JPH0711301B2 - デイスクブレ−キ - Google Patents
デイスクブレ−キInfo
- Publication number
- JPH0711301B2 JPH0711301B2 JP29847186A JP29847186A JPH0711301B2 JP H0711301 B2 JPH0711301 B2 JP H0711301B2 JP 29847186 A JP29847186 A JP 29847186A JP 29847186 A JP29847186 A JP 29847186A JP H0711301 B2 JPH0711301 B2 JP H0711301B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- section
- friction material
- brake pad
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D2069/002—Combination of different friction materials
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、油圧等の流体の圧力によりブレーキ力を発生
させるディスクブレーキに関する。
させるディスクブレーキに関する。
[従来の技術] 自動車に使用されている従来のディスクブレーキは、そ
の内部構造を第11図の断面図で示すように、ブレーキデ
ィスク57の一面に押し付けられるアウターパッド51と、
このアウターパッド51を保持、押圧するつめ部材52およ
びこのつめ部材52に対向する位置にシリンダ室53を有す
るハウジング56と、ブレーキディスク57の他面に押し付
けられ、このアウターパッド51と対向するインナーパッ
ド55と、このインナーパッド55を保持、押圧し、シリン
ダ室53に摺動自在に保持されたピストン54とから構成さ
れていた。
の内部構造を第11図の断面図で示すように、ブレーキデ
ィスク57の一面に押し付けられるアウターパッド51と、
このアウターパッド51を保持、押圧するつめ部材52およ
びこのつめ部材52に対向する位置にシリンダ室53を有す
るハウジング56と、ブレーキディスク57の他面に押し付
けられ、このアウターパッド51と対向するインナーパッ
ド55と、このインナーパッド55を保持、押圧し、シリン
ダ室53に摺動自在に保持されたピストン54とから構成さ
れていた。
そして、これらアウターパッド51、インナーパッド55は
共に変形四辺形である。例えば、アウターパッド51は、
正面図を第12図で示すように、このブレーキディスク57
の周縁側に当接する上辺aが弧状、このディスクブレー
キ50の新しい摺動面と摺接する側の先進側辺b、この先
進側辺bと対向する側の後進側辺c、この上辺aと対向
する下辺dが略直線状の変形四辺形の板状であり、これ
らアウターパッド51、インナーパッド55は、摩擦材料で
構成されている。
共に変形四辺形である。例えば、アウターパッド51は、
正面図を第12図で示すように、このブレーキディスク57
の周縁側に当接する上辺aが弧状、このディスクブレー
キ50の新しい摺動面と摺接する側の先進側辺b、この先
進側辺bと対向する側の後進側辺c、この上辺aと対向
する下辺dが略直線状の変形四辺形の板状であり、これ
らアウターパッド51、インナーパッド55は、摩擦材料で
構成されている。
[発明の解決しようとする問題点] このディスクブレーキの制動能力は非常にすぐれてい
る。しかし自動車を停止させようとしたり、またはその
速度を減速するときにディスクブレーキを作動させる
と、ディスクブレーキは、不快音としてのブレーキ鳴き
を少なからず発生する。このブレーキ鳴きは、ブレーキ
ディスクの材質、アウターパッドまたはインナーパッド
の形状、摩擦材料、ディスクブレーキと摩擦材料との当
接状態等のいろいろな要因によって発生するものと考え
られている。
る。しかし自動車を停止させようとしたり、またはその
速度を減速するときにディスクブレーキを作動させる
と、ディスクブレーキは、不快音としてのブレーキ鳴き
を少なからず発生する。このブレーキ鳴きは、ブレーキ
ディスクの材質、アウターパッドまたはインナーパッド
の形状、摩擦材料、ディスクブレーキと摩擦材料との当
接状態等のいろいろな要因によって発生するものと考え
られている。
そこで従来よりこのブレーキ鳴きを防止するため、シス
テム的には、(a)キャリパロータの剛性変更による共
振点をずらす方法、(b)シムを挿入して防振する方法
等により、またパッドの材質的には、(a)気孔率の増
大、(b)軟かい成分の添加による材質のソフト化、
(c)摩擦係数を下げるため固体潤滑剤の添加等するこ
とによって対処していた。しかし材質的に対処した場合
は、ペダルフィーリングの悪化、ブレーキの効きの低不
等の不都合が生じてしまい、またシステム的に対処した
場合でも現状では、ブレーキ鳴きを確実に防止するのは
困難な状況であった。
テム的には、(a)キャリパロータの剛性変更による共
振点をずらす方法、(b)シムを挿入して防振する方法
等により、またパッドの材質的には、(a)気孔率の増
大、(b)軟かい成分の添加による材質のソフト化、
(c)摩擦係数を下げるため固体潤滑剤の添加等するこ
とによって対処していた。しかし材質的に対処した場合
は、ペダルフィーリングの悪化、ブレーキの効きの低不
等の不都合が生じてしまい、またシステム的に対処した
場合でも現状では、ブレーキ鳴きを確実に防止するのは
困難な状況であった。
そこで本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、
その目的はブレーキ鳴きの発生音が小さくなったり、そ
の発生回数が減少するディスクブレーキを提供すること
にある。
その目的はブレーキ鳴きの発生音が小さくなったり、そ
の発生回数が減少するディスクブレーキを提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するために次の2つの発明に係る手段
を提供する。
を提供する。
第1の発明のディスクブレーキは、ブレーキディスクの
一面を押しつけられる第1ブレーキパッドと、該第1ブ
レーキパッドを保持、押圧するつめ部材および該つめ部
材に対向する位置にシリンダ室を有するハウジングと、
該ブレーキディスクの他面に押しつけられ、該第1ブレ
ーキパッドと対向する第2ブレーキパッドと、該第2ブ
レーキパッドを保持、押圧し、該シリンダ室に摺動自在
に保持されたピストンと、で構成されるディスクブレー
キにおいて、 上記第1ブレーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁
側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が下辺の大部分を占める略直線状の中央辺と該中央辺の
両側から該先進側辺および後進側辺に連続する斜辺とよ
りなる突状、の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺および該後進側辺の各該斜辺に近い位置から
中央部に至る直線によって区画されたうちの下辺側の部
分からなる第1区画と、該第1区画以外の部分からなる
第2区画とからなり、該第1区画は摩擦係数の小さな第
1摩擦材料で、該第2区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは、上記ブレーキディスクの周
縁側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新し
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が該先進側辺および該後進側辺から略直角に曲がりそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺
と該サイド辺より外側にあり下辺全体の略1/2の長さを
もつ略直線状の中央辺と該中央辺と両該サイド辺とを結
ぶ斜辺とよりなる段状、の変形8辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第3区画と、該第3区画以外の部分か
らなる第4区画とからなり、該第3区画の摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第4区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
ることを特徴とするものである。
一面を押しつけられる第1ブレーキパッドと、該第1ブ
レーキパッドを保持、押圧するつめ部材および該つめ部
材に対向する位置にシリンダ室を有するハウジングと、
該ブレーキディスクの他面に押しつけられ、該第1ブレ
ーキパッドと対向する第2ブレーキパッドと、該第2ブ
レーキパッドを保持、押圧し、該シリンダ室に摺動自在
に保持されたピストンと、で構成されるディスクブレー
キにおいて、 上記第1ブレーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁
側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が下辺の大部分を占める略直線状の中央辺と該中央辺の
両側から該先進側辺および後進側辺に連続する斜辺とよ
りなる突状、の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺および該後進側辺の各該斜辺に近い位置から
中央部に至る直線によって区画されたうちの下辺側の部
分からなる第1区画と、該第1区画以外の部分からなる
第2区画とからなり、該第1区画は摩擦係数の小さな第
1摩擦材料で、該第2区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは、上記ブレーキディスクの周
縁側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新し
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が該先進側辺および該後進側辺から略直角に曲がりそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺
と該サイド辺より外側にあり下辺全体の略1/2の長さを
もつ略直線状の中央辺と該中央辺と両該サイド辺とを結
ぶ斜辺とよりなる段状、の変形8辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第3区画と、該第3区画以外の部分か
らなる第4区画とからなり、該第3区画の摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第4区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
ることを特徴とするものである。
そして第2の発明のディスクブレーキは、ブレーキディ
スクの一面に押しつけられる第1ブレーキパッドと、該
第1ブレーキパッドを保持、押圧するつめ部材および該
つめ部材に対向する位置にシリンダ装置を有するハウジ
ングと、該ブレーキディスクの他面に押しつけられ、該
第1ブレーキパッドと対向する第2ブレーキパッドと、
該第2ブレーキパッドを保持、押圧し、該シリンダ室に
摺動自在に保持されたピストンと、で構成されるディス
クブレーキにおいて、 上記第1ブレーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁
側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい
摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対向
する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺が
それぞれ略直線状で略同じ長さをもち中央部で外側にふ
くらんだ中央辺と該中央辺の両側の斜辺とからなる突
状、の変形6辺形であり、 各該斜辺の中央辺に近い位置から上辺の中央部へたがい
に近づくように引かれた直線により区画されて中央部に
形成された第1区画と、該先進側辺側に形成された第2
区画と、該後進側辺側に形成された第3区画とからな
り、該第1区画は摩擦係数の小さな第1摩擦材料で、該
第2区画および該第3区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは上記第1ブレーキパッドと略
同じ形状の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第4区画と、該第4区画以外の部分か
らなる第5区画とからなり、該第4区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第2区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
ることを特徴とするものである。
スクの一面に押しつけられる第1ブレーキパッドと、該
第1ブレーキパッドを保持、押圧するつめ部材および該
つめ部材に対向する位置にシリンダ装置を有するハウジ
ングと、該ブレーキディスクの他面に押しつけられ、該
第1ブレーキパッドと対向する第2ブレーキパッドと、
該第2ブレーキパッドを保持、押圧し、該シリンダ室に
摺動自在に保持されたピストンと、で構成されるディス
クブレーキにおいて、 上記第1ブレーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁
側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい
摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対向
する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺が
それぞれ略直線状で略同じ長さをもち中央部で外側にふ
くらんだ中央辺と該中央辺の両側の斜辺とからなる突
状、の変形6辺形であり、 各該斜辺の中央辺に近い位置から上辺の中央部へたがい
に近づくように引かれた直線により区画されて中央部に
形成された第1区画と、該先進側辺側に形成された第2
区画と、該後進側辺側に形成された第3区画とからな
り、該第1区画は摩擦係数の小さな第1摩擦材料で、該
第2区画および該第3区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは上記第1ブレーキパッドと略
同じ形状の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第4区画と、該第4区画以外の部分か
らなる第5区画とからなり、該第4区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第2区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
ることを特徴とするものである。
従来よりディスクブレーキにおけるブレーキ鳴きの発生
しやすい領域は、油圧の低いい条件(油圧10kg/cm2以
下)であり、ブレーキの効きの領域(油圧30kg/cm2以
上)とは異なることが判明している。また摩擦係数μと
ブレーキ鳴きは強い相関を示すことから低油圧程摩擦係
数μは高くなっていることを意味する。
しやすい領域は、油圧の低いい条件(油圧10kg/cm2以
下)であり、ブレーキの効きの領域(油圧30kg/cm2以
上)とは異なることが判明している。また摩擦係数μと
ブレーキ鳴きは強い相関を示すことから低油圧程摩擦係
数μは高くなっていることを意味する。
今回発明者等は、乗用車用キャリパの主流を占める1ピ
ストン型キャリパ(AD・57型、FCS・17型)を使用し、
油圧50kg/cm2および5kg/cm2におけるすり合わせ実施後
のブレーキパッドについて、それぞれの条件領域で面圧
分布を調査した。この場合感圧紙はフジフィルム社製の
ものを使用し、スリ合わせ条件は、速度65km/h、ロータ
温度200℃一定とし500回行った。この測定結果を第8図
に示す。面圧分布の測定結果から強く当たる箇所は、キ
ャリパ形式、パッド材質(剛性)によって当り方に若干
の差はあるが、略次の部分であることが確認できた。AD
・57型キャリパにおいて、ブレーキの効きの領域(油圧
50kg/cm2)では、アウターパッドおよびインナーパッド
ともにやや上部中央寄りの略全面である。そしてブレー
キ鳴きの領域(油圧5kg/cm2)では、アウターパッドは
下辺部分からスリット部の略中央に至る部分であり、イ
ンナーパッドは上部を除く外周部分である。またFCS・1
7型キャリパにおいては、ブレーキの効きの領域では、
アウターパッドおよびインナーパッドともに上部中央寄
りの略全面である。そしてブレーキ鳴きの領域ではアウ
ターパッドは下辺中央部分から上辺の中央に至るスリッ
ト部に沿った部分であり、インナーパッドは上部を除く
外周部分である。このようにブレーキの効きの領域とブ
レーキ鳴きの領域とで強く当る箇所が異なる。またアウ
ターパッドとインナーパッドとでは強く当る箇所が異な
るため、それぞれ別形状とすることが望ましい。
ストン型キャリパ(AD・57型、FCS・17型)を使用し、
油圧50kg/cm2および5kg/cm2におけるすり合わせ実施後
のブレーキパッドについて、それぞれの条件領域で面圧
分布を調査した。この場合感圧紙はフジフィルム社製の
ものを使用し、スリ合わせ条件は、速度65km/h、ロータ
温度200℃一定とし500回行った。この測定結果を第8図
に示す。面圧分布の測定結果から強く当たる箇所は、キ
ャリパ形式、パッド材質(剛性)によって当り方に若干
の差はあるが、略次の部分であることが確認できた。AD
・57型キャリパにおいて、ブレーキの効きの領域(油圧
50kg/cm2)では、アウターパッドおよびインナーパッド
ともにやや上部中央寄りの略全面である。そしてブレー
キ鳴きの領域(油圧5kg/cm2)では、アウターパッドは
下辺部分からスリット部の略中央に至る部分であり、イ
ンナーパッドは上部を除く外周部分である。またFCS・1
7型キャリパにおいては、ブレーキの効きの領域では、
アウターパッドおよびインナーパッドともに上部中央寄
りの略全面である。そしてブレーキ鳴きの領域ではアウ
ターパッドは下辺中央部分から上辺の中央に至るスリッ
ト部に沿った部分であり、インナーパッドは上部を除く
外周部分である。このようにブレーキの効きの領域とブ
レーキ鳴きの領域とで強く当る箇所が異なる。またアウ
ターパッドとインナーパッドとでは強く当る箇所が異な
るため、それぞれ別形状とすることが望ましい。
そこでブレーキパッドは、ブレーキ鳴きの条件領域で強
く当る箇所に摩擦係数μが低くなる組成の材質を配置
し、ブレーキの効きを必要とする条件領域で強く当たる
箇所に摩擦係数μが高くなる組成の材質を配置する。こ
のように配置することで、ブレーキ鳴きの発生し易い低
油圧時では摩擦係数μが低下し、ブレーキ鳴きを大幅に
減少することができる。
く当る箇所に摩擦係数μが低くなる組成の材質を配置
し、ブレーキの効きを必要とする条件領域で強く当たる
箇所に摩擦係数μが高くなる組成の材質を配置する。こ
のように配置することで、ブレーキ鳴きの発生し易い低
油圧時では摩擦係数μが低下し、ブレーキ鳴きを大幅に
減少することができる。
なお第1の発明および第2の発明においては、ディスク
ブレーキを構成する他のハウジング、ピストン等は、従
来のものを適用することができる。
ブレーキを構成する他のハウジング、ピストン等は、従
来のものを適用することができる。
[作用] 第1発明および第2発明のディスクブレーキは、運転者
のブレーキ操作によって作動する。例えば自動車の運転
者のフットブレーキ操作によりシリンダ室内のピストン
が作動し、第1ブレーキパッドと第2ブレーキパッドが
車輪とともに回転しているブレーキディスクを両端から
押圧する。これによりブレーキディスクの回転が制止さ
れ、即ち車輪の回転が制止され自動車が停止する。本発
明においては、両ブレーキパッドはブレーキ鳴きの条件
領域で強く当る箇所に摩擦係数μが低くなる組成の材質
を配置しているため、ブレーキ鳴きの発生し易い低油圧
時で摩擦係数μが低下する。従ってブレーキ鳴きの発生
が少ない。
のブレーキ操作によって作動する。例えば自動車の運転
者のフットブレーキ操作によりシリンダ室内のピストン
が作動し、第1ブレーキパッドと第2ブレーキパッドが
車輪とともに回転しているブレーキディスクを両端から
押圧する。これによりブレーキディスクの回転が制止さ
れ、即ち車輪の回転が制止され自動車が停止する。本発
明においては、両ブレーキパッドはブレーキ鳴きの条件
領域で強く当る箇所に摩擦係数μが低くなる組成の材質
を配置しているため、ブレーキ鳴きの発生し易い低油圧
時で摩擦係数μが低下する。従ってブレーキ鳴きの発生
が少ない。
[実施例] 以下2つの発明に係るディスクブレーキのそれぞれの具
体的実施例を図面に基づき説明する。
体的実施例を図面に基づき説明する。
(実施例1) この実施例1は、第1の発明に係るディスクブレーキで
ある。本実施例において用いられた第1ブレーキパッド
1を第1図に、第2ブレーキパッド5を第2図に示す。
ある。本実施例において用いられた第1ブレーキパッド
1を第1図に、第2ブレーキパッド5を第2図に示す。
第1ブレーキパッド1は、ブレーキディスクの周縁側に
当接する上辺Aが弧状、ブレーキディスクの新し摺動面
と摺接する側の先進側辺Bおよび先進側辺Bと対向する
側の後進側辺Cが略直線状、上辺と対向する下辺Dが下
辺Dの大部分を占める略直線状の中央辺D2と中央辺D2の
両側から先進側辺Bおよび後進側辺Cに連続する斜辺
D1、D3とよりなる突状、の変形6辺形の板状のものであ
る。
当接する上辺Aが弧状、ブレーキディスクの新し摺動面
と摺接する側の先進側辺Bおよび先進側辺Bと対向する
側の後進側辺Cが略直線状、上辺と対向する下辺Dが下
辺Dの大部分を占める略直線状の中央辺D2と中央辺D2の
両側から先進側辺Bおよび後進側辺Cに連続する斜辺
D1、D3とよりなる突状、の変形6辺形の板状のものであ
る。
そして上記のような形状に形成された第1ブレーキパッ
ド1は、先進側辺Bおよび後進側辺Cの各斜辺D1,D3に
近い位置から中央部に至る直線によって区画されたうち
の下辺D側の部分からなる第1区画2(図中斜線で示し
た部分)と、第1区画2以外の部分からなる第2区画3
とからなる。第1区画2は以下に述べる第1摩擦材料
で、第2区画3は以下に述べる第2摩擦材料で構成され
ている。第1摩擦材料はμ=0.1〜0.2となるように、基
材35〜45重量%、フェノールレジン12〜18重量%、有機
ダスト5〜10重量%、BaSO4(無機フィラ)5〜15重量
%、グラファイト15〜25重量%、銅粉末8〜12重量%で
組成されている。また第2摩擦材料はμ=0.4〜0.6とな
るように、基材35〜45重量%、フェノールレジン8〜12
重量%、有機ダスト15〜25重量%、BaSO4(無機フィ
ラ)20〜30重量%、Al2O3(アブレシブ)3〜7重量%
で組成されている。
ド1は、先進側辺Bおよび後進側辺Cの各斜辺D1,D3に
近い位置から中央部に至る直線によって区画されたうち
の下辺D側の部分からなる第1区画2(図中斜線で示し
た部分)と、第1区画2以外の部分からなる第2区画3
とからなる。第1区画2は以下に述べる第1摩擦材料
で、第2区画3は以下に述べる第2摩擦材料で構成され
ている。第1摩擦材料はμ=0.1〜0.2となるように、基
材35〜45重量%、フェノールレジン12〜18重量%、有機
ダスト5〜10重量%、BaSO4(無機フィラ)5〜15重量
%、グラファイト15〜25重量%、銅粉末8〜12重量%で
組成されている。また第2摩擦材料はμ=0.4〜0.6とな
るように、基材35〜45重量%、フェノールレジン8〜12
重量%、有機ダスト15〜25重量%、BaSO4(無機フィ
ラ)20〜30重量%、Al2O3(アブレシブ)3〜7重量%
で組成されている。
第2ブレーキパッド5は、ブレーキディスクの周縁側に
当接する上辺Eが弧状、ブレーキディスクの新しい摺動
面と摺接する側の先進側辺Fおよび先進側辺Fと対向す
る側の後進側辺Gが略直線状、上辺Eと対向する下辺H
が先進側辺Fおよび後進側辺Gから略直角に曲がりそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺H
1、H5とサイド辺H1、H5より外側にあり下辺H全体の略1
/2長さをもつ略直線状の中央辺H3と中央辺H3と両サイド
辺H1、H5とを結ぶ斜辺H2、H4とよりなる段状、の変形8
辺形の板状のものである。
当接する上辺Eが弧状、ブレーキディスクの新しい摺動
面と摺接する側の先進側辺Fおよび先進側辺Fと対向す
る側の後進側辺Gが略直線状、上辺Eと対向する下辺H
が先進側辺Fおよび後進側辺Gから略直角に曲がりそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺H
1、H5とサイド辺H1、H5より外側にあり下辺H全体の略1
/2長さをもつ略直線状の中央辺H3と中央辺H3と両サイド
辺H1、H5とを結ぶ斜辺H2、H4とよりなる段状、の変形8
辺形の板状のものである。
そして上記のような形状に形成した第2ブレーキパッド
1は、先進側辺F、下辺H、後進側辺Gの各周縁部に沿
って連続して形成された第3区画6(図中斜線で示す部
分)と、第3区画6以外の部分からなる第4区画7とか
らなる。第3区画6は、μ=0.1〜0.2となるように、上
記第1ブレーキパッド1と同じ第1摩擦材料を用いて構
成され、第4区画はμ=0.4〜0.6となるように上記第1
ブレーキパッド1と同じ第2摩擦材料を用いて構成され
ている。
1は、先進側辺F、下辺H、後進側辺Gの各周縁部に沿
って連続して形成された第3区画6(図中斜線で示す部
分)と、第3区画6以外の部分からなる第4区画7とか
らなる。第3区画6は、μ=0.1〜0.2となるように、上
記第1ブレーキパッド1と同じ第1摩擦材料を用いて構
成され、第4区画はμ=0.4〜0.6となるように上記第1
ブレーキパッド1と同じ第2摩擦材料を用いて構成され
ている。
本実施例1の上記第1ブレーキパッド1および第2ブレ
ーキパッド5からなるブレーキパッドは、第3図および
第4図に示すように、AD・57型キャリパ20を介してブレ
ーキディスクに取り付けた。このAD型キャリパ20は、ブ
レーキディスク27と第1ブレーキパッド1を保持、押圧
するつめ部材22およびこのつめ部材22に対向する位置に
シリンダ室23を有するハウジング26と、第2ブレーキパ
ッド5を保持、押圧し、シリンダ室23に摺動自在に保持
されたピストン24とから構成されている。なお、この場
合の両ブレーキパッド1.5は長さと幅が114mm×54mm、ピ
ストンの直径は57mm、裏金の厚さは5mmのものを用い
た。そしてこの場合のフルサイズダイナモ評価を行な
い、その結果を第9図に示した。また本実施例1のブレ
ーキパッドと同じ形状で、上記第1摩擦材料のみおよび
第2摩擦材料のみで構成したブレーキパッドについても
フルサイズダイナモ評価を行ない、同様にその結果を第
9図に示した。なおこの評価は、JASO一般試験によるす
り合わせ200回を抜粋したものであり、フルサイズダイ
ナモ試験機を用いてI=4.5kgms2の条件下において試験
を行った。第9図に示すように、本実施例1のブレーキ
パッドの摩擦係数μは略0.3〜0.4の範囲内にあり、期待
どうりの値を示した。
ーキパッド5からなるブレーキパッドは、第3図および
第4図に示すように、AD・57型キャリパ20を介してブレ
ーキディスクに取り付けた。このAD型キャリパ20は、ブ
レーキディスク27と第1ブレーキパッド1を保持、押圧
するつめ部材22およびこのつめ部材22に対向する位置に
シリンダ室23を有するハウジング26と、第2ブレーキパ
ッド5を保持、押圧し、シリンダ室23に摺動自在に保持
されたピストン24とから構成されている。なお、この場
合の両ブレーキパッド1.5は長さと幅が114mm×54mm、ピ
ストンの直径は57mm、裏金の厚さは5mmのものを用い
た。そしてこの場合のフルサイズダイナモ評価を行な
い、その結果を第9図に示した。また本実施例1のブレ
ーキパッドと同じ形状で、上記第1摩擦材料のみおよび
第2摩擦材料のみで構成したブレーキパッドについても
フルサイズダイナモ評価を行ない、同様にその結果を第
9図に示した。なおこの評価は、JASO一般試験によるす
り合わせ200回を抜粋したものであり、フルサイズダイ
ナモ試験機を用いてI=4.5kgms2の条件下において試験
を行った。第9図に示すように、本実施例1のブレーキ
パッドの摩擦係数μは略0.3〜0.4の範囲内にあり、期待
どうりの値を示した。
また本実施例1のディスクブレーキを搭載して、実車で
のブレーキ鳴きの頻度を官能により評価し、その結果を
第10図に示した。第10図に示すように、従来の場合には
初期におけるブレーキ鳴き率が20%以上であり、すりあ
わせ後においては略30%である。これに対して本実施例
1の場合には、初期におけるブレーキ鳴き率が15%以下
であり、しかもすりあわせ後においては4〜6%にまで
減少し、ブレーキ鳴き率を確実に減少させることができ
た。
のブレーキ鳴きの頻度を官能により評価し、その結果を
第10図に示した。第10図に示すように、従来の場合には
初期におけるブレーキ鳴き率が20%以上であり、すりあ
わせ後においては略30%である。これに対して本実施例
1の場合には、初期におけるブレーキ鳴き率が15%以下
であり、しかもすりあわせ後においては4〜6%にまで
減少し、ブレーキ鳴き率を確実に減少させることができ
た。
(実施例2) この実施例2は、第2の発明に係るディスクブレーキで
ある。本実施例において用いられた第1ブレーキパッド
11を第5図に、第2ブレーキパッド15を第6図に示す。
ある。本実施例において用いられた第1ブレーキパッド
11を第5図に、第2ブレーキパッド15を第6図に示す。
第1ブレーキパッド11は、ブレーキディスクの周縁側に
当接する上辺Iが弧状、ブレーキディスクの新しい摺動
面と摺接する側の先進側辺Jおよび先進側辺Jと対向す
る側の後進側辺Kが略直線状、上辺Iと対向する下辺L
がそれぞれ略直線状で略同じ長さをもち中央部で外側に
ふくらんだ中央辺L2と中央辺L2の両側で斜辺L1、L3とか
らなる突状、の変形6辺形の板状のもである。
当接する上辺Iが弧状、ブレーキディスクの新しい摺動
面と摺接する側の先進側辺Jおよび先進側辺Jと対向す
る側の後進側辺Kが略直線状、上辺Iと対向する下辺L
がそれぞれ略直線状で略同じ長さをもち中央部で外側に
ふくらんだ中央辺L2と中央辺L2の両側で斜辺L1、L3とか
らなる突状、の変形6辺形の板状のもである。
そして上記のような形状に形成した第1ブレーキパッド
11は、各斜辺L1、L3の中央辺L2に近い位置から上辺Iの
中央部へたがいに近づくように引かれた直線により区画
されて中央部に形成された第1区画12(図中斜線で示し
た部分)と、先進側辺J側に形成された第2区画13、後
進側辺K側に形成された第3区画14とからなる。第1区
画12は摩擦係数の低い摩擦材料で構成されており、上記
実施例1と同じ第1摩擦材料でμ=0.1〜0.2となるよう
に形成されている。また第2区画13および第3区画14
は、摩擦係数の高い摩擦材料で構成されており、上記実
施例1と同じ第2摩擦材料でμ=0.4〜0.6となるように
形成されている。
11は、各斜辺L1、L3の中央辺L2に近い位置から上辺Iの
中央部へたがいに近づくように引かれた直線により区画
されて中央部に形成された第1区画12(図中斜線で示し
た部分)と、先進側辺J側に形成された第2区画13、後
進側辺K側に形成された第3区画14とからなる。第1区
画12は摩擦係数の低い摩擦材料で構成されており、上記
実施例1と同じ第1摩擦材料でμ=0.1〜0.2となるよう
に形成されている。また第2区画13および第3区画14
は、摩擦係数の高い摩擦材料で構成されており、上記実
施例1と同じ第2摩擦材料でμ=0.4〜0.6となるように
形成されている。
第2ブレーキパッド15は、第1ブレーキパッド11と略同
じ形状の変形6辺形の板状のものであり、上辺Mと、先
進側辺Nと、後進側辺Oと、斜辺P1、P3および中央辺P2
とからなる下辺Pとからなる。
じ形状の変形6辺形の板状のものであり、上辺Mと、先
進側辺Nと、後進側辺Oと、斜辺P1、P3および中央辺P2
とからなる下辺Pとからなる。
そして上記のような形状に形成した第2ブレーキパッド
15は、先進側辺N、下辺P、後進側辺Oの各周縁部に沿
って連続して形成された第4区画16(図中斜線で示した
部分)と、第4区画16以外の部分からなる第5区画17と
からなる。
15は、先進側辺N、下辺P、後進側辺Oの各周縁部に沿
って連続して形成された第4区画16(図中斜線で示した
部分)と、第4区画16以外の部分からなる第5区画17と
からなる。
第3区画16は摩擦係数の低い摩擦材料で構成されてお
り、上記第1摩擦材料でμ=0.1〜0.2となるように形成
されている。第4区画17は摩擦係数の高い摩擦材料で形
成されており、上記第2摩擦材料でμ=0.4〜0.6となる
ように形成されている。
り、上記第1摩擦材料でμ=0.1〜0.2となるように形成
されている。第4区画17は摩擦係数の高い摩擦材料で形
成されており、上記第2摩擦材料でμ=0.4〜0.6となる
ように形成されている。
本実施例2の上記第1ブレーキパッド11および第2ブレ
ーキパッド15からなるブレーキパッドは、第7図に示す
ようにFCS・17型キャリパ30を介して上記実施例1と同
様に取り付けた。なお、この場合の両ブレーキパッド1
1、15は長さと幅が117mm×49mm、ピストンの直径は57m
m、裏金の厚さは5mmのものを用いた。そしてこの場合の
フルサイズダイナモ評価を行ったが、その結果は第9図
に示すように、実施例1の場合と同様に期待どうりの値
を示した。
ーキパッド15からなるブレーキパッドは、第7図に示す
ようにFCS・17型キャリパ30を介して上記実施例1と同
様に取り付けた。なお、この場合の両ブレーキパッド1
1、15は長さと幅が117mm×49mm、ピストンの直径は57m
m、裏金の厚さは5mmのものを用いた。そしてこの場合の
フルサイズダイナモ評価を行ったが、その結果は第9図
に示すように、実施例1の場合と同様に期待どうりの値
を示した。
また実車でのブレーキ鳴きの頻度の評価結果を第10図に
示した。第10図から明らかなように、本実施例2のブレ
ーキパッドを使用した場合にもブレーキ鳴き率が従来の
場合よりも少なく、確実に減少することができた。
示した。第10図から明らかなように、本実施例2のブレ
ーキパッドを使用した場合にもブレーキ鳴き率が従来の
場合よりも少なく、確実に減少することができた。
なおフルサイズダイナモ評価およびブレーキ鳴きの頻度
の評価の試験方法は、上記実施例1の場合と同じであ
る。
の評価の試験方法は、上記実施例1の場合と同じであ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、第1の発明のディスクブレーキ
は、上記ブレーキディスクの周縁側に当接する上辺が弧
状、該ブレーキディスクの新しい摺動面と摺接する側の
先進側辺および該先進側辺と対向する側の後進側辺が略
直線状、該上辺と対向する下辺が下辺の大部分を占める
略直線状の中央辺と該中央辺の両側から該先進側辺およ
び後進側辺に連続する斜辺とよりなる突状、の変形6辺
形の板状であり、 該先進側辺および該後進側辺の各該斜辺に近い位置から
中央部に至る直線によって区画されたうちの下辺側の部
分からなる第1区画と、該第1区画以外の部分からなる
第2区画とからなり、該第1区画は摩擦係数の小さな第
1摩擦材料で、該第2区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは、上記ブレーキディスクの周
縁側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新し
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が該先進側辺および該後進側辺から略直角に曲りがそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺
と該サイド辺より外側にあり下辺全体の略1/2の長さを
もつ略直線状の中央辺と該中央辺と両該サイド辺とを結
ぶ斜辺とよりなる段状、の変形8辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第3区画と、該第3区画以外の部分か
らなる第4区画とからなり、該第3区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第4区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
る。
は、上記ブレーキディスクの周縁側に当接する上辺が弧
状、該ブレーキディスクの新しい摺動面と摺接する側の
先進側辺および該先進側辺と対向する側の後進側辺が略
直線状、該上辺と対向する下辺が下辺の大部分を占める
略直線状の中央辺と該中央辺の両側から該先進側辺およ
び後進側辺に連続する斜辺とよりなる突状、の変形6辺
形の板状であり、 該先進側辺および該後進側辺の各該斜辺に近い位置から
中央部に至る直線によって区画されたうちの下辺側の部
分からなる第1区画と、該第1区画以外の部分からなる
第2区画とからなり、該第1区画は摩擦係数の小さな第
1摩擦材料で、該第2区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは、上記ブレーキディスクの周
縁側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新し
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が該先進側辺および該後進側辺から略直角に曲りがそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺
と該サイド辺より外側にあり下辺全体の略1/2の長さを
もつ略直線状の中央辺と該中央辺と両該サイド辺とを結
ぶ斜辺とよりなる段状、の変形8辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第3区画と、該第3区画以外の部分か
らなる第4区画とからなり、該第3区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第4区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
る。
そして第2の発明のディスクブレーキは、上記第1ブレ
ーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁側に当接する
上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい摺動面と摺接
する側の先進側辺および該先進側辺と対向する側の後進
側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺がそれぞれ略直
線状で略同じ長さをもち中央部で外側にふくらんだ中央
辺と該中央辺の両側の斜辺とからなる突状、の変形6辺
形であり、 各該斜辺の中央辺に近い位置から上辺の中央部へたがい
に近づくように引かれた直線により区画されて中央部に
形成された第1区画と、該先進側辺に形成された第2区
画と、該後進側辺に形成された第3区画とからなり、該
第1区画は摩擦係数の小さな第1摩擦材料で、該第2区
画および該第3区画は該第1摩擦材料より相対的に摩擦
係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは上記第1ブレーキパッドと略
同じ形状の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第4区画と、該第4区画以外の部分か
らなる第5区画とからなり、該第4区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第5区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
る。
ーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁側に当接する
上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい摺動面と摺接
する側の先進側辺および該先進側辺と対向する側の後進
側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺がそれぞれ略直
線状で略同じ長さをもち中央部で外側にふくらんだ中央
辺と該中央辺の両側の斜辺とからなる突状、の変形6辺
形であり、 各該斜辺の中央辺に近い位置から上辺の中央部へたがい
に近づくように引かれた直線により区画されて中央部に
形成された第1区画と、該先進側辺に形成された第2区
画と、該後進側辺に形成された第3区画とからなり、該
第1区画は摩擦係数の小さな第1摩擦材料で、該第2区
画および該第3区画は該第1摩擦材料より相対的に摩擦
係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは上記第1ブレーキパッドと略
同じ形状の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第4区画と、該第4区画以外の部分か
らなる第5区画とからなり、該第4区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第5区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
る。
上記のように構成したことにより、第1の発明および第
2の発明に係るディスクブレーキは、ディスクブレーキ
を作動した場合に、ブレーキ鳴きの発生音を小さくする
ことができ、かつその発生回数を大幅に減少することが
できた。
2の発明に係るディスクブレーキは、ディスクブレーキ
を作動した場合に、ブレーキ鳴きの発生音を小さくする
ことができ、かつその発生回数を大幅に減少することが
できた。
第1図〜第4図は第1の発明に係る実施例1を示すもの
であり、第1図は第1ブレーキパッドの平面図、第2図
は第2ブレーキパッドの平面図、第3図はディスクブレ
ーキの縦断面図、第4図はキャリパ部分の側面図、第5
図〜第7図は第2の発明に係る実施例2を示すものであ
り、第5図は第1ブレーキパッドの平面図、第6図は第
2ブレーキパッドの平面図、第7図はブレーキパッドを
キャリパに取付けた場合の部分断面図、第8図は各ブレ
ーキパッドの面圧測定結果を示す図、第9図は実施例1
および2のフルサイズダイナモ評価結果を示すグラフ、
第10図は実施例1および2の実車でのブレーキ鳴き評価
結果を示すグラフ、第11図および第12図は従来のディス
クブレーキを示すものであり、第11図はディスクブレー
キの概略図、第12図はアウタパッドの平面図である。 1、11……第1ブレーキパッド 2、22……第1区画、3、13……第2区画 5、15……第2ブレーキパッド 6、16……第3区画、7、17……第4区画 18……第5区画 20……AD・57型キャリパ 30……FCS・17型キャリパ 51……アウターパッド 22、52……つめ部材 23、53……シリンダ室 24、54……ピストン 55……インナーパッド 26、56……ハウジング 27、57……ブレーキディスク A、E、I、M、a……上辺 B、F、J、N、b……先進側辺 C、G、K、O、c……後進側辺 D、H、L、P、d……下辺 D1、D3、H2、H4、L1、L3、P1、P3……斜辺 D2、H3、L2、P2……中央辺 H1、H5……サイド辺
であり、第1図は第1ブレーキパッドの平面図、第2図
は第2ブレーキパッドの平面図、第3図はディスクブレ
ーキの縦断面図、第4図はキャリパ部分の側面図、第5
図〜第7図は第2の発明に係る実施例2を示すものであ
り、第5図は第1ブレーキパッドの平面図、第6図は第
2ブレーキパッドの平面図、第7図はブレーキパッドを
キャリパに取付けた場合の部分断面図、第8図は各ブレ
ーキパッドの面圧測定結果を示す図、第9図は実施例1
および2のフルサイズダイナモ評価結果を示すグラフ、
第10図は実施例1および2の実車でのブレーキ鳴き評価
結果を示すグラフ、第11図および第12図は従来のディス
クブレーキを示すものであり、第11図はディスクブレー
キの概略図、第12図はアウタパッドの平面図である。 1、11……第1ブレーキパッド 2、22……第1区画、3、13……第2区画 5、15……第2ブレーキパッド 6、16……第3区画、7、17……第4区画 18……第5区画 20……AD・57型キャリパ 30……FCS・17型キャリパ 51……アウターパッド 22、52……つめ部材 23、53……シリンダ室 24、54……ピストン 55……インナーパッド 26、56……ハウジング 27、57……ブレーキディスク A、E、I、M、a……上辺 B、F、J、N、b……先進側辺 C、G、K、O、c……後進側辺 D、H、L、P、d……下辺 D1、D3、H2、H4、L1、L3、P1、P3……斜辺 D2、H3、L2、P2……中央辺 H1、H5……サイド辺
Claims (4)
- 【請求項1】ブレーキディスクの一面に押しつけられる
第1ブレーキパッドと、該第1ブレーキパッドを保持、
押圧するつめ部材および該つめ部材に対向する位置にシ
リンダ室を有するハウジングと、該ブレーキディスクの
他面に押しつけられ、該第1ブレーキパッドと対向する
第2ブレーキパッドと、該第2ブレーキパッドを保持、
押圧し、該シリンダ室に摺動自在に保持されたピストン
と、で構成されるディスクブレーキにおいて、 上記第1ブレーキパッドは、上記ブレーキディスクの周
縁側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新し
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が下辺の大部分を占める略直線状の中央辺と該中央辺の
両側から該先進側辺および後進側辺に連続する斜辺とよ
りなる突状、の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺および該後進側辺の各該斜辺に近い位置から
中央部に至る直線によって区画されたうちの下辺側の部
分からなる第1区画と、該第1区画以外の部分からなる
第2区画とからなり、該第1区画は摩擦係数の小さな第
1摩擦材料で、該第2区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは、上記ブレーキディスクの周
縁側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新し
い摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対
向する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺
が該先進側辺および該後進側辺から略直角に曲がりそれ
ぞれ下辺全体の略1/6の長さをもつ略直線状のサイド辺
と該サイド辺より外側にあり下辺全体の略1/2の長さを
もつ略直線状の中央辺と該中央辺と両該サイド辺とを結
ぶ斜辺とよりなる段状、の変形8辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第3区画と、該第3区画以外の部分か
らなる第4区画とからなり、該第3区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第4区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
ることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項2】ブレーキディスクの一面に押しつけられる
第1ブレーキパッドと、該第1ブレーキパッドを保持、
押圧するつめ部材および該つめ部材に対向する位置にシ
リンダ装置を有するハウジングと、該ブレーキディスク
の他面に押しつけられ、該第1ブレーキパッドと対向す
る第2ブレーキパッドと、該第2ブレーキパッドを保
持、押圧し、該シリンダ室に摺動自在に保持されたピス
トンと、で構成されるディスクブレーキにおいて、 上記第1ブレーキパッドは上記ブレーキディスクの周縁
側に当接する上辺が弧状、該ブレーキディスクの新しい
摺動面と摺接する側の先進側辺および該先進側辺と対向
する側の後進側辺が略直線状、該上辺と対向する下辺が
それぞれ略直線状で略同じ長さをもち中央部で外側にふ
くらんだ中央辺と該中央辺の両側の斜辺とからなる突
状、の変形6辺形であり、 各該斜辺の中央辺に近い位置から上辺の中央部へたがい
に近づくように引かれた直線により区画されて中央部に
形成された第1区画と、該先進側辺側に形成された第2
区画と、該後進側辺側に形成された第3区画とからな
り、該第1区画は摩擦係数の小さな第1摩擦材料で、該
第2区画および該第3区画は該第1摩擦材料より相対的
に摩擦係数が大きな第2摩擦材料で構成され、 上記第2ブレーキパッドは上記第1ブレーキパッドと略
同じ形状の変形6辺形の板状であり、 該先進側辺、該下辺、該後進側辺の各周縁部に沿って連
続して形成された第4区画と、該第4区画以外の部分か
らなる第5区画とからなり、該第4区画は摩擦係数の小
さな第3摩擦材料で、該第5区画は該第3摩擦材料より
相対的に摩擦係数が大きな第4摩擦材料で構成されてい
ることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項3】第1摩擦材料および第3摩擦材料の摩擦係
数は0.1〜0.2であり、第2摩擦材料および第4摩擦材料
の摩擦係数は0.4〜0.6である特許請求の範囲第1項また
は第2項記載のディスクブレーキ。 - 【請求項4】第1摩擦材料および第3摩擦材料は、基材
35〜45重量%、フェノールレジン12〜18重量%、有機ダ
スト5〜10重量%、無機フィラ5〜15重量%、グラファ
イト15〜25重量%、銅粉末8〜12重量%で構成され、第
2摩擦材料および第4摩擦材料は、基材35〜45重量%、
フェノールレジン8〜12重量%、有機ダスト15〜25重量
%、無機フィラ20〜30重量%、アブレシブ3〜7重量%
で構成されている特許請求の範囲第1項または第2項記
載のディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29847186A JPH0711301B2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | デイスクブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29847186A JPH0711301B2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | デイスクブレ−キ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63152734A JPS63152734A (ja) | 1988-06-25 |
| JPH0711301B2 true JPH0711301B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17860132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29847186A Expired - Lifetime JPH0711301B2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | デイスクブレ−キ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711301B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005299841A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Toyota Motor Corp | ハイブリッドブレーキパッド、ディスクブレーキ |
| GB201218472D0 (en) * | 2012-10-15 | 2012-11-28 | Jaguar Cars | A brake pad,a brake system and a vehicle |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP29847186A patent/JPH0711301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63152734A (ja) | 1988-06-25 |
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