JPH07112851A - 紙折れ検出装置 - Google Patents
紙折れ検出装置Info
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- JPH07112851A JPH07112851A JP28070893A JP28070893A JPH07112851A JP H07112851 A JPH07112851 A JP H07112851A JP 28070893 A JP28070893 A JP 28070893A JP 28070893 A JP28070893 A JP 28070893A JP H07112851 A JPH07112851 A JP H07112851A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】折れ込み検査装置を提供する。
【構成】用紙の折れ込みを検知する折れ込み検知手段、
用紙の送りタイミングを検知するタイミング検知手段、
用紙の送り量を検知する送り量検知手段、及び前記折れ
込み検知手段の出力から折れ込みの有無を判定する判定
手段を有する紙折れ検出装置
用紙の送りタイミングを検知するタイミング検知手段、
用紙の送り量を検知する送り量検知手段、及び前記折れ
込み検知手段の出力から折れ込みの有無を判定する判定
手段を有する紙折れ検出装置
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット印刷機等の印
刷機、エンボス機、折り機等の紙加工機、あるいは検査
工程、搬送工程等において用紙の積み降し時に発生する
用紙角の折れ込みを検出する紙折れ検出装置に関する。
刷機、エンボス機、折り機等の紙加工機、あるいは検査
工程、搬送工程等において用紙の積み降し時に発生する
用紙角の折れ込みを検出する紙折れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】枚葉印刷機に用いる印刷用紙は、通常は
百枚〜千枚程度を一単位として包装されており、印刷す
る際に印刷機のオペレータがその包装を解いて印刷機の
フィーダー部のエレベータ上に積み、千枚〜1万枚程度
のサイズまで積み上げる。また、印刷を終えた印刷物は
印刷機の排紙ユニットから取り出されて更に印刷が行わ
れるか、紙加工機あるいはその他の工程へと進み、その
際においても用紙の積み降し作業が行われる。このよう
な積み降し作業等で用紙がハンドリングされた結果、用
紙の折れ込みが起きることがある。特に用紙の角におい
て折れ込みが起き易い。
百枚〜千枚程度を一単位として包装されており、印刷す
る際に印刷機のオペレータがその包装を解いて印刷機の
フィーダー部のエレベータ上に積み、千枚〜1万枚程度
のサイズまで積み上げる。また、印刷を終えた印刷物は
印刷機の排紙ユニットから取り出されて更に印刷が行わ
れるか、紙加工機あるいはその他の工程へと進み、その
際においても用紙の積み降し作業が行われる。このよう
な積み降し作業等で用紙がハンドリングされた結果、用
紙の折れ込みが起きることがある。特に用紙の角におい
て折れ込みが起き易い。
【0003】このような折れ込みが起きたままその用紙
を次工程で加工すると加工不良が生じる。その場合検査
工程で不良品を除けばそれで済むこともあるが、印刷の
やり直しをしなければならないこともある。例えば金券
等において通し番号が印刷されているような場合に不良
品を除くと一連の通し番号に空きができてしまうため、
空きが生じないよう印刷のやり直しをして補充しなけれ
ばならない。
を次工程で加工すると加工不良が生じる。その場合検査
工程で不良品を除けばそれで済むこともあるが、印刷の
やり直しをしなければならないこともある。例えば金券
等において通し番号が印刷されているような場合に不良
品を除くと一連の通し番号に空きができてしまうため、
空きが生じないよう印刷のやり直しをして補充しなけれ
ばならない。
【0004】用紙角の折れ込みを検査する従来の方法と
しては、積み重ねられた用紙の枚数を用紙計数装置によ
って計数する方法によって行われている。この用紙計数
装置は積み重ねられた用紙の角の部分を一枚一枚捲り送
りしながら計数を行うもので、積み重ねられた用紙の4
つの角について計数した結果が同じ計数値であった場合
に、用紙角の折れ込みは無いと判定される。
しては、積み重ねられた用紙の枚数を用紙計数装置によ
って計数する方法によって行われている。この用紙計数
装置は積み重ねられた用紙の角の部分を一枚一枚捲り送
りしながら計数を行うもので、積み重ねられた用紙の4
つの角について計数した結果が同じ計数値であった場合
に、用紙角の折れ込みは無いと判定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの方法による
と、用紙の4つの角において用紙角の折れ込みが同数発
生した場合には、用紙の4つの角について計数した結果
が同じ計数値となるから、厳密には判定の誤りをする可
能性があることとなる。また、用紙角の折れ込みが有り
と判定された場合に積み重ねられた用紙の中から折れ込
みのある用紙を見つけだして取り除くことは容易ではな
く、人による目視検査工程において一枚一枚検査する、
作業負荷の大きい工程を経る必要性があった。また、折
れ込みのある用紙を取り除くだけでは済まず、前述のよ
うに印刷等のやり直しが必要な場合もあった。そこで本
発明が解決しようとする課題は、通し番号印刷機等で用
紙の加工を行う直前に用紙角の折れ込みの有無を検査し
て、用紙角の折れ込みが有る場合には、用紙の加工を行
うことなく、その用紙を取り除くことができる折れ込み
検査装置を提供することにある。
と、用紙の4つの角において用紙角の折れ込みが同数発
生した場合には、用紙の4つの角について計数した結果
が同じ計数値となるから、厳密には判定の誤りをする可
能性があることとなる。また、用紙角の折れ込みが有り
と判定された場合に積み重ねられた用紙の中から折れ込
みのある用紙を見つけだして取り除くことは容易ではな
く、人による目視検査工程において一枚一枚検査する、
作業負荷の大きい工程を経る必要性があった。また、折
れ込みのある用紙を取り除くだけでは済まず、前述のよ
うに印刷等のやり直しが必要な場合もあった。そこで本
発明が解決しようとする課題は、通し番号印刷機等で用
紙の加工を行う直前に用紙角の折れ込みの有無を検査し
て、用紙角の折れ込みが有る場合には、用紙の加工を行
うことなく、その用紙を取り除くことができる折れ込み
検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成される。即ち、少なくとも、用紙の折れ
込みを検知する折れ込み検知手段、用紙の送りタイミン
グを検知するタイミング検知手段、用紙の送り量を検知
する送り量検知手段、及び前記折れ込み検知手段の出力
から折れ込みの有無を判定する判定手段を有する紙折れ
検出装置によって達成される。
明によって達成される。即ち、少なくとも、用紙の折れ
込みを検知する折れ込み検知手段、用紙の送りタイミン
グを検知するタイミング検知手段、用紙の送り量を検知
する送り量検知手段、及び前記折れ込み検知手段の出力
から折れ込みの有無を判定する判定手段を有する紙折れ
検出装置によって達成される。
【0007】
【作用】本発明の紙折れ検出装置によれば、タイミング
検知手段及び送り量検知手段を有し、用紙加工装置の用
紙供給部(フィーダ部)において用紙の送りに同調させ
た用紙の折れ込み検知を行うから、加工装置上で走行す
る用紙の折れ込みの有無を検出することができる。
検知手段及び送り量検知手段を有し、用紙加工装置の用
紙供給部(フィーダ部)において用紙の送りに同調させ
た用紙の折れ込み検知を行うから、加工装置上で走行す
る用紙の折れ込みの有無を検出することができる。
【0008】
【実施例】次に、実施例をあげて本発明の好ましい実施
態様につき説明する。図1は、本発明の紙折れ検出装置
のブロック図である。図1において1は用紙の折れ込み
を検知する折れ込み検知手段であって、用紙の4つの角
を検出できるように4つの折れ込み検知手段(1)〜
(4)により構成されている。2は用紙の送りタイミン
グを検知するタイミング検知手段、3は用紙の送り量を
検知する送り量検知手段である。それぞれの折れ込み検
知手段1、タイミング検知手段2、及び送り量検知手段
3は4に示す判定手段に接続されている。
態様につき説明する。図1は、本発明の紙折れ検出装置
のブロック図である。図1において1は用紙の折れ込み
を検知する折れ込み検知手段であって、用紙の4つの角
を検出できるように4つの折れ込み検知手段(1)〜
(4)により構成されている。2は用紙の送りタイミン
グを検知するタイミング検知手段、3は用紙の送り量を
検知する送り量検知手段である。それぞれの折れ込み検
知手段1、タイミング検知手段2、及び送り量検知手段
3は4に示す判定手段に接続されている。
【0009】判定手段4は、さらに細部が5の信号入力
手段、6の演算処理手段、7の信号出力手段から構成さ
れている。折れ込み検知手段1、タイミング検知手段
2、及び送り量検知手段3から出力される信号は信号入
力手段5によって判定手段4に取り込まれる。判定手段
4に取り込まれた信号は、その形態は各手段によって
(接点信号、電流信号等)異なっている場合において
も、信号入力手段5によって統一された形式のディジタ
ルデータに変換される。そのディジタルデータは演算処
理手段6において演算が行われ、紙折れの有無が判定さ
れて、その判定結果は8に示す出力信号として信号出力
手段7から出力される。出力信号8は、例えば印刷機の
停止スイッチと並列動作するよう印刷機の制御装置に接
続されており、紙折れ有りと判定された場合は印刷機を
停止するように構成して使用される。
手段、6の演算処理手段、7の信号出力手段から構成さ
れている。折れ込み検知手段1、タイミング検知手段
2、及び送り量検知手段3から出力される信号は信号入
力手段5によって判定手段4に取り込まれる。判定手段
4に取り込まれた信号は、その形態は各手段によって
(接点信号、電流信号等)異なっている場合において
も、信号入力手段5によって統一された形式のディジタ
ルデータに変換される。そのディジタルデータは演算処
理手段6において演算が行われ、紙折れの有無が判定さ
れて、その判定結果は8に示す出力信号として信号出力
手段7から出力される。出力信号8は、例えば印刷機の
停止スイッチと並列動作するよう印刷機の制御装置に接
続されており、紙折れ有りと判定された場合は印刷機を
停止するように構成して使用される。
【0010】図2は枚葉オフセット印刷機に本発明の紙
折れ検出装置を設置した図であって、特にセンサの配置
を示した図である。図2において、9は用紙、10はエ
レベータであって重ね積みされた用紙9の最上部を所定
の高さまで持ち上げる働きがある。11はサッカーであ
って、最上部の用紙9を真空吸着装置によって吸い付け
印刷機の印刷ユニットの方向にその用紙9を送る働きが
ある。送られた用紙9は連続駆動されているロール12
と、そのロール12を押さえて連れ回るコロ13の間に
挟まれて更に移送される。このロール12とコロ13の
直前には、前揃えコマ(図示せず)と呼ばれる当て機構
があって、ロール12とコロ13へ用紙9が送られるタ
イミングをとるように働く。そして、順次送り出される
用紙9は、ずれ重なって集合して移送されることとな
る。また、ロール12はベルト14を介して駆動ロール
15によって駆動されており、用紙9はベルト14に載
って16のフィーダボード上を移送されることとなる。
このような用紙の供給装置はストリームフィーダと呼ば
れる。
折れ検出装置を設置した図であって、特にセンサの配置
を示した図である。図2において、9は用紙、10はエ
レベータであって重ね積みされた用紙9の最上部を所定
の高さまで持ち上げる働きがある。11はサッカーであ
って、最上部の用紙9を真空吸着装置によって吸い付け
印刷機の印刷ユニットの方向にその用紙9を送る働きが
ある。送られた用紙9は連続駆動されているロール12
と、そのロール12を押さえて連れ回るコロ13の間に
挟まれて更に移送される。このロール12とコロ13の
直前には、前揃えコマ(図示せず)と呼ばれる当て機構
があって、ロール12とコロ13へ用紙9が送られるタ
イミングをとるように働く。そして、順次送り出される
用紙9は、ずれ重なって集合して移送されることとな
る。また、ロール12はベルト14を介して駆動ロール
15によって駆動されており、用紙9はベルト14に載
って16のフィーダボード上を移送されることとなる。
このような用紙の供給装置はストリームフィーダと呼ば
れる。
【0011】また図2において、17はスイング、18
は版胴、19はブランケット胴、20は圧胴である。移
送される用紙9はスイング17の直前にある前当て(図
示せず)と呼ばれる当て機構に当たって移送方向(天地
方向)の位置が規制され停止し、更に針(図示せず)と
呼ばれる移動機構によって左右方向の位置が規制され
る。その状態で用紙9はスイング17の爪によって掴ま
れて圧胴20の方に持って行かれ、圧胴20の爪に掴み
替えられ圧胴20に巻きついて印刷が行われる。
は版胴、19はブランケット胴、20は圧胴である。移
送される用紙9はスイング17の直前にある前当て(図
示せず)と呼ばれる当て機構に当たって移送方向(天地
方向)の位置が規制され停止し、更に針(図示せず)と
呼ばれる移動機構によって左右方向の位置が規制され
る。その状態で用紙9はスイング17の爪によって掴ま
れて圧胴20の方に持って行かれ、圧胴20の爪に掴み
替えられ圧胴20に巻きついて印刷が行われる。
【0012】更に図2において、21はタイミング板で
あって圧胴20の軸に取り付けられた金属製の円盤であ
って、円盤の外周の一部に凹部または凸部が形成されて
いて圧胴20の回転の角度をタイミング検知手段2によ
って検出可能なように構成されている。また1は折れ込
み検知手段であって、ベルト14上にあって用紙9を押
さえているコロ13の近くに設置されている。これは用
紙の浮き等による検出誤差を少なくするためである。勿
論、折れ込み検知手段の設置位置は折れ込みの発生する
位置に合わせるのであって、その制約の中で、設置位置
の選定、コロ13の取り付け位置の変更等を行うことが
できる。
あって圧胴20の軸に取り付けられた金属製の円盤であ
って、円盤の外周の一部に凹部または凸部が形成されて
いて圧胴20の回転の角度をタイミング検知手段2によ
って検出可能なように構成されている。また1は折れ込
み検知手段であって、ベルト14上にあって用紙9を押
さえているコロ13の近くに設置されている。これは用
紙の浮き等による検出誤差を少なくするためである。勿
論、折れ込み検知手段の設置位置は折れ込みの発生する
位置に合わせるのであって、その制約の中で、設置位置
の選定、コロ13の取り付け位置の変更等を行うことが
できる。
【0013】図3は図2を上から見た図である。図3に
おいて、22は歯車であって、駆動ロール15の軸に固
定されている。歯車22は印刷機本体の主駆動装置によ
って駆動され、印刷とのタイミングがとれるように構成
されている。23は印刷機フィーダ部のフレームであ
る。24はボールであって、ベルト14上にあって用紙
のばたつきを押さえる役目がある。3はロール12の軸
に取り付けられた送り量検知手段である。
おいて、22は歯車であって、駆動ロール15の軸に固
定されている。歯車22は印刷機本体の主駆動装置によ
って駆動され、印刷とのタイミングがとれるように構成
されている。23は印刷機フィーダ部のフレームであ
る。24はボールであって、ベルト14上にあって用紙
のばたつきを押さえる役目がある。3はロール12の軸
に取り付けられた送り量検知手段である。
【0014】本発明で用いることのできる折れ込み検知
手段1としては、用紙1の表裏の光学的反射率の違いを
とらえる例えば光ファイバーセンサのような投光受光器
を有する光学式検知機、フィーダーボード16上の用紙
9の高さが折れ込み部分で異なることを非接触式で検知
する静電容量式検知器、あるいは用紙9の高さの変移を
用紙9を押さえるコロ13の変移として変換しその変移
を非接触式で検知する渦電流式検知器、接触式で検知す
る差動トランス型検知器、ポテンショメータ型検出器等
いずれの方式の検知器であってもよい。
手段1としては、用紙1の表裏の光学的反射率の違いを
とらえる例えば光ファイバーセンサのような投光受光器
を有する光学式検知機、フィーダーボード16上の用紙
9の高さが折れ込み部分で異なることを非接触式で検知
する静電容量式検知器、あるいは用紙9の高さの変移を
用紙9を押さえるコロ13の変移として変換しその変移
を非接触式で検知する渦電流式検知器、接触式で検知す
る差動トランス型検知器、ポテンショメータ型検出器等
いずれの方式の検知器であってもよい。
【0015】その中で特に好ましいのは光ファイバーセ
ンサであって、取扱いが容易で、狭い場所にも設置で
き、安価であって、信頼性もある。用紙9の表裏の反射
率の差が小さい場合においても、折れ込みによる反射角
度の変化から通常は検出可能である。しかし更に信頼性
を高くするための方法としては、例えば、図6に示すよ
うに用紙の角に検知マークを印刷しておき、この検知マ
ークの反射率と、用紙9の裏面の反射率との差を大きく
しておくことができる。
ンサであって、取扱いが容易で、狭い場所にも設置で
き、安価であって、信頼性もある。用紙9の表裏の反射
率の差が小さい場合においても、折れ込みによる反射角
度の変化から通常は検出可能である。しかし更に信頼性
を高くするための方法としては、例えば、図6に示すよ
うに用紙の角に検知マークを印刷しておき、この検知マ
ークの反射率と、用紙9の裏面の反射率との差を大きく
しておくことができる。
【0016】折れ込みが発生した場合と正常の場合の光
学的反射率の差は、検知手段の設置位置、折れ込みの大
きさ、印刷の有無、用紙表裏面の差、ずれ重なって下に
位置する用紙の検出位置での反射率等、様々な要素から
成っているが、折れ込みが発生していない正常な場合の
用紙反射率の変化は小さく、それに比較すると折れ込み
が発生した場合の変化は通常極めて大きいから、その変
化の大きさから検出することができる。
学的反射率の差は、検知手段の設置位置、折れ込みの大
きさ、印刷の有無、用紙表裏面の差、ずれ重なって下に
位置する用紙の検出位置での反射率等、様々な要素から
成っているが、折れ込みが発生していない正常な場合の
用紙反射率の変化は小さく、それに比較すると折れ込み
が発生した場合の変化は通常極めて大きいから、その変
化の大きさから検出することができる。
【0017】ところで通常印刷物は、印刷する際の印刷
条件を管理する目的で、色調管理用のカラーパッチ、多
色重ね刷りの位置合わせ用の見当トンボが、用紙の周辺
部等(多面付けの場合は中心部を含む)に刷り込まれ
る。これら用紙の周辺部等は、最終製品としての印刷物
では、断裁等によって取り除かれる。従って前述の検知
マークは、これらカラーパッチ、見当トンボと同様の扱
いをすることができ、用紙の角に近く、最終製品の印刷
物には残らない部分に印刷することができる。
条件を管理する目的で、色調管理用のカラーパッチ、多
色重ね刷りの位置合わせ用の見当トンボが、用紙の周辺
部等(多面付けの場合は中心部を含む)に刷り込まれ
る。これら用紙の周辺部等は、最終製品としての印刷物
では、断裁等によって取り除かれる。従って前述の検知
マークは、これらカラーパッチ、見当トンボと同様の扱
いをすることができ、用紙の角に近く、最終製品の印刷
物には残らない部分に印刷することができる。
【0018】また以上のように、用紙の周辺部は断裁等
によって取り除かれるから、取り除かれるような僅かな
折れ込みがあっても製品としては不良ではなく、これを
紙折れ検出装置で検出する必要性は無い。一方、製品不
良と成るような折れ込みに対しては高感度で検出が行わ
れることが望ましい。そのために好ましい検知マークの
位置、大きさが設定される。検知マークの位置として
は、断裁等によって取り除かれる位置であって、用紙の
周辺に近い位置よりも断裁の周辺に近い位置がより好ま
しい。また、検知マークの大きさは、光学的検知手段の
検知領域よりも大きいことが好ましい。理由は、用紙の
搬送誤差等で検出される検知マーク上の位置は検出の度
毎に誤差の範囲で変化するが、その影響を受け難いため
である。この場合製品不良となる折れ込みを高感度に検
出するためには、検知領域は小さいほうが有利であるこ
とは明らかであり、検知領域の小さい光学式センサは検
知手段として好適である。また、検知マークの色、濃度
は用紙の裏面等との反射率の差が大きく成るように考慮
して設定される。
によって取り除かれるから、取り除かれるような僅かな
折れ込みがあっても製品としては不良ではなく、これを
紙折れ検出装置で検出する必要性は無い。一方、製品不
良と成るような折れ込みに対しては高感度で検出が行わ
れることが望ましい。そのために好ましい検知マークの
位置、大きさが設定される。検知マークの位置として
は、断裁等によって取り除かれる位置であって、用紙の
周辺に近い位置よりも断裁の周辺に近い位置がより好ま
しい。また、検知マークの大きさは、光学的検知手段の
検知領域よりも大きいことが好ましい。理由は、用紙の
搬送誤差等で検出される検知マーク上の位置は検出の度
毎に誤差の範囲で変化するが、その影響を受け難いため
である。この場合製品不良となる折れ込みを高感度に検
出するためには、検知領域は小さいほうが有利であるこ
とは明らかであり、検知領域の小さい光学式センサは検
知手段として好適である。また、検知マークの色、濃度
は用紙の裏面等との反射率の差が大きく成るように考慮
して設定される。
【0019】本発明で用いることのできるタイミング検
知手段2としては、タイミング板21の凹部(または凸
部)を検知できればいかなる検知器であってもよい。例
えば投光受光器を有する光学式検知機、タイミング板2
1の高さが凹部(または凸部)で異なることを非接触式
で検知する静電容量式検知器、渦電流式検知器、あるい
は接触式で検知する差動トランス型検知器、ポテンショ
メータ型検出器等いずれの方式の検知器であっても良
い。その中でも特に好ましいのは、非接触で耐久性があ
り、油汚れ等に強い渦電流式検知器である。
知手段2としては、タイミング板21の凹部(または凸
部)を検知できればいかなる検知器であってもよい。例
えば投光受光器を有する光学式検知機、タイミング板2
1の高さが凹部(または凸部)で異なることを非接触式
で検知する静電容量式検知器、渦電流式検知器、あるい
は接触式で検知する差動トランス型検知器、ポテンショ
メータ型検出器等いずれの方式の検知器であっても良
い。その中でも特に好ましいのは、非接触で耐久性があ
り、油汚れ等に強い渦電流式検知器である。
【0020】このような折れ込み検知手段1、タイミン
グ検知手段2は通常センサヘッド部とセンサ増幅部から
構成されており、センサ増幅部はセンサヘッド部の出力
を増幅し、設定値と大小を比較して、比較結果をディジ
タル信号として出力する働きがある。設定値は通常セン
サ増幅部に付いているダイアルを回してその回転角度に
よって決定される。
グ検知手段2は通常センサヘッド部とセンサ増幅部から
構成されており、センサ増幅部はセンサヘッド部の出力
を増幅し、設定値と大小を比較して、比較結果をディジ
タル信号として出力する働きがある。設定値は通常セン
サ増幅部に付いているダイアルを回してその回転角度に
よって決定される。
【0021】本発明で用いることのできる送り量検知手
段3としては、ロータリーエンコーダを用いることがで
きる。ロータリーエンコーダには主として回転角度を計
測する目的の回転角度に応じたコードデータを出力する
タイプと、主として回転量を計測する目的の一回転を均
等に分割して一回転当たり所定のパルス数、例えば50
0〜10000パルスを出力するタイプがある。本発明
においては両者とも使えるが、前者はコードデータをデ
コードする必要があるが後者を用いるとデコードするこ
となくパルス数を計数するだけで送り量に換算できるか
らより適している。また、所謂ロータリーエンコーダで
なくても、同様の機能を有する機構を作って利用するこ
ともできる。
段3としては、ロータリーエンコーダを用いることがで
きる。ロータリーエンコーダには主として回転角度を計
測する目的の回転角度に応じたコードデータを出力する
タイプと、主として回転量を計測する目的の一回転を均
等に分割して一回転当たり所定のパルス数、例えば50
0〜10000パルスを出力するタイプがある。本発明
においては両者とも使えるが、前者はコードデータをデ
コードする必要があるが後者を用いるとデコードするこ
となくパルス数を計数するだけで送り量に換算できるか
らより適している。また、所謂ロータリーエンコーダで
なくても、同様の機能を有する機構を作って利用するこ
ともできる。
【0022】上記ロータリーエンコーダは、本実施例に
おいては前述のようにロール12の回転軸に取り付けら
れているが、他の印刷機の主駆動軸と同期して駆動され
る部分にも同様に取り付けることができる。通常ロータ
リエンコーダには前述のパルス出力以外に、ロータリエ
ンコーダの回転軸が回転し所定の角度を通過する際にワ
ンパルス出力するパルス出力端子を有している。そのよ
うなロータリエンコーダを圧胴20の回転軸に取り付け
た場合には、そのワンパルスの出力をタイミング検出パ
ルスとして利用することができる。そのように構成する
と、タイミング検知手段2と送り量検知手段3は一つの
ロータリエンコーダで済ませることができる。
おいては前述のようにロール12の回転軸に取り付けら
れているが、他の印刷機の主駆動軸と同期して駆動され
る部分にも同様に取り付けることができる。通常ロータ
リエンコーダには前述のパルス出力以外に、ロータリエ
ンコーダの回転軸が回転し所定の角度を通過する際にワ
ンパルス出力するパルス出力端子を有している。そのよ
うなロータリエンコーダを圧胴20の回転軸に取り付け
た場合には、そのワンパルスの出力をタイミング検出パ
ルスとして利用することができる。そのように構成する
と、タイミング検知手段2と送り量検知手段3は一つの
ロータリエンコーダで済ませることができる。
【0023】通常ロータリエンコーダは回転軸に取り付
ける検出部と、検出部が出力する信号を増幅し、波形整
形して、出力する増幅部とから成る。更に計数したり、
計数値を変換して出力あるいは表示するような演算機能
を有するものもある。本発明においてはいかなるタイプ
を使用することもできるが、最も簡単な、パルスを出力
するタイプのロータリーエンコーダを使用する例を示
す。
ける検出部と、検出部が出力する信号を増幅し、波形整
形して、出力する増幅部とから成る。更に計数したり、
計数値を変換して出力あるいは表示するような演算機能
を有するものもある。本発明においてはいかなるタイプ
を使用することもできるが、最も簡単な、パルスを出力
するタイプのロータリーエンコーダを使用する例を示
す。
【0024】さて、以上の構成により本発明の紙折れ検
出装置の動作について説明する。図4は本発明の紙折れ
検出装置の各検出手段の出力と紙折れ検出の過程を示し
たタイミングチャートである。図4においてタイミング
検出手段2は印刷機が一枚一枚の用紙1に印刷する度毎
に、その周期内で一回だけ常に決められた機械的動作位
置においてパルスを出力する。図4において、aはその
パルス波形を示している。この例ではこの出力は負論理
であってパルスがLowの時、予め決められた機械的動
作位置にあることを示す。このパルス波形aのエッジの
中、図4ので示すパルスの立ち下がり部分をとらえ
て、「予め決められた機械的動作位置が検出された」、
即ち「タイミングが検出された」とする。
出装置の動作について説明する。図4は本発明の紙折れ
検出装置の各検出手段の出力と紙折れ検出の過程を示し
たタイミングチャートである。図4においてタイミング
検出手段2は印刷機が一枚一枚の用紙1に印刷する度毎
に、その周期内で一回だけ常に決められた機械的動作位
置においてパルスを出力する。図4において、aはその
パルス波形を示している。この例ではこの出力は負論理
であってパルスがLowの時、予め決められた機械的動
作位置にあることを示す。このパルス波形aのエッジの
中、図4ので示すパルスの立ち下がり部分をとらえ
て、「予め決められた機械的動作位置が検出された」、
即ち「タイミングが検出された」とする。
【0025】図4においてbは送り量検知手段3の出力
するパルス波形である。で示すパルスの立ち下がり部
分をとらえると、時系列の後方でパルス波形bので示
す最初に立ち下がる部分がとらえられ、この部分がパル
ス計数の起点として設定される。即ちこの立ち下がる部
分で計数装置がクリアされて計数値はゼロとなる、そし
て次のパルスの立ち下がりにおいて計数値はカウント1
となり、さらに次のパルスの立ち下がりにおいて計数値
はカウント2となり、というようにパルスの立ち下がり
をとらえる度毎に計数値がカウントアップされて行く。
するパルス波形である。で示すパルスの立ち下がり部
分をとらえると、時系列の後方でパルス波形bので示
す最初に立ち下がる部分がとらえられ、この部分がパル
ス計数の起点として設定される。即ちこの立ち下がる部
分で計数装置がクリアされて計数値はゼロとなる、そし
て次のパルスの立ち下がりにおいて計数値はカウント1
となり、さらに次のパルスの立ち下がりにおいて計数値
はカウント2となり、というようにパルスの立ち下がり
をとらえる度毎に計数値がカウントアップされて行く。
【0026】図4においてc,d,e,fは折れ込み検
出手段(1)、(2)、(3)、(4)の出力するパル
ス波形である。この出力は負論理であってHighの時
は折れ込みは無く、Lowの時は折れ込み有りを形式的
に示している。形式的に示すというのは、Lowは折れ
込み有りの必要条件を意味するからである。
出手段(1)、(2)、(3)、(4)の出力するパル
ス波形である。この出力は負論理であってHighの時
は折れ込みは無く、Lowの時は折れ込み有りを形式的
に示している。形式的に示すというのは、Lowは折れ
込み有りの必要条件を意味するからである。
【0027】上述の計数値がカウントnとなるパルス波
形bので示す立ち下がり部分においてパルス波形c及
びパルス波形dのレベルがとらえられる。計数値がカウ
ントnとなるのは、折れ込み検出手段(1)及び折れ込
み検出手段(2)の設置位置が、送られてきた用紙の前
方(天)の左右の角の位置と一致するタイミングであっ
て、nはそのように成るよう設定された値である。また
同様に、上述の計数値がカウントmとなるパルス波形b
ので示す立ち下がり部分においてパルス波形e及びパ
ルス波形fのレベルがとらえられる。計数値がカウント
mとなるのは、折れ込み検出手段(3)及び折れ込み検
出手段(4)の設置位置が、用紙の後方(地)の左右の
角の位置に一致するタイミングであって、mはそのよう
に成るよう設定された値である。ここに角の位置とは、
角の紙折れを検出することが可能な用紙1の4つの角
(厳密には点)の周辺全体を含むものとする。
形bので示す立ち下がり部分においてパルス波形c及
びパルス波形dのレベルがとらえられる。計数値がカウ
ントnとなるのは、折れ込み検出手段(1)及び折れ込
み検出手段(2)の設置位置が、送られてきた用紙の前
方(天)の左右の角の位置と一致するタイミングであっ
て、nはそのように成るよう設定された値である。また
同様に、上述の計数値がカウントmとなるパルス波形b
ので示す立ち下がり部分においてパルス波形e及びパ
ルス波形fのレベルがとらえられる。計数値がカウント
mとなるのは、折れ込み検出手段(3)及び折れ込み検
出手段(4)の設置位置が、用紙の後方(地)の左右の
角の位置に一致するタイミングであって、mはそのよう
に成るよう設定された値である。ここに角の位置とは、
角の紙折れを検出することが可能な用紙1の4つの角
(厳密には点)の周辺全体を含むものとする。
【0028】このようにとらえられるパルス波形c,
d,e,fを図4の、、、に示す。図4の、
、、によれば、各パルス波形のレベルはHigh
であるから、この用紙1には紙折れが無いことを示して
いる。各パルス波形には、レベルをとらえるタイミング
である図4の、、、以外の部分においてLow
またはHighが見られるがこれらは、レベルをとらえ
るタイミングではないから本発明の紙折れ検知装置は無
視するように動作する。折れ込み検出手段がHighと
なるのは必ずしも折れ込みを検知しない場合に限らず、
その他、用紙9上の印刷絵柄を検知したり、或いは検知
すべきでない用紙の角の検知マークを検出する場合、外
乱等がある為である。本発明の特徴の一つは、このよう
なことが原因となって起こる誤判定を無くすことにあ
る。
d,e,fを図4の、、、に示す。図4の、
、、によれば、各パルス波形のレベルはHigh
であるから、この用紙1には紙折れが無いことを示して
いる。各パルス波形には、レベルをとらえるタイミング
である図4の、、、以外の部分においてLow
またはHighが見られるがこれらは、レベルをとらえ
るタイミングではないから本発明の紙折れ検知装置は無
視するように動作する。折れ込み検出手段がHighと
なるのは必ずしも折れ込みを検知しない場合に限らず、
その他、用紙9上の印刷絵柄を検知したり、或いは検知
すべきでない用紙の角の検知マークを検出する場合、外
乱等がある為である。本発明の特徴の一つは、このよう
なことが原因となって起こる誤判定を無くすことにあ
る。
【0029】図4においてg,h,i,jは折れ込み検
出手段(1)、(2)、(3)、(4)の出力するパル
ス波形であり、上記とは別の用紙1を本発明の紙折れ検
査装置で検査した場合のパルス波形である。図4のレベ
ルをとらえるタイミングに示すように、パルス波形i
のレベルはLowであるから、用紙1の後方(地)の右
側の角に折れ込みが有ることを示している。このよう
に、レベルをとらえるタイミングにおいて、パルス波形
g,h,i,jの中から一箇所でもlowを検出すると
その用紙は紙折れありと判定され、判定結果は紙折れ検
出装置によって出力される。
出手段(1)、(2)、(3)、(4)の出力するパル
ス波形であり、上記とは別の用紙1を本発明の紙折れ検
査装置で検査した場合のパルス波形である。図4のレベ
ルをとらえるタイミングに示すように、パルス波形i
のレベルはLowであるから、用紙1の後方(地)の右
側の角に折れ込みが有ることを示している。このよう
に、レベルをとらえるタイミングにおいて、パルス波形
g,h,i,jの中から一箇所でもlowを検出すると
その用紙は紙折れありと判定され、判定結果は紙折れ検
出装置によって出力される。
【0030】次に判定手段4の動作を図5に示す紙折れ
検出処理のフローチャートに基づいて説明する。この処
理は主として判定手段4の演算処理手段6で行われる。
先ずステップS1において、タイミング検知手段2が用
紙1の送りタイミングを検知したか否かが判定される。
送りタイミングを検知しない場合は、送りタイミングを
検知するまで監視状態が続く。そしてタイミング検知手
段2が送りタイミングを検知し、検知したことを出力
し、それを判定手段4が受けると、次のステップS2に
おいて、判定手段4のカウンターをクリアーし計数値を
ゼロとした後、送り量検知手段3が出力する用紙1の送
り量に対応するパルスを判定手段4のカウンターが計数
する。
検出処理のフローチャートに基づいて説明する。この処
理は主として判定手段4の演算処理手段6で行われる。
先ずステップS1において、タイミング検知手段2が用
紙1の送りタイミングを検知したか否かが判定される。
送りタイミングを検知しない場合は、送りタイミングを
検知するまで監視状態が続く。そしてタイミング検知手
段2が送りタイミングを検知し、検知したことを出力
し、それを判定手段4が受けると、次のステップS2に
おいて、判定手段4のカウンターをクリアーし計数値を
ゼロとした後、送り量検知手段3が出力する用紙1の送
り量に対応するパルスを判定手段4のカウンターが計数
する。
【0031】そのカウント値はステップS3において、
予め設定された値nと比較される。そしてステップS5
において計数値がnとなった時の折れ込み検知手段1
(1)、(2)のデータが判定手段4に取り込まれる。
同様に、そのカウント値はステップS4において、予め
設定された値mと比較される。そしてステップS6にお
いてカウント値がmとなった時の折れ込み検知手段1
(3)、検知手段1(4)のデータが判定手段4に取り
込まれる。
予め設定された値nと比較される。そしてステップS5
において計数値がnとなった時の折れ込み検知手段1
(1)、(2)のデータが判定手段4に取り込まれる。
同様に、そのカウント値はステップS4において、予め
設定された値mと比較される。そしてステップS6にお
いてカウント値がmとなった時の折れ込み検知手段1
(3)、検知手段1(4)のデータが判定手段4に取り
込まれる。
【0032】判定手段4に取り込まれた上記4つのデー
タは、High又はLowである。この例ではHigh
は折れ込み無しを意味し、Lowは折れ込み有りを意味
している。折れ込みは一箇所でもあってはならないか
ら、Lowが1つでもあれば、ステップS7において判
定手段4は折れ込み有りと判定する。そうで無い場合、
即ち折れ込み無しと判定した場合はステップS1に戻
る。ステップS7における判定結果が折れ込み有りの場
合は、ステップS8に進んで、判定手段4は紙折れ検出
の出力を行う。
タは、High又はLowである。この例ではHigh
は折れ込み無しを意味し、Lowは折れ込み有りを意味
している。折れ込みは一箇所でもあってはならないか
ら、Lowが1つでもあれば、ステップS7において判
定手段4は折れ込み有りと判定する。そうで無い場合、
即ち折れ込み無しと判定した場合はステップS1に戻
る。ステップS7における判定結果が折れ込み有りの場
合は、ステップS8に進んで、判定手段4は紙折れ検出
の出力を行う。
【0033】判定手段4が出力する紙折れ検出の出力
は、印刷機の停止及び警報表示(ブザー、ランプ等)を
行うための信号として使用することができる。そして印
刷機のオペレータは警報を受けて、紙折れのある用紙2
を取り除き、印刷機の運転を再開する。そのとき判定手
段4はステップS1から紙折れ検出処理を再開すること
になる。
は、印刷機の停止及び警報表示(ブザー、ランプ等)を
行うための信号として使用することができる。そして印
刷機のオペレータは警報を受けて、紙折れのある用紙2
を取り除き、印刷機の運転を再開する。そのとき判定手
段4はステップS1から紙折れ検出処理を再開すること
になる。
【0034】このような判定手段4は、ハードウェアロ
ジックによって構成することが可能であるが、プログラ
マブルシーケンス制御装置のプログラミングによって構
成することもできる。通常ハードウェアロジックはプロ
グラミングによりも高速処理動作が可能であって処理速
度の影響を考慮する必要はこの場合は殆どない。一方プ
ログラミングによる場合でも、送り量検知手段3の検知
精度を必要以上に高精度とせず送り量当たりのパルス数
を少なくする、等の設計事項により対処すれば問題はな
い。
ジックによって構成することが可能であるが、プログラ
マブルシーケンス制御装置のプログラミングによって構
成することもできる。通常ハードウェアロジックはプロ
グラミングによりも高速処理動作が可能であって処理速
度の影響を考慮する必要はこの場合は殆どない。一方プ
ログラミングによる場合でも、送り量検知手段3の検知
精度を必要以上に高精度とせず送り量当たりのパルス数
を少なくする、等の設計事項により対処すれば問題はな
い。
【0035】次に、本発明の紙折れ検出装置において、
前述のn、mを設定する方法について説明する。図6は
n,mを設定する際に使用するテスト用紙の図である。
テスト用紙と呼ぶのは、紙折れ検出を行う検査対象とし
ての用紙と区別する為である。図6において24は検知
マーク、25はテスト用紙である。本発明で折れ込み検
知手段1として光学式検知器を使用する場合は、検知マ
ーク24は例えば色は黒色で大きさ2×2cm程度の四
角のパッチ等を使用でき、これを白紙の用紙に貼りつけ
ることによってテスト用紙25とすることができる。ま
た、静電容量式検知器のように用紙の厚さを検知する方
式の折れ込み検知手段1を使用する場合は、検知マーク
24は色は関係なく用紙と同じ材料の紙からなる大きさ
2×2cm程度の四角のパッチ等を用紙に一枚、或いは
複数枚貼りつけることによってテスト用紙25とするこ
とができる。
前述のn、mを設定する方法について説明する。図6は
n,mを設定する際に使用するテスト用紙の図である。
テスト用紙と呼ぶのは、紙折れ検出を行う検査対象とし
ての用紙と区別する為である。図6において24は検知
マーク、25はテスト用紙である。本発明で折れ込み検
知手段1として光学式検知器を使用する場合は、検知マ
ーク24は例えば色は黒色で大きさ2×2cm程度の四
角のパッチ等を使用でき、これを白紙の用紙に貼りつけ
ることによってテスト用紙25とすることができる。ま
た、静電容量式検知器のように用紙の厚さを検知する方
式の折れ込み検知手段1を使用する場合は、検知マーク
24は色は関係なく用紙と同じ材料の紙からなる大きさ
2×2cm程度の四角のパッチ等を用紙に一枚、或いは
複数枚貼りつけることによってテスト用紙25とするこ
とができる。
【0036】本発明で折れ込み検知手段1として光学式
検知器を使用する場合は、テスト用紙25に検知マーク
24を入れるだけでなく、製品としての用紙において検
知マーク(製品)を入れても差し支え無い場合は、製品
としての用紙9にも検知マーク(製品)を入れることが
できることを、すでに述べた。テスト用の検知マーク2
4と製品用の検知マーク(製品)との違いは、その目的
の違いによっている。検知マーク24はパラメータn,
mの値を設定するためのものあってその検知マーク24
から折れ込み検知手段1によて検出されたデータを判定
手段4に読み取らせるタイミングを決定することにあ
る。また、検知マーク(製品)は折れ込みによって検知
マーク(製品)が隠されることによる折れ込み検知手段
1の検出値の変化を大きくして、感度、信頼性等を高め
ることにある。しかし、両検知マークを本発明の紙折れ
検出装置においては区別する必要性はなく、検知マーク
の印刷された用紙が有る場合には、それをテスト用紙2
5として使用することができる。
検知器を使用する場合は、テスト用紙25に検知マーク
24を入れるだけでなく、製品としての用紙において検
知マーク(製品)を入れても差し支え無い場合は、製品
としての用紙9にも検知マーク(製品)を入れることが
できることを、すでに述べた。テスト用の検知マーク2
4と製品用の検知マーク(製品)との違いは、その目的
の違いによっている。検知マーク24はパラメータn,
mの値を設定するためのものあってその検知マーク24
から折れ込み検知手段1によて検出されたデータを判定
手段4に読み取らせるタイミングを決定することにあ
る。また、検知マーク(製品)は折れ込みによって検知
マーク(製品)が隠されることによる折れ込み検知手段
1の検出値の変化を大きくして、感度、信頼性等を高め
ることにある。しかし、両検知マークを本発明の紙折れ
検出装置においては区別する必要性はなく、検知マーク
の印刷された用紙が有る場合には、それをテスト用紙2
5として使用することができる。
【0037】上記テスト用紙25を使用してn,mの値
を設定する処理手順を図7に従って説明する。これらの
処理は判定手段4において行われる。本発明の紙折れ検
出装置には、通常の運転モードとともにn,m等のパラ
メータを設定する設定モードがある。先ずステップS1
1において、本発明の紙折れ検出装置を設定モードとす
る。次にステップS12において天地の検知マーク24
の中天側の検知マーク24を検出する。その前に、白紙
の用紙の間にテスト用紙25を挿入して印刷機のフィー
ダに載せておく。印刷機を運転すると、最初の中は白紙
が送られるが、ついにはテスト用紙25の番となりテス
ト用紙25が送られる。
を設定する処理手順を図7に従って説明する。これらの
処理は判定手段4において行われる。本発明の紙折れ検
出装置には、通常の運転モードとともにn,m等のパラ
メータを設定する設定モードがある。先ずステップS1
1において、本発明の紙折れ検出装置を設定モードとす
る。次にステップS12において天地の検知マーク24
の中天側の検知マーク24を検出する。その前に、白紙
の用紙の間にテスト用紙25を挿入して印刷機のフィー
ダに載せておく。印刷機を運転すると、最初の中は白紙
が送られるが、ついにはテスト用紙25の番となりテス
ト用紙25が送られる。
【0038】枚葉オフセット印刷機のフィーダ部の構造
及び紙折れ検知手段1の設置位置にもよるがこの実施例
の例では、先ず天側の検知マーク24が紙折れ検知手段
1(1)、(2)によって検出される。その際、判定手
段4においては送り量検知手段3が出力するパルスを、
タイミング検知手段がタイミングを検知した時点を起点
としてカウントしており、白紙から右の検知マーク24
を検知した時のカウント値をN11、右の検知マーク2
4から白紙を検知した時のカウント値をN12であると
すると、それらの値を記憶しておく。
及び紙折れ検知手段1の設置位置にもよるがこの実施例
の例では、先ず天側の検知マーク24が紙折れ検知手段
1(1)、(2)によって検出される。その際、判定手
段4においては送り量検知手段3が出力するパルスを、
タイミング検知手段がタイミングを検知した時点を起点
としてカウントしており、白紙から右の検知マーク24
を検知した時のカウント値をN11、右の検知マーク2
4から白紙を検知した時のカウント値をN12であると
すると、それらの値を記憶しておく。
【0039】左右の紙折れ検知手段1の設置位置、左右
の検知マーク24の記載位置は通常対照的に配置されて
いるから、通常パラメータnは一つで良いが、対照的な
配置からのずれが大きい場合は通常パラメータnは左右
区別してn2、n1の二つとなる。その場合は、白紙か
ら左の検知マーク24を検知した時のカウント値をN2
1、左の検知マーク24から白紙を検知した時のカウン
ト値をN22も記憶しておく。
の検知マーク24の記載位置は通常対照的に配置されて
いるから、通常パラメータnは一つで良いが、対照的な
配置からのずれが大きい場合は通常パラメータnは左右
区別してn2、n1の二つとなる。その場合は、白紙か
ら左の検知マーク24を検知した時のカウント値をN2
1、左の検知マーク24から白紙を検知した時のカウン
ト値をN22も記憶しておく。
【0040】次にステップS13においてnの値が設定
される。nの値は以下の式によって計算された値が設定
される。 n = INT((N11+N12)/2)、 n = INT((N21+N22)/2)、 または、 n = INT((N11+N12+N21
+N22)/4) そして対照的な配置からのずれが大きい場合は、 右は、 n1 = INT((N11+N12)/
2)、 左は、 n2 = INT((N21+N22)/
2) とする。ここに、INT()は、()内の数値の整数部
分の値であることを意味している。
される。nの値は以下の式によって計算された値が設定
される。 n = INT((N11+N12)/2)、 n = INT((N21+N22)/2)、 または、 n = INT((N11+N12+N21
+N22)/4) そして対照的な配置からのずれが大きい場合は、 右は、 n1 = INT((N11+N12)/
2)、 左は、 n2 = INT((N21+N22)/
2) とする。ここに、INT()は、()内の数値の整数部
分の値であることを意味している。
【0041】次にステップS14において地側の検知マ
ークの検出を行う。この例では上記のように天側の検知
マーク24が紙折れ検知手段1(1)、(2)によって
検出された後、地側の検知マーク24が紙折れ検知手段
1(3)、(4)によって検出される。その際、判定手
段4においては送り量検知手段3が出力するパルスを、
タイミング検知手段がタイミングを検知した時点を起点
としてカウントしており、白紙から左右の検知マーク2
4を検知した時のカウント値をM21,M11、左右の
検知マーク24から白紙を検知した時のカウント値をM
22,M12であるとすると、それらの値を記憶してお
く。
ークの検出を行う。この例では上記のように天側の検知
マーク24が紙折れ検知手段1(1)、(2)によって
検出された後、地側の検知マーク24が紙折れ検知手段
1(3)、(4)によって検出される。その際、判定手
段4においては送り量検知手段3が出力するパルスを、
タイミング検知手段がタイミングを検知した時点を起点
としてカウントしており、白紙から左右の検知マーク2
4を検知した時のカウント値をM21,M11、左右の
検知マーク24から白紙を検知した時のカウント値をM
22,M12であるとすると、それらの値を記憶してお
く。
【0042】次のステップS15においてパラメータm
の設定が行われる。前述のパラメータnのばあいと同様
パラメータm,m1,m2に対して、以下の計算式で計
算された値が設定される。 m = INT((M11+M12)/2)、 m = INT((M21+M22)/2)、 または、 m = INT((M11+M12+M21
+M22)/4)、 そして対照的な配置からのずれが大きい場合は、 右は、 m1 = INT((M11+M12)/
2)、 左は、 m2 = INT((M21+M22)/
2) とする。
の設定が行われる。前述のパラメータnのばあいと同様
パラメータm,m1,m2に対して、以下の計算式で計
算された値が設定される。 m = INT((M11+M12)/2)、 m = INT((M21+M22)/2)、 または、 m = INT((M11+M12+M21
+M22)/4)、 そして対照的な配置からのずれが大きい場合は、 右は、 m1 = INT((M11+M12)/
2)、 左は、 m2 = INT((M21+M22)/
2) とする。
【0043】以上、本発明について実施例を挙げて説明
したが、本発明はその趣旨の範囲で様々な態様で実施す
ることができる。例えば、前述の実施例では折れ込み検
出手段は4つ使用しているが、用紙のフィーダの方式に
よっては2つで済む場合もある。即ち右の天地の用紙の
角を折れ込み検出手段(1)で検知し左のそれらを検出
手段(1)で検知するように構成することができる。ま
た、タイミング検知手段と送り量検知手段は両手段を兼
ね備えた一つの検知手段(例えばロータリーエンコー
ダ)で置き換え可能であることは既に述べた。また、本
実施例では枚葉オフセット印刷機へ本発明の紙折れ検出
装置を設置した例を示したが、その他の加工機、或いは
搬送装置等に設置することは、本実施例の説明から容易
である。以上のように様々な態様で実施した場合におい
ても、それらが本発明に含まれることはいうまでもな
い。
したが、本発明はその趣旨の範囲で様々な態様で実施す
ることができる。例えば、前述の実施例では折れ込み検
出手段は4つ使用しているが、用紙のフィーダの方式に
よっては2つで済む場合もある。即ち右の天地の用紙の
角を折れ込み検出手段(1)で検知し左のそれらを検出
手段(1)で検知するように構成することができる。ま
た、タイミング検知手段と送り量検知手段は両手段を兼
ね備えた一つの検知手段(例えばロータリーエンコー
ダ)で置き換え可能であることは既に述べた。また、本
実施例では枚葉オフセット印刷機へ本発明の紙折れ検出
装置を設置した例を示したが、その他の加工機、或いは
搬送装置等に設置することは、本実施例の説明から容易
である。以上のように様々な態様で実施した場合におい
ても、それらが本発明に含まれることはいうまでもな
い。
【0044】
【発明の効果】本発明の紙折れ検出装置によれば、タイ
ミング検知手段及び送り量検知手段を有し、用紙加工装
置の用紙供給部(フィーダ部)において用紙の送りに同
調させた用紙の折れ込み検知を行うから、走行する用紙
の折れ込みの有無を検出することができる。更に、折れ
込みを有する用紙を検出した場合において用紙の送りを
停止するように構成して、用紙が加工装置によって加工
される前に、オペレータ等によってそれを取り除くこと
ができるから加工された用紙には折れ込みによる不良が
なくなる。また、検知マークを有する用紙を検出するだ
けでパラメータの設定が行えるから取扱い性に優れる。
ミング検知手段及び送り量検知手段を有し、用紙加工装
置の用紙供給部(フィーダ部)において用紙の送りに同
調させた用紙の折れ込み検知を行うから、走行する用紙
の折れ込みの有無を検出することができる。更に、折れ
込みを有する用紙を検出した場合において用紙の送りを
停止するように構成して、用紙が加工装置によって加工
される前に、オペレータ等によってそれを取り除くこと
ができるから加工された用紙には折れ込みによる不良が
なくなる。また、検知マークを有する用紙を検出するだ
けでパラメータの設定が行えるから取扱い性に優れる。
【図1】本発明の紙折れ検出装置のブロック図である。
【図2】枚葉オフセット印刷機に本発明の紙折れ検出装
置を設置した図であって、特にセンサの配置を示した図
である。
置を設置した図であって、特にセンサの配置を示した図
である。
【図3】図2を上から見た図である。
【図4】本発明の紙折れ検出装置の各検出手段の出力と
紙折れ検出の過程を示したタイミングチャートである。
紙折れ検出の過程を示したタイミングチャートである。
【図5】本発明の判定手段4における紙折れ検出処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】図6はパラメータn,mを設定する際に使用す
るテスト用紙の図である。
るテスト用紙の図である。
【図7】テスト用紙を使用してパラメータn,mを設定
する処理手順を示す図である。
する処理手順を示す図である。
1 折れ込み検知手段 2 タイミング検知手段 3 送り量検知手段 4 判定手段 5 信号入力手段 6 演算処理手段 7 信号出力手段 8 出力信号 9 用紙 10エレベータ 11サッカー 12ロール 13コロ 14ベルト 15駆動ロール 16フィーダーボード 17スイング 18版胴 19ブランケット胴 20圧胴 21タイミング板 22歯車 23フレーム 24ボール
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも、用紙の折れ込みを検知する折
れ込み検知手段、用紙の送りタイミングを検知するタイ
ミング検知手段、用紙の送り量を検知する送り量検知手
段、及び前記折れ込み検知手段の出力から折れ込みの有
無を判定する判定手段を有することを特徴とする紙折れ
検出装置。 - 【請求項2】前記折れ込み検知手段は用紙の光学的反射
率を検知する検知機を構成要素に有することを特徴とす
る請求項1記載の紙折れ検出装置。 - 【請求項3】用紙の角に検知マークを設け、その検知マ
ークを検知することによって折れ込みの有無を検出する
よう構成したことを特徴とする請求項1、2記載の紙折
れ検出装置。 - 【請求項4】用紙の角に検知マークを設け、その検知マ
ークを検知することによって前記判定手段のパラメータ
設定が行えるように構成したことを特徴とする請求項
1、2記載の紙折れ検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28070893A JPH07112851A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 紙折れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28070893A JPH07112851A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 紙折れ検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07112851A true JPH07112851A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17628847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28070893A Pending JPH07112851A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 紙折れ検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112851A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011032088A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙折れ検出装置 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP28070893A patent/JPH07112851A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011032088A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙折れ検出装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030128 |