JPH07117261B2 - 蓄熱式空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents
蓄熱式空気調和装置の運転制御装置Info
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- JPH07117261B2 JPH07117261B2 JP1201071A JP20107189A JPH07117261B2 JP H07117261 B2 JPH07117261 B2 JP H07117261B2 JP 1201071 A JP1201071 A JP 1201071A JP 20107189 A JP20107189 A JP 20107189A JP H07117261 B2 JPH07117261 B2 JP H07117261B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、蓄熱式空気調和装置の運転制御装置に係り、
特に、蓄冷及び冷房同時運転時における圧縮機の連続運
転範囲の拡大対策に関する。
特に、蓄冷及び冷房同時運転時における圧縮機の連続運
転範囲の拡大対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば特開昭64−10068号公報に提案される
如く、圧縮機、熱源側熱交換器、主減圧機構及び利用側
熱交換器を順次接続した冷媒回路を備えた空気調和装置
に、冷媒との熱交換による蓄冷可能な蓄熱媒体を貯溜し
た蓄熱槽と、冷媒を蒸発させて蓄熱媒体を冷却するため
の蓄熱熱交換器と、蓄冷用減圧機構とを配置し、夜間等
電力料金の安価なときに蓄熱熱交換器で冷媒との熱交換
を行って冷熱を蓄えておき、昼間にその冷熱を取り出し
て冷房運転に利用することにより、使用電力の低減化を
図ろうとする蓄熱式空気調和装置は公知の技術である。
如く、圧縮機、熱源側熱交換器、主減圧機構及び利用側
熱交換器を順次接続した冷媒回路を備えた空気調和装置
に、冷媒との熱交換による蓄冷可能な蓄熱媒体を貯溜し
た蓄熱槽と、冷媒を蒸発させて蓄熱媒体を冷却するため
の蓄熱熱交換器と、蓄冷用減圧機構とを配置し、夜間等
電力料金の安価なときに蓄熱熱交換器で冷媒との熱交換
を行って冷熱を蓄えておき、昼間にその冷熱を取り出し
て冷房運転に利用することにより、使用電力の低減化を
図ろうとする蓄熱式空気調和装置は公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来の蓄熱式空気調和装置において、昼
間の冷房運転中に室内側の冷房要求がわずかになった場
合等に、冷房運転を行いながら同時に蓄熱熱交換器で冷
媒の蒸発を行わせるつまり蓄冷及び冷房同時運転を行う
ことにより、熱源側熱交換器の能力を有効に利用して冷
熱を蓄え、冷房要求の大きいときにその冷熱を利用する
等、使用電力の低減効果をより向上させることが考えら
れる。
間の冷房運転中に室内側の冷房要求がわずかになった場
合等に、冷房運転を行いながら同時に蓄熱熱交換器で冷
媒の蒸発を行わせるつまり蓄冷及び冷房同時運転を行う
ことにより、熱源側熱交換器の能力を有効に利用して冷
熱を蓄え、冷房要求の大きいときにその冷熱を利用する
等、使用電力の低減効果をより向上させることが考えら
れる。
一方、このような蓄熱式空気調和装置は、空調を行うに
際して蓄熱を利用する前提に立っていることから、室外
側の能力に比べて室内側の能力は大きめに設計されてい
る。そして、上記のような蓄冷及び冷房同時運転時に
は、さらに蓄熱熱交換器側の蒸発能力が室内側の蒸発能
力に加算されるので、蒸発能力が凝縮能力よりもかなり
余裕がある状態となる。したがって、蓄冷及び冷房同時
運転中に、蓄熱媒体温度が上昇することによる蓄熱熱交
換器の蒸発能力の増大と、外気温度が上昇することによ
る凝縮能力の減少とが同時に生じると、装置全体の蒸発
能力と凝縮能力との能力バランスが維持できなくなり、
その結果、凝縮能力の不足により高圧が過上昇して高圧
カットで圧縮機が異常停止する虞れが生じることにな
る。
際して蓄熱を利用する前提に立っていることから、室外
側の能力に比べて室内側の能力は大きめに設計されてい
る。そして、上記のような蓄冷及び冷房同時運転時に
は、さらに蓄熱熱交換器側の蒸発能力が室内側の蒸発能
力に加算されるので、蒸発能力が凝縮能力よりもかなり
余裕がある状態となる。したがって、蓄冷及び冷房同時
運転中に、蓄熱媒体温度が上昇することによる蓄熱熱交
換器の蒸発能力の増大と、外気温度が上昇することによ
る凝縮能力の減少とが同時に生じると、装置全体の蒸発
能力と凝縮能力との能力バランスが維持できなくなり、
その結果、凝縮能力の不足により高圧が過上昇して高圧
カットで圧縮機が異常停止する虞れが生じることにな
る。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、蓄熱式空気調和装置の蓄冷及び冷房同時運転時
に、凝縮能力が蒸発能力に対して不足する虞れが生じた
場合、高圧の過上昇を未然に防止する手段を講ずること
により、圧縮機の異常停止を回避して連続運転範囲の拡
大を図ることにある。
的は、蓄熱式空気調和装置の蓄冷及び冷房同時運転時
に、凝縮能力が蒸発能力に対して不足する虞れが生じた
場合、高圧の過上昇を未然に防止する手段を講ずること
により、圧縮機の異常停止を回避して連続運転範囲の拡
大を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、蓄熱媒体
温度と外気温度とがいずれも所定の設定値以上に上昇し
たときには、装置全体の蒸発能力を低減させることにあ
る。
温度と外気温度とがいずれも所定の設定値以上に上昇し
たときには、装置全体の蒸発能力を低減させることにあ
る。
具体的には、第1の解決手段は、第1A図に示すように、
圧縮機(1)、熱源側熱交換器(3)、減圧機構(6)
及び利用側熱交換器(7)を順次接続してなる冷媒回路
(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒との熱交換による
蓄冷が可能な蓄熱媒体を収納する蓄熱槽(11)と、該蓄
熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交換を行う蓄熱熱交
換器(12)と、上記蓄熱槽(11)に冷熱を蓄える蓄冷運
転時、該蓄熱熱交換器(12)への冷媒を減圧する開度調
節可能な蓄冷用減圧弁(14)とを備えた蓄熱式空気調和
装置を前提とする。
圧縮機(1)、熱源側熱交換器(3)、減圧機構(6)
及び利用側熱交換器(7)を順次接続してなる冷媒回路
(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒との熱交換による
蓄冷が可能な蓄熱媒体を収納する蓄熱槽(11)と、該蓄
熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交換を行う蓄熱熱交
換器(12)と、上記蓄熱槽(11)に冷熱を蓄える蓄冷運
転時、該蓄熱熱交換器(12)への冷媒を減圧する開度調
節可能な蓄冷用減圧弁(14)とを備えた蓄熱式空気調和
装置を前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、上記蓄熱
媒体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段(Thw)
と、室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)
と、蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手
段(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、
蓄熱媒体温度及び室外空気温度がいずれも所定の設定値
以上のときに、蓄冷を継続しながら上記利用側熱交換器
(7)を強制的にサーモオフ状態にするよう制御する運
転制御手段(51A)とを設ける構成としたものである。
媒体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段(Thw)
と、室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)
と、蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手
段(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、
蓄熱媒体温度及び室外空気温度がいずれも所定の設定値
以上のときに、蓄冷を継続しながら上記利用側熱交換器
(7)を強制的にサーモオフ状態にするよう制御する運
転制御手段(51A)とを設ける構成としたものである。
第2の解決手段は、第1B図に示すように、圧縮機
(1)、熱源側熱交換器(3)、減圧機構(6)及び利
用側熱交換器(7)を順次接続してなる冷媒回路(10)
と、該冷媒回路(10)中の冷媒との熱交換による蓄冷可
能な蓄熱媒体を有する蓄熱槽(11)と、該蓄熱槽(11)
の蓄熱媒体と冷媒との熱交換を行う蓄熱熱交換器(12)
と、上記蓄熱槽(11)に冷熱を蓄える蓄冷運転時、該蓄
熱熱交換器(12)への冷媒を減圧する開度調節可能な蓄
冷用減圧弁(14)とを備えた蓄熱式空気調和装置を前提
とし、空気調和装置の運転制御装置として、上記蓄熱媒
体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段(Thw)と、
室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、
蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、蓄
熱媒体温度及び室外空気温度がいずれも所定の設定値以
上のときに、上記蓄冷用減圧弁(14)の開度を所定開度
以下に制限するよう制御する運転制御手段(51B)とを
設ける構成としたものである。
(1)、熱源側熱交換器(3)、減圧機構(6)及び利
用側熱交換器(7)を順次接続してなる冷媒回路(10)
と、該冷媒回路(10)中の冷媒との熱交換による蓄冷可
能な蓄熱媒体を有する蓄熱槽(11)と、該蓄熱槽(11)
の蓄熱媒体と冷媒との熱交換を行う蓄熱熱交換器(12)
と、上記蓄熱槽(11)に冷熱を蓄える蓄冷運転時、該蓄
熱熱交換器(12)への冷媒を減圧する開度調節可能な蓄
冷用減圧弁(14)とを備えた蓄熱式空気調和装置を前提
とし、空気調和装置の運転制御装置として、上記蓄熱媒
体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段(Thw)と、
室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、
蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、蓄
熱媒体温度及び室外空気温度がいずれも所定の設定値以
上のときに、上記蓄冷用減圧弁(14)の開度を所定開度
以下に制限するよう制御する運転制御手段(51B)とを
設ける構成としたものである。
第3の解決手段は、第1C図に示すように、圧縮機
(1)、熱源側熱交換器(3)、開度の調節可能な利用
側減圧弁(6)及び利用側熱交換器(7)を順次接続し
てなる冷媒回路(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒と
の熱交換による蓄冷可能な蓄熱媒体を有する蓄熱槽(1
1)と、該蓄熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交換を
行う蓄熱熱交換器(12)と、蓄冷運転時、該蓄熱熱交換
器(12)への冷媒を減圧する開度の調節可能な蓄冷用減
圧弁(14)とを備えた蓄熱式空気調和装置を前提とし、
空気調和装置の運転制御装置として、上記蓄熱媒体の温
度を検出する蓄熱媒体温度検出手段(Thw)と、室外空
気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、蓄冷及
び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段(Thw)
及び外気温度検出手段(Tha)の出力に応じて、蓄熱媒
体温度又は室外空気温度が高いほど上記利用側減圧弁
(6)及び蓄冷用減圧弁(14)の最大開度を小さくする
よう制御する運転制御手段(51C)とを設けたものであ
る。
(1)、熱源側熱交換器(3)、開度の調節可能な利用
側減圧弁(6)及び利用側熱交換器(7)を順次接続し
てなる冷媒回路(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒と
の熱交換による蓄冷可能な蓄熱媒体を有する蓄熱槽(1
1)と、該蓄熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交換を
行う蓄熱熱交換器(12)と、蓄冷運転時、該蓄熱熱交換
器(12)への冷媒を減圧する開度の調節可能な蓄冷用減
圧弁(14)とを備えた蓄熱式空気調和装置を前提とし、
空気調和装置の運転制御装置として、上記蓄熱媒体の温
度を検出する蓄熱媒体温度検出手段(Thw)と、室外空
気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、蓄冷及
び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段(Thw)
及び外気温度検出手段(Tha)の出力に応じて、蓄熱媒
体温度又は室外空気温度が高いほど上記利用側減圧弁
(6)及び蓄冷用減圧弁(14)の最大開度を小さくする
よう制御する運転制御手段(51C)とを設けたものであ
る。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、空気調和
装置の蓄冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)で検出される蓄熱槽(11)中の蓄熱媒体温度の
上昇による蓄冷能力の増大と、外気温度検出手段(Th
a)で検出される外気温度の上昇による熱源側熱交換器
(3)の能力の減少とで、蒸発能力と凝縮能力との能力
バランスが崩れ、凝縮能力が不足して高圧の過上昇によ
る圧縮機(1)が異常停止する虞れが生じた場合、運転
制御手段(51A)により、利用側熱交換器(7)が強制
サーモオフ状態になるよう制御されるので、蒸発能力が
減少して能力バランスが回復する方向に修正される。し
たがって、蓄冷を接続しながら、高圧の過上昇による圧
縮機(1)の異常停止が未然に防止されることになる。
装置の蓄冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)で検出される蓄熱槽(11)中の蓄熱媒体温度の
上昇による蓄冷能力の増大と、外気温度検出手段(Th
a)で検出される外気温度の上昇による熱源側熱交換器
(3)の能力の減少とで、蒸発能力と凝縮能力との能力
バランスが崩れ、凝縮能力が不足して高圧の過上昇によ
る圧縮機(1)が異常停止する虞れが生じた場合、運転
制御手段(51A)により、利用側熱交換器(7)が強制
サーモオフ状態になるよう制御されるので、蒸発能力が
減少して能力バランスが回復する方向に修正される。し
たがって、蓄冷を接続しながら、高圧の過上昇による圧
縮機(1)の異常停止が未然に防止されることになる。
請求項(2)の発明では、蓄冷及び冷房同時運転時、蓄
熱媒体温度及び室外温度が上昇して蒸発能力と凝縮能力
との能力バランスが崩れ、凝縮能力が不足することによ
り高圧が過上昇して圧縮機(1)が異常停止する虞れが
生じた場合、運転制御手段(51B)により、蓄冷用減圧
弁(14)の最大開度が所定開度以下に制限されるので、
蒸発能力が減少して能力バラスンが回復する方向に修正
され、室内側で通常のサーモオン許可運転による空調感
の快適性を維持しながら、圧縮機(1)の異常停止が未
然に防止されることになる。
熱媒体温度及び室外温度が上昇して蒸発能力と凝縮能力
との能力バランスが崩れ、凝縮能力が不足することによ
り高圧が過上昇して圧縮機(1)が異常停止する虞れが
生じた場合、運転制御手段(51B)により、蓄冷用減圧
弁(14)の最大開度が所定開度以下に制限されるので、
蒸発能力が減少して能力バラスンが回復する方向に修正
され、室内側で通常のサーモオン許可運転による空調感
の快適性を維持しながら、圧縮機(1)の異常停止が未
然に防止されることになる。
請求項(3)の発明では、蓄冷及び冷房同時運転時、蒸
発能力と凝縮能力との能力バランスが崩れ、凝縮能力が
不足することで高圧が過上昇して圧縮機(1)が異常停
止する虞れが生じた場合、運転制御手段(51C)によ
り、主減圧弁(6)及び蓄冷用減圧弁(14)の開度の最
大開度値を、水温又は外気温度が高いほど小さく制限す
るようにしているので、冷房能力と蓄冷能力とが、要求
能力、液冷媒温度、冷媒循環量等の諸条件で決定される
割合に応じて減少することにより、蒸発能力の総計が減
少し、装置の蓄冷利用計画に適応した蓄冷及び冷房同時
運転を続行しながら、圧縮機(1)の異常停止が未然に
防止されることになる。
発能力と凝縮能力との能力バランスが崩れ、凝縮能力が
不足することで高圧が過上昇して圧縮機(1)が異常停
止する虞れが生じた場合、運転制御手段(51C)によ
り、主減圧弁(6)及び蓄冷用減圧弁(14)の開度の最
大開度値を、水温又は外気温度が高いほど小さく制限す
るようにしているので、冷房能力と蓄冷能力とが、要求
能力、液冷媒温度、冷媒循環量等の諸条件で決定される
割合に応じて減少することにより、蒸発能力の総計が減
少し、装置の蓄冷利用計画に適応した蓄冷及び冷房同時
運転を続行しながら、圧縮機(1)の異常停止が未然に
防止されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
づき説明する。
第2図は第1実施例に係る空気調和装置の全体構成を示
し、室外ユニット(X)に対して、複数の室内ユニット
(A),(B),…が接続されたいわゆるマルチ形空気
調和装置である。
し、室外ユニット(X)に対して、複数の室内ユニット
(A),(B),…が接続されたいわゆるマルチ形空気
調和装置である。
上記室外ユニット(X)において、(1)は圧縮機、
(2)は冷房運転時には図中実線のごとく切換わり、暖
房運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、
(3)は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には
蒸発器として機能する熱源側熱交換器としての室外熱交
換器、(4)は冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房
運転時には冷媒を減圧する減圧機構として機能する室外
電動膨張弁、(5)は凝縮された液冷媒を貯溜するため
のレシーバ、(8)は吸入冷媒中の液成分を除去するた
めのアキュムレータである。
(2)は冷房運転時には図中実線のごとく切換わり、暖
房運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、
(3)は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には
蒸発器として機能する熱源側熱交換器としての室外熱交
換器、(4)は冷房運転時には冷媒流量を調節し、暖房
運転時には冷媒を減圧する減圧機構として機能する室外
電動膨張弁、(5)は凝縮された液冷媒を貯溜するため
のレシーバ、(8)は吸入冷媒中の液成分を除去するた
めのアキュムレータである。
一方、各室内ユニット(A),(B),…は同一構成を
有し、(6)は冷房運転時には減圧機構として機能し、
暖房運転時には冷媒流量を調節する室内電動膨張弁、
(7)は室内ファン(7a)を付設し、冷房運転時には蒸
発器として、暖房運転時には凝縮器として機能する利用
側熱交換器としての室内熱交換器である。
有し、(6)は冷房運転時には減圧機構として機能し、
暖房運転時には冷媒流量を調節する室内電動膨張弁、
(7)は室内ファン(7a)を付設し、冷房運転時には蒸
発器として、暖房運転時には凝縮器として機能する利用
側熱交換器としての室内熱交換器である。
そして、上記各機器(1)〜(8)は冷媒配管(9)に
より冷媒の流通可能に順次接続されていて、室外空気と
の熱交換により得た熱を室内空気に放出するヒートポン
プ作用を有する主冷媒回路(10)が構成されている。
より冷媒の流通可能に順次接続されていて、室外空気と
の熱交換により得た熱を室内空気に放出するヒートポン
プ作用を有する主冷媒回路(10)が構成されている。
また、装置には上記主冷媒回路(10)を流れる冷媒との
熱交換により蓄冷、蓄暖をし、或いはその冷熱、暖熱の
利用をするための蓄熱ユニット(Y)が配置されてい
る。該蓄熱ユニット(Y)において、(11)は冷熱及び
暖熱の蓄熱可配置され、水(W)と冷媒との熱交換を行
うための蓄熱熱交換器であって、該蓄熱熱交換器(12)
と主冷媒回路(10)の上記室外電動膨張弁(4)−室内
電動膨張弁(6)間の液ライン(9a)との間は、第1分
岐管(13a)及び第2分岐管(13b)により、室内電動膨
張弁(6)側から順に冷媒の流通可能に接続されてい
る。そして、上記第1分岐管(13a)には、水(W)に
冷熱を蓄えるときに冷媒を減圧する蓄冷用減圧機構とし
ての蓄熱電動膨張弁(14)が介設され、上記第2分岐管
(13b)には、第2分岐管(13b)を開閉する第1開閉弁
(15)が介設されている。
熱交換により蓄冷、蓄暖をし、或いはその冷熱、暖熱の
利用をするための蓄熱ユニット(Y)が配置されてい
る。該蓄熱ユニット(Y)において、(11)は冷熱及び
暖熱の蓄熱可配置され、水(W)と冷媒との熱交換を行
うための蓄熱熱交換器であって、該蓄熱熱交換器(12)
と主冷媒回路(10)の上記室外電動膨張弁(4)−室内
電動膨張弁(6)間の液ライン(9a)との間は、第1分
岐管(13a)及び第2分岐管(13b)により、室内電動膨
張弁(6)側から順に冷媒の流通可能に接続されてい
る。そして、上記第1分岐管(13a)には、水(W)に
冷熱を蓄えるときに冷媒を減圧する蓄冷用減圧機構とし
ての蓄熱電動膨張弁(14)が介設され、上記第2分岐管
(13b)には、第2分岐管(13b)を開閉する第1開閉弁
(15)が介設されている。
また、第2分岐管(13a)の上記第1開閉弁(15)−蓄
熱熱交換器(12)間の途中配管と主冷媒回路(10)のガ
スライン(9b)とは第3分岐管(13c)により、冷媒の
流通可能に接続されていて、該第3分岐管(13c)に
は、分岐管(13c)を開閉する第2開閉弁(16)が介設
されている。
熱熱交換器(12)間の途中配管と主冷媒回路(10)のガ
スライン(9b)とは第3分岐管(13c)により、冷媒の
流通可能に接続されていて、該第3分岐管(13c)に
は、分岐管(13c)を開閉する第2開閉弁(16)が介設
されている。
一方、主冷媒回路(10)の液ライン(9a)の上記第1,第
2分岐管(13a),(13b)との2つの接合部間には、冷
媒の流量を可変に調節するための流量制御弁(17)が介
設されている。
2分岐管(13a),(13b)との2つの接合部間には、冷
媒の流量を可変に調節するための流量制御弁(17)が介
設されている。
すなわち、以上の各弁(2),(4),(6)(14),
(15),(16),(17)の開閉もしくは開度の調節によ
り、各運転モードに応じて冷媒の循環経路の切換えを行
うようにしている。なお、流量制御弁(17)、第1開閉
弁(15)及び蓄熱電動膨張弁(14)により、蓄冷回収冷
房運転時における冷媒の流れを第2分岐管(13b)側と
主冷媒回路(10)側とに分流するようにしている。
(15),(16),(17)の開閉もしくは開度の調節によ
り、各運転モードに応じて冷媒の循環経路の切換えを行
うようにしている。なお、流量制御弁(17)、第1開閉
弁(15)及び蓄熱電動膨張弁(14)により、蓄冷回収冷
房運転時における冷媒の流れを第2分岐管(13b)側と
主冷媒回路(10)側とに分流するようにしている。
また、装置にはセンサ類が配置されていて、(Thw)は
上記蓄冷槽(11)の水中に配置され、水温Twを検出する
蓄熱媒体検出手段としての水温センサ、(Tha)は室外
熱交換器(3)の空気吸込口に配置され、外気温度Taを
検出する外気温度検出手段としての外気温センサ、(Th
i)は液ライン(9a)の第2分岐管(13b)との接合部の
冷房運転時における上流側に配置された冷却入口セン
サ、(Tho)は液ライン(9a)の第1分岐管(13a)との
接合部の冷房運転時における下流側に配置された冷却出
口センサ、(Ths)は吸入ライン(9d)に配置され、吸
入管温度を検出するための吸入管センサ、(Sp)はガス
ライン(9d)に配置され、暖房サイクル時には高圧Tc、
冷房サイクル時には低圧(吸入圧力)Teを検出する圧力
センサである。そして、上記各センサの出力に応じて、
コントローラ(図示せず)により空気調和装置の各機器
の運転を制御するようになされている。
上記蓄冷槽(11)の水中に配置され、水温Twを検出する
蓄熱媒体検出手段としての水温センサ、(Tha)は室外
熱交換器(3)の空気吸込口に配置され、外気温度Taを
検出する外気温度検出手段としての外気温センサ、(Th
i)は液ライン(9a)の第2分岐管(13b)との接合部の
冷房運転時における上流側に配置された冷却入口セン
サ、(Tho)は液ライン(9a)の第1分岐管(13a)との
接合部の冷房運転時における下流側に配置された冷却出
口センサ、(Ths)は吸入ライン(9d)に配置され、吸
入管温度を検出するための吸入管センサ、(Sp)はガス
ライン(9d)に配置され、暖房サイクル時には高圧Tc、
冷房サイクル時には低圧(吸入圧力)Teを検出する圧力
センサである。そして、上記各センサの出力に応じて、
コントローラ(図示せず)により空気調和装置の各機器
の運転を制御するようになされている。
次に、冷媒の循環経路について説明するに、通常冷房運
転時には、第2図実線矢印に示すように、四路切換弁
(2)が図中実線のように切換わり、室外電動膨張弁
(4)、流量制御弁(17)、室内電動膨張弁(6),…
が開き、他の弁はいずれも閉じた状態で運転が行われ、
室外熱交換器(3)で凝縮された冷媒が主冷媒回路(1
0)のみを循環し、各室内電動膨張弁(6),…で減圧
され、各室内熱交換器(7),…で蒸発して圧縮機
(1)に戻る。
転時には、第2図実線矢印に示すように、四路切換弁
(2)が図中実線のように切換わり、室外電動膨張弁
(4)、流量制御弁(17)、室内電動膨張弁(6),…
が開き、他の弁はいずれも閉じた状態で運転が行われ、
室外熱交換器(3)で凝縮された冷媒が主冷媒回路(1
0)のみを循環し、各室内電動膨張弁(6),…で減圧
され、各室内熱交換器(7),…で蒸発して圧縮機
(1)に戻る。
一方、蓄冷及び冷房同時運転時には、第2図破線矢印に
示すように、室外電動膨張弁(4)、流量制御弁(1
7)、室内電動膨張弁(6),…、蓄熱電動膨張弁(1
4)及び第2開閉弁(16)が開き、第1開閉弁(15)が
閉じて、室外熱交換器(3)で凝縮された液冷媒の一部
が、主冷媒回路(10)を流れ、室内電動膨張弁(6),
…で減圧されて室内熱交換器(7),…で蒸発する一
方、液冷媒の残部が第1分岐管(13a)側に流れ、蓄熱
電動膨張弁(14)で減圧されて蓄熱熱交換器(12)で蒸
発する。そして、これらのガス状態となった冷媒がそれ
ぞれガスライン(9b)で合流して圧縮機(1)に戻るよ
うに循環する。
示すように、室外電動膨張弁(4)、流量制御弁(1
7)、室内電動膨張弁(6),…、蓄熱電動膨張弁(1
4)及び第2開閉弁(16)が開き、第1開閉弁(15)が
閉じて、室外熱交換器(3)で凝縮された液冷媒の一部
が、主冷媒回路(10)を流れ、室内電動膨張弁(6),
…で減圧されて室内熱交換器(7),…で蒸発する一
方、液冷媒の残部が第1分岐管(13a)側に流れ、蓄熱
電動膨張弁(14)で減圧されて蓄熱熱交換器(12)で蒸
発する。そして、これらのガス状態となった冷媒がそれ
ぞれガスライン(9b)で合流して圧縮機(1)に戻るよ
うに循環する。
ここで、上記蓄冷及び冷房同時運転時における制御内容
について、第3図〜第5図の制御状態遷移図又はフロー
チャートに基づいて説明する。
について、第3図〜第5図の制御状態遷移図又はフロー
チャートに基づいて説明する。
第3図に示す制御では、状態で初期化(NON)を行っ
た後、状態でサーモモオンを許可しながら、蓄冷及び
冷房同時運転を行い、上記水温センサ(Thw)で検出さ
れる蓄熱槽(11)の水温Twが所定の設定値25℃よりも高
く、かつ上記外気温センサ(Tha)で検出される外気温
度Taが所定の設定値35℃よりも高いときには、室内側及
び蓄熱側の能力つまり蒸発能力と室外側の能力つまり凝
縮能力とのバランスが凝縮能力が不足する方向に傾いて
いると判断し、状態に移行して各室内ユニット
(A),…を強制的にサーモ状態になるよう制御する。
すなわち、各室内電動膨張弁(6),…を閉じ、室内フ
ァン(7a),…の風量を標準風量のままで運転すること
により、室内における空調効果をある程度維持しなが
ら、室内熱交換器(7),…における熱交換量を減少す
るように制御する。そして、この各室内ユニット
(A),…における強制サーモオフ運転中に、蓄熱槽
(11)の水温Twが所定の回復値22℃よりも低くなるか、
外気温Taが所定の回復値32℃よりも低くなるかすると、
能力バランスが回復したと判断して状態に戻り、室内
ユニット(A),…のサーモオンを許可する蓄冷及び冷
房同時運転を行う。
た後、状態でサーモモオンを許可しながら、蓄冷及び
冷房同時運転を行い、上記水温センサ(Thw)で検出さ
れる蓄熱槽(11)の水温Twが所定の設定値25℃よりも高
く、かつ上記外気温センサ(Tha)で検出される外気温
度Taが所定の設定値35℃よりも高いときには、室内側及
び蓄熱側の能力つまり蒸発能力と室外側の能力つまり凝
縮能力とのバランスが凝縮能力が不足する方向に傾いて
いると判断し、状態に移行して各室内ユニット
(A),…を強制的にサーモ状態になるよう制御する。
すなわち、各室内電動膨張弁(6),…を閉じ、室内フ
ァン(7a),…の風量を標準風量のままで運転すること
により、室内における空調効果をある程度維持しなが
ら、室内熱交換器(7),…における熱交換量を減少す
るように制御する。そして、この各室内ユニット
(A),…における強制サーモオフ運転中に、蓄熱槽
(11)の水温Twが所定の回復値22℃よりも低くなるか、
外気温Taが所定の回復値32℃よりも低くなるかすると、
能力バランスが回復したと判断して状態に戻り、室内
ユニット(A),…のサーモオンを許可する蓄冷及び冷
房同時運転を行う。
上記状態の制御により、蓄冷及び冷房同時運転時、上
記水温センサ(蓄熱媒体温度検出手段)(Thw)及び外
気温センサ(外気温度検出手段)(Tha)の出力を受
け、水温Tw及び外気温度Taがいずれも所定の設定値以上
のときに、蓄冷を継続しながら上記利用側熱交換器
(7)を強制的にサーモオフ状態にするよう制御する運
転制御手段(51A)が構成されている。
記水温センサ(蓄熱媒体温度検出手段)(Thw)及び外
気温センサ(外気温度検出手段)(Tha)の出力を受
け、水温Tw及び外気温度Taがいずれも所定の設定値以上
のときに、蓄冷を継続しながら上記利用側熱交換器
(7)を強制的にサーモオフ状態にするよう制御する運
転制御手段(51A)が構成されている。
空気調和装置の蓄冷及び冷房同時運転時、蓄冷槽(11)
中の水温Twが上昇すると、蓄熱熱交換器(12)における
熱交換量が増大する。また、外気温度Taが上昇すると、
室外熱交換器(3)の能力が減少する。すなわち、水温
Tw及び外気温度Taの双方がそれぞれある程度以上に上昇
すると、蒸発能力と凝縮能力との能力バランスが崩れ、
凝縮能力が不足する側に傾くことになる。したがって、
このまま運転を続行すると高圧が過上昇して、高圧カッ
トによる圧縮機(1)の異常停止が生じる虞れがある。
中の水温Twが上昇すると、蓄熱熱交換器(12)における
熱交換量が増大する。また、外気温度Taが上昇すると、
室外熱交換器(3)の能力が減少する。すなわち、水温
Tw及び外気温度Taの双方がそれぞれある程度以上に上昇
すると、蒸発能力と凝縮能力との能力バランスが崩れ、
凝縮能力が不足する側に傾くことになる。したがって、
このまま運転を続行すると高圧が過上昇して、高圧カッ
トによる圧縮機(1)の異常停止が生じる虞れがある。
その場合、図3に示す制御では、水温Tw及び外気温度Ta
がいずれも所定の設定値(上記実施例では、それぞれ25
℃及び35℃)よりも高くなると、運転制御手段(51A)
により、各室内ユニット(A),…が強制サーモオフ状
態になるよう制御されるので、室内ユニット(A),…
側の熱交換量が減少し、能力バランスが回復する方向に
修正されるので、上記のような高圧の過上昇による圧縮
機(1)の異常停止を未然に防止することができ、よっ
て、連続運転範囲の拡大を図ることができるのである。
がいずれも所定の設定値(上記実施例では、それぞれ25
℃及び35℃)よりも高くなると、運転制御手段(51A)
により、各室内ユニット(A),…が強制サーモオフ状
態になるよう制御されるので、室内ユニット(A),…
側の熱交換量が減少し、能力バランスが回復する方向に
修正されるので、上記のような高圧の過上昇による圧縮
機(1)の異常停止を未然に防止することができ、よっ
て、連続運転範囲の拡大を図ることができるのである。
次に、第4図の制御状態遷移図に示す制御では、状態
で初期化(NON)を行った後、状態で蓄熱電動膨張弁
(14)の最大開度Evmaxを定格最大値である2000(パル
ス)とする蓄冷無制限による蓄冷及び冷房同時運転を行
いながら、上記水温センサ(Thw)で検出される水温Tw
が設定値25℃よりも高く、かつ外気温センサ(Tha)で
検出される外気温度Taが設定値35℃よりも高くなると、
蒸発能力と凝縮能力のバランスが凝縮能力の不足する方
向に崩れていると判断し、状態に移行して蓄冷制限運
転を行う。すなわち、蓄熱電動膨張弁(14)の最大開度
Evmaxを1000(パルス)(つまり、定格最大値の50%)
に制限する。そして、この状態の制御による運転中に
水温Twが回復値22℃よりも低くなるか、外気温度Taが回
復値32℃よりも高くなると、能力バランスが回復する方
向に修正されたと判断して、状態に戻って無制限蓄冷
による蓄冷及び冷房同時運転を行う。
で初期化(NON)を行った後、状態で蓄熱電動膨張弁
(14)の最大開度Evmaxを定格最大値である2000(パル
ス)とする蓄冷無制限による蓄冷及び冷房同時運転を行
いながら、上記水温センサ(Thw)で検出される水温Tw
が設定値25℃よりも高く、かつ外気温センサ(Tha)で
検出される外気温度Taが設定値35℃よりも高くなると、
蒸発能力と凝縮能力のバランスが凝縮能力の不足する方
向に崩れていると判断し、状態に移行して蓄冷制限運
転を行う。すなわち、蓄熱電動膨張弁(14)の最大開度
Evmaxを1000(パルス)(つまり、定格最大値の50%)
に制限する。そして、この状態の制御による運転中に
水温Twが回復値22℃よりも低くなるか、外気温度Taが回
復値32℃よりも高くなると、能力バランスが回復する方
向に修正されたと判断して、状態に戻って無制限蓄冷
による蓄冷及び冷房同時運転を行う。
上記状態の制御により、蓄冷及び冷房同時運転時、水
温センサ(Thw)及び外気温センサ(Tha)の出力を受
け、水温Tw及び外気温度Taがいずれも所定の設定値以上
のときに、上記蓄熱電動膨張弁(蓄冷用減圧弁)(14)
の最大開度を所定開度以下に制限するよう制御する運転
制御手段(51B)が構成されている。
温センサ(Thw)及び外気温センサ(Tha)の出力を受
け、水温Tw及び外気温度Taがいずれも所定の設定値以上
のときに、上記蓄熱電動膨張弁(蓄冷用減圧弁)(14)
の最大開度を所定開度以下に制限するよう制御する運転
制御手段(51B)が構成されている。
したがって、図4に示す制御では、蓄熱槽(11)の水温
Tw及び外気温度Taが上昇して蒸発能力と凝縮能力との能
力バランスが崩れ、凝縮能力が不足することにより高圧
が過上昇して圧縮機(1)が異常停止する虞れがあると
きには、運転制御手段(51B)により、蓄熱電動膨張弁
(14)の最大開度Evmaxが所定開度(上記実施例では通
常の50%)以下に制限されるので、蒸発能力が減少して
能力バランスが回復する方向に修正され、室内側で通常
のサーモオン許可状態で冷房運転を続行することがで
き、よって、空調感の快適性を維持しながら、圧縮機
(1)の異常停止を未然に防止して連続運転範囲の拡大
を図ることができるのである。
Tw及び外気温度Taが上昇して蒸発能力と凝縮能力との能
力バランスが崩れ、凝縮能力が不足することにより高圧
が過上昇して圧縮機(1)が異常停止する虞れがあると
きには、運転制御手段(51B)により、蓄熱電動膨張弁
(14)の最大開度Evmaxが所定開度(上記実施例では通
常の50%)以下に制限されるので、蒸発能力が減少して
能力バランスが回復する方向に修正され、室内側で通常
のサーモオン許可状態で冷房運転を続行することがで
き、よって、空調感の快適性を維持しながら、圧縮機
(1)の異常停止を未然に防止して連続運転範囲の拡大
を図ることができるのである。
次に、第5図のフローチャートに示す制御では、ステッ
プS1で水温センサ(Thw)及び外気温センサ(Tha)の水
温Tw及び外気温度Taについての信号を入力し、ステップ
S2でその信号から下記式 Evmax=Ev1−C1×(Tw−Tws)−C2×(Ta−Tas) に基づき、最大開度Evmaxを各室内電動膨張弁(6),
…及び蓄熱電動膨張弁(14)について演算する。ただ
し、Ev1は定格最大開度値、C1,C2は定数、Tws,Tasはそ
れぞれ水温Tw,外気温度Taの所定の標準値であって、例
えば各室内電動膨張弁(6)については、下記(1)式 Evmax=1250−40×(Tw−22)−40×(Ta−32) (1) 蓄熱電動膨張弁(14)については、下記(2)式 Evmax=2000−30×(Tw−22)−30×(Ta−32) (2) に基づき演算するようになされている。
プS1で水温センサ(Thw)及び外気温センサ(Tha)の水
温Tw及び外気温度Taについての信号を入力し、ステップ
S2でその信号から下記式 Evmax=Ev1−C1×(Tw−Tws)−C2×(Ta−Tas) に基づき、最大開度Evmaxを各室内電動膨張弁(6),
…及び蓄熱電動膨張弁(14)について演算する。ただ
し、Ev1は定格最大開度値、C1,C2は定数、Tws,Tasはそ
れぞれ水温Tw,外気温度Taの所定の標準値であって、例
えば各室内電動膨張弁(6)については、下記(1)式 Evmax=1250−40×(Tw−22)−40×(Ta−32) (1) 蓄熱電動膨張弁(14)については、下記(2)式 Evmax=2000−30×(Tw−22)−30×(Ta−32) (2) に基づき演算するようになされている。
そして、ステップS3〜S5で、室内の要求能力、液ライン
における冷媒の温度、冷媒流量等から各室内電動膨張弁
(6),…及び蓄熱電動膨張弁(14)について演算され
た開度Evを上記最大開度値Evmaxと比較して、その開度
値Evを最大開度値Evmax以上であれば最大開度値Evmaxに
設定して、最大開度値Evmaxよりも小さければ演算した
値のままで、それぞれステップS6に進み、各室内電動膨
張弁(6),…及び蓄熱電動膨張弁(14)の開度Evを駆
動するようにしている。
における冷媒の温度、冷媒流量等から各室内電動膨張弁
(6),…及び蓄熱電動膨張弁(14)について演算され
た開度Evを上記最大開度値Evmaxと比較して、その開度
値Evを最大開度値Evmax以上であれば最大開度値Evmaxに
設定して、最大開度値Evmaxよりも小さければ演算した
値のままで、それぞれステップS6に進み、各室内電動膨
張弁(6),…及び蓄熱電動膨張弁(14)の開度Evを駆
動するようにしている。
上記フローにおいて、ステップS1〜S6により、蓄冷及び
冷房同時運転時、上記水温センサ(Thw)及び外気温セ
ンサ(Tha)の出力に応じて、水温Tw又は外気温度Taが
高いほど上記室内電動膨張弁(6),…及び蓄熱電動膨
張弁(14)の最大開度値Evmaxを小さくするよう制御す
る運転制御手段(51C)が構成されている。
冷房同時運転時、上記水温センサ(Thw)及び外気温セ
ンサ(Tha)の出力に応じて、水温Tw又は外気温度Taが
高いほど上記室内電動膨張弁(6),…及び蓄熱電動膨
張弁(14)の最大開度値Evmaxを小さくするよう制御す
る運転制御手段(51C)が構成されている。
したがって、図5に示す制御では、蓄冷及び冷房同時運
転時、蒸発能力と凝縮能力との能力バランスが崩れ、凝
縮能力が不足することで高圧が過上昇して圧縮機(1)
が異常停止する虞れが生じた場合、運転制御手段(51
C)により、各室内電動膨張弁(6),…及び蓄熱電動
膨張弁(14)の開度Evの最大開度値Evmaxを水温Twが高
いほど小さく、かつ外気温度Taが高いほど小さく制限す
るようにしているので、冷房能力と蓄冷能力とが、要求
能力、液冷媒温度、冷媒循環量等の諸条件で決定される
割合に応じて減少することにより、蒸発能力の総計が減
少することになり、その結果、装置の蓄冷利用計画に適
応した蓄冷及び冷房同時運転を続行しながら、圧縮機
(1)の異常停止を未然に防止して連続運転範囲の拡大
を図ることができるのである。
転時、蒸発能力と凝縮能力との能力バランスが崩れ、凝
縮能力が不足することで高圧が過上昇して圧縮機(1)
が異常停止する虞れが生じた場合、運転制御手段(51
C)により、各室内電動膨張弁(6),…及び蓄熱電動
膨張弁(14)の開度Evの最大開度値Evmaxを水温Twが高
いほど小さく、かつ外気温度Taが高いほど小さく制限す
るようにしているので、冷房能力と蓄冷能力とが、要求
能力、液冷媒温度、冷媒循環量等の諸条件で決定される
割合に応じて減少することにより、蒸発能力の総計が減
少することになり、その結果、装置の蓄冷利用計画に適
応した蓄冷及び冷房同時運転を続行しながら、圧縮機
(1)の異常停止を未然に防止して連続運転範囲の拡大
を図ることができるのである。
なお、上記実施例では室内ユニット(A)〜(C)を複
数台配置したマルチ形空気調和装置について説明した
が、本発明は、一台の室内ユニットだけを設置したいわ
ゆるペア形空気調和装置についても適用しうることはい
うまでもない。
数台配置したマルチ形空気調和装置について説明した
が、本発明は、一台の室内ユニットだけを設置したいわ
ゆるペア形空気調和装置についても適用しうることはい
うまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、蓄
熱式空気調和装置の蓄冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体
温度及び外気温度が設定値よりも高くなったときには、
蓄冷を継続しながら利用側熱交換器を強制的にサーモオ
フ状態にするようにしたので、蒸発能力と凝縮能力との
能力バランスの崩れが修正され、凝縮能力の不足により
高圧が過上昇して圧縮機が異常停止する虞れが生じるの
を未然に防止することができ、よって、連続運転範囲の
拡大を図ることができる。
熱式空気調和装置の蓄冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体
温度及び外気温度が設定値よりも高くなったときには、
蓄冷を継続しながら利用側熱交換器を強制的にサーモオ
フ状態にするようにしたので、蒸発能力と凝縮能力との
能力バランスの崩れが修正され、凝縮能力の不足により
高圧が過上昇して圧縮機が異常停止する虞れが生じるの
を未然に防止することができ、よって、連続運転範囲の
拡大を図ることができる。
請求項(2)の発明によれば、蓄熱式空気調和装置の蓄
冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体温度及び外気温度が設
定値よりも高くなったときには、蓄冷用減圧弁の開度を
所定開度以下に制限するようにしたので、室内の空調感
を損ねることなく、凝縮能力の不足による圧縮機の異常
停止を回避することができ、よって、連続運転範囲の拡
大を図ることができる。
冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体温度及び外気温度が設
定値よりも高くなったときには、蓄冷用減圧弁の開度を
所定開度以下に制限するようにしたので、室内の空調感
を損ねることなく、凝縮能力の不足による圧縮機の異常
停止を回避することができ、よって、連続運転範囲の拡
大を図ることができる。
請求項(3)の発明によれば、蓄熱式空気調和装置の蓄
冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体温度又は外気温度が上
昇する程利用側減圧弁の開度及び蓄冷用減圧弁の開度を
絞るようにしたので、蓄冷熱の利用計画に応じた蓄冷及
び冷房同時運転を続行しながら、凝縮能力の不足による
圧縮機の異常停止を回避することができ、よって、連続
運転範囲の拡大を図ることができる。
冷及び冷房同時運転時、蓄熱媒体温度又は外気温度が上
昇する程利用側減圧弁の開度及び蓄冷用減圧弁の開度を
絞るようにしたので、蓄冷熱の利用計画に応じた蓄冷及
び冷房同時運転を続行しながら、凝縮能力の不足による
圧縮機の異常停止を回避することができ、よって、連続
運転範囲の拡大を図ることができる。
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。第2
図以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和装置
の全体構成を示す冷媒配管系統図、第3図は請求項
(1)の発明の制御内容を示す制御状態遷移図、第4図
は請求項(2)の発明の制御内容を示す制御状態遷移
図、第5図は請求項(3)の発明の制御内容を示すフロ
ーチャート図である。 1……圧縮機 3……室外熱交換器(熱源側熱交換器) 6……室内電動膨張弁(利用側減圧弁) 7……室内熱交換器(利用側熱交換器) 10……主冷媒回路 11……蓄熱槽 12……蓄熱熱交換器 14……蓄熱電動膨張弁(蓄冷用減圧弁) 51……運転制御手段 Thw……水温センサ(蓄熱媒体温度検出手段) Tha……外気温センサ(外気温度検出手段)
図以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和装置
の全体構成を示す冷媒配管系統図、第3図は請求項
(1)の発明の制御内容を示す制御状態遷移図、第4図
は請求項(2)の発明の制御内容を示す制御状態遷移
図、第5図は請求項(3)の発明の制御内容を示すフロ
ーチャート図である。 1……圧縮機 3……室外熱交換器(熱源側熱交換器) 6……室内電動膨張弁(利用側減圧弁) 7……室内熱交換器(利用側熱交換器) 10……主冷媒回路 11……蓄熱槽 12……蓄熱熱交換器 14……蓄熱電動膨張弁(蓄冷用減圧弁) 51……運転制御手段 Thw……水温センサ(蓄熱媒体温度検出手段) Tha……外気温センサ(外気温度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−183260(JP,A) 実開 平1−48526(JP,U) 実開 昭59−155440(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】圧縮機(1)、熱源側熱交換器(3)、減
圧機構(6)及び利用側熱交換器(7)を順次接続して
なる冷媒回路(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒との
熱交換による蓄冷が可能な蓄熱媒体を収納する蓄熱槽
(11)と、該蓄熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交換
を行う蓄熱熱交換器(12)と、上記蓄熱槽(11)に冷熱
を蓄える蓄冷運転時、該蓄熱熱交換器(12)への冷媒を
減圧する開度調節可能な蓄冷用減圧弁(14)とを備えた
蓄熱式空気調和装置において、 上記蓄熱媒体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)と、 室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、 蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、蓄
熱媒体温度及び室外空気温度がいずれも個別に設定され
た設定値以上のときに、蓄冷を継続しながら上記利用側
熱交換器(7)を強制的にサーモオフ状態にするよう制
御する運転制御手段(51A)と を備えたことを特徴とする蓄熱式空気調和装置の運転制
御装置。 - 【請求項2】圧縮機(1)、熱源側熱交換器(3)、減
圧機構(6)及び利用側熱交換器(7)を順次接続して
なる冷媒回路(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒との
熱交換による蓄冷が可能な蓄熱媒体を収納する蓄熱槽
(11)と、該蓄熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交換
を行う蓄熱熱交換器(12)と、上記蓄熱槽(11)に冷熱
を蓄える蓄冷運転時、該蓄熱熱交換器(12)への冷媒を
減圧する開度調節可能な蓄冷用減圧弁(14)とを備えた
蓄熱式空気調和装置において、 上記蓄熱媒体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)と、 室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、 蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、蓄
熱媒体温度及び室外空気温度がいずれも個別に設定され
た設定値以上のときに、上記蓄冷用減圧弁(14)の開度
を所定開度以下に制限するよう制御する運転制御手段
(51B)と を備えたことを特徴とする蓄熱式空気調和装置の運転制
御装置。 - 【請求項3】圧縮機(1)、熱源側熱交換器(3)、利
用側減圧弁(6)及び利用側熱交換器(7)を順次接続
してなる冷媒回路(10)と、該冷媒回路(10)中の冷媒
との熱交換による蓄冷が可能な蓄熱媒体を収納する蓄熱
槽(11)と、該蓄熱槽(11)の蓄熱媒体と冷媒との熱交
換を行う蓄熱熱交換器(12)と、上記蓄熱槽(11)に冷
熱を蓄える蓄冷運転時、該蓄熱熱交換器(12)への冷媒
を減圧する開度調節可能な蓄冷用減圧弁(14)とを備え
た蓄熱式空気調和装置において、 上記蓄熱媒体の温度を検出する蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)と、 室外空気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、 蓄冷及び冷房同時運転時、上記蓄熱媒体温度検出手段
(Thw)及び外気温度検出手段(Tha)の出力に応じて、
蓄熱媒体温度又は室外空気温度が高いほど上記利用側減
圧弁(6)及び蓄冷用減圧弁(14)の最大開度を小さく
するよう制御する運転制御手段(51C)と を備えたことを特徴とする蓄熱式空気調和装置の運転制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1201071A JPH07117261B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 蓄熱式空気調和装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1201071A JPH07117261B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 蓄熱式空気調和装置の運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363433A JPH0363433A (ja) | 1991-03-19 |
| JPH07117261B2 true JPH07117261B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=16434910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1201071A Expired - Lifetime JPH07117261B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 蓄熱式空気調和装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117261B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003028520A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-29 | Hitachi Ltd | 蓄熱式冷凍装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59183260A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-18 | 松下精工株式会社 | 空冷ヒ−トポンプ式空気調和機の運転制御方法 |
| JPS59155440U (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-18 | トヨタ自動車株式会社 | 空気調和装置 |
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-
1989
- 1989-08-01 JP JP1201071A patent/JPH07117261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363433A (ja) | 1991-03-19 |
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