JPH07116359B2 - ウンデシレン酸またはその誘導体を含むポリマー樹脂組成物 - Google Patents
ウンデシレン酸またはその誘導体を含むポリマー樹脂組成物Info
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- JPH07116359B2 JPH07116359B2 JP5302391A JP30239193A JPH07116359B2 JP H07116359 B2 JPH07116359 B2 JP H07116359B2 JP 5302391 A JP5302391 A JP 5302391A JP 30239193 A JP30239193 A JP 30239193A JP H07116359 B2 JPH07116359 B2 JP H07116359B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂担体中にウンデシ
レン酸またはその誘導体を含む新規な組成物とその製造
方法とに関するものである。
レン酸またはその誘導体を含む新規な組成物とその製造
方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウンデシレン酸またはその誘導体、例え
ばそのエステルおよび金属塩、特にアルカリ金属または
アルカリ土類金属塩はその多様な特性で知られている。
ウンデシレン酸またはその誘導体、特に低級アルキルエ
ステル誘導体の有する殺シラミ(pediculicidal) 作用は
多くの文献で報告されている。ウンデシレン酸の殺菌(f
ungicidal)作用についても多くの文献で報告されてい
る。別の文献では脱臭作用、すなわち、このC11酸は空
気から不快な匂いを除去することができるということが
報告されている。この酸またはその誘導体を担持するマ
トリクスまたは担体があれば、例えば上記脱臭作用の場
合には脱臭棒にして使い易くなる。フランス国特許第F
R−A−2,579,983 号にはポリエーテルエステルアミド
(PEEA)をベースとしたポリマー樹脂を香料の支持
体にして、香料を除々に放出させる方法が開示されてい
る。しかし、この特許は匂い放出作用、換言すればマス
キング効果を有する拡散機構を用いた匂いの放出作用に
関するものであり、脱臭作用と悪臭の分解とに関しては
何も記載していない。
ばそのエステルおよび金属塩、特にアルカリ金属または
アルカリ土類金属塩はその多様な特性で知られている。
ウンデシレン酸またはその誘導体、特に低級アルキルエ
ステル誘導体の有する殺シラミ(pediculicidal) 作用は
多くの文献で報告されている。ウンデシレン酸の殺菌(f
ungicidal)作用についても多くの文献で報告されてい
る。別の文献では脱臭作用、すなわち、このC11酸は空
気から不快な匂いを除去することができるということが
報告されている。この酸またはその誘導体を担持するマ
トリクスまたは担体があれば、例えば上記脱臭作用の場
合には脱臭棒にして使い易くなる。フランス国特許第F
R−A−2,579,983 号にはポリエーテルエステルアミド
(PEEA)をベースとしたポリマー樹脂を香料の支持
体にして、香料を除々に放出させる方法が開示されてい
る。しかし、この特許は匂い放出作用、換言すればマス
キング効果を有する拡散機構を用いた匂いの放出作用に
関するものであり、脱臭作用と悪臭の分解とに関しては
何も記載していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はポリマ
ー樹脂担体中にウンデシレン酸またはその誘導体を含む
安定な組成物を提供することにある。
ー樹脂担体中にウンデシレン酸またはその誘導体を含む
安定な組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は下記 (a)および
(b) を組成物重量に対して下記重量比で含む安定な組成
物を提供する: (a) 〔化2〕のブロックポリエーテルエステルアミドポ
リマー 90〜5%:
(b) を組成物重量に対して下記重量比で含む安定な組成
物を提供する: (a) 〔化2〕のブロックポリエーテルエステルアミドポ
リマー 90〜5%:
【0005】
【化2】 (ここで、PAはポリアミドセグメントを表し、PEは
ポリエーテルセグメントを表し、nは繰り返し単位の分
布を示す整数である) (b) ウンデシレン酸またはその誘導体 10〜95% (誘導体の重量は対応するウンデシレン酸の重量に基づ
いて計算する)
ポリエーテルセグメントを表し、nは繰り返し単位の分
布を示す整数である) (b) ウンデシレン酸またはその誘導体 10〜95% (誘導体の重量は対応するウンデシレン酸の重量に基づ
いて計算する)
【0006】
【作用】ポリエーテル−エステル−アミド樹脂(PEE
A)は任意の方法で製造することができる。特に、末端
にカルボキシル基を有する平均分子量 300〜15000 のジ
カルボキシルポリアミドと、末端に水酸基を有する平均
分子量が 200〜6000の直鎖または分岐鎖を有する脂肪族
ポリオキシアルキレングリコールとを高真空下で100 ℃
〜400 ℃の温度で、触媒の存在下に溶融状態で反応させ
て得られる。触媒は、例えば、一般式:Ti(OR)
4 (ここで、Rは炭素数1〜24の直鎖または分岐鎖を有
する脂肪族炭化水素基を表す)で表されるテトラアルキ
ル−オルトチタネートで、これを反応混合物中に0.01〜
5重量%の比率で添加する。このポリマーはフランスの
本出願人のエルフ アトケム社から市販のペバックス
(PEBAX、登録商標)として入手可能である。
A)は任意の方法で製造することができる。特に、末端
にカルボキシル基を有する平均分子量 300〜15000 のジ
カルボキシルポリアミドと、末端に水酸基を有する平均
分子量が 200〜6000の直鎖または分岐鎖を有する脂肪族
ポリオキシアルキレングリコールとを高真空下で100 ℃
〜400 ℃の温度で、触媒の存在下に溶融状態で反応させ
て得られる。触媒は、例えば、一般式:Ti(OR)
4 (ここで、Rは炭素数1〜24の直鎖または分岐鎖を有
する脂肪族炭化水素基を表す)で表されるテトラアルキ
ル−オルトチタネートで、これを反応混合物中に0.01〜
5重量%の比率で添加する。このポリマーはフランスの
本出願人のエルフ アトケム社から市販のペバックス
(PEBAX、登録商標)として入手可能である。
【0007】ウンデシレン酸誘導体という用語は水溶性
および脂溶性の両方の誘導体が含まれる。好ましい誘導
体はC1 〜C6 アルキルエステル誘導体であり、特にC
1 〜C3 誘導体、例えばメチル、エチル、イソプロピル
エステルが好ましい。本発明組成物は50〜10%のポリエ
ーテルエステルアミドブロックポリマーと、50〜90%の
ウンデシレン酸またはその誘導体とで構成されるのが好
ましい。この場合、PEEAがウンデシレン酸誘導体を
極めて良く吸収する。
および脂溶性の両方の誘導体が含まれる。好ましい誘導
体はC1 〜C6 アルキルエステル誘導体であり、特にC
1 〜C3 誘導体、例えばメチル、エチル、イソプロピル
エステルが好ましい。本発明組成物は50〜10%のポリエ
ーテルエステルアミドブロックポリマーと、50〜90%の
ウンデシレン酸またはその誘導体とで構成されるのが好
ましい。この場合、PEEAがウンデシレン酸誘導体を
極めて良く吸収する。
【0008】本発明組成物はそのままの状態で使用する
ことができる。すなわち、例えば押出し成形法や熱可塑
性樹脂の通常の成形法で各種機能の成形品や装飾物に容
易に成形することができる。本発明組成物は上記以外の
添加物、ウンデシレン酸またはその誘導体用の溶媒等を
種々の量で含むことができる。こうした添加物の量は一
般に最終組成物の50重量%以下にする。
ことができる。すなわち、例えば押出し成形法や熱可塑
性樹脂の通常の成形法で各種機能の成形品や装飾物に容
易に成形することができる。本発明組成物は上記以外の
添加物、ウンデシレン酸またはその誘導体用の溶媒等を
種々の量で含むことができる。こうした添加物の量は一
般に最終組成物の50重量%以下にする。
【0009】本発明組成物を濃縮物、一般には顆粒また
は粒状物の形にして、マスターバッチ法で他の熱可塑性
ポリマーと混合してもよい。このマスターバッチ法は例
えばラバー アンド プラスチックス (Rubber & Plast
ics) 423283 (1961)に記載されている。他の熱可塑性ポ
リマーの典型的なものは(コ)ポリオレフィン、EV
A、PVCなどである。
は粒状物の形にして、マスターバッチ法で他の熱可塑性
ポリマーと混合してもよい。このマスターバッチ法は例
えばラバー アンド プラスチックス (Rubber & Plast
ics) 423283 (1961)に記載されている。他の熱可塑性ポ
リマーの典型的なものは(コ)ポリオレフィン、EV
A、PVCなどである。
【0010】従って、本発明の1つの具体例は本発明組
成物から得られる成形品である。本発明の特に有利な用
途は本発明組成物を含む履物用のインナーソール(中敷
き)である。このインナーソールは靴に固定させること
ができるが、取外し自在にして靴に挿入できるようにす
ることもできる。本発明の別の具体例は本発明組成物を
用いて得られる上記のマスターバッチである。
成物から得られる成形品である。本発明の特に有利な用
途は本発明組成物を含む履物用のインナーソール(中敷
き)である。このインナーソールは靴に固定させること
ができるが、取外し自在にして靴に挿入できるようにす
ることもできる。本発明の別の具体例は本発明組成物を
用いて得られる上記のマスターバッチである。
【0011】PEEAへの含浸は任意の方法で行うこと
ができるが、特に有効な方法が見出されている。従っ
て、本発明は上記組成物の調製方法を提供する。本発明
方法は、ウンデシレン酸および/またはその誘導体を酸
をベースに計算して1/9〜9/1の体積比でアルコー
ルに混合し、得られた混合物でポリエーテルエステルア
ミドを含浸させる点に特徴がある。この方法で得られる
製品も本発明の範囲に含まれる。アルコールは後で例え
ば蒸発で部分的にまたは完全に除去し、最終生成物を得
る。アルコールはC1 〜C6 の飽和アルコールが好まし
く、メタノールが有利である。アルコールと酸の比率は
広範囲で変えることができるが、その体積比を1/2〜
2/1にするのが好ましい。以下、本発明の実施例を説
明する。本発明明細書および特許請求の範囲で特に記載
のない限り重量%は最終的に得られる組成物の重量に対
する値であり、誘導体については酸をベースとして計算
する。
ができるが、特に有効な方法が見出されている。従っ
て、本発明は上記組成物の調製方法を提供する。本発明
方法は、ウンデシレン酸および/またはその誘導体を酸
をベースに計算して1/9〜9/1の体積比でアルコー
ルに混合し、得られた混合物でポリエーテルエステルア
ミドを含浸させる点に特徴がある。この方法で得られる
製品も本発明の範囲に含まれる。アルコールは後で例え
ば蒸発で部分的にまたは完全に除去し、最終生成物を得
る。アルコールはC1 〜C6 の飽和アルコールが好まし
く、メタノールが有利である。アルコールと酸の比率は
広範囲で変えることができるが、その体積比を1/2〜
2/1にするのが好ましい。以下、本発明の実施例を説
明する。本発明明細書および特許請求の範囲で特に記載
のない限り重量%は最終的に得られる組成物の重量に対
する値であり、誘導体については酸をベースとして計算
する。
【0012】
【実施例】組成物の調製 PEEAは、エルフ アトケム社から商品名ペバックス
(PEBAX)として市販の2種類の直径約3mmの球状
物(登録商標PEBAX3533および2533)を使用した。試料の特性測定 ペバックス(PEBAX)の特性は下記の表にまとめて
ある。
(PEBAX)として市販の2種類の直径約3mmの球状
物(登録商標PEBAX3533および2533)を使用した。試料の特性測定 ペバックス(PEBAX)の特性は下記の表にまとめて
ある。
【0013】
【0014】液体吸収能の測定 以下の液体で試験を行った: 脱イオン水 エタノール メタノール 100 %メチルウンデシレン酸 メチルウンデシレン酸とメタノールとの50%(体積比)
混合物 ウンデシレン酸とメタノールとの50%(体積比)混合
物。 吸収能は以下の方法で測定した:球状ペバックス(PE
BAX)20gを上記液体 300mmに浸漬する。ただし、リ
ストの最後に記載の混合物(メタノール+ウンデシレン
酸)の場合には最終的に450 mlにし、水の場合には球状
ペバックス(PEBAX)を 100g使用した。吸収能は
実験室温度で24時間後に測定した。球状ペバックス(P
EBAX)を濾過し、濾紙上で液体を除去し、球状ペバ
ックス(PEBAX)が外見的に乾燥し、ガラス表面か
ら離れて動きまわるようになるまで乾燥させる。膨潤し
た球状ペバックス(PEBAX)の重量および嵩体積を
測定した。結果は下記の表にまとめてある。
混合物 ウンデシレン酸とメタノールとの50%(体積比)混合
物。 吸収能は以下の方法で測定した:球状ペバックス(PE
BAX)20gを上記液体 300mmに浸漬する。ただし、リ
ストの最後に記載の混合物(メタノール+ウンデシレン
酸)の場合には最終的に450 mlにし、水の場合には球状
ペバックス(PEBAX)を 100g使用した。吸収能は
実験室温度で24時間後に測定した。球状ペバックス(P
EBAX)を濾過し、濾紙上で液体を除去し、球状ペバ
ックス(PEBAX)が外見的に乾燥し、ガラス表面か
ら離れて動きまわるようになるまで乾燥させる。膨潤し
た球状ペバックス(PEBAX)の重量および嵩体積を
測定した。結果は下記の表にまとめてある。
【0015】
【0016】この結果を有意な比の形で示す。すなわち
上記結果から下記の値を求める: (1) 吸収率(重量%) (T= 100×(Pf-Po)/Po) (2) 最終的な球体の嵩密度(d=Pf/Vf) (ここで、Pfは最終重量、Poは初期重量、Vfは最終体積
を表す) 球体の吸収率および密度は以下の表にまとめてある。
上記結果から下記の値を求める: (1) 吸収率(重量%) (T= 100×(Pf-Po)/Po) (2) 最終的な球体の嵩密度(d=Pf/Vf) (ここで、Pfは最終重量、Poは初期重量、Vfは最終体積
を表す) 球体の吸収率および密度は以下の表にまとめてある。
【0017】
【0018】メタノールとメチルウンデシレン酸を吸収
した球体はある程度の剛性を維持していた。メタノール
とウンデシレン酸との混合物の場合には球体は堅いゲル
状の外観を呈した。空気に曝した状態ではメタノールは
球体から揮発する傾向にあった。吸収された物質は球体
の溶解特性に影響を与えた。メチルウンデシレン酸を含
浸させたサンプル3533は温度 130〜140 ℃で流体にな
り、80℃で固化した。重量の減少は5.73%であった。同
じサンプルをウンデシレン酸とメタノールで含浸させた
ものは以下のような挙動を示した。すなわち、45〜50℃
に達するとすぐに完全に流動化し、液体は均一で粘性が
ほとんど無くなった。65℃でメタノールの揮発点に達し
た。液体はメタノールが完全になくなるまで流体状態を
維持し、その後固化が起こるが、加熱を続けると液体は
流体状態を維持し、冷却による固化は70℃付近で起こっ
た。重量減少すなわちメタノールにあたる部分は 44.30
%であった。
した球体はある程度の剛性を維持していた。メタノール
とウンデシレン酸との混合物の場合には球体は堅いゲル
状の外観を呈した。空気に曝した状態ではメタノールは
球体から揮発する傾向にあった。吸収された物質は球体
の溶解特性に影響を与えた。メチルウンデシレン酸を含
浸させたサンプル3533は温度 130〜140 ℃で流体にな
り、80℃で固化した。重量の減少は5.73%であった。同
じサンプルをウンデシレン酸とメタノールで含浸させた
ものは以下のような挙動を示した。すなわち、45〜50℃
に達するとすぐに完全に流動化し、液体は均一で粘性が
ほとんど無くなった。65℃でメタノールの揮発点に達し
た。液体はメタノールが完全になくなるまで流体状態を
維持し、その後固化が起こるが、加熱を続けると液体は
流体状態を維持し、冷却による固化は70℃付近で起こっ
た。重量減少すなわちメタノールにあたる部分は 44.30
%であった。
【0019】飽和球体の組成は以下の通り: PEBAX : 7.96% ウンデシレン酸 : 47.80 % メタノール : 44.17 % 固化した混合物の組成は以下の通り: PEBAX : 14.30 % ウンデシレン酸 : 85.72 % 得られたサンプルはある程度の機械的強度と良好なコン
システンシーを有している。
システンシーを有している。
【0020】ウンデシレン酸およびその誘導体を含むペ
バックス (PEBAX) 担体の脱臭作用の測定 方法 各種の匂いについての認知閾値を測定する方法で行っ
た。試験は2種類の条件で行えるように設定した。 (1) 動的試験 この方法は空調が循環していない場合を想定して行っ
た。この試験設定では、基本の臭気(悪臭)を別の装置
で発生させ(強制的にカラムを通過させ)、キャリブレ
ーションされた基本臭気の流れ(q)をウンデシレン酸
を含むペバックス(PEBAX) 担体が充填された別の
カラムに送り、続いてこの流れを純粋な空気流(Q)で
希釈する。適当な弁と分岐接続部品とを組み合わせて、
基本臭気と純粋な空気フローとの比率(q/Q)を変化
させて下記のものに対する認知閾値を決定できるように
実験設備を準備した。 (a) 基本臭気(最大レベルN) (b) ペバックス(PEBAX)の臭気(レベルゼロまた
は最小レベルN) (c) ペバックス(PEBAX)を通過して流れた基本フ
ローの臭気 (レベルNは上記2つのレベルの中間値になる) 最大Nと最小Nと比較したNの値によって目的の使用法
でのウンデシレン酸を含むペバックス (PEBAX) 担
体の効果を決定することができる。
バックス (PEBAX) 担体の脱臭作用の測定 方法 各種の匂いについての認知閾値を測定する方法で行っ
た。試験は2種類の条件で行えるように設定した。 (1) 動的試験 この方法は空調が循環していない場合を想定して行っ
た。この試験設定では、基本の臭気(悪臭)を別の装置
で発生させ(強制的にカラムを通過させ)、キャリブレ
ーションされた基本臭気の流れ(q)をウンデシレン酸
を含むペバックス(PEBAX) 担体が充填された別の
カラムに送り、続いてこの流れを純粋な空気流(Q)で
希釈する。適当な弁と分岐接続部品とを組み合わせて、
基本臭気と純粋な空気フローとの比率(q/Q)を変化
させて下記のものに対する認知閾値を決定できるように
実験設備を準備した。 (a) 基本臭気(最大レベルN) (b) ペバックス(PEBAX)の臭気(レベルゼロまた
は最小レベルN) (c) ペバックス(PEBAX)を通過して流れた基本フ
ローの臭気 (レベルNは上記2つのレベルの中間値になる) 最大Nと最小Nと比較したNの値によって目的の使用法
でのウンデシレン酸を含むペバックス (PEBAX) 担
体の効果を決定することができる。
【0021】(2) 静的試験 この方法は閉じた空間内での平衡状態を想定したもので
ある。この場合にはペバックス (PEBAX) 担体にウ
ンデシレン酸を含有させたものを含む容器内で基本臭気
(悪臭)を発生させる。純粋な空気の流れをこの容器内
に入れ、回収し、汚染および/または脱臭されて出てく
るフロー(q)を純粋な空気の測定済みフロー(Q)と
混合し、比(q/Q)を変化させて以下の臭気に関する
認知閾値を決定する: (a) 基本臭気(最大レベルN) (b) ペバックス (PEBAX) の臭気(レベルゼロまた
は最小レベルN) (c) 容器内の混合物の臭気(レベルNは上記2つのレベ
ルの中間値となる) 最大Nと最小Nと比較したNの値によって目的の使用法
でのウンデシレン酸を含むペバックス (PEBAX) 担
体の効果を決定することができる。
ある。この場合にはペバックス (PEBAX) 担体にウ
ンデシレン酸を含有させたものを含む容器内で基本臭気
(悪臭)を発生させる。純粋な空気の流れをこの容器内
に入れ、回収し、汚染および/または脱臭されて出てく
るフロー(q)を純粋な空気の測定済みフロー(Q)と
混合し、比(q/Q)を変化させて以下の臭気に関する
認知閾値を決定する: (a) 基本臭気(最大レベルN) (b) ペバックス (PEBAX) の臭気(レベルゼロまた
は最小レベルN) (c) 容器内の混合物の臭気(レベルNは上記2つのレベ
ルの中間値となる) 最大Nと最小Nと比較したNの値によって目的の使用法
でのウンデシレン酸を含むペバックス (PEBAX) 担
体の効果を決定することができる。
【0022】結果 得られた結果は、製品を試験するためにそれぞれ設計さ
れた動的試験および静的試験での条件下で、極めて類似
していた。先ず、ペバックス (PEBAX) は特定の臭
気を持たない(あるいは少なくともその臭気は認知され
ない)と考えることができる。動的試験では、汚染大気
の希釈比に関わらず、ウンデシレン酸によって以下の臭
気が完全にマスキング/脱臭されることが分かった: 料理の臭気(油を使った場合の蒸気など) タバコ臭 6リットルの容器内に20%のウンデシレン酸を含有する
50gのペバックス (PEBAX) 担体モジュールを入れ
て行った静的試験でも同じ結果であった。容積約300mm3
の室内に約20%のウンデシレン酸を含有する50gの円筒
状ペバックス (PEBAX) を配置した時には、ウンデ
シレン酸の臭気の効果によって部分的に臭気がマスキン
グされると共に、この部屋から臭気が除去されることが
観察された。
れた動的試験および静的試験での条件下で、極めて類似
していた。先ず、ペバックス (PEBAX) は特定の臭
気を持たない(あるいは少なくともその臭気は認知され
ない)と考えることができる。動的試験では、汚染大気
の希釈比に関わらず、ウンデシレン酸によって以下の臭
気が完全にマスキング/脱臭されることが分かった: 料理の臭気(油を使った場合の蒸気など) タバコ臭 6リットルの容器内に20%のウンデシレン酸を含有する
50gのペバックス (PEBAX) 担体モジュールを入れ
て行った静的試験でも同じ結果であった。容積約300mm3
の室内に約20%のウンデシレン酸を含有する50gの円筒
状ペバックス (PEBAX) を配置した時には、ウンデ
シレン酸の臭気の効果によって部分的に臭気がマスキン
グされると共に、この部屋から臭気が除去されることが
観察された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/10
Claims (10)
- 【請求項1】 下記 (a)および(b) を組成物重量に対し
て下記重量比で含む安定な組成物: (a) 〔化1〕のブロックポリエーテルエステルアミドポ
リマー 90〜5%: 【化1】 (ここで、PAはポリアミドセグメントを表し、 PEはポリエーテルセグメントを表し、 nは繰り返し単位の分布を示す整数である) (b) ウンデシレン酸またはその誘導体 10〜95% (誘導体の重量は対応するウンデシレン酸の重量に基づ
いて計算する) - 【請求項2】 50〜10%のポリエーテルエステルアミド
ブロックポリマーと、50〜90%のウンデシレン酸または
その誘導体とで構成される請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 ウンデシレン酸誘導体がC1 〜C6 のア
ルキルエステルである請求項1に記載の組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3に記載の組成物から直接得
られる成形品。 - 【請求項5】 請求項1〜3に記載の組成物を含む履物
のインナーソール。 - 【請求項6】 請求項1〜3に記載の組成物から得られ
るマスターバッチ。 - 【請求項7】 ウンデシレン酸および/またはその誘導
体を酸をベースに計算して1/9〜9/1の体積比でア
ルコールと混合し、得られた混合物をポリエーテルエス
テルアミドに含浸させることを特徴とする請求項1〜3
に記載の組成物の調製方法。 - 【請求項8】 アルコールを後で部分的または完全に除
去する請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 アルコールとしてメタノールを用いる請
求項7または8に記載の方法。 - 【請求項10】 上記体積比を1/2〜2/1にする請
求項7〜9のいずれか一項に記載の方法。
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