
れない。通常、燃焼圧力は引込みつつあるピストン(13
a)を内方に押し、連結される軸(7a)を回転させ、従
って旋回させ、ひいてはこの対の他方のピストン(13
b)を上昇させる。しかし、始動及び停止の手順中、又
は或る種の故障の場合、2個の室(18a,18b)の間の第
1の流体の圧送作用は各対のピストン(13)を正確に18
0゜位相差のある往復動作用に保つ。
機関の回転中、各軸(17)が順々に各ピストン(13a,13
b)の半径方向の直接下方に旋回配置されるにつれて、
そのローブ(9)の軸線が順々に各ピストン(13)に半
径方向に整合するのを保証するように、軸(7)の数、
軸(7)当りのローブ(9)の数、及びピストン(13)
の数を考慮して、遊星歯車(10)対内歯車(11)の歯数
比が選ばれる。よって、第3(a)図に示す軸(7a)は
ピストン(13a)の半径方向の直接下方に配置され、他
方、第3(c)図では、軸(7a)はピストン(13b)の
半径方向下方に配置されて、1回転の1/3だけ反時計回
りに回転している(本実施例では、各軸(7)当り3個
のローブ(9)がある)。また第3(a)図に見られる
ように、軸(7b)のローブ(9c)が下方ピストン半部
(21b)との接触から離れるにつれて、次に進行してく
る軸(7a)のローブ(9b)が離れて行くローブ(9c)と
重なって下方ピストン半部(21b)との接触に入る。同
様に、第3(c)図において、ローブ(9d)がローブ
(9a)に代ってピストン(13a)の下半部(21a)に接触
する。この隣合せの軸(7)のローブ(9)の同時接触
点はそれぞれのピストン(13)の最低行程位置(従来の
クランク/連設棒機構における下死点に相当)にて生ず
る。
この機構により、各ピストン(13)は継続する軸(7)
のローブ(9)と連続的に接触する。また主軸(5)の
完全1回転毎に各シリンダは6回(すなわち、各軸
(7)当り1回づつ)着火する。
中間シリンダ壁(19)と上方ピストン半部(20a,20b)
の間に包まれる可変容積室(17a,17b)は、従来の2
(行程)サイクル内燃機関のクランクケースに似た態様
で、燃焼室(24)に空燃混合気を圧送するのに用いられ
る。シリンダ内腔部分(16)は吸気、移送及び排気の各
ポートを含み、ポートの開閉は上方ピストン半部(20)
の滑動表面によって、ピストン(13)の運動との関連に
おいて制御され、時期調整される。従来の2サイクル機
関と同様に、とりわけリード弁、多重ポート、音響学的
排気時期調整及び過給を、機関性能の向上のために取入
れることができる。
非対称の往復動を与えるように、軸(7)のローブ
(9)の輪郭を形成することができる。第5図は、上昇
圧縮行程よりも下降出力行程のピストン速さを遅くする
ように設計された一つの輪郭を図解する。これはとりわ
け掃気を良くする。
第5図はまた、ピストン下半部(21)の底面に、ローブ
(9)との最初の接触点に配置される、必要とあれば或
る程度の緩衝を与えるための、弾性インサート(25)も
図示される。
第3a図に、機関の燃焼サイクルが図示され、ピストン
(13b)はその圧縮行程を開始している。燃焼室(24b)
には既に少なくとも部分的に空燃混合気が満たされてお
り、出力行程にあるピストン(13a)の作用によって軸
(7a)が反時計回りに回転させられるにつれて、燃焼室
(24b)が第3b図のようにその容積を減じて、混合気は
徐々に圧縮される。軸(7a)はその反時計回りの回転の
間にピストン(13b)を進行させると同時に、内歯車(1
1)に対するその遊星歯車の作用によってロータ(6)
を時計回りに回動させる。
ピストン(13b)の上昇圧縮行程の間、流体室(18b)は
容積を減じて、中の流体を、通路(23)を介してピスト
ン(13a)の相当する室(18a)に圧送する。
さらに、ピストン(13b)の圧縮行程の間、導入室(17
b)の体積は増す。室(17b)は吸気ポート(図示せず)
を介して、気化器のような定量空気/燃料供給源に接続
される。増加した体積部(17b)に生ずる圧力降下は、
従来の2サイクル・エンジンのクランクケースの態様
で、空燃混合気の導入を生ずる。
圧縮行程のピストン(13b)をその最上位置まで駆動す
る出力行程のピストン(13a)の作用の下で、軸(7a)
は反時計回りの回転と、時計回りの旋回を続ける。圧縮
ピストン(13b)の最上位置では可燃性空燃混合気は既
に着火されて、従来の往復動ピストン内燃機関と同様
に、その出力行程を開始する。
第3c図に示す位置では、流体室(18b)もその最小容積
に達し、導入室(17b)はその最大容積に達している。
流体の運動量を無視すれば、室(18b)を出る流体の流
れと、室(17b)への空気/燃料の導入はここで終って
いる。
第3a図では、出力行程の始まっているピストン(13a)
が示される。新たに着火された空燃混合気は燃焼室(24
a)内の燃焼圧を急上昇させて、ピストン(13a)を第3b
図のように内方に引込ませる。ピストン上半部(20a)
にかかる燃焼圧はピストン棒(22a)とピストン下半部
(21a)を介して軸(7a)のローブ(9a)に伝達され
る。この力は、圧縮行程に関して前に述べたように軸
(7a)を回転させるトルクを発生させる。
出力行程の間、導入室(17a)は容積を減じて、燃焼室
(24b)につながる移送ポート(図示せず)を介して空
燃混合気を押出して、空燃混合気を補給する。導入室
(17a)へ出し入れし、また燃焼室(24a)へ入れる空燃
混合気の流れの時期調整は、リード弁、ポート開口部と
のピストンの相互作用、円板弁及び過給を含む多数の従
来の方法の任意の一つにより制御することができる。
液体室(18a)の増加する体積には、流体室(18b)の減
少する容積から圧送される流体が満たされる。燃焼失敗
のような何らかの理由で、又はエンジンの指導、停止の
時に、ピストン(13a)を引込ませる燃焼圧力が無い場
合、体積の減少する流体室(18b)のポンプ作用の下で
室(18a)内の圧力が増し、そこでピストン下半部(21
a)を半径方向内方に加圧して、そのローブ(9a)との
接触を保たせる。
第6図は、本発明のローブ付き軸に4個のローブを付与
した実施例の内部を示す。既に述べた機関の場合と同様
に、遊星歯車(10)と内歯車(11)によって生ずる、旋
回運動に対して全体的に逆回転するように拘束された、
ローブ付き軸(30)の円周上配列がある。この場合も12
個のピストン(13)があるが、6個のローブ付き軸(3
0)の各々は4個(3個でない)のローブを担持し、従
って、連続するピストン(13)に連続するローブ(9)
が整合するために、3ローブ型の歯数比を4分の3で回
転する。遊星歯車(10)はローブ付き軸(30)の両軸単
に配設されてケーシング(1)の軸方向端にある内歯車
(11)に噛合う。ローブ付き軸のローブの平面は、第4
図に示すように、隣りのローブ付き軸のローブの平面か
ら平行隔置され、ローブが相互に邪魔しないようになっ
ている。
よって、この機関は、より在来型のクランク/連設棒機
構に必要とされる直径よりもずっと直径の小さい、ひき
しまった扁平な多シリンダ星形機関を与える。燃焼過程
自体と往復動ピストン及び燃焼室の大体の形状は在来通
りであるから最適の燃焼室形状と気密性が容易に得られ
る。
第7図において、本発明の代替実施例の幾つかの代替特
徴が示される。これらの代替特徴は殊に、ローブ付き軸
(7)、ピストン(13)の設計及び或る種の緩衝装置の
挿入に関連する。
第7図に示すローブ付き軸(7a,7c)は盛上り部分(3
1)を有し、この部分がピストン(13)の下面にある弾
性インサート(25)とのローブ(9)の初期係合を与え
る。盛上り部分(31)は相互に重なるローブ(9)の先
端よりも半径方向内方にある。第4図の配置とは対照的
に、隣合せのローブ付き軸(7)のローブ(9)は同一
平面内にあり、先端は第7a図に示すように対称的な切込
み部分を含んでいて、ローブ(9)の重なり運動を許し
ている。よって、盛上り部分(31)は各ローブ(9)の
全幅に延在弾性インサート(25)との最大接触面積が得
られる。
往復動のサイクルの大部分を通して、各ローブ(9)と
ピストン(13)との接触は、硬化鋼インサート(26)と
ローブ(9)の先端部分の実質的な転動接触である。イ
ンサート(26)は適当なねじ(27)によってピストン
(13)に堅固に固定されるが、他の多くの可能な固定方
法が当業者に利用できる。
中間シリンダ壁(19)は3個の円環形弾性シリコンリン
グ(29)を含む。これらのリング(29)のうちの2個が
中間壁(19)の上面に含まれ、ピストン(13)の往復動
サイクルの半径方向最内方の転向点にて、シリコンリン
グ(29)にピストン上半部(20)の内面が係合すること
により、ピストン(13)を緩衝する。同様に中間壁(1
9)の下面にある第3のシリコンリング(29)は、ピス
トン(13)の半径方向最外方の転向点にてピストン下半
部(21)の最外方表面がシリコンリング(29)に係合す
ることがあっても、その緩衝となる3個のシリコンリン
グ(29)は便宜上、同心である。
シリンダ(16)の下部の内面に矩形断面のシリコンリン
グ(28)が設けられて、ピストン下半部(21)の半径方
向内方に向く表面部分に係合する。このシリコンリング
(28)のサイズと位置は、ピストン(13)の往復動サイ
クルの半径方向最内方の転向点を通る過渡期間にピスト
ンの最終の減速と最初の加速を与えるように決められ
る。このピストン(13)の減速中に、ピストン(13)の
残りの係合エネルギーを貯え、ローブ(9c)の盛上り部
分(31)が弾性インサート(25)に接触する時、又はそ
の少し前に、ピストン(13)の半径方向外方への加速を
始めるように、エネルギーを放出する。
12個のシリンダから成る望ましい実施例が記載されたけ
れども、使用することのできるシリンダの数にはあまり
制約がなく、同様にピストンの内径と行程のサイズの組
合せも任意であることができる。
機関の性能における重要な因子は内部の摩擦である高性
能機関において、おそらく最も重要なことは、潤滑が制
限状態にあるピストン/シリンダの摩擦である。本発明
の機関においては、ピストンにかかる横向きの力は実質
的に存在しないのに対し、従来の連設棒/クランク機構
では、殊に高速運転時に、連設棒によってかなり大きな
横向きの力がピストンにかかる。
機関の運動要素の全ては比較的軽量で回転運動量が小さ
く作られており、この機関が従来のクランク/連設棒エ
ンジンよりも容易に回転し得るようになっている。出力
軸の1回転当りで多数回の等間隔の点火が行われること
を考えると、回転運動量の小さいことは極く低速の機関
速度における性能を低下させない筈である。
シリンダを取外して、代りのシリンダ内径サイズを有す
るシリンダに置き換えさえすれば、機関容量の大きさを
或る範囲内で容易に増すことができる。機関容量の著し
い変更が必要な場合は、確かにより大きなケーシングが
必要となるが、しかし機関の物理的サイズの増え方は機
関容量の増える割合の数分の1であって、幅が2倍で全
直径が2倍の機関では、機関容量が8倍増しになる、と
考えられる。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次軸線を有する機械であって、 a 前記1次軸線に関して半径方向に配置されて半径方
    向に往復運動を行い得る複数個のピストン、及び b 前記1次軸線を中心にして制約された軌道運動を行
    い得るように円形に配列されたローブ付き軸にして、前
    記各ロープ付き軸は前記1次軸線に平行する2次軸線を
    中心にして回転し得、前記ローブの面はほぼ前記ピスト
    ンの半径方向の面内に位置しており、前記ローブ付き軸
    が回転して軌道運動を行いかつ前記ピストンが往復運動
    を行う間は、前記各ピストンは前記ピストンの各往復サ
    イクルを通じて実質的に少なくとも1個の前記ローブと
    連続的に接触しつづけるようになっている機械におい
    て、 前記ローブ付き軸はそれらの軌道運動の予定速度比にも
    とづいて歯車で駆動され、隣接する前記ローブ付き軸は
    部分的に重なり合っていることによって、前記ローブと
    前記ピストンが連続的に接触、分離する期間によって得
    られる前記各ピストンの各連続する往復サイクル間に、
    実質的に時間停滞をもたらさない過渡期間が得られるこ
    とを特徴とする機械。
  2. 【請求項2】前記ピストンは対をなして配置され、前記
    各対のピストンの実質的な非同期の往復動を維持するよ
    うに、前記ピストンの往復運動に応じて前記各対のピス
    トンが一方から他方に流体をポンプ圧送することを特徴
    とする請求項1の機械。
  3. 【請求項3】前記1次軸線の回りに回転自在であって、
    前記ローブ付き軸の配列にトルクを伝達自在に連結され
    る主軸を有することを特徴とする請求項2の機械。
  4. 【請求項4】前記主軸は1対の平行に隔置される堅固な
    半径方向ロータを有し、前記ロータは間に前記ローブ付
    き軸を回転自在に支持し、前記ローブ付き軸は前記ロー
    タのピッチ円をめぐって等間隔に配置されることを特徴
    とする請求項3の機械。
  5. 【請求項5】前記ローブ付き軸の回転速度対軌道速度の
    比率は、遊星歯車とこれに噛合う内歯車によって決ま
    り、前記遊星歯車は前記各ローブ付き軸に同心状に堅固
    に結合され、前記内歯車は前記1次軸線に対し同心状に
    固定されることを特徴とする請求項4の機械。
  6. 【請求項6】前記ローブ付き軸の回転速度対軌道速度の
    前記所定の比率は、前記遊星歯車とこれに噛合う前記内
    歯車によって決まり、前記遊星歯車は前記各ローブ付き
    軸に対し同心状に堅固に結合され、前記内歯車は前記1
    次軸線に対し同心状に固定されることを特徴とする請求
    項1の機械。
  7. 【請求項7】前記内歯車は前記主軸を軸受によって回転
    自在に支持するケーシングに固定されることを特徴とす
    る請求項5の機械。
  8. 【請求項8】前記各ピストンはシリンダ内にあって、協
    働して下方可変容積室を画成し、該室は前記ピストンの
    半径方向内方にある流体圧送室であって、前記ピストン
    の往復運動に応じて前記対のピストンのそれぞれの前記
    流体圧送室の間で圧送されるべき流体が満たされている
    ことを特徴とする請求項7の機械。
  9. 【請求項9】前記各ピストンとそれぞれの前記シリンダ
    は、前記ピストンの頂部と前記シリンダの半径方向外方
    の閉鎖端との間で、前記ピストンの半径方向外方に上方
    可変容積室を画成し、前記上方可変容積室を内燃室とし
    て利用することを特徴とする請求項8の機械。
  10. 【請求項10】前記各ピストンは相互に分離されたピス
    トン上半部とピストン下半部を有し、前記ピストン上半
    部と前記ピストン下半部は、前記シリンダの中間横方向
    壁を密封状に貫通する少なくとも1本の半径方向に製合
    した棒によって堅固に連結され、もって前記ピストン下
    半部と前記中間横方向壁の間に前記流体圧送室が得ら
    れ、前記ピストン上半部は前記ピストン上半部と前記シ
    リンダの閉鎖端の間に前記上方可変容積室を画成し、前
    記ピストン上半部と前記シリンダの中間横方向壁の間に
    は中間可変容積室を画成され、前記中間可変容積室は内
    燃過程の一環として前記燃焼室に圧送する空気及び/又
    は空燃混合気を発生及び/又は制御するための導入室と
    なることを特徴とする請求項9の機械。
  11. 【請求項11】前記各ピストンが前記横方向の中間シリ
    ンダ壁を密封状に貫通する少なくとも1本の半径方向に
    整合する棒により堅固に連結される上方、及び下方の相
    互に分離したピストン半部を有し、前記ピストン下半部
    と前記中間シリンダ壁の間に流体圧送室を画成するよう
    になっていることを特徴とする請求項1の機械。
  12. 【請求項12】前記各ピストンの前記流体圧送室は前記
    ピストンの隣りのピストンの流体圧送室に流体連通さ
    れ、前記連通された流体圧送室は、前記各対のピストン
    のそれぞれのピストンの非同期往復運動を生ずるように
    流体が満たされていることを特徴とする請求項11の機
    械。
  13. 【請求項13】前記ローブは1つの共通な平面内にあ
    り、前記ローブ付き軸が軌道運動をする間にそれぞれの
    隣りのローブの切込み先端部分に重なる切込み先端部分
    を有することを特徴とする請求項1の機械。
  14. 【請求項14】前記各ローブ付き軸の前記ローブは2つ
    の接近して平行して密接する平面のうちの1つの中にあ
    り、隣合せの前記ローブ付き軸の前記ローブは回転中に
    相互に重なり合い、それぞれ前記2つの平行な平面の一
    方と他方の中にあることを特徴とする請求項1の機械。
  15. 【請求項15】前記各ローブは前記ローブの前縁に盛上
    り部分を有し、前記ローブと前記ピストンの初期接触の
    点、線又は区域を与えるようになっていることを特徴と
    する請求項1の機械。
  16. 【請求項16】前記各ピストンは前記初期接触の点、線
    又は区域に弾性インサートを有することを特徴とする請
    求項15の機械。
  17. 【請求項17】前記ピストン及び/又はそれを取巻く前
    記ピストンシリンダに固定され、前記ピストンの外方及
    び内方の転向点にて前記ピストンを弾性的に緩衝するよ
    うにされている弾性緩衝材を有することを特徴とする請
    求項1の機械。
  18. 【請求項18】前記弾性緩衝材は前記各ピストンと同心
    状にそれぞれの前記取巻くピストンシリンダの半径方向
    に向く表面に固定されるシリコンリングであリ、前記ピ
    ストンは前記ピストンの往復動の少なくとも半径方向最
    内方の転向点にて前記シリコンリングに係合するための
    対応する半径方向に向く表面を有することを特徴とする
    請求項17の機械。
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