JPH07113612A - 部品位置認識装置 - Google Patents

部品位置認識装置

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JPH07113612A
JPH07113612A JP5284323A JP28432393A JPH07113612A JP H07113612 A JPH07113612 A JP H07113612A JP 5284323 A JP5284323 A JP 5284323A JP 28432393 A JP28432393 A JP 28432393A JP H07113612 A JPH07113612 A JP H07113612A
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Minoru Higashihara
稔 東原
Yoshinobu Nakamura
吉伸 中村
Shin Miyaji
伸 宮治
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、部品の位置を高速に認識できる
部品位置認識装置を提供することを目的とする。 【構成】 部品の位置を認識する部品位置認識装置にお
いて、上記部品の濃淡画像を格納する部品画像記憶手段
6、部品画像記憶手段6に格納された全体画像から所要
数画素おきにサンプリングしたデータで構成された縮小
画像を作成する縮小画像作成手段9、11、および縮小
画像作成手段9、11によって得られた縮小画像に基づ
いて、部品の位置を算出する位置算出手段9を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、プリント
基板にIC等の電子部品を装着する部品自動装着装置に
利用される部品位置認識装置であって、部品の位置、姿
勢等を認識する部品位置認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品を基板上に自動的に装着する電
子部品自動装着装置では、対象部品がカメラ等で撮影さ
れ、画像処理を用いて対象部品の位置が認識され、認識
された対象部品の位置に基づいて対象部品が基板上の所
定位置へ装着される。特にフラットパッケージICなど
のように電極部分が明確に識別可能な部品の場合は、こ
の電極位置を検出して部品全体の位置を認識することが
可能である。
【0003】フラットパッケージICの位置認識装置と
しては、特開昭62−86789号公報に記載されたも
のがある。この位置認識装置では、あらかじめ機械的な
手段により大まかに位置決めされた状態にあるIC部品
が撮像装置で撮像される。IC部品の各電極列の画像パ
ターンに対して、電極にほぼ直交するようにサンプル直
線が設定される。サンプル直線上での明るさの変化によ
り各電極列の電極の位置が求められ、各電極列の列方向
中心位置が求められる。そして、求められた各電極列の
列方向中心位置に基づいてIC部品の位置が求められ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フラットパ
ッケージには、QFP(quad flat package) のようにパ
ッケージ本体の4 辺から電極が突出しているもの、SO
P(small out line package)のようにパッケージ本体の
対向する2辺から電極が突出しているもの等がある。
【0005】上記従来の位置認識装置では、QFPが実
装されたICのようにパッケージ本体の4 辺から電極が
突出しているものに対しては、4つの電極列の列方向中
心位置に基づいて部品の位置が求められるため、精度の
高い部品位置認識が行える。しかしながら、SOPが実
装されたICのようにパッケージ本体の対向する2辺の
みからしか電極が突出していないものに対しては、2つ
の電極列の列方向中心位置しか得られないので、電極の
幅方向(電極列の列方向)に対する部品位置は正確に認
識されるが、電極の長さ方向に対する部品位置は、あら
かじめ機械的な手段により大まかに位置決めされた際の
精度しか保証されない。
【0006】また、近年のフラットパッケージICでは
多ピン狭ピッチ化が進んでおり、上記のような機械位置
決めでは精度が得られず、結果として位置認識の信頼性
が低下している。
【0007】さらに、部品装着装置においては、益々の
高速化が求められており、1部品当たりの処理速度を高
速化する必要が生じている。高速化を図るため、画像全
体を処理するのではなく、機械精度や統計、経験上の推
定による限定領域(ウインドウ)を設定して計算量を減
少させる方法が開発されている。しかしながら、このよ
うな方法では、限定領域の決定の困難さ、また限定領域
をはずれた場合は回復処理が必要であることから、処理
時間に大きなばらつきが正じ、結果的として処理時間が
増大するなどの問題点がある。
【0008】この発明は、部品の位置を高速に認識でき
る部品位置認識装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の部
品位置認識装置は、部品の位置を認識する部品位置認識
装置において、上記部品の濃淡画像を格納する部品画像
記憶手段、部品画像記憶手段に格納された全体画像から
所要数画素おきにサンプリングしたデータで構成された
縮小画像を作成する縮小画像作成手段、および縮小画像
作成手段によって得られた縮小画像に基づいて、部品の
位置を算出する位置算出手段を備えていることを特徴と
する。
【0010】この発明による第2の部品位置認識装置
は、突出部を有する部品の位置を認識する部品位置認識
装置において、上記部品の濃淡画像を格納する部品画像
記憶手段、部品画像記憶手段に格納された全体画像から
所要数画素おきにサンプリングしたデータで構成された
縮小画像を作成する縮小画像作成手段、縮小画像作成手
段によって得られた縮小画像を、部品と背景とが分離さ
れた縮小2値化画像に変換する変換手段、変換手段によ
って得られた縮小2値化画像に対して、収縮フィルタ処
理を施して、縮小2値化画像から上記部品の突出部が除
去された収縮画像を作成する収縮画像作成手段、および
収縮画像作成手段によって得られた収縮画像に基づい
て、部品の位置を算出する位置算出手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0011】この発明による第3の部品位置認識装置
は、部品の位置を認識する部品位置認識装置において、
上記部品の濃淡画像を格納する部品画像記憶手段、部品
画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素おき
にサンプリングしたデータで構成された縮小画像を作成
する縮小画像作成手段、縮小画像作成手段によって得ら
れた縮小画像を、部品と背景とが分離された縮小2値化
画像に変換する変換手段、変換手段によって得られた縮
小2値化画像に対して、輪郭抽出用フィルタを用いて輪
郭抽出処理を施すことにより、縮小2値化画像で表され
た部品の輪郭に応じた輪郭画像を作成する輪郭画像作成
手段、および輪郭画像作成手段によって得られた輪郭画
像に基づいて、部品の位置を算出する位置算出手段を備
えていることを特徴とする。
【0012】この発明による第4の部品位置認識装置
は、突出部を有する部品の位置を認識する部品位置認識
装置において、上記部品の濃淡画像を格納する部品画像
記憶手段、部品画像記憶手段に格納された全体画像から
所要数画素おきにサンプリングしたデータで構成された
縮小画像を作成する縮小画像作成手段、縮小画像作成手
段によって得られた縮小画像を、部品と背景とが分離さ
れた縮小2値化画像に変換する変換手段、変換手段によ
って得られた縮小2値化画像に対して、収縮フィルタ処
理を施して、縮小2値化画像から上記部品の突出部が除
去された収縮画像を作成する収縮画像作成手段、収縮画
像作成手段によって得られた収縮画像に対して、輪郭抽
出用フィルタを用いて輪郭抽出処理を施すことにより、
収縮画像で表された部品の輪郭に応じた輪郭画像を作成
する輪郭画像作成手段、および輪郭画像作成手段によっ
て得られた輪郭画像に基づいて、部品の位置を算出する
位置算出手段を備えていることを特徴とする。
【0013】上記第3または第4の部品位置認識装置に
おいて、輪郭抽出用フィルタとしては、3×3画素サイ
ズのフィルタであって、構成画素は全て異なる値を持ち
かつ各構成画素の値は、他の構成画素の値をどの様に組
み合わせて加算しても表現されない値であるものが用い
られる。
【0014】
【作用】この発明による第1の部品位置認識装置では、
部品の濃淡画像が部品画像記憶手段に格納される。部品
画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素おき
にサンプリングしたデータで構成された縮小画像が縮小
画像作成手段によって作成される。そして、縮小画像作
成手段によって得られた縮小画像に基づいて、部品の位
置が算出される。
【0015】この発明による第2の部品位置認識装置で
は、突出部を有する部品の濃淡画像が部品画像記憶手段
に格納される。部品画像記憶手段に格納された全体画像
から所要数画素おきにサンプリングしたデータで構成さ
れた縮小画像が縮小画像作成手段によって作成される。
縮小画像作成手段によって得られた縮小画像が、変換手
段によって部品と背景とが分離された縮小2値化画像に
変換される。変換手段によって得られた縮小2値化画像
に対して、収縮画像作成手段によって、収縮フィルタ処
理が施されて、縮小2値化画像から上記部品の突出部が
除去された収縮画像が作成される。そして、収縮画像作
成手段によって得られた収縮画像に基づいて、部品の位
置が算出される。
【0016】この発明による第3の部品位置認識装置で
は、部品の濃淡画像が部品画像記憶手段に格納される。
部品画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素
おきにサンプリングしたデータで構成された縮小画像が
縮小画像作成手段によって作成される。縮小画像作成手
段によって得られた縮小画像が、変換手段によって部品
と背景とが分離された縮小2値化画像に変換される。変
換手段によって得られた縮小2値化画像に対して、輪郭
画像作成手段によって、輪郭抽出用フィルタを用いて輪
郭抽出処理が施されることにより、縮小2値化画像で表
された部品の輪郭に応じた輪郭画像が作成される。そし
て、輪郭画像作成手段によって作成された輪郭画像に基
づいて、部品の位置が算出される。
【0017】この発明による第4の部品位置認識装置で
は、突出部を有する部品の濃淡画像が部品画像記憶手段
に格納される。部品画像記憶手段に格納された全体画像
から所要数画素おきにサンプリングしたデータで構成さ
れた縮小画像が縮小画像作成手段によって作成される。
縮小画像作成手段によって得られた縮小画像が、変換手
段によって部品と背景とが分離された縮小2値化画像に
変換される。変換手段によって得られた縮小2値化画像
に対して、収縮画像作成手段によって、収縮フィルタ処
理が施されて、縮小2値化画像から上記部品の突出部が
除去された収縮画像が作成される。収縮画像作成手段に
よって得られた収縮画像に対して、輪郭画像作成手段に
よって、輪郭抽出用フィルタを用いて輪郭抽出処理が施
されることにより、収縮画像で表された部品の輪郭に応
じた輪郭画像が作成される。そして、輪郭画像作成手段
によって作成された輪郭画像に基づいて、部品の位置が
算出される。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明を電子部品
自動装着装置(チップマウンタ)に設けられた部品位置
認識装置に適用した場合の実施例について説明する。
【0019】図1は、電子部品自動装着装置の構成を示
している。
【0020】電子部品自動装着装置は、部品実装装置本
体1、制御装置2および部品位置認識装置3を備えてい
る。部品位置認識装置3と制御装置2は、データ通信手
段4を介して接続されている。
【0021】部品実装工程は、制御装置2に格納された
プログラムおよび部品種類等のデータによって実行され
る。制御装置2は、データ通信手段4により部品位置認
識装置3へ認識指令および関連情報を送信する。そし
て、制御装置2は、部品位置認識装置3から部品の位置
に関する情報を受信すると、受信情報に基づいて、部品
位置を補正する。この後、部品実装装置本体1により部
品がプリント基板上に装着される。
【0022】部品位置認識装置3は、制御装置2から受
信した認識指令および関連情報により、装備しているカ
メラ群5から最適の倍率カメラを決定し、部品画像を撮
影し、デジタル情報として画像メモリ6に格納する。部
品位置認識処理手順はプログラムとしてメモリ7または
ハードディスク装置8に格納されており、このプログラ
ムに基づいてCPU9が、画像メモリ6に格納された画
像データに対して部品位置認識処理を実行する。部品位
置認識装置3は、部品位置認識処理で用いる高速フィル
タ演算処理回路10およびサンプリング処理回路11を
備えている。
【0023】部品位置認識装置3による部品位置認識処
理について説明する。ここでは、3種類の部品位置認識
処理について説明する。
【0024】 (I)第1の部品位置認識処理についての説明
【0025】まず、対象部品の濃淡画像がカメラ5によ
って撮影され、濃度(明度)をデジタル値として持つ画
素データ配列として画像メモリ6に格納される。図2
は、対象部品の撮像画像の例を示している。図2の例で
は、対象部品は、撮像画像が矩形として現れている。
【0026】次に、図3に示すように、対象部品の原画
像(図2)から1〜数画素ずつおきに飛ばして採取(サ
ンプリング)した画素を並べて再構成した縮小画像が作
成される(以下、縮小処理という)。図3(a)は、原
画像を示し、原画像の全画素のうち網掛けで示された画
素のみが取り出されて、図3(b)のような縮小画像が
作成される。サンプリング間隔は、部品の大きさに応じ
て、縮小画像中に対象部品全体の画像情報が含まれるよ
うに設定される。
【0027】次に、縮小画像に基づいて、対象部品の重
心位置および座標軸に対する傾きが算出される。そし
て、サンプリング間隔から画像の縮小率が算出され、こ
の縮小率に基づいて、図3(b)の縮小画像上で算出し
た対象部品の重心位置が原画像(図1)における重心位
置に換算される。この部品位置認識処理では、部品の位
置算出のための計算量を少なくすることができるので、
位置算出時間の短縮化が図れる。
【0028】 (II)第2の部品位置認識処理についての説明
【0029】第2の部品位置認識処理は、対象部品が電
極部等の突出部を有する場合に適用される。
【0030】まず、対象部品の濃淡画像がカメラ5によ
って撮影され、濃度をデジタル値として持つ画素データ
配列として画像メモリ6に格納される。そして、上記第
1の部品位置認識処理の場合と同様に縮小処理が施さ
れ、対象部品の原画像の縮小画像が作成される。図4
は、縮小画像の1例を示している。この縮小画像からわ
かるように、対象部品は部品本体の対向する2辺からそ
れぞれ4本ずつ外方に突出した電極部を有している。
【0031】次に、縮小画像の部品と背景とが分離する
ように各画素の濃度値を、白”0”または黒”1”に2
値化することにより、図5に示す縮小2値化画像が作成
される。
【0032】次に、図7に示すような3×3の収縮フィ
ルタを縮小2値化画像の全画素に対して走査させて演算
処理(収縮または浸食フィルタ処理)を行うことによ
り、図6に示すような電極部(突出部)が除去された画
像が作成される。
【0033】この収縮フィルタ処理について詳しく説明
する。図5の縮小2値化画像に図7の縮小フィルタが重
ねられ、フィルタ中央に対応する画素に対する、近傍の
濃度値の加重和D1が次の数式1により求められる。
【0034】
【数1】D1=ΣFi×Gi (i=1〜9)
【0035】上記数式1において、iはフィルタの各構
成画素の位置を示す。すなわち、フィルタ中央画素に対
して、左上、真上、右上、左、中央画素、右、左下、真
下、右下の近傍画素に対するiをそれぞれ1、2…9と
する。Fiは、収縮フィルタのi=1〜9に対応する構
成画素の値である。Giは、縮小2値化画像のi=1〜
9に対応する画素の濃度値(入力値)である。
【0036】次に、次の数式2で表される判定条件に基
づいて、フィルタ中央に対応する縮小2値化画像の画素
の出力値g1が求められる。
【0037】
【数2】D1=8のとき、g1=1 D1≠8のとき、g=0
【0038】上記数式2で表されるような判定基準に基
づいて、フィルタ中央に対応する縮小2値化画像の画素
の出力値g1を求めると、縮小2値化画像の各画素のう
ち、その周囲の8つの画素の濃度値が全て”1”である
画素のみ、出力値g1が”1”となる。
【0039】したがって、収縮フィルタ処理された後の
収縮画像(図6)は、図5の縮小2値化画像に対して、
ひと皮分取り除かれたような画像となり、電極部が除去
された略矩形形状の画像となる。しかしながら、収縮画
像の重心位置および座標軸に対する傾きは、縮小2値化
画像の重心位置および座標軸に対する傾きと同じであ
る。
【0040】なお、画像サイズによっては1回の収縮フ
ィルタ処理では突出部が除去されない場合があるが、収
縮フィルタ処理を複数回行うことにより完全に突出部が
除去された略矩形形状の画像を得ることが可能である。
【0041】収縮フィルタ処理が行われて略矩形形状の
収縮画像が得られると、収縮画像に基づいて、対象部品
の重心位置および座標軸に対する傾きが算出される。そ
して、サンプリング間隔から画像の縮小率が算出され、
この縮小率に基づいて、図6の収縮画像上で算出した対
象部品の重心位置が原画像における重心位置に換算され
る。この位置認識処理によれば、電極部等の突出部を有
する部品に対して、突出部が除去された画像(収縮画
像)に基づいて、部品位置が算出される。このため、部
品の位置算出のための計算量を少なくすることができる
ので、位置算出時間の短縮化が図れる。
【0042】 (III)第3の部品位置認識処理についての説明
【0043】第3の部品位置認識処理においては、第1
の部品位置認識処理における縮小処理後に得られた略矩
形形状の縮小画像の2値化画像(縮小2値化画像)また
は第2の部品位置認識処理における縮小処理および収縮
フィルタ処理後に得られた略矩形形状の収縮画像に対
し、さらに、図10に示す3×3の輪郭抽出用フィルタ
を用いて輪郭抽出処理が行われる。
【0044】この輪郭抽出処理について、図8に示すよ
うな図3の縮小画像に対する縮小2値化画像に対して輪
郭抽出処理が行われる場合を例にとって説明する。図1
0に示すような3×3の輪郭抽出用フィルタを図8の縮
小2値化画像の全画素に対して走査させて演算処理(輪
郭抽出処理)を行うことにより、図9に示すような輪郭
画像が作成される。
【0045】図10に示すように、輪郭抽出用フィルタ
では、中心の構成画素は”0”の値を持っている。ま
た、周囲8個の各構成画素は全て異なる値を持ちかつ各
構成画素の値は他の7つの構成画素の値をどのように組
合わせて加算しても表現されない値となっている。この
例では、フィルタ中央画素に対して左上の値が”
0 ”、真上の値が”21 ”、右上の値が”22 ”、右
の値が”23 ”、右下の値が”24 ”、真下の値が”2
5 ”、左下の値が”26 ”、左の値が”27 ”となって
いる。
【0046】いいかえれば、輪郭抽出用フィルタとして
は、「各構成要素は全て異なる値を持ちかつ各構成画素
の値は、他の構成画素の値をどの様に組み合わせて加算
しても表現されない値であること」という条件を満たし
たものが用いられている。
【0047】図8の縮小2値化画像に図10の輪郭抽出
用フィルタが重ねられ、フィルタ中央に対応する画素に
対する、近傍の濃度値の加重和D2が次の数式3により
求められる。
【0048】
【数3】D2=ΣFi×Gi (i=1〜9)
【0049】上記数式3において、iはフィルタの各構
成画素の位置を示す。すなわち、フィルタ中央画素に対
して、左上、真上、右上、左、中央画素、右、左下、真
下、右下の近傍画素に対するiをそれぞれ1、2…9と
する。Fiは、縮小フィルタのi=1〜9に対応する構
成画素の設定値である。Giは、縮小2値化画像のi=
1〜9に対応する画素の濃度値(入力値)である。
【0050】次に、次の数式4で表される判定条件に基
づいて、フィルタ中央に対応する縮小2値化画像の画素
の出力値g2が求められる。
【0051】
【数4】D2=20 のとき、g2=20 D2=22 のとき、g2=22 D2=24 のとき、g2=24 D2=26 のとき、g2=26 D2が、20 、22 、24 または26 以外のとき、g2
=0
【0052】上記数式4で表されるような判定基準に基
づいて、フィルタ中央に対応する縮小画像の画素の出力
値g2を求めると、周囲8つの画素のうちの4隅の1つ
のみが”1”である縮小2値化画像の画素の出力値g2
は、濃度値が”1”である1つの画素の位置に応じ
て、”20 ”、”22 ”、”24 ”または”26 ”のい
ずれかになる。その他のケースには、フィルタ中央に対
応する縮小画像の画素の出力値g2は”0”となる。
【0053】上記その他のケースに該当する例として
は、縮小2値化画像の各画素のうち、その周囲の2つ以
上の濃度値が”1”である画素、周囲全ての濃度値が”
0”である画素および周囲8つの画素のうち、真上、真
下、左、右のうちの1つのみが”1”である場合等が挙
げられる。
【0054】出力値g2が”20 ”、”22 ”、”
4 ”または”26 ”のいずれかになる場合について、
さらに具体的に説明すると、周囲8つの画素のうち、左
上の画素のみが”1”である場合には、中央画素の出力
値g2は、”20 ”となる。周囲8つの画素のうち、右
上の画素のみが”1”である場合には、中央画素の出力
値g2は、”22 ”となる。周囲8つの画素のうち、右
下の画素のみが”1”である場合には、中央画素の出力
値g2は、”24 ”となる。周囲8つの画素のうち、左
下の画素のみが”1”である場合には、中央画素の出力
値g2は、”26 ”となる。
【0055】たとえば、図8に示す縮小2値化画像の画
素Xに対する近傍の濃度値の加重和D2は、”24 ”と
なる。したがって、画素Xに対する出力値g2は、”2
4 ”となる。このような輪郭抽出処理が施されると、図
9に示すように、図8の縮小2値化画像の各辺毎の端点
の外側に、同じ辺に対しては同じ出力値g2を持ちかつ
各辺ごとに出力値g2が異なる輪郭画像のみが得られ
る。
【0056】図9の輪郭画像に基づいて、図8の縮小2
値化画像の重心位置および座標軸に対する傾斜角θが算
出される。この場合、図9の輪郭画像から、4辺の直線
の式が簡単に得られるので、図8の縮小2値化画像の重
心位置および座標軸に対する傾斜角θの算出が非常に簡
単となる。
【0057】図9の輪郭画像に基づいて、図8の縮小2
値化画像の重心位置および座標軸に対する傾斜角θが算
出されると、サンプリング間隔から画像の縮小率が算出
され、この縮小率に基づいて、図9の輪郭画像上で算出
した対象部品の重心位置が原画像における重心位置に換
算される。
【0058】上記第3の部品位置認識処理においては、
第1の部品位置認識処理における縮小処理後に得られた
略矩形形状の縮小画像の2値化画像(縮小2値化画像)
に対して輪郭抽出処理を施した場合について説明した
が、第2の部品位置認識処理における縮小処理および収
縮フィルタ処理後に得られた略矩形形状の収縮画像(図
6)に対して、輪郭抽出処理を施すようにしてもよい。
【0059】また、上記第1、第2または第3の部品位
置認識処理によって、部品の概略位置(粗位置)を算出
し、その算出結果から部品の限られた領域を特定し、特
定した領域内の原画像データを用いて、部品の高精度な
位置(精位置)を求めるようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、部品位置を算出する
ための計算量が大幅に減少し、高速処理が可能となる。
また、画像全体を処理するため、機械精度等による推定
位置情報が不要であり、処理時間のばらつきが少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品自動装着装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】部品の原画像を示す模式図である。
【図3】図2の原画像に対する縮小画像を示す模式図で
ある。
【図4】突出部を有する部品の原画像に対する縮小画像
を示す模式図である。
【図5】図4の縮小画像に対する縮小2値化画像を示す
模式図である。
【図6】収縮フィルタを示す模式図である。
【図7】図5の縮小2値化画像に対する収縮画像を示す
模式図である。
【図8】図3の収縮画像に対する縮小2値化画像を示す
模式図である。
【図9】図8の縮小2値化画像に対する輪郭画像を示す
模式図である。
【図10】輪郭抽出用フィルタを示す模式図である。
【符号の説明】
1 部品実装装置本体 2 制御装置 3 部品位置認識装置 4 データ通信手段 5 カメラ 6 画像メモリ 7 メモリ 8 ハードディスク装置 9 CPU 10 高速フィルタ演算処理回路 11 サンプリング処理回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の位置を認識する部品位置認識装置
    において、 上記部品の濃淡画像を格納する部品画像記憶手段、 部品画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素
    おきにサンプリングしたデータで構成された縮小画像を
    作成する縮小画像作成手段、および縮小画像作成手段に
    よって得られた縮小画像に基づいて、部品の位置を算出
    する位置算出手段、 を備えていることを特徴とする部品位置認識装置。
  2. 【請求項2】 突出部を有する部品の位置を認識する部
    品位置認識装置において、 上記部品の濃淡画像を格納する部品画像記憶手段、 部品画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素
    おきにサンプリングしたデータで構成された縮小画像を
    作成する縮小画像作成手段、 縮小画像作成手段によって得られた縮小画像を、部品と
    背景とが分離された縮小2値化画像に変換する変換手
    段、 変換手段によって得られた縮小2値化画像に対して、収
    縮フィルタ処理を施して、縮小2値化画像から上記部品
    の突出部が除去された収縮画像を作成する収縮画像作成
    手段、および収縮画像作成手段によって得られた収縮画
    像に基づいて、部品の位置を算出する位置算出手段、 を備えていることを特徴とする部品位置認識装置。
  3. 【請求項3】 部品の位置を認識する部品位置認識装置
    において、 上記部品の濃淡画像を格納する部品画像記憶手段、 部品画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素
    おきにサンプリングしたデータで構成された縮小画像を
    作成する縮小画像作成手段、 縮小画像作成手段によって得られた縮小画像を、部品と
    背景とが分離された縮小2値化画像に変換する変換手
    段、 変換手段によって得られた縮小2値化画像に対して、輪
    郭抽出用フィルタを用いて輪郭抽出処理を施すことによ
    り、縮小2値化画像で表された部品の輪郭に応じた輪郭
    画像を作成する輪郭画像作成手段、および輪郭画像作成
    手段によって得られた輪郭画像に基づいて、部品の位置
    を算出する位置算出手段、 を備えていることを特徴とする部品位置認識装置。
  4. 【請求項4】 突出部を有する部品の位置を認識する部
    品位置認識装置において、 上記部品の濃淡画像を格納する部品画像記憶手段、 部品画像記憶手段に格納された全体画像から所要数画素
    おきにサンプリングしたデータで構成された縮小画像を
    作成する縮小画像作成手段、 縮小画像作成手段によって得られた縮小画像を、部品と
    背景とが分離された縮小2値化画像に変換する変換手
    段、 変換手段によって得られた縮小2値化画像に対して、収
    縮フィルタ処理を施して、縮小2値化画像から上記部品
    の突出部が除去された収縮画像を作成する収縮画像作成
    手段、 収縮画像作成手段によって得られた収縮画像に対して、
    輪郭抽出用フィルタを用いて輪郭抽出処理を施すことに
    より、収縮画像で表された部品の輪郭に応じた輪郭画像
    を作成する輪郭画像作成手段、および輪郭画像作成手段
    によって得られた輪郭画像に基づいて、部品の位置を算
    出する位置算出手段、 を備えていることを特徴とする部品位置認識装置。
  5. 【請求項5】 輪郭抽出用フィルタは、3×3画素サイ
    ズのフィルタであって、構成画素は全て異なる値を持ち
    かつ各構成画素の値は、他の構成画素の値をどの様に組
    み合わせて加算しても表現されない値であるものである
    請求項3または4記載の部品位置認識装置。
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