JPH07114149A - レンズ付フィルムユニット - Google Patents

レンズ付フィルムユニット

Info

Publication number
JPH07114149A
JPH07114149A JP25724993A JP25724993A JPH07114149A JP H07114149 A JPH07114149 A JP H07114149A JP 25724993 A JP25724993 A JP 25724993A JP 25724993 A JP25724993 A JP 25724993A JP H07114149 A JPH07114149 A JP H07114149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
unit
lens
camera
lens shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25724993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Todo
和夫 藤堂
Kiyoaki Hazama
清昭 硲
Masaru Ishida
賢 石田
Kojiro Yoshida
康二郎 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP25724993A priority Critical patent/JPH07114149A/ja
Publication of JPH07114149A publication Critical patent/JPH07114149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの機構の簡略化やスペースの活用によ
ってコストの上昇とカメラの大型化を抑え、特にカメラ
の全高を大幅に低くしてコンパクトにする。また、カメ
ラ本体のアパーチャ内の遮光と内面反射防止とにより撮
影画像の品質向上させる。さらにカメラ組立作業性を向
上する。 【構成】 ロール状写真フィルムFが予め装填され、フ
ィルム巻上機構とレンズシャッタユニットLSとファイ
ンダ部(21,23)とユニット本体10とから成るレンズ付
フィルムユニットにおいて、ユニット本体10のレンズシ
ャッタユニットLSを装着する取付部10Mと、レンズシ
ャッタユニットLSとの間に遮光枠部材19を介装させた
レンズ付フィルムユニット。ユニット本体10の結像面部
16とレンズシャッタユニットLSとの間に形成される暗
箱部に、内面反射防止壁部10Pを設け、該内面に反射防
止壁10Pを、ユニット本体10内に収容される電装部材C
の曲率にほぼ一致する曲面形状にしたレンズ付フィルム
ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影用露光機能および
フィルム巻取機能を備えていて、予め装填された未露光
フィルムに対し直ちに写真撮影を行うことの出来るレン
ズ付フィルムユニット(フィルム一体型カメラ)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レンズ付フィルムユニットは、「撮りっ
きりカメラ」とも呼ばれている写真撮影の機能を備えた
いわばフィルム一体型カメラのことであって、周知の如
く装填されている一本のフィルムの撮影にのみ使用さ
れ、露光済のフィルムを取り出したあとカメラ本体は廃
棄されるものであることから、簡易な構造をもって低い
コストで製造されている。
【0003】上記レンズ付フィルムはカメラを携帯しな
い場合に写真を撮りたいようなときに購入使用され、フ
ィルム販売店などで広く市販されている。
【0004】またカメラは多くの場合旅行等の外出先で
購入し使用されるのであるが、携行に便利であるとは言
い難く、一般に、f=35mmの撮影レンズを備え外形も110
mm×60mm×35mm程度で、ワイシャツの胸ポケットにも入
らず不便であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし「撮りっきりカ
メラ」とは云いながら、最近撮影目的の多様化から、ス
トロボ発光装置の内蔵したレンズ付フィルムユニットの
例のようにカメラ機能が高度化する傾向があり、そのた
めコストの上昇やカメラサイズの大型化が避けられなく
なってきている。
【0006】さらに資源を再利用する考え方から、「撮
りっきりカメラ」を再利用の出来るカメラすなわちリユ
ースカメラ化することも要望されるようになって来てい
る。
【0007】本発明はこれ等の点を解決して改良した結
果、カメラの機構の簡略化や組立作業の迅速化やスペー
スの活用によってコストの上昇とカメラの大型化を抑
え、さらに一部の部材の交換のみによって再度の使用を
可能とし、フィルムの装填操作が容易な薄型のレンズ付
フィルムユニットの提供を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ロール状写
真フィルムが予め装填され、フィルム巻上機構とレンズ
シャッタユニットとファインダ部とユニット本体とから
成るレンズ付フィルムユニットにおいて、前記ユニット
本体のレンズシャッタユニットを装着する取付部と、前
記レンズシャッタユニットとの間に遮光枠部材を介装さ
せたことを特徴とするレンズ付フィルムユニットによっ
て達成される。
【0009】また、上記目的は、前記ユニット本体の結
像面部と前記レンズシャッタユニットとの間に形成され
る暗箱部に、内面反射防止壁部を設け、該内面に反射防
止壁を、ユニット本体内に収容される電装部材の曲率に
ほぼ一致する曲面形状にしたことを特徴とするレンズ付
フィルムユニットにより達成される。
【0010】
【実施例】図1は本発明のレンズ付フィルムユニット
(以後本カメラともいう)の外観を示したもので、本カ
メラには予め35mmフィルム(J135)を装填して提供さ
れ、撮影終了後には巻戻しをすることなくフィルムをカ
メラに収めたままの状態で現像所に送られフィルムの現
像とプリントが行われる。
【0011】本カメラに使用される未露光のフィルムは
パトローネに入った状態で装填され、カメラが光密の状
態にされた後、フィルム巻取室側の巻取軸を駆動してパ
トローネ内のフィルムを全てフィルム巻取室に巻取る。
使用者は撮影の都度巻上げを行なうことによってパトロ
ーネ内に撮影済みのフィルムを巻込むようになってい
る。従って現像所においては撮影済のフィルムを明室に
おいてパトローネのままカメラから取出すことが出来
る。
【0012】また、撮影済フィルムの取出しは裏蓋の一
部を折曲げることにより容易に可能であり、従ってカメ
ラ部材についてのチェックを行い新たに未露光フィルム
を装填して裏蓋をメーカーサイドで交換すれば再使用す
なわちリユースカメラとして使用することも出来る。
【0013】本カメラに装填されるパトローネは、一般
に使用されるパトローネ(JISK7528)とは異なる外
径がφ20.6mmのパトローネが用いられる。
【0014】その結果、撮影レンズを有した鏡胴部を除
いてカメラの總厚さを24mm前後に抑えることが可能とな
り、超薄型のコンパクトカメラを実現している。
【0015】本カメラはその外面の一部に、商品名や簡
単な使用方法等と表示した厚紙製のカートンを装着して
提供される。
【0016】図2は前記カメラの構成を示す展開図であ
る。
【0017】10,20および30はそれぞれ前記カメラの主
要構成部材であるカメラ本体、前カバーおよび裏蓋であ
り、また40は内蔵されるストロボユニット、さらに50,
60および70はそれぞれフィルム巻上機構、セクタチャー
ジ機構およびフィルムカウンタ機構の各機構である。
【0018】前記カメラ本体10は単体時においてフィル
ム巻上機構50ならびにセクタチャージ機構60、フィルム
カウンタ機構70を構成する各部材が装着され、さらにセ
クタを収めるシャッタケース11が取付けられる。
【0019】前記シャッタケース11は両側部に突設した
爪11Aをカメラ本体10前面の係止部10Aに係合して固定
され、セクタを前記のセクタチャージ機構60に連係され
る。
【0020】さらに前記シャッタケース11の前面には焦
点距離f=30mmの単玉レンズで絞りはF9.5である撮影
用レンズ12が落し込まれ、ガイドピン11Bに係合する摺
割13Aを備えたレンズ押さえ13によってカバーされる。
【0021】前記のカメラ本体10とシャッタケース11
は、前述の前カバー20、裏蓋30を含めて何れも若干の弾
性を備える黒色艶消のプラスチック材によって形成され
ている。
【0022】一方前記ストロボユニット40は、カメラ本
体10前面のガイドピン10Bと10Cにそれぞれ係合する基
板上の穴40Aと40Bを基準として装着支持される。
【0023】前記ストロボユニット40は一体とする上下
の電池切片41をカメラ本体10上下のスリット穴10Dを挿
通してカメラ本体10の背面の電池室に突出させてストロ
ボ充電電源としての単3 電池Eを挟持する。
【0024】また一体とするコンデンサCは前記シャッ
タケース11下部に形成したコンデンサ室に格納される。
【0025】前記のレンズ押さえ13とストロボユニット
40のカメラ本体10への固定一体化は、前記前カバー20の
カメラ本体10への装着によって完成される。
【0026】前記前カバー20はカメラ本体10への装着に
先立って予めその前面にファインダの対物レンズ21を落
し込み、化粧カバー22の係合によって固定している。前
記化粧カバー22は背面にガイドピン22Aと4本の爪22B
を突設していて、それぞれ前カバー20前面の穴20Aと4
個所の係止部20Bに係合して取付けられる。
【0027】前記前カバー20はさらに背面にファインダ
の接眼レンズ23を係合して取付けた上でカメラ本体10の
前面に装着される。
【0028】前記前カバー20は背面に穴20Cと爪20Dと
さらに3個所の係止部20Eを備えていて、それぞれをカ
メラ本体10前面のガイドピン10Eと爪10Fおよび側面の
係止部10Gに係合して取付けられる。
【0029】前記前カバー20のカメラ本体10への係合装
着により、前記のレンズ押さえ13ならびにストロボユニ
ット40がカメラ本体10に対して固定される。
【0030】前カバー20を装着した前記カメラ本体10
は、その背面に形成したパトローネ室とスクロール室
(何れも図示せず)にそれぞれパトローネP1と未露光
のフィルムFの先端を係止されたスプールS2が装填さ
れる。
【0031】前記フィルムFの他端はパトローネP1内
のスプールS1に係止されており、フィルム装填後パト
ローネ内のフィルムを一旦スプールS2によって巻上げ
ても上記他端はスプールS1に係止されているので、パ
トローネP1内に撮影完了毎に巻込みが出来る。
【0032】フィルムFを装填した前記カメラ本体10の
背面には裏蓋30が装着されて前記フィルムFの遮光とピ
ント面位置への規制が保たれる。
【0033】前記裏蓋30はその前面に爪30Aと30B、側
面に係止用の穴30Cと30Dを備えていて、カメラ本体10
への装着に当り、爪30Aと30Bがカメラ本体10の係止部
10Hと10Jに、一方穴30Cと30Dがカメラ本体10の爪10
Kと10Lに係合して固定される。
【0034】裏蓋30の装着後所定のフィルム巻上操作が
行われて撮影可能の画面がセットされ、図1 に示したカ
ートンを装着して完成される。
【0035】次に前記のフィルム巻上機構50、セクタチ
ャージ機構60、フィルムカウンタ機構70の各細部につい
て説明する。
【0036】図3は前記の各機構部をカメラの背面側よ
り見た斜視図、図4はフィルムFが巻き込まれたパトロ
ーネP1と、スプールS2とをカメラ本体10に挿入する
方向側より見た斜視図である。
【0037】前記カメラ本体10には、露光部である画面
枠16を挟んで両側の同一平面内に、フィルム巻取用およ
びフィルム装填用の2つの収納室としてパトローネ室15
Aおよびスクロール室15Bが設けられていて、図4に示
す収納容器であるパトローネP1に巻き込まれたJ135
フィルムFが装填されるようになっている。
【0038】本実施例の本カメラに使用されるフィルム
Fは、一般のカメラ同様ロールフィルムJ135や若干薄
手の130〜140μmのロールフィルムを、パトローネを収
納容器として予め暗室内等でパトローネP1のスプール
S1にその端部を固定して所定駒数が撮影可能の長さ巻
き込み、パトローネP1のフィルム引き出し口からは一
定の長さフィルムが出た状態となっている。この状態の
フィルムFを本カメラに装填することになるが装填方法
について次に述べる。
【0039】パトローネP1をパトローネ室15Aに、パ
トローネP1のスプールS1が巻上用フォーク52の二又
部に係合する様に装填する。一方、スプールS2もスク
ロール室15Bに挿入する。そして、本実施例においては
フィルムFのフィルムノッチFNの先端が、下側レール
面の下部の指標17Aに合う迄フィルムFを引き出し、フ
ィルムFの先端をスプールS2のスリットSLに差し込
んでフィルムFのパーフォレーションPを爪Hに係止す
る。なお、フィルムノッチFNはフィルム先端のベロ部
に設けた数個の穴によりフィルムの乳剤ロット番号等を
表示するようにしたものである。
【0040】次に、裏蓋30を被せて蓋をし光密にする。
そして、この状態の本カメラをフィルム巻取装置である
専用具に取り付け、フィルムF全部(但し他端がパトロ
ーネP1のスプールS1から離脱しない範囲で)をスク
ロール室15BのスプールS2に巻き取ってフィルムの装
填は終ることになる。すなわち、この様にフィルムFを
装填することによりフィルムFは撮影毎に順次パトロー
ネP1の中に巻き込まれることになり、所定枚数の撮影
が終了した後本実施例においては2駒の空送りを行なう
と、フィルムFの先端部はパトローネ内に巻き込まれる
ことなく必要長さを残して撮影済みフィルムFはパトロ
ーネP1の中に巻き込まれることになる。従って、この
パトローネは明室において本カメラから取り出すことが
出来る。
【0041】次に、本体部の機構を説明する。
【0042】前記カメラ本体10には撮影用レンズ12を始
めとするフィルム巻上機構50、セクタチャージ機構60、
それにフィルムカウンタ機構70の主要機構が組み込まれ
ている。
【0043】まず、フィルム巻上機構、セクタチャージ
機構の説明を行う。
【0044】51はフィルム巻上ノブで、前述の様に装填
されたフィルムFはフィルム巻上ノブ51を反時計方向に
回すことによって巻き上げられる。フィルムFのパーフ
ォレーションPと噛み合っている8枚歯のスプロケット
歯車54と同軸の、下部に扇形カム部55Bを有するカム55
は、フィルムの巻上げによって反時計方向に丁度1回転
する様になっている。
【0045】すなわち、フィルムはスプロケット歯車の
歯数である8ヶのパーフォレーションの長さを1駒とし
て巻き上げられ、駒サイズはいわゆるフルサイズの駒サ
イズで24×36mmである。
【0046】カム55の反時計方向の回転により、前述の
様に当然のことながら扇形カム部55Bも反時計方向に
回転し、その過程で扇形カム部55Bによりチャージレバ
ー61を、チャージレバー軸63を回転軸として反時計方向
に付勢するチャージレバーバネ64のばね力に抗して時計
方向に回転し、チャージレバー61に設けられた三角形状
のケトバシ61Cにより、セクタレバー65の立上り部65B
を押圧し、やがて立上り部65Bを乗り越えて図示の状態
の様にセクタチャージ機構をチャージする。
【0047】セクタレバー65のピン65Cとカメラ本体10
に設けたピン18Cの間にはセクタバネ67が張設してあ
り、セクタバネ67による引張力により、セクタレバー65
の長穴を摺動回動自在に案内するカメラ本体10に設けた
ピン18Bに前記長穴の左端を当接し、且つセクタレバー
65に設けられた腕板65Dをカメラ本体10に設けたピン18
Eに当接する様になっている。またカメラ本体10に設け
たセクタピン18Dにより軸支されたセクタ66を作動する
セクタ駆動ピン65Aがセクタ66の二又部に挿入されてい
る。
【0048】後述する様に、撮影終了後のカムストッパ
62の突出部62Dは、カム55の溝部55Aより抜けており、
巻上ストッパ57の腕部57Aは、図示の状態から変化して
チャージレバー61の腕部61A及びカムストッパ62の腕部
62Aの各エッジより外れ、時計方向に付勢する巻上スト
ッパバネ58のばね力により前記腕部61Aの端面に当接し
ている。そして、フィルム巻上げによりカム55が前述の
様に丁度1回転してカム55の溝部55Aが最初の位置に戻
ると、チャージレバーバネ64の先端水平部によるカムス
トッパ62を時計方向に付勢するばね力によりカムストッ
パ62の突出部62Dは前記溝部55Aに飛び込むことにな
る。そして、この飛び込み作動により、この時点ではカ
ムストッパ62の腕部62Aの端面に係止されていた巻上ス
トッパ57の腕部57Aの係止が外れる。
【0049】フィルム巻上ノブ51の外周円筒面はラチェ
ット歯車となっており、前記係止の外れにより巻上スト
ッパ57の先端のV形突起部が、巻上ストッパバネ58の前
記ばね力により前記ラチェット歯車51Aの歯溝にとび込
み、フィルム巻上ノブ51の反時計方向の巻上げ回転を阻
止することになる。すなわち、フィルムの巻き上げ完了
によりフィルム巻上ノブ51はそれ以上の巻上回転を阻止
されることになる。
【0050】また、カメラ本体10には樹脂材の弾性を利
用した逆転防止爪53の先端が前記ラチェット歯車51Aに
圧接されており、フィルム巻上ノブ51の巻上反対方向の
回転は阻止する様になっている。
【0051】前カバー20のレリーズ釦25を押すことによ
りレリーズ釦25の裏面に植設されたレリーズ釦ピン25A
の先端は矢印A方向に作動する。すなわち、前カバー20
をカメラ本体10に取り付けた時は、図において巻上ノブ
51上に記した矢印A方向のレリーズ釦ピン25の先端の作
動により巻上ストッパ57は巻上ストッパバネ58の前記ば
ね力に抗して反時計方向に回転する。そして、巻上スト
ッパ57の腕部57Aの端面よりチャージレバー61の腕部61
Aのエッジが外れてチャージレバー61が、従ってカムス
トッパ62がチャージレバーバネ64のばね力により反時計
方向に回転する。
【0052】そして、セクタバネ67より強力なチャージ
レバーバネ64のばね力によるチャージレバー61の反時計
方向の回転により、チャージレバー61の前記ケトバシ61
Cは、セクタレバー65の立上り部65Bをたたき、そして
立上り部65Bから外れる。従ってセクタレバー65はセク
タレバーの長溝中のピン18Bを中心に、セクタバネ67の
引張力に抗して時計方向に回転し、そしてセクタバネ67
の引張力により元に戻る。従って、セクタ駆動ピン65A
はセクタ66をセクタピン18Dを中心に回転してフィルム
Fに露光を与えたのち閉じることになる。
【0053】一方、カムストッパ62も前記の様にチャー
ジレバー61と一緒に反時計方向に回転し、カムストッパ
62の突出部62Dはカム55の溝部55Aより抜けることにな
る。そこでレリーズ釦の押圧を止めても、巻上ストッパ
57の腕部57Aは巻上ストッパバネ58のばね力により時計
方向に付勢されているが、チャージレバー61の腕部61A
の端面に阻止されて停止し、巻上ストッパ57の先端のV
形突起部は巻上ノブ51のラチェット歯車51Aを係止しな
い。従って次のフィルム巻上げが可能となる。
【0054】次に、フィルムカウンタ機構について説明
する。
【0055】72は前述の様に、スプロケット歯車54と一
体的に回転するカム55に植設されたカム軸56の上方先端
に設けられたV溝56Aと噛み合い、フィルムFが1駒巻
き上げられカム軸56が1回転する毎に1歯ずつ時計方向
に回転する指数盤歯車である。
【0056】指数盤歯車72の上面には指数盤71が一体成
形品として印刷されていて、フィルムの撮影可能残数を
前カバー20の上面のフィルムカウンタ窓26より表示する
様になっている。
【0057】指数盤歯車72の下面には突出部72Aが設け
られ、所定駒数の撮影が終了後の次のフィルム巻き上げ
により、前記突出部72Aはチャージレバー61の突出部61
Eとカムストッパ62の別の突出部62Eの間に割って入り
込む様になっている。そして、突出部72Aが両突出部61
E、62Eの間に入り込むことにより、フィルムFが1駒
分巻き上げられ、カム55が1回転してセクタのチャージ
が終了しても前記両突出部61E、62Eが指数盤歯車72の
突出部72Aに動きを阻止されて、チャージレバー61は作
動出来ないしカムストッパ62の突出部62Dもカム55の溝
部55Aには飛び込めないことになる。そして、カムスト
ッパ62の腕部62Aの端面に巻上ストッパバネ58の前記ば
ね力により巻上ストッパ57の腕部57Aが当接し、巻上ス
トッパ57の先端のV形突起部はラチェット歯車51Aを係
止しないし、またチャージレバー61を作動してセクタを
開閉してフィルムに露光を与えることも出来ない。
【0058】この様にして、本実施例においては2駒の
フィルムの空送りが行なわれると、指数盤歯車72は2歯
分回転するが、この回転により指数盤歯車72の突出部72
Aは、前記突出部61Eをいぜん押さえてチャージレバー
61の動きは阻止するが、カムストッパ62の別の突出部62
Eからは外れる様になっている。従って前記突出部62D
はカム55の溝部55Aに飛びこみ、巻上ストッパ57の係止
が外れ巻上ストッパ57による巻上ノブ51の係止が行なわ
れ、フィルムの巻上は出来なくなる。そして前述の様に
チャージレバー61の動きは阻止されているのでフィルム
への露光も出来ない。この様にしてフィルム先端のベロ
がパトローネの中に巻き込まれてしまうことは防止され
必要長さのベロが確保される。従ってカメラのコンパク
ト化のため、外径寸法の小さいパトローネを使用しても
現像時のパトローネからのフィルム引き出しに問題はな
い。
【0059】以上説明した本発明のレンズ付フィルムユ
ニットは、フィルム装填についてメーカーサイドにおい
ては明室で極めて容易に行うことができるようにすると
共に、品質保証の面からユーザーが勝手にフィルム装填
が行えないようにしたものである。
【0060】すなわち、撮影の終ったレンズ付フィルム
ユニットはメーカーに集結され、前述のように撮影の終
ったフィルムは裏蓋の一部を折り曲げ、すなわち裏蓋を
破損し、撮影済フィルムが巻き込まれたパトローネをカ
メラ本体より取出すことになる。そして、フィルムは現
像所において現像、プリント処理が行なわれることにな
るが、一方、フィルムの取り出された本カメラは、カメ
ラとしての機能、性能についてメーカーサイドにおいて
チェックを行い品質保証の面での確認を行った後、明室
において新カメラの場合と同様に前述の如く新たに未露
光フィルムが巻き込まれたパトローネを装填して新しい
裏蓋を取付け、前述の機能を持ったフィルム巻取装置で
ある専用具に取り付けスクロール室のスプールにフィル
ムを巻き取って再使用、すなわちリユースカメラとして
使用することが出来るようになるわけである。このよう
にして本カメラの品質保証はメーカーサイドによって確
保されることになる。
【0061】さらに、本カメラは前述のようにフィルム
巻取装置である専用具によってフィルムをスクロール室
のスプールに巻取って装填するようになっているため、
標準のパトローネより細い外径がφ20.6mmのパトローネ
を使用しても機構を複雑化することなく容易にフィルム
の装填が可能であり、従ってカメラの總厚さを26mm以下
の薄型に、全高54mm以下の小型にすることを可能として
いる。
【0062】図5は本カメラの断面図、図6は分解断面
図、図7は要部分解図である。
【0063】前記撮影レンズ12、レンズ押さえ13、セク
ター66、シャッターケース11はユニット化されてレンズ
シャッタユニットLSを形成している。該レンズシャッ
タユニットLSとカメラ本体10の取付面部10Mとの間に
は遮光枠部材19が介装される。該遮光枠部材19は薄板状
をなし、取付面部10M側に複数の位置決め用突起19Aが
突出している。
【0064】以下、レンズシャッタユニットLSの装着
手順を記す。
【0065】(1)前記レンズシャッタユニットLSを
カメラ本体10に装着するに先立って、前記化粧カバー22
と一体をなす前カバー20をカメラ本体10から取り外して
おく。
【0066】(2)次に、前記遮光枠部材19をカメラ本
体10の取付面部10Mに落とし込み、突起19Aに取付面部
10Mの凹部10Nに係合させ位置決め定置させる。
【0067】(3)レンズシャッタユニットLSを上記
遮光枠部材19の上に載せ、セクタ66とセクタレバー65を
係合させ、シャッタケース11をカメラ本体10に係止させ
る。
【0068】(4)前カバー20をカメラ本体10に係止さ
せ一体化する。
【0069】以上のように、遮光枠部材19はレンズシャ
ッタユニットLSとカメラ本体10との間に挟持固定され
るから、容易に所定位置に装着され、脱落のおそれはな
い。また、接着剤や取付ねじ等も不要であるから、組立
作業は容易である。さらに遮光枠部材19の取付位置が正
確であるから、撮影レンズ12による像側光路を遮った
り、不要光を導入したりすることはないから良好な撮影
画像が得られる。
【0070】カメラ本体10の底部側凹所には、回路基板
に接続したコンデンサCが収容されている。該コンデン
サCの外周面の一部では、カメラ本体10の下部遮光壁部
10Pのコンデンサ室外壁部10Qに当接して位置位置決め
される。上記遮光壁部10Pとコンデンサ室外壁部10Qと
の間の肉厚は必要最小限にして、カメラ本体10の全高を
低くしてコンパクト化することが望ましい。
【0071】このため、本発明では、遮光壁部10Pを従
来の傾斜平面を改善してコンデンサCと同心円筒面の曲
面に形成し、ほぼ均一な肉厚で必要強度を得ることによ
り、カメラ本体10の全高を低くすることを可能にした。
【0072】前記遮光壁部(内面反射防止壁)10Pは黒
色ツヤ消し面であって、該遮光壁部10Pの曲面には、複
数の平行をなす襞状の切り込み溝が形成されている。該
複数の切り込み溝各先端部のピッチ間隔は、レンズシャ
ッタユニットLS寄りの遮光枠部材19に近い側を粗いピ
ッチの襞状になし、次第に結像面部(画面枠)16寄りが
密なピッチの襞状になるように形成した。このような不
均一ピッチの切り込み溝を形成することにより、撮影光
路以外の不要光が撮影用レンズ12を透過して、暗箱部内
に侵入しても、前記遮光壁部(内面反射防止壁)10Pの
複数の壁部により吸収または乱反射してフィルム面を感
光させることはない。
【0073】
【発明の効果】本発明により、カメラの機構の簡略化や
スペースの活用によってコストの上昇を抑えカメラのコ
ンパクト化を可能とし、さらにカメラ本体のアパーチャ
内の遮光と内面反射防止により、撮影画像品質を向上さ
せた薄型のレンズ付フィルムユニットが提供されること
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくレンズ付フィルムユニットの外
観図。
【図2】本発明に基づくレンズ付フィルムユニットの構
成を示す展開図。
【図3】本発明に基づくレンズ付フィルムユニットのカ
メラ本体、前カバー等の各機構を背面側より見た斜視
図。
【図4】本発明に基づくレンズ付フィルムユニットに使
用されるフィルムの斜視図。
【図5】本発明によるレンズ付フィルムユニットの断面
図。
【図6】上記レンズ付フィルムユニットの分解断面図。
【図7】上記レンズ付フィルムユニットの要部分解斜視
図。
【符号の説明】
10 カメラ本体(ユニット本体) 10M レンズシャッタユニット取付面部 10P 下部遮光壁部(内面反射防止壁) 10Q コンデンサ室外壁部 11 シャッタケース 12 撮影用レンズ 13 レンズ押さえ 15C コンデンサ室 16 画面枠(結像面部) 19 遮光枠部材 20 前カバー 30 裏蓋 50 フィルム巻上機構 55 カム 56 カム軸 57 巻上ストッパ 58 巻上ストッパバネ 65 セクタレバー 66 セクタ C コンデンサ F フィルム LS レンズシャッタユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 康二郎 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状写真フィルムが予め装填され、
    フィルム巻上機構とレンズシャッタユニットとファイン
    ダ部とユニット本体とから成るレンズ付フィルムユニッ
    トにおいて、前記ユニット本体のレンズシャッタユニッ
    トを装着する取付部と、前記レンズシャッタユニットと
    の間に遮光枠部材を介装させたことを特徴とするレンズ
    付フィルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記遮光枠部材をユニット本体の取付部
    に落とし込み装填し、さらに該遮光枠部材上に前記レン
    ズシャッタユニットを積み重ねて一体に組み立てるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載のレンズ付フィ
    ルムユニット。
  3. 【請求項3】 ロール状写真フィルムが予め装填され、
    該フィルムの巻上機構とレンズシャッタユニットとファ
    インダ部とユニット本体とから成るレンズ付フィルムユ
    ニットにおいて、前記ユニット本体の結像面部と前記レ
    ンズシャッタユニットとの間に形成される暗箱部に、内
    面反射防止壁部を設け、該内面に反射防止壁を、ユニッ
    ト本体内に収容される電装部材の曲率にほぼ一致する曲
    面形状にしたことを特徴とするレンズ付フィルムユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記内面反射防止部は、前記レンズシャ
    ッタユニットに近い側を粗いピッチの襞状に、前記結像
    面部に近い側を密なピッチの襞状に形成したことを特徴
    とする請求項3に記載のレンズ付フィルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記電装部材がストロボ充電用コンデン
    サであることを特徴とする請求項3に記載のレンズ付フ
    ィルムユニット。
JP25724993A 1993-10-14 1993-10-14 レンズ付フィルムユニット Pending JPH07114149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25724993A JPH07114149A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 レンズ付フィルムユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25724993A JPH07114149A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 レンズ付フィルムユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07114149A true JPH07114149A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17303768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25724993A Pending JPH07114149A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 レンズ付フィルムユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07114149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09133849A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Sony Corp レンズ鏡筒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09133849A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Sony Corp レンズ鏡筒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05210210A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH07114147A (ja) レンズ付きフィルムユニット
JPH07114149A (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3259068B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3240331B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP2591327Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3215983B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3215982B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3208677B2 (ja) レンズ付フィルムユニット及びそのリユース方法
JP3125232B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP2592220Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3122798B2 (ja) レンズ付フィルムユニット及びレンズ付フィルムユニット製造方法
JP2867089B2 (ja) カメラ
JP2606163Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH07114082A (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3709936B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3146369B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3521354B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP2576915Y2 (ja) レンズ付フィルムユニットのレリーズロック機構
JPH07114146A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05303133A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05289246A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05197084A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05210153A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05210216A (ja) レンズ付フィルムユニット