JPH0711729B2 - 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置 - Google Patents

加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置

Info

Publication number
JPH0711729B2
JPH0711729B2 JP59271255A JP27125584A JPH0711729B2 JP H0711729 B2 JPH0711729 B2 JP H0711729B2 JP 59271255 A JP59271255 A JP 59271255A JP 27125584 A JP27125584 A JP 27125584A JP H0711729 B2 JPH0711729 B2 JP H0711729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
conductors
heating element
element layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP59271255A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61148477A (ja
Inventor
博 里村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP59271255A priority Critical patent/JPH0711729B2/ja
Publication of JPS61148477A publication Critical patent/JPS61148477A/ja
Publication of JPH0711729B2 publication Critical patent/JPH0711729B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明が属する分野) 本発明は電子写真複写機,印刷機,プリンター,又はフ
アクシミリ等の記録装置に適用される定着装置の加熱定
着用ローラに関する。
本発明は未定着像の定着に利用される加熱手段としての
加熱定着用ローラ及び定着装置に関する。
(従来技術) 従来実用化されている加熱定着ローラは、表面に温度検
知器を有し、内部中央に設けられているハロゲンヒータ
を通電又は非通電状態に切換えることで温度制御されて
いる。
この温度制御はかなり複雑であるため、自己温度制御機
能を有するPositive Temperature Co-efficient of res
istivity(以下PTCと略す)特性のセラミツクを利用す
るものが提案されている。
米国特許第4,266,155号明細書には、PTC特性を有する半
導体セラミツクを棒状態で用いた加熱定着ローラが示さ
れている。しかし、この棒状のPTCセラミツクは厚いも
のであるためローラ内周面に大きく離間して設けなけれ
ばならない。そのために、米国特許第4,266,155号明細
素に開示のローラでは、このセラミツによって加熱され
るローラ表面層が不均一な温度分布となってしまい、定
着不良を起こしてしまう。
又、この米国特許に開示されたPTCセラミツクは、焼成
後の棒状セラミツクであるため、PTCセラミツクへの印
加電圧を与えるための電極を設ける際に問題がある。こ
の棒状の両端から電流を流して発熱させた場合、ローラ
の軸方向に関しての中央部のみが紙やトナーによって熱
が奪われて温度低下しても、その部分への電力供給が行
われずに定着不良を起こしてしまう。なぜならば、ロー
ラの他の部分は所定温度以上になっているため、対向す
るPTCセラミツクは自己温度制御によって電流を通さな
いからである。逆に棒状セラミツクスの表面と裏面とか
ら電圧をかけて電流を流そうとした場合、PTCセラミツ
クの発熱が小さいために連続して定着を行うと定着不良
を生じてしまった。
これらの問題から、実用的な範囲で加熱定着ローラ表面
温度を均一化できる電極が望まれている。又、各種の異
なるサイズの記録材でも定着不良を生じることなく、安
定した定着が行える加熱定着ローラが望まれている。
又、従来のPTCセラミツクは電力供給に対する熱変換効
率が悪い場合があり、この問題について明らかな説明は
されていなかった。
(発明の目的) 本発明は、前述した問題点に鑑み、RTC特性を有する発
熱層に各種サイズの記録材に左右されない程の均一化さ
れた加熱状態を形成できる電極を設けた加熱定着用ロー
ラを提供することを目的とする。
本発明は、上記加熱定着用ローラを有する定着装置の提
供を目的とし、他の目的を以下の説明で行うものであ
る。
(発明の構成) 本発明は、上記問題を解決するものであり、焼成によっ
て正の抵抗温度特性(Positive Temperature Co-effici
ent of resistivity)を得る発熱体層と、この発熱体層
に固着された電極対と、を有する加熱定着用ローラにお
いて、上記発熱体層はローラの円筒面全体に設けられ、
上記電極対は一極をなす導体と他極をなす導体とが円筒
状の発熱体層の内側で交互に設けられ、その導体は発熱
体層の長手方向にわたって設けられており、異極の導体
間にある発熱体層の部分はローラ長手方向に関する表面
温度を均一化することを特徴とする加熱定着用ローラ及
びこれを有する定着装置である。
(実施例及び発明の概要説明) 本発明の各目的に適合する実施例及びその応用例が、第
1図の説明によって明らかになろう。
第1図で、36は画像形成手段のブロツクを示しており、
内蔵される構成が一般的なフアクシミリ,レーザープリ
ンター,印刷機等の種々の画像形成手段を含包すること
を示す。
便宜上、画像形成手段36の一例として、電子写真法で顕
画像を形成する手段A〜Hを示している。
Bは、像担持体の例として、感光層を有する感光ドラム
を示している。感光ドラムBは複写信号を受けて、駆動
源(不図示)の駆動力で矢印の方へ回転し、不図示の前
除電帯電器によって前除電される。次に感光ドラムBは
一次帯電器Eにより帯電され、次に二次帯電器Hによっ
て二次除電を受ける。一方、これと同時にoriginal像が
光学部材と光学部材移動手段を含む光学装置Aによって
走査されることで感光ドラムB上に像露光される。そし
て次の不図示の全面露光を受けることによりドラムBに
は静電潜像が形成される。この潜像は現像器Cにおいて
現像され、顕画像となりドラムBと共に回転し、転写帯
電器Fの所に至る。
一方、異なる幅サイズの記録材S,S1はカセツト30,31か
ら搬送ローラ32,33によって1枚づつ送られ、ガイド部
材34に沿って移動し、この顕画像を受け取るべくレジス
トローラGによってタイミングをはかられてドラムBに
近接搬送される。この時転写帯電器Fにより記録材S,S1
は、その裏面から顕画像と逆極性に帯電され、これによ
り顕画像は記録材S,S1上に転写される。この後感光ドラ
ムBはその表面をクリーニング手段Dによりクリーニン
グされ次と複写に備える。
一方、顕画像Tを確実に担持した記録材S,S1は、感光ド
ラムBから分離されて定着装置37で送られる。
加熱定着ローラ1は後述する構成を有し、加圧ローラ2
とで記録材S,S1を挟持搬送する。この時定着ローラ1に
接する顕画像の熱可塑性粉体現像剤(以下トナーと称す
る)は溶融されると共に加圧されて、記録材に加熱定着
される。
加圧ローラは剛性金属ロール44周面にシリコーンゴム等
オフセツト防止性のある弾性材の厚い被覆43を有してい
る。この定着ローラ1と加圧ローラ2は互いに圧接し、
上記弾性被覆43が弾性変形することで記録材S,S1の定着
を行うニツプ部を形成している。これらローラ1,2の駆
動は電子写真記録装置3の本体側のモーター(図示せ
ず)によってローラ1が矢印方向へ回転駆動され、また
ローラ2は摩擦力によってローラ1に従動回転する。
又、定着ローラ1の周面には、その表面をクリーニング
するウエブ51が押圧ローラ38によって圧接せしめられて
いる。軸40に巻回されているウエブは定着ローラ表面を
クリーニングした後駆動力によって回転する軸39まで移
動して軸39に巻き取られる。以上のローラ1,2,38及び軸
39,40は幅が記録材S,S1の幅以上あり定着器箱体52に回
転可能に支持されている。41は定着ローラに当接して、
記録材をローラ表面から分離する分離爪であり、42は加
圧ローラ2に近接する案内板である。46,47は分離爪41
と案内板42との間で搬送されてくる記録材をトレイ48に
排出する排出ローラである。
上記定着装置37は装置内に固定されるレールに対して外
ワク52が摺動することで、装置3に対して着脱可能であ
る。
前述の加熱定着ローラ1について詳述する。
第1図乃至第4図にみられるように、ローラ1は多層構
成をとっている。50は中空の金属性円筒ローラで、ロー
ラ1の基体をなしている。49は金属性円筒ローラ50上に
設けられた電気絶縁層で、上層のPTCセラミツクの発熱
層4及びPTCセラミツクの内面層7をローラ50の基体に
対して電気的絶縁状態にしている。この絶縁層49は上層
のPTCセラミツクの発熱効率を高いものにするために設
けられている。
内面層7は、第2図に見られるように円筒状のPTCセラ
ミツク層で、接合部6を有して円筒をなしている。内面
層7には、両端部の円周全体にプリントされた導体8A,8
Bがあり、これは装置3からの印加電圧を受ける電極を
構成している。
発熱層4は、内面層7の上層として設けられている円筒
状のPTCセラミツク層で、内面層7のセラミツクの抵抗
よりも低い抵抗の層をなしている。この層4の内側にほ
ぼ一定間隔で導体5A,5Bが互い違いに順にプリントされ
ている。これらの導体5A,5Bは発熱層4の長手方向全体
にわたって長手方向に関するライン状のパターンをなし
ており、2つの導体5A間に導体5Bが、2つの導体5B間に
導体5Aが、円周方向に関して夫々隣り合うように設けら
れている。
隣り合う導体5A,5Bの間隔が一定であると共に、導体5A
同志、導体5B同志の間隔も一定である。このように一定
間隔のライン状導体5A,5Bは、少なくとも記録S,S1の通
過域以上の領域Lに設けられていることが好ましい。こ
の理由は導体間隔が一定であると、導体間に挟まれてい
るPTCセラミツクが、ローラの長手方向に関して均一化
した発熱を行うことができるからである。
導体5A,5Bには夫々電極をなすが、導体5Aと導体5Bは異
極となるように、集結導体5A′が導体5Aを集結し、集結
導体5B′が導体5Bを集結している。これら集結導体5
A′,5B′は発熱層4の両端部の左右に、その内周面全体
にわたって設けられている(第2図参照)。この集結導
体5A′,5B′のみが内面層の導体8A,8Bに接合されて、ロ
ーラ1の給電機構を形成している。
発熱層4の接合部6は、内面層7の接合部6と円周に関
して同じ位置にならないように、180゜の差をもって対
向させている。この接合部6を重ねないことは加熱定着
ローラの強度を高める効果がある。そして加熱定着ロー
ラは、この発熱層4の表面に、前記像Tからのトナーの
融着を防止する為に、表面離型層9、例えばPFA樹脂,FE
P樹脂,PTFE樹脂等の高分子物質から構成された層を有し
ている。
35は、すべての導体5A,5B間に電圧を印加して電流を流
す電圧印加装置で、両極への給電ブラシ35A,35B(又は
第3図のような給電フイラメント35A′,35B′)を有し
ている。第2図では導体8A,8B夫々にブラ35A,35Bが当接
している。
上記のように記録材Sの幅L0、記録材S1の幅L1(L0
L1)に対応するローラ表面は、周方向に関して互いに異
なる電極の導体5A,5Bが順に設けられているので、発熱
層における発熱は円周方向において行うことができる。
これによって、記録材の幅に相当する領域のローラ表面
温度が低下した時、温度低下した領域のみが、その領域
にあるPTCセラミツクの抵抗低下の作用で加熱される。
従って、ローラ表面における不必要な昇温は防止され、
ローラ表面温度分布をローラの軸方向にわたって均一化
できる。又、導体5A,5Bの間隔はほぼ一定にすることに
より好ましい温度均一性を生む。又導体5A,5Bの交互の
配置によってローラの円周方向の温度分布の均一化が達
成できる。
第2図では、表面層9や絶縁層49や基体ローラ50を表示
していないが(ただし、この図の構成に表面離型層9を
設けたものでも本発明のローラ構成の一例となる)、ロ
ーラ1の長手方向の断面図は第3図から理解できる。
尚、第3図では第2図で説明した給電フイラメント35
A′,35B′を用いているため、ローラの一端面に断熱性
電気絶縁フランジ52を、フランジ52の外表面にローラ1
の軸54を中心として2重の同心円を描くように円環状の
集結導体レール5A″,5B″を有している。レール5A,″,5
B″には夫々導体5A,5Bがすべて夫々に電気的に接続され
ている。さらに第3図では、軸54を装置の基板56に対し
て固定されている他、ローラ1を軸54に対して回転可能
にするための軸受53がフランジ52に設けられている。フ
イラメント35A′,35B′は電圧印加装置35に接続される
と共に加圧バネ57によって夫々レール5A″,5B″に当接
されている。フイラメント35A′,35B′の先端幅は、レ
ール5A″,5B″の幅より小であるので、レールに対して
安定接触する。55はフイラメントと加圧バネを収容して
いる軸支えで、フランジ52に対して微小間隔を介して装
置に固定されている。
従来、PTC特性を有したセラミツクスの表面に電極を設
けると、電極設定の際にセラミツクスを局部的に500℃
〜1000℃までも高温化するためにセラミツクスにクラツ
クを生じてしまう。従来、定着の分野のセラミツクスは
粉体にバインダーを混入しているが形状を維持すること
はできないほど、ぼろぼろで、形状を得るためには焼成
をせざるを得なかった。従って、従来の焼成前のセラミ
ツクスに形状を容易に変更できるものが必要であると本
発明者は考えていた。従来の焼成前のセラミツクスはバ
インダーが粉体原料に対して数%以下であって変形不可
能であった。
次に、第4図の説明を兼ねながら、第6図の製造フロー
チヤートの説明を行う。
焼成によって、キューリー点を持つような材料構成のセ
ラミツク原料10に、溶媒1,分散剤12を加えて、混合・粉
砕工程13を行う。セラミツク原料10は、PTC特性を有す
るBaTiO3系セラミツクの原料10であるBaCO3,TiO2に、半
導体化の為の添加元素(例えば、La,Ce,Nb,Ta,Bi,Sb,W
等の酸化物)を加え、さらに、正の抵抗温度係数を大き
くする成分(Mn,Fe,Cu,Cr等の元素)及び半導体化の促
進、粒径の調整を行う成分(Al2O3,SiO2,TiO2)を有し
ている。
本例では、チタン酸バリウム16部を対してチタン酸鉛9
部(又はそれ以下)を加えた構成比になるように原料混
合し、キューリー点が100℃〜250℃である発熱層を得る
ようにしている。ここで溶媒11として、トリクレン,ア
ルコール,酢酸エチル,トルエン,アセトン,MEK,水等
を用い、分散剤12として、魚油,オクチルアミン,グリ
セリルモノオレート(Glyceryl monooleate),グリセ
リルトリオレート(Glyceryl trioleate)等を用いる。
さらに可塑剤15、バインダー16を加えて再度充分な混
合、粉砕14をし、成形、乾燥17を行ってグリーンシート
を作製18する。ここでグリーンシートはバインダーが全
体の10〜20%含まれており、可撓性のあるものである。
この可塑剤15として、ポリエチレングリコール,DBP(ジ
ブチルフタレート),DOP(ジオクチルフタレート),SAI
B(ステアリン酸イソブチラール),グリセリン等を用
い、バインダー16として、セルロースアセテート,ポリ
アクリレイト,PVA(ポリビニルアルコール),PVB(ポリ
ビニルブチラール),EVA(エチルビニルアセテート),P
VA(ポリビニルアセテート)等を用いる。このようにし
て、厚み0.5〜2mmのグリーンシートを作製18した後、こ
のシート上に、高温焼結用導電ペースト、好ましくはタ
ングステン粉末ペーストをスクリーン印刷法により、前
述した導体5A,5B,5A′,5B′を図示の如きくした歯状に
印刷19する。印刷した状態では第4図の破線で示したよ
うなシート状であり、印刷時にセラミツクの焼成温度の
500℃〜1500℃といった高温とは異なり、はるかに低い2
00℃以下の加熱を受ける。
このように導体がパターン印刷されたグリーンシート
を、導体が内面側にくるようにすれば第1図の発熱層4
となり、導体が表面側にくるようにすれば第4図の発熱
層4′となる。いずれにしても、シートは円筒状に成形
20される。
次に、このシートを円筒状に成形20する。この円筒状成
形物は、外部からの圧力付与手段を必要としない為、こ
の成形物内には、残存応力、歪等の影響のないものが作
られる。
このようにして成形した円筒状成形物を内部に残存した
バインダー16を加熱除去21する。
この加熱に続いて、1時間当り200〜400℃で昇温させ、
約1300〜1400℃、還元雰囲気内で2時間、焼結22する。
この高温で還元雰囲気内という条件下で、セラミツクは
収縮してPTC特性を得る。この時パターン化された導体5
A,5B,5A′,5B′も同時に高温にさらされるので、セラミ
ツクに対して印刷されて不安定であった導体は、この焼
成時にセラミツクに対して密着固定される。この焼成物
を1時間当り100℃〜200℃で冷却すれば第4図の如きロ
ーラが作成される。
第1図では内面層7を有しているので、この製法を補
う。内面層7も発熱層4と同様にセラミツクのグリーン
シートを作製18し、パターン電極としての導体8A,8Bを
シートの一方の面の両端にライン状に印刷19する。発熱
層4を前述したように、予め、導体5A,5B等を印刷した
状態のシートとして用意したものに、内面層7のシート
の導体8A,8Bは導体5A′,5B′に接触するように重ねる。
重ね合せたシート対を、導体8A,8Bが印刷されているシ
ートが内側にくるように、夫々の継ぎ目が重ならないよ
うに、円筒状の成形20する。この後、前述した加熱21,
焼結22を行う。これによって発熱層4と内面層7の一体
ローラ形状が得られる。
一般にセラミツクは焼成する事により収縮するが、この
収縮の部分的ムラによってクラツクや質的なムラ、さら
には、寸法ムラが生じる。この部分的な収縮のムラは原
料の混合ムラや成形時の圧力による残存応力、残存歪に
よって生じる。
従来、この焼成時にクラツクや質的なムラが生じたので
あるが、本方法では、成形時に外部圧力の影響を受けて
おらず、その結果、成形体内に残存応力、残存歪がない
為、クラツクや質的なムラを生じることなく、前記ロー
ラを作成する事が出来る。
こうしてPTC特性を有する、PTCセラミツクローラが製造
される。このローラは焼結と同時に電極も焼付けられて
おり、電極を後付けする必要はないので、この電極付け
時の熱シヨツクによるクラツクの発生や寸法変形の発生
を防止出来る。
第2図は本発明の加熱定着用ローラとして使用できる他
の実施例の斜視図でもあって、この場合、この方法で、
肉厚0.5mm〜4mm(二枚のシート4,7を貼り合せた厚み)
約30φ程度のもの迄作製出来る。又、焼成後の寸法は約
10φのローラで±0.3〜0.5%程度の精度である。
第1図,第2図に示した例は、表面に電極(5A,5A′,5
B,5B′)が露出しておらず、電極部の凹凸がない事、表
面からの発熱による空気中への熱の拡散がない事、等の
利点を有している。
この方法によって作成したローラ1のPTC特性を第5図
に示す。この図は本実施例による抵抗の温度変化を25℃
の抵抗を基準に規格化したものである。第5図における
データはBa原子を25重量%Pbで置換したものを用いたも
のであるが、この場合Pbの置換量が増大するとともに、
Pbの蒸発による焼成時の不均一が生じ易くなる為、Pbの
置換量は少ない方が好ましい。
このようにしてPTCセラミツクを作成する事により、肉
厚の薄いローラで作る事が可能であるばかりでなく、寸
法精度のよい歪みの少ないローラを、電極を同時に焼付
けて作る事が出来る。このPTCセラミツクローラの表面
にフツ素樹脂をコートしたものを電子写真におけるトナ
ー像加熱融解部材として端部に軸受けを設けて構成し、
その温度特性を、従来のハロゲンヒータによる加熱ロー
ラ(円筒材SUS、表面PTFEコートどちらも25±5μ厚)
と比較して測定した。その結果を第1表に示す。
第1表のごとく、立上り特性、温度分布の良好なものが
得られた。
単純に棒状のPTCセラミツクスで良熱伝導体のローラを
加熱した従来のものではPTCセラミツク自体は20〜30秒
で180℃に昇温できるが、定着ローラ表面が180゜程度に
達するには、90秒〜100秒の時間を要する他、表面の温
度分布はかなり不均一であって、本発明と大きな差が見
られた。
以上説明した様にPTCセラミツク原料をシート状に成形
し、その表面に電極印刷した後、円筒成形して焼結させ
PTCセラミツクローラをつくる事により、 1.寸法精度を損なう事なく、かつクラツク、質的なムラ
を発生させる事なくPTCローラを作る事が可能になり、
発生効率の良好なPTCセラミツクローラが作製出来る、 2.セラミツクローラの焼成と同時に電極を形成する事に
より電極付け時の熱シヨツクによる寸法変形、クラツク
を防止するとともに、低コストのローラを提供出来る、 3.電子写真用定着装置における加熱ローラとして用いる
事により立上り特性の良好で、所定温度になるまでの加
熱時間が短いクイツクスタート可能な融解装置を提供出
来る、 以上の効果を奏する。
又、上述したように電極が、ローラの周面(内面,外面
のどちらか一方に)に異なる電極を順になすものである
ことは、大きな発熱が得られる。これは、各電極導体5
A,5B間の距離dと、導体の本数n、導体5A,5Bの平行長
さlとし、単位長さの抵抗率をOsとすると、層の抵抗が となり、全発熱量を1KWで得るためにはl=300mm,印加
電圧100(V)とするとR=10Ωとなる。つまり、上記
の発熱量を上記パターン電極で得る場合、Osを10Ω/mm
とするとd(mm)×n=300(mm)となるようにdとn
を設定すれば良いので、設計を容易にし、実用範囲を拡
大できるという利点がある。逆に、単位抵抗や距離d,導
体本数nを変化させれば、より大きな発熱量が得られ
る。依って、未定量のトナー像を定着した際の定着性は
良質なものが期待できる。
この発熱層4の表面と内面とに別々の電極を設けて発熱
させても、その抵抗が (aは内面電極の内径、bは外面電極の外径、ρは単位
長さの比抵抗)で表わされるので、限られた電圧100
(V)をかけて1KWを得ようとするとその抵抗はl=300
mm,ρ=10Ω/mmで、R=10Ωとすると、lnb/a=200→b/
a=e200となるから実現不可能となってしまう。又10
(V)や1(V)の電圧をかけて行ってもba/=e2,b/a
=e0.02≒1.02となるため不可能か又はきわめて大きい
トランスを必要としてしまうため、実用上デメリツトが
大きい。
上記実施例で、(d×n)は上記数式に基づいてみる
と、18<(d×n)≦42であることが好ましい。又PTC
セラミツクの抵抗は6Ω〜50Ωが適しており、好ましく
は1.5KW以下の発熱で700W以上の立上り時の発熱を考慮
すると14Ω以下であることが良い。
上記第1図例のように内面層7と発熱層4とを共にPTC
発熱層とする場合、内面層7の抵抗よりも外面層である
発熱層4の抵抗を小さくした方が、立上り時の所要時間
を短縮する利点と、連続定着時の熱低下を防止できる効
果がある。又、PTC発熱層を複数層有することで定着ロ
ーラ表面温度分布をより均一にできる効果がある。
上記加熱定着ローラ表面には離型性層を設けることが好
ましく、第1図の他の構成である層49,59,9は任意の方
法で設ければ良く、内層となる層49,50は十分な強度が
得られるセラミツクスの電気絶縁層にしても良い。
本発明でいう加熱定着用ローラは、未定着トナー像と接
する定着ローラ、定着ローラとで記録材を挟持搬送する
ローラ、定着ローラを加熱するローラ等を含むものであ
る。
又、本発明は、加熱定着用ローラはもとより、このロー
ラと共に用いられる加圧ローラを含んだ定着装置におい
ても新規で十分な効果を奏するものである。
上記電圧印加手段35は電流を実質的に流すためのもの等
で良いが、交流(正弦波、矩形波、パルス波、三角波等
の電圧波計を含む)又は直流のいずれでも良い。交流を
印加する場合、上記導体は正極,負極とに交互に変化す
るがクレーム中の表面はこれらを含むものである。
上記電極対は、ローラの軸方向に平行なものを示したが
ローラの内,外周面において、スパイラル状になってい
ものやローラの軸方向に関してわずかに傾きをもたもの
としても良い。このスパイラル状電極対は、円周方向に
かなり近い方向に、間隙を小さくしているものが好まし
い。
(発明の効果) 本発明は上記のように電極を有しているので、PTC特性
を有効に利用でき、発熱効率の良好なPTC特性の定着ロ
ーラを得られ、未定着のトナー像を定着した際の定着性
は良質なものが期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体構成説明図、第2図は第
1図の加熱定着ローラの実施例の斜視図、第3図は第1
図の加熱定着ローラの軸方向要部断面図、第4図は加熱
定着ローラの他の実施例の斜視図、第5図は本発明の加
熱定着ローラの発熱層の抵抗変化曲線を示すグラフ、第
6図は本発明の製造工程説明図フローチヤートである。 1は加熱定着ローラ、2は加圧ローラ、4は発熱層(PT
Cセラミツク)、7は内面層(PTCセラミツク)、5A,5B,
8A,8Bは導体、9は表面離型層、35は電圧印加装置、49
は絶縁層、50は金属性円筒ローラ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼成によって正の抵抗温度特性(Positive
    Temperature Co-efficient of resistivity)を得る発
    熱体層と、この発熱体層に固着された電極対と、を有す
    る加熱定着用ローラにおいて、 上記発熱体層はローラの円筒面全体に設けられ、上記電
    極対は一極をなす導体と他極をなす導体とが円筒状の発
    熱体層の内側で交互に設けられ、その導体は発熱体層の
    長手方向にわたって設けられており、異極の導体間にあ
    る発熱体層の部分はローラ長手方向に関する表面温度を
    均一化することを特徴とする加熱定着用ローラ。
  2. 【請求項2】上記発熱体層の内側に絶縁層を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の加熱定着用ロ
    ーラ。
  3. 【請求項3】焼成によって正の抵抗温度特性(Positive
    Temperature Co-efficient of resistivity)を得る発
    熱体層と、この発熱体層に固着された電極対と、を有す
    る加熱定着用ローラにより記録材上の未定着画像を定着
    する定着装置において、 上記発熱体層はローラの円筒面全体に設けられ、上記電
    極対は一極をなす導体と他極をなす導体とが円筒状の発
    熱体層の内側で交互に設けられ、その導体は発熱体層の
    長手方向にわたって設けられており、異極の導体間にあ
    る発熱体層の部分はローラ長手方向に関する表面温度を
    均一化することを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】上記発熱体層の内側に絶縁層を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の定着装置。
JP59271255A 1984-12-21 1984-12-21 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置 Expired - Fee Related JPH0711729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59271255A JPH0711729B2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59271255A JPH0711729B2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148477A JPS61148477A (ja) 1986-07-07
JPH0711729B2 true JPH0711729B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=17497518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59271255A Expired - Fee Related JPH0711729B2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711729B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327075A (ja) * 1989-06-23 1991-02-05 Nec Corp 定着装置
JP2708641B2 (ja) * 1991-04-03 1998-02-04 沖電気工業株式会社 定着装置
JP2011065005A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 筒状発熱体及び定着装置
JP2011065008A (ja) 2009-09-18 2011-03-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 筒状発熱体及び定着装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578571A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Toshiba Corp Heat fixing roller

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61148477A (ja) 1986-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4628183A (en) Heating-fixing roller and fixing device having the same
US8841587B2 (en) Image heating apparatus and heater used in the apparatus
US9417572B2 (en) Fuser heating element for an electrophotographic imaging device
JP4082483B2 (ja) トナー画像定着のための直接加熱ローラ及びその製造方法
US4266115A (en) Hot roll fusing device
CN109407490B (zh) 加热器、定影装置和图像形成装置
US4365139A (en) Heated fuser roll
JPH0711729B2 (ja) 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置
JPS61148469A (ja) 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置
JPS61148471A (ja) 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置
US4329566A (en) Heated fuser roll
JPS61148476A (ja) 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置
JPS61148470A (ja) 加熱定着用ロ−ラ及びそれを有する定着装置
JP2011091006A (ja) セラミックヒータ、加熱装置、画像形成装置
US4320284A (en) Heated fuser roll
CN109407489B (zh) 定影装置和图像形成装置
EP0019491A1 (en) Temperature-self regulating fuser member
JPH06231864A (ja) ヒートローラ及びその製造方法
JPS599680A (ja) 複写機用ヒ−タの製造方法
JPH05303301A (ja) 定着装置
JPS63158583A (ja) 加熱定着ロ−ル
JPS6169087A (ja) 感光体ドラム
JPH06250550A (ja) 加熱定着装置
JPS58172670A (ja) 定着用加熱装置
JPH08262900A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees