JPH07114464B2 - オートフォーカスビデオカメラ - Google Patents
オートフォーカスビデオカメラInfo
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- JPH07114464B2 JPH07114464B2 JP63141290A JP14129088A JPH07114464B2 JP H07114464 B2 JPH07114464 B2 JP H07114464B2 JP 63141290 A JP63141290 A JP 63141290A JP 14129088 A JP14129088 A JP 14129088A JP H07114464 B2 JPH07114464 B2 JP H07114464B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、撮像素子より得られる撮像映像信号を基に、
焦点の自動整合を行うビデオカメラのオートフォーカス
装置に関する。
焦点の自動整合を行うビデオカメラのオートフォーカス
装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオカメラのオートフォーカス装置に於て、撮像素子
からの映像信号自体を焦点制御状態の評価に用いる方法
は、本質的にパララックスが存在せず、また被写界深度
が浅い場合や遠方の被写体に対しても、精度よく焦点を
合わせられるなど優れた点が多い。しかも、オートフォ
ーカス用の特別なセンサも不必要で機構的にも極めて簡
単である。特開昭61−105978号公報(H04N5/232)に
は、前述のごときオートフォーカス装置の一例が開示さ
れている。
からの映像信号自体を焦点制御状態の評価に用いる方法
は、本質的にパララックスが存在せず、また被写界深度
が浅い場合や遠方の被写体に対しても、精度よく焦点を
合わせられるなど優れた点が多い。しかも、オートフォ
ーカス用の特別なセンサも不必要で機構的にも極めて簡
単である。特開昭61−105978号公報(H04N5/232)に
は、前述のごときオートフォーカス装置の一例が開示さ
れている。
前記従来技術は、撮像映像信号の高域成分レベルを、画
面の中央に設定したフォーカスエリアの範囲内でA/D変
換し、この変換データを積算回路にてフイールド毎に積
算し、この1フイールド分のディジタルデータを焦点評
価値として保持し、1フイールド前の評価値と比較し
て、常に焦点評価値が最大になる方向にフォーカスモー
タを駆動制御せしめている。
面の中央に設定したフォーカスエリアの範囲内でA/D変
換し、この変換データを積算回路にてフイールド毎に積
算し、この1フイールド分のディジタルデータを焦点評
価値として保持し、1フイールド前の評価値と比較し
て、常に焦点評価値が最大になる方向にフォーカスモー
タを駆動制御せしめている。
この種のオートフォーカス装置に於いては、通常、レン
ズを合焦位置に一旦保持した状態で評価値の時間的な変
化を監視し、その変化量が一定以上の時には、被写体が
変化したものとして、オートフォーカス動作を再開する
ように構成されている。
ズを合焦位置に一旦保持した状態で評価値の時間的な変
化を監視し、その変化量が一定以上の時には、被写体が
変化したものとして、オートフォーカス動作を再開する
ように構成されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 前述のように、前記従来技術に於いては、オートフォー
カス動作は1フイールド毎に得られる焦点評価値の変化
を監視して、常に焦点評価値が最大となる様にレンズを
制御しているが、合焦後に被写体が移動して焦点評価値
に変化が生じても、被写体までの距離が変化して焦点評
価値が変化したのか、それとも被写体までの距離は変化
せずに横方向に移動したり、被写体そのものの形状が変
化して焦点評価値が変化したのか判断が困難になる。そ
こで、焦点評価値が一定以上変化した場合には、フオー
カスレンズを前後に一定量だけ微動させてややデフォー
カス状態にして、それによる焦点評価値の変化で被写体
までの距離が変化したのかを判断するようにしている。
カス動作は1フイールド毎に得られる焦点評価値の変化
を監視して、常に焦点評価値が最大となる様にレンズを
制御しているが、合焦後に被写体が移動して焦点評価値
に変化が生じても、被写体までの距離が変化して焦点評
価値が変化したのか、それとも被写体までの距離は変化
せずに横方向に移動したり、被写体そのものの形状が変
化して焦点評価値が変化したのか判断が困難になる。そ
こで、焦点評価値が一定以上変化した場合には、フオー
カスレンズを前後に一定量だけ微動させてややデフォー
カス状態にして、それによる焦点評価値の変化で被写体
までの距離が変化したのかを判断するようにしている。
このため、距離等の被写体に対するパンニングやチルテ
ィング、また明るさの変化など、被写体までの距離に変
化がない場合でも、焦点評価値の時間的な変化により、
フォーカスレンズを動かしてデフォーカスにしてしま
い、見苦しい印象を与える。
ィング、また明るさの変化など、被写体までの距離に変
化がない場合でも、焦点評価値の時間的な変化により、
フォーカスレンズを動かしてデフォーカスにしてしま
い、見苦しい印象を与える。
(ニ) 課題を解決するための手段 合焦後に焦点評価値の変化量が一定以上の時、レンズ位
置を光軸に沿って前後に微動させ、この時の焦点評価値
の変化を監視することにより、被写体の合焦点よりの移
動を検知する際に、複数の帯域が異なる高域成分の相対
比により、合焦位置近傍では微動量を小さく、合焦位置
から離間する位置では微動量を大きくする様に切換えて
いる。
置を光軸に沿って前後に微動させ、この時の焦点評価値
の変化を監視することにより、被写体の合焦点よりの移
動を検知する際に、複数の帯域が異なる高域成分の相対
比により、合焦位置近傍では微動量を小さく、合焦位置
から離間する位置では微動量を大きくする様に切換えて
いる。
(ホ) 作用 本発明は、前述の如く構成したので、焦点評価値が変化
した要因が、被写体までの距離が変化したことによるの
か、または被写体が横に移動したり、被写体の形状が変
化したものかを、相対比により先ず判断し、被写体まで
の距離が変化していない可能性が高い時にはなるべく少
しのフォーカスリングの移動で確認し、また被写体まで
の距離が変化した可能性が高いと判断した時は、すばや
く被写体の移動確認ができる。
した要因が、被写体までの距離が変化したことによるの
か、または被写体が横に移動したり、被写体の形状が変
化したものかを、相対比により先ず判断し、被写体まで
の距離が変化していない可能性が高い時にはなるべく少
しのフォーカスリングの移動で確認し、また被写体まで
の距離が変化した可能性が高いと判断した時は、すばや
く被写体の移動確認ができる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明する。
第1図は本実施例の回路ブロック図である。(1)はヒ
デオカメラ部であり、フォーカスレンズ(2)を支持し
て光軸方向に進退せしめるフォーカスリング(3)を駆
動するフォーカスモータ(4)と、被写体光を撮像映像
信号に変換する固体撮像素子(CCD)を有する撮像回路
(8)が配されている。
デオカメラ部であり、フォーカスレンズ(2)を支持し
て光軸方向に進退せしめるフォーカスリング(3)を駆
動するフォーカスモータ(4)と、被写体光を撮像映像
信号に変換する固体撮像素子(CCD)を有する撮像回路
(8)が配されている。
撮像回路(8)により得られる撮像映像信号中の輝度信
号は、カットオフ周波数の異なる第1ハイパスフイルタ
(HPF)(9)と、第2HPF(10)及び同期分離回路(1
2)に送られる。
号は、カットオフ周波数の異なる第1ハイパスフイルタ
(HPF)(9)と、第2HPF(10)及び同期分離回路(1
2)に送られる。
同期分離回路(12)にて輝度信号より分離された垂直同
期信号(VD)、水平同期信号(HD)は、サンプリングエ
リアを設定するために切換制御回路(13)に供給され
る。切換制御回路(13)は、垂直・水平同期信号(VD)
・(HD)及びCCDを駆動させるクロックとなる固定の発
振器出力に基いて、画面中央に長方形のフォーカスエリ
アが設定できる様に選択信号(S2)が後段の選択回路
(15)に出力され、また、第1HPF(9)、第2HPF(10)
出力が1フイールド毎に切換わる様に切換信号(S1)が
切換回路(14)に出力される。
期信号(VD)、水平同期信号(HD)は、サンプリングエ
リアを設定するために切換制御回路(13)に供給され
る。切換制御回路(13)は、垂直・水平同期信号(VD)
・(HD)及びCCDを駆動させるクロックとなる固定の発
振器出力に基いて、画面中央に長方形のフォーカスエリ
アが設定できる様に選択信号(S2)が後段の選択回路
(15)に出力され、また、第1HPF(9)、第2HPF(10)
出力が1フイールド毎に切換わる様に切換信号(S1)が
切換回路(14)に出力される。
切換回路(14)は切換信号(S1)を受けて、1フイール
ド毎に第1HPF(9)出力と第2HPF(10)出力を選択して
後段の選択回路(15)に出力する。
ド毎に第1HPF(9)出力と第2HPF(10)出力を選択して
後段の選択回路(15)に出力する。
選択回路(15)は、選択信号(S2)に基いて、切換回路
(14)にて選択された出力をフォーカスエリア内のもの
に関して集積回路(16)に選択出力する。即ち、フォー
カスエリアに関する各フイルタ出力は1フイールド毎に
交互に積算回路(16)に出力される。
(14)にて選択された出力をフォーカスエリア内のもの
に関して集積回路(16)に選択出力する。即ち、フォー
カスエリアに関する各フイルタ出力は1フイールド毎に
交互に積算回路(16)に出力される。
積算回路(16)はA/D変換器(22)、加算器(23)、メ
モリ回路(24)にて構成され、A/D変換器(22)は選択
回路(15)を通過してくる各フイルタ出力を順次A/D変
換して、加算器(23)に出力する。加算器(23)は前段
のA/D変換器(22)後段のメモリ回路(24)と共にディ
ジタル積分器を構成しており、メモリ回路(24)出力と
A/D変換器(22)出力を加算して、その加算結果を再び
メモリ回路(24)に供給する。メモリ回路(24)はフイ
ールド毎にリセットされ、加算器(23)出力、即ちフイ
ルタを経た輝度信号のレベルのディジタル変換値のフォ
ーカスエリアについての1フイールド分を保持すること
になる。
モリ回路(24)にて構成され、A/D変換器(22)は選択
回路(15)を通過してくる各フイルタ出力を順次A/D変
換して、加算器(23)に出力する。加算器(23)は前段
のA/D変換器(22)後段のメモリ回路(24)と共にディ
ジタル積分器を構成しており、メモリ回路(24)出力と
A/D変換器(22)出力を加算して、その加算結果を再び
メモリ回路(24)に供給する。メモリ回路(24)はフイ
ールド毎にリセットされ、加算器(23)出力、即ちフイ
ルタを経た輝度信号のレベルのディジタル変換値のフォ
ーカスエリアについての1フイールド分を保持すること
になる。
この各メモリ回路の積分値は、更に後段のメモリ回路
(25)に記憶される。
(25)に記憶される。
第1HPF(9)、第2HPF(10)の夫々のカットオフ周波数
は600KHz以上、200KHz以上に設定されており、実際には
600KHz〜2.4MHz,200KHz〜2.4MHzの通過域を有するBPFに
て設定可能である。この時の2.4MHzは輝度信号とは余り
関係のない極めて高い周波数である。従って、第1、第
2HPF(9)(10)のいずれかを通過した輝度信号の高域
成分が、1フイールド分についてディジタル的に積分さ
れ、フォーカスエリアの現フイールドの評価値としてメ
モリ回路(25)に記憶されることになる。ここでメモリ
回路(25)に記憶されている積分値はフォーカス制御用
の焦点評価値として後段のマイクロコンピュータ(マイ
コン)(26)にて演算処理される。
は600KHz以上、200KHz以上に設定されており、実際には
600KHz〜2.4MHz,200KHz〜2.4MHzの通過域を有するBPFに
て設定可能である。この時の2.4MHzは輝度信号とは余り
関係のない極めて高い周波数である。従って、第1、第
2HPF(9)(10)のいずれかを通過した輝度信号の高域
成分が、1フイールド分についてディジタル的に積分さ
れ、フォーカスエリアの現フイールドの評価値としてメ
モリ回路(25)に記憶されることになる。ここでメモリ
回路(25)に記憶されている積分値はフォーカス制御用
の焦点評価値として後段のマイクロコンピュータ(マイ
コン)(26)にて演算処理される。
これらの評価値は、マイコン(26)によりソフトウエア
的に処理され、この処理結果に基いてフォーカスモータ
制御回路(27)に指令を発し、フォーカスモータ(4)
を駆動させてフォーカスレンズ(2)を進退させ、焦点
評価値が最大となる様にオートフォーカス動作を実行す
る。
的に処理され、この処理結果に基いてフォーカスモータ
制御回路(27)に指令を発し、フォーカスモータ(4)
を駆動させてフォーカスレンズ(2)を進退させ、焦点
評価値が最大となる様にオートフォーカス動作を実行す
る。
次に第2図以下のフローチャートを用いて本発明の合焦
動作及び合焦点確認動作を実行するためのAFルーチンに
ついて説明する。
動作及び合焦点確認動作を実行するためのAFルーチンに
ついて説明する。
まずSTEP(41)では、メモリ回路(25)に記憶されてい
るフォーカスエリアにおける積分値から焦点評価値及び
その相対比が算出され、この後に山登り制御に入る。
るフォーカスエリアにおける積分値から焦点評価値及び
その相対比が算出され、この後に山登り制御に入る。
山登り制御は、評価値安定確認ルーチン(45)、方向判
別ルーチン(46)、山登りルーチン(47)、頂点復帰ル
ーチン(48)、評価値変動監視ルーチン(49)の5つの
ルーチンから成り、これらのモード選択は各条件に応じ
て、STEP(44)にて動作モードコード(MODE)が0〜4
のいずれであるかを判別することにより為され、通常は
評価値安定確認ルーチン(45)→方向判別ルーチン(4
6)→山登りルーチン(47)→頂点復帰ルーチン(48)
→評価値変動監視ルーチン(49)の順に実行される。
別ルーチン(46)、山登りルーチン(47)、頂点復帰ル
ーチン(48)、評価値変動監視ルーチン(49)の5つの
ルーチンから成り、これらのモード選択は各条件に応じ
て、STEP(44)にて動作モードコード(MODE)が0〜4
のいずれであるかを判別することにより為され、通常は
評価値安定確認ルーチン(45)→方向判別ルーチン(4
6)→山登りルーチン(47)→頂点復帰ルーチン(48)
→評価値変動監視ルーチン(49)の順に実行される。
各ルーチンの終了後、STEP(50)にてHPFの切換えが為
される。即ち、切換回路(14)にて現フイールドのAFル
ーチンの実行が第1HPF(9)により為されていた場合に
は、次フイールドの前に第2HPF(10)に切換え、逆の場
合には第2HPF(10)から第1HPF(9)への切換えを実行
するように切換制御回路(13)に制御信号を供給する。
従って、AFルーチン(35)が実行されている間は、フイ
ルタは1フイールド毎に第1HPF(9)と第2HPF(10)と
が交互に切換わることになる。
される。即ち、切換回路(14)にて現フイールドのAFル
ーチンの実行が第1HPF(9)により為されていた場合に
は、次フイールドの前に第2HPF(10)に切換え、逆の場
合には第2HPF(10)から第1HPF(9)への切換えを実行
するように切換制御回路(13)に制御信号を供給する。
従って、AFルーチン(35)が実行されている間は、フイ
ルタは1フイールド毎に第1HPF(9)と第2HPF(10)と
が交互に切換わることになる。
次に第2図の1フイールド毎に為されるAFルーチンで実
行される各動作について、個別にその構成、動作、利点
を説明する。まず、STEP(41)の焦点評価値及びその相
対比の算出動作について、第3図のフローチャートを参
考に説明する。まず、現フイールドにおいてメモリ回路
(25)に保持されている積分値の中で、積分回路(16)
にて積分された積分値、即ちフォーカスエリアにおける
積分値DATAが、第1HPF(9)と第2HPF(10)のいずれの
HPFを用いて抽出したかの判別がSTEP(51)にて為さ
れ、STEP(52)(53)にて第1HPF(9)によるものであ
ればDATAは、メモリAに代入され、第2HPF(10)による
ものであれば、メモリBに代入される。
行される各動作について、個別にその構成、動作、利点
を説明する。まず、STEP(41)の焦点評価値及びその相
対比の算出動作について、第3図のフローチャートを参
考に説明する。まず、現フイールドにおいてメモリ回路
(25)に保持されている積分値の中で、積分回路(16)
にて積分された積分値、即ちフォーカスエリアにおける
積分値DATAが、第1HPF(9)と第2HPF(10)のいずれの
HPFを用いて抽出したかの判別がSTEP(51)にて為さ
れ、STEP(52)(53)にて第1HPF(9)によるものであ
ればDATAは、メモリAに代入され、第2HPF(10)による
ものであれば、メモリBに代入される。
次にSTEP(54)にて前フイールドの焦点評価値をメモリ
Yに移管しておく。
Yに移管しておく。
STEP(55)ではメモリA、B中のデータにより、現フイ
ールドの焦点評価値Xが算出される。ここで焦点評価値
Xは、メモリAの値とBの値の和、即ち第1HPF(9)を
用いた時の最新の積算値と第2HPF(10)を用いた時の最
新の積算値を加算した異動和となり、例えば第4図に示
す様にフイールド毎にDATAとしてa1,b1,a2,b2、…とデ
ータが取り込まれ、(但し、a1,a2,a3,…は第1HPF
(9)出力による積分値、b1,b2,b3,…は第2HPF(10)
出力による積分値であるとする)と、焦点評価値Xは1
フイールド毎にa1+b1,b1+a2,a2+b2,b2+a3,…と変化
することになる。従って焦点評価値は現フイールドでの
いずれか一方のHPF出力による積分値と、前フイールド
での他方のHPF出力による積分値の和となり、奇数フイ
ールドと偶数フイールドの積分値が1個の焦点評価値に
含まれることになり、この結果、インタレース等による
フイールド毎の評価値のばらつきやノイズによる影響な
緩和でき、安定したものとなる。
ールドの焦点評価値Xが算出される。ここで焦点評価値
Xは、メモリAの値とBの値の和、即ち第1HPF(9)を
用いた時の最新の積算値と第2HPF(10)を用いた時の最
新の積算値を加算した異動和となり、例えば第4図に示
す様にフイールド毎にDATAとしてa1,b1,a2,b2、…とデ
ータが取り込まれ、(但し、a1,a2,a3,…は第1HPF
(9)出力による積分値、b1,b2,b3,…は第2HPF(10)
出力による積分値であるとする)と、焦点評価値Xは1
フイールド毎にa1+b1,b1+a2,a2+b2,b2+a3,…と変化
することになる。従って焦点評価値は現フイールドでの
いずれか一方のHPF出力による積分値と、前フイールド
での他方のHPF出力による積分値の和となり、奇数フイ
ールドと偶数フイールドの積分値が1個の焦点評価値に
含まれることになり、この結果、インタレース等による
フイールド毎の評価値のばらつきやノイズによる影響な
緩和でき、安定したものとなる。
STEP(56)では、相対比Rが算出される。相対比Rはメ
モリAの値とBの値の比A/B、即ち第1サンプリングエ
リア(A1)内で第1HPF(9)を用いた時の最新の積分値
と、第2HPF(10)を用いた時の最新の積分値との比とな
る。
モリAの値とBの値の比A/B、即ち第1サンプリングエ
リア(A1)内で第1HPF(9)を用いた時の最新の積分値
と、第2HPF(10)を用いた時の最新の積分値との比とな
る。
次にオートフォーカス動作の中核を成す、5つのルーチ
ン、即ち評価値安定確認ルーチン、方向判別ルーチン、
山登りルーチン、頂点復帰ルーチン、評価値変動監視ル
ーチンについて順次簡単に説明する。
ン、即ち評価値安定確認ルーチン、方向判別ルーチン、
山登りルーチン、頂点復帰ルーチン、評価値変動監視ル
ーチンについて順次簡単に説明する。
評価値安定確認ルーチン(45)は、動作モードコード
(MODE)が“0"となる電源投入時、もしくは被写体が変
化して再びオートフォーカス動作をやり直す際に実行さ
れ、現フイールドと前フイールドでの焦点評価値
(X)、(Y)が比較され、その差が許容範囲内にある
か否かを判別し、所定時間(例えば5フイールド間)に
わたって許容範囲内にあれば、被写体は安定していると
認識し、動作モードコード(MODE)を“1"に設定して、
次フイールドより方向判別ルーチンを実行させる。従っ
て、被写体が移動中であって安定していない間は、この
評価値安定確認ルーチンが継続され、実質的に合焦動作
は為されていないことになる。
(MODE)が“0"となる電源投入時、もしくは被写体が変
化して再びオートフォーカス動作をやり直す際に実行さ
れ、現フイールドと前フイールドでの焦点評価値
(X)、(Y)が比較され、その差が許容範囲内にある
か否かを判別し、所定時間(例えば5フイールド間)に
わたって許容範囲内にあれば、被写体は安定していると
認識し、動作モードコード(MODE)を“1"に設定して、
次フイールドより方向判別ルーチンを実行させる。従っ
て、被写体が移動中であって安定していない間は、この
評価値安定確認ルーチンが継続され、実質的に合焦動作
は為されていないことになる。
次に被写体の安定が確認され、動作モードコード(MOD
E)が“1"に設定されていると、STEP(44)にて認識さ
れて実行される方向判別ルーチン(46)では、まずフォ
ーカスモータ(4)を予め作動させてフォーカスレンズ
(2)を所定方向(例えば∞点方向)に移動させて初期
設定した上で、現フイールドと前フイールドの焦点評価
値(X)、(Y)を所定期間にわたって比較することに
より、焦点評価値(X)が増加傾向にあるのか、減少傾
向にあるのかを判断し、増加傾向にあると確認できれ
ば、フォーカスモータ(4)の回転方向、即ちフォーカ
スレンズ(2)の移動方向を初期設定の方向に持続させ
る様に方向判別を為し、逆に減少傾向にあると確認でき
れば、フォーカスモータ(4)の回転を直ちに逆転させ
て方向判別を為す。この方向判別が終了すると動作モー
ドコード(MODE)は“2"に変更され、次フイールドより
山登りルーチン(47)が実行される。
E)が“1"に設定されていると、STEP(44)にて認識さ
れて実行される方向判別ルーチン(46)では、まずフォ
ーカスモータ(4)を予め作動させてフォーカスレンズ
(2)を所定方向(例えば∞点方向)に移動させて初期
設定した上で、現フイールドと前フイールドの焦点評価
値(X)、(Y)を所定期間にわたって比較することに
より、焦点評価値(X)が増加傾向にあるのか、減少傾
向にあるのかを判断し、増加傾向にあると確認できれ
ば、フォーカスモータ(4)の回転方向、即ちフォーカ
スレンズ(2)の移動方向を初期設定の方向に持続させ
る様に方向判別を為し、逆に減少傾向にあると確認でき
れば、フォーカスモータ(4)の回転を直ちに逆転させ
て方向判別を為す。この方向判別が終了すると動作モー
ドコード(MODE)は“2"に変更され、次フイールドより
山登りルーチン(47)が実行される。
この山登りルーチン(47)では、前述の方向判別ルーチ
ンで決定された方向にフォーカスモータ(4)を回転さ
せ、現フイールドと前フイールドの焦点評価値(X)
(Y)を比較し、第5図の矢印に示す様に合焦位置にて
ピークとなる山の傾斜を登る間、即ち現フイールドの焦
点評価値(X)が前フイールドの焦点評価値(Y)より
大きい間はフォーカスモータ(4)の回転方向を持続
し、第5図に示す様に焦点評価値がピークを越えて、基
準値(△x)以上に現フイールドでの焦点評価値(X)
が落ち込んだことが確認されると、動作モードコート
(MODE)を“3"に変更して次フイールドより頂点復帰ル
ーチン(48)を実行させる。ところで、この山登りルー
チン(47)においてステッピングモータであるフォーカ
スモータ(4)の回転量は1フイールド当り10ステップ
分に設定されている。
ンで決定された方向にフォーカスモータ(4)を回転さ
せ、現フイールドと前フイールドの焦点評価値(X)
(Y)を比較し、第5図の矢印に示す様に合焦位置にて
ピークとなる山の傾斜を登る間、即ち現フイールドの焦
点評価値(X)が前フイールドの焦点評価値(Y)より
大きい間はフォーカスモータ(4)の回転方向を持続
し、第5図に示す様に焦点評価値がピークを越えて、基
準値(△x)以上に現フイールドでの焦点評価値(X)
が落ち込んだことが確認されると、動作モードコート
(MODE)を“3"に変更して次フイールドより頂点復帰ル
ーチン(48)を実行させる。ところで、この山登りルー
チン(47)においてステッピングモータであるフォーカ
スモータ(4)の回転量は1フイールド当り10ステップ
分に設定されている。
尚、前述の山登りルーチンにおいて、現フイールドの焦
点評価値(X)が前フイールドの焦点評価値(Y)より
大きくなる毎にその時の焦点評価値(X)を最大評価値
(XM)として保持し、同時にこの最大評価値(XM)とな
るレンズ位置を合焦位置として記憶する。合焦位置の記
憶には、最大評価値(XM)が更新される毎にリセットさ
れ、常にフォーカスモータ(4)の回転ステップ量をカ
ウントし、例えば∞点方向は加算、近点方向は減算する
UP/DOWNカウンタである位置メモリ(ME)が用いられ
る。従って、山の頂点に達した後に2フイールド後に落
ち込み量が基準値(△x)に達した時には、位置メモリ
(ME)には20ステップが記憶されていることになる。
点評価値(X)が前フイールドの焦点評価値(Y)より
大きくなる毎にその時の焦点評価値(X)を最大評価値
(XM)として保持し、同時にこの最大評価値(XM)とな
るレンズ位置を合焦位置として記憶する。合焦位置の記
憶には、最大評価値(XM)が更新される毎にリセットさ
れ、常にフォーカスモータ(4)の回転ステップ量をカ
ウントし、例えば∞点方向は加算、近点方向は減算する
UP/DOWNカウンタである位置メモリ(ME)が用いられ
る。従って、山の頂点に達した後に2フイールド後に落
ち込み量が基準値(△x)に達した時には、位置メモリ
(ME)には20ステップが記憶されていることになる。
頂点復帰ルーチン(48)では、フォーカスレンズ(4)
の合焦位置からの行き過ぎ量だけフォーカスモータ
(4)を逆転させ、山の頂点に復帰させる動作を実行す
るためのものであり、具体的にはフォーカスモータ
(4)を逆転させて、位置メモリ(ME)がゼロになった
時にフォーカスモータ(4)を停止させることにより、
フォーカスレンズ(2)は合焦位置に復帰したことにな
る。この時点で評価値安定確認ルーチンから頂点復帰ル
ーチンに至る合焦動作が完了したことになる。
の合焦位置からの行き過ぎ量だけフォーカスモータ
(4)を逆転させ、山の頂点に復帰させる動作を実行す
るためのものであり、具体的にはフォーカスモータ
(4)を逆転させて、位置メモリ(ME)がゼロになった
時にフォーカスモータ(4)を停止させることにより、
フォーカスレンズ(2)は合焦位置に復帰したことにな
る。この時点で評価値安定確認ルーチンから頂点復帰ル
ーチンに至る合焦動作が完了したことになる。
次に合焦動作完了直後に、被写体の変化が認識された場
合に、合焦動作で検出された合焦位置に誤りが無いか否
かを確認するため、あるいは被写体の変化が形状変化に
よるものか或は被写体までの距離の変化によるものかを
識別するために前述の合焦動作完了後に評価値変動監視
ルーチン(49)が実行される。
合に、合焦動作で検出された合焦位置に誤りが無いか否
かを確認するため、あるいは被写体の変化が形状変化に
よるものか或は被写体までの距離の変化によるものかを
識別するために前述の合焦動作完了後に評価値変動監視
ルーチン(49)が実行される。
この評価値変動監視ルーチン(49)について第12図を参
考に記述するとSTEP(70)にて頂点復帰ルーチン(48)
終了後の初めてのフイールドか否か、即ち合焦動作終了
直後か否かの判断が為される。合焦動作終了直後であれ
ばSTEP(71)にて閾値(RTHR)として現フイールドでの
相対比(R)の1/2に定義すると共に、STEP(72)にて
頂点確認許可フラグ(TL)をセットする。次にSTEP(7
3)にて頂点確認許可フラグ(TL)がセット状態か否か
の判断が為される。合焦動作完了直後は、上述の如く頂
点確認許可フラグ(TL)がセット状態であるため、後段
のSTEP(74)にて頂点確認動作が為される。この頂点確
認動作は第6図に示す頂点確認ルーチン(74)にて実行
される。
考に記述するとSTEP(70)にて頂点復帰ルーチン(48)
終了後の初めてのフイールドか否か、即ち合焦動作終了
直後か否かの判断が為される。合焦動作終了直後であれ
ばSTEP(71)にて閾値(RTHR)として現フイールドでの
相対比(R)の1/2に定義すると共に、STEP(72)にて
頂点確認許可フラグ(TL)をセットする。次にSTEP(7
3)にて頂点確認許可フラグ(TL)がセット状態か否か
の判断が為される。合焦動作完了直後は、上述の如く頂
点確認許可フラグ(TL)がセット状態であるため、後段
のSTEP(74)にて頂点確認動作が為される。この頂点確
認動作は第6図に示す頂点確認ルーチン(74)にて実行
される。
ここで頂点確認ルーチンについて詳述すると、まずSTEP
(80)にて相対比(R)が閾値(RTHR)を上回るか否か
の判断が為され、閾値(RTHR)を上回ると判断されると
STEP(82)にてフォーカスモータ(4)の1フイールド
当りの回転量を(L1)(例えばL1=1ステップ)に設定
し、閾値(RTHR)を下回ると判断されるとSTEP(81)に
てフォーカスモータ(4)のフイールド当りの回転量を
(L2)(例えばL2=3ステップ)に設定され、常にL1<
L2の関係が成立する。ここで相対比(R)とフォーカス
レンズ位置との関係について説明する。相対比Rは前述
の様に第1HPF(9)を用いた時の1フイールド分の積分
値と、第2HPF(10)を用いた時の1フイールド分の積分
値との比であり、被写体を同一とした時の両積分値とフ
ォーカスレンズ位置との関係は第7図の様になる。即ち
カットオフ周波数の高い第1HPF(9)での積分値は急峻
な山となり、カットオフ周波数の低い第2HPF(10)での
積分値は緩やかな山となる。そこでこの相対比と被写体
のボケ度合い(合焦時のレンズ位置よりの移動量あるい
はズレ量)との関係をグラフを示すと、第8図に示す様
な単調減少特性曲線となる。
(80)にて相対比(R)が閾値(RTHR)を上回るか否か
の判断が為され、閾値(RTHR)を上回ると判断されると
STEP(82)にてフォーカスモータ(4)の1フイールド
当りの回転量を(L1)(例えばL1=1ステップ)に設定
し、閾値(RTHR)を下回ると判断されるとSTEP(81)に
てフォーカスモータ(4)のフイールド当りの回転量を
(L2)(例えばL2=3ステップ)に設定され、常にL1<
L2の関係が成立する。ここで相対比(R)とフォーカス
レンズ位置との関係について説明する。相対比Rは前述
の様に第1HPF(9)を用いた時の1フイールド分の積分
値と、第2HPF(10)を用いた時の1フイールド分の積分
値との比であり、被写体を同一とした時の両積分値とフ
ォーカスレンズ位置との関係は第7図の様になる。即ち
カットオフ周波数の高い第1HPF(9)での積分値は急峻
な山となり、カットオフ周波数の低い第2HPF(10)での
積分値は緩やかな山となる。そこでこの相対比と被写体
のボケ度合い(合焦時のレンズ位置よりの移動量あるい
はズレ量)との関係をグラフを示すと、第8図に示す様
な単調減少特性曲線となる。
これは、前記相対比なる状態量は、焦点評価値と同じ様
に被写体の合焦状態(ボケ度合)を表現できる関数値で
あり、比率で表現されているため一種の正規化された状
態量であり、被写体のおかれている環境の影響をあまり
受けにくい性質を有している。例えば、被写体の照度が
変化した場合に、焦点評価値の絶対値は変化するが、相
対比としては大きな変化はない。通常、上記の性質は被
写体の種類を問わぬものである故に、この相対比をボケ
度合のパラメータとして使用することが可能となる。第
8図の単調減少特性曲線をレンズ位置、即ちフォーカス
レンズ位置に対応させると、第9図の一点鎖線の様に合
焦位置を頂点として近点及び∞点側に略直線上に変化す
る特性図が得られる。従って、閾値(RTHR)と相対比
(R)を比較した結果、閾値(RTHR)を上回る時には焦
点評価値の変化状態が急峻な合焦位置近傍であり、下回
る時には変化状態が緩やかな合焦位置から離れた位置に
レンズ位置があることになる。
に被写体の合焦状態(ボケ度合)を表現できる関数値で
あり、比率で表現されているため一種の正規化された状
態量であり、被写体のおかれている環境の影響をあまり
受けにくい性質を有している。例えば、被写体の照度が
変化した場合に、焦点評価値の絶対値は変化するが、相
対比としては大きな変化はない。通常、上記の性質は被
写体の種類を問わぬものである故に、この相対比をボケ
度合のパラメータとして使用することが可能となる。第
8図の単調減少特性曲線をレンズ位置、即ちフォーカス
レンズ位置に対応させると、第9図の一点鎖線の様に合
焦位置を頂点として近点及び∞点側に略直線上に変化す
る特性図が得られる。従って、閾値(RTHR)と相対比
(R)を比較した結果、閾値(RTHR)を上回る時には焦
点評価値の変化状態が急峻な合焦位置近傍であり、下回
る時には変化状態が緩やかな合焦位置から離れた位置に
レンズ位置があることになる。
次にSTEP(84)にて、フォーカスモータ(4)をいずれ
かの方向、例えば∞点方向に駆動させ、STEP(81)また
は(82)にて設定されたレンズ微動量に対応する微小量
だけ、駆動が完了したとSTEP(83)に判断されると、ST
EP(85)にて直ちにフォーカスモータ(4)を停止し
て、その時のフイールドでの焦点評価値(X)と、山登
りルーチン(47)あるいは頂点復帰ルーチン(48)にて
頂点と判断されている最大評価値(XM)との比較がSTEP
(86)にて為される。この比較の結果、焦点評価値
(X)が最大評価値(XM)よりも小さいと認識される
と、STEP(87)(90)にてフラグ(F2)をセットし、ST
EP(89)にてフォーカスモータ(4)を逆転させて、一
旦頂点確認ルーチンを終了する。この時、頂点認識許可
フラグ(TL)はセット状態を維持しているので、次フイ
ールドについてもこの頂点確認ルーチンは実行される
が、フラグ(F2)がセットされている時にはSTEP(83)
にて近点方向にフォーカスレンズ(2)を前述の微小量
に達したと判断されるまでフォーカスモータ(4)を逆
転し続ける。従って、STEP(89)のフォーカスモータ
(4)の逆転開始から頂点に戻った後に近点方向に微小
量回転したことになる。STEP(85)に基いてこの位置で
フォーカスモータ(4)を停止させ、STEP(86)にて焦
点評価値(X)が最大評価値(XM)より小さいと確認さ
れた時に、SETP(87)を経てSTEP(88)にてフラグ
(F1)がセットされ、STEP(89)にてフォーカスモータ
(4)を再度逆転し、STEP(91)にてフラグ(F1)
(F2)が共にセットされていると判断されると、第10図
の矢印に示す様にフォーカスレンズ(2)を両方向に微
動させ、得られた焦点評価値が最大評価値よりも小さい
事を認識することになり、頂点検出位置に誤りがなかっ
たことが確認される。そして、STEP(92)(93)にてフ
ォーカスモータ(4)をレンズ位置が合焦位置を越えて
∞点方向に余分に作動させた分だけ、近点方向に作動さ
せて再び頂点に復帰させて、フォーカスモータ(4)を
停止させ、STEP(94)にて頂点確認許可フラグ(TL)を
リセットして、頂点確認ルーチンを終了する。また、第
11図に示す様に前述の合焦動作での頂点検出を誤ってい
る場合には、フォーカスレンズ(2)を∞点方向に微動
させた時に焦点評価値(X)が最大評価値(XM)よりも
大きくなるから、フォーカスモータ(4)を逆転するこ
となく、フイールド毎に同一方向に微動させ続け、STEP
(95)にて微動回数カウンタ(MC)で移動回数をインク
リメントし、STEP(96)にてフラグ(F1)(F2)をクリ
アし、新しい焦点評価値(X)にて最大評価値(XM)が
更新される。
かの方向、例えば∞点方向に駆動させ、STEP(81)また
は(82)にて設定されたレンズ微動量に対応する微小量
だけ、駆動が完了したとSTEP(83)に判断されると、ST
EP(85)にて直ちにフォーカスモータ(4)を停止し
て、その時のフイールドでの焦点評価値(X)と、山登
りルーチン(47)あるいは頂点復帰ルーチン(48)にて
頂点と判断されている最大評価値(XM)との比較がSTEP
(86)にて為される。この比較の結果、焦点評価値
(X)が最大評価値(XM)よりも小さいと認識される
と、STEP(87)(90)にてフラグ(F2)をセットし、ST
EP(89)にてフォーカスモータ(4)を逆転させて、一
旦頂点確認ルーチンを終了する。この時、頂点認識許可
フラグ(TL)はセット状態を維持しているので、次フイ
ールドについてもこの頂点確認ルーチンは実行される
が、フラグ(F2)がセットされている時にはSTEP(83)
にて近点方向にフォーカスレンズ(2)を前述の微小量
に達したと判断されるまでフォーカスモータ(4)を逆
転し続ける。従って、STEP(89)のフォーカスモータ
(4)の逆転開始から頂点に戻った後に近点方向に微小
量回転したことになる。STEP(85)に基いてこの位置で
フォーカスモータ(4)を停止させ、STEP(86)にて焦
点評価値(X)が最大評価値(XM)より小さいと確認さ
れた時に、SETP(87)を経てSTEP(88)にてフラグ
(F1)がセットされ、STEP(89)にてフォーカスモータ
(4)を再度逆転し、STEP(91)にてフラグ(F1)
(F2)が共にセットされていると判断されると、第10図
の矢印に示す様にフォーカスレンズ(2)を両方向に微
動させ、得られた焦点評価値が最大評価値よりも小さい
事を認識することになり、頂点検出位置に誤りがなかっ
たことが確認される。そして、STEP(92)(93)にてフ
ォーカスモータ(4)をレンズ位置が合焦位置を越えて
∞点方向に余分に作動させた分だけ、近点方向に作動さ
せて再び頂点に復帰させて、フォーカスモータ(4)を
停止させ、STEP(94)にて頂点確認許可フラグ(TL)を
リセットして、頂点確認ルーチンを終了する。また、第
11図に示す様に前述の合焦動作での頂点検出を誤ってい
る場合には、フォーカスレンズ(2)を∞点方向に微動
させた時に焦点評価値(X)が最大評価値(XM)よりも
大きくなるから、フォーカスモータ(4)を逆転するこ
となく、フイールド毎に同一方向に微動させ続け、STEP
(95)にて微動回数カウンタ(MC)で移動回数をインク
リメントし、STEP(96)にてフラグ(F1)(F2)をクリ
アし、新しい焦点評価値(X)にて最大評価値(XM)が
更新される。
ところで、STEP(81)(82)にて焦点評価値(X)の変
化が急峻な領域と、緩やかな領域に応じてレンズの微動
量を(L1)あるいは(L2)に設定しているので、急峻な
領域に比べて緩やかな領域では微動量が大きく、前フイ
ールドと現フイールドでの焦点評価値が変化が明確とな
り、STEP(86)での誤判断が防止される。また、急峻な
領域、即ち合焦位置近傍では、微動量は(L1)と極めて
小さく設定されているので、STEP(95)乃至STEP(96)
を繰り返す間に頂点を行き過ぎた場合にはSTEP(86)に
てXM>Xと判断され、STEP(87)以下の経路に入り込
み、以後は前述の場合と同様に頂点への復帰が実現する
微調整動作が為される。尚、この様に位置方向への連続
的なレンズ位置の移動に伴い頂点復帰が実現された時に
は、この時点で移動回数カウンタ(MC)がリセットされ
る。
化が急峻な領域と、緩やかな領域に応じてレンズの微動
量を(L1)あるいは(L2)に設定しているので、急峻な
領域に比べて緩やかな領域では微動量が大きく、前フイ
ールドと現フイールドでの焦点評価値が変化が明確とな
り、STEP(86)での誤判断が防止される。また、急峻な
領域、即ち合焦位置近傍では、微動量は(L1)と極めて
小さく設定されているので、STEP(95)乃至STEP(96)
を繰り返す間に頂点を行き過ぎた場合にはSTEP(86)に
てXM>Xと判断され、STEP(87)以下の経路に入り込
み、以後は前述の場合と同様に頂点への復帰が実現する
微調整動作が為される。尚、この様に位置方向への連続
的なレンズ位置の移動に伴い頂点復帰が実現された時に
は、この時点で移動回数カウンタ(MC)がリセットされ
る。
頂点確認ルーチン(75)が終了すると、STEP(75)にて
移動回数カウンタ(MC)のカウント値をチェックし、こ
のカウント値が予め設定された許容回数を越えると、頂
点を誤って検出していたか、あるいは被写体の変化によ
り頂点が移動したと認識する。即ち第11図では許容回数
を“3"に設定することによりあるいは′の動作後、
頂点を誤っていたと認識することになる。この時には、
再び合焦動作をやり直す、即ち動作モードコード(MOD
E)は“0"に変更され、評価値安定確認ルーチンからや
り直される。
移動回数カウンタ(MC)のカウント値をチェックし、こ
のカウント値が予め設定された許容回数を越えると、頂
点を誤って検出していたか、あるいは被写体の変化によ
り頂点が移動したと認識する。即ち第11図では許容回数
を“3"に設定することによりあるいは′の動作後、
頂点を誤っていたと認識することになる。この時には、
再び合焦動作をやり直す、即ち動作モードコード(MOD
E)は“0"に変更され、評価値安定確認ルーチンからや
り直される。
次にSTEP(76)にて、最大評価値(XM)と現フイールド
の焦点評価値(X)との差が許容範囲内にあるか否かを
判別することにより、焦点評価値に変動が生じたか否か
の判断が為され、許容範囲を越えて変動が生じたと認め
られる時には、STEP(77)にて頂点確認許可フラク(T
L)がセットされて、次フイールドでは、再びSTEP(7
3)を経て頂点確認ルーチンが実行される。また、焦点
評価値に変動が生じたと認められない時には、頂点確認
許可フラク(TL)はセットされないが、STEP(94)にて
リセットされていない限り次フイールドでも頂点確認ル
ーチンは実行される。
の焦点評価値(X)との差が許容範囲内にあるか否かを
判別することにより、焦点評価値に変動が生じたか否か
の判断が為され、許容範囲を越えて変動が生じたと認め
られる時には、STEP(77)にて頂点確認許可フラク(T
L)がセットされて、次フイールドでは、再びSTEP(7
3)を経て頂点確認ルーチンが実行される。また、焦点
評価値に変動が生じたと認められない時には、頂点確認
許可フラク(TL)はセットされないが、STEP(94)にて
リセットされていない限り次フイールドでも頂点確認ル
ーチンは実行される。
尚、本実施例では、第1及び第2HPF(9)(10)による
帯域の異なる高域成分の連続するフイールドの異動和を
焦点評価値と定義しているが、第1あるいは第2HPF
(9)(10)のいずれか一方の出力のみの積分値を焦点
評価値とすることも可能である。
帯域の異なる高域成分の連続するフイールドの異動和を
焦点評価値と定義しているが、第1あるいは第2HPF
(9)(10)のいずれか一方の出力のみの積分値を焦点
評価値とすることも可能である。
また、前記相対比の閾値領域を細分化することにより、
レンズ微動量を更に多段階に設定可能である。
レンズ微動量を更に多段階に設定可能である。
更に各特性図におけるレンズ位置は、近点に該当する移
動限界位置から光軸方向へのレンズの移動距離を示す。
動限界位置から光軸方向へのレンズの移動距離を示す。
(ト) 発明の効果 上述の如く本発明によれば、焦点評価値が変化した要因
が、被写体までの距離が変化したことによるのか、被写
体が横に移動したり、被写体の形状が変化したことによ
るのかに応じて、フォーカスレンズの微動量を切換える
ことにより、距離の変化の場合には被写体の移動確認を
優先させ、距離の変化でない場合には画面のデフォーカ
スを最小限に押えて距離の変化でないことの確認が可能
となる。
が、被写体までの距離が変化したことによるのか、被写
体が横に移動したり、被写体の形状が変化したことによ
るのかに応じて、フォーカスレンズの微動量を切換える
ことにより、距離の変化の場合には被写体の移動確認を
優先させ、距離の変化でない場合には画面のデフォーカ
スを最小限に押えて距離の変化でないことの確認が可能
となる。
図面は全て本発明の一実施例に係り、第1図は回路ブロ
ック図、第2図はAFルーチンのフローチャート、第3図
は焦点評価値相対比算出ルーチンのフローチャート、第
4図は焦点評価値の算出説明図、第5図は山登り制御時
の焦点評価値の変化を示す図、第6図は頂点確認ルーチ
ンのフローチャート、第7図は各HPF出力の積分値とレ
ンズ位置との関係図、第8図は相対比とボケ度合いの関
係図、第9図は焦点評価値、相対比とレンズ位置との関
係図、第10図は微調整時の説明図、第11図は評価値変動
監視ルーチンによる説明図、第12図は評価値変動ルーチ
ンのフローチャートである。 (26)……マイクロコンピュータ(評価値・相対比検出
手段)、(27)……フォーカスモータ制御回路(フォー
カス制御手段)
ック図、第2図はAFルーチンのフローチャート、第3図
は焦点評価値相対比算出ルーチンのフローチャート、第
4図は焦点評価値の算出説明図、第5図は山登り制御時
の焦点評価値の変化を示す図、第6図は頂点確認ルーチ
ンのフローチャート、第7図は各HPF出力の積分値とレ
ンズ位置との関係図、第8図は相対比とボケ度合いの関
係図、第9図は焦点評価値、相対比とレンズ位置との関
係図、第10図は微調整時の説明図、第11図は評価値変動
監視ルーチンによる説明図、第12図は評価値変動ルーチ
ンのフローチャートである。 (26)……マイクロコンピュータ(評価値・相対比検出
手段)、(27)……フォーカスモータ制御回路(フォー
カス制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】撮像素子を有する撮像手段から得られる映
像信号の第1高域成分レベルと、該第1高域成分レベル
よりも低域の成分をも含む第2高域成分レベルを一定期
間毎に夫々第1、第2焦点評価値として取出し、前記両
焦点評価値の少なくとも一方より真の焦点評価値を設定
すると共に、第1焦点評価値/第2焦点評価値を相対比
として算出する評価値・相対比検出手段と、 フォーカスレンズと前記撮像素子との距離を変化させ、
真の焦点評価値が最大となる時に前記距離を一旦固定す
る合焦動作と、該合焦動作終了後に、前記距離を複数回
に分けて微小変化させ、該微小変化に伴う真の焦点評価
値の変化を基に被写体の変化を確認する被写体変化確認
動作を実行し、該被写体変化確認動作により被写体の変
化が確認された場合に、前記合焦動作を再度実行するフ
ォーカス制御手段を備え、 前記相対比が基準値を上回る時に、前記被写体変化確認
動作における前記微小変化の量を前記基準値を下回る時
よりも小さくすることを特徴とするオートフォーカスビ
デオカメラ。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63141290A JPH07114464B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | オートフォーカスビデオカメラ |
| AU34619/89A AU612484B2 (en) | 1988-05-11 | 1989-05-10 | Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal |
| EP89108428A EP0341695B1 (en) | 1988-05-11 | 1989-05-10 | Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal |
| DE68914025T DE68914025T2 (de) | 1988-05-11 | 1989-05-10 | Bildsensorapparat mit einer automatischen Fokussiereinrichtung für automatische Fokusanpassung in Abhängigkeit von Videosignalen. |
| CA000599348A CA1313466C (en) | 1988-05-11 | 1989-05-10 | Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal |
| KR89006287A KR970010204B1 (en) | 1988-05-11 | 1989-05-10 | Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal |
| US07/478,061 US4967280A (en) | 1988-05-11 | 1990-02-07 | Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63141290A JPH07114464B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | オートフォーカスビデオカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01309572A JPH01309572A (ja) | 1989-12-13 |
| JPH07114464B2 true JPH07114464B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=15288446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63141290A Expired - Lifetime JPH07114464B2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-06-08 | オートフォーカスビデオカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07114464B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58188966A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動焦点整合装置 |
| JPH0628402B2 (ja) * | 1983-12-29 | 1994-04-13 | 松下電器産業株式会社 | 自動焦点整合装置 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63141290A patent/JPH07114464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01309572A (ja) | 1989-12-13 |
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