JPH11296592A - 医療・介護支援システム - Google Patents

医療・介護支援システム

Info

Publication number
JPH11296592A
JPH11296592A JP10851798A JP10851798A JPH11296592A JP H11296592 A JPH11296592 A JP H11296592A JP 10851798 A JP10851798 A JP 10851798A JP 10851798 A JP10851798 A JP 10851798A JP H11296592 A JPH11296592 A JP H11296592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
screen
terminal device
medical
care
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10851798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hisamori
謙二 久森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASAKI KYODO KEISAN CENTER KK
Original Assignee
TAKASAKI KYODO KEISAN CENTER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKASAKI KYODO KEISAN CENTER KK filed Critical TAKASAKI KYODO KEISAN CENTER KK
Priority to JP10851798A priority Critical patent/JPH11296592A/ja
Publication of JPH11296592A publication Critical patent/JPH11296592A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療・介護現場で発生する広範で不定型な情
報を簡便に蓄積すると共に、これを患者や被介護者を含
めたより多くの者で利用でき、柔軟に改変可能なシステ
ムの提供。 【解決手段】 サーバ11と、データベースと、医療・介
護現場に設置される専用端末装置13とを備えた医療・介
護支援システム10であって、専用端末装置13は表示画面
24と、受話器28と、情報カード29のデータを読み取って
利用者のコードを入力するリーダライタ26とを備え、デ
ータベースには音声データベース58が含まれ、受話器28
から入力された音声データには、音声データの入力者や
データの種別、名宛人等のコードが付加された状態で音
声データベース58内に格納され、専用端末装置13の画面
24上に表示されるボタンを押すことで、受話器28から音
声データが再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は医療・介護支援シ
ステムに係り、特に、医療や介護の現場で日々生起する
様々な情報の蓄積・参照を簡便に実現可能な医療・介護
支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】病院等の医療機関においては、医療行為
の効率化や事務の合理化のため、医療に付随して生じる
様々な情報処理を担当する情報管理システムが導入され
ている。このシステムは、受付窓口や、診察室、検査
室、事務部門、薬剤部、各種の検査室、ナースステーシ
ョン、病棟診療室などにクライアント端末を配置すると
共に、LANによってサーバマシンと接続し、該サーバ
との間でデータ授受や各種演算処理、更には各種管理等
を行うものであり、外来受付から、診療、入院治療、検
査等に至るまでの患者個々人の各種データや、病院業務
の各種データをデータベース化して保存し、データを引
き出して参照したり、会計業務を行ったりすることがで
きるものである。例えば、医師がある患者に対して投薬
のオーダーを手元の端末から入力すると、薬局の端末か
ら自動的に処方箋がプリントアウトされて薬剤師の調剤
行為が促されると同時に、その投薬データはサーバの管
理しているデータベース内に格納され、診療報酬明細書
(レセプト)発行のための基礎データとして利用され
る。
【0003】また、介護保険制度の創設に伴い、病院や
その傘下の介護施設(特別養護老人ホーム等)等におい
て要介護者への介護サービスが実施されることとなる
が、この介護業務を円滑かつ効率的に運営するための事
務管理システムが、上記医療情報管理システムとは別個
に、あるいはオプション機能として導入されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】何れにせよ、医療機関
や介護施設に設けられた既存の情報管理システムは、主
として経営の合理化の目的で導入されたものであり、取
り扱われる情報の種類もこの目的に添ったものに限られ
ると共に、その情報にアクセスできるのも一定範囲内の
者に限定されている。また、一旦導入した後にシステム
の拡張や改変を行うことは容易でなく、基本的にはシス
テム全体に手を加えざるを得ないものであった。もちろ
ん、医療機関や介護施設の基幹システムという性格上、
何よりも安全性や安定性が優先されるべきであり、不特
定の者にアクセスを許すのは適当でなく、また容易に改
変できないようにしておく必要もある。また、取り扱い
の対象となる情報の種類も、システム導入の目的に直接
的に合致するものに限定されることもやむを得ないとい
える。
【0005】しかしながら、医療や介護は生身の人間を
相手にする業務であり、医療現場や介護現場において日
々生起する身近で不定型な情報を、より簡便に蓄積して
多くの者の間で共有し合うことの重要性が認識されるよ
うになってきた。例えば、担当看護婦が自分の接してい
る患者に対して感じた「印象や所感」などといった情報
は、既存の情報管理システムの対象とはなり難いが、こ
れを他の部門の医療スタッフに伝達することで、患者と
の間に厚い信頼関係を築くことができる場合がある。ま
た、看護婦の交代時に、前任者から一寸したアドバイス
を受けることにより、その後の看護がスムーズに運ぶ場
合もある。これらの情報は、メモや看護日誌への記録と
いった形で、同一診療科内等限られた範囲内である程度
利用されてはきたが、同一医療機関内で広く利用できる
ようになれば、医療サービスの質の向上に寄与できるこ
ととなる。
【0006】また、既存の情報管理システムが蓄積して
いる情報を看護婦やケアワーカー等の現場スタッフが適
宜参照することは、医療や介護の質の向上に資するので
あるが、緊急を要する医療・介護現場において、厳重に
プロテクトされた既存システムに直接アクセスして情報
を引き出すことは容易ではなく、また表示させる情報の
範囲やレイアウトを自分に必要なものに限定したり、見
易いようにアレンジすることも容易ではなかった。さら
に、既存の情報管理システムでは、医療・介護現場の一
方の主役である患者や被介護者の利用を全く念頭に置い
てはいないが、患者や被介護者との信頼関係を強固なも
のとするためには、患者や被介護者側から医療・介護ス
タッフに対して情報を発信する手段を設けたり、一定の
範囲で管理者側の情報を開示することが役に立つ。
【0007】この発明は、従来の医療機関や介護施設に
おける上記の如き状況に鑑みて案出されたものであり、
医療・介護現場で発生する広範で不定型な情報を簡便に
蓄積できると共に、これを患者や被介護者をも含めたよ
り多くの者で利用することが可能であり、しかも利用者
に応じて、あるいは時間の経過に応じて柔軟にシステム
の改変が可能なシステムを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る医療・介護支援システムは、システ
ム制御装置と、該システム制御装置によって管理された
データベースと、上記システム制御装置と接続され、少
なくとも医療や介護の現場に設置される端末装置とを備
えた医療・介護支援システムであって、上記端末装置
は、医療や介護に付随する各種データを表示すると共
に、各種データを入力するための画面アイテムや本シス
テムによって実現される各種機能の実行を選択指令する
ための画面アイテムを表示する表示画面と、音声入力手
段及び再生手段と、当該端末装置の利用者を特定するコ
ードを入力するためのコード入力手段とを備え、上記デ
ータベースには、少なくとも音声データを蓄積するため
の音声データベースが含まれており、上記端末装置の音
声入力手段を介して入力された音声データには、当該音
声データの入力者やデータの種別、名宛人等の属性を示
すコードが付加された状態で上記音声データベース内に
格納され、上記端末装置の画面上に表示される当該音声
データと関連付けられた画面アイテムを選択することに
より、上記端末装置の再生手段を介して当該音声データ
の再生が実現されるよう構成される。上記画面アイテム
とは、画面上に表示された選択ボタンやキーボード、テ
ンキーボード、アイコン等を指す。このように、医療現
場や介護現場に設置された端末装置を介して、音声でも
って情報を入力することができるため、慌ただしい現場
にあっても気軽に情報の蓄積が可能となる。しかも、音
声データの再生も、端末装置の画面に表示された画面ア
イテムを選択することで実現できるため、蓄積された情
報の有効利用を促進することができる。
【0009】上記端末装置として、磁気カードやICカ
ード等の情報カードに蓄積されたデータを読み取るカー
ド読み取り手段を備えたものを採用し、各利用者が所有
する情報カードに蓄積されたデータをカード読み取り手
段に読み取らせることによって、当該利用者を特定する
コードの入力が実現され、上記端末装置の画面上に当該
コードと関連付けられた画面表示が実現されるように構
成すれば、より簡単に利用することができる。上記カー
ド読み取り手段としては、カード・リーダやカード・リ
ーダライタが該当する。ただし、このような情報カード
を用いる代わりに、端末装置に接続されたキーボードや
テンキーボード、端末装置の画面上に表示されたボタン
やキーボード、テンキーボード等を用いて、端末装置の
利用者を特定するコードを入力してもよい。
【0010】上記画面アイテムの選択やデータの入力
は、端末装置に装着されたキーボードやマウス、感圧式
パッド、トラックボール等の入力デバイスを用いて行っ
てもよいが、端末装置の表示画面に座標入力手段として
のタッチスクリーンを配置し、画面上に表示された画面
アイテムに触れることにより、このタッチスクリーンを
介してデータの入力や機能の選択が実現されるように構
成すれば、さらに利用し易くなる。ここでタッチスクリ
ーンとは、画面上に指等で触れることによって入力操作
を可能とするシステムであり、光学式、静電誘導式など
様々なタイプがある。このタッチスクリーン自体は公知
であるためこれ以上の説明は省略するが、画面上の指等
で触れた座標を検出可能なものであれば、いかなる原理
に基づくものであっても適用できる。あるいは、上記端
末装置として音声認識手段を備えたものを用い、上記画
面アイテムの選択が音声によって実現されるように構成
してもよい。
【0011】上記端末装置の利用者が、医療や介護のサ
ービスを行う医師や看護婦、ケアワーカー等のサービス
提供者と、これらのサービスを受ける患者や被介護者等
のサービス受領者とからなる場合に、上記サービス提供
者及びサービス受領者の情報カード上のデータを上記カ
ード読み取り手段に読み取らせると、当該サービス提供
者によるサービス受領者に対する処置を示す画面が表示
され、各処置と関連付けられた画面アイテムを選択して
音声を入力することで、当該処置を示すコードが付加さ
れた形で当該音声データが音声データベース内に格納さ
れると共に、端末装置の画面中に当該音声データと関連
付けられた画面アイテムが表示され、当該画面アイテム
を選択することで当該音声データの再生が実現されるよ
うに構成してもよい。このように、医師や看護婦等の行
う治療や検査、診察等の各処置に対応した画面アイテム
を端末装置の画面上に予め用意しておけば、音声データ
の登録や検索・再生がより簡便となり、本システムの利
用を促進することが可能となる。
【0012】あるいは、当該サービス受領者と関連付け
られた画面アイテムを選択して音声を入力することで、
当該サービス受領者を示すコードが付加された形で当該
音声データが音声データベース内に格納されると共に、
端末装置の画面中に当該音声データと関連付けられた画
面アイテムが表示され、当該画面アイテムを選択するこ
とで当該音声データの再生が実現されるように構成して
もよい。この場合、看護婦やケアワーカー等が患者や被
介護者について気付いたことを引継事項として音声で登
録しておき、これを後任者が参照することでサービスの
質の向上を図ることができる。
【0013】上記データベースには、上記端末装置にお
けるデータ表示や機能選択を実現するためのプログラム
を格納しておくシステム管理データベースが含まれてお
り、該プログラムは、複数のモジュールと、各モジュー
ルの組合せを示すシーケンスコントロールデータより構
成され、 該プログラムには上記端末装置の利用者に関
連付けられたコードが付与された状態で上記システム管
理データベース内に格納されており、各利用者が上記端
末装置に自己のコードを入力した際に、当該コードに関
連付けられたプログラムの少なくとも一部が上記システ
ム制御装置によって上記システム管理データベースから
端末装置にダウンロードされ、以て予め当該利用者に関
連付けられた画面表示が実現されるよう構成することが
望ましい。このように、利用者毎に関連付けられたプロ
グラムが端末装置にダウンロードされ、当該利用者に適
合した画面表示が実現できるようにしておけば、一々端
末装置を操作する度に画面レイアウトを調整する必要な
く、自己に必要なデータ項目や選択画面アイテムのみを
即座に表示することができる。この結果、画面上のレイ
アウトが簡素化され、より簡単に利用することが可能と
なる。また、あとから画面レイアウトを変更する場合で
も、システム全体を改変することなく、単に自己に関連
付けられたプログラムのモジュールや組合せを変更する
だけで足り、必要に応じてより柔軟に改変できる利点が
生じる。
【0014】また、上記データベースに、医療や介護に
付随する各種データを格納しておく情報管理データベー
スと、該情報管理データベース内に格納された個々のデ
ータと上記端末装置の画面上に表示される各種データや
画面アイテムとの相関関係を示すデータ変換テーブルを
格納しておくデータ管理データベースを設けておくこと
が望ましい。このように、データ蓄積用の情報管理デー
タベースの他に、該情報管理データベース内のデータと
表示画面の各部との間の対応関係を定義するためのデー
タ管理データベースを用意しておくことで、本システム
で取り扱うデータの項目を後発的に自由に追加・変更で
きる利点が生じる。すなわち、このシステム設計時に予
想していなかったデータ項目を端末装置上で表示する必
要が生じた場合には、情報管理データベース内に必要な
項目を新設すると共に、データ管理データベース内のデ
ータ変換テーブルに変更を加えれば済み、情報管理デー
タベース自体の再設計を行う必要がない。この結果、医
療介護現場において日々生起する様々な情報要求に対し
て柔軟に対応できることとなる。上記情報管理データベ
ース内に格納された個々のデータは、例えば端末装置の
画面上に表示された画面アイテムを選択することで、画
面上に表示される。
【0015】上記システム制御装置が外部の情報管理シ
ステムと接続されている場合には、上記端末装置の画面
上に上記外部情報管理システムのデータベース内に蓄積
されているデータと関連付けられた画面アイテムを表示
させておき、該画面アイテムを選択することによって当
該外部情報管理システムのデータが端末装置の画面上に
表示されるよう構成しておくと便利である。例えば、上
記データベースの中に、上記外部情報管理システムのデ
ータベース内に蓄積されているデータを表示するため
の、当該外部情報管理システムに属する端末装置のキー
操作を模した信号を出力するエミュレーションデータ
を、本システムに属する端末装置の画面上に表示される
画面アイテムと関連付けられた形で格納しておく。当該
画面アイテムが選択されると、対応するエミュレーショ
ンデータが外部情報管理システム側に送信されると共
に、外部情報管理システム側の該当データが本システム
の端末装置に転送され、その画面上に必要なデータの表
示が実現される。また、本システムの端末装置において
も、画面上に表示されたテンキーボード等の画面アイテ
ムを操作して血圧や脈拍、体温等のデータが入力され得
るが、これらが外部情報管理システム側の取り扱いデー
タと重複するものであるであるときには、外部情報管理
システム側のデータと、本システムの情報管理データベ
ース内に蓄積されたデータとの間で、定期的に同期を取
るように構成することが望ましい。
【0016】
【発明の実施の態様】以下に本発明を、図示の実施例に
基づいて説明する。図1は、この医療・介護支援システ
ム10の典型的なハードウェア構成例を示すものである。
この医療・介護支援システム10は、システム全体を統括
するシステム制御装置としてのサーバ11と、ハブ12を介
して該サーバ11と接続された複数の専用端末装置13と、
同じくサーバ11と接続された設計端末14とを備えてい
る。サーバ11及び設計端末14は、共にパソコンより構成
される。専用端末装置13は、サーバ11と同一の病院15内
(すなわち、医局、ナースステーション、受付、病室、
検査室、レントゲン室、リハビリ室等)に設置されてい
るのはもちろんであるが、病院15外に設置された専用端
末装置13も専用回線や公衆回線を介してサーバ11と接続
されている。例えば、当該病院の分院16や外部の薬局1
7、系列下にある特別養護老人ホーム等の介護施設18内
に設置された専用端末装置13が該当する。あるいは、介
護専用車両を用いて要介護者宅を巡回する際には、当該
専用車両内に専用端末装置13を設置し、無線通信を介し
てサーバ11と接続することもできる。サーバ11には大容
量のハードディスク装置19が接続されており、このハー
ドディスク装置19内にこのシステムの運用を司るアプリ
ケーションプログラムや、このシステムが取り扱う各種
データが格納されている。
【0017】また、この医療・介護支援システム10は、
同一病院15内に配備された既存の情報管理システム(外
部医療事務管理システム20)の存在を前提としている。
この外部医療事務管理システム20は、パソコンよりなる
サーバ21と、このサーバ21とハブ12を介してネットワー
ク接続されたパソコンよりなる複数のクライアント端末
22を備えている。サーバ21にはハードディスク装置23が
接続されており、このハードディスク装置23内には、当
該システム20の運用を司るアプリケーションプログラム
や、医療に係わる各種データが蓄積されている。本シス
テム10と外部医療事務管理システム20とは、それぞれの
サーバ11及び21を介して相互に接続されている。
【0018】専用端末装置13は、図2に示すように、液
晶やCRT、PDP(プラズマディスプレイパネル)よ
りなる表示画面24と、カード挿入口25を備えたカード・
リーダライタ26と、光通信用の赤外線ポート27と、音声
入力手段及び再生手段を兼ねた受話器28とを備えてい
る。表示画面24の表面には、指の押圧による座標入力を
可能とするタッチスクリーンが配置されている。リーダ
ライタ26は、カード挿入口25から挿入された情報カード
29(磁気カードやICカード等)に対するデータの読み
取り及び書き込み機能を備えている。また、上記受話器
28を介して、音声の入力や再生が可能となっている。こ
の専用端末装置13は、上記赤外線ポート27を介してコー
ドレスでのネットワーク化が実現される。すなわち、こ
の専用端末装置13を設置した部屋の天井や壁面上部に
は、ハブ12を介してサーバ11に連なる対の赤外線ポート
部材80が配備されており(図1)、両赤外線ポート間に
おいて赤外線を利用した通信が行われる。このため、狭
い病室や診察室内に専用端末装置13を配置した際に、配
線コードに足を取られる危険性を回避できる。このよう
な危険性の少ない場所に専用端末装置13を設置する場合
には、ネットワークアダプタを介してケーブル接続する
こともできる。
【0019】この専用端末装置13は、実質的にはパソコ
ンと同様の構成を備えており、図示は省略したが、中央
処理装置(CPU)やメインメモリ、補助記憶装置とし
てのハードディスク装置、入出力インターフェース、ネ
ットワークアダプタ等を備えている。また、図1に示し
たように、必要に応じてプリンタ30を接続することもで
きる。このように専用端末装置13を用いる代わりに、汎
用パソコンを端末装置として用いてもよい。この場合に
は、パソコンに接続されたディスプレイ装置の表面にタ
ッチスクリーンを配置すると共に、外付け型のカード・
リーダライタを接続する。また、音声入力手段としての
マイクや音声再生手段としてのスピーカあるいはヘッド
ホンを装着する。
【0020】つぎに、この医療・介護支援システム10の
利用例を説明する。まず、このシステム10が設置された
病院15においては、医師、看護婦、介護福祉士、理学療
法士、レントゲン技師、臨床検査技師、薬剤師、ケアワ
ーカー等の医療・介護スタッフや一般事務職員等の病院
側スタッフはもちろんのこと、患者やその家族にまで情
報カード29が交付されている。この情報カード29は、磁
気カードやICカードのように一定のデータを蓄積可能
なカードであり、当該カード所有者に排他的に付与され
たID番号や、氏名、性別、生年月日、住所、種別(医
師、看護婦、患者など)、所属(内科、外科、経理課な
ど)等の属性情報がコード化されて記録されている。ま
た、患者が所有する情報カード29には、過去一定期間内
の検査データや治療履歴情報、来院歴情報等を蓄積させ
ることもできる。
【0021】このシステムの利用者が、専用端末装置13
の表示画面24を指で押圧すると、画面24上に情報カード
29の挿入を促す案内が表示される(図示省略)。これに
従って、例えば看護婦が自己の情報カード29を挿入口25
に入れると、リーダライタ26によって情報カード29に蓄
積されたデータが読み取られた後、当該情報カード29が
排出され、別の情報カード29があれば挿入するよう促す
案内が表示される(図示省略)。これに従って自分の担
当する患者から預かった情報カード29を挿入口25に入れ
ると、リーダライタ26によって患者の情報カード29に蓄
積されたデータが読み取られた後、当該情報カード29が
排出される。そして看護婦と患者の氏名等が表示された
上で、これで間違いないか否かの確認を促す表示がなさ
れる(図示省略)。ここで確認ボタンを押すと、当該看
護婦と患者のID番号等をキーとして必要な画面表示デ
ータが検索され、該画面表示データに基づいて専用端末
装置13の表示画面24に、図3に示すような画面レイアウ
トが現れる。
【0022】この画面は当該患者の状態を示すものであ
り、3つの領域に区分されている。第1の領域31には、
現在の日付や時刻の他に、当該患者のID番号(970012
5)、病室(103号室)、氏名(山田太郎)等の属性や病
名(肝硬変)が表示される。また、患者の既往症を示す
画面を呼び出すための「既」ボタン32、ボイスメールの
登録を行うための「V」ボタン33、外部の医療事務管理
システム20にアクセスして特定のデータを表示するため
の「医」ボタン34が配置されている。
【0023】第2の領域35には、主としてこの患者に対
する過去の履歴が表示される。まず、左側のボックス36
には、患者の過去一定期間のバイタルデータ(血圧、体
温、脈拍数)がグラフ表示されている。また、右側のボ
ックス37〜39には、患者の処置履歴が現在から遡って3
件分表示されている。すなわち、この患者の場合、1997
年の12月5日午後5時に「検査」を実施したこと、同月
17日午前10時に「治療」を行ったこと、同月19日正午に
「投薬」を行ったことが表示されている。これらの情報
は、患者の情報カード29に蓄積しておいてもよいし、シ
ステムのデータベースから読み出して来てもよい。
【0024】各処置を記述したボックス37〜39内に配置
された「医」ボタン40を押すと、外部医療事務管理シス
テム20内に蓄積された、当該処置に対応したデータを表
示することが可能となる。例えば、検査ボックス37の
「医」ボタン40を押すと、当該検査結果を示す詳細な数
値データを閲覧することが可能となる。また、治療ボッ
クス38の「医」ボタン40を押すと、治療に際して医師が
カルテに入力したデータを閲覧することができる。さら
に、投薬ボックス39の「医」ボタン40を押すと、処方箋
の内容を閲覧できる。
【0025】各処置を記述したボックス37〜39内に配置
された「V」ボタン41を押すと、各処置に際して看護婦
が登録した音声による看護記録を、専用端末装置13の受
話器28を介して聞くことができる。例えば、検査ボック
ス37の「V」ボタン41を押すと、検査の内容や結果等に
関して看護婦が口述した記録が再生される。また、治療
ボックス38の「V」ボタン41を押すと、当該治療の内容
や患者の様子等についての記録が再生される。さらに、
投薬ボックス39の「V」ボタン41を押すと、投薬指示さ
れた薬の種類や服用方法等についての記録が再生され
る。
【0026】この看護婦による各処置に対する口述記録
は、第2の領域35の下方に配置された「看護記録」ボタ
ン42を押すことで可能となる。すなわち、「看護記録」
ボタン42を押すと、図4に示すように、「体温」「血
圧」「脈拍」「投薬」「検査」「治療」の6個のボタン
が画面上に現れる。この中、右列の3個のボタンが口述
記録用のものであり、何れかを押すと受話器28を介して
音声入力をするように促す表示が画面24上に現れる。例
えば、「治療」ボタンを選択し、治療行為の具体的内容
を口述した後に確定ボタンを押すことにより、当該音声
データが患者のID番号(コード)と関連付けられた上
で登録される。この際、音声データと共に入力の日時や
処置内容(治療)、入力者を示すコードも自動的に登録
される。終了ボタンを押して図3の画面に戻ると、ボッ
クス39には今回の治療処置が新たに表示されることとな
る。
【0027】図4の左列に示された3個のボタンは、い
わゆるバイタルデータ入力用のものであり、何れかを押
すと数値入力用のテンキーボードが画面上に表示され
る。例えば、「体温」ボタンを選択すると、図5に示す
ような表示が画面24上に現れる。そして、テンキーボー
ド43を用いて患者の体温を入力すると、表示アップボッ
クス44に入力した数字が順次表示される。この表示アッ
プボックス44の数字で間違いなければ、「登録」ボタン
を押して体温の入力を確定させる。同様の要領で「血
圧」及び「脈拍」を入力した後、「終了」ボタンを押し
て図3の画面に戻ると、ボックス36に表示された折れ線
グラフに先に入力した数値が反映されている。ここで入
力された各数値データは、一旦本システム内に蓄積され
た後、外部の医療事務管理システム20のデータベースに
も反映されるのであるが、詳細は後述する。
【0028】「看護記録」ボタン42の隣に配置された
「引継登録」ボタン45は、同じ音声データを記録するた
めのものであるが、これは各処置に対応した情報ではな
く、当該患者自身についての情報を記録しておくための
ものである。例えば、その患者が朝から何度も腹痛を訴
えていたという事実があった場合、担当看護婦は「引継
登録」ボタン45を押してその旨を音声で登録しておく。
そうすれば、当直の看護婦と勤務を交代した際に、当直
看護婦が当該音声データを再生してその事実を認識する
ことで、特別な配慮をすることが可能となる。具体的に
は、「引継登録」ボタン45を押すと、受話器28を取って
引き継ぎメッセージを入力するように促す案内が表示さ
れ、必要な内容を口述した後に登録ボタンを押して音声
データを登録させる(図示省略)。一旦口述した後に登
録を取り消し、最初から入力し直すことを許容するよう
な選択ボタンを用意しておいてもよい。
【0029】なお、第1の領域31に配置された「V」ボ
タン33も、「看護記録」ボタン42や「引継登録」ボタン
45と同様、音声データの登録に係るものであるが、患者
や患者に対する処置を離れて、特定の人間に対して音声
でメッセージを伝えたい場合に選択される点に特徴があ
る。例えば、担当看護婦が患者の看護に関して婦長の意
見を聞きたい場合に、この「V」ボタン33を押せば、当
該婦長のメールボックスに質問を内容とする音声データ
をボイスメールとして蓄積しておくことができる。婦長
は、定期的に自己のメールボックスをチェックすること
で自己宛ボイスメールの存在を認識し、これを再生して
質問内容を把握することができる。もちろん、質問に対
する回答も、担当看護婦を名宛人としてボイスメールで
返すことができる。このボイスメールは、指定した範囲
の者のみが認識及び再生可能である点で、上記「看護記
録」による音声データや「引継登録」による音声データ
と異なっている。慌ただしい医療現場においては、一般
にキーボードを操作して通常の電子メールをやり取りす
る余裕はないが、肉声によるボイスメールであれば比較
的簡単に意見交換を行うことができる。
【0030】具体的には、「V」ボタン33を押すと、テ
ンキーボードが表示される(図示省略)。これを用いて
相手方のID番号を入力すと、画面上に相手方の氏名が
表示され、確認ボタンを押すと受話器28を介しての音声
入力が可能な状態となる。また、相手方のID番号を記
憶していない場合のため、「看護婦→内科→婦長→○○
○○」というように、順に階層を下に辿っていくことで
目的の人物を特定できるようなメニューを用意しておく
ことが望ましい。さらに、「内科の看護婦全員」、「1
03号室の患者全員」というように、一定の関係を持っ
た複数の人間に対して同一のボイスメールを同時に送る
ことが可能となるような選択ボタンを用意しておいても
よい。
【0031】表示画面24の第3の領域46には、担当看護
婦のID番号(397)、氏名(田中花子)、所属及び身
分(内科看護婦)が表示される。また、当該患者に関す
る「引継事項」が存在することを示す「引・有り」ボタ
ン47と、当該看護婦に対する新規のボイスメールが存在
することを示す「V・有り」ボタン48が表示されてい
る。「引・有り」ボタン47を押すと、図6に示すよう
に、当該患者に関して登録された過去の引継案件がリス
トアップされた画面が現れる。各案件には、登録された
日時や登録者の氏名、ID番号が表示されており、タッ
チスクリーンを操作して必要な案件を選択すると、受話
器28を介して音声メッセージを聞くことができる。ま
た、「V・有り」ボタン48を押すと、図7に示すよう
に、当該看護婦に対して送られて来たボイスメール案件
がリストアップされた画面が現れる。各案件には、登録
された日時や発信者の氏名、ID番号が表示されてい
る。リスト中から必要な案件を選択すれば、受話器28を
介してボイスメールを聞くことができる。なお、引継事
項や新規ボイスメールが1件も存在しない場合には、
「引・有り」ボタン47及び「V・有り」ボタン48は共に
表示されないことはいうまでもない。患者に対する処置
を全て終了した時点で「終了」ボタン49を押すことによ
り、この患者処置メニューから抜け出すことができる。
【0032】上記においては、表示画面24上に表示され
た各ボタンを指で押すと、その座標位置をタッチスクリ
ーンが検出し、選択されたボタンに対応する機能(表示
画面の切替え、データの入力や表示)が実現されるよう
に仕組まれていたが、音声を用いてデータの入力や機能
の選択が実現されるように構成してもよい。すなわち、
専用端末装置13側に音声認識システムを予め内蔵させて
おき、ボタンを押す代わりに受話器28から当該ボタンに
対応する言葉を音声で入力する。例えば、図3の画面上
で看護記録をつける場合に、「看護記録」ボタン42を押
す代わりに、受話器28に向かって「カンゴキロク」と発
声すると図4の画面に切り替わり、続けて「タイオン」
と発声すると図5の画面に切り替わる。ここで「サンジ
ュウナナテンイチゴウ」と具体的な体温を発声すると、
表示アップボックス44には「37.15」と表示され、
「トウロク」と発声することで体温の入力を完了させる
ことができる。この音声認識システムは、音声認識用の
アプリケーションプログラムを専用端末装置13のハード
ディスク装置にインストールすることでソフトウェア的
に実現することもできるが、音声認識装置を内蔵させる
ことでハードウェア的に実現してもよい。
【0033】上記の患者処置メニューは、医療スタッフ
である担当看護婦の利用を目的として設計されていた
が、この医療・介護支援システム10は、患者側にも広く
開放されることで真価を発揮するものである。すなわ
ち、上記専用端末装置13は、診察室やレントゲン室、検
査室、ナースステーションはもちろん、病室や待合室、
ロビー等にも配置されている。そして、患者が自己の情
報カード29を単独で挿入口25に挿入すると、専用端末装
置13の表示画面24には、図8に示す患者専用の画面レイ
アウトが表示される。
【0034】この画面上で、「ボイスメールを聞く」ボ
タンを押すと、図9のように新規ボイスメールがリスト
アップされる。この中から必要なものを選択して受話器
28を耳に当てれば、発信者からの音声メッセージを聞く
ことができる。
【0035】また、「ボイスメールを送る」を選択する
と、図10に示すように、ボイスメールを送信する相手
の類型を示すメニューが展開される。この中で、「担当
看護婦」を選択すれば、ダイレクトに自分の担当看護婦
宛のメッセージを受話器28から入力することができる。
これに対し、「他の看護婦」を選択した場合には、図1
1に示すように、診療科の別を示すメニューが示され
る。この中で目的とする診療科のボタンを押せば、当該
診療科に属する看護婦のID番号と氏名の一覧が表示さ
れるため(図示省略)、その中から必要な相手を選択し
て音声メッセージを登録すればよい。なお、図9には記
載しなかったが、ボイスメールを聞いた後に、返事を送
信するか否かを選択可能なボタンを画面上に表示し、
「送信する」を選択した場合には相手に対して直ちにボ
イスメールの送信が可能な状態となるように設定してお
いてもよい。
【0036】患者が「治療履歴を閲覧する」を選択した
場合には、図3に示したのとほぼ同様の画面が展開され
ることとなる。すなわち、現在までのバイタルデータの
推移を示すグラフや、検査、治療、投薬を示す項目が少
なくとも表示される。また、当該処置に際して記録され
た看護記録の音声データも、聴取可能となる。この際、
外部医療事務管理システム20に蓄積されているデータ
(ただし当該患者自身に係るデータに限られる)の閲覧
まで許可することも可能である。どのレベルのデータを
患者に開放するかはシステム管理者側の設定に委ねられ
るが、過去の投薬データや処置データを広く公開すれ
ば、患者自身で医療行為の適否をチェックすることも可
能となり、患者との間に強い信頼関係を築くことができ
る。もちろん、プライバシーの保護のため個人情報の管
理には万全を期する必要がある。例えば、情報カード29
の挿入だけでは他人のなりすましを防げない危険性もあ
ることから、画面上に表示されたテンキーボードを介し
て暗証番号の入力を条件付けることが考えられる。
【0037】なお、患者の家族が自己の情報カード29を
専用端末装置13の挿入口25に挿入した場合にも、図示は
省略したが、表示画面24に図8〜図11に示したのと同
様の画面レイアウトが展開され、患者や主治医、担当看
護婦等との間でボイスメールを用いたコミュニケーショ
ンを取ったり、治療履歴を閲覧することが可能となる。
【0038】つぎに、上記のごとき機能の実現を可能と
している本システム10の仕組みについて説明する。ま
ず、上記サーバ11は通常のパソコンによって構成されて
いるため、少なくとも中央処理装置(CPU)と、RA
Mよりなる主記憶装置と、本システムを実現するための
アプリケーションプログラムがインストールされたハー
ドディスク装置19と、ディスプレイ装置やキーボード、
マウス、ネットワークアダプタ等の外部装置とCPUと
の間に介在される入出力インターフェース回路等を備え
ている。そして、上記アプリケーションプログラムを実
行することにより、上記CPUは図12に示すように、
システム制御部50、システム設計部51、端末制御部52、
情報処理部53、外部インターフェース部54の各機能構成
部を備えることとなる。また、サーバ11に接続された上
記ハードディスク装置19内には、少なくともシステム管
理データベース55、データ管理データベース56、情報管
理データベース57、音声データベース58が格納され、デ
ータベース群が構成されている。
【0039】上記システム制御部50は、このシステム全
体を制御する機能を発揮する部分であり、特に専用端末
装置13や設計端末14、外部医療事務管理システム20との
間でのデータ通信の交通整理を行う働きをする。すなわ
ち、このシステムの運用に付随して生じたデータ(音声
データは除く)は、最終的には情報処理部53を介して情
報管理データベース57内の所定のアドレスに格納される
こととなるが、その前にシステム制御部50の管理するト
ランザクションファイル内に一時的に蓄積され、データ
の整合性についてチェックが行われる。そして、同一デ
ータが既に情報管理データベース57内に存在する場合に
は、「上書き更新」あるいは「破棄」等の指示が情報処
理部53に対して発せられる。
【0040】このシステムの特徴の一つとして、専用端
末装置13の画面のレイアウトや、該画面上のアイテム
(ボタン等)を選択・実行することによって実現される
機能を、利用者に応じて自由に設定できる点が挙げられ
る。すなわち、図3に示した画面レイアウトは、内科看
護婦「田中花子」及び患者「山田太郎」の情報カードを
挿入することによって実現されたものであるが、他の看
護婦と患者の組合せでは別の画面レイアウトが表示され
る。例えば、形成外科に係る看護婦と患者のカードを挿
入した場合には、バイタルデータのグラフ表示は不要で
あり、代わりにリハビリ履歴等が表示される。また、時
間の経過と共に表示項目を変更する必要が生じた場合、
容易に表示項目の追加や削除、移動を行うこともでき
る。
【0041】このシステムでは、専用端末装置13におい
て実行されるプログラムは、画面レイアウトや各種の機
能(データ検索、データ表示、データ登録等)を含めた
形でモジュール化されており、予め選択された複数のモ
ジュールを組み合わせることで一連の動作が実現される
仕組みになっている。したがって、モジュールを新設、
修正したり、モジュールの組合せを変更することで、専
用端末装置13における機能動作を簡単に変更できる。ま
た、各モジュールやその組合せを利用者のID番号(コ
ード)と関連付けて登録しておくことで、当該利用者毎
に異なった機能動作を実行することも可能となる。
【0042】このモジュールの設計や変更は、モジュー
ル設計用のアプリケーションプログラムがインストール
された上記設計端末14上で行われる。例えば、図3に示
した画面の第2の領域35を設計する場合、図13に示す
ように、まず基本となる画面領域上に、必要な項目の種
類や表示位置、その機能を定義していく。すなわち、A
の位置にバイタルデータのグラフを表示する場合、デー
タ種別(折れ線グラフ)、画面座標(a:100,100、
b:200、200)、表示データ(体温/血圧/脈拍)、表
示期間(過去3日分)、データ格納場所(情報カード
内)等を指定する。上記のようにして各画面レイアウト
毎にモジュールを作成すると共に、各モジュールの組合
せや順序についても定義しておく。
【0043】このようにして設計端末14において作成さ
れたモジュールデータには、それぞれ固有のコードが付
与されると共に、利用者のID番号(コード)等と関連
付けられた上でシステム管理データベース55内に格納さ
れる。また、各モジュールの組合せや順序を示すシーケ
ンスコントロールデータも、利用者のID番号等と関連
付られた上でシステム管理データベース55内に格納され
る。このため、利用者の情報カード29をリーダライタ26
に挿入すると、専用端末装置13からサーバ11にモジュー
ルの転送要求が出力され、利用者のID番号が付与され
たシーケンスコントロールデータ及び必要なモジュール
群が端末制御部52を経由して専用端末装置13にダウンロ
ードされて目的の画面表示や機能が実現される。一旦ダ
ウンロードされたシーケンスコントロールデータ及び対
応のモジュール群は、そのまま専用端末装置13のハード
ディスク装置内に格納される。このため、次に当該専用
端末装置13に同じ情報カード29を挿入した場合には、サ
ーバ11と交信することなく画面表示が可能となる。もち
ろん、画面レイアウトが変更された場合には、端末制御
部52を介して最新の画面レイアウトを実現するのに必要
なシーケンスコントロールデータ及びモジュール群が専
用端末装置13に転送されることとなる。なお、予めモジ
ュールデータを専用端末装置13にダウンロードしてお
き、利用者が情報カード29をリーダライタ26に挿入した
際に、対応するシーケンスコントロールデータがダウン
ロードされるように運用することで、ダウンロード時間
を短縮することもできる。
【0044】このように、利用に際して各利用者毎に最
小限のモジュールデータをサーバ11側のシステム管理デ
ータベース55から専用端末装置13にダウンロードするこ
とで必要な表示や機能動作が実現できるように構成され
ているため、専用端末装置13にあまり高い情報処理能力
や大きな記憶容量が求められることがなく、そのハード
ウェア構成をより簡素化することができる。
【0045】なお、モジュールの設計は上記のように各
利用者毎に行うことができるが、各人専用のモジュール
を一から設計するよりも、予め「外科医師と患者との組
合せ用」、「内科看護婦と患者との組合せ用」、「医師
単独用」、「看護婦単独用」、「患者単独用」というよ
うに、利用者に応じた幾つかの基本形(標準仕様)を作
成しておき、これを基に各人で微調整を加えるというの
が現実的である。
【0046】本システムの他の特徴として、データ項目
を後発的に自由に増減・変更可能なことが挙げられる。
通常の情報管理システムにおいては、データベース設計
時に必要なデータ項目を設定しておく必要があり、後で
データ項目を追加・変更させる必要が生じた場合には、
システム障害(プログラムが必要とするデータ項目が存
在しないという状態)の発生を防ぐため、当該データ項
目にアクセスするプログラムを全て修正する必要があっ
た。また、当該データ項目を用いた計算処理が行われた
場合には、その計算結果の部分も修正する必要があっ
た。万一修正漏れがあると、プログラムの異常終了や計
算結果の異常が生じ、システムダウンをもたらすことと
なる。使用頻度の高いプログラムであれば、デバッグ時
に容易に発見することもできるが、計算結果の異常を発
見するのは困難であり、後日大きなトラブルを引き起こ
す危険性がある。上記した外部医療事務管理システム20
においても同様であり、クライアント端末22側では予め
設定された範囲内での利用のみが許容されており、医療
現場における個々の看護婦や医師の要望に柔軟に対処す
ることは困難であった。これに対し、本システムにおい
ては、設計端末14における画面レイアウトの設計時に、
表示すべきデータ項目を自由に追加・変更可能となって
いる。
【0047】この柔軟な設計変更を可能とするため、こ
のシステムにおいては、情報管理データベース57の他
に、データ管理データベース56を用意している。情報管
理データベース57には、予め定義されていない無数のデ
ータ格納領域が用意されているのに対し、データ管理デ
ータベース56には、画面上に表示されたデータ項目や画
面アイテムと情報管理データベース57に格納された実際
のデータとの相関関係を示す変換テーブルが格納されて
いる。すなわち、あるモジュールデータを専用端末装置
13の画面24に展開した場合に、当該画面上のある箇所に
おいて選択・入力されたデータが情報管理データベース
のどこに格納されるべきか、あるいは情報管理データベ
ース内のどこのデータが当該画面上のどのボックスに当
てはめられるべきかがデータ管理データベース56内に定
義されている。例えば、ある画面上で患者Aの98年3月
18日の血圧測定値を入力した場合には、患者AのID、
年月日、血圧測定値を示すコードをキーとし、データ管
理データベース56内の変換テーブルに従って当該測定値
が情報管理データベース57の所定の箇所に格納される。
つぎに、他の画面上で患者Aの98年3月18日の血圧測定
値を表示する必要が生じた場合には、まずデータ管理デ
ータベース56を参照して患者Aの97年3月18日の血圧測
定値が格納されている情報管理データベース内の場所を
割り出し、目的のデータが専用端末装置13に送信され
る。
【0048】表示するデータ項目を変更する必要が生じ
た場合には、設計端末14上の操作によって情報管理デー
タベース57内に新たな項目を増やすと共に、データ管理
データベース56内の変換テーブルに変更を加えるだけで
済む。データ項目の変更によって、情報管理データベー
ス57に使われなくなった項目が生じる場合があるが、当
該項目はデータ管理データベース56において単に「使わ
れていない」として管理され、各プログラムにはこのよ
うな「使われていない」データ項目の取り扱いについて
予め規定されているため、例え修正漏れがあってもシス
テムダウンすることがなく、使われない計算結果を参照
した場合には「処理不能」メッセージを表示していち早
く異常を発見することができる。もちろん、使われない
項目が増えていく分、データ構造の冗長性が増していく
が、情報管理データベース57にそれほど大きなデータ量
を蓄積することは予定しておらず、実用上は無視できる
程度に納まる。
【0049】本システムの他の特徴として、外部医療事
務管理システム20が管理しているデータを、必要に応じ
て参照できることが挙げられる。これは、具体的にはシ
ステム管理データベース55内に格納されたエミュレーシ
ョンデータに基づき、外部インターフェース部54を介し
て実現される。このエミュレーションデータは、外部医
療事務管理システム20のクライアント端末22におけるキ
ー操作を模した信号よりなる。このエミュレーションデ
ータは、専用端末装置13の画面上に表示される機能選択
ボタン(例えば「医」ボタン34)と関連付けられてお
り、該ボタンを押圧すると上記信号が外部インターフェ
イス部54から外部医療事務管理システム20に送信され
る。この結果、オンラインで外部医療事務管理システム
20のデータが引き出され、本システムに適合したデータ
形式に変換された上で専用端末装置13の画面に表示され
る。あるいは、外部医療事務管理システム20の通信フォ
ーム(プロトコルも含む)に従ってデータを送受信し、
以て外部医療事務管理システム20側のデータを取り出す
ようプログラムしておいてもよい。
【0050】また、外部インターフェイス部54を介し
て、情報管理データベース57内のデータと外部医療事務
管理システム20のデータとの同期をとることもできる。
例えば、情報管理データベース57に蓄積された一週間分
のデータを、外部医療事務管理システム20が対応してい
るデータ取り込み用のファイル形式に変換して定期的
(例えば毎週日曜日24時)に送信し、後は外部医療事務
管理システム20側で管理するように運用すれば、その分
情報管理データベース57のデータ量を減らすことがで
き、本システムの負荷を低減できる。
【0051】あるいは、上記において看護婦が専用端末
装置13の画面上に表示されたテンキーボード43を用いて
患者のバイタルデータを入力する例を示したが、かかる
データに関しては本システムの情報管理データベース57
や患者の情報カード29内に格納するだけでなく、外部イ
ンターフェース部54を介して外部医療事務管理システム
20にアクセスし、該当データベース内に直接データを書
き込むようにプログラム設定しておくこともできる。バ
イタルデータに関しては、既存の医療事務管理システム
にも通常データ項目として用意されているものであり、
データ入力者も看護婦等の医療スタッフに限定されてい
るため、直接アクセスを認めても大きな問題は生じない
筈であり、むしろデータを再入力する手間を省ける利点
がある。
【0052】本発明の他の特徴として、音声を用いたデ
ータの蓄積・利用が挙げられる。これまでも何度か強調
してきたが、医療現場においてはキーボード操作による
文字入力を行う余裕がない場合が多いが、専用端末装置
13の受話器28を介して音声でデータをを入力するのであ
れば、看護婦等が気付いた一寸した情報を気軽に登録す
ることができる。このような音声データの積み重ねによ
り、医療行為の円滑化や医療ミスの排除に資する結果と
なる。また、ボイスメールを積極的に用いて患者やその
家族との交流を図ることで、両者の信頼関係を確かなも
のとできる。
【0053】専用端末装置13の受話器28を介して入力さ
れた音声は、専用端末装置13内のA/D変換回路によっ
てディジタル信号に変換され、当該信号の発信者、発信
日時、発信種別(引継事項登録、治療記録、検査記録、
投薬記録、ボイスメールの別)等を示すコードが付され
た音声ファイルとしてサーバ11に送信される。この音声
ファイルは、システム制御部50を経由し、コード別に整
理されて音声データベース58内に蓄積される。そして、
専用端末装置13の表示画面24において、ある音声データ
再生のコマンドが入力されると、指定されたコードの音
声ファイルが音声データベース58から検索されると共
に、システム制御部50を介して専用端末装置13に送信さ
れ、D/A変換回路によってアナログ化された後に受話
器28で再生される。専用端末装置13の表示画面24と音声
ファイルとの対応関係も、設計端末14上で定義される。
【0054】その他、情報管理データベース57には、医
師や看護婦、患者やその家族等、システム利用者の氏
名、ID番号、年齢、性別、住所等を記録したマスタフ
ァイルが格納されている。このマスタファイルは、外部
医療事務管理システム20から定期的に取り込まれる。ま
た、患者の携帯する情報カード29には、患者のID番号
や氏名等の属性情報の他、一定範囲の検査データや投薬
記録等を保持させることができるが、この情報カード29
に蓄積されるべきデータの種類や期間に関しては、上記
設計端末14上で設定することができる。例えば、当該情
報カード29が記憶容量の多いICメモり内蔵型であれ
ば、より多くのデータを情報カード29に保持させること
で、情報管理データベース57へアクセスする回数を減ら
すことができ、処理の迅速化を図ることができる。もち
ろん、コストの観点から記憶容量の劣る磁気カードによ
って情報カード29を構成することも可能であるが、この
場合には情報カード29側に保持させるデータの範囲を厳
選すればよい。
【0055】上記においては、医療現場における利用例
を示したが、このシステムは、介護の現場においても同
じように利用可能である。例えば特別養護老人ホーム等
の介護施設18に設置された専用端末装置13の挿入口25
に、ケアワーカー及び被介護者の情報カード29を挿入す
ると、図14に示すような画面が表示される。
【0056】この画面レイアウトは、介護サービスの実
施状況を記録しておくためのものであり、3つの領域に
区分されている。この中、第1の領域59には、現在の日
付や時刻の他に、被介護者のID番号(9800521)、介
護室(310号)、氏名(太田誠一)、年齢性別(98才
男)等の属性や症状(痴呆・軽度)が表示される。ま
た、被介護者の既往症を示す画面を呼び出すための
「既」ボタン32、ボイスメールを登録するための「V」
ボタン33、既存の介護事務管理システムにアクセスして
特定のデータを表示するための「介」ボタン60が配置さ
れている。ここでは、既存の介護事務管理システムが上
記外部医療事務管理システム20に含まれているものとし
て説明するが、介護事務管理システムが独立して存在す
る場合も当然あり得る。
【0057】第3の領域61には、担当ケアワーカーのI
D番号(526)、氏名(真壁浩子)、身分(ケアワーカ
ー)が表示される。また、被介護者に関する「引継事
項」が存在することを示す「引・有り」ボタン47と、当
該ケアワーカーに対する新規のボイスメールが存在する
ことを示す「V・有り」ボタン48が表示されている。
【0058】以上のように、第1の領域59及び第3の領
域61に表示される事項は、図3に示した看護処置用の画
面構成と概ね等しいものとなっている。これに対し、第
2の領域62に表示される事項は、介護処置に特化された
ものとなっている。すなわち、第2の領域62の右側に
は、この被介護者のために予め設定された介護計画の処
置内容が表示されると共に、左側には介護計画に含まれ
た各介処置の実施状況が表示されている。リストアップ
された介護計画を観察すれば、本日(97年12月20日)こ
の被介護者に対しては、例えば午前8時に朝食の補助を
行う必要があることや、適当な間隔をおいてトイレに誘
導する必要があること等が予め策定されていることを認
識できる。そこで、ケアワーカーはこの計画に沿って順
次介護処置を実施することとなるのであるが、具体的な
作業に入る前に、右側の各介護処置の中から実施する介
護処置(入浴補助)を押した後、左側の「作業開始」ボ
タン63を押す。この結果、実施状況のリスト中に入浴補
助が作業中である旨の表示がなされる。そして、入浴が
終了した時点で「作業終了」ボタン64を押せば、実施状
況リストに入浴補助が完了した旨のサイン(
【済】)が表示されることとなる。
【0059】このように、介護計画表示欄に被介護者毎
の介護内容がリストアップされると共に、その進捗具合
が実施状況欄に表示されるため、予め設定された介護計
画を確実に遂行することができる。また、この実施記録
を外部の介護事務管理システムのデータベースに転送す
ることにより、介護保険の評価に利用することができ
る。
【0060】第2の領域62には、「介護記録」ボタン65
が設けられており、各介護処置の作業中にこれを選択し
て専用端末装置13の受話器28から音声メッセージを入力
すれば、当該介護処置に関連付けられた介護記録を残す
ことができる。例えば、散歩補助の作業中(散歩から帰
って「作業終了」ボタン64を押す前)に、「介護記録」
ボタン65を押して散歩のコースや所要時間、被介護者の
様子等を録音した後、「作業終了」ボタン64を押せば、
音声による介護記録が存在することを示す「V」ボタン
66が実施状況リストの「散歩補助」の右側に付されるこ
ととなる。この「V」ボタン66を押すことにより、上記
録音内容の再生が実現されることはいうまでもない。
【0061】「介護記録」ボタン65の隣には「引継登
録」ボタン45が設けられており、個々の介護処置とは切
り離して当該被介護者に関する情報を記録しておく場合
に選択される。例えば、この被看護者の顔色が朝から優
れない場合に、担当のケアワーカーが「引継登録」ボタ
ン45を押して専用端末装置13の受話器28からその旨を口
述すると、被介護者、登録日時、登録者を示すコードが
付与された音声ファイルとして音声データベース58内に
蓄積される。翌日、別のケアワーカーと勤務を交代した
際に、後任者は「引・有り」ボタン47を押して引き継ぎ
リスト中から前日の案件を選択して音声メッセージを再
生することにより、前任者からの上記情報を確実に把握
することが可能となる。
【0062】ところで、図14中においては、当日分の
実施状況のみが表示されているが、以前の実施状況をリ
ストアップして前任者の残した介護記録を参照したい場
合が当然生じる。このため、過去の実施状況を表示する
ための「履歴」ボタン67を用意しておくことが望まし
い。この「履歴」ボタン67を押すと、過去一定期間の日
付を表示した複数のボタンが現れ(図示省略)、必要な
日付を選択することで当日の実施状況がリストアップさ
れる。その中から必要な介護処置の「V」ボタン66を押
して介護記録を聴取した後、「戻る」ボタン(図示省
略)を押して本日に復帰するように設定しておけばよ
い。
【0063】なお、上記の介護処置画面は、あくまでも
ケアワーカーと被介護者の情報カード29を挿入した場合
のものであり、同じ被介護者であっても看護婦の情報カ
ード29と共に挿入した場合には、図3に示したような看
護処置画面が表示されることはいうまでもない。
【0064】つぎに、介護計画の策定方法について説明
する。介護保険制度の下にあっては個々の被介護者によ
ってサービス(介護処置)内容が異なるため、被介護者
毎の介護計画の策定が重要な作業となるが、本システム
にあっては、設計端末14を用いてこれを簡単に実現する
ことができる。図15は介護計画策定中の設計端末14の
画面を示すものであり、設計端末14にインストールされ
ている専用のアプリケーションプログラムに従って策定
作業は遂行される。
【0065】図示の通り、画面右側には具体的な介護処
置の内容がリストアップされている。また、画面左側に
は、介護処置が遂行されるべき時を示すスケジュール表
が表示されている。ここでは月単位で遂行される介護処
置の設定が行われており、したがって1日〜30日(3
1日)までの日付欄68を備えた月間のスケジュール表69
が展開されている。ここで例えば、被介護者「太田誠
一」氏については毎月3日に健康診断を行う必要がある
と仮定すると、右側のリスト中から「健康診断」の画面
アイテムをマウス等のポインティングデバイスを用いて
移動させ、月間スケジュール表69の「3日」の欄に貼り
付ける。これにより、この被介護者の介護計画リストに
は、毎月3日になると「健康診断」が自動的に列挙され
ることとなる。
【0066】つぎに、週単位で遂行されるべき介護処置
を設定する場合には、周期選択ボタンの「週」70を選択
して日〜土までの曜日欄を備えた週間スケジュール表を
表示させ、上記と同様の方法で画面アイテムを必要な曜
日欄に貼り付ける。例えば、毎週土曜日と金曜日に「リ
ハビリ」を行う必要がある場合には、「リハビリ」の画
面アイテムを「月曜日」欄及び「金曜日」欄に貼り付け
る。この結果、この被介護者の介護計画リストには、毎
週月曜日と金曜日になると「リハビリ」が自動的に列挙
されることとなる。
【0067】つぎに、毎日行う必要のある介護処置を設
定する場合には、周期選択ボタンの「日」71を選択して
0:00〜24:00までの時刻欄を備えた日間スケジュール表
を表示させ、上記と同様の方法で画面アイテムを必要な
時刻欄に貼り付ける。例えば、毎朝「朝食補助」の介護
処置を行う必要がある場合には、「朝食補助」の画面ア
イテムを「08:00」欄に貼り付ける。この結果、この被
介護者の介護計画リストには、毎日「朝食補助」が時刻
表示を伴って自動的に列挙されることとなる。
【0068】また、周期性のない特別な介護処置(例え
ば「健康相談」)を設定する場合には、周期選択ボタン
の「特」72を選択して日時入力画面を表示させ(図示省
略)、設計端末14のキーボードを操作して具体的な日時
を入力する。例えば、6月3日の午後2時に主治医との
面談を設定する場合には、「健康相談」画面アイテムを
マウスでクリックして選択状態とした後に、「特」ボタ
ン72をクリックして「6月3日午後2時」と入力する。
この結果、この被介護者の6月3日の介護計画リストに
は、「健康相談(14:00)」が列挙されることとなる。
【0069】なお、上記月間計画及び週間計画を設定す
るにつき、時刻まで特定する必要がある場合には、「時
刻」ボタン73を押して日時入力画面を表示させ(図示省
略)、設計端末のキーボードを操作して具体的な日時を
入力すればよい。例えば、毎週月曜日の午前11時にリハ
ビリを行う必要がある場合、「リハビリ」の画面アイテ
ムを「月曜日」欄に貼り付けた直後に「時刻」ボタン73
をクリックして「午前11時」と入力すれば、毎週月曜日
に「リハビリ(11:00)」が表示される。また、周期選
択ボタンで「月」「週」「日」「特」のモードを切り替
える度に、介護内容にリストアップされる画面アイテム
も選択されたモードに適したもののみが表示されるよう
に構成してもよい。介護内容でリストアップされる画面
アイテムは、外部の介護事務管理システムが管理してい
る介護処置データを外部インターフェース部54を介して
取り込み、情報管理データベース57内にマスタファイル
として登録されている。そこで、このマスタファイルに
登録する際に、各介護処置に「月」「週」「日」「特」
の別を示すインデックスを付加することで、上記のよう
に介護内容にリストアップされる画面アイテムを限定表
示することが実現できる。
【0070】上記のようにして設計端末14の画面上で必
要な介護処置を示す画面アイテムの貼り付けや日時の入
力作業が終了した後、更新登録することにより、当該被
介護者の介護計画が確定される。この介護計画のデータ
は、当該被介護者、介護処置、設定日時を示すコードが
それぞれ付された形で情報管理データベース57内に格納
される。そして、図14の介護処置画面を表示する際に
は、上記コードをキーとして上記データが検索され、専
用端末装置13に送信される。
【0071】
【発明の効果】本発明に係る医療・介護支援システムに
あっては、上記のように音声データによる情報の蓄積・
利用を採用したため、医療・介護現場で発生する広範で
不定型な情報を簡便に蓄積すると共に、これを患者や被
介護者をも含めたより多くの者で利用することができ、
医療や介護におけるサービスの質の向上を果たすことが
可能となる。また、利用者に応じて、あるいは時間の経
過に応じて柔軟にシステムの改変を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る医療・介護支援システムのハ
ードウェア構成を示すイメージ図である。
【図2】 上記システムに係る専用端末装置を示す平面
図である。
【図3】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図4】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図5】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図6】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図7】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図8】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図9】 上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図10】上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図11】上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図12】上記システムの機能構成を示すブロック図で
ある。
【図13】上記専用端末装置の画面設計の過程を示す説
明図である。
【図14】上記専用端末装置の画面表示例を示す平面図
である。
【図15】上記設計端末の画面上において介護計画を策
定する過程を示す平面図である。
【符号の説明】
10 医療・介護支援システム 11 サーバ 13 専用端末装置 20 外部医療事務管理システム 22 クライアント端末 24 表示画面 26 カード・リーダライタ 28 受話器 29 情報カード 55 システム管理データベース 56 データ管理データベース 57 情報管理データベース 58 音声データベース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム制御装置と、 該システム制御装置によって管理されたデータベース
    と、 上記システム制御装置と接続され、少なくとも医療や介
    護の現場に設置される端末装置とを備えた医療・介護支
    援システムであって、 上記端末装置は、医療や介護に付随する各種データを表
    示すると共に、各種データを入力するための画面アイテ
    ムや本システムによって実現される各種機能の実行を選
    択指令するための画面アイテムを表示する表示画面と、
    音声入力手段及び再生手段と、当該端末装置の利用者を
    特定するコードを入力するためのコード入力手段とを備
    え、 上記データベースには、少なくとも音声データを蓄積す
    るための音声データベースが含まれており、 上記端末装置の音声入力手段を介して入力された音声デ
    ータには、当該音声データの入力者やデータの種別、名
    宛人等の属性を示すコードが付加された状態で上記音声
    データベース内に格納され、 上記端末装置の画面上に表示される当該音声データと関
    連付けられた画面アイテムを選択することにより、上記
    端末装置の再生手段を介して当該音声データの再生が実
    現されることを特徴とする医療・介護支援システム。
  2. 【請求項2】上記データベースには、上記端末装置にお
    けるデータ表示や機能選択を実現するためのプログラム
    を格納しておくシステム管理データベースが含まれてお
    り、 該プログラムは、複数のモジュールと、各モジュールの
    組合せを示すシーケンスコントロールデータより構成さ
    れ、 該プログラムには上記端末装置の利用者に関連付けられ
    たコードが付与された状態で上記システム管理データベ
    ース内に格納されており、 各利用者が上記端末装置に自己のコードを入力した際
    に、当該コードに関連付けられたプログラムの少なくと
    も一部が上記システム制御装置によって上記システム管
    理データベースから端末装置にダウンロードされ、以て
    予め当該利用者に関連付けられた画面表示が実現される
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療・介護支援シス
    テム。
  3. 【請求項3】上記データベースには、医療や介護に付随
    する各種データを格納しておく情報管理データベース
    と、該情報管理データベース内に格納された個々のデー
    タと上記端末装置の画面上に表示される各種データや画
    面アイテムとの相関関係を示すデータ変換テーブルを格
    納しておくデータ管理データベースとが含まれているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の医療・介護支
    援システム。
  4. 【請求項4】上記端末装置は、磁気カードやICカード
    等の情報カードに蓄積されたデータを読み取るカード読
    み取り手段を備えており、各利用者が所有する情報カー
    ドに蓄積されたデータをカード読み取り手段に読み取ら
    せることによって、当該利用者を特定するコードの入力
    が実現され、上記端末装置の画面上に当該コードと関連
    付けられた画面表示が実現されることを特徴とする請求
    項1〜3の何れかに記載の医療・介護支援システム。
  5. 【請求項5】上記端末装置の表示画面には、座標入力手
    段としてのタッチスクリーンが配置されており、画面上
    に表示された画面アイテムに触れることにより、上記タ
    ッチスクリーンを介してデータの入力や機能の選択が実
    現されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の医療・介護支援システム。
  6. 【請求項6】上記端末装置は音声認識手段を備えてお
    り、上記画面アイテムの選択が音声によって実現される
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の医療・
    介護支援システム。
  7. 【請求項7】上記端末装置の利用者が、医療や介護のサ
    ービスを行う医師や看護婦、ケアワーカー等のサービス
    提供者と、これらのサービスを受ける患者や被介護者等
    のサービス受領者とからなる場合に、上記サービス提供
    者及びサービス受領者の情報カード上のデータを上記カ
    ード読み取り手段に読み取らせると、 当該サービス提供者によるサービス受領者に対する処置
    を示す画面が表示され、 各処置と関連付けられた画面アイテムを選択して音声を
    入力することで、当該処置を示すコードが付加された形
    で当該音声データが音声データベース内に格納されると
    共に、端末装置の画面中に当該音声データと関連付けら
    れた画面アイテムが表示され、当該画面アイテムを選択
    することで当該音声データの再生が実現されることを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の医療・介護支援
    システム。
  8. 【請求項8】上記端末装置の利用者が、医療や介護のサ
    ービスを行う医師や看護婦、ケアワーカー等のサービス
    提供者と、これらのサービスを受ける患者や被介護者等
    のサービス受領者とからなる場合に、上記サービス提供
    者及びサービス受領者の情報カード上のデータを上記カ
    ード読み取り手段に読み取らせると、 当該サービス提供者によるサービス受領者に対する処置
    を示す画面が表示され、 当該サービス受領者と関連付けられた画面アイテムを選
    択して音声を入力することで、当該サービス受領者を示
    すコードが付加された形で当該音声データが音声データ
    ベース内に格納されると共に、端末装置の画面中に当該
    音声データと関連付けられた画面アイテムが表示され、
    当該画面アイテムを選択することで当該音声データの再
    生が実現されることを特徴とする請求項1〜7の何れか
    に記載の医療・介護支援システム。
  9. 【請求項9】上記システム制御装置は外部情報管理シス
    テムと接続されると共に、上記端末装置の画面上には上
    記外部情報管理システムのデータベース内に蓄積されて
    いるデータと関連付けられた画面アイテムが表示され、
    該画面アイテムを選択することによって外部情報管理シ
    ステムのデータが端末装置の画面上に表示されることを
    特徴とする請求項請求項1〜8の何れかに記載の医療・
    介護支援システム。
  10. 【請求項10】上記データベースの中には、上記システ
    ム制御装置と接続された外部情報管理システムのデータ
    ベース内に蓄積されているデータを表示するために、当
    該外部情報管理システムに属する端末装置のキー操作を
    模した信号を出力するためのエミュレーションデータが
    本システムに属する端末装置の画面上に表示される画面
    アイテムと関連付けられた形で格納されており、当該画
    面アイテムを選択すると対応するエミュレーションデー
    タが外部情報管理システム側に送信されると共に、外部
    情報管理システム側の該当データが本システムの端末装
    置に転送され、その画面上に必要なデータの表示が実現
    されることを特徴とする請求項9に記載の医療・介護支
    援システム。
  11. 【請求項11】上記外部情報管理システムのデータと、
    上記情報管理データベース内に蓄積されたデータとの間
    で、定期的に同期が取られることを特徴とする請求項9
    または10に記載の医療・介護支援システム。
JP10851798A 1998-04-03 1998-04-03 医療・介護支援システム Withdrawn JPH11296592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10851798A JPH11296592A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 医療・介護支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10851798A JPH11296592A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 医療・介護支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11296592A true JPH11296592A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14486809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10851798A Withdrawn JPH11296592A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 医療・介護支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11296592A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002117147A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Skills:Kk 介護保険データベース間連携システム
JP2002312484A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Uchiyama Biru Kk 介護サービス付き集合住宅及び同集合住宅の入居者募集システム
JP2002329009A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Teijin Ltd 在宅療法患者評価支援システム
JP2003260092A (ja) * 2002-03-11 2003-09-16 Hitachi Electronics Service Co Ltd 医療用意思伝達システム
JP2003260093A (ja) * 2002-03-11 2003-09-16 Hitachi Electronics Service Co Ltd 視点入力によるナースステーションへの意思伝達システム
JP2003281271A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 病院支援システム
JP2004519020A (ja) * 2000-05-18 2004-06-24 アラリス メディカル システムズ,インコーポレイテッド 分散遠隔アセットと薬物管理薬品投与システム
JP2005514078A (ja) * 2001-05-15 2005-05-19 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド 患者のデータを管理する装置及び方法
JP2009512010A (ja) * 2005-10-06 2009-03-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 医療環境下でのルールベースコンテキスト管理のためのシステムおよび方法
JP2009142476A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Toshiba Corp 医用診断装置
WO2015019887A1 (ja) * 2013-08-06 2015-02-12 コニカミノルタ株式会社 データ管理サーバー及び在宅診療連携システム
JP2015536196A (ja) * 2012-11-12 2015-12-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 介護者中心且つ重症度適応マルチ患者システム
JP2016162053A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 住友林業株式会社 見守り介護記録システム
JP2022120752A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 株式会社フューチャー・ブレイン 看護・介護日誌記録システム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004519020A (ja) * 2000-05-18 2004-06-24 アラリス メディカル システムズ,インコーポレイテッド 分散遠隔アセットと薬物管理薬品投与システム
JP2002117147A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Skills:Kk 介護保険データベース間連携システム
JP2002312484A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Uchiyama Biru Kk 介護サービス付き集合住宅及び同集合住宅の入居者募集システム
JP2002329009A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Teijin Ltd 在宅療法患者評価支援システム
JP2005514078A (ja) * 2001-05-15 2005-05-19 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド 患者のデータを管理する装置及び方法
JP2003260092A (ja) * 2002-03-11 2003-09-16 Hitachi Electronics Service Co Ltd 医療用意思伝達システム
JP2003260093A (ja) * 2002-03-11 2003-09-16 Hitachi Electronics Service Co Ltd 視点入力によるナースステーションへの意思伝達システム
JP2003281271A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 病院支援システム
JP2009512010A (ja) * 2005-10-06 2009-03-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 医療環境下でのルールベースコンテキスト管理のためのシステムおよび方法
JP2009142476A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Toshiba Corp 医用診断装置
JP2015536196A (ja) * 2012-11-12 2015-12-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 介護者中心且つ重症度適応マルチ患者システム
WO2015019887A1 (ja) * 2013-08-06 2015-02-12 コニカミノルタ株式会社 データ管理サーバー及び在宅診療連携システム
JP2016162053A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 住友林業株式会社 見守り介護記録システム
JP2022120752A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 株式会社フューチャー・ブレイン 看護・介護日誌記録システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9922168B2 (en) Patient device for advanced patient communication
KR101249528B1 (ko) 한의학 처방 및 조제 지원 시스템
JP2002032475A (ja) 診療情報管理装置
JP6725739B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JPH11296592A (ja) 医療・介護支援システム
US20110054924A1 (en) Patient communications device
JPH10323329A (ja) 電子カルテシステム及びその入出力方法
JP2021022341A (ja) 医療関係者マッチングシステム
JP2004302890A (ja) 電子カルテシステム
JP2002236745A (ja) 病院,老人ホーム等の施設における情報サービスシステム
EP2660744A1 (en) A method and system for advanced patient communication
JP2023041699A (ja) プログラム、方法、情報処理装置、システム
JP4477994B2 (ja) 電子カルテシステムにおける情報表示方法及び電子カルテシステム
JP2002269238A (ja) 介護支援方法及び介護支援システム
JP6081050B2 (ja) コンタクトセンターシステム
JPH11306261A (ja) 患者情報共有システム
JPH06259454A (ja) 医療総合情報システム
JP2002215794A (ja) 電子カルテシステム
JP2002063282A (ja) 医療情報通信システム
TWM619701U (zh) 醫療整合查詢機器以及醫療整合查詢設備
JP2007148767A (ja) 看護支援端末装置
JP2002334152A (ja) 予約管理システム、方法及びプログラム
JP2002041655A (ja) 問診処理装置及び問診処理システム
Hughes Point-of-care information systems: State of the art
JP4698870B2 (ja) 在宅医療の情報管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607