JPH07115420A - Atm網におけるコネクションのセルフヒーリング方法 - Google Patents
Atm網におけるコネクションのセルフヒーリング方法Info
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- JPH07115420A JPH07115420A JP26097893A JP26097893A JPH07115420A JP H07115420 A JPH07115420 A JP H07115420A JP 26097893 A JP26097893 A JP 26097893A JP 26097893 A JP26097893 A JP 26097893A JP H07115420 A JPH07115420 A JP H07115420A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御用に別線を使用せずに故障時の動的なコ
ネクション救済を可能にするATM網におけるコネクシ
ョンのセルフヒーリング方法を提供すること。 【構成】 本発明では、コネクションや網に関する情報
が各交換機に分散管理され、各交換機は他との間に設け
た管理コネクションを用いて網資源の管理などを行うA
TM網において、交換機がコネクション障害を検出する
ステップと、故障箇所に対応して決められた障害時の救
済手続きに従って障害を受けた管理コネクションの回復
を自立分散的に行うステップと、回復した管理コネクシ
ョンを用いて他の交換機に格納された前記統計情報、ユ
ーザコネクション救済の優先度情報などを収集するステ
ップと、それら情報を元にして救済するユーザコネクシ
ョンや迂回経路などを決定するステップと、該決定内容
に従いユーザコネクションの回復を行うステップとを有
することを特徴とする。
ネクション救済を可能にするATM網におけるコネクシ
ョンのセルフヒーリング方法を提供すること。 【構成】 本発明では、コネクションや網に関する情報
が各交換機に分散管理され、各交換機は他との間に設け
た管理コネクションを用いて網資源の管理などを行うA
TM網において、交換機がコネクション障害を検出する
ステップと、故障箇所に対応して決められた障害時の救
済手続きに従って障害を受けた管理コネクションの回復
を自立分散的に行うステップと、回復した管理コネクシ
ョンを用いて他の交換機に格納された前記統計情報、ユ
ーザコネクション救済の優先度情報などを収集するステ
ップと、それら情報を元にして救済するユーザコネクシ
ョンや迂回経路などを決定するステップと、該決定内容
に従いユーザコネクションの回復を行うステップとを有
することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM通信ネットワー
クに関する。
クに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の装置からなる通信網で、それを構
成する一部の装置が故障したとき、網が自律的に網の機
能を維持するための措置を行うことをセルフヒーリング
という。多くの場合セルフヒーリングの対象は網が提供
するコネクション機能である。コネクションについてセ
ルフヒーリングを行うことをコネクションを救済すると
いう。
成する一部の装置が故障したとき、網が自律的に網の機
能を維持するための措置を行うことをセルフヒーリング
という。多くの場合セルフヒーリングの対象は網が提供
するコネクション機能である。コネクションについてセ
ルフヒーリングを行うことをコネクションを救済すると
いう。
【0003】ATM網においてコネクションは仮想コネ
クション(以下、VCと略記する)と呼ばれる。これは
発信地から目的地まではそのコネクションが経由するA
TMセルスイッチの経路設定が経路を成り立たせている
だけで、かならずしも定常的な信号のやりとりが存在し
ないためである。また、多数の仮想コネクションが一つ
の仮想パス(以下、VPと略記する)に収容され、管理
の容易化がはかられることが多い。
クション(以下、VCと略記する)と呼ばれる。これは
発信地から目的地まではそのコネクションが経由するA
TMセルスイッチの経路設定が経路を成り立たせている
だけで、かならずしも定常的な信号のやりとりが存在し
ないためである。また、多数の仮想コネクションが一つ
の仮想パス(以下、VPと略記する)に収容され、管理
の容易化がはかられることが多い。
【0004】従来、ATM網についてさまざまな見方か
らセルフヒーリングの技術が提案されている。例えば、
VPの故障検出法や無瞬断切替え技術、予備容量設計法
や、リングトポロジによる高信頼化技術、任意のネット
ワークトポロジにおける経路探索技術などである(戸倉
他ATM加入者網構成技術NTT P&D 42:33
67〜380)。これらの研究によって、予備の網資源
が十分に存在することを前提とすれば全てのVPの耐故
障性が保証され、加入者レベルでもサービスの無停止化
の実現が期待できる。
らセルフヒーリングの技術が提案されている。例えば、
VPの故障検出法や無瞬断切替え技術、予備容量設計法
や、リングトポロジによる高信頼化技術、任意のネット
ワークトポロジにおける経路探索技術などである(戸倉
他ATM加入者網構成技術NTT P&D 42:33
67〜380)。これらの研究によって、予備の網資源
が十分に存在することを前提とすれば全てのVPの耐故
障性が保証され、加入者レベルでもサービスの無停止化
の実現が期待できる。
【0005】これら提案された方式は、予め救済するこ
とが決められたコネクションが存在して、そらにそのコ
ネクションを救済するために十分な網の予備資源がある
という前提の下に救済を実行するための方法である。そ
して、全てのコネクションを救済するか、あるいは一部
のコネクションを救済するならばどのコネクションを対
象にするかは故障が発生する以前に決定されていなけれ
ばならない。
とが決められたコネクションが存在して、そらにそのコ
ネクションを救済するために十分な網の予備資源がある
という前提の下に救済を実行するための方法である。そ
して、全てのコネクションを救済するか、あるいは一部
のコネクションを救済するならばどのコネクションを対
象にするかは故障が発生する以前に決定されていなけれ
ばならない。
【0006】従って、このような従来の考え方を実現す
るためには装置が故障する以前に、予想される範囲の装
置の故障から全てのコネクションを回復させられるだけ
の網の予備資源を確保しておくか、予め優先的に救済す
べきコネクションを決定しておきそれに合わせて予備資
源を確保しておくことを前提としなければならない。
るためには装置が故障する以前に、予想される範囲の装
置の故障から全てのコネクションを回復させられるだけ
の網の予備資源を確保しておくか、予め優先的に救済す
べきコネクションを決定しておきそれに合わせて予備資
源を確保しておくことを前提としなければならない。
【0007】しかし、予め救済すべき一部のコネクシヨ
ンが決定されている場合には、その時の網の状況に応じ
た動作ができないという欠点がある。例えば、網の予備
容量が十分とれないため救済するコネクションを全体の
1/3に制限しているシステムでは、実際の故障時の網
の利用率が予想よりも低く容量的には全てのコネクショ
ンを救済できるような場合でも固定的に1/3のコネク
ションしか救済できない。
ンが決定されている場合には、その時の網の状況に応じ
た動作ができないという欠点がある。例えば、網の予備
容量が十分とれないため救済するコネクションを全体の
1/3に制限しているシステムでは、実際の故障時の網
の利用率が予想よりも低く容量的には全てのコネクショ
ンを救済できるような場合でも固定的に1/3のコネク
ションしか救済できない。
【0008】また、全てのコネクションを救済できるよ
うに網の予備容量を設計したとすると、非故障時の網の
利用率はハードウェア本来の能力の多くとも1/2を越
えることはできなくなり、システムは著しく冗長なもの
となる。
うに網の予備容量を設計したとすると、非故障時の網の
利用率はハードウェア本来の能力の多くとも1/2を越
えることはできなくなり、システムは著しく冗長なもの
となる。
【0009】網が混んでいる時には重要なコネクション
だけを救済し、網が空いている時には全てのコネクショ
ンを救済すれば網資源を有効に利用できるが、上述のよ
うにATM網におけるセルフヒーリングの方法には網の
予備容量に応じたフレキシブルなコネクションの救済を
考えたものはなかった。
だけを救済し、網が空いている時には全てのコネクショ
ンを救済すれば網資源を有効に利用できるが、上述のよ
うにATM網におけるセルフヒーリングの方法には網の
予備容量に応じたフレキシブルなコネクションの救済を
考えたものはなかった。
【0010】一方、ATM網以外では網の故障時に動的
に救済すべきコネクションを決定する方式が提案されて
いる。動的なコネクション救済とは、網の利用状況や故
障規模に応じて救済するべき複数のコネクションとその
迂回経路を決定して、その救済を実行する方式である。
動的なコネクション救済を行う従来技術には、共通信号
線方式におけるもの(特開平4−238941 平岩、
阿讃坊 植田 リルート制御方式)や、コネクション情
報を中央制御装置で管理し、DS3転送方式などの光ネ
ットワークをユーザ情報の転送に使い、別のデータ回線
で交換ノードに指示を出すもの(特開平4−30473
1電気通信ネットワークに用いられるサービス復旧シス
テム及びその方法)がある。
に救済すべきコネクションを決定する方式が提案されて
いる。動的なコネクション救済とは、網の利用状況や故
障規模に応じて救済するべき複数のコネクションとその
迂回経路を決定して、その救済を実行する方式である。
動的なコネクション救済を行う従来技術には、共通信号
線方式におけるもの(特開平4−238941 平岩、
阿讃坊 植田 リルート制御方式)や、コネクション情
報を中央制御装置で管理し、DS3転送方式などの光ネ
ットワークをユーザ情報の転送に使い、別のデータ回線
で交換ノードに指示を出すもの(特開平4−30473
1電気通信ネットワークに用いられるサービス復旧シス
テム及びその方法)がある。
【0011】ところで、実際に上記のような動的なコネ
クション救済を行う場合には、以下に述べる理由によっ
てノード間での管理情報の伝達が必要になる。まず場合
々々の網の利用状況に対応してできるだけ多くのコネク
ションを救済するには、故障発生時の網の利用状況や故
障状況を知る必要がある。このときには故障点を避けた
迂回経路を探索して、その迂廻経路に現在どれだけのリ
ンク空き容量があるかを調べなければならない。
クション救済を行う場合には、以下に述べる理由によっ
てノード間での管理情報の伝達が必要になる。まず場合
々々の網の利用状況に対応してできるだけ多くのコネク
ションを救済するには、故障発生時の網の利用状況や故
障状況を知る必要がある。このときには故障点を避けた
迂回経路を探索して、その迂廻経路に現在どれだけのリ
ンク空き容量があるかを調べなければならない。
【0012】しかし、ごく小規模な網を除いて一般にコ
ネクションの管理は網内の各ノードで分散的に行われ
る。従って、迂回経路の利用状況を知るためには、迂回
経路を管理するノードに利用状況についての問い合わせ
を行わなければならない。全てのノードが、ネットワー
ク内の全ての利用状況情報を持っていれば問い合わせを
行う必要はないが、そのためにはノード間で膨大な統計
情報の転送を行わなければならないので実際的ではな
い。
ネクションの管理は網内の各ノードで分散的に行われ
る。従って、迂回経路の利用状況を知るためには、迂回
経路を管理するノードに利用状況についての問い合わせ
を行わなければならない。全てのノードが、ネットワー
ク内の全ての利用状況情報を持っていれば問い合わせを
行う必要はないが、そのためにはノード間で膨大な統計
情報の転送を行わなければならないので実際的ではな
い。
【0013】また、動的な救済を行っている時に一つの
迂回経路をめぐって複数のコネクションの救済要求が競
合することがある。限られた予備資源の下で、それらの
要求を調停するためには、各々のノードで管理されてい
るコネクションの優先度情報が必要になり、ここでも情
報の伝送が必要になる。
迂回経路をめぐって複数のコネクションの救済要求が競
合することがある。限られた予備資源の下で、それらの
要求を調停するためには、各々のノードで管理されてい
るコネクションの優先度情報が必要になり、ここでも情
報の伝送が必要になる。
【0014】このとき、もし上記のような管理情報を伝
達するための専用の信号線がなく信号情報と制御情報が
同一の物理媒体を通過するならば、故障時にはユーザコ
ネクションと同様管理用のコネクションも使用できなく
なる可能性がある。
達するための専用の信号線がなく信号情報と制御情報が
同一の物理媒体を通過するならば、故障時にはユーザコ
ネクションと同様管理用のコネクションも使用できなく
なる可能性がある。
【0015】そのような場合には、管理用コネクション
が故障してしまえば、たとえ物理的な迂回経路が存在し
たとしても管理操作がコネクションを利用して行われる
以上、コネクションが設定されていないことには管理用
の通信を行うことはできない。すると、動的なコネクシ
ョン救済を行うために必要な情報を収集することができ
ないため、結局ユーザコネクションを救済することがで
きなくなってしまう。
が故障してしまえば、たとえ物理的な迂回経路が存在し
たとしても管理操作がコネクションを利用して行われる
以上、コネクションが設定されていないことには管理用
の通信を行うことはできない。すると、動的なコネクシ
ョン救済を行うために必要な情報を収集することができ
ないため、結局ユーザコネクションを救済することがで
きなくなってしまう。
【0016】このような問題を回避するため、従来技術
においては統計情報の問い合わせや情報の転送を行うた
めには別の信号線を用いる必要があった。従って管理用
の別線のないATM網には従来技術をそのまま適用する
ことができなかった。
においては統計情報の問い合わせや情報の転送を行うた
めには別の信号線を用いる必要があった。従って管理用
の別線のないATM網には従来技術をそのまま適用する
ことができなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来技術
のセルフヒーリングでは、ATM通信網のようにユーザ
コネクションと制御コネクションが同一媒体を用いる場
合には動的なコネクション救済が行えず網の利用効率が
下がり、一方動的なコネクション救済を行うためには制
御用の別線が必要であった。
のセルフヒーリングでは、ATM通信網のようにユーザ
コネクションと制御コネクションが同一媒体を用いる場
合には動的なコネクション救済が行えず網の利用効率が
下がり、一方動的なコネクション救済を行うためには制
御用の別線が必要であった。
【0018】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、制御用に別線を使用することなく故障
時の動的なコネクション救済を可能にするATM網にお
けるコネクションのセルフヒーリング方法を提供するこ
とを目的とする。
れたものであり、制御用に別線を使用することなく故障
時の動的なコネクション救済を可能にするATM網にお
けるコネクションのセルフヒーリング方法を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では、網に関する
情報及び網内の各交換機間に設けられたユーザコネクシ
ョンと管理コネクションを含む仮想的なコネクションに
関する情報が各交換機に分散して管理され、各交換機は
前記管理コネクションを利用して網資源の管理及び制御
を行うATM通信網におけるコネクションのセルフヒー
リング方法において、前記交換機が、自己に関連する前
記管理コネクション及び前記ユーザコネクションの経路
上に障害が発生したことを検出する障害検出ステップ
と、前記障害検出ステップにおいて障害が検出された場
合、予め前記経路上における故障箇所の組合わせに対応
して決められた迂回経路を含む第1の救済内容に従っ
て、障害を受けた前記管理コネクションの設定変更をし
て回復処理を行う第1の回復処理ステップと、この回復
した管理コネクションを利用して、他の交換機に格納さ
れているユーザコネクション及び網の使用状態の統計情
報、並びにユーザコネクション救済の優先度情報を含む
ユーザコネクション救済情報を収集する情報収集ステッ
プと、この収集した情報を元にして、障害を受けた前記
ユーザコネクションのうち救済すべきユーザコネクショ
ン及び迂回経路を含む第2の救済内容を決定する救済内
容決定ステップと、前記第2の救済内容に従って、該当
するユーザコネクションの設定変更をして回復処理を行
う第2の回復処理ステップとを有することを特徴とす
る。
情報及び網内の各交換機間に設けられたユーザコネクシ
ョンと管理コネクションを含む仮想的なコネクションに
関する情報が各交換機に分散して管理され、各交換機は
前記管理コネクションを利用して網資源の管理及び制御
を行うATM通信網におけるコネクションのセルフヒー
リング方法において、前記交換機が、自己に関連する前
記管理コネクション及び前記ユーザコネクションの経路
上に障害が発生したことを検出する障害検出ステップ
と、前記障害検出ステップにおいて障害が検出された場
合、予め前記経路上における故障箇所の組合わせに対応
して決められた迂回経路を含む第1の救済内容に従っ
て、障害を受けた前記管理コネクションの設定変更をし
て回復処理を行う第1の回復処理ステップと、この回復
した管理コネクションを利用して、他の交換機に格納さ
れているユーザコネクション及び網の使用状態の統計情
報、並びにユーザコネクション救済の優先度情報を含む
ユーザコネクション救済情報を収集する情報収集ステッ
プと、この収集した情報を元にして、障害を受けた前記
ユーザコネクションのうち救済すべきユーザコネクショ
ン及び迂回経路を含む第2の救済内容を決定する救済内
容決定ステップと、前記第2の救済内容に従って、該当
するユーザコネクションの設定変更をして回復処理を行
う第2の回復処理ステップとを有することを特徴とす
る。
【0020】また、前記救済内容決定ステップにおい
て、所定の場合にはいずれかのユーザコネクションの容
量を縮小することとし、縮小するユーザコネクション及
びその縮小後の容量を決定しても良い。
て、所定の場合にはいずれかのユーザコネクションの容
量を縮小することとし、縮小するユーザコネクション及
びその縮小後の容量を決定しても良い。
【0021】
【作用】本発明によれば、前記交換機が障害を受けた管
理コネクションを自立分散的に回復させ、この回復した
管理コネクションを利用して各交換機に分散しているコ
ネクション救済に必要な情報を収集し、この収集した情
報に基づいて動的に救済すべきユーザコネクションや迂
回経路などの救済内容を決定して、ユーザコネクション
の回復処理を行う。
理コネクションを自立分散的に回復させ、この回復した
管理コネクションを利用して各交換機に分散しているコ
ネクション救済に必要な情報を収集し、この収集した情
報に基づいて動的に救済すべきユーザコネクションや迂
回経路などの救済内容を決定して、ユーザコネクション
の回復処理を行う。
【0022】すなわち、ATM網においてコネクション
の救済のために固定的に確保する予備資源の量を網資源
全体に対して十分小さい管理コネクションの量程度に押
えることができ、動的なコネクション救済を実現する。
の救済のために固定的に確保する予備資源の量を網資源
全体に対して十分小さい管理コネクションの量程度に押
えることができ、動的なコネクション救済を実現する。
【0023】従って、本発明によれば、網の利用率に応
じて最善のコネクション救済を行うことができ、通常時
の網の利用効率や故障時の救済率を高めることができ
る。また、コネクションに利用者の意志を反映した救済
要求の優先度を指定して、網が混んでいる時には重要な
優先度の高いコネクションだけを救済し、網が空いてい
る時には全てのコネクションを救済することも可能にな
る。
じて最善のコネクション救済を行うことができ、通常時
の網の利用効率や故障時の救済率を高めることができ
る。また、コネクションに利用者の意志を反映した救済
要求の優先度を指定して、網が混んでいる時には重要な
優先度の高いコネクションだけを救済し、網が空いてい
る時には全てのコネクションを救済することも可能にな
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。本発明では、コネクションに障害が
発生した場合、まず障害を受けた管理コネクションの救
済処理(回復処理)を行い、次にこの回復した管理コネ
クションを利用して、ユーザコネクションの救済処理を
行う。
しながら説明する。本発明では、コネクションに障害が
発生した場合、まず障害を受けた管理コネクションの救
済処理(回復処理)を行い、次にこの回復した管理コネ
クションを利用して、ユーザコネクションの救済処理を
行う。
【0025】まず、本発明の一実施例に係る管理コネク
ションの救済処理について説明する。図1に、管理コネ
クションの救済フローを示す。このフローは、ネットワ
ークにおける端点の動作を示している。
ションの救済処理について説明する。図1に、管理コネ
クションの救済フローを示す。このフローは、ネットワ
ークにおける端点の動作を示している。
【0026】本実施例では、故障位置情報を含むOAM
セルを管理コネクションで受信したノード(ステップ
2)は、故障点がコネクション端点でない場合、故障点
対応の予備系パスを検索し(ステップ4)、対応する予
備系パスが存在するときは予備系パスに経路切り替え用
OAMセルを送出し(ステップ6)、予備系で対向側か
らの切り替え完了通知セルを受信すると、救済成功にて
処理完了となる。
セルを管理コネクションで受信したノード(ステップ
2)は、故障点がコネクション端点でない場合、故障点
対応の予備系パスを検索し(ステップ4)、対応する予
備系パスが存在するときは予備系パスに経路切り替え用
OAMセルを送出し(ステップ6)、予備系で対向側か
らの切り替え完了通知セルを受信すると、救済成功にて
処理完了となる。
【0027】また、ステップ6で予備系パスに経路切り
替え用OAMセルを送出しても、対向側からの切り替え
完了通知セルを受信しなかったときは、メッセージフラ
ッディングによる迂回経路を探索し(ステップ8)、迂
回経路が見付かった場合、迂回経路のパス設定を行い
(ステップ10)、迂回経路にパス切り替え用OAMセ
ルを送出して(ステップ11)、処理を終了する。
替え用OAMセルを送出しても、対向側からの切り替え
完了通知セルを受信しなかったときは、メッセージフラ
ッディングによる迂回経路を探索し(ステップ8)、迂
回経路が見付かった場合、迂回経路のパス設定を行い
(ステップ10)、迂回経路にパス切り替え用OAMセ
ルを送出して(ステップ11)、処理を終了する。
【0028】以下、さらに詳細に管理コネクションの救
済処理について説明する。図2には、本発明を適用する
ネットワークのトポロジの一例を示す。このネットワー
クは、各リンク(21〜32)によって接続された交換
ノード1〜10から構成される。
済処理について説明する。図2には、本発明を適用する
ネットワークのトポロジの一例を示す。このネットワー
クは、各リンク(21〜32)によって接続された交換
ノード1〜10から構成される。
【0029】図3には、図2のネットワークにおいて、
ノード1からノード2〜10に張られた管理コネクショ
ン42〜50の経路を示す。管理コネクション42〜5
0は、それぞれノード1を一方の端点とし、ノード2〜
ノード10をもう一方の端点として設定されている。
ノード1からノード2〜10に張られた管理コネクショ
ン42〜50の経路を示す。管理コネクション42〜5
0は、それぞれノード1を一方の端点とし、ノード2〜
ノード10をもう一方の端点として設定されている。
【0030】図4には、ノード8からノード1〜7及び
ノード9〜10に張られた管理コネクション61(48
と同一)、62〜67、69〜70の経路を示す。管理
コネクション61、62〜67、69〜70は、それぞ
れノード8を一方の端点とし、ノード1〜7、ノード9
〜10をもう一方の端点として設定されている。
ノード9〜10に張られた管理コネクション61(48
と同一)、62〜67、69〜70の経路を示す。管理
コネクション61、62〜67、69〜70は、それぞ
れノード8を一方の端点とし、ノード1〜7、ノード9
〜10をもう一方の端点として設定されている。
【0031】管理コネクションは、それぞれのノードが
独立にコネクションを管理することによって分散処理を
実現するため、全てのノードの間で完全結合で張られて
いるものとする。また、全管理コネクションの経路は、
ホップ数について最適化(最小化)されているものとす
る。ここではノード1とノード8のコネクションの救済
の例を説明するので、簡略化のためノード1、ノード8
以外の管理コネクションの図示は省略する。
独立にコネクションを管理することによって分散処理を
実現するため、全てのノードの間で完全結合で張られて
いるものとする。また、全管理コネクションの経路は、
ホップ数について最適化(最小化)されているものとす
る。ここではノード1とノード8のコネクションの救済
の例を説明するので、簡略化のためノード1、ノード8
以外の管理コネクションの図示は省略する。
【0032】本実施例で想定しているネットワークで
は、ネットワーク内で管理コネクションの完全結合を作
ることによって、網内のノードは全て互いに直接メッシ
セージのやりとりができるため、負荷の分散が容易に行
える。ただし、網の管理が集中的に行なわれている場合
には、1対nの結合で十分である。また、非常に大規模
な網では完全結合を作ることが難しいことから、網をい
くつかのドメインに分けてそれぞれのドメインの中で完
全結合または1対n結合を形成し、ドメインの間はゲー
トウェイの役割をするノードが管理コネクションのメッ
セージを中継する方式をとることも考えられる。
は、ネットワーク内で管理コネクションの完全結合を作
ることによって、網内のノードは全て互いに直接メッシ
セージのやりとりができるため、負荷の分散が容易に行
える。ただし、網の管理が集中的に行なわれている場合
には、1対nの結合で十分である。また、非常に大規模
な網では完全結合を作ることが難しいことから、網をい
くつかのドメインに分けてそれぞれのドメインの中で完
全結合または1対n結合を形成し、ドメインの間はゲー
トウェイの役割をするノードが管理コネクションのメッ
セージを中継する方式をとることも考えられる。
【0033】まず、管理コネクションの救済のために必
要なだけの網資源は予め確保されている。ATM網では
管理情報の転送量はリンク、ノード全体のスループット
に比較して十分小さいと考えられるので、このように常
時予備の資源を確保しても全体の資源の利用効率の低下
はごくわずかである。一方、予め予備の資源を確保して
おくことによって、故障時にも確実に管理コネクション
の救済ができる。
要なだけの網資源は予め確保されている。ATM網では
管理情報の転送量はリンク、ノード全体のスループット
に比較して十分小さいと考えられるので、このように常
時予備の資源を確保しても全体の資源の利用効率の低下
はごくわずかである。一方、予め予備の資源を確保して
おくことによって、故障時にも確実に管理コネクション
の救済ができる。
【0034】管理コネクションにはそれぞれ、管理コネ
クションを中継するノードやリンクに対応して、それら
ノードやリンクが故障した場合の予備の経路が定められ
ていて、管理コネクションの端点のノードはその経路を
故障箇所対応に記憶している。なお、ネットワークの構
成と故障箇所によっては予備の経路が存在しない場合も
ありうるが、そのような場合はそもそも如何なる救済措
置をとることもできないのでここでは考えない。
クションを中継するノードやリンクに対応して、それら
ノードやリンクが故障した場合の予備の経路が定められ
ていて、管理コネクションの端点のノードはその経路を
故障箇所対応に記憶している。なお、ネットワークの構
成と故障箇所によっては予備の経路が存在しない場合も
ありうるが、そのような場合はそもそも如何なる救済措
置をとることもできないのでここでは考えない。
【0035】これらの予備経路に予めパス設定が行われ
ていて、管理コネクションの端点のノードがそのパスに
予め定められたフォーマットの現用系/予備系切替え用
OAMセルを送出することによって、速やかに現用系か
ら予備系のパスへの切替を行うことができる。
ていて、管理コネクションの端点のノードがそのパスに
予め定められたフォーマットの現用系/予備系切替え用
OAMセルを送出することによって、速やかに現用系か
ら予備系のパスへの切替を行うことができる。
【0036】管理コネクションの端点のノードは、中継
ノードまたはリンクの故障を検出すると、故障箇所から
予備系への切替を行う必要のある管理コネクションを検
索して、その管理コネクションと故障箇所に対応した予
備系のパスに切替え用OAMセルを送出する。
ノードまたはリンクの故障を検出すると、故障箇所から
予備系への切替を行う必要のある管理コネクションを検
索して、その管理コネクションと故障箇所に対応した予
備系のパスに切替え用OAMセルを送出する。
【0037】故障点対応に予備の経路を記憶しておくこ
とが困難なほど規模の大きいたネットワークのために、
または複数箇所の故障に対応するために、故障発生後に
管理コネクションの端点のノードがメッセージフラッデ
ィングによる迂回経路の探索とパスの設定を行っても良
い。メッセージフラッディングとはあるノードへのパス
を探索したいノードが、そのパスの探索を要求するメッ
セージを網内にブロードキャストすることによって可能
性のある全ての経路を探索するものである。ただしこの
方式をとる場合、パスの探索と再設定を行うため、管理
コネクションの回復までにかかる時間は長い。
とが困難なほど規模の大きいたネットワークのために、
または複数箇所の故障に対応するために、故障発生後に
管理コネクションの端点のノードがメッセージフラッデ
ィングによる迂回経路の探索とパスの設定を行っても良
い。メッセージフラッディングとはあるノードへのパス
を探索したいノードが、そのパスの探索を要求するメッ
セージを網内にブロードキャストすることによって可能
性のある全ての経路を探索するものである。ただしこの
方式をとる場合、パスの探索と再設定を行うため、管理
コネクションの回復までにかかる時間は長い。
【0038】次に、故障時の管理コネクションの救済動
作を説明する。ここでは、図3、図4のように管理コネ
クションが張られているネットワークにおいてノード1
0が故障した場合を例として説明する。
作を説明する。ここでは、図3、図4のように管理コネ
クションが張られているネットワークにおいてノード1
0が故障した場合を例として説明する。
【0039】ノード10が故障すると、ノード1と他の
ノードの間に張られた管理コネクションのうち、管理コ
ネクション42,43,49は残るが、管理コネクショ
ン44〜48,50は切断される。また、ノード8と他
のノードの間に張られた管理コネクションのうち、管理
コネクション66,67,69は残るが、管理コネクシ
ョン61〜65,70は切断される。この時の管理コネ
クションの状態を図5に示す。この状態では、ノード4
及びノード5は、ノード1及びノード8のいずれとも通
信することができないため孤立する。
ノードの間に張られた管理コネクションのうち、管理コ
ネクション42,43,49は残るが、管理コネクショ
ン44〜48,50は切断される。また、ノード8と他
のノードの間に張られた管理コネクションのうち、管理
コネクション66,67,69は残るが、管理コネクシ
ョン61〜65,70は切断される。この時の管理コネ
クションの状態を図5に示す。この状態では、ノード4
及びノード5は、ノード1及びノード8のいずれとも通
信することができないため孤立する。
【0040】しかし、これらの管理コネクショから孤立
したノード4,5も、管理コネクションを迂回経路に切
替えることによりノード1やノード8との通信を回復す
ることができる。
したノード4,5も、管理コネクションを迂回経路に切
替えることによりノード1やノード8との通信を回復す
ることができる。
【0041】ノード1は、網のOAM機能によってノー
ド10の故障を検出する(図1のステップ2)。ノード
10の故障を検出したノード1は、ノード10を経路に
含む管理コネクション44〜48について、図6に示す
ようにノード10の故障に対して定めておいた予備の管
理コネクションのパス84〜88にパス切替用のOAM
セルを送信して(ステップ6)、管理コネクションを現
用系から予備系に切替える。
ド10の故障を検出する(図1のステップ2)。ノード
10の故障を検出したノード1は、ノード10を経路に
含む管理コネクション44〜48について、図6に示す
ようにノード10の故障に対して定めておいた予備の管
理コネクションのパス84〜88にパス切替用のOAM
セルを送信して(ステップ6)、管理コネクションを現
用系から予備系に切替える。
【0042】これによって、切断された管理コネクショ
ン44〜48は、図6に示す故障したノード10を通ら
ない予備系のパス84〜88に切替えられて、ノード2
〜8との間の管理系の通信は回復する。
ン44〜48は、図6に示す故障したノード10を通ら
ない予備系のパス84〜88に切替えられて、ノード2
〜8との間の管理系の通信は回復する。
【0043】同様に、ノード8は、網のOAM機能によ
ってノード10の故障を検出する。ノード10の故障を
検出したノード8は、ノード10を経路に含む管理コネ
クション61(48と同一)、62〜65、69につい
て、図7に示すノード10の故障に対して定めておいた
予備の管理コネクションのパス101〜105、109
にパス切替用のOAMセルを送信して、管理コネクショ
ンを現用系から予備系に切替える。
ってノード10の故障を検出する。ノード10の故障を
検出したノード8は、ノード10を経路に含む管理コネ
クション61(48と同一)、62〜65、69につい
て、図7に示すノード10の故障に対して定めておいた
予備の管理コネクションのパス101〜105、109
にパス切替用のOAMセルを送信して、管理コネクショ
ンを現用系から予備系に切替える。
【0044】これによって、切断された管理コネクショ
ン61〜65は、図7に示す故障したノード10を通ら
ない予備系のパス101〜105に切替えられてノード
1〜5との間の管理系の通信は回復する。
ン61〜65は、図7に示す故障したノード10を通ら
ない予備系のパス101〜105に切替えられてノード
1〜5との間の管理系の通信は回復する。
【0045】ただし、管理コネクション50や管理コネ
クション70は、いずれも故障したノード10との間に
張られているので回復操作は行わない。次に、この回復
した管理コネクションを利用して行う、ユーザコネクシ
ョンの救済処理について説明する。
クション70は、いずれも故障したノード10との間に
張られているので回復操作は行わない。次に、この回復
した管理コネクションを利用して行う、ユーザコネクシ
ョンの救済処理について説明する。
【0046】故障したノード10以外のノードとの管理
コネクショが迂回経路に切替えられて回復すると、次に
ユーザコネクションの救済を行う。先に述べた通り、ユ
ーザコネクションは管理コネクションに比較して大きな
帯域を占有するため、ユーザコネクションの救済を行う
には単に迂回経路が存在するかどうかだけでなく、救済
するユーザコネクションが迂回経路のリンクの空き容量
に収容できるかどうかを調べなければならない。この操
作は、救済された管理コネクションを用いて行われる。
コネクショが迂回経路に切替えられて回復すると、次に
ユーザコネクションの救済を行う。先に述べた通り、ユ
ーザコネクションは管理コネクションに比較して大きな
帯域を占有するため、ユーザコネクションの救済を行う
には単に迂回経路が存在するかどうかだけでなく、救済
するユーザコネクションが迂回経路のリンクの空き容量
に収容できるかどうかを調べなければならない。この操
作は、救済された管理コネクションを用いて行われる。
【0047】なお、該ATM網に非常通信やその網自身
を運転するために必要な制御用信号線が収容されている
場合には、管理コネクションと同様にそれらの救済のた
めの予備資源を予め確保して、管理コネクションと同時
に救済処理を行っても良い。これは、復旧時間の制限が
厳しいコネクションに特に有効である。
を運転するために必要な制御用信号線が収容されている
場合には、管理コネクションと同様にそれらの救済のた
めの予備資源を予め確保して、管理コネクションと同時
に救済処理を行っても良い。これは、復旧時間の制限が
厳しいコネクションに特に有効である。
【0048】以下、ユーザコネクションの救済につい
て、3通りの方法を説明する。なお、前述した管理コネ
クションの救済方法については、各ユーザコネクション
の救済方法において共通である。
て、3通りの方法を説明する。なお、前述した管理コネ
クションの救済方法については、各ユーザコネクション
の救済方法において共通である。
【0049】まず、第1のユーザコネクションの救済方
法を、2つのケースに分けて説明する。第1のケースで
は、救済処理決定アルゴンリズムとして、故障コネクシ
ョンには優先度の指定があり、優先度の高いコネクショ
ンを優先的に救済することとして、もし網の空き帯域に
故障コネクションが収容できない時はそのコネクション
を切断する方法をとる。このとき既に迂回経路を通って
いる既存のコネクションの帯域縮小や切断は行わない。
法を、2つのケースに分けて説明する。第1のケースで
は、救済処理決定アルゴンリズムとして、故障コネクシ
ョンには優先度の指定があり、優先度の高いコネクショ
ンを優先的に救済することとして、もし網の空き帯域に
故障コネクションが収容できない時はそのコネクション
を切断する方法をとる。このとき既に迂回経路を通って
いる既存のコネクションの帯域縮小や切断は行わない。
【0050】優先度を指定する優先度値は、互いに比較
ができればどのようなものでも構わない。例えば、高低
の2つの値のみとっても良いし、ある範囲の整数でも良
い。ここでは優先度は「高、低」の2種類のいずれかが
付与されている。
ができればどのようなものでも構わない。例えば、高低
の2つの値のみとっても良いし、ある範囲の整数でも良
い。ここでは優先度は「高、低」の2種類のいずれかが
付与されている。
【0051】図8に、第1の管理コネクションの救済方
法のアルゴリズムを示す。ここでは、図9のように、故
障したノード10を経由しているVP121,122が
設けられている場合を例として説明する。なお、図中の
点線131,132は、ノード1とノード8との間の2
つの迂回経路を示す(VPではない)。
法のアルゴリズムを示す。ここでは、図9のように、故
障したノード10を経由しているVP121,122が
設けられている場合を例として説明する。なお、図中の
点線131,132は、ノード1とノード8との間の2
つの迂回経路を示す(VPではない)。
【0052】ここで、図13(a)のようにVP12
1,122の占有帯域が、図13(b)のようにリンク
の占有帯域が設定されているものとする。また、ノード
間のリンクの容量は全て1とする。
1,122の占有帯域が、図13(b)のようにリンク
の占有帯域が設定されているものとする。また、ノード
間のリンクの容量は全て1とする。
【0053】以下、ノードにある管理エンティティーが
管理コネクションを利用してVP121及びVP122
のコネクションを救済する手順を説明する。これはノー
ド1とノード8のどちらが主体となって行っても良い
が、ここではノード1が主体となる場合を述べる。
管理コネクションを利用してVP121及びVP122
のコネクションを救済する手順を説明する。これはノー
ド1とノード8のどちらが主体となって行っても良い
が、ここではノード1が主体となる場合を述べる。
【0054】ノード間の管理コネクションは、先に説明
した方法によってすでに救済されている。 (i)代替経路の探索(ステップ22) まず、VP121及びVP122の代替経路の探索が行
われる。予めノード1が自ノード内に網の接続状況の情
報を持っていても、故障発生後に管理系コネクションを
使って経路の可能性を問い合わせても良い。
した方法によってすでに救済されている。 (i)代替経路の探索(ステップ22) まず、VP121及びVP122の代替経路の探索が行
われる。予めノード1が自ノード内に網の接続状況の情
報を持っていても、故障発生後に管理系コネクションを
使って経路の可能性を問い合わせても良い。
【0055】探索の結果、代替経路の候補としてノード
2,3,4,5,6,7を経由する迂回経路131とノ
ード9を経由する迂回経路132が発見できる。 (ii)空き帯域の探索(ステップ23) ノード1の管理エンティティーは、迂回経路131及び
迂回経路132の通過リンクにどれだけの空き帯域があ
るかを経路上のノードに問い合わせる。
2,3,4,5,6,7を経由する迂回経路131とノ
ード9を経由する迂回経路132が発見できる。 (ii)空き帯域の探索(ステップ23) ノード1の管理エンティティーは、迂回経路131及び
迂回経路132の通過リンクにどれだけの空き帯域があ
るかを経路上のノードに問い合わせる。
【0056】各ノードの管理エンティティーは、自ノー
ドに接続されているリンクの利用率を知っている。ノー
ド1の管理エンティティーは、管理コネクションを通じ
てノード2から7までとノード9の管理エンティティー
にリンクの空き容量及び輻輳状態の問い合わせを発行し
て迂回経路の利用状況を知る。
ドに接続されているリンクの利用率を知っている。ノー
ド1の管理エンティティーは、管理コネクションを通じ
てノード2から7までとノード9の管理エンティティー
にリンクの空き容量及び輻輳状態の問い合わせを発行し
て迂回経路の利用状況を知る。
【0057】このとき、もしノード1の管理コネクショ
ンの救済が行われていなければノード4,5,6,7の
リンクの利用状況はわからない。また、ノード8が主体
となって救済を行う場合でもノード2から5とは通信不
能であり、ノード4,5はノード1とノード8のいずれ
からも通信不能であり必要な情報を収集することができ
ない。
ンの救済が行われていなければノード4,5,6,7の
リンクの利用状況はわからない。また、ノード8が主体
となって救済を行う場合でもノード2から5とは通信不
能であり、ノード4,5はノード1とノード8のいずれ
からも通信不能であり必要な情報を収集することができ
ない。
【0058】網の利用状況の情報がノードに分散された
システムで、利用状況に対応したコネクションの救済を
行おうとすれば、このように何らかの方法で網情報を収
集することが必要になる。網情報の収集がコネクション
に依存している場合には、情報収集のためのコネクショ
ン(ここでの管理コネクション)を予め救済しておくこ
とが不可欠である。
システムで、利用状況に対応したコネクションの救済を
行おうとすれば、このように何らかの方法で網情報を収
集することが必要になる。網情報の収集がコネクション
に依存している場合には、情報収集のためのコネクショ
ン(ここでの管理コネクション)を予め救済しておくこ
とが不可欠である。
【0059】また、網の障害時には異常な輻輳が発生す
ることが多いので、コネクションが網内の単一の管理装
置によって集中管理されているシステムにおいても、輻
輳を避けるために迂回経路のノードに問い合わせを発行
して実時間的に輻輳状態を知り、輻輳状態にない経路を
迂回経路にとることが望ましい。
ることが多いので、コネクションが網内の単一の管理装
置によって集中管理されているシステムにおいても、輻
輳を避けるために迂回経路のノードに問い合わせを発行
して実時間的に輻輳状態を知り、輻輳状態にない経路を
迂回経路にとることが望ましい。
【0060】(iii )救済条件に従った迂回経路の決定
(ステップ24〜ステップ28)次に、ステップ24〜
ステップ28に示すように、迂回経路のコネクション収
容能力の状態と、障害を受けたユーザコネクションの占
有帯域及び優先度に基づいて、迂回経路および収容する
ユーザコネクションを決定する。
(ステップ24〜ステップ28)次に、ステップ24〜
ステップ28に示すように、迂回経路のコネクション収
容能力の状態と、障害を受けたユーザコネクションの占
有帯域及び優先度に基づいて、迂回経路および収容する
ユーザコネクションを決定する。
【0061】例えば、収集した網の利用状況が図9と図
13(b)に示すごとくであったとする。迂回経路13
1で利用率の最大値は、リンク24の“0.3”であっ
た。また、迂回経路132の利用率の最大値はリンク2
9の“0.8”であった。従って、迂回経路131,1
32で使用可能な最大容量は、それぞれ“0.7”、
“0.2”である。まず優先度の高いVP121を救済
しなければならないが、VP121は“0.3”の容量
なので迂回経路132には収容できない。従って、V1
21は迂回経路131に収容される。ここで、V121
を迂回させた後の迂回経路131の空き帯域は“0.
4”残っているが、VP122を収容するには不十分で
ある。VP122は迂回経路132にも収容できない。
VPは分割して収容できないものとすると、VP122
は収容できず切断されることになる(以上、ステップ2
4、ステップ25、ステップ26、ステップ30、ステ
ップ28)。救済後のトラヒック状況を、図10、図1
3(c)に示す。
13(b)に示すごとくであったとする。迂回経路13
1で利用率の最大値は、リンク24の“0.3”であっ
た。また、迂回経路132の利用率の最大値はリンク2
9の“0.8”であった。従って、迂回経路131,1
32で使用可能な最大容量は、それぞれ“0.7”、
“0.2”である。まず優先度の高いVP121を救済
しなければならないが、VP121は“0.3”の容量
なので迂回経路132には収容できない。従って、V1
21は迂回経路131に収容される。ここで、V121
を迂回させた後の迂回経路131の空き帯域は“0.
4”残っているが、VP122を収容するには不十分で
ある。VP122は迂回経路132にも収容できない。
VPは分割して収容できないものとすると、VP122
は収容できず切断されることになる(以上、ステップ2
4、ステップ25、ステップ26、ステップ30、ステ
ップ28)。救済後のトラヒック状況を、図10、図1
3(c)に示す。
【0062】ここで、救済するコネクション対応に固定
的に予備資源を確保しておく従来の方法においては、救
済するコネクションは予め決められている。従って、こ
の実施例のように図13(b)のように迂回経路の空き
帯域の合計“0.9”が救済すべきコネクションVP1
21とVP122の合計“1.0”よりも小さくなるよ
うな利用が見込まれる場合には、はじめからVP122
は救済しない。その場合には、たとえ以下の(2)で説
明するような網の利用率が低い場合であってもVP12
2を救済することはできない。また、VP121および
VP122の双方を救済する必要がある場合には迂回経
路のリンク使用率は常にVP121とVP122を収容
できるだけの予備容量を確保するために、図13(b)
に示した値より低く制限されてしまう。このため、通常
時の利用効率を高くとることができない。
的に予備資源を確保しておく従来の方法においては、救
済するコネクションは予め決められている。従って、こ
の実施例のように図13(b)のように迂回経路の空き
帯域の合計“0.9”が救済すべきコネクションVP1
21とVP122の合計“1.0”よりも小さくなるよ
うな利用が見込まれる場合には、はじめからVP122
は救済しない。その場合には、たとえ以下の(2)で説
明するような網の利用率が低い場合であってもVP12
2を救済することはできない。また、VP121および
VP122の双方を救済する必要がある場合には迂回経
路のリンク使用率は常にVP121とVP122を収容
できるだけの予備容量を確保するために、図13(b)
に示した値より低く制限されてしまう。このため、通常
時の利用効率を高くとることができない。
【0063】本実施例によれば、このような従来の方法
における不具合を回避することができるわけである。次
に、第2のケースとして、第1のユーザコネクションの
救済方法において、ネットワークの利用状況が異なり、
利用率が低い場合の動作を説明する。
における不具合を回避することができるわけである。次
に、第2のケースとして、第1のユーザコネクションの
救済方法において、ネットワークの利用状況が異なり、
利用率が低い場合の動作を説明する。
【0064】故障検出から迂回経路探索までの過程は、
前述した第1のケースと同様である。ここでは、収集し
た網の利用状況が、図11、図13(a)、図13
(d)のごとくであったものとする。
前述した第1のケースと同様である。ここでは、収集し
た網の利用状況が、図11、図13(a)、図13
(d)のごとくであったものとする。
【0065】迂回経路131での利用率の最大値はリン
ク24の“0.2”であった。また迂回経路132の利
用率の最大値はリンク28の“0.5”であった。従っ
て迂回経路131,132で使用可能な最大容量はそれ
ぞれ“0.8”、“0.5”である。第1のケースと同
様に、まずVP121を優先して救済しなければならな
いが、ここではVP121の帯域は“0.3”なので迂
回経路131にも迂回経路132のどちらにも収容でき
る。一方、VP122の帯域は“0.7”なので、収容
できるのは迂回経路131だけである。
ク24の“0.2”であった。また迂回経路132の利
用率の最大値はリンク28の“0.5”であった。従っ
て迂回経路131,132で使用可能な最大容量はそれ
ぞれ“0.8”、“0.5”である。第1のケースと同
様に、まずVP121を優先して救済しなければならな
いが、ここではVP121の帯域は“0.3”なので迂
回経路131にも迂回経路132のどちらにも収容でき
る。一方、VP122の帯域は“0.7”なので、収容
できるのは迂回経路131だけである。
【0066】救済の条件はVP121を優先することで
あるが、なるべく多くのコネクションを救済することを
含めて判断すると、VP121を迂回経路132に収容
し、VP122を迂回経路132に収容するのが救済条
件を満たす解である(以上、ステップ24、ステップ2
5、ステップ26、ステップ27、ステップ28)。救
済後のトラヒック配置を、図12と図13(e)に示
す。
あるが、なるべく多くのコネクションを救済することを
含めて判断すると、VP121を迂回経路132に収容
し、VP122を迂回経路132に収容するのが救済条
件を満たす解である(以上、ステップ24、ステップ2
5、ステップ26、ステップ27、ステップ28)。救
済後のトラヒック配置を、図12と図13(e)に示
す。
【0067】第1のケースの場合には、正常時の網の利
用率が高いため、障害を受けた2つのVPのうち優先度
の低い方が切断されている。一方、第2のケースでは、
正常時の網の利用率が低いため2つのVPはともに救済
されている。
用率が高いため、障害を受けた2つのVPのうち優先度
の低い方が切断されている。一方、第2のケースでは、
正常時の網の利用率が低いため2つのVPはともに救済
されている。
【0068】次に、第2のユーザコネクションの救済方
法を説明する。第1の方法では、救済するコネクション
を収容できるだけの空き帯域がない時は、コネクション
を切断していた。しかし、救済するコネクションの帯域
を縮小すれば収容可能になる場合もあり、故障時のコネ
クション救済の適用範囲を広げることができる。
法を説明する。第1の方法では、救済するコネクション
を収容できるだけの空き帯域がない時は、コネクション
を切断していた。しかし、救済するコネクションの帯域
を縮小すれば収容可能になる場合もあり、故障時のコネ
クション救済の適用範囲を広げることができる。
【0069】図14に、救済動作のフローを示す。故障
発生から迂回経路探索までの過程は第1の方法と同様で
ある。この第2の方法では、各コネクションの間に優先
度の違いを設け、高優先度のコネクションを優先的に救
済するが、もし網の空き容量にコネクションが収容でき
ない時は救済するコネクションの帯域を優先度の低いも
のから縮小し(ステップ50)、既存のコネクションの
帯域はそのままとする点に特徴がある。
発生から迂回経路探索までの過程は第1の方法と同様で
ある。この第2の方法では、各コネクションの間に優先
度の違いを設け、高優先度のコネクションを優先的に救
済するが、もし網の空き容量にコネクションが収容でき
ない時は救済するコネクションの帯域を優先度の低いも
のから縮小し(ステップ50)、既存のコネクションの
帯域はそのままとする点に特徴がある。
【0070】ここでは、収集した網の利用状況が図1
5、図17(a)、図17(b)のごとくであったもの
とする。迂回経路131の利用率の最大値はリンク24
の“0.2”であった。また迂回経路132の利用率の
最大値はリンク29の“0.8”であった。従って迂回
経路121,122で使用可能な最大容量はそれぞれ
“0.8”、“0.2”である。
5、図17(a)、図17(b)のごとくであったもの
とする。迂回経路131の利用率の最大値はリンク24
の“0.2”であった。また迂回経路132の利用率の
最大値はリンク29の“0.8”であった。従って迂回
経路121,122で使用可能な最大容量はそれぞれ
“0.8”、“0.2”である。
【0071】まずVP1を優先して救済しなければなら
ないが、VP121は優先度が高いので帯域を縮小する
ことはできないため、“0.3”の容量が収容できる迂
回経路132にしか収容できない。従って、VP121
は優先的に迂回経路131に収容することとする。一
方、VP1を迂回経路131に収容すると、迂回経路1
31の空き容量は“0.5”となる。VP2の容量は
“0.7”なので、帯域を縮小することなしには迂回経
路131にも迂回経路132にも収容できない。
ないが、VP121は優先度が高いので帯域を縮小する
ことはできないため、“0.3”の容量が収容できる迂
回経路132にしか収容できない。従って、VP121
は優先的に迂回経路131に収容することとする。一
方、VP1を迂回経路131に収容すると、迂回経路1
31の空き容量は“0.5”となる。VP2の容量は
“0.7”なので、帯域を縮小することなしには迂回経
路131にも迂回経路132にも収容できない。
【0072】VP122を迂回経路131に収容する時
の帯域の縮小幅は“0.2”、迂回経路132に収容す
る時の帯域の縮小幅は“0.5”である。そこで帯域の
縮小量が少なくなるように、帯域を“0.7”から
“0.5”に縮小して迂回経路131に収容する(以
上、ステップ44、ステップ45、ステップ46、ステ
ップ50、ステップ48)。図16、図17(c)に救
済実行後のコネクション配置を示す。
の帯域の縮小幅は“0.2”、迂回経路132に収容す
る時の帯域の縮小幅は“0.5”である。そこで帯域の
縮小量が少なくなるように、帯域を“0.7”から
“0.5”に縮小して迂回経路131に収容する(以
上、ステップ44、ステップ45、ステップ46、ステ
ップ50、ステップ48)。図16、図17(c)に救
済実行後のコネクション配置を示す。
【0073】次に、第3のユーザコネクションの救済方
法を説明する。図18には、本方法の救済動作のフロー
を示す。なお、故障発生から迂回経路探索までの過程は
実施例1と同様である。
法を説明する。図18には、本方法の救済動作のフロー
を示す。なお、故障発生から迂回経路探索までの過程は
実施例1と同様である。
【0074】これまでは、故障したコネクションにのみ
優先度を考慮した救済を行う例を示したが、場合によっ
ては迂回経路に収容されている既存コネクションよりも
故障したコネクションの救済を優先させたいこともあ
る。
優先度を考慮した救済を行う例を示したが、場合によっ
ては迂回経路に収容されている既存コネクションよりも
故障したコネクションの救済を優先させたいこともあ
る。
【0075】そこで、この第3の方法では、予めネット
ワーク内のコネクションの全てに優先度値を指定し、コ
ネクション毎に経路上のノードに優先度値を格納してお
く。そして、故障時に全ての故障コネクションを救済で
きるだけの空き帯域がない場合、優先度情報が救済され
た管理コネクションを通じて読み出されて、故障したコ
ネクションと既存のコネクションの優先度情報を比較し
て、いずれを優先するかを決定する。故障コネクション
を優先させる時は、既存のコネクションを切断または帯
域縮小する(ステップ70、ステップ71)。
ワーク内のコネクションの全てに優先度値を指定し、コ
ネクション毎に経路上のノードに優先度値を格納してお
く。そして、故障時に全ての故障コネクションを救済で
きるだけの空き帯域がない場合、優先度情報が救済され
た管理コネクションを通じて読み出されて、故障したコ
ネクションと既存のコネクションの優先度情報を比較し
て、いずれを優先するかを決定する。故障コネクション
を優先させる時は、既存のコネクションを切断または帯
域縮小する(ステップ70、ステップ71)。
【0076】例えば、故障前のトラヒックと優先度の指
定状態が図19、図21(a)、図21(b)のようで
あった時のコネクション救済について以下説明する。ノ
ード内の各コネクションには「高、低」の2種類の優先
度値のいずれかが付与されている。
定状態が図19、図21(a)、図21(b)のようで
あった時のコネクション救済について以下説明する。ノ
ード内の各コネクションには「高、低」の2種類の優先
度値のいずれかが付与されている。
【0077】ここでは、優先度はVP121,VP12
2ともに「高」である。一方、迂回経路131におい
て、利用率最大のリンクはリンク24であり、その利用
率は“0.4”、そこに収容されているコネクションの
優先度は「高」である。また、迂回経路132におい
て、利用率最大のリンクはリンク29であり、その利用
率は“0.8”、コネクションの優先度は「低」であ
る。
2ともに「高」である。一方、迂回経路131におい
て、利用率最大のリンクはリンク24であり、その利用
率は“0.4”、そこに収容されているコネクションの
優先度は「高」である。また、迂回経路132におい
て、利用率最大のリンクはリンク29であり、その利用
率は“0.8”、コネクションの優先度は「低」であ
る。
【0078】迂回経路131には高優先度のコネクショ
ンがあるので、その帯域を縮小することはできない(同
一優先度の時には既存のコネクションが優先するとす
る)。しかし、迂回経路131は既存コネクションの帯
域を縮小することなくVP121を収容できる。
ンがあるので、その帯域を縮小することはできない(同
一優先度の時には既存のコネクションが優先するとす
る)。しかし、迂回経路131は既存コネクションの帯
域を縮小することなくVP121を収容できる。
【0079】迂回経路132で利用率最大のリンク29
を通るコネクションの優先度は「低」なので、高優先度
のコネクションの救済のためには帯域縮小が可能であ
る。このリンク29のコネクションの帯域を“0.8”
から“0.3”に縮小することで、迂回経路132にV
P122が収容可能になる。救済実行後のコネクション
配置を、図20、図21(c)、図21(d)に示す。
を通るコネクションの優先度は「低」なので、高優先度
のコネクションの救済のためには帯域縮小が可能であ
る。このリンク29のコネクションの帯域を“0.8”
から“0.3”に縮小することで、迂回経路132にV
P122が収容可能になる。救済実行後のコネクション
配置を、図20、図21(c)、図21(d)に示す。
【0080】このように、第3の方法では、既存コネク
ションの帯域縮小を行うことにより、高優先度の故障コ
ネクションの帯域を縮小することなしに、故障前のトラ
ヒック状態では収容することのできなかったコネクショ
ンを収容、救済することができた。
ションの帯域縮小を行うことにより、高優先度の故障コ
ネクションの帯域を縮小することなしに、故障前のトラ
ヒック状態では収容することのできなかったコネクショ
ンを収容、救済することができた。
【0081】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ATM網に対して動的に救済するコネクションを決
定する救済方法がとれるので、網の利用率に応じて最善
のコネクション救済を行うことができ、通常時の網の利
用効率や故障時の救済率を高めることができる。
ば、ATM網に対して動的に救済するコネクションを決
定する救済方法がとれるので、網の利用率に応じて最善
のコネクション救済を行うことができ、通常時の網の利
用効率や故障時の救済率を高めることができる。
【0082】ここに、本発明の救済処理方法を実施する
には網の利用状況や故障状況といったネットワークの下
位レイヤの情報のみならず、既存のコネクションについ
ても優先度のような上位レイヤに属するユーザ情報の伝
達が不可欠である。また、優先度のようなパラメータ情
報に加えて複数の救済処理決定アルゴリズムのうちの一
つを指定するような情報を交換しても良い。
には網の利用状況や故障状況といったネットワークの下
位レイヤの情報のみならず、既存のコネクションについ
ても優先度のような上位レイヤに属するユーザ情報の伝
達が不可欠である。また、優先度のようなパラメータ情
報に加えて複数の救済処理決定アルゴリズムのうちの一
つを指定するような情報を交換しても良い。
【0083】また、本実施例ではコネクションの競合が
比較的単純な場合について扱い、優先度値に基づいた救
済処理決定アルゴリズムを用いたが、救済の優先度に多
くの値があり、複数の故障コネクションの救済要求が競
合するような場合は、ネットワークに、コネクション救
済の評価関数を定め、その関数の値に基づいて故障コネ
クションや既存コネクション間の競合を調停して救済処
理動作を決定する方法が有効である。例えば、この評価
関数として、ネットワークの全てのコネクションについ
て優先度値、故障コネクション/既存コネクションの類
別、QOS(占有帯域を含む)、当該コネクションの縮
小等の値、変更動作を行なうための処理時間コスト等を
パラメータとし、これらの値がコネクションの救済に伴
い縮小、切断の動作を反映して関数の値が変化するもの
を導入し、この関数の値が取り得る救済動作の範囲内で
最大または最小になるような、もっとも適切な救済処理
動作を決定するように構成しても良い。また、本発明は
上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
比較的単純な場合について扱い、優先度値に基づいた救
済処理決定アルゴリズムを用いたが、救済の優先度に多
くの値があり、複数の故障コネクションの救済要求が競
合するような場合は、ネットワークに、コネクション救
済の評価関数を定め、その関数の値に基づいて故障コネ
クションや既存コネクション間の競合を調停して救済処
理動作を決定する方法が有効である。例えば、この評価
関数として、ネットワークの全てのコネクションについ
て優先度値、故障コネクション/既存コネクションの類
別、QOS(占有帯域を含む)、当該コネクションの縮
小等の値、変更動作を行なうための処理時間コスト等を
パラメータとし、これらの値がコネクションの救済に伴
い縮小、切断の動作を反映して関数の値が変化するもの
を導入し、この関数の値が取り得る救済動作の範囲内で
最大または最小になるような、もっとも適切な救済処理
動作を決定するように構成しても良い。また、本発明は
上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
【0084】
【発明の効果】本発明のATM網におけるコネクション
のセルフヒーリング方法では、網の故障時にまず管理コ
ネクションを救済することによって、迂回経路の利用状
況や優先度情報や故障状況の交換ができるようにする。
その後、これらの情報を元にして真の故障原因の判定や
救済するコネクションを動的に決定するコネクション救
済方法を可能とする。
のセルフヒーリング方法では、網の故障時にまず管理コ
ネクションを救済することによって、迂回経路の利用状
況や優先度情報や故障状況の交換ができるようにする。
その後、これらの情報を元にして真の故障原因の判定や
救済するコネクションを動的に決定するコネクション救
済方法を可能とする。
【0085】従って、本発明によれば、ATM網に対し
て動的に救済するコネクションを決定する救済方法がと
れるので、網の利用率に応じて最善のコネクション救済
を行うことができ、通常時の網の利用効率や故障時の救
済率を高めることができる。
て動的に救済するコネクションを決定する救済方法がと
れるので、網の利用率に応じて最善のコネクション救済
を行うことができ、通常時の網の利用効率や故障時の救
済率を高めることができる。
【0086】また、コネクションに利用者の意志を反映
した救済要求の優先度を指定して、網が混んでいる時に
は重要な優先度の高いコネクションだけを救済し、網が
空いている時には全てのコネクションを救済することも
可能になる。
した救済要求の優先度を指定して、網が混んでいる時に
は重要な優先度の高いコネクションだけを救済し、網が
空いている時には全てのコネクションを救済することも
可能になる。
【図1】本発明の一実施例に係る管理コネクションの救
済動作を示すフローチャート
済動作を示すフローチャート
【図2】同実施例のネットワークのトポロジを示す図
【図3】ノード1について管理コネクションの初期状態
を示す図
を示す図
【図4】ノード8について管理コネクションの初期状態
を示す図
を示す図
【図5】ノード10の故障時に影響を受けない管理コネ
クションを示す図
クションを示す図
【図6】ノード1について救済後の管理コネクションを
示す図
示す図
【図7】ノード8について救済後の管理コネクションを
示す図
示す図
【図8】コネクションの救済動作の一例を示すフローチ
ャート
ャート
【図9】故障前のトラヒック配置の一例を示す図
【図10】救済後のトラヒック配置の一例を示す図
【図11】故障前のトラヒック配置の他の例を示す図
【図12】救済後のトラヒック配置の他の例を示す図
【図13】各VPやリンクの占有帯域等の情報を示す図
【図14】コネクションの救済動作の他の例を示すフロ
ーチャート
ーチャート
【図15】故障前のトラヒック配置の一例を示す図
【図16】救済後のトラヒック配置の一例を示す図
【図17】各VPやリンクの占有帯域等の情報を示す図
【図18】コネクションの救済動作のさらに他の例を示
すフローチャート
すフローチャート
【図19】故障前のトラヒック配置の一例を示す図
【図20】救済後のトラヒック配置の一例を示す図
【図21】各VPやリンクの占有帯域等の情報を示す図
1〜10…ATM交換ノード 21〜32…接続リンク 42〜50…ノード1と他のノードとの間の管理コネク
ション 62〜67、68〜70…ノード8と他のノードとの間
の管理コネクション 84〜88…ノード1と他のノードとの間の予備系の管
理コネクション 101〜105、109…ノード8と他のノードとの間
の予備系の管理コネクション 121,122…VP、131,132…迂回経路
ション 62〜67、68〜70…ノード8と他のノードとの間
の管理コネクション 84〜88…ノード1と他のノードとの間の予備系の管
理コネクション 101〜105、109…ノード8と他のノードとの間
の予備系の管理コネクション 121,122…VP、131,132…迂回経路
Claims (1)
- 【請求項1】網に関する情報及び網内の各交換機間に設
けられたユーザコネクションと管理コネクションを含む
仮想的なコネクションに関する情報が各交換機に分散し
て管理され、各交換機は前記管理コネクションを利用し
て網資源の管理及び制御を行うATM通信網におけるコ
ネクションのセルフヒーリング方法において、 前記交換機が、自己に関連する前記管理コネクション及
び前記ユーザコネクションの経路上に障害が発生したこ
とを検出する障害検出ステップと、 前記障害検出ステップにおいて障害が検出された場合、
予め前記経路上における故障箇所の組合わせに対応して
決められた迂回経路を含む第1の救済内容に従って、障
害を受けた前記管理コネクションの設定変更をして回復
処理を行う第1の回復処理ステップと、 この回復した管理コネクションを利用して、他の交換機
に格納されているユーザコネクション及び網の使用状態
の統計情報、並びにユーザコネクション救済の優先度情
報を含むユーザコネクション救済情報を収集する情報収
集ステップと、 この収集した情報を元にして、障害を受けた前記ユーザ
コネクションのうち救済すべきユーザコネクション及び
迂回経路を含む第2の救済内容を決定する救済内容決定
ステップと、 前記第2の救済内容に従って、該当するユーザコネクシ
ョンの設定変更をして回復処理を行う第2の回復処理ス
テップとを有することを特徴とするATM網におけるコ
ネクションのセルフヒーリング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26097893A JPH07115420A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | Atm網におけるコネクションのセルフヒーリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26097893A JPH07115420A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | Atm網におけるコネクションのセルフヒーリング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07115420A true JPH07115420A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17355387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26097893A Pending JPH07115420A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | Atm網におけるコネクションのセルフヒーリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115420A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0927834A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Nec Corp | パス迂回システム |
| US6122753A (en) * | 1997-04-09 | 2000-09-19 | Nec Corporation | Fault recovery system and transmission path autonomic switching system |
| JP2002542743A (ja) * | 1999-04-14 | 2002-12-10 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 移動通信システムにおける回復 |
| WO2008111185A1 (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Fujitsu Limited | 伝送装置 |
| JP2013236131A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-21 | Fujitsu Ltd | 障害救済方法及びノード装置 |
| JP2016152479A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 日本電信電話株式会社 | 故障切替方法および故障切替システム |
| RU2652609C1 (ru) * | 2017-05-23 | 2018-04-27 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Кубанский государственный аграрный университет имени И.Т. Трубилина" | Способ восстановления шеек стальных коленчатых валов |
| JP2019041205A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 日本電信電話株式会社 | 回線切替方法 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26097893A patent/JPH07115420A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0927834A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Nec Corp | パス迂回システム |
| US6122753A (en) * | 1997-04-09 | 2000-09-19 | Nec Corporation | Fault recovery system and transmission path autonomic switching system |
| JP2002542743A (ja) * | 1999-04-14 | 2002-12-10 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | 移動通信システムにおける回復 |
| WO2008111185A1 (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Fujitsu Limited | 伝送装置 |
| JP2013236131A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-21 | Fujitsu Ltd | 障害救済方法及びノード装置 |
| JP2016152479A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 日本電信電話株式会社 | 故障切替方法および故障切替システム |
| RU2652609C1 (ru) * | 2017-05-23 | 2018-04-27 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Кубанский государственный аграрный университет имени И.Т. Трубилина" | Способ восстановления шеек стальных коленчатых валов |
| JP2019041205A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 日本電信電話株式会社 | 回線切替方法 |
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