JPH07116408B2 - コ−テイング用組成物 - Google Patents

コ−テイング用組成物

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JPH07116408B2
JPH07116408B2 JP62000880A JP88087A JPH07116408B2 JP H07116408 B2 JPH07116408 B2 JP H07116408B2 JP 62000880 A JP62000880 A JP 62000880A JP 88087 A JP88087 A JP 88087A JP H07116408 B2 JPH07116408 B2 JP H07116408B2
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正樹 永田
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    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーティング用組成物に関し、さらに詳細に
は、ステンレス、アルミニウム、セラミックス、セメン
ト、繊維、紙、ガラス、プラスチックなどの表面に、耐
熱性、耐水性、耐海水性、耐有機薬品性、耐酸性、耐ア
ルカリ性、耐蝕性、熱および光の吸収放射性、耐摩耗
性、耐候性、耐湿性、密着性などに優れた塗膜を製造す
るために好適な100℃以下の低温で硬化するコーティン
グ用組成物に関する。
〔従来の技術〕
近年、耐熱性、耐水性、耐海水性、耐有機薬品性、耐酸
性、耐アルカリ性、耐蝕性、熱および光の吸収放射性、
耐摩耗性、耐候性、耐湿性、密着性などに優れ、硬度の
高い塗膜を形成させることのできるコーティング用組成
物が求められている。
このような要求の一部を満たすコーティング用組成物と
して、シラノールの部分的縮合物とコロイド状シリカを
含有する酸性の水性組成物が提案されている(特公昭52
-39691号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記特公昭52-39691号公報に記載されて
いるコーティング用組成物は、得られる組成物を常温で
熟成するために含有されるトリシラノールの縮合が充分
に進行せず、またかかる組成物は室温乾燥では硬化が不
充分であり、密着性の悪化、硬度の低下を招いている。
さらに該組成物を用いて加熱硬化により塗膜を形成させ
ても、該塗膜の基材に対する密着性がいまだ充分ではな
い。
本発明は、前記従来の技術的課題を背景になされたもの
で、耐熱性、耐水性、耐海水性、耐有機薬品性、耐酸
性、耐アルカリ性、熱および光の吸収放射性、耐摩耗
性、耐候性、耐湿性、などに優れ、かつ密着性に優れ硬
度の高い塗膜を形成させることのできる100℃以下の低
温で硬化するコーティング用組成物を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、(a)一般式RSi(OR′)3(式
中、Rは炭素数1〜8の有機基、R′は炭素数1〜5の
アルキル基または炭素数1〜4のアシル基を示す。)で
表されるオルガノアルコキシシランの縮合物からなるオ
ルガノポリシロキサンをオルガノアルコキシシラン換算
で100重量部、 (b)コロイド状アルミナを固形分換算で5〜50重量
部、 (c)水10〜80重量部(ただし、(b)成分中に存在す
ることがある水を含む。) (d)アルコール類100重量部以上、および (e)アミン系シランカップリング剤0.1〜15重量部 を含有することを特徴とするコーティング用組成物を提
供するものである。
次に本発明の組成物を構成要件別に詳述する。
(a)オルガノポリシロキサン オルガノポリシロキサンは、(a)′一般式RSi(O
R′)3で表されるオルガノアルコキシシランを加水分解
および重縮合して得られるものであり、本発明で得られ
る組成物中においては結合剤としての働きをするもので
ある。
かかるオルガノアルコキシシラン中のRは、炭素数1〜
8の有機基であり、例えばメチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基などのアルキル基、その他γ
−クロロプロピル基、ビニル基、3,3,3−トリフロロプ
ロピル基、γ−グリシドキシプロピル基、γ−メタクリ
ルオキシプロピル基、γ−メルカプトプロピル基、フェ
ニル基、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル基などが
挙げられる。
また、オルガノアルコキシシラン中のR′は、炭素数1
〜5のアルキル基または炭素数1〜4のアシル基であ
り、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブ
チル基、アセチル基などが挙げられる。
これらのオルガノアルコキシシランの具体例としては、
メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシ
ラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピル
トリエトキシシラン、i−プロピルトリメトキシシラ
ン、i−プロピルトリエトキシシラン、γ−クロロプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリエト
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、3,3,3−トリフロロプロピルトリメトキ
シシラン、3,3,3−トリフロロプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メ
タクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリルオキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロ
ピルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、3,4−エポキシシク
ロヘキシルエチルトリメトキシシラン、3,4−エポキシ
シクロヘキシルエチルトリエトキシシランなどを挙げる
ことができるが、好ましくはメチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシランである。
これらのオルガノアルコキシシランは、1種単独で使用
または2種以上を併用することができる。
また、(a)′オルガノアルコキシシランのうち、80モ
ル%以上が、CH3Si(OR′)3である場合が好ましい。
かかるオルガノポリシロキサンのポリスチレン換算重量
平均分子量は、好ましくは3,000〜50,000、特に好まし
くは4,000〜20,000であり、3,000未満では得られる塗膜
の密着性が低下し、一方50,000を越えると組成物の保存
安定性が悪く、ゲル化を生起し、また得られる組成物を
コーティングに供すると塗膜の密着性が低下する場合が
ある。
(b)コロイド状アルミナ コロイド状アルミナは、本発明の組成物のゲル化防止、
増粘および必要に応じて使用されるその他の充填剤の分
散ならびに得られる組成物をコーティングに供すること
によって形成される塗膜の耐熱性、硬度および密着性の
向上、さらに静電防止、その他(a)成分の加水分解に
必要な水を提供することを目的に使用するものである。
かかるコロイド状アルミナとは、通常、水を分散媒とす
るpH2.5〜6の範囲のアルミナゾルであり、アルミナ、
擬ベーマイト、ベーマイトなどを5〜25重量%程度含有
し、安定剤として硝酸、塩酸、酢酸などの酸を使用して
なり、通常、その平均粒径が5〜200mμ、好ましくは10
〜100mμのものである。
このアルミナゾルとしては、例えば日産化学工業(株)
製のアルミナゾル−100、アルミナゾル−200、アルミナ
ゾル−520などを挙げることができる。
また、コロイド状アルミナとしては、無水塩化アルミニ
ウムの高温加水分解によって製造されたもの、あるいは
一般式Al(OR″)n(ここで、R″は炭素数1〜4のア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−ブチル基な
ど、nは1〜4の整数を示す。)で表されるアルミニウ
ムアルコキシドを加水分解して得られるもので、例えば
平均粒径が5〜200mμ、好ましくは10〜100mμの微粒子
アルミナ5〜25重量%、水75〜95重量%および酢酸、塩
酸などの酸を0.05〜5重量%からなるコロイド状アルミ
ナを使用することもできる。
かかるコロイド状アルミナは、本発明の組成物中の他の
固定成分とは対照的に強く正に帯電する。このため、こ
のコロイド状アルミナは、本発明の組成物の溶液中にお
いて必要に応じて使用されるその他の充填剤と安定した
凝集物を形成する。さらに、コロイド状アルミナの例と
しては、平均粒径が5〜200mμ、好ましくは10〜100mμ
の微粒子状アルミナをpH2〜6の酸性水性分散液とした
ものを用いることもできる。
このような微粒子状アルミナとしては、例えば西独デグ
サ社製のアルミニウムオキサイドCなどを挙げることが
できる。
以上のコロイド状アルミナの組成物中における割合は、
(a)成分100重量部に対して、固形分換算で5〜50重
量部、好ましくは8〜40重量部であり、5重量部未満で
は本発明の組成物のゲル化防止、増粘、さらに必要に応
じて使用されるその他の充填剤の分散性が充分でなく、
また得られる組成物をコーティングに供すると塗膜の硬
度が充分でなく、しかもクラックが入り易くなり、一方
50重量部を越えると相対的にその他の成分量が少なくな
り、増粘し過ぎたり、塗膜の密着性が低下する。
(c)水 水は、(a)′成分で使用されるオルガノアルコキシシ
ランの加水分解に必須の成分であるとともに、前記
(b)成分の分散媒としての役目を果たすものである。
かかる水は、(b)成分中に水が存在する場合には、こ
の水のほかに、別途、一般水道水、蒸留水、イオン交換
水などを用いることができる。
特に、本発明の組成物を高純度にする場合には、蒸留水
またはイオン交換水が好ましい。水の組成物中における
割合は、(a)成分100重量部に対して10〜80重量部、
好ましくは15〜60重量部であり、10重量部未満では得ら
れる組成物を用いてコーティングしても塗膜が充分に硬
化しない場合があり、一方80重量部を超えると組成物の
保存安定性が低下し好ましくない。
(d)アルコール類 アルコール類は、必要に応じて使用されるその他の充填
剤の分散媒であるとともに、主として(a)〜(b)成
分を均一に混合させ、前記(a)′オルガノアルコキシ
シランが水によって加水分解される際にゲル化すること
を防止するためのものである。
かかるアルコール類としては、1価アルコールまたは2
価アルコールを挙げることができ、このうち1価アルコ
ールとしては炭素数1〜8の飽和脂肪族アルコールが好
ましく、具体的にはメタノール、エタノール、n−プロ
ピルアルコール、i−プロピルアルコール、sec−ブチ
ルアルコール、tert−ブチルアルコールなどを、また2
価アルコールとしてはエチレングリコールなどを挙げる
ことができる。
これらのアルコール類としては、好ましくはi−プロピ
ルアルコール、sec−ブチルアルコールである。これら
のアルコール類は、1種で使用または2種以上を併用す
ることができる。
また、前記アルコール類には、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、酢酸エチレングリコールモノエチルエ
ーテルなどのエチレングリコール誘導体を添加すること
もできる。
アルコール類の組成物中の割合は、(a)成分100重量
部に対して100重量部以上、好ましくは100〜400重量部
であり、100重量部未満では(a)オルガノポリシロキ
サンおよび必要に応じて使用されるその他充填剤の分散
性が悪くなり、また得られる組成物の粘度が高くなりす
ぎて均質な塗膜が得られず、一方400重量部を超えると
相対的に他の成分が少なくなり、得られる組成物をコー
ティングに供することにより形成される塗膜の密着性が
低下したり、薄膜すぎて目的とする塗膜を得ることがで
きなくなる場合がある。
(e)アミン系シランカップリング剤 アミン系シランカップリング剤は本発明の組成物の硬化
促進剤であり、100℃以下の低温で塗膜を硬化させる作
用をなすものである。かかるアミン系シランカップリン
グ剤としては、例えばγ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、γ−(2−アミノエチル)−アミノプロピルト
リメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−アニリノプロピ
ルトリメトキシシランなどが挙られる。これらの(e)
アミン系シランカップリング剤は、1種単独で使用また
は2種以上を併用することができる。なお、アミン系シ
ランカップリング剤の組成物中における割合は(a)成
分100重量部に対して、0.1〜15重量部、好ましくは0.3
〜10重量部であり、0.1重量部未満では100℃以下の温度
では塗膜の硬化が不充分となり、一方15重量部を超える
と保存安定性が悪くなり、可使時間が短くなる。
以上のように本発明のコーティング用組成物は、前記
(a)〜(e)成分を含有してなるが、その全固形分濃
度は、好ましくは10〜50重量%、特に好ましくは15〜35
重量%であり、10重量%未満では固形分濃度が薄すぎて
得られる組成物をコーティングに供することにより形成
される塗膜の耐熱性、耐水性、耐薬品性、耐候性などの
諸特性が発現されない場合があり、また形成される塗膜
にピンホールが発生する場合があり、一方50重量%を超
えると固形分濃度の高すぎて組成物の保存安定性が悪化
したり、組成物をコーティングに供しても均一な塗膜の
形成が困難となるなどの弊害が生起する場合がある。
なお、本発明の組成物には、必要に応じてその他の充填
剤を添加することも可能である。
かかる充填剤は、水に不溶性のものであり、例えば有機
もしくは無機顔料を挙げることができる。また、顔料以
外の粒子状もしくは繊維状の金属および合金ならびにこ
れらの酸化物、水酸化物、炭化物、窒化物、硫化物な
ど、具体例として粒子状もしくは繊維状の鉄、銅、アル
ミニウム、ニッケル、銀、亜鉛、フェライト、カーボン
プラック、ステンレス鋼、二酸化珪素、酸化チタン、酸
化アルミニウム、酸化クロム、酸化マンガン、酸化鉄、
酸化ジルコニウム、酸化コバルト、合成ムライト、ジル
コン(珪素ジルコニア)、水酸化アルミニウム、水酸化
鉄、炭化珪素、窒化珪素、窒化硼素、二硫化モリブデン
などを挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。これらの充填剤の平均粒径または平均長さ
は、通常、0.05〜50μm、好ましくは0.1〜5μmであ
り、0.05μm未満では組成物の粘度が上昇し、一方50μ
mを超えると得られる組成物の分散性が悪化する場合が
ある。
必要に応じて使用されるその他の充填剤の組成物中の割
合は、(a)成分100重量部に対して、通常、50〜500重
量部、好ましくは80〜300重量部であり、50重量部未満
であると充填剤が組成物に付与する性能を充分に発揮す
ることができず、一方500重量部を超えると得られる組
成物がゲル化することがあり、コーティングに供するこ
とにより得られる塗膜の硬度が悪化するとともに基材へ
の密着性が悪化し、作業性も悪くなることがある。
なお、必要に応じて使用されるその他の充填剤の選択
は、得られる塗膜の目的によって、例えば下記選択に基
づいて行う。
防蝕膜を作るための充填剤としては、二酸化珪素、
酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化クロム、酸化ジル
コニウム、合成ムライト、ジルコン、炭化珪素、窒化珪
素などの耐蝕性に優れたものを使用する。
電気絶縁膜を作るための充填剤としては、アルカリ
金属を含まない電気絶縁性の金属酸化物、炭化物または
窒化物を使用する。
化粧膜を作るための充填剤としては、酸化鉄、二酸
化チタン、酸化コバルト、酸化亜鉛、酸化錫、酸化鉛、
酸化アルミニウムなどの酸化物を使用する。
熱放射膜を作るための充填剤としては、酸化鉄、酸
化銅、酸化コバルト、酸化マンガン、酸化クロム、二酸
化珪素、酸化チタン、酸化アルミニウム、ジルコンなど
の酸化物を使用する。
導電膜または半導電膜を作るための充填剤として
は、銅、アルミニウム、ニッケル、銀、カーボンブラッ
ク、酸化錫などを使用する。
断熱膜を作るための充填剤としては、熱伝導率の小
さい金属酸化物、水酸化物、窒化物などを使用する。
防錆膜を作るための充填剤としては、亜鉛、鉛、ク
ロムなどを使用する。
その他、各種充填剤の持つ特性を活かした塗膜を作
るためには、前記例示の充填剤を2種以上を併用するこ
とができる。
さらに、本発明の組成物には、各種界面活性剤、アミン
系以外のシランカップリング剤、チタンカップリング
剤、またナフテン酸、オクチル酸、亜硝酸、亜硫酸、ア
ルミン酸、炭酸などのアルカリ金属塩、染料などのその
他の添加剤を添加することもできる。
以上のような(a)〜(d)成分を含有する本発明の組
成物は、例えばまず(イ)前記(a)成分の出発物質と
なる(a)′オルガノアルコキシシラン100重量部に対
して、(b)コロイド状アルミナを固形分換算で5〜50
重量部、(c)水10〜80重量部(ただし、(b)成分中
に存在することがある水を含む。)および(d)アルコ
ール類1〜40重量部を混合して加水分解および重縮合を
行い、(a)′オルガノアルコキシシランをポリスチレ
ン換算重量平均分子量が3,000〜50,000の(a)オルガ
ノポリシロキサンとなし、(ロ)次いで前記(d)アル
コール類を添加することにより、(d)成分の総量を10
0重量部以上となすことにより製造することができる。
ここで、(イ)工程における(d)成分の添加量は、
(a)′成分100重量部に対して1〜40重量部、好まし
くは2〜25重量部であり、1重量部未満では(a)′オ
ルガノアルコキシシランの加水分解および重縮合が速く
なりすぎて所定のポリスチレン換算重量平均分子量に調
整することが困難で、ゲル化物が析出する場合があり、
一方40重量部を超えるとオルガノアルコキシシランの加
水分解および重縮合が遅くなり、反応に長時間を要し好
ましくない。
なお、(イ)工程における(c)成分/(a)成分のモ
ル比は、1.5〜6とすることが好ましく、1.5未満では加
水分解および重縮合が進み難く、一方6を超えると組成
物の保存安定性が低下する場合がある。
また、この(イ)工程における(d)成分の添加量は、
(c)成分の10〜40重量%となるように調整することが
好ましく、10重量%未満では相対的に(c)成分である
水の量が多くなりすぎて加水分解および重縮合が速くな
りすぎ、また組成物の保存安定性が悪化し、一方40重量
%を超えると相対的に水の量が少なすぎて加水分解およ
び重縮合が遅くなり、反応に長時間を要する場合があ
る。
この(イ)工程は、通常、前記(a)′〜(d)成分を
混合して攪拌下において、温度40〜90℃、好ましくは50
〜80℃、反応時間1〜10時間、好ましくは2〜8時間程
度の条件で実施され、前記のようにポリスチレン換算重
量平均分子量が3,000〜50,000の(a)オルガノポリシ
ロキサンを含有する組成物が得られる。
本発明の組成物の製造方法によれば、次いで(ロ)工程
としてさらに(d)成分を追加添加する。
すなわち(ロ)工程は、(イ)工程の加水分解および重
縮合終了後に、生成した(a)オルガノポリシロキサン
が保存中にさらに加水分解および重縮合を行い、高分子
量化することを抑制するとともに、組成物全体の固形分
濃度を調整する希釈剤としての作用をなすものである。
この(ロ)工程における(d)成分の添加量は、
(a)′成分100重量部に対して(d)成分の総量が100
重量部以上となるように添加するものである。
さらに、本発明においては、このようにして調整された
(a)〜(d)成分の含有する組成物中に、塗布前に
(ハ)(e)成分を追加添加するものである。
なお、本発明の組成物の製造方法において、前記必要に
応じて用いられるその他の充填剤などをさらに配合する
場合には、前記製造方法に準じて、次のような製造方法
を採用すればよい。
すなわち、前記(a)′〜(d)成分および前記の充填
剤を混合して、前記(イ)工程を行い、次いで(ロ)工
程、さらに(ハ)工程を実施する。
あるいは、充填剤を、(イ)(a)′〜(d)成分を混
合後に、(ロ)工程において別途添加してもよい。
本発明のコーティング用組成物は、対象物である基材の
表面に刷毛、スプレー、ディッピングなどの塗装手段を
用い、1回塗りで乾燥膜厚5〜50μm程度の塗膜を形成
することができ、2〜3回の塗装で乾燥膜厚10〜150μ
m程度の膜厚にすることができ、室温〜100℃程度の温
度で10分〜12時間程度乾燥硬化することにより充填剤と
して絶縁性のものを使用した場合、市販の放電式ピンホ
ールテスターで1,000ボルト以上の放電テストに合格す
るピンホールの無い塗膜を形成することが可能である。
本発明の組成物がコーティングされる基材としては、例
えばステンレス、アルミニウム、セラミックス、セメン
ト、繊維、紙、ガラス、プラスチックなどが挙げられ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ、本発明をさらに具体的に説明する
が、以下の実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り重量
基準である。
また、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)法によるポリスチレン換算重量平均分子量の測定お
よび実施例中における各種の測定は、下記のとおりであ
る。
GPC法による測定は、下記条件において、テトラヒドロ
フランを溶媒として使用し、オルガノポリシロキサン1g
を100ccのテトラヒドロフランに溶解して試料とした。
また、標準ポリスチレンは、米国プレッシャーケミカル
社製の標準ポリスチレンを使用した。
装置;米国ウオーターズ社製、高温高速ゲル浸透クロマ
トグラム(モデル150-C ALC/GPC) カラム;昭和電工(株)製、SHODEX A-8M、長さ50cm 測定温度;40℃ 流速;1cc/分 密着性は、JIS K5400による基盤目テスト後、テープ剥
離試験を3回実施し、その平均に拠った。
硬度は、JIS K5400による鉛筆硬度に拠った。
耐熱性は、電気炉で400℃×240時間保持し、自然放冷
し、塗膜の状態を観察した。
冷熱サイクル性は、200℃で30分間加熱と、−20℃で30
分間冷却の繰り返しを100回行い、塗膜の状態を観察し
た。
保存安定性は、ポリエチレン製ビン中で密栓保存し、目
視によりゲル化の有無を判定した。
ピンホールテストは、放電式ピンホールテスター(サン
コー電子研究所(株)製、PRD)を用いて2,000ボルトで
放電し、ピンホールの有無を調べた。
耐沸騰水性は、水道水で8時間煮沸し、塗膜の状態を観
察した。
耐水性は、水道水に60日間浸漬し、塗膜の状態を観察し
た。
耐酸性は、濃度20%の塩酸を塗膜上に1ml滴下し、蓋
付きシャーレ中で1日静置後、水洗し、塗膜の状態を観
察した。
耐酸性は、濃度20%の硫酸を塗膜上に1ml滴下し、蓋
付きシャーレ中で1日静置後、水洗し、塗膜の状態を観
察した。
耐アルカリ性は、濃度1%水酸化ナトリウム水溶液を塗
膜上に1ml滴下し、蓋付きシャーレ中で1日静置後、水
洗し、塗膜の状態を観察した。
耐候性は、JIS K5400により、ウエザーメーターで2,000
時間照射試験を実施し、塗膜の状態を観察した。
実施例1および比較例1 還流冷却器、攪拌器を備えた反応器に、(a)′メチル
トリメトキシシラン100部、(b)アルミナゾル(日産
化学工業(株)製の水性分散液、固形分濃度20%)50
部、(d)i−プロピルアルコール15部を加え、60℃に
加熱して4時間反応させ、組成物を得た。得られた組成
物を遠心分離機を用いてアルミナ分を除去した上澄み液
を孔径0.45μmのフィルターで濾過し、この濾液をGPC
法により、測定したところ、ポリスチレン換算重量平均
分子量は7,300であった。
前記と同様にして得られた組成物に(d)i−プロピル
アルコールをさらに100部(以下、単に「追加i−プロ
ピルアルコール」と称する)および(e)γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを3部添加し、コーティング
用組成物Aを得た。
前記と同様にして、(a)′オルガノアルコキシシラ
ン、(b)コロイド状アルミナ、(d)アルコール類お
よび(e)アミン系シランカップリング剤の種類、量、
反応温度および反応時間を第1表に示したように変えて
コーティング用組成物B〜FならびにG〜Lを得た。
第1表に示した前記組成物A〜FおよびH〜Kをそれぞ
れ下記(イ)および(ロ)の基板上にスプレー塗布し、
100℃以下の低温で硬化し、硬化塗膜を形成させた。
基板(イ):スレート板(JIS A 5403) 基板(ロ):アルミニウム板(JIS H 4000、A1050P) これらの硬化塗膜について密着性、硬度、耐熱性および
冷熱サイクル性を試験した。結果を第2表に示す。
実施例2および比較例2 第1表に示した前記組成物A〜FおよびH〜Kから
(e)成分を除いた組成物をそれぞれバインダーとし、
これに第3表に示す各種の充填剤および(d)成分を添
加して、それぞれボールミルにて5時間混合させた後、
(e)成分を添加し、第3表に示す。コーティング用組
成物M〜RおよびS〜Vを得た。第3表に示した前記組
成物M〜RおよびS〜Vをそれぞれ前記(イ)および
(ロ)の基板上にスプレー塗布し、100℃以下の低温で
硬化し、硬化塗膜を形成させた。
これらの硬化塗膜について密着性、硬度、耐熱性、冷熱
サイクル性、耐沸騰水性、耐水性、耐酸性、耐アルカリ
性および耐候性を試験した。結果を第4表に示す。
〔発明の効果〕 本発明の組成物をコーティングに供することにより得ら
れる塗膜は、耐熱性および密着性に優れ、ピンホールが
無く、ステンレス、アルミニウム、セラミックス、セメ
ント、繊維、紙、ガラス、プラスチック(ただし、テフ
ロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの官能基を有
しないものを除く。)など、ほとんど全ての材料に対す
る使用が可能であり、100℃以下の低温で硬化すること
を特徴とするものである。
また、本発明の組成物は、必要に応じて添加される充填
剤を変えることにより、耐熱性、耐水性、耐海水性、耐
有機薬品性、耐酸性、耐アルカリ性、熱および光の吸収
放射性、耐摩耗性、耐候性、耐湿性、密着性、保存安定
性などに優れた防蝕膜、電気絶縁膜、化粧膜、吸収放射
膜、防錆膜、導電膜、半導体膜、難燃化膜、断熱膜、硬
化膜、保護膜などを作ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一般式RSi(OR′)3(式中、Rは炭
    素数1〜8の有機基、R′は炭素数1〜5のアルキル基
    または炭素数1〜4のアシル基を示す。)で表されるオ
    ルガノアルコキシシランの縮合物からなるオルガノポリ
    シロキサンをオルガノアルコキシシラン換算で100重量
    部、 (b)コロイド状アルミナを固形分換算で5〜50重量
    部、 (c)水10〜80重量部(ただし、(b)成分中に存在す
    ることがある水を含む。) (d)アルコール類100重量部以上、および (e)アミン系シランカップリング剤0.1〜15重量部を
    含有することを特徴とするコーティング用組成物
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