JPH07115143B2 - 遠心力鋳造用金型の塗型剤 - Google Patents
遠心力鋳造用金型の塗型剤Info
- Publication number
- JPH07115143B2 JPH07115143B2 JP1135647A JP13564789A JPH07115143B2 JP H07115143 B2 JPH07115143 B2 JP H07115143B2 JP 1135647 A JP1135647 A JP 1135647A JP 13564789 A JP13564789 A JP 13564789A JP H07115143 B2 JPH07115143 B2 JP H07115143B2
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- JP
- Japan
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- mold
- coating agent
- coating
- mold coating
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- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋳造用金型内に鋳込む金属と金型との焼き付
きを防止したり、溶湯の急冷を防止するための、基材と
して耐火物骨材と粘結材を溶媒に混和した遠心力鋳造用
金型の塗型剤に関する。
きを防止したり、溶湯の急冷を防止するための、基材と
して耐火物骨材と粘結材を溶媒に混和した遠心力鋳造用
金型の塗型剤に関する。
従来の上記塗型剤は、骨材として主に珪藻土を使用し
て、珪藻土のポーラスな構造によって断熱性の機能を発
揮させていた。しかし、高温の金属を鋳造する場合に
は、珪藻土では耐火度の面で不充分であるために、珪藻
土による第1コーティング層の上に、更に耐火度の高い
ジルコン、アルミナ、ムライト、シャモット等の骨材を
用いてコーティング層を形成して塗型を構成していた。
て、珪藻土のポーラスな構造によって断熱性の機能を発
揮させていた。しかし、高温の金属を鋳造する場合に
は、珪藻土では耐火度の面で不充分であるために、珪藻
土による第1コーティング層の上に、更に耐火度の高い
ジルコン、アルミナ、ムライト、シャモット等の骨材を
用いてコーティング層を形成して塗型を構成していた。
ところが、第1、第2コーティング層から成る2層構造
の塗型を形成するには、工数が多くなり、しかも、第2
コーティング層の通気性が悪いために珪藻土の付着水が
乾燥しにくくなり、ピンホールやキライ等といった鋳造
欠陥を誘発しやすいという欠点を有するばかりか、珪藻
土を使用しなければならないために、なおも耐火度の面
で不充分になりやすく、ペネトレーション、焼付等の鋳
造欠陥が発生するという問題があった。殊に、本発明の
対象とする遠心力鋳造においては、鋳造時の溶湯圧のた
めに塗型が加圧され、第1コーティング層の耐圧強度が
不足するためにその厚さが極端に薄くなる結果、断熱性
が低下するという問題があった。
の塗型を形成するには、工数が多くなり、しかも、第2
コーティング層の通気性が悪いために珪藻土の付着水が
乾燥しにくくなり、ピンホールやキライ等といった鋳造
欠陥を誘発しやすいという欠点を有するばかりか、珪藻
土を使用しなければならないために、なおも耐火度の面
で不充分になりやすく、ペネトレーション、焼付等の鋳
造欠陥が発生するという問題があった。殊に、本発明の
対象とする遠心力鋳造においては、鋳造時の溶湯圧のた
めに塗型が加圧され、第1コーティング層の耐圧強度が
不足するためにその厚さが極端に薄くなる結果、断熱性
が低下するという問題があった。
本発明の目的は、塗型剤の耐火度を高く維持しながら断
熱性能の向上を図れるようにする点にある。
熱性能の向上を図れるようにする点にある。
本発明における遠心力鋳造用金型の塗型剤の特徴構成
は、耐火物骨材がジルコン、アルミナ、ムライト、シャ
モットの少なくとも一種から成り、且つ、全量中に0.2
〜37重量%の耐熱性繊維材を含有することにあり、その
作用効果は、次の通りである。
は、耐火物骨材がジルコン、アルミナ、ムライト、シャ
モットの少なくとも一種から成り、且つ、全量中に0.2
〜37重量%の耐熱性繊維材を含有することにあり、その
作用効果は、次の通りである。
つまり、耐火物骨材がジルコン、アルミナ、ムライト、
シャモットの少なくとも一種から成り、且つ、全量中に
0.2〜37重量%の耐熱性繊維材を含有する前記塗型剤を
金型内面に塗布することによって、遠心力による大きな
溶湯圧力に耐える耐熱性のある骨材粒子の中で、繊維材
どうしが複雑に重なったまま粘結材で連結された層が金
型内面に形成され、そのために重なった繊維材どうしの
間に、空隙が簡単に多くできやすく、その塗布した塗型
剤層に多く形成される空隙によって、空気含有層が形成
される。
シャモットの少なくとも一種から成り、且つ、全量中に
0.2〜37重量%の耐熱性繊維材を含有する前記塗型剤を
金型内面に塗布することによって、遠心力による大きな
溶湯圧力に耐える耐熱性のある骨材粒子の中で、繊維材
どうしが複雑に重なったまま粘結材で連結された層が金
型内面に形成され、そのために重なった繊維材どうしの
間に、空隙が簡単に多くできやすく、その塗布した塗型
剤層に多く形成される空隙によって、空気含有層が形成
される。
しかも、多くの空隙を通して塗型の乾燥が促進され、通
気性が向上する。
気性が向上する。
従って、前記耐熱性の高い骨材粒子と耐熱性繊維材との
組み合わせによって、遠心鋳造における大きな溶湯圧力
に耐え、圧し潰されることなく、高い断熱性能が得られ
る。
組み合わせによって、遠心鋳造における大きな溶湯圧力
に耐え、圧し潰されることなく、高い断熱性能が得られ
る。
また、塗型の通気度が向上して、塗型中の水分による鋳
造欠陥(ピンホール、キライ等)の発生を防止できる。
造欠陥(ピンホール、キライ等)の発生を防止できる。
その上、繊維材が遠心力鋳造時の振動を吸収するクッシ
ョン作用を発揮するために、金型内の溶湯に、無理な応
力を与えることなく、その溶湯を徐々に冷却することが
でき、より一層品質の良い鋳造品を、製造することがで
きるようになった。
ョン作用を発揮するために、金型内の溶湯に、無理な応
力を与えることなく、その溶湯を徐々に冷却することが
でき、より一層品質の良い鋳造品を、製造することがで
きるようになった。
次に、本発明の実施例を、説明する。
円筒状の遠心力鋳造用金型に対し、金型をその軸芯周り
に回転させながらその内面にノズルによって吹付けて塗
型剤層を形成するための前記塗型材として、粘結材を添
加した水溶液と、高温耐火物骨材とを、重量割合で1:0.
5〜1.5になるようにしてある。
に回転させながらその内面にノズルによって吹付けて塗
型剤層を形成するための前記塗型材として、粘結材を添
加した水溶液と、高温耐火物骨材とを、重量割合で1:0.
5〜1.5になるようにしてある。
そして、前記粘結材を添加した水溶液中に、0.3〜20wt
%の繊維材を、骨材の一部として添加する。前記繊維物
質としては、耐火度のある無機繊維がよく、例えば、ア
ルミナ、ムライト、シャモット、シリカ、ジルコニア等
の耐火物繊維又はカーボン繊維等の少なくとも一種から
なり、長さ5mm以下のものを使用する。つまり、金型へ
の塗型剤吹付作業において、5mm以上の長さの繊維を塗
型剤に混入してあると、吹付困難になりやすい。
%の繊維材を、骨材の一部として添加する。前記繊維物
質としては、耐火度のある無機繊維がよく、例えば、ア
ルミナ、ムライト、シャモット、シリカ、ジルコニア等
の耐火物繊維又はカーボン繊維等の少なくとも一種から
なり、長さ5mm以下のものを使用する。つまり、金型へ
の塗型剤吹付作業において、5mm以上の長さの繊維を塗
型剤に混入してあると、吹付困難になりやすい。
前記骨材は、繊維材の他に、アルミナ、ジルコン、酸化
ケイ素、クロマイト、ムライト、シャモット等の少なく
とも一種から成る耐火物粉粒体を含有してある。
ケイ素、クロマイト、ムライト、シャモット等の少なく
とも一種から成る耐火物粉粒体を含有してある。
前記粘結材としては、水に0.5〜7wt%程度のベントナイ
トを膨潤させたベントナイト水や、木節粘土、アルミン
酸ソーダ、水ガラス、コロイダルシリカ等のうちの少な
くとも一種を含有させたものである。
トを膨潤させたベントナイト水や、木節粘土、アルミン
酸ソーダ、水ガラス、コロイダルシリカ等のうちの少な
くとも一種を含有させたものである。
結局、塗型剤は次の表の重量割合に各材料を混合させて
ある。
ある。
つまり、水(溶媒)を100重量部としたときに、 粘結材を添加した溶液は 100.5 〜107 重量部 骨材は 50.15〜160.5重量部 全量は 150.45〜267.5重量部 従って、繊維材の重量比率は 0.2 〜 37%である。
尚、前記塗型剤には、沈降防止剤や界面活性剤、分散剤
等を適量添加してもよい。
等を適量添加してもよい。
前記粘結材は、ベントナイトを主材とする物以外に、カ
オリナイト系粘土を主材とするものや、比較的耐熱性の
ある合成樹脂を主材とするものを使用してもよい。
オリナイト系粘土を主材とするものや、比較的耐熱性の
ある合成樹脂を主材とするものを使用してもよい。
前記骨材中の耐火物粉粒体としては、窒化ケイ素粉末や
黒鉛粉末であってもよい。
黒鉛粉末であってもよい。
前記塗型は、骨材中の耐火物粉粒体を同一にして、下塗
りのみ繊維を加える多層塗型や、逆に上塗りのみに繊維
を加える多層塗型であってもよい。溶剤として水の他
に、アルコール系、エステル系のものも考えられる。
りのみ繊維を加える多層塗型や、逆に上塗りのみに繊維
を加える多層塗型であってもよい。溶剤として水の他
に、アルコール系、エステル系のものも考えられる。
Claims (1)
- 【請求項1】基材として耐火物骨材と粘結材を溶媒に混
和した遠心力鋳造用金型の塗型剤であって、 前記耐火物骨材がジルコン、アルミナ、ムライト、シャ
モットの少なくとも一種から成り、且つ、全量中に0.2
〜37重量%の耐熱性繊維材を含有する遠心力鋳造用金型
の塗型剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1135647A JPH07115143B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 遠心力鋳造用金型の塗型剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1135647A JPH07115143B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 遠心力鋳造用金型の塗型剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03447A JPH03447A (ja) | 1991-01-07 |
| JPH07115143B2 true JPH07115143B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=15156690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1135647A Expired - Lifetime JPH07115143B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 遠心力鋳造用金型の塗型剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115143B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10322298A (ja) | 1997-05-20 | 1998-12-04 | Nec Corp | 時分割多重伝送におけるチャネル認識方法及びこれを用いた時分割多重伝送システム |
| KR100650352B1 (ko) | 2002-05-13 | 2006-11-27 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 주철제 인서트 부재 및 그 제조 방법 |
| JP4210469B2 (ja) * | 2002-05-13 | 2009-01-21 | 本田技研工業株式会社 | 鋳鉄製鋳ぐるみ部材の製造方法 |
| JP4210468B2 (ja) * | 2002-05-13 | 2009-01-21 | 本田技研工業株式会社 | 鋳鉄製鋳ぐるみ部材 |
| KR100861575B1 (ko) * | 2008-08-01 | 2008-10-07 | 황경순 | 화력발전소용 세라믹 접착제 |
| JP5455008B2 (ja) * | 2009-03-04 | 2014-03-26 | 株式会社栗本鐵工所 | 遠心鋳造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5389821A (en) * | 1977-01-18 | 1978-08-08 | Nissan Motor | Facings for metal mold |
| JPS60215566A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-28 | タテホ化学工業株式会社 | 非鉄金属用鋳型材料 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1135647A patent/JPH07115143B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03447A (ja) | 1991-01-07 |
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