JPH07114596A - 介護管理システムおよび携帯型介護記録端末機 - Google Patents

介護管理システムおよび携帯型介護記録端末機

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Publication number
JPH07114596A
JPH07114596A JP28030493A JP28030493A JPH07114596A JP H07114596 A JPH07114596 A JP H07114596A JP 28030493 A JP28030493 A JP 28030493A JP 28030493 A JP28030493 A JP 28030493A JP H07114596 A JPH07114596 A JP H07114596A
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JP
Japan
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data
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Pending
Application number
JP28030493A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiko Yamada
美智子 山田
Masato Teraoka
正人 寺岡
Noriaki Sugimura
典昭 杉村
Yasuo Matsui
康夫 松井
Kenichi Kobayashi
賢一 小林
Kenji Okamoto
健治 岡本
Mitsue Ito
光恵 伊藤
Mieko Hayashi
美恵子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI ROJITETSUKU KK
Original Assignee
FUJI ROJITETSUKU KK
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Publication date
Application filed by FUJI ROJITETSUKU KK filed Critical FUJI ROJITETSUKU KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 介護に関するデータを正しく,漏れなく入力
し,日勤者と夜勤者との引継ぎを円滑にする。 【構成】 携帯入力装置20は電子手帳型の小型コンピュ
ータであり,介護者氏名,被介護者氏名,介護の日時,
介護の内容を入力するために用いられる。これらのデー
タは入力装置20のメモリに一旦記憶されたのち,所定時
刻に光通信によりホスト・コンピュータ11に伝送され
る。ホスト・コンピュータ11は引継ぎに必要な連絡事項
を上記データから抽出して表にまとめて表示装置12に表
示,またはプリンタ13により印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,養護老人ホーム,その他の介
護を行う施設において用いられる介護管理システムおよ
び携帯型介護記録端末機に関する。
【0002】
【背景】上記のような施設で暮らす人々(被介護者)の
ために,日常生活,精神面および肉体面での介護,介助
が必要である。日常生活では食事,排泄,入浴,睡眠等
々多くの介護の種類がある。食事を例にとっても,誰
が,いつ,どこで,どんな状態で,何を,どの程度食べ
または飲んだかということを常時把握しておかなければ
充分な介護,介助はできない。水分の摂取の内容には
水,牛乳,お茶の摂取とその量が含まれる。水と牛乳で
は成分が異なるから栄養面で異なる。いつ,どのくらい
水分を摂取し,いつ排尿があったかという記録は,おむ
つ外しを試みる際の重要なデータとなる。
【0003】また,上記のような施設では24時間にわた
る介護が必要であり,二交替制または三交替制をとって
いる。介護者が交替するときには必ず引継ぎが必要であ
る。被介護者の中で特に注意を要する者,注意を要する
点等を充分に伝えておかなければ適切な介護を期待でき
ない。
【0004】従来は,介護者が被介護者に関する簡単な
メモを作成しているだけであったので,被介護者に関す
る正確かつ詳細な記録は無いに等しく,また介護者の引
継ぎにおいても前任者が気がついた点のみを後任者に伝
えるだけであり,専ら介護者個人の能力,熟練の程度に
依存していた。
【0005】
【発明の開示】この発明は介護者の個人的な能力,感
情,スキル等に依存することなく,常に客観的に,しか
も詳細に被介護者の介護に関するデータを収集し,被介
護者の介護のために,および介護者の引継ぎのために役
立たせるようにするものである。
【0006】またこの発明は操作性のよい携帯型介護記
録装置を提供することを目的とする。
【0007】この発明による介護管理システムは,相互
に通信可能な複数台の携帯型介護記録端末機と少なくと
も一台のホスト・システムとから構成される。
【0008】各携帯型介護記録端末機は,複数人の介護
者名,複数人の被介護者名および介護に関するあらかじ
め定められた複数の項目を表示するための表示装置,上
記表示装置に表示された介護者名,被介護者名および介
護に関する項目を選択的に入力するための入力装置,上
記入力装置から入力された介護者名,被介護者名および
介護に関する項目を表わすデータを,時間データととも
に,被介護者名データを含む1レコードを単位として,
入力ごとに,記憶する第1のメモリ,ならびに上記第1
のメモリに記憶されている一定時間範囲内の時間データ
をもつすべてのレコード・データを順次上記ホスト・シ
ステムに送信する手段を備えている。
【0009】ホスト・システムは,上記携帯型介護記録
端末機から伝送されたレコード・データを受信する手
段,受信したレコード・データを記憶する第2のメモ
リ,および出力指令に応答して,上記第2のメモリに記
憶されているデータのうち,伝達が必要なデータを抽出
し,抽出したデータを被介護者ごとにまとめて出力する
出力装置を備えている。
【0010】介護者は介護を行うごとにその介護に関し
て端末機を用いてデータを入力することができる。
【0011】入力するデータの殆んどはあらかじめ定ま
っており,端末機の表示装置に表示される。したがって
介護者は表示された項目を選択すればよく,介護状況を
容易に入力することができるとともに漏れがなくなる。
これにより,常に正確かつ詳細なデータの収集,または
記録が可能となる。
【0012】端末機において入力されかつその第1のメ
モリに記憶されたデータはホスト・システムに伝送され
る。ホスト・システムではそれらのデータの中から引継
ぎに必要なデータを抽出して被介護者ごとにまとめて出
力する。
【0013】したがって,交替する介護者の引継ぎにこ
の出力データを用いることが可能であり,必要不可欠の
情報の伝達が可能となる。
【0014】ホスト・システムに記憶されたデータは被
介護者の状況の時間変化,その他の情報を得るためにも
用いることができ,これによって被介護者に対する適切
な介護が可能となる。
【0015】端末機は介護現場で用いるものであるから
できるだけ小型でハンディなものがよい。そうすると端
末機の第1のメモリの記憶容量を小さく抑えざるを得な
い。
【0016】この発明の実施態様では,上記端末機にお
いて,上記表示装置に表示された介護に関する項目を表
わすデータがビット数を縮小して表現されたデータで上
記第1のメモリに記憶される。一方,上記ホスト・シス
テムでは上記端末機から伝送されたデータが出力に適し
たデータに変換されて上記第2のメモリに記憶される。
【0017】この発明はまた,上記介護管理システムで
好適に用いられる携帯型介護記録端末機を提供してい
る。この端末機は,被介護者のコードとその被介護者が
属する部屋のコードとを関連させて記憶した第1のメモ
リ手段,選択的に入力すべき項目を表示するための表示
装置,上記表示装置に表示された項目を選択的に入力す
るための入力装置,上記表示装置に表示された部屋の一
覧の中から上記入力装置を通して一つの部屋が選択入力
されたときに,選択入力された部屋に属する被介護者を
上記第1のメモリ手段を検索して読出し,読出した複数
の被介護者名を上記表示装置に同時に表示させる第1の
入出力制御手段,介護の種類の指定に応答して,その種
類において入力すべき複数の項目を上記表示装置に表示
させる第2の入出力制御手段,および上記表示装置に表
示された複数の被介護者名および複数の項目のうちから
少なくとも一つが上記入力装置を通して入力されたこと
に応答して,少なくとも被介護者コードとそれに関連し
て入力された項目を表わすデータとを一レコードとして
記憶する第2のメモリ手段を備えている。
【0018】上述したような施設では一つの部屋に複数
人の被介護者が属している。介護は部屋ごとに行なわれ
ることが多い。
【0019】この発明による端末機を用いると,部屋を
特定すればその部屋に属する被介護者の氏名が表示装置
に表示される。したがって,介護に関するデータを入力
するにあたって被介護者を入力する操作がきわめて容易
になる。また,複数人の被介護者について同じデータを
入力すれば足りるときには,その複数人を表示装置上で
指定するだけでよいので,データの入力操作が簡素化さ
れる。
【0020】この発明はさらに体温に関する数値データ
の入力操作が容易な携帯型介護記録端末機を提供してい
る。この端末機は,体温検査を含む複数の検査項目を表
示するための表示装置,上記表示装置に表示された検査
項目および数字を入力するための入力装置,上記入力装
置を通して体温検査が入力されたことに応答して,上記
表示装置に,体温のとりうる整数部の数字と,0から9
までの小数部の数字とを別個に表示させるように制御す
る表示制御手段,および上記表示装置に表示された整数
部の数字と小数部の数字のうち一つずつが上記入力装置
を通して入力されたときに,入力された整数部の数字と
小数部の数字とによって表わされる数字を体温データと
して記憶する手段を備えている。
【0021】体温を入力するときにテンキーを用いる
と,小数点を含めて4回入力操作をしなければならな
い。この発明によると,整数部の数字と小数部の数字と
を入力すればよいので操作が簡便となる。体温のとりう
る範囲には限界があるので整数部の数字としてはたとえ
ば35〜41の7種類程度あればよく,その表示もそれほど
複雑にはならない。
【0022】この発明はさらに,小さな容量のメモリで
あってもできるだけ多くの入力データを記憶できるよう
にした携帯型介護記録端末機を提供している。この端末
機は,介護に関する複数の項目を同時に表示するための
表示装置,上記表示装置に表示された項目を選択的に入
力するための入力装置,および上記表示装置に表示され
た複数の項目のうち少なくとも一つが選択的に入力され
たことに応答して,入力された項目をビット1で,選択
されなかった項目をビット0で表現し,かつこれらのビ
ットを上記の複数の項目についてあらかじめ定められた
順序で記憶する記憶手段を備えている。
【0023】表示装置に文字によって表わされた項目が
わずかに1ビットで記憶されるので,データをきわめて
高い圧縮率で圧縮したことになり,メモリ容量が大幅に
節約される。
【0024】この発明は,選択的に入力すべき介護に関
する項目を表示する表示装置,上記表示装置に表示され
る項目ごとに,その項目に関する入力データが格納され
るべき記憶場所があらかじめ固定的に定められたメモ
リ,上記表示装置に表示された項目に関するデータを入
力し,入力されたデータの確認のための入力部を欠いて
いる入力装置,および上記表示装置に表示された項目に
関するデータが上記入力装置によって入力されたことに
応答して,入力されたデータを,上記メモリのあらかじ
め定められた記憶場所に記憶する記憶制御手段を備えて
いることを特徴とする。
【0025】項目に関するデータを入力する場合,誤入
力を防止するため確認の入力が行なわれることが一般的
である。この発明によると入力されたデータの記憶場所
があらかじめ定められており,項目に関するデータが入
力されると入力された項目に関するデータがあらかじめ
定められた記憶場所に記憶される。項目に関するデータ
の入力ごとに,その確認の入力を行なう必要がないので
操作性が向上する。
【0026】またこの発明は,選択的に入力すべき介護
に関する項目と,その項目についての標準データを項目
に対応して表示する表示装置,表示装置に表示された項
目ごとに,表示された標準データ以外のデータを入力す
る入力装置,および表示装置に表示された項目に対応し
て上記入力装置によって入力されたデータ,または上記
入力装置によってデータが入力されない場合にはその項
目について表示装置に表示された標準データを,データ
の入力ごとにまたは標準データの表示ごとに対応して記
憶するメモリを備えていることを特徴とする。
【0027】このようにデータの入力ごとにまたは標準
データの表示ごとに項目に対応して入力されたデータま
たは標準データがメモリに記憶されているので,標準デ
ータをメモリに記憶する場合,その標準データを改めて
入力する必要がなく,操作が簡便となり操作性は向上す
る。
【0028】上記標準データが,入力される頻度の高い
データであることが好ましい。これにより,標準データ
以外のデータを改めて入力する度合も低くなり,より操
作性が向上することになる。
【0029】
【実施例の説明】図1から図21は第1実施例を示してい
る。
【0030】図1は介護管理システムの全体的構成を示
している。介護管理システムはホスト・システム10と携
帯入力装置20とから構成される。
【0031】この介護管理システムは養護老人ホーム等
に設置される。老人ホームで暮らす人を入所者または被
介護者という。入所者の世話をする人は,寮母,看護
婦,指導員,医師等であり,これらを介護者という。介
護者の概念には介助,診断等が含まれる。一般に複数人
の入所者が一部屋で暮らす。この部屋を居室という。
【0032】ホスト・システム10は老人ホームの所定の
管理室または詰所等に置かれるであろう。携帯入力装置
10は複数台用意され,居室,食堂,浴場等に置かれるで
あろう。携帯入力装置10を用いて介護に関するデータを
入力する者を記録者という。記録者は一般に介護者であ
る。
【0033】ホスト・システム10は,いわゆるパーソナ
ル・コンピュータ(ホスト・コンピュータ)11を主体と
するシステムであり,これにCRT等からなる表示装置
12,プリンタ13,データ・ベース14,メモリ15,キーボ
ード,マウス等により構成される入力装置16および光通
信装置17が接続されている。
【0034】データ・ベース14は磁気ディスクを含む磁
気記憶装置から構成され,主に入所者に関するデータ
(たとえば,氏名,住所,年令,家族構成,入所日,身
体状況,日常生活状況,年金関係,医療保健関係)があ
らかじめ作成されかつ格納されている。メモリ15は半導
体メモリまたは磁気ディスクを含み,携帯入力装置20か
ら伝送された介護に関するデータを記憶する。光通信装
置17は携帯入力装置20の光通信装置36(図3)と光結合
して光通信を行う。この光通信において,入所者氏名,
入所者コード,記録者氏名,記録者コード,居室名,居
室コード等の設定データがホスト・コンピュータ11から
携帯入力装置20に送られ,また携帯入力装置20からはこ
の入力装置20を通して入力された介護に関するデータが
ホスト・コンピュータ11に伝送される。
【0035】図2は携帯入力装置20の外観を,図3はそ
の電気的構成をそれぞれ示している。
【0036】図2において,携帯入力装置20はいわゆる
電子手帳であって,開閉自在なカバー20Aを備えてい
る。このカバー20Aには入力ペン21を収納するための収
所20Bが形成されている。入力ペン21は感圧シート24に
単に圧力を加えるためのものである。携帯入力装置20に
は,カバー20Aは必ずしも必要ではない。また着脱自在
のカバーであってもよい。
【0037】電子手帳本体の上面には液晶表示装置23が
設けられている。この表示装置23の表示面の全面に透明
な感圧シート(感圧位置検出素子)24が設けられてい
る。表示装置23の表示面の側部において,表示面と感圧
シート24との間にファンクション表示シート25が接着さ
れている。これは後述する各種ファンクションを選択的
に入力するときに入力ペン21で圧力を加えるべき(押す
べき)位置を表わす。さらに電子手帳本体には,電源ス
イッチ22,メモリ・カード34の挿入口34A,光通信装置
36の通信窓36A等が設けられている。
【0038】図3において,電子手帳すなわち携帯入力
装置20の内部には処理装置(CPU)30と,これに接続
された入出力制御部31,光通信装置36,および内部メモ
リ35とが内蔵されている。挿入口34Aに挿入されたメモ
リ・カード34もまた処理装置30に接続される。メモリ・
カード34は半導体メモリを内蔵している。
【0039】入出力制御部31は液晶表示装置(LCD)
コントローラ32および感圧シート・コントローラ33を含
む。LCDコントローラ32は処理装置30からの指令およ
び表示データを受取り,液晶表示装置23の表示画面に後
述するような画像を表示する。感圧シート・コントロー
ラ33は,入力ペン21で押されたときに感圧シートから得
られる電圧,電流または導電率等の変化に基づいて,押
された位置(座標)を表わすデータを生成して処理装置
30に与える。
【0040】図5はメモリ・カード34に内蔵された半導
体メモリ34Bのメモリ構成(メモリ・マップ)を示して
いる。
【0041】半導体メモリ34Bのメモリ領域はプログラ
ム領域とファイル領域とに分けられる。プログラム領域
には,処理装置30が実行するプログラムがあらかじめ格
納されている。ファイル領域は,ファイル・テーブル領
域と,ファイル・アロケート領域と手書きメモ領域とか
ら構成される。
【0042】ファイル・テーブル領域の詳細もまた図5
に示されている。ファイル・テーブル領域には,ファイ
ル・アロケート領域に設けられる各種ファイル(図6参
照)のテーブルが設けられる。これらのテーブルは居室
ファイル・テーブル,記録者ファイル・テーブル,入所
者ファイル・テーブル,コントロール・ファイル・テー
ブル,食事ファイル・テーブル,排泄ファイル・テーブ
ル,バイタル・チェック・ファイル・テーブル等で,フ
ァイル・アロケート領域の居室ファイル,記録者ファイ
ル,入所者ファイル,コントロール・ファイル,食事フ
ァイル,排泄ファイル,バイタル・チェック・ファイル
等にそれぞれ対応している。ファイル・テーブル領域の
先頭には登録されているファイル数を格納するエリアが
ある。
【0043】各ファイル・テーブルは,図5にさらに詳
しく示されているように,ファイル名,対応するファイ
ルが設けられた領域の先頭アドレスを示すファイル・ア
ロケート・アドレス,対応するファイルの大きさを示す
ファイル・アロケート・サイズ,および対応するファイ
ル領域のうち既に使用している(データを記憶してい
る)部分の大きさを示す使用ファイル・サイズから構成
されている。図5にファイル・アロケート・アドレスの
一例としてAD1と示されているが,これは図6に示す
ように居室ファイルの先頭アドレスを示す。
【0044】図6はファイル・アロケート領域に設けら
れた各種ファイルの詳細を示すものである。
【0045】居室ファイルは,老人ホームに設けられた
すべての居室について,その居室ID(ID=識別符
号)と,居室名を表示するための文字コード(居室名)
とを記憶するものである。
【0046】記録者ファイルは,携帯入力装置20を用い
て介護に関するデータを入力するすべての介護者につい
て,そのID(記録者ID)および氏名表示用文字コー
ド(記録者氏名)を記憶するものである。
【0047】入所者ファイルは,すべての入所者につい
て,そのID(入所者ID),氏名表示用文字コード
(入所者氏名),およびその入所者が暮している居室の
ID(居室ID)を記憶するものである。
【0048】これらの居室ファイル,記録者ファイルお
よび入所者ファイルに格納される上述したデータは,携
帯入力装置20とホスト・コンピュータ11との間の光通信
において,ホスト・コンピュータ11から入力装置20に伝
送され,あらかじめ記憶される。
【0049】食事ファイル,排泄ファイル,バイタル・
チェック・ファイル等は入力された介護に関するデータ
を格納するためのものである。介護に関するデータは固
定バイト長でこれらのファイルに格納される。この固定
バイト長のデータ群をレコードという。この実施例にお
いては,食事ファイルでは1レコードは8バイトで構成
され,排泄ファイルでは10バイトで,バイタル・チェッ
ク・ファイルでは16バイトで構成される。各レコードは
入力操作ごとに,より具体的に言えば後述する確定ボタ
ンが押されるごとに作成される。後に示すように,各レ
コードには必ずヘッダが含まれる。ヘッダには入所者I
D,記録者IDおよび記録日時分が含まれる。
【0050】食事ファイル,排泄ファイル,バイタル・
チェック・ファイル等(この他に,介護データ用のファ
イルとしては,入浴ファイル,睡眠ファイル,気分行動
ファイル,リハビリ・ファイルがある)において,各レ
コードは固定バイト長であるから,各ファイルの先頭ア
ドレス(これはファイル・テーブルに格納されている)
と,記録済レコード数とが分れば,次に記録(記憶)す
べきレコードの記憶場所は一義的に定まる。そこで,各
ファイルごとに,次に記録すべきレコードの記憶場所を
示すポインタが設けられている。全ファイルについてこ
れらのポインタをまとめて配置したのがコントロール・
ファイルである。食事レコード・ポインタP1は,食事
ファイルにおいて,次にレコードを記録すべき場所(ア
ドレスでもよいし,何番目のレコードかということでも
よい)を表わしている。
【0051】図7から図9は,食事ファイルのレコー
ド,排泄ファイルのレコード,バイタイル・チェック・
ファイルのレコードの詳細を示すものである。また,こ
れらのレコードを作成するために介護に関するデータを
入力するときに表示装置23に表示される画面の例が図10
から図17に示されている。処理装置30が実行するプログ
ラムの手順(アルゴリズム)を示す図4を参照しなが
ら,介護に関するデータを入力するための画面,その画
面を用いたデータ入力,および入力されたデータに基づ
くレコードの作成について説明する。
【0052】介護者(記録者)は被介護者の食事につい
て介護または介助を行ったときには,その被介護者(入
所者)について食事に関するレコードを作成することに
なる。排泄,入浴等についても同じである。もちろん,
介護者が多忙なときには,ずっと後になって各被介護者
についての介護の記録を入力することもあるであろう。
【0053】したがって,介護に関するデータを入力す
るときには,まず介護の種類,記録者,介護対象である
入所者,および介護の日時分を特定する必要がある。こ
れらの特定にあたってファンクションを選択する場所を
示すのがファンクション表示シート25である。図10に示
すように,ファンクション表示シート25は感圧シート24
の感圧領域内に設けられている。ファンクション表示シ
ート25には,記録者,居室,ケア記録,バイタル,リハ
ビリ,気分行動,設定,および通信の文字があらかじめ
異なる場所に記載されている。記録者が入力ペン21を用
いてこれらの文字が記載されているいずれかの場所を押
すと,その場所の位置を示すデータが感圧シート・コン
トローラ33から処理装置30に与えられるので,処理装置
30はどのファンクションが指定されたかを認識すること
ができる。指定されたファンクションに応じた画面が表
示装置23に表示される。この処理が図4のステップ51,
52に表わされている。
【0054】ファンクション「記録者」が押されると,
記録者ファイルから記録者名が読出され,そのリストが
表示装置32の画面に表示される。記録者はそのリストの
中から自分の氏名が表示されているエリア(ウィンド
ウ)を入力ペン21で押すと,記録者の氏名が入力された
ことになる。入力された記録者名は表示画面に表示され
る。
【0055】処理装置30はそのプログラムにしたがって
表示画面を作成して表示する。このとき,表示画面のレ
イアウトが内部メモリ35内のワーク・エリア内に作成さ
れる。したがって,処理装置30は感圧シート・コントロ
ーラ33から位置データが与えられたときに,その位置デ
ータをワーク・エリア内の表示画面レイアウトと照合す
ることにより,表示画面上のどのウィンドウ(文字また
はその場所)が押されたかを認識できる。また,内部メ
モリ35内にはレコード・バッファ・エリアが設けられて
おり,入力されたデータが一時的にこのバッファ・エリ
アに格納される。バッファ・エリアのフォーマットは図
7〜図9に示すようなレコード・フォーマットと同じで
ある。したがって,入力された記録者名に対応する記録
者コードがバッファ・エリアに記憶される。後述するよ
うに,「確定」ボタンが押されたときに,バッファ・エ
リア(レコード・バッファ)に作成されたレコードは,
1レコードとして対応するファイル内に転送されて格納
される。
【0056】ファンクション「居室」が押されると,居
室ファイルに基づいて居室リストが表示される。居室リ
ストのうちの1つが指定されると,入所者ファイルが検
索され,選択された居室コードをもつ入所者(選択され
た居室に属する入所者)がすべて読出されて,そのリス
トが図10(他の図11〜図17でも同じ)に示すように表示
される。
【0057】介護は居室ごとに行なわれる場合が多い。
上記のように,居室が指定されると,その居室に属する
すべての入所者が表示されるので,入所者の選択が非常
に容易になる。また,複数人の入所者が表示されるの
で,そのうちの2名以上について同じデータを入力する
場合には,それらの入所者を指定しかつ入力すべきデー
タを1回入力するだけで,複数人についてのデータ入力
を一挙に行なえることとなる。この場合には,バッファ
・エリアには入所者ごとにレコードが作成される。
【0058】入所者のリストが表示されたのち,一の入
所者名が表示されているウィンドウ内を入力ペンで押す
と,その入所者の表示が反転表示され(図10では入所者
N1についてハッチングで反転表示の旨が表わされてい
る),さらにその入所者のIDがバッファ・エリアに格
納される。この処理は図4のステップ51,53,55,56で
表わされている。図13に示すように複数人の入所者が選
択された場合には,各人ごとにバッファ・エリアにレコ
ードが作成されるのは上述した通りである。
【0059】ファンクション「ケア記録」が押された場
合には,食事,排泄,入浴および睡眠のうちのいずれか
を選択せよ,というメニュー画面が表示される(ステッ
プ51,52)。
【0060】食事が選択されると,図10に示すような,
食事に関するデータ入力のための画面が,排泄が選択さ
れると,図13に示されるような排泄に関するデータを入
力するための画面が,入浴または睡眠が選択されると,
入浴または睡眠に関する介護データを入力するための画
面がそれぞれ表示される(この処理を便宜的にステップ
52に含ませてある)。
【0061】ファンクション「バイタル」が選択された
場合には図15に示されるようなバイタル・チェックに関
する入力画面が表示される(ステップ51,52)。
【0062】ファンクション「リハビリ」および「気分
行動」が選択された場合にも,同じようにこれらの介
護,介助または記録に関する入力画面が表示されること
になる(ステップ51,52)。ここで気分行動とは入所者
の気分の様子,行動の様子を入力することである。
【0063】ファンクション「設定」が押されると,
日,時および分を入力するための画面が表示される(ス
テップ51,52)。この画面では0〜9の数字が表示さ
れ,これらの数字の組合せ選択により日,時,分の入力
が可能となる。入力された日,時,分は図10(他の図11
〜17も同じ)のように画面に表示され,かつバッファ・
エリアのレコード(ヘッダ)に格納される。これがステ
ップ53,54の処理である。
【0064】上述したように,介護を行った後にすぐに
その記録を入力するとは限らず,ずっと後になって入力
する場合がある。日時分は介護を行った時点を意味する
ので,介護後しばらくたってから介護データを入力する
ときには日時分の設定が必要である。処理装置30は時計
機能または内部時計を持っているので,日時分の設定が
行なわれないときには,内部時計が示す日時分が表示さ
れかつレコードに記録される。
【0065】ファンクション「通信」が押されると,処
理装置30は光通信装置36を通してホスト・コンピュータ
11との間の交信を確立して,ファイルに記憶された過去
12時間分の未送信のレコードを1レコードずつ順次ホス
ト・コンピュータ11に伝送する。
【0066】図10に示す画面は,記録者の入力,居室の
入力,入所者の指定,食事の指定,日時分の設定,およ
び後述する主食量の入力が終了した状態を表わしてい
る。
【0067】図10の表示画面および図7の食事ファイル
・レコード・フォーマットを参照して食事に関する処理
について説明する。
【0068】主食量および副食量は入所者が食べた量を
1〜10の10段階で入力するものであり,1〜10のいずれ
かの数字が表示されているウィンドウ(方形領域)を入
力ペン21で押すことにより入力される。入力されると,
その項目の先頭の四角形の領域内にチェック・マークが
表示される。食事ファイル・レコード(バッファ)にお
いては入力された数字が4ビットのコードで記憶され
る。この処理は図4のステップ51,53,55,56の処理で
ある。
【0069】図7〜図9において,カッコ内の数字はビ
ット数を表わす。またすべてのレコードにはヘッダ(上
述のように入所者ID,記録者ID,記録日時分からな
る)が付加される。
【0070】汁ものおよび茶などは入所者が飲んだ量
(単位はcc)入力する項目であり,30,50,80,100 ,
150 ,180 ,200 のうちのいずれかの数字が表示されて
いるウィンドウが押されることにより,量が入力され
る。これらの量はレコードにおいては1〜7の数字で表
現される。あらかじめテーブルが作成されており,この
テーブルには,量30ccは数字1,50ccは数字2,80ccは
数字3,というように水分量と数字が対応づけられてい
る。このテーブルを参照して,入力された水分量が数字
に変換され,レコード・バッファに記憶される(ステッ
プ55,56)。これによって,レコード長を短くすること
ができる。
【0071】すべての項目について入力する必要は必ず
しもない。レコード・バッファはあらかじめゼロ・クリ
アされているから,入力されない項目に関しては,その
項目のデータが格納されるべき場所のデータは0のまま
維持される。
【0072】この後,記録者が「確定」の文字が表わさ
れているウィンドウ(確定ボタン)を押せば,レコード
・バッファに作成されたレコードは,その介護の種類
(食事,排泄など)に対応するレコード・ポインタによ
って指示されるファイルの記憶場所に転送されて格納さ
れるとともに,そのレコード・ポインタがインクレメン
トされる。この後,レコード・バッファはクリアされ
る。ただし,ヘッダ中の記録者IDおよび記録日時分に
ついてのデータはクリアされないで残る。これらのデー
タは別のデータが入力されたときに置換されるだけであ
る。これによって,記録者の入力や時間設定操作を繰返
して行う必要がなくなる。表示画面においては入所者の
反転表示が元に戻る。食事メニュー(図10)の他の表示
もそのまま維持される。これが,ステップ51,53,55,
57の処理である。入所者の氏名が指定されていないとき
には確定ボタンが押されてもレコード・バッファのデー
タがファイルに転送されることはない。
【0073】図10の表示の状態において,記録者が「メ
モ」の文字が表わされているウィンドウ(メモ・ボタ
ン)を入力ペン21で押せば,表示画面が図11に示すよう
に変わる(ステップ51,53,58の処理)。これは,食事
に関して特に気がついた事項を入力するためのものであ
る。ここに列挙された事項(「いつまでも噛んでいる」
など)は,典型的な入所者の状態を表わしている。該当
するものがあれば,記録者は該当する項目のウィンドウ
(文字が表わされている細長い長方形のエリア)内を押
せば,チェック表示が現われるとともに,押された項目
に対応するレコード・バッファ内の記憶場所において1
ビット分が1になる(ステップ55,56)。これらの項目
は複数選択可能である。
【0074】図11に表示されているのは8項目であり,
文字で表現するとかなり長いデータ長が必要となる。レ
コードにおいては,各項目を表わすビット位置があらか
じめ定まっており,押された項目がわずかに1ビットで
表現できる。これによって,レコード長を大幅に節約す
ることができる。
【0075】「戻る」の文字が表わされているウィンド
ウ(戻るボタン)を押すと,図10の画面に戻る。
【0076】図11の画面において「手書き」の項目を押
すと,手書き用の画面(白紙の広い領域を含む画面)が
現われる。記録者は,入所者のふるまいが図11に表示さ
れたような既定の項目にあてはまらず,かつ特別に記録
として残しておく必要を感じたときには,その様子を入
力ペン21を用いてあたかも筆記具で書くように感圧シー
ト24上で文字で表現することができる。処理装置30は手
書き文字認識機能をもっており,手書き入力された文字
を認識してそれを文字コードに変換する。変換された文
字コードはバッファに一時記憶されたのち,手書きファ
イルに格納される。レコード・バッファの最後の8ビッ
トの場所には,文字コードが格納された手書きファイル
のアドレスまたはポインタが記憶される。戻るボタンを
押せば図10に表示に戻る。
【0077】このようなメモ項目や手書き入力ののちに
確定ボタンを押してもよい。確定ボタンが押されればい
つでも,レコード・バッファの内容がファイルに転送さ
れる。取消ボタンにより既に入力したデータをキャンセ
ルできる。
【0078】図10の表示において,「過去」の文字が表
示されているウィンドウ(過去ボタン)が押されると,
食事ファイルが検索され,指定された入所者の食事に関
するすべてのレコードが読出され,そのレコードに基づ
いて図12に示すような画面が表示される。
【0079】図示は省略したが,どこで,どのような食
事をとったかについてのレコードがあり,それに基づい
て,図12の「食事」で「ごはん」を食べ,副食は「きざ
み」であり(きざんであり),食事をとるのに全面的な
介助(全介助または「全介」)が必要であった旨が表示
される。
【0080】また,食事の量について,朝は主食,副食
とも8割程度,昼は主食,副食それぞれ10割,9割程
度,夕は主食,副食とも10割程度食べたこと,水分量に
ついては,朝250cc ,昼230cc ,夕230cc ,午前のおや
つ時(AM)は180cc ,午後のおやつ時(PM)は200c
c であったことが表示される。朝,昼,夕,AM,PM
はレコード中の日時分データに基づいて判断される。
【0081】さらに,メモとして「いつまでも噛んでい
る」「汁,茶でむせる」という様子があったことが表示
される。戻るボタンが押されれば図10の表示に戻る。
【0082】このようにして,記録者は,入所者の食事
についてデータ入力をしながら前日のデータを見て参考
にすることができる。
【0083】図13は排泄のメニューが選択されたときに
表示される画面の例である。既に3名の入所者N3,N
4,N5が指定されている。図8は排泄ファイルのレコ
ード・フォーマットを示す。
【0084】入所者の排泄行為は,おむつ,ポータブル
・トイレ,尿便器または便所のどれを用いたかまたはど
こで行ったかが,それらの文字が表わされているウィン
ドウを押すことにより入力される。
【0085】おむつの場合には,尿であったか,便であ
ったか,その量は多かったか,少なかったかが,これら
の文字が表わされているウィンドウを指定することによ
り入力される。
【0086】ポータブル・トイレ,尿便器または便所の
場合には,尿であったか,便であったかのみが入力され
る。
【0087】これらの入力された項目は,図8から分る
ように,その項目に応じて定められたビット位置の1ビ
ットを1とすることによりレコード・バッファにおいて
記憶される。
【0088】これらの排泄行為については全面介助か,
半介助か,誘導すれば足りたか,自分で行ったか(自
立)かを入力することが必要である。半介助,誘導,自
立のいずれのウィンドウも押されなければ,全面介助
(全介助)と判断される。レコード・バッファにおいて
はこれらの項目は2ビットのコードで表現される。たと
えば全介助が00,半介助が01,誘導が10,自立が
11である。以上はステップ55,56の繰返しにより処理
される。
【0089】尿量の測定が可能なときは尿量が入力され
る。尿量のウィンドウが押されると,0〜9までの数字
を表わすウィンドウ表示が行なわれる(ステップ53,5
8)。記録者はこれらの数字を押すことにより尿量を数
字(単位はcc)で入力することができる。入力された尿
量は10ビットで表現されレコード・バッファに記憶され
る(ステップ55,56)。戻るボタンを押せば0〜9の数
字は消える。
【0090】メモとして,おむつ外し,放尿,便失禁,
尿失禁も入力可能であり,これらの項目はレコードでは
ビット位置で記憶される。
【0091】特別な場合には,ナース連絡のウィンドウ
が押される。すると図13の右側に示すように,尿のにご
り,ただれ等の項目がウィンドウ表示される(ステップ
53,58)。一または複数の項目の選択が可能であり,入
力された項目はレコード上ではビット位置で記憶され
る。手書き入力もまた可能である。図8において,パッ
ディングは余りのビットである。
【0092】たとえば,入所者N3,N4,N5の3人
がともに,自立で便所で排尿したということであれば,
これら3人を指定し,便所,尿,自立と押せば,3人分
の入力が完了することになり,入力操作がきわめて簡単
である。
【0093】排泄の入力においても確定ボタンにより,
レコード・バッファの内容が排泄ファイルに転送されて
記憶されるのは同じである(ステップ55,57)。
【0094】図14は過去ボタンが押されたときの排泄に
関する表示例を示している。横軸は時間であり,白丸は
尿,黒丸は便である。また×印はおむつ外し,カーブし
た矢印は放尿,真直ぐの矢印は失禁を表わす。
【0095】図15はバイタル・チェックのメニューが選
択されたとき(ステップ51,52)に表示される画面を示
している。
【0096】記録者名,記録日時分および入所者の選択
入力ののち,表示された三検(四検),処理受診,指示
連絡および検査のうちのいずれかが指定入力される。す
ると,指定された項目に関する画面が表示される(ステ
ップ53,58)。
【0097】図16は三検(四検)が指定されたときに表
示される画面の例を示している。ここでは,入所者につ
いて測定された体温,血圧,脈拍および呼吸数が入力さ
れる。
【0098】体温の文字が表わされたウィンドウが入力
ペン21を用いて押されると,体温を入力するための数字
を表わすウィンドウが重ねて表示される(ステップ53,
58)。このウィンドウには,体温のとりうる整数(ここ
では35,36,37,38,39,40および41)と,体温の小数
部を入力するための0〜9の数字が表示される。整数37
と数字6とを入力ペン21で押せば,体温37.6℃が入力さ
れる(ステップ55,56)。体温が変化する範囲は35℃〜
41℃程度に限られるので,それ以外の数字を表示する必
要はない。体温の整数部と小数部の数字を各一回ずつ押
すことにより体温を入力することができるので,テンキ
ーを用いて入力する場合に比べて操作が容易で分りやす
く,迅速に入力できる。戻るボタンを押せば数字のウィ
ンドウは消える。入力された体温は表示画面に表示され
る。
【0099】血圧,脈拍または呼吸数を入力するために
これらが指定されると,0〜9の数字(テンキー)をも
つウィンドウが表示される(ステップ53,58)。したが
って記録者は最高血圧,最低血圧,脈拍数および呼吸数
をこれらの数字を押すことにより入力することができ,
入力された値が表示される(ステップ55,56)。戻るボ
タンを押せば,テンキー・ウィンドウの表示が消える。
さらに戻るボタンを押せば図15の表示に戻る。
【0100】これらの入力されたデータはレコード・バ
ッファに記憶されるのはいうまでもない。バイタル・チ
ェック・レコードのフォーマットの一例が図9に示され
ている。
【0101】ヘッダはすべてのレコード・フォーマット
について共通である。三検(四検)において入力された
データは原則として数字で表わされる。体温に関して
は,[(入力された体温)×10)]−300 により算出さ
れた値が記憶される。これは,小数点表記を排除し,か
つ数値をできるだけ小さくして8ビットで表現できるよ
うにするためである。
【0102】図15において処置,受診が指定されたとき
に現われる画面の一例が図17に示されている。介護者
(記録者)が入所者に対して行った処置(浣腸,皮膚疾
患の治療等)の一覧が表示されるので,記録者はこれら
の中から一つまたは二つ以上の項目を選択して入力でき
る。
【0103】これらの項目が選択されたかどうかは,レ
コードにおいては,その表示配列の順序にしたがって定
められたビット位置において,一項目当り1ビットで記
憶される。これによってレコード長を短くすることがで
きる。
【0104】受診の項目が選択されると,受診科の一覧
を表わすウィンドウが重ねて表示される。受診科を選択
的に入力できる。受診科の選択の有無もまたレコードに
おいては1ビットで表現される。
【0105】確定ボタンが押されれば,レコード・バッ
ファに作成されたレコードがバイタル・チェック・ファ
イル内のバイタル・チェック・ポインタで指示される記
憶場所に転送されて格納される(ステップ55,57)。
【0106】他のメニュー,たとえば入浴,睡眠,気分
行動,リハビリについても上記とほぼ同じような操作
で,介護した事実,そのときの入所者の様子等が入力さ
れ,入所者ごとおよび入力の毎に一レコードとして記憶
される。
【0107】老人ホームにおける介護者の勤務が二交替
制である場合には,昼間に働く日勤者と夜間に働く夜勤
者とがいる。日勤者と夜勤者とが交替するときに引継ぎ
が行なわれる。この引継ぎにおいては,それまでの半日
間の経過の報告,特に注意すべき入所者についての情報
の受渡し等が行なわれよう。交替時刻をたとえば朝8時
半と夕方5時半とすると,この交替時刻の直前に,すべ
ての携帯入力装置20に蓄えられたデータがホスト・シス
テム10に伝送される。ホスト・システムはこれらのデー
タに基づいて引継ぎのための資料を作成する。
【0108】携帯入力装置20からホスト・コンピュータ
11へのデータ伝送は一レコード分ずつ行なわれる。電文
は基本的には,電文種別,データ・サイズ,一レコード
・データおよび終端文字から構成される。必要に応じて
パリティ・チェック,その他のコードが付加されよう。
電文種別は送られるデータの種類を表わし,たとえば食
事,排泄,入浴等の種別である。
【0109】電文に含まれるデータとしては,ファイル
から読出された一レコード・データを全く加工すること
なくそのまま用いてもよい。この場合にはデータ・サイ
ズは小さく,伝送時間は短くてすむであろう。
【0110】ホスト・コンピュータ11における処理を容
易にするために,レコード・データに何らかの加工を施
したのちに送るようにしてもよい。
【0111】たとえば,データ項目ごとにデータのビッ
ト数を単位バイト(たとえば1バイト)に整えるように
することができる。図7に示す食事ファイル・レコード
を例にとると,主食量についてのデータは4ビットであ
るから,その上位に4ビットのオール0(0000)を
付加することにより8ビット=1バイトになる。このよ
うにすることにより,ホスト・コンピュータ11における
処理が容易となる。
【0112】また,ビット位置で表現される指定項目デ
ータを,そのビット位置を表わす数字で表現するように
してもよい。たとえば,図7に示す食事ファイル・レコ
ードにおいて,メモに関するデータは8ビットで構成さ
れ,各ビット位置が8項目のそれぞれに対応している。
「汁,茶でむせる」という項目について入力されたとき
には第2ビット目が1になっているので,この1ビット
データを2という数字(00000010)で表現す
る。極端な場合,メモの8項目のすべてのビットが1で
あったとすると,この8ビットデータは8×8=64ビッ
ト(8バイト)データに変換されることになる。
【0113】上述した過去ボタンの押下に応答して,特
定の入所者について前日のデータが表示される。したが
って,携帯入力装置20においても少なくとも一日分のデ
ータを保存しておく必要がある。勤務者の入替(12時
間)ごとに携帯入力装置20からホスト・システム10にデ
ータが送られるので,入力装置20が伝送するデータは直
前の12時間分のデータでよい。携帯入力装置20のファイ
ルにおいては,ホスト・システム10に伝送したデータは
消去することなく保存しておく。新たに入力されたデー
タはファイル内に空があればその空のエリアに書込まれ
る。空が無い場合には最も古いデータに上書きされるこ
とにより,最も古いデータが最も新しいデータによって
置換えられる。このようにして容量の少ないファイル領
域を最も効果的に使用することによって,できるだけ多
くの過去のデータを入力装置20に常に保存しておくこと
ができる。
【0114】図18はホスト・システム10のメモリ15に設
けられたデータ・ファイルの一例を示している。ホスト
・コンピュータ11は携帯入力装置20から伝送された各レ
コード・データを,レコード単位でデータ・ファイル内
に格納する。このとき,レコード・データに若干の加工
を行い,表示またはプリントに適したデータに変換す
る。ヘッダについては加工は必要ない。食事ファイル・
レコードについて言えば,主食量,副食量の程度をそれ
ぞれ表わす4ビットデータは8ビットデータに変換され
る(上位に4ビットの0を加える)。汁もの,茶などの
水分量は1〜7の数字で表現されているので,テーブル
を参照して,これらの数字は実際に入力された量(30c
c,50cc,80cc等)を表わすデータに変換される。メモ
の各項目は1ビットで表現されていたが,これらもまた
変換テーブルを用いて,メモの各項目を文字で表現する
ための文字コード列に変換される。他のレコード・デー
タも同じように,表示装置23の表示画面に表示を生成し
たのと同じようなコードまたはデータに変換された状態
でメモリ15のデータ・ファイルに格納される。メモリ15
のデータ・ファイルは携帯入力装置20から伝送されたす
べてのデータを保存する。手書き文字のコード(手書き
ファイルのデータ)はレコード・データとは別の電文に
よって携帯入力装置20からホスト・コンピュータ11に伝
送されるから,この手書き文字コードもまた該当するレ
コードの中に加えた形でメモリ15のデータ・ファイルに
保存される。
【0115】図19および図20は,携帯入力装置20からホ
スト・システム10に伝送され,ホスト・システム10のメ
モリ15に格納されたデータ・ファイルに基づいてホスト
・コンピュータ11が作成しかつ出力(表示装置12に表
示,またはプリンタ13により印字)した,日勤者と夜勤
者との間の引継ぎに用いるのに適した表を示している。
【0116】図19は申し送り記録表であり,過去12時間
における入所者の行動,様子,介護状況等を入所者ごと
に表わすものである。この表は,メモリ15のデータ・フ
ァイルを入所者をキーとして検索し,その入所者に関す
る過去12時間のすべてのデータを取出し,それを編集す
ることにより作成される。
【0117】図20は特に異常のあった入所者,たとえば
バイタル・チェックを行なった入所者,ナース連絡の項
目に入力データをもつ入所者等について,バイタル・チ
ェック・データやメモをまとめた連絡表である。
【0118】各入所者について,その介護ごとに,介護
の事実,入所者の行動,体調を含む状況が携帯入力装置
20を通して現場で入力される。これらの入力データがホ
スト・システムに集積され,図19,図20に示すように,
入所者ごとに編集されて出力される。したがって,これ
らの表を見ることにより,入所者の過去12時間の状況が
分ることとなり,日勤者と夜勤者の引継ぎがきわめてス
ムーズに行なわれる。
【0119】図21は一人の入所者についてバイタル・チ
ェック・データのうち,体温と血圧との変化を過去16日
間にわたってグラフで示したものである。ホスト・コン
ピュータ11がメモリ15のデータ・ファイル中から該当す
るデータを引出し,編集して表示または印字したもので
ある。メモリ15のデータ・ファイルには過去のデータが
蓄積されているので,各入所者ごとに指定の事項につい
て経時的な変化を出力することもできる。
【0120】図22から図42は第2実施例を示している。
【0121】図22および図23は睡眠に関する介護を行な
ったときの処理手順を示している。
【0122】図24から図26は食事に関する介護を行なっ
たときの処理手順を示している。
【0123】図27から図34は入所者ファイルのレコー
ド,睡眠ファイルのレコード,睡眠ファイルのサブ・レ
コード,食事ファイルのレコード,食事ファイルのサブ
・レコード,ADLファイルのレコード,排泄ファイル
のレコードおよびバイタル・ファイルのレコードの詳細
を示している。
【0124】また,これらのレコードを作成するために
介護に関するデータを入力するときに表示装置23に表示
される画面の例が図35から図42に示されている。この画
面において,ファンクション・キーはその図示が省略さ
れている。
【0125】第2実施例においては,第1実施例と異な
り,図6に示されているファイル・アロケート領域中に
コントロール・ファイルは含まれていない。第2実施例
においては各レコードにポインターが含まれ,このポイ
ンターによって第1実施例におけるコントロール・ファ
イルの役割が行なわれる。またファイル・アロケート領
域中に記録者ファイルも含まれていない。このため記録
者のデータは記録されない。
【0126】図22を参照して,携帯型介護記録機器20に
おいて入力ペン21を用いてペン・ダウンされたかどうか
が判断される(ステップ61)。ペン・ダウンされた場所
がファンクション表示シート25のファンクション・エリ
ア内であればそれがメイン・ファンクション(ファンク
ション・エリア内の上部がメイン・ファンクションであ
り,下部がサブ・ファンクションである)の押下かどう
かが判断される(ステップ62)。
【0127】メイン・ファンクションの押下であれば
(ステップ62でYES ),現在,液晶表示装置23に表示さ
れているウインドウが一旦消去され(ステップ63),押
下されたメイン・ファンクションに対応するウインド
ウ,たとえば食事,睡眠,排泄,バイタル・チェック等
に対応したウインドウが表示される(ステップ64)。
【0128】メイン・ファンクションの押下でなく,サ
ブ・ファンクションの押下であれば(ステップ62でN
O),表示されているウインドウ中に,押下されたサブ
・ファンクションに対応したサブ・ウインドウ,たとえ
ば50音表が並んだ索引などが表示される(ステップ6
5)。
【0129】ペン・ダウンが,ウインドウ内であれば
(ステップ61),その押下された場所はウインドウかウ
インドウ内に表示されたサブ・ウインドウかが判断され
る(ステップ66)。
【0130】サブ・ウインドウが押下されると,押下さ
れたサブ・ウインドウに応じた所定の処理,たとえばサ
ブ・ウインドウとしてウインドウ中に50音表の索引が表
示されているとその索引の押下により,索引に対応する
氏名がウインドウに表示される。
【0131】以下,ファンクション・エリア内において
メイン・ファンクションに含まれる「睡眠」が選択され
た場合の処理手順について説明する。
【0132】「睡眠」が選択されると,ウインドウとし
て図35(A) に示される画面が表示される。入力ペン21に
よりペン・ダウンが行なわれない限り,この画面が表示
されつづける。
【0133】睡眠が選択された画面(図35(A) )におい
て,氏名欄には被介護者の氏名,睡眠の欄には睡眠の状
態,夜間の様子の欄には被介護者の夜間の様子がそれぞ
れ表示される。これら表示される氏名,睡眠および夜間
の様子の領域をペン・ダウンすることにより睡眠に関す
る記録が行なわれるので,これらの表示領域を氏名ボタ
ン,睡眠ボタンおよび夜間ボタンとする。
【0134】また画面には前頁,後頁,本日,前日,前
々日のそれぞれのボタンがある。これらのボタンのう
ち,日にちを指定する本日,前日,および前々日をとく
にカーデックス・ボタンということにする。
【0135】睡眠ファイルのレコードが図28に示されて
いる。
【0136】睡眠ファイルは最新データ・ポインターの
エリアのほか,3日分の睡眠データ・エリアが設けられ
ている。3日分の睡眠データ・エリアにおいて睡眠サブ
・レコードが記憶されている。
【0137】3日分の睡眠サブ・レコードは最も古いデ
ータに新しいデータが上書きされる。したがって,睡眠
サブ・レコードにおいて,本日,前日,前々日の記憶場
所は,それぞれ循環することになる。
【0138】最新データ・ポインターは,本日の睡眠が
睡眠サブ・レコードのどこに記憶されているかを表わす
ものである。これにより,睡眠画面が表示されたときに
は,表示されている氏名に対応する睡眠ファイルのレコ
ードから本日の睡眠の状態が表示される。
【0139】睡眠サブ・レコードが図29に示されてい
る。
【0140】睡眠サブ・レコードには,記録の日付,睡
眠の状態のほか,夜間の様子を表わすデータが含まれて
いる。
【0141】図23において,入力ペン21によりペン・ダ
ウンされると,ペン・ダウンによりどのボタンが押され
たかどうかが判断される(ステップ67)。
【0142】氏名ボタンが押されると,押された氏名ボ
タンの氏名,睡眠および夜間の様子を表わす領域が白黒
反転される(ステップ68)。図35(A) においては氏名
「寺○三○」の氏名ボタンが押された例を示しており,
白黒反転がハッチングにより表わされている。ペン・ダ
ウンが行なわれない限り,この画面の状態が維持され
る。
【0143】睡眠表示の欄は,睡眠ボタンが押されるご
とに睡眠状態が循環して表示される。睡眠表示は図35
(A) の睡眠の画面となると,氏名表示に対応してすべて
「良眠」の表示となる。「良眠」であれば睡眠ボタンを
ペン・ダウンする必要はない。被介護者は一般的に「良
眠」の状態が多いため,ペン・ダウンの必要性も低くな
る。睡眠ボタンがペン・ダウンされると,「良眠」表示
から「浅眠」表示となり,さらにペン・ダウンされるこ
とにより「不眠」となり「良眠」に戻る(図35(B) 参
照)。
【0144】睡眠ボタンが押されると,押された睡眠ボ
タンをもつ氏名をもつ入所者ファイルのレコードが参照
される(図27参照)。たとえば氏名「寺○四○」の睡眠
ボタンが押されると,氏名「寺○四○」の入所者ファイ
ルのレコードに含まれるインデックス(レコード・ポイ
ンター)が参照される。このインデックス,たとえば氏
名「寺○四○」に対応するポインターを「P4」とする
と,ポインターP4をもつ睡眠ファイルのレコード(図
28参照)が検索され,そのデータが読出される(ステッ
プ69)。また睡眠表示の変更が行なわれる(ステップ7
0)。たとえば睡眠表示が「良眠」であった場合に,睡
眠ボタンが押下されると「浅眠」表示になる。また,睡
眠ボタンが押された氏名に対応する睡眠ファイルのレコ
ードが,変更される(ステップ71)。
【0145】図35(A) に示す睡眠の画面においては確定
ボタンが設けられていず,確定ボタンを押下することな
く対応する睡眠ファイルのレコードの書換えが行なわれ
る。これはレコード・バッファに一旦記憶したのちに書
換えてもよいしレコード・バッファに記録せずに直接睡
眠バッファに書込んでもいい。
【0146】夜間ボタンが押されると,図35(A) に示さ
れているメニュー・ウインドウ上にサブ・ウインドウが
表示される(ステップ72)。このサブ・ウインドウの一
例が図35(C) に示されている。
【0147】サブ・ウインドウが表示され,該当する夜
間の様子の位置が押下されたあとにサブ・ウインドウの
「戻る」ボタンが押下されると,押下された夜間の様子
が,夜間ボタンが押された領域に表示される(ステップ
73,たとえば大声を出す)。また対応する睡眠ファイル
が検索され,その睡眠ファイルのサブ・レコードにおい
て,押下された夜間の様子のデータが記憶される(ステ
ップ74,図29参照)。図29に示すように押下された夜間
の様子がビット1で示されており,入力された項目がビ
ット位置で表示されている。図29はすべての夜間の様子
が押下された場合を示している。
【0148】カーデックス・ボタンが押されない状態で
は本日の睡眠の状態が表示されている。睡眠ファイルの
レコードとしては図28に示すように,3日分の睡眠デー
タ・エリアが設けられており,睡眠サブ・レコードが存
在する。この睡眠サブ・レコードの中に,図29に示すよ
うに睡眠状態(図29では状態とされている)が含まれて
いる。
【0149】カーデックス・ボタンが押されると,押さ
れたカーデックス・ボタンに対応した表示に変更される
(ステップ75)。たとえばカーデックス・ボタンとして
前日が押されると,ウインドウに表示されている氏名の
レコード・ポインターが入所者ファイルからすべて読出
され,読出されたレコード・ポインターをもつ睡眠ファ
イルのレコードが検索され,そのレコードに記憶されて
いる前日の睡眠状態が読出され,ウインドウに表示され
ることになる。前々日ボタンが押された場合も同様であ
る。
【0150】前頁または後頁ボタンが押されると入所者
ファイルのうち現在表示されている氏名のレコード部分
の前または後に記録されているレコードが読出され,ウ
インドウに表示される(ステップ76)。
【0151】次にファンクション・エリア内においてメ
イン・ファンクションに含まれる「食事」が選択された
場合の処理手順について説明する。
【0152】「食事」が選択されると,ウインドウとし
て図36(A) に示されている画面が表示される。入力ペン
21によりペン・ダウンされない限り,この画面が表示さ
れつづける。
【0153】食事が選択されたときの画面において,氏
名欄には被介護者の氏名,主食欄には主食の摂取量,副
食欄には副食の摂取量,水分欄には水分の摂取量,流動
食欄には流動食の摂取量がそれぞれ表示される。これら
表示される氏名,主食等の摂取量の表示領域を氏名ボタ
ン,主食ボタン等ということにする。この氏名ボタン等
のうち,氏名ボタンを除いた主食ボタン,副食ボタン,
水分ボタンおよび流動食ボタンをチェックボタンという
ことにする。
【0154】また画面には前頁,後頁,ADL,メモ,
今朝,今昼,今夕,左を向いた三角形の前送りボタン,
右を向いた三角形の後送りボタン,および随時ボタンが
ある。
【0155】さらに画面には必要に応じて図36(B) ,
(C) および(D) に示すように食事摂取量,食事ADLお
よび寮母メモを記録するためのサブ・ウインドウの表示
が行なわれる。
【0156】食事ファイルのレコードが図30に示されて
いる。
【0157】食事ファイルには日付ポインター,最新随
時データ・ポインター,朝,昼および夕の定時に摂取す
る1日分の食事の食事サブ・レコード,おやつなどの間
食を随時摂取する食事サブ・レコードが含まれている。
1日分の食事の食事サブ・レコードは3日分のデータが
記憶されている。また随時摂取する食事サブ・レコード
は数日分のデータが記憶されている。
【0158】1日分の食事の食事サブ・レコードは,最
も古いデータに新しいデータが上書きされる。したがっ
て1日分の食事の食事サブ・レコードで,本日,前日,
前々日の記憶場所はそれぞれ循環することになる。ま
た,随時摂取する食事のサブ・レコードも,最も古いデ
ータに新しいデータが上書きされる。
【0159】日付ポインターは1日分の食事のうち本日
の食事がどこに記憶されているかを示すデータを記憶す
るものであり,最新随時データ・ポインターは,次に記
憶すべき,随時摂取する食事サブ・レコードの場所を示
すデータを記憶するものである。
【0160】食事サブ・レコード(食事ファイル・サブ
・レコード)が図31に示されている。このレコードに,
主食の摂取量,寮母のメモ等が記憶されている。
【0161】さらに図32はADLファイルのレコードを
表わしている。このレコードには食事場所,主食の場所
等が記憶されている。このADLファイルに記憶されて
いるデータは変更されることが少ないデータである。
【0162】図24を参照して,「食事」ボタンが押され
図36(A) に示す画面となり入力ペン21によりボタンが押
されると,どのボタンが押されたかどうかが判断される
(ステップ81)。
【0163】ADLボタンが押されると図36(C) に示さ
れるサブ・ウインドウがメニュー画面上に表示され,メ
モ・ボタンが押されると図36(D) に示されるサブ・ウイ
ンドウがメニュー画面上に表示される(ステップ82)。
氏名ボタンを押して氏名を指定し,表示されたサブ・ウ
インドウ中のボタンが押されると,押されたボタンを表
わすデータが対応する氏名の食事ファイルに記憶され
る。
【0164】この後,ボタンが押されない限り図36(A)
の所定の画面が表示されつづける。
【0165】前頁ボタンまたは後頁ボタンが押される
と,現在表示されている氏名の前または後の氏名のデー
タが入所者ファイルから読出され,メニュー画面上に表
示される(ステップ83)。
【0166】氏名ボタンが押されると,押された氏名の
領域,その氏名に対応する主食,副食,水分および流動
食の領域がそれぞれ白黒反転されて表示される。
【0167】カーデックス・ボタン(前送りボタン,今
朝ボタン,今昼ボタン,今夕ボタン,後送りボタン,随
時ボタン)が押されると随時又は確定ボタンが押された
かどうかが判断される(ステップ85)。食事のウインド
ウにおいては,定時に摂取する食事のデータ記録では押
されたデータがそのままファイルに記録されるが,随時
摂取する食事のデータ記録では記録者が確定ボタンを押
すことにより記録される。このため,食事のメニュー・
ウインドウでは随時ボタンが押されると,この随時ボタ
ンは確定ボタンとなり,確定ボタンを押すことによりデ
ータの記録が行なわれる(随時処理)。
【0168】カーデックス・ボタンのうち,随時ボタン
ではないボタンが押されると(ステップ85でNO),押さ
れたボタンに応じて,ファイルからデータが読出されて
表示が変更される(ステップ86)。たとえば今朝ボタン
であれば,今朝の主食の摂取量が,食事ファイルから読
出される。前送りボタンが押されると今朝ボタン,今昼
ボタン,今夕ボタンの表示が前日の朝・昼・夕のボタン
となる。
【0169】随時ボタンは押されることにより確定ボタ
ンに変わり,確定ボタンは押されることにより随時ボタ
ンに戻るボタンである。随時ボタンが押されることによ
り随時フラグがオンとされ,確定ボタンがオンとされる
ことにより随時フラグはオフとされる(ステップ87)。
【0170】主食,副食等のチェック・ボタンが押され
ると,それが主食,副食または水分ボタンのいずれかで
あれば,ウインドウ中に図36(B) に示す食事摂取量のサ
ブ・ウインドウが表示され入力ペンによる押下に応じて
食事ファイルのデータの記録が行なわれる。
【0171】流動食の摂取量は200 ,300 ,100 および
50の4種類で表わされる(単位はc.c.)。これらのデー
タも循環して表示され,図36(A) に示す食事の画面が表
示されたときにはデータが入力されていないときはすべ
て「200 」の表示となる。この流動食の摂取量も一般的
に摂取される頻度の高い順に表示され,変更する必要が
なければボタンを押す必要もない。
【0172】流動食のボタンが押されると,そのボタン
の押下により,表示が変更されていき,押されたデータ
は対応する氏名の食事ファイルに記憶される。
【0173】図25を参照して,チェック・ボタンが押さ
れると,押されたチェック・ボタンの領域をもつ,氏名
の領域およびこの氏名に対応した主食,副食,水分,流
動食の領域が白黒反転される(ステップ88)。これによ
り記録者は自分がどの氏名のボタンを押したかどうかを
確認できる。
【0174】つづいて,チェック・ボタンを押した領域
に対応する氏名の食事ファイル・データが一旦読取られ
(ステップ89),後述する随時処理フラグがオンかどう
かが判断される(ステップ90)。
【0175】随時処理フラグがオフであれば(ステップ
90でNO),随時ボタンは押されていず,定時に摂取され
る食事についての記録ということが判断される。この場
合,日付ポインターにより特定される本日の食事サブ・
レコードが抽出される(ステップ91)。
【0176】流動食ボタンが押されたのでなければ(ス
テップ92でNO),主食,副食または水分ボタンのいずれ
かであるからメニュー画面中に図36(B) のサブ・ウイン
ドウが表示される(ステップ93)。サブ・ウインドウに
表示された摂取量(主食,副食は0から10の11段階評
価,水分は0から300 までの摂取量,単位はc.c.)のボ
タンを押すことにより押されたボタンが白黒反転し(ス
テップ94),日付ポインターによって特定される定時の
食事ファイルに記録される(ステップ95)。
【0177】流動食ボタンが押された場合は(ステップ
92でYES ),押される都度流動食の摂取量が循環的に更
新されて表示される(ステップ96)。また食事ファイル
のレコード中における日付ポインターによって特定され
る定時の食事ファイルに記録される(ステップ97)。
【0178】流動食のデータの食事ファイルへの記録
は,定時の食事の場合において流動食ボタンが押される
ときには,食事画面から他の画面に変更されるときに行
なわれる。また食事の画面が選択されると,流動食の表
示の欄は,データが入力されないときはすべて「200 」
の表示となるが,流動食ボタンが押されず,その表示さ
れたデータを食事ファイルに書込むときは,食事の画面
が表示されたときまたは,食事の画面から他の画面に変
更されるときのいずれかのときに流動食のデータを食事
ファイルに書込んでもよい。さらに,食事画面の表示が
変更されずともカーデックス・ボタンなどウインドウの
他のボタンが押されたときにデータを確定し,食事ファ
イルに書込むようにしてもよい。
【0179】随時処理フラグがオンされていると(ステ
ップ90でYES ),図30の食事ファイルのうち随時ファイ
ルのサブ・レコードが抽出される(ステップ98)。その
後の処理はステップ92からステップ97の処理とほぼ同様
である(ステップ99〜106 )。但し,随時フラグがオン
となっているときは,随時ボタンの代わりに表示される
確定ボタンが押されない限り,データの記録は行なわれ
ない(ステップ102 ,105 )。確定ボタンが押されるこ
とによりデータの記録が行なわれる。
【0180】図33は排泄ファイルのレコードを表わして
いる。排泄ファイルにおいても食事ファイルと同様に1
日分の定時の排泄データが3日分と,そのほかに随時の
排泄データが記憶されている。
【0181】ファンクションとして排泄が押された場合
の画面が図37(A) に示されている。図37(A) において
「無」は排泄の有無,「お」はおむつ,「P」はポータ
ブル・トイレ,「器」は(尿便器),W.C.は便所で排泄
した場合を示している。排泄の有無は図37(B) に示すよ
うに「空白」か「×印」で表わされ,排泄の量は図37
(C) で示すように「空白」,「普」,「小」,「多」の
表示によって行なわれる。また必要に応じて図37(D) ,
(E) ,(F) に示すようにサブ・ウインドウが表示され,
データ記録が行なわれる。図37(D) は尿量,(E) はナー
ス連絡,(F) はメモをそれぞれ示している。
【0182】また図38はファンクションとして排泄チェ
ックが押されたときの画面を表わしており,尿は白丸
で,便は黒丸でそれぞれ表示される。
【0183】図34はバイタル・ファイルのレコードを示
している。このファイルにおいても,日付ポインターお
よび最新随時データ・ポインターによってデータを記録
すべき場所が記憶されている。また5回分のバイタル・
データが記憶される。
【0184】図39(A) はバイタル(三検)が押されたと
きの画面を表わしている。このバイタルの画面において
も必要に応じて図39(B) および(C) のサブ・ウインドウ
が表示される。さらに図40はバイタル(処置)の画面
を,図41(A) はバイタル(連絡)の画面を表わし,図41
(B) にサブ・ウインドウが示されている。さらに図42
(A) はバイタル(検査)の画面を表わし,図42(B) にサ
ブ・ウインドウが示されている。これらいずれの画面も
対応するファンクション・キーが押されることにより表
示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】介護管理システムの全体構成を示すブロック図
である。
【図2】携帯入力装置の外観を示す斜視図である。
【図3】携帯入力装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】携帯入力装置における表示処理および入力処理
の手順を示すフロー・チャートである。
【図5】メモリ構成を示すメモリ・マップである。
【図6】ファイル構成を示すメモリ・マップである。
【図7】食事ファイルの一レコードの内容を示す。
【図8】排泄ファイルの一レコードの内容を示す。
【図9】バイタル・チェック・ファイルの一レコードの
内容を示す。
【図10】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図11】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図12】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図13】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図14】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図15】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図16】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図17】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図18】ホスト・システムにおけるデータ・ファイル
の一例を示す。
【図19】ホスト・システムで作成される申し送り記録
表を示す。
【図20】ホスト・システムで作成される連絡表を示
す。
【図21】ホスト・システムで作成されるバイタル・チ
ェック・データのグラフを示す。
【図22】携帯入力装置における表示処理および入力処
理の手順を示すフロー・チャートである。
【図23】携帯入力装置における表示処理および入力処
理の手順を示すフロー・チャートである。
【図24】携帯入力装置における表示処理および入力処
理の手順を示すフロー・チャートである。
【図25】携帯入力装置における表示処理および入力処
理の手順を示すフロー・チャートである。
【図26】携帯入力装置における表示処理および入力処
理の手順を示すフロー・チャートである。
【図27】入所者ファイルの一レコードの内容を示す。
【図28】睡眠ファイルの一レコードを示す。
【図29】睡眠ファイル・サブ・レコードを示す。
【図30】食事ファイルの一レコードを示す。
【図31】食事ファイルのサブ・レコードを示す。
【図32】ADLファイルのレコードを示す。
【図33】排泄ファイルのレコードを示す。
【図34】バイタル・ファイルのレコードを示す。
【図35】(A) 〜(C) は携帯入力装置における表示画面
の一例を示す。
【図36】(A) 〜(D) は携帯入力装置における表示画面
の一例を示す。
【図37】(A) 〜(F) は携帯入力装置における表示画面
の一例を示す。
【図38】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図39】(A) 〜(C) は携帯入力装置における表示画面
の一例を示す。
【図40】携帯入力装置における表示画面の一例を示
す。
【図41】(A) 〜(B) は携帯入力装置における表示画面
の一例を示す。
【図42】(A) 〜(B) は携帯入力装置における表示画面
の一例を示す。
【符号の説明】
10 ホスト・システム 11 ホスト・コンピュータ 12 表示装置 13 プリンタ 15 メモリ 17 光通信装置 20 携帯入力装置 21 入力ペン 23 液晶表示装置 24 感圧シート 30 処理装置 31 入出力制御部 32 LCDコントローラ 33 感圧シートコントローラ 34 メモリ・カートリッジ 35 内部メモリ 36 光通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 賢一 静岡県島田市三ツ合町2710−1 ニューハ イツヒロ202号 (72)発明者 岡本 健治 静岡県清水市岡町5−7 シティハイム五 島103号 (72)発明者 伊藤 光恵 静岡県静岡市川合1027−9 (72)発明者 林 美恵子 静岡県清水市恵比寿町90−2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に通信可能な複数台の携帯型介護記
    録端末機と少なくとも一台のホスト・システムとから構
    成され,上記の各携帯型介護記録端末機は,複数人の介
    護者名,複数人の被介護者名および介護に関するあらか
    じめ定められた複数の項目を表示するための表示装置,
    上記表示装置に表示された介護者名,被介護者名および
    介護に関する項目を選択的に入力するための入力装置,
    上記入力装置から入力された介護者名,被介護者名およ
    び介護に関する項目を表わすデータを,時間データとと
    もに,被介護者名データを含む1レコードを単位とし
    て,入力ごとに,記憶する第1のメモリ,ならびに上記
    第1のメモリに記憶されている一定時間範囲内の時間デ
    ータをもつすべてのレコード・データを順次上記ホスト
    ・システムに送信する手段を備え,上記ホスト・システ
    ムは,上記携帯型介護記録端末機から伝送されたレコー
    ド・データを受信する手段,受信したレコード・データ
    を記憶する第2のメモリ,および出力指令に応答して,
    上記第2のメモリに記憶されているデータのうち,伝達
    が必要なデータを抽出し,抽出したデータを被介護者ご
    とにまとめて出力する出力装置を備えている,介護管理
    システム。
  2. 【請求項2】 上記端末機は上記表示装置に表示された
    介護に関する項目を表わすデータをビット数を縮小して
    表現されたデータで上記第1のメモリに記憶し,上記ホ
    スト・システムは上記端末機から伝送されたデータを出
    力に適したデータに変換して上記第2のメモリに記憶す
    るものである,請求項1に記載の介護管理システム。
  3. 【請求項3】 被介護者のコードとその被介護者が属す
    る部屋のコードとを関連させて記憶した第1のメモリ手
    段,選択的に入力すべき項目を表示するための表示装
    置,上記表示装置に表示された項目を選択的に入力する
    ための入力装置,上記表示装置に表示された部屋の一覧
    の中から上記入力装置を通して一つの部屋が選択入力さ
    れたときに,選択入力された部屋に属する被介護者を上
    記第1のメモリ手段を検索して読出し,読出した複数の
    被介護者名を上記表示装置に同時に表示させる第1の入
    出力制御手段,介護の種類の指定に応答して,その種類
    において入力すべき複数の項目を上記表示装置に表示さ
    せる第2の入出力制御手段,および上記表示装置に表示
    された複数の被介護者名および複数の項目のうちから少
    なくとも一つが上記入力装置を通して入力されたことに
    応答して,少なくとも被介護者コードとそれに関連して
    入力された項目を表わすデータとを一レコードとして記
    憶する第2のメモリ手段,を備えた携帯型介護記録端末
    機。
  4. 【請求項4】 介護の種類が検査である場合に,体温検
    査を含む複数の検査項目を上記表示装置に表示させる第
    3の入出力制御手段,上記入力装置を通して体温検査が
    入力されたことに応答して,上記表示装置に,体温のと
    りうる整数部の数字と,0から9までの小数部の数字と
    を別個に表示させる第4の入出力制御手段,および上記
    表示装置に表示された整数部の数字と小数部の数字のう
    ちの一つずつが上記入力装置を通して選択入力されたと
    きに,入力された整数部の数字と小数部の数字とによっ
    て表わされる数字を体温データとして記憶する上記第2
    のメモリ手段,を備えた請求項3に記載の端末機。
  5. 【請求項5】 複数の項目に関するデータの上記一レコ
    ードにおける位置があらかじめ定められており,上記第
    2のメモリ手段は入力された項目に関するデータをそれ
    について定められた位置に記憶する,請求項3に記載の
    端末機。
  6. 【請求項6】 上記第2のメモリ手段は,上記表示装置
    に表示された複数の項目のうち少なくとも一つが選択入
    力されたことに応答して,選択入力された項目をビット
    1で,選択されなかった項目をビット0で表現しかつこ
    れらのビットを複数の項目についてあらかじめ定められ
    た順序で記憶する,請求項3に記載の端末機。
  7. 【請求項7】 体温検査を含む複数の検査項目を表示す
    るための表示装置,上記表示装置に表示された検査項目
    および数字を入力するための入力装置,上記入力装置を
    通して体温検査が入力されたことに応答して,上記表示
    装置に,体温のとりうる正数部の数字と,0から9まで
    の小数部の数字とを別個に表示させるように制御する表
    示制御手段,および上記表示装置に表示された整数部の
    数字と小数部の数字のうち一つずつが上記入力装置を通
    して入力されたときに,入力された整数部の数字と小数
    部の数字とによって表わされる数字を体温データとして
    記憶する手段,を備えた携帯型介護記録端末機。
  8. 【請求項8】 介護に関する複数の項目を同時に表示す
    るための表示装置,上記表示装置に表示された項目を選
    択的に入力するための入力装置,および上記表示装置に
    表示された複数の項目のうち少なくとも一つが選択的に
    入力されたことに応答して,入力された項目をビット1
    で,選択されなかった項目をビット0で表現し,かつこ
    れらのビットを上記の複数の項目についてあらかじめ定
    められた順序で記憶する記憶手段,を備えた携帯型介護
    記録端末機。
  9. 【請求項9】 選択的に入力すべき介護に関する項目を
    表示する表示装置,上記表示装置に表示される項目ごと
    に,その項目に関する入力データが格納されるべき記憶
    場所があらかじめ固定的に定められたメモリ,上記表示
    装置に表示された項目に関するデータを入力し,入力さ
    れたデータの確認のための入力部を欠いている入力装
    置,および上記表示装置に表示された項目に関するデー
    タが上記入力装置によって入力されたことに応答して,
    入力されたデータを,上記メモリのあらかじめ定められ
    た記憶場所に記憶する記憶制御手段,を備えた携帯型介
    護記録端末機。
  10. 【請求項10】 選択的に入力すべき介護に関する項目
    と,その項目についての標準データを項目に対応して表
    示する表示装置,表示装置に表示された項目ごとに,表
    示された標準データ以外のデータを入力する入力装置,
    および表示装置に表示された項目に対応して上記入力装
    置によって入力されたデータ,または上記入力装置によ
    ってデータが入力されない場合にはその項目について表
    示装置に表示された標準データを,データの入力ごとに
    または標準データの表示ごとに対応して記憶するメモ
    リ,を備えた携帯型介護記録端末機。
  11. 【請求項11】 上記標準データが,入力される頻度の
    高いデータである,請求項10に記載の携帯型介護記録端
    末機。
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