JPH07112767A - 緩衝布体およびその製造方法 - Google Patents

緩衝布体およびその製造方法

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JPH07112767A
JPH07112767A JP5281925A JP28192593A JPH07112767A JP H07112767 A JPH07112767 A JP H07112767A JP 5281925 A JP5281925 A JP 5281925A JP 28192593 A JP28192593 A JP 28192593A JP H07112767 A JPH07112767 A JP H07112767A
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JP
Japan
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cloth
cushioning
cloth body
rubber
flat belt
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JP5281925A
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English (en)
Inventor
Kenji Suzuki
健嗣 鈴木
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HATSUTORITAKESHI KK
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HATSUTORITAKESHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな力が外部から加えられても分離しない
こと、布の周囲の加工が容易であること、締め付け力が
大きいこと、材料のロスが少なく生産性が高いこと。 【構成】 表生地4と裏生地5との間に緩衝体6を挟み
キルティング加工により表生地4、裏生地5および緩衝
体6を一体化した布体2の端部を固着または仮固着する
ことにより筒状に形成された布体2の少なくとも外方ま
たは内方の表面に、平帯状のゴム3を縫製固着すること
により収縮性を付与した緩衝布体1である。緩衝布体1
は平帯状のゴム3が自然状態において布体2が捩れた状
態にて縫製固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具、ピアノあるいは
電器製品などを運搬する際に、これらの被包装物品を保
護緩衝するために、これらの被包装物品の表面に巻き付
けて使用する緩衝布体およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上記分野において従来から広く使用され
てきたのは、毛布や布団などの廃品を家具やピアノある
いは電器製品の周囲に巻き付けその回りにロープにて縛
り上げるという手段がとられていた。しかし、このよう
な毛布や布団などの廃品を利用するものでは、巻き付け
た後で、その回りにロープにて縛り上げるという繁雑な
作業が必要で、作業効率の点から、このような家具やピ
アノあるいは電器製品の運搬に使用する緩衝布体として
毛布や布団に変わるものが求められていた。
【0003】そこで布団の中にゴムを入れて、布団自体
に伸縮性をもたせ、上記するロープにて縛り上げるとい
う繁雑な作業を省略する緩衝布体が提案されている(特
開昭61−107771号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報に示さ
れた従来の緩衝布体では、ゴムが内部にあってしかもそ
の回りには緩衝性を保持させるための綿があるために、
外部よりキルティング加工すると、そのミシンの糸が完
全に届かず、使用中にそのキルティング加工の糸が取れ
てしまうという欠点があった。特に、この種の緩衝布体
が使用される環境は、極めて大きな力が加えられるもの
であるので、繰り返し使ううちに、そのキルティング加
工の糸が容易に取れてしまうものであった。逆に、使用
中にキルティング加工の糸が取れることを防止するため
には、内部に入れる綿の厚みを減らせばよいのである
が、そうすると今度は緩衝性に劣ることとなる。
【0005】また、従来の緩衝布体にあっては、上面の
布と下面の布及びその間に綿を介在させた状態でその綿
の間に複数本のゴムを並列に配置し、ゴムを上面の布と
下面の布の間より出し、ゴムを両方から引っ張って緊張
させた状態でキルティング加工してゴムと上面および下
面の布、綿を一体に形成するのであるが、布の周囲のロ
ック加工は、ゴムの両端を切断してからしなくてはなら
ず、ここにゴムが介在しているとこの加工が極めて困難
となるばかりでなく、ゴムあるいは布および綿が周囲で
切除されるので、これらの材料のロスが大きく生産性お
よび資源保護の面からも問題を有するものであった。
【0006】そこで、本発明は、上記の点に鑑み発明さ
れたもので、その目的とするのは、 大きな力が外部から加えられても、分離しないこと。 布の周囲の加工が容易であること。 締め付け力が大きいこと 材料のロスが少なく生産性が高いこと。 である。
【0007】本発明者らは、以上の目的を達成するため
に、鋭意研究した結果、緩衝布体に伸縮性を与えるため
に平帯状のゴムを使用すること、およびこのゴムを表面
より表生地あるいは裏生地に直接縫製加工して固着する
ことにより解決できることを見い出したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために、表生地と裏生地との間に綿などの緩衝体
を挟みキルティング加工などにより一体化した布体の端
部を固着または仮固着することにより筒状に形成された
布体の少なくとも外方または内方の表面には平帯状のゴ
ムを縫製固着するとともに、該平帯状のゴムが縫製固着
された布は捩れた状態にて固着されている緩衝布体とし
たものであり、またその製造方法として、表生地と裏生
地との間に綿などの緩衝体を挟んで少なくとも三層とし
てこれらを一体にキルティング加工などの縫製加工にて
布体を形成し、ついでこの布体の端部どうしを固着して
筒状に形成した布体の外方の表面には平帯状のゴムを伸
長状態にて縫製固着する緩衝布体の製造方法または、表
生地と裏生地との間に綿などの緩衝体を挟んで少なくと
も三層としてこれらを一体にキルティング加工などの縫
製加工にて布体を形成し、ついでこの布体の端部に仮固
着部材を形成するとともに少なくとも表生地または裏生
地の表面には平帯状のゴムを伸長状態にて縫製固着する
緩衝布体の製造方法。としたものである。
【0009】
【作用】本発明の緩衝布体は、表生地と裏生地との間に
綿などの緩衝体を挟みキルティング加工などにより一体
化した布体の端部を固着または仮固着することにより筒
状に形成された布体の少なくとも外方または内方の表面
には平帯状のゴムを縫製固着するとともに、該平帯状の
ゴムが縫製固着された布は捩れた状態にて固着されてい
るので、平板状のゴムと布体との縫製固着が完全であ
り、作業中に大きな力が外部から加えられても、分離し
ないばかりでなく、大きな伸縮力が得られるのである。
【0010】また、本発明の緩衝布体の製造方法は、表
生地と裏生地との間に綿などの緩衝体を挟んで少なくと
も三層としてこれらを一体にキルティング加工などの縫
製加工にて布体を形成し、ついでこの布体の端部どうし
を固着して筒状に形成した布体の外方の表面には平帯状
のゴムを伸長状態にて縫製固着するか、あるいは表生地
と裏生地との間に綿などの緩衝体を挟んで少なくとも三
層としてこれらを一体にキルティング加工などの縫製加
工にて布体を形成し、ついでこの布体の端部に仮固着部
材を形成するとともに少なくとも表生地または裏生地の
表面には平帯状のゴムを伸長状態にて縫製固着するもの
であるので、布の周囲の加工が容易であるばかりでな
く、材料のロスが少なく生産性が高い製造方法が得られ
るものである。
【0011】
【実施例】図面に基き実施例を説明する。図1は、本発
明の実施例に係る緩衝布体の全体斜視図である。1は緩
衝布体で、緩衝布体1は、緩衝性を有する布体2の表面
に一本の平帯状のゴム3が螺旋状に縫い付けて構成され
ている。緩衝性を有する布体2は、表生地4と裏生地5
との間に中綿6が挟まれており、この表生地4と裏生地
5および中綿6は、キルティング加工によりミシンの糸
7により一体に形成されている。
【0012】中綿6は、布体2に緩衝性を与えるための
ものであり、綿以外にウレタン発泡体等の一般に緩衝性
を与える部材が使用できるものである。表生地4と裏生
地5は、強度を有する布であれば、特に限定されるもの
ではないが、特に、表生地4は製品の表面に現れるの
で、外観がよく水に対しても強い素材を使い、裏生地5
にはタンスなどの被包装物品が直接接触するものである
ので、ソフトな素材を使うのがよい。
【0013】平帯状のゴム3の縫い付けは、平帯状のゴ
ム3の自然状態において、布体2が捩れるようになるよ
うに固着されている。したがって、図3に示すように、
平帯状のゴム3を伸長状態にしても、布体2は十分その
動きについてゆけるものである。平帯状のゴム3の縫い
付けは、波状にミシンの糸8を配置することが、重要で
ある。図4に示す平帯状のゴム3の自然状態である収縮
状態に、平帯状のゴム3が戻る時に、この波状のミシン
の目8が、効率良くしかも美麗に布体が捩れた状態とす
ることができるのである。
【0014】上記実施例の緩衝布体1によれば、図2に
示すように緩衝布体1の径を広げるだけで、容易にタン
スなどの被包装体11を内部に収納保持することがで
き、しかも平帯状のゴム3が外部の表面側に形成される
ので、平帯状のゴム3の取り付けが完全で使用時に平帯
状のゴム3が取れたりあるいは、布体自体の縫製加工が
外れることがないのである。
【0015】上記実施例に係る緩衝布体1によれば、緩
衝布体1の端部が開いているので、その内部にタンス等
の被包装体11を入れる際に、単にくるむだけでよいの
で、梱包が容易であるだけでなく、内部に入れる被包装
体11の形状が複雑な形状のものの梱包に好適である。
特に、上記実施例の緩衝布体1は、ゴム3が平帯状であ
りしかも表面に形成されるので、この部分にサービスマ
ーク等の標章9を付すことにより、外観だけでなく、他
の商品との差別化をはかるこができるのである。
【0016】図7に本発明に係る緩衝布体の他の実施例
を示す。上記実施例と同様に、緩衝性を有する布体2
は、表生地4と裏生地5との間に中綿6が挟まれてお
り、この表生地4と裏生地5および中綿6は、キルティ
ング加工により一体に形成されている。また、平帯状の
ゴム3の縫い付けは、自然状態において平帯状のゴム3
に対して、捩れた状態にて固着されている。布体2の端
部は面状係止体10などの仮固着部材にて固着されてお
り、この仮固着部材にて、両端を仮固着することにより
布体を筒状に形成することができる。仮固着部材の例と
しては、一般にマジック・ファスナーと呼ばれている繊
維により雌部材10aと雄部材10bを面状に形成した
面状係止体やファスナーなど公知の仮固着部材が利用で
きる。
【0017】次に本発明の製造方法について説明する。
図8に示すように、まず、布体2を形成する。布体2は
無端長に伸びる表生地4と裏生地5との間に中綿6を挟
み、それらをキルティング加工により一体化する。図8
において、7はキルティング加工によるミシン目を示す
ものである。布体2は、このキルティング加工により表
生地4と裏生地5およびこれらの内部の中綿6が強固に
一体化されているのである。
【0018】ついで、この無端長に形成された布体を長
手方向に所望の長さに切断し、短手方向の端部をロック
加工して、端部が使用時にほつれないようにし、長手方
向の両端部をそれぞれ縫い合わせて繋ぎ合わせ部2aを
形成し、筒状の布体を形成する。
【0019】さらに、筒状の布体を特殊ミシンにかけ
て、図9に示すように、一本の平帯状のゴムを伸長状態
にて、筒状の布体の表面に波状に縫い付ける。布体を回
転させながら一本の平帯状のゴムを、布体の周囲に螺旋
状に縫い付けてゆくものである。使用時にあっては、筒
状の緩衝布体の平帯状のゴムを伸長させて、その内部に
タンス等の被包装体を入れて、放置することにより、図
2に示すように、包装状態が容易に得られるものであ
る。
【0020】上記実施例によれば、平帯状のゴム3を外
から縫い付けるものであるので、作業が極めて容易であ
り、しかも完全にゴムを縫い付けて固着することができ
るのである。しかも、布体自体は、ゴムを取り付ける以
前にあらかじめ形成するものであるので、布体の作成が
完全で特に筒状に形成する作業が極めて容易に行うこが
できるのである。特に、布体を回転させながら一本の平
帯状のゴムを、布体の周囲に螺旋状に縫い付けてゆくも
のであるので、布体の周囲に多くの平帯状のゴム3を極
めて容易に効率よく縫い付けることができるのである。
【0021】本発明の他の製造方法として、表生地と裏
生地との間に綿などの緩衝体を挟んで三層としてこれら
を一体にキルティング加工などの縫製加工にて布体を形
成した後、この布体の端部に上記した面状係止体やファ
スナーなど公知の仮固着部材を形成するとともに少なく
とも表生地または裏生地の表面には平帯状のゴムを伸長
状態にて縫製固着することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明の緩衝布体は、表生地と裏生地と
の間に綿などの緩衝体を挟みキルティング加工などによ
り一体化した布体の端部を固着または仮固着することに
より筒状に形成された布体の少なくとも外方または内方
の表面には平帯状のゴムを縫製固着するとともに、該平
帯状のゴムが縫製固着された布は捩れた状態にて固着さ
れているので、平板状のゴムと布体との縫製固着が完全
であり、作業中に大きな力が外部から加えられても、分
離しないばかりでなく、大きな伸縮力が得られるのであ
る。また、本発明の緩衝布体の製造方法は、表生地と裏
生地との間に綿などの緩衝体を挟んで少なくとも三層と
してこれらを一体にキルティング加工などの縫製加工に
て布体を形成し、ついでこの布体の端部どうしを固着し
て筒状に形成した布体の外方の表面には平帯状のゴムを
伸長状態にて縫製固着するか、あるいは表生地と裏生地
との間に綿などの緩衝体を挟んで少なくとも三層として
これらを一体にキルティング加工などの縫製加工にて布
体を形成し、ついでこの布体の端部に仮固着部材を形成
するとともに少なくとも表生地または裏生地の表面には
平帯状のゴムを伸長状態にて縫製固着するものであるの
で、布の周囲の加工が容易であるばかりでなく、材料の
ロスが少なく生産性が高い製造方法が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る緩衝布体の全体斜視図で
ある。
【図2】緩衝布体の内部にタンスを収納した状態を説明
する全体斜視図である。
【図3】緩衝布体が伸長した状態を示す要部破断平面図
である。
【図4】緩衝布体が収縮した自然状態を示す要部破断平
面図である。
【図5】図3の要部破断側面図である
【図6】図4の要部破断側面図である
【図7】本発明の他の実施例に係る緩衝布体の全体斜視
図である。
【図8】本発明の製造方法の布体の製造工程を説明する
要部破断全体斜視図である。
【図9】本発明の製造方法の平帯状のゴムを縫製固着す
る工程を説明する全体斜視図である。
【符号の説明】
1 緩衝布体 2 布体 3 平帯状のゴム 4 表生地 5 裏生地 6 中綿 7 キルティングのミシン目 8 波状ミシン目 9 標章 10 仮固着部材 11 タンス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表生地と裏生地との間に綿などの緩衝体
    を挟みキルティング加工などにより表生地、裏生地およ
    び緩衝体を一体化した布体の端部を固着または仮固着す
    ることにより筒状に形成された布体の少なくとも外方ま
    たは内方の表面に平帯状のゴムを縫製固着することによ
    り収縮性を付与した緩衝布体であって、該緩衝布体は平
    帯状のゴムが自然状態において布体が捩れた状態にて縫
    製固着されていることを特徴とする緩衝布体。
  2. 【請求項2】 布体の端部どうしの仮固着を面状係止体
    にて行ったことを特徴とする請求項1記載の緩衝布体。
  3. 【請求項3】 布体の端部どうしの仮固着をファスナー
    にて行ったことを特徴とする請求項1記載の緩衝布体。
  4. 【請求項4】 表生地と裏生地との間に綿などの緩衝体
    を挟んで少なくとも三層としてこれらを一体にキルティ
    ング加工などの縫製加工にて布体を一体に形成し、つい
    でこの布体の端部どうしを固着して筒状に形成した布体
    の外方の表面には平帯状のゴムを伸長状態にて縫製固着
    することを特徴とする緩衝布体の製造方法。
  5. 【請求項5】 表生地と裏生地との間に綿などの緩衝体
    を挟んで少なくとも三層としてこれらを一体にキルティ
    ング加工などの縫製加工にて布体を一体に形成し、つい
    でこの布体の端部どうしを固着して筒状に形成した布体
    の外方の表面には一本の平帯状のゴムを伸長状態にて螺
    旋状に巻き付けるように縫製固着することを特徴とする
    請求項4記載の緩衝布体の製造方法。
  6. 【請求項6】 表生地と裏生地との間に綿などの緩衝体
    を挟んで少なくとも三層としてこれらを一体にキルティ
    ング加工などの縫製加工にて布体を形成し、ついでこの
    布体の端部に仮固着部材を形成するとともに少なくとも
    表生地または裏生地の表面には平帯状のゴムを伸長状態
    にて縫製固着することを特徴とする緩衝布体の製造方
    法。
JP5281925A 1993-10-15 1993-10-15 緩衝布体およびその製造方法 Pending JPH07112767A (ja)

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JP (1) JPH07112767A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274930A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Okaba Ryutsu Kk 保護梱包具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274930A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Okaba Ryutsu Kk 保護梱包具

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