JPH07114824B2 - 遊戯機用リール - Google Patents

遊戯機用リール

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JPH07114824B2
JPH07114824B2 JP28059392A JP28059392A JPH07114824B2 JP H07114824 B2 JPH07114824 B2 JP H07114824B2 JP 28059392 A JP28059392 A JP 28059392A JP 28059392 A JP28059392 A JP 28059392A JP H07114824 B2 JPH07114824 B2 JP H07114824B2
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JP
Japan
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俊一 木下
隆 藤井
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高砂電器産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スロットマシンやパ
チンコ機などの遊戯機に用いられるリールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の遊戯機用リールは、合成
樹脂製のリール枠の外周面に帯状のシート材を貼着して
形成されている。このシート材の表面には、カラーイン
クなどによって複数のシンボルが描かれており、これら
シンボルが機体前面のシンボル表示窓を通して外部から
見えるようリールが組み込まれる。
【0003】前記シンボル表示窓の内側には、蛍光灯な
どの照明装置が設けてあり、これによりリールのシンボ
ルに照明が施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記シンボル表示窓の
部分は、専らシンボルを表示するだけの働きしかなく、
しかも構造上、変化に富んだシンボルの表示を行うこと
は困難である。ところで、この種の遊戯機は、遊戯者の
ゲームに対する気分を高める必要があるため、スロット
マシンについては、リール表示窓の真上位置に表示パネ
ルを設け、その表示パネルの背後に複数のランプを配置
して適時点灯または点滅動作させることにより、遊戯者
のゲームに対する気分を盛り上げるようにしている。
【0005】しかしながら、ランプなどを設置する領域
は限られているため、その種の工夫を行うには限界があ
り、しかもランプ数を増やした場合、構造が複雑化して
コスト高となるなどの問題もある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、リールの外周部に特殊なインキを用いてシンボ
ルまたはその背景部分を表すことにより、変化に富んだ
シンボル表示を可能とし、また遊戯者のゲームに対する
気分を大幅に高揚できる遊戯機用リールを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外周
面に複数のシンボルが表された遊戯機用リールにおい
て、前記シンボルとその背景部分の少なくとも一方を、
光を吸収かつ蓄積して放出することにより発光する性質
をもつ蓄光インキにより表したものである。
【0008】請求項2の発明にかかる遊戯機用リール
は、前記シンボルとその背景部分の少なくとも一方を、
紫外線を吸収することにより発光する性質をもつ蛍光イ
ンキにより表したものである。
【0009】請求項3の発明にかかる遊戯機用リール
は、前記シンボルとその背景部分のいずれか一方を、光
を吸収かつ蓄積して放出することにより発光する性質を
もつ蓄光インキにより表すと共に、他方を、紫外線を吸
収することにより発光する性質をもつ蛍光インキにより
表したものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明にかかるリールに光を照射する
と、蓄光インキで表された部分が照射光を吸収して色鮮
やかに発光し、また請求項2の発明にかかるリールに紫
外線が照射されると、蛍光インキで表された部分が紫外
線を吸収して蛍光を発し、変化に富んだシンボル表示が
行われる。請求項3の発明にかかるリールについては、
蓄光インキで表された部分と蛍光インキで表された部分
とは異種の発光動作を行い、より変化に富んだシンボル
表示となる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明にかかる遊戯機用リールが用
いられたスロットマシン2の外観を示す。このスロット
マシン2は、外周面に複数のシンボルが表された3個の
リール1a,1b,1cを備え、機体の前面には、リー
ル表示窓3,メダル投入口4,始動ハンドル5,停止ス
イッチ6a,6b,6c,メダル放出口7,メダル受け
皿8などが設けられている。
【0012】前記リール表示窓3には3個のリール1
a,1b,1cが位置し、このリール表示窓3より各リ
ール1a,1b,1cの回転状態と、各リール停止時に
は各リールの外周面に描かれた複数のシンボルのうち3
個のシンボルが5本の停止ラインL1 〜L5 上に整列し
た状態とが透視できるようになっている。
【0013】前記始動ハンドル5は、3個のリール1
a,1b,1cを一斉に始動させるためのもの、停止ス
イッチ6a,6b,6cはそれぞれ対応するリール1
a,1b,1cを停止させるためのものである。
【0014】前記メダル投入口4はゲームの開始に先立
ち、1ないし3枚のメダルを投入する箇所である。メダ
ル受け皿8はメダルの配当に際してメダル放出口7から
放出されるメダルを収容する。
【0015】リール表示窓3の停止ラインL1 〜L
5 は、投入されたメダルの枚数によって順次有効化する
もので、1枚のメダルが投入されたときは中央のライン
1 が、2枚のメダルが投入されたときは上中下の3本
のラインL2 ,L1 ,L3 が、3枚のメダルが投入され
たときは全てのラインL1 〜L5 が、それぞれ有効とな
り、いずれか有効ライン上で予め設定されたシンボルの
組合せが成立したとき、所定の枚数のメダルが払い出さ
れる。
【0016】前記リール1a,1b,1cは、図2に示
すごとく、中心のボス部9,外周枠10,および複数の
支持棒11とで構成される。前記ボス部9の中央部には
モータとの接続孔12が設けてある。外周枠10はリン
グ状をなす一対の側枠13,14間に複数の連結板15
が一定間隔ごとに配設された構造のものである。各支持
棒11は、ボス部9の外周に放射状に配置され、それぞ
れの先端が前記連結板15の長さ中央部に連結される。
【0017】このリール1a,1b,1cの外周には、
透明の合成樹脂製シート材の表面に複数のシンボルが描
かれた帯状シート16が配設される。この帯状シート1
6は、前記連結板15の長さに応じた幅を有し、裏面に
は接着剤が塗布されており、この接着剤により帯状シー
ト16を両側枠13,14内のリールの連結板15上に
接着する。
【0018】前記帯状シート16のシンボルまたは背景
部分の少なくとも一方は、蓄光インキまたは蛍光インキ
により描かれている。蓄光インキは、太陽光や電燈光を
吸収かつ蓄積し、蓄積した光を徐々に放出させて発光す
る性質を持った顔料を含有するもので、例えばセリコー
ル蓄光インキ(商品名,株式会社太陽マーク製)を用い
る。また蛍光インキは紫外線を吸収して発光する顔料を
含有するもので、例えばBLインキ(商品名,株式会社
太陽マーク製)を用いる。この蛍光インキは、通常の照
明のもとでは乳白色であるが、紫外線が照射されると種
々の色彩に発光する。
【0019】図3のa,bは、帯状シート16のシンボ
ル17または背景部18のどちらか一方を前記蓄光イン
キにより描いた例を示す。図3のaでは、背景部18が
通常のインキにより着色され、各シンボル17,17が
蓄光インキで描かれかつ着色されている。図3のbでは
背景部18が蓄光インキで着色され、各シンボル17が
通常インキで描かれかつ着色されている。
【0020】このスロットマシン2の機体の内側には、
各リール1a,1b,1cの外周面に対向する位置にラ
ンプが配備される。図4の正面図および図5の側面図に
示す例では、シンボル表示窓3の上下位置に、白色蛍光
を発する2個の白色ランプ20,20が設けてある。
【0021】前記白色ランプ20,20は、電源がオン
の状態では、常時点灯して各リール1a,1b,1cを
照明する。このとき、各リール1a,1b,1cの蓄光
インキによる着色部分は、この照射光を吸収し蓄積し
て、色鮮やかに発光する。なお、白色ランプ20,20
は常時点灯させる以外に、入賞時に限って点灯動作させ
るようにしてもよい。
【0022】図5は、蛍光インキを用いた例であって、
各シンボル17を通常インキで描き、さらに蛍光インキ
で上書きしてある。背景部18は図3のaと同様、通常
インキによって着色されている。これにより、図5
(1)(2)に示すごとく、紫外線が照射されると蛍光
インキの上書部分が蛍光を発し、シンボル17の発色状
態が変化する。
【0023】図6は、帯状シート16全体に蛍光インキ
を施した例である。この例では、図5と同様、各シンボ
ル17を通常インキで描き、さらに蛍光インキを上書き
してある。背景部18は、各シンボル17,17…に対
応する領域22,22…ごとに、異なる色彩で発光する
蛍光インキで着色してある。これにより、紫外線を照射
しないときは背景部18は図6(1)に示すように、乳
白色であり、紫外線が照射されると、図6(2)に示す
ように背景部18が各領域22ごとに異なる色彩で発光
するとともに、各シンボル17の発色状態が変化する。
【0024】なお、ここでは図示しないが、上記図5,
6の実施例では、図4に示した白色ランプ20,20と
同じ位置に、紫外線を放射するランプ(以下「紫外線ラ
ンプ」という)が配置してある。
【0025】図7は、シンボル17に蓄光インキが、背
景部18に蛍光インキがそれぞれ用いられた例を示す。
この実施例の背景部18の構成は図6と同様であり、紫
外線が照射されると背景部18は各領域22ごとに異な
る色彩に変化するとともに、各シンボル17が色鮮やか
に発光する。
【0026】図8は、シンボル17に蛍光インキが、背
景部18に蓄光インキが、それぞれ用いられた例を示
す。この実施例のシンボル17の構成は図5と同様であ
り、紫外線が照射されると各シンボル17の発色状態が
変化するとともに、背景部18が色鮮やかに発光する。
【0027】図7,8のように、蓄光インキおよび蛍光
インキの2種類のインキが用いられる場合は、図9
(1)(2)に示すごとく、白色ランプ20と紫外線ラ
ンプ21とをそれぞれ、リール表示窓3の上下位置に設
置する。
【0028】これらランプのうち、白色ランプ20は電
源がオンの状態で常時点灯させるが、紫外線ランプ21
は、後述する制御部25からの指令に応じて、適時点灯
・消灯動作させる。なお白色ランプ20も紫外線ランプ
21と同様、適時点灯させるようにしてもよい。
【0029】なお、上記の各実施例では、各ランプ2
0,21をリール表示窓3の上下位置にとりつけている
が、これに限らず、各リール1a,1b,1cの内側に
設けることも可能である。
【0030】図10は、スロットマシン2の電気的構成
を示す。図中、25は制御部であって、CPU26にバ
ス27を介してROM28やRAM29が接続された公
知の構成を備えている。前記CPU26は演算・制御の
主体であって、ROM28に格納されたプログラムに従
ってRAM29に対するデータの読み書きを行いつつ入
出力各部の動作を一連に制御する。
【0031】前記バス27にはI/Oポート28を介し
てリール駆動部29が、表示インターフェイス31を介
して前記白色ランプ20や紫外線ランプ21などが接続
されている。リール駆動部29はCPU26からの指令
を受けて各リール駆動用のステッピングモータの作動を
制御する。
【0032】また前記バス27にはI/Oポート30を
介して、始動レバー5,停止スイッチ6a〜6cなどが
接続され、これらの操作による電気信号は、I/Oポー
ト30,バス27を介してCPU26に取り込まれる。
【0033】図11は、リールに蛍光インキが用いられ
た実施例(図5,6,7,8)について、制御部25に
よる制御手順をステップ1(図中「ST1」で示す)〜
ステップ15で示す。まずCPU26はステップ1で、
メダル投入口4からのメダルの投入が行われたかどうか
をチェックする。
【0034】メダルの投入が行われると、ステップ1が
「YES」となり、CPU26はつぎのステップ2で、
始動レバー5の操作に待機する。始動レバー5が操作さ
れるとステップ2が「YES」となり、CPU26はす
べてのリール1a,1b,1cを一斉に始動させ、紫外
線ランプ21の点灯、消灯をランダムに繰り返す(ステ
ップ3,4)。
【0035】つぎのステップ5〜7で、CPU31は、
停止スイッチ6a,6b,6cの操作に待機する。いま
第1のリール1aの停止スイッチ6aが押操作される
と、ステップ5が「YES」となり、CPU26はステ
ップ8で対応するリール1aを停止させる。
【0036】同様に、第2のリール1bの停止スイッチ
6bが押操作されたときはステップ6が、第3のリール
1cの停止スイッチ6cが押操作されたときはステップ
7が、それぞれ「YES」となり、CPU26は対応す
るリール1b,1cを停止させる(ステップ9,1
0)。
【0037】すべてのリール1a,1b,1cが停止す
ると、ステップ11が「YES」となり、CPU26は
つぎのステップ12で紫外線ランプ21,21を点灯さ
せた後、ステップ13でいずれか有効ラインに入賞にか
かるシンボルの組み合わせが成立しているかどうかを判
定する。
【0038】入賞が成立していればこの判定は「YE
S」となり、CPU26はつぎのステップ14で、メダ
ル払出口12より所定の枚数のメダルを払い出した後、
ステップ15で各リール1a,1b,1cの紫外線ラン
プ21,21を消灯する。
【0039】なお、上記の例では各リール1a,1b,
1cの回転時および停止時に紫外線ランプ21を点灯動
作させているが、これに限らず、各リールに入賞にかか
るシンボルの組合せが成立したときに紫外線ランプ21
を点灯して蛍光インキによる着色部分を発光させてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】この発明は上記のごとく、リールの外周
面のシンボルや背景部分を、照射光を吸収かつ蓄積して
発光する蓄光インキやまたは紫外線を吸収して発光する
蛍光インキを用いて表したから、リールの輝きや色調を
種々変化させることが可能となり、遊戯者のゲームに対
する気分を高揚できる。また遊戯者の気分を高める工夫
をリールに施したから、機械の内部構造の複雑化を招く
虞もないなど、発明目的を達成した顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の遊戯機用リールが用られたスロット
マシンの外観を示す正面図である。
【図2】リールの構成例を示す分解斜視図である。
【図3】リールの帯状シートの構成を示す説明図であ
る。
【図4】ランプの取付構造を示す説明図である。
【図5】リールの帯状シートの構成を示す説明図であ
る。
【図6】リールの帯状シートの構成を示す説明図であ
る。
【図7】リールの帯状シートの構成を示す説明図であ
る。
【図8】リールの帯状シートの構成を示す説明図であ
る。
【図9】ランプの取付構造を示す説明図である。
【図10】スロットマシンの回路構成例を示すブロック
図である。
【図11】制御部による制御手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1a,1b,1c リール 16 帯状シート 17 シンボル部 18 背景部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に複数のシンボルが表された遊戯
    機用リールにおいて、前記シンボルとその背景部分の少
    なくとも一方は、光を吸収かつ蓄積して放出することに
    より発光する性質をもつ蓄光インキにより表されて成る
    遊戯機用リール。
  2. 【請求項2】 外周面に複数のシンボルが表された遊戯
    機用リールにおいて、前記シンボルとその背景部分の少
    なくとも一方は、紫外線を吸収することにより発光する
    性質をもつ蛍光インキにより表されて成る遊戯機用リー
    ル。
  3. 【請求項3】 外周面に複数のシンボルが表された遊戯
    機用リールにおいて、前記シンボルとその背景部分のい
    ずれか一方は、光を吸収かつ蓄積して放出することによ
    り発光する性質をもつ蓄光インキにより表されると共
    に、他方は、紫外線を吸収することにより発光する性質
    をもつ蛍光インキにより表されて成る遊戯機用リール。
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