JPH07115916A - 飼料組成物 - Google Patents

飼料組成物

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JPH07115916A
JPH07115916A JP5272696A JP27269693A JPH07115916A JP H07115916 A JPH07115916 A JP H07115916A JP 5272696 A JP5272696 A JP 5272696A JP 27269693 A JP27269693 A JP 27269693A JP H07115916 A JPH07115916 A JP H07115916A
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JP
Japan
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feed
zeolite
animals
ammonia
feed composition
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JP5272696A
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English (en)
Inventor
Masahide Nakada
正秀 中田
Masahiko Miyama
雅彦 深山
Tsunenori Yoshida
恒典 吉田
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AGURO MEDETSUKU KK
SKY SOGO KENKYUSHO KK
YUSHI SEIHIN KK
NOF Corp
Original Assignee
AGURO MEDETSUKU KK
SKY SOGO KENKYUSHO KK
YUSHI SEIHIN KK
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な素材を用いて、飼料成分または飼育動
物の糞尿に由来するアンモニアなどの悪臭物質の発生を
大幅に抑制することができる飼料組成物を得る。 【構成】 飼料成分100重量部に対して、ゼオライ
ト、シリカゲル、アルミナおよび活性炭からなる群から
選ばれる1種以上を合計で0.01〜30重量部配合し
てなる飼料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陸上または水中動物用の
飼料組成物に関し、さらに詳しくは飼料成分または飼育
動物の糞尿に由来する悪臭の発生を抑制する飼料組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年水質汚染、大気汚染、自然破壊など
の環境問題に大きな関心が払われるようになってきた。
畜産または水産分野においても、飼育動物由来の糞尿ま
たは動物臭などによる大気汚染、水質汚染が大きな問題
になってきている。この問題を解決するためには、例え
ば脱臭、糞尿処理などに設備投資が必要になり、あるい
は都市近郊から多大の費用を当ててより遠方へ移転する
など、多大な経費が必要となる。また上記の環境は畜産
業等に携わる人々の健康にとっても好ましい環境ではな
く、この点からも改善が求められている。
【0003】一般に動物の腸内は嫌気的な環境にあり、
有機態窒素や有機態硫黄は腸内に棲息する微生物群によ
り、それぞれ低分子のアンモニアやチオール化合物にま
で分解されて排泄される。また動物の細胞内でも種々の
窒素化合物が尿酸、アラントイン、尿素などの化合物に
まで分解されて、尿中に排出される。体外に排出された
糞尿はさらに嫌気性微生物により嫌気的に分解を受け、
硫化水素、アンモニアガス、チオール誘導体などとなっ
て大気中に揮散し、悪臭の原因となる。
【0004】このように悪臭の原因物質は、主として嫌
気性微生物のもつ酵素類により生成する。そしてこれら
の化合物は、強い腐敗臭があり、悪臭の原因となるばか
りでなく、ヒトを含む動物に対して毒性を示すため、で
きるだけその発生を抑制し、あるいは除去することが必
要となる。従って、飼育場などで発生するアンモニア
臭、硫化水素臭などの悪臭の発生を防止できる効果的な
方法の開発が望まれている。
【0005】従来、牛、豚、鶏などの飼育場で発生する
悪臭を減少させる方法として、オガクズなどを畜舎に撒
いておき、生じた糞尿とともに混ぜ込むことにより臭気
物質の揮散を防ぎ、以後の処理にあてることが行われて
いるが、悪臭の防止効果は不十分である。
【0006】また別の対策として、種々の消臭剤による
消臭が提案されているが、これらの消臭剤は別の臭いで
悪臭をマスキングするだけであり、アンモニアガス、硫
化水素などの有毒物質の発生を抑制したり、除去すると
いった効果は無い。従って本質的な意味で、大きな効果
は期待できない。
【0007】さらに、アンモニアを生成する酵素ウレア
ーゼの阻害剤であるユッカ抽出物など、生理的に作用し
てアンモニアの発生を抑制する薬剤も開発されている
が、いづれも十分な効果はなく、また非常に高価である
という問題点がある。
【0008】また従来の飼料には、原料として魚粉のよ
うに腐敗しやすいものを用いるときは、貯蔵中に腐敗し
て腐敗臭が発生し、飼料価値が低下するという問題点が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決するため、安価な素材を用いて、飼料成分
または飼育動物の糞尿に由来するアンモニアなどの悪臭
または有毒物質の発生を大幅に抑制または除去すること
が可能な飼料組成物を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、飼料成分に対
して、ゼオライト、シリカゲル、アルミナおよび活性炭
からなる群から選ばれる1種以上を配合してなることを
特徴とする飼料組成物である。
【0011】本発明の飼料組成物は、牛、豚、鶏等の畜
産動物のほか、魚介類等の水産動物や実験用動物、愛玩
用動物などの陸上または水中動物を飼育するための飼料
組成物である。
【0012】本発明の飼料組成物を構成する飼料成分は
上記動物の栄養源となるものであれば特に限定されず、
従来から使用されている飼料または飼料組成物が使用で
きる。例えば穀類、乾草、魚粉、油粕、ビール粕、油脂
等の主栄養源にビタミン、ミネラル、抗生物質等の飼料
添加物が添加された飼料など、飼育動物に応じて任意に
選択することができる。またこのような飼料成分とし
て、一般に市販されている飼料を用いることもできる。
このような市販の飼料としては、例えば乳牛用、肉牛
用、豚用、肉用鶏用、産卵鶏用の飼料として、以下のも
のなどがあげられる。
【0013】 乳牛用飼料 重量部 トウモロコシサイレージ 74 クローバー乾草 10 小麦麦幹 5 乾燥ビール粕 10 ビタミン・ミネラル添加剤 1
【0014】 肉牛用飼料 重量部 トウモロコシ 49 大豆粕 25 クローバー乾草 10 小麦麦幹 5 乾燥ビール粕 10 ビタミン・ミネラル添加剤 1
【0015】 豚用飼料 重量部 トウモロコシ 30.5 マイロ 30.5 大豆油粕 6 魚粉 4 ふすま 10 脱脂米ぬか 8 アルファルファミール 6 糖みつ 3 ビタミン、アミノ酸、ミネラル 2
【0016】 肉用鶏用飼料 重量部 トウモロコシ 54.2 マイロ 21.7 生大豆 11.9 魚粉 4.3 コーングルテンミール 4.9 アルファルファミール 2.2 リン酸カルシウム 0.3 食塩 0.2 ビタミン類 0.3
【0017】 産卵鶏用飼料 重量部 トウモロコシ 65.6 脂肪ヌカ 2.7 大豆粕 10.2 菜種粕 4.2 コーングルテンミール 1.9 60%魚粉 4.0 50%ミートボーンミール 4.5 フェザーミール 0.7 牛脂 5.0 ビタミン類、ミネラル類 1.2
【0018】本発明で使用するゼオライト、シリカゲ
ル、アルミナおよび活性炭は特に限定されず、一般に用
いられているものであれば良い。これらは多孔質となっ
ていて比表面積が大きく、その細孔径や粒子の大きさの
違いなどから多種製品が販売されているが、いずれのも
のでも使用できる。
【0019】例えば、ゼオライトとしては、長さ1c
m、直径5mmのペレット状ゼオライト、粒径30〜5
0mm、1〜3mm、0.5〜1mmの粒状ゼオライ
ト、200メッシュパスの粉状ゼオライト(いずれもジ
ークライト(株)製品)などがあげられる。シリカゲル
もゼオライトと同様に粒径の大きさからビーズ状、粉状
のものが市販されており、例えばシルビード(水澤化学
工業(株)製、商品名)などがあげられる。
【0020】アルミナもゼオライトと同様に粒径の大き
さからビーズ状、粉状のものが市販されており、ミズカ
シーブ(水澤化学工業(株)製、商品名)、活性アルミ
ナ(住友化学工業(株)製、商品名)などがあげられ
る。活性炭は表面処理の違いから、酸性、中性、アルカ
リ性の活性炭が市販されているがいずれのものでも使用
でき、例えば白鷺C、白鷺A(いずれも武田薬品工業
(株)製品)などがあげられる。
【0021】ゼオライト、シリカゲル、アルミナおよび
活性炭の形状についても特に限定はないが、飼料と配合
して用いる際にはペレット状、粒状のものが取扱性およ
び作業性に優れているので好ましい。ゼオライト、シリ
カゲル、アルミナおよび活性炭は、一種単独で使用する
こともできるし、二種以上を組合せて使用することもで
きる。
【0022】各成分の配合割合は、飼料100重量部に
対して、ゼオライト、シリカゲル、アルミナおよび活性
炭からなる群から選ばれる1種以上の合計で0.01〜
30重量部、好ましくは0.5〜15重量部を配合する
のが望ましい。0.01重量部より少ない場合は効果が
小さく、また30重量部を超えて配合しても効果の向上
は望めず、飼料としての栄養価が低くなるので好ましく
ないが、場合によっては30重量部を超えて配合しても
よい。
【0023】本発明の飼料組成物は、前記配合割合とな
るように各成分をミキサーなどの混合機で混合すること
により製造することができる。ゼオライト、シリカゲ
ル、アルミナまたは活性炭は予め飼料成分を混合して飼
料組成物としてもよく、また給与時に飼料成分と混合し
て飼料組成物とし、これを飼育動物に給与することもで
きる。
【0024】本発明の飼料組成物は、牛、豚、羊、山
羊、馬、鶏、七面鳥、アヒル、ガチョウ等の畜産動物の
ほか、水産動物、実験用動物、愛玩用動物用としても使
用することができる。このうち特に畜産動物等の陸上の
動物用として適しているが、水産動物のような水中の動
物用としても利用可能である。本発明の飼料組成物はそ
のまま、または他の飼料成分と混合して上記飼育動物に
給与することができる。
【0025】本発明のゼオライト、シリカゲル、アルミ
ナまたは活性炭を含有する飼料組成物を飼育動物に給与
することにより、糞尿中の悪臭物質または有毒物質はゼ
オライト等に吸着され、悪臭物質等の含有量を大幅に減
少させることができる。これにより畜産動物の畜舎やそ
の周辺の悪臭物質または有毒物質の発生を大幅に抑制す
ることができ、より好ましい環境を保つことができるよ
うになる。またゼオライト、シリカゲル、アルミナまた
は活性炭は動物消化器系内では全く変化せず、消化、吸
収もされないので、動物の健康に悪影響を及ぼすことが
ない。さらに給与した全てが糞として体外に排出され、
排出後の腐敗によって発生する悪臭物質または有毒物質
をも吸着し、排出後も畜舎やその周辺の臭気の発生を抑
制する。
【0026】さらに飼料の原料として魚粉等の腐敗しや
すい原料を用いた場合、貯蔵中に進行する腐敗によって
発生する腐敗臭等も吸着されるため、貯蔵中の悪臭また
は有毒物質の発生はなく、飼料価値を高い状態で維持す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、飼料成分
にゼオライト、シリカゲル、アルミナまたは活性炭を配
合するようにしたので、安価な素材を用いて、飼料成分
または飼育動物の糞尿に由来するアンモニアなどの悪臭
または有毒物質の発生を大幅に抑制または除去すること
ができる飼料組成物が得られる。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。な
お、各例中で使用した原料は次のものである。 ゼオライト:粒状ゼオライト、商品名、ジークライト
(株) シリカゲル:シルビード、商品名、水澤化学工業(株) アルミナ:活性アルミナ、商品名、住友化学工業(株) 活性炭:白鷺C、商品名、武田薬品工業(株) 牛用ビタミン・ミネラル添加剤:デイリープレミックス
F、商品名、コーキン化学(株) 豚用ビタミン、アミノ酸、ミネラル:アミノスター「ブ
タ」、商品名、コーキン化学(株) 鶏用ビタミン類:ランラン、商品名、コーキン化学
(株) 鶏用ビタミン類、ミネラル類:エコノミープレミックス
鶏、商品名、コーキン化学(株)
【0029】製造例1 以下に示す組成で各成分を混合して乳牛用飼料を調製し
た。飼料1は比較例の飼料、飼料2〜6が実施例の飼料
である。数値の単位は重量部を示す。
【0030】製造例2 以下に示す組成で各成分を混合して肉牛用飼料を調製し
た。飼料7は比較例の飼料、飼料8〜12が実施例の飼
料である。数値の単位は重量部を示す。
【0031】製造例3 以下に示す組成で各成分を混合してブタ用飼料を調製し
た。飼料13は比較例の飼料、飼料14〜18が実施例
の飼料である。数値の単位は重量部を示す。
【0032】製造例4 以下に示す組成で各成分を混合して肉用鶏用飼料を調製
した。飼料19は比較例の飼料、飼料20〜24が実施
例の飼料である。数値の単位は重量部を示す。
【0033】製造例5 以下に示す組成で各成分を混合して産卵鶏用飼料を調製
した。飼料25は比較例の飼料、飼料26〜30が実施
例の飼料である。数値の単位は重量部を示す。
【0034】実施例1 分娩後4週に達したホルスタイン母牛12頭を用いて以
下の試験を行った。すなわち2頭ずつ6つのグループに
分け、製造例1で調製した各飼料15kgを、毎日2回
に分けて給与し、2週間にわたって飼育した。なお試験
開始前は全ての乳牛について飼料1を用いて飼育した。
試験開始後2週間目に排出された糞をそれぞれ集め、糞
中アンモニア濃度(0と8時間後)および牛舎内のアン
モニアと硫化水素の濃度を測定した。アンモニアはイン
ドチモール法、硫化水素は試験紙着色法により測定し
た。その結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例2 体重400kgのホルスタイン去勢雄牛12頭を用いて
以下の試験を行った。すなわち2頭ずつ6つのグループ
に分け、製造例2で調製した各飼料15kgを、毎日2
回に分けて給与し、2週間にわたって飼育した。なお試
験開始前は全ての牛について飼料7を用いて飼育した。
試験開始後2週間目に排出された糞をそれぞれ集め、糞
中アンモニア濃度(0と8時間後)および牛舎内のアン
モニアと硫化水素の濃度を測定した。それらの結果を表
2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】実施例3 60頭のブタを10頭ずつ6つのグループに分け、製造
例3で調製した飼料13ないし18の飼料を2週間にわ
たって給与した。給与量は制限せず、自由採食とした。
なお試験以前には全てのグループについて飼料13を用
いて飼育した。試験開始後2週間目に排出された糞をそ
れぞれ集め、糞中アンモニア濃度(0と8時間後)およ
び豚舎内のアンモニアと硫化水素の濃度を測定した。そ
の結果を表3に示す。
【0039】
【表3】
【0040】実施例4 120羽のニワトリを20羽ずつ6つのグループに分
け、それぞれに製造例4で調製した飼料19ないし24
を用いて、2週間飼育した。給与量は制限せず、自由採
食とした。なお試験以前には全てのグループについて飼
料19を用いて飼育した。試験開始後2週間目に排出さ
れた糞をそれぞれ集め、糞中アンモニア濃度(0と14
時間後)および鶏舎内のアンモニア濃度を測定した。そ
れらの結果を表4に示す。
【0041】
【表4】
【0042】実施例5 120羽のニワトリを20羽ずつ6つのグループに分
け、それぞれに製造例5で調製した飼料25ないし30
を用いて、2週間飼育した。給与量は制限せず、自由採
食とした。なお試験以前には全てのグループについて飼
料25を用いて飼育した。試験開始後2週間目に排出さ
れた糞をそれぞれ集め、糞中アンモニア濃度(0と14
時間後)および鶏舎内のアンモニア濃度を測定した。そ
れらの結果を表5に示す。
【0043】
【表5】
【0044】表1〜表5の結果から分るように、実施例
の飼料を給与することにより、安価な素材を用いて、畜
産業で発生する動物糞尿由来のアンモニアや硫化水素の
量を大幅に抑制することができ、臭気および毒性による
環境への悪影響を軽減することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 正秀 兵庫県西宮市笠屋町2−25−302 (72)発明者 深山 雅彦 兵庫県神戸市北区山田町小部字南山2− 545 (72)発明者 吉田 恒典 福島県福島市下鳥渡字扇田17番地1 有限 会社スカイ総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飼料成分に対して、ゼオライト、シリカ
    ゲル、アルミナおよび活性炭からなる群から選ばれる1
    種以上を配合してなることを特徴とする飼料組成物。
  2. 【請求項2】 飼料成分100重量部に対して、ゼオラ
    イト、シリカゲル、アルミナおよび活性炭からなる群か
    ら選ばれる1種以上を0.01〜30重量部配合してな
    ることを特徴とする飼料組成物。
JP5272696A 1993-10-29 1993-10-29 飼料組成物 Pending JPH07115916A (ja)

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JP5272696A JPH07115916A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 飼料組成物

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