JPH07117313B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH07117313B2
JPH07117313B2 JP20107289A JP20107289A JPH07117313B2 JP H07117313 B2 JPH07117313 B2 JP H07117313B2 JP 20107289 A JP20107289 A JP 20107289A JP 20107289 A JP20107289 A JP 20107289A JP H07117313 B2 JPH07117313 B2 JP H07117313B2
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compressor
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air conditioner
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真理 佐田
幸生 北出
伸二 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数台の熱源側熱交換器を備えた空気調和装
置に関し、特に、液冷媒圧力の調節対策に係るものであ
る。
(従来の技術) 従来よりこの種の空気調和装置には、特開昭61-110859
号公報に開示されているように、複数台の室外側熱交換
器が並列に配設され、該各室外側熱交換器の一端が圧縮
機の吐出側と吸込側に切換可能に接続され、他端がそれ
ぞれ室外側減圧機構及び室内側減圧機構を介して室内側
熱交換器の一端に接続され、該室内側熱交換器の他端が
上記圧縮機の吐出側と吸込側とに切換可能に接続されて
構成されているものがある。そして、上記室内側熱交換
器が蒸発器又は凝縮器となるように冷媒流通方向を切換
えて冷暖房運転を行う一方、室内側の負荷に対応して各
室外側熱交換器を運転又は停止するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した空気調和装置において、冷房運転時に室内側の
負荷に対応して室外側熱交換器を運転制御すると共に、
圧縮機の吐出側である高圧ガス冷媒圧力(高圧圧力)を
所定値に制御するようにしており、この高圧圧力が低下
すると、室外側減圧機構の開度を小さくして高圧圧力を
上昇させるようにしている。
しかしながら、これでは室外側減圧機構の開度を小さく
して高圧圧力を上昇させているため、該室外側減圧機構
より室内側である液ラインの液冷媒圧力が低下すること
になる。その結果、室内側減圧機構前後の差圧が小さく
なり、充分な冷媒循環量を確保することができず、冷房
能力が低下して快適な空調を行うことができないという
問題があった。また、圧縮機の吸込側である低圧ガス冷
媒圧力(低圧圧力)が液冷媒圧力の低下に伴って低下
し、凍結防止運転に切換わり易くなり、連続運転が行わ
れないという問題があった。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、液冷媒圧
力の低下を防止することにより、充分な冷房能力を確保
すると同時に、連続運転を可能にすることを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、圧
縮機の吐出側と液ラインのレシーバとを結ぶバイパスラ
インを設けることにより、液冷媒圧力の低下を防止する
ようにしたものである。
具体的には、第1図に示すように、請求項(1)に係る
発明が講じた手段は、先ず、圧縮機(1)と、一端が圧
縮機(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接続され且
つ複数台並列に設けられた熱源側熱交換器(2a),(2
b),…と、該各熱源側熱交換器(2a),(2b),…に
対応して複数個設けられて減圧及び流量調節可能な熱源
側減圧機構(25a),(25b),…と、利用側減圧機構
(51)と、一端が上記圧縮機(1)の吐出側及び吸込側
に切換可能に接続された利用側熱交換器(5)とを備
え、該利用側熱交換器(5)が蒸発器又は凝縮器となる
ように冷媒流通方向の可変な冷媒回路(3)が設けられ
ている。そして、該冷媒回路(3)における熱源側減圧
機構(25a),(25b),…と利用側減圧機構(51)との
間の液ライン(33)にはレシーバ(43)が介設されてい
る。加えて、一端が上記圧縮機(1)の吐出側に、他端
が上記レシーバ(43)にそれぞれ接続されて高圧ガス冷
媒の流通自在なバイパスライン(45)が設けられ、該バ
イパスライン(45)にはバイパスライン(45)を開閉す
る開閉機構(45a)が介設された構成としている。
また、請求項(2)に係る発明が講じた手段は、請求項
(1)記載の空気調和装置において、外気温度を検出す
る外気温検出手段(Th6)又は圧縮機(1)の吸込側に
おける低圧ガス冷媒圧力を検出する低圧検出手段(LP
S)が設けられる一方、該外気温検出手段(Th6)又は低
圧検出手段(LPS)の検出信号を受けて外気温度又は低
圧ガス冷媒圧力が予め設定された所定値以下になると開
閉機構(45a)を開動制御する開閉制御手段(6)が設
けられた構成としている。
また、請求項(3)に係る発明が講じた手段は、請求項
(1)又は(2)記載の空気調和装置において、上記バ
イパスライン(45)には高圧ガス冷媒の流量を調節する
流量調節機構(45b)が介設された構成としている。
(作用) 上記構成により、請求項(1)に係る発明では、熱源側
熱交換器(2a),(2b),…の一端と利用側熱交換器
(5)の一端とを圧縮機(1)の吐出側又は吸込側に適
宜切換え、熱源側熱交換器(2a),(2b),…で凝縮し
た液冷媒を利用側熱交換器(5)で蒸発させて冷房運転
を行う一方、利用側熱交換器で凝縮させた液冷媒を熱源
側熱交換器(2a),(2b),…で蒸発させて暖房運転を
行う。
そして、上記各熱源側熱交換器(2a),(2b),…は利
用側熱交換器(5)の負荷に対応してそれぞれ凝縮器モ
ード、蒸発器モード又は停止モードに切換わると共に、
冷房運転時には熱源側減圧機構(25a),(25b),…に
よって冷媒流通量を調節し、圧縮機(1)の吐出側であ
る高圧ガス冷媒圧力を所定値に保持している。
一方、上記冷房運転時に、外気温度又は低圧ガス冷媒圧
力が低下すると、具体的に、請求項(2)に係る発明で
は、外気温検出手段(Th6)又は低圧検出手段が検出す
る外気温度又は低圧ガス冷媒圧力が所定値以下になる
と、開閉制御手段(6)が開閉機構(45a)を開動さ
せ、バイパスライン(45)を経て高圧ガス冷媒をレシー
バ(43)に導き、例えば、請求項(2)に係る発明で
は、流量調節機構(45b)により所定量の高圧ガス冷媒
がレシーバ(43)に流入し、液冷媒圧力を所定値に維持
する。
つまり、外気温度等が低下すると、熱源側減圧機構(25
a),(25b),…が冷媒流量を少なくし、高圧ガス冷媒
圧力を所定値に保持するので、液冷媒圧力が低下するこ
とになるが、この液冷媒圧力をレシーバ(43)に高圧ガ
ス冷媒を導いて所定値に保持している。
(発明の効果) 従って、請求項(1)に係る発明によれば、圧縮機
(1)の吐出側とレシーバ(43)との間に高圧ガス冷媒
を導くバイパスライン(45)を設けたために、液冷媒圧
力を高圧ガス冷媒圧力によって所定値に保つことができ
るので、利用側減圧機構(51)の前後における圧力差を
充分に大きくすることができ、充分な冷媒循環量を確保
することができることから、冷房能力を充分に発揮させ
ることができ、快適性の向上を図ることができる。
更に、上記液冷媒圧力を所定値に保つことができるの
で、圧縮機(1)の吸込側である低圧ガス冷媒圧力の低
下を防止することができ、凍結防止運転を行うことが少
なくなり、より快適な空調を行うことができる。
更にまた、上記高圧ガス冷媒をレシーバ(43)に導入し
ているので、複数台の熱源側熱交換器(2a),(2b),
…の運転モードが異なる場合においても、液冷媒圧力を
容易に所定値に保つことができる。
また、請求項(2)に係る発明によれば、外気温検出手
段(Th6)等を設けているので、外気温度などによって
液冷媒圧力の低下を確実に検出することができることか
ら、該液冷媒圧力の低下を確実に防止することができ
る。
また、請求項(3)に係る発明によれば、バイパスライ
ン(45)に流量調節機構(45b)を設けているので、所
定の高圧ガス冷媒をレシーバ(43)に導くことができ、
液冷媒圧力を確実に且つ安定して所定値に保つことがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図に示すように、(X)は1台の室外ユニット
(A)に対して複数台(図面では3台)の室内ユニット
(B),(B),…が並列に接続されて成るマルチ型の
空気調和装置である。
該室外ユニット(A)は圧縮機(1)と熱源側熱交換器
である2台の室外側熱交換器(2a),(2b)とを備えて
おり、該圧縮機(1)の吐出側には冷媒回路(3)の高
圧ガスライン(31)が、吸込側には低圧ガスライン(3
2)がそれぞれ接続されている。また、上記各室外側熱
交換器(2a),(2b)は圧縮機(1)に対して並列に設
けられており、該各室外側熱交換器(2a),(2b)の一
端はそれぞれ四路切換弁(21a),(21b)を備えたガス
管(22a),(22b)を介して上記高圧ガスライン(31)
と低圧ガスライン(32)とに切換可能に接続される一
方、各室外側熱交換器(2a),(2b)の他端には冷媒回
路(3)における液ライン(33)の液管(33a),(33
b)が接続されている。そして、上記各四路切換弁(21
a),(21b)は各室外側熱交換器(2a),(2b)が凝縮
器として機能する場合に図中実線に切換わりガス管(22
a),(22b)が高圧ガスライン(31)に連通し、逆に各
室外側熱交換器(2a),(2b)が蒸発器として機能する
場合に図中破線に切換わりガス管(22a),(22b)が低
圧ガスライン(32)に連通するように構成されている。
また、上記四路切換弁(21a),(21b)の1つのポート
はキャピラリー(23a),(23b)を備えた接続管(24
a),(24b)を介して該四路切換弁(21a),(21b)と
低圧ガスライン(32)との間のガス管(22a),(22b)
に接続されている。
更に、上記高圧ガスライン(31)にはガス管(22a),
(22b)の接続部より下流側に一方向弁(4)が、低圧
ガスライン(32)にはガス管(22a),(22b)の接続部
より下流側にアキュムレータ(41)がそれぞれ介設され
ると共に、両ガスライン(31),(32)間には均圧用バ
イパス路(42)が接続されている。該均圧用バイパス路
(42)は開閉弁(42a)と流量調節用キャピラリー(42
b)とが設けられ、一端が高圧ガスライン(31)におけ
るガス管(22a),(22b)の接続部と圧縮機(1)との
間に、他端が低圧ガスライン(32)におけるガス管(22
a),(22b)の接続部とアキュムレータ(41)との間に
接続されている。
また、上記液ライン(33)における各液管(33a),(3
3b)はレシーバ(43)に接続されて液冷媒が合流され、
該レシーバ(43)には液ライン(33)のメイン液管(33
c)が接続されている。更に、上記各液管(33a),(33
b)には熱源側減圧機構である室外電動膨張弁(25a),
(25b)が介設されており、該室外電動膨張弁(25a),
(25b)が室外側熱交換器(2a),(2b)が蒸発器とし
て機能する際に液冷媒を減圧し、凝縮器として機能する
際に液冷媒の流量を調節するように構成されている。
尚、(26)は室外側熱交換器(2a),(2b)に近接配置
された室外ファンであり、(44)は低圧ガスライン(3
2)とメイン液管(33c)との間に形成された吸入熱交換
器である。
一方、上記各高圧ガスライン(31)、低圧ガスライン
(32)及びメイン液管(33c)は室内側に延長して配設
され、それぞれ分流器(31a),(32a),(33d)を介
して高圧分岐管(31b),(31b),…、低圧分岐管(32
b),(32b),…及び液分岐管(33e),(33e),…に
分岐され、該各分岐管(31b),(32b),(33e)が各
室内ユニット(B),(B),…に接続されている。
該各室内ユニット(B),(B),…は同一に構成さ
れ、利用側熱交換器である室内側熱交換器(5)及び利
用側減圧機構である室内電動膨張弁(51)を備えて構成
されている。該室内電動膨張弁(51)は上記液分岐管
(33e)に介設され、該液分岐管(33e)が室内側熱交換
器(5)の一端に接続され、該室内側熱交換器(5)の
他端がガス管(5a)を介して上記高圧分岐管(31b)及
び低圧分岐管(32b)に接続されている。そして、該高
圧分岐管(31b)と低圧分岐管(32b)との各端部には開
閉弁(52),(53)が介設され、該両開閉弁(52),
(53)を開閉制御して室内側熱交換器(5)が高圧ガス
ライン(31)と低圧ガスライン(32)とに切換接続され
るように構成され、該室内側熱交換器(5)が蒸発器と
して機能する際(冷房時)に低圧側開閉弁(53)が、凝
縮器として機能する際(暖房時)に高圧側開閉弁(52)
がそれぞれ開動するように成っている。
更に、上記室内ユニット(B)の液分岐管(33e)には
低圧バイパス路(54)が接続され、該低圧バイパス路
(54)は低圧分岐管(32b)における開閉弁(53)の下
流側に接続され、バイパス弁(54a)及びキャピラリ(5
4b)が介設されると共に、液分岐管(33e)との間で配
管熱交換器(54c)が形成され、暖房時に室内側熱交換
器(5)より流出する液冷媒のフラッシュを防止するよ
うに構成されている。また、上記高圧分岐管(31b)に
おける開閉弁(52)の上流側には高圧バイパス路(55)
が接続され、該高圧バイパス路(55)は上記ガス管(5
a)に接続されると共に、流量調節用のキャピラリ(55
a)を備えており、冷房時に高圧分岐管(31b)等に溜ま
る凝縮液をバイパスするように構成されている。そし
て、上記各開閉弁(52),(53)及び両バイパス路(5
4),(55)はキット(56)内に一体に収納される一
方、上記圧縮機(1)、室外側熱交換器(2a),(2
b)、室内側熱交換器(5),(5),…が高圧ガスラ
イン(31)、低圧ガスライン(32)及び液ライン(33)
によって接続されて上記冷媒回路(3)が構成されてい
る。
尚、(57)は室内側熱交換器(5)に近接配置された室
内ファンである。
更に、上記冷媒回路(3)には各種のセンサが配設さ
れ、(Th1)は室内ユニット(B)の液冷媒温度を検出
する液温センサ、(Th2)は室内ユニット(B)のガス
冷媒温度を検出するガス液センサ、(Th3)は室内ファ
ン(57)の吸込空気温度を検出する室温センサ、(Th
4)は室外側熱交換器(2a),(2b)側の液冷媒温度を
検出する液温センサ、(Th5)は室外側熱交換器(2
a),(2b)側の吐出ガス冷媒温度を検出するガス温セ
ンサ、(Th6)は外気温度を検出する外気温検出手段で
ある外気温センサ、(Th7)は圧縮機(1)の吐出ガス
冷媒温度を検出する吐出ガス温センサ、(HPS)は圧縮
機(1)の吐出ガス冷媒圧力を検出す高圧圧力センサで
ある。
次に、本発明の特徴とするホットガスバイパスライン
(45)について説明する。
該ホットガスバイパスライン(45)は一端が圧縮機
(1)の吐出側である高圧ガスライン(31)における一
方向弁(4)の下流側に、他端がレシーバ(43)にそれ
ぞれ接続され、高圧ガス冷媒である所謂ホットガスをレ
シーバ(43)に導くように構成されている。該ホットガ
スバイパスライン(45)には、開閉機構であるホットガ
ス開閉弁(45a)及びホットガスの流量を調節する流量
調節機構であるキャピラリ(45b)が介設されている。
そして、上記ホットガス開閉弁(45a)は、室内ユニッ
ト(B)の冷房運転時において、上記外気温センサ(Th
6)が検出する外気温度が予め設定された所定温度以下
になると、開閉制御手段であるコントローラ(6)から
の制御信号を受けて開動するように構成されている。
次に、この空気調和装置(1)の空調動作について説明
する。
先ず、各室内ユニット(B),(B),…を冷房運転す
る場合、室外ユニット(A)の両四路切換弁(21a),
(21b)を第2図実線に切換えてガス管(22a),(22
b)を高圧ガスライン(31)に連通させる一方、各室内
ユニット(B),(B),…は高圧側開閉弁(52)を閉
じ、低圧側開閉弁(53)を開き、ガス管(5a)を低圧分
岐管(32b)に連通させる。この状態において、圧縮機
(1)より吐出した高圧ガス冷媒は各室外側熱交換器
(2a),(2b)に流れて凝縮し、この凝縮した液冷媒は
液ライン(33)を通って各室内ユニット(B),
(B),…に流れ、室内電動膨張弁(51),(51),…
で膨張した後、各室内側熱交換器(5),(5),…で
蒸発し、低圧ガスライン(32)を流れて圧縮機(1)に
戻ることになる。
一方、上記室内ユニット(B),(B),…を暖房運転
する場合、冷媒は冷房時と逆に流れ、室外ユニット
(A)の四路切換弁(21a),(21b)を第2図破線に切
換え、各室内ユニット(B),(B),…においては高
圧側開閉弁(52)を開、低圧側開閉弁(53)を閉とし、
冷媒は高圧ガスライン(31)より室内側熱交換器(5)
で凝縮し、液ライン(33)を流れ、室外電動膨張弁(25
a),(25b)で膨張し、室外側熱交換器(2a),(2b)
で蒸発して圧縮機(1)に戻ることになる。
そして、上記冷房運転時に、例えば、1台の室内ユニッ
ト(B)における両開閉弁(52),(53)を切換えて暖
房運転に、また逆に、上記全暖房運転時に、例えば、1
台の室内ユニット(B)における両開閉弁(52),(5
3)を切換えて冷房運転にし、所謂冷暖同時運転が行わ
れる。その際、例えば、全室内ユニット(B),
(B),…のうち2台が暖房運転、1台が冷房運転を行
うと、暖房運転の室内ユニット(B),(B)より流出
した液冷媒は液ライン(33)の分流器(33d)で合流し
た後、冷房運転の室内ユニット(B)に流れ、蒸発して
低圧ガスライン(32)より圧縮機(1)に戻ることにな
る。
この冷暖同時運転時において、2台の室外側熱交換器
(2a),(2b)は室内負荷に対応して蒸発器或いは凝縮
器として動作し、更には1台が運転され、他の1台は運
転を停止することになる。
また、上記圧縮機(1)の高圧ガス冷媒圧力(高圧圧
力)は高圧圧力センサ(HPS)で検出されており、この
高圧圧力が低下すると、例えば、室外側熱交換器(2
a),(2b)が凝縮器となっている冷房運転時に外気温
度が低い場合、室外電動膨張弁(25a),(25b)の開度
を小さくし、高圧圧力を上昇させている。そして、この
室外電動膨張弁(25a),(25b)の開度を小さくするこ
とにより、液冷媒圧力が低下することになるが、上記外
気温度は外気温センサ(Th6)で検出され、所定値以下
の低温になると、コントローラ(6)からの信号により
ホットガス開閉弁(45a)が開き、ホットガス(高圧ガ
ス冷媒)が高圧ガスライン(31)よりレシーバ(43)に
導かれ、液冷媒圧力が所定値に保持される。
このホットガスをレシーバ(43)に導くようにしたとこ
ろは、複数台(実施例では2台)の室外側熱交換器(2
a),(2b)を設けているので、各液管(33a),(33
b)にホットガスを導くようにすると、ホットガスバイ
パスライン(45)を分岐し、各室外側熱交換器(2a),
(2b)に対応して開閉弁等を設ける必要が生じるからで
ある。しかも、上記各室外側熱交換器(2a),(2b)の
運転モードが異なる場合があり、例えば、1台が停止し
ている場合があり、各運転モードに対応して開閉弁の制
御を要することになり、上述の如くホットガスをレシー
バ(43)に導き、制御の容易等を図るようにしている。
尚、上記両室外側熱交換器(2a),(2b)において、着
霜が生起した場合、該両室外側熱交換器(2a),(2b)
の一方を凝縮器、他方を蒸発器として機能させてデフロ
スト運転を行うようにしている。つまり、全室内電動膨
張弁(51),(51),…を閉鎖し、高圧ガス冷媒を高圧
ガスライン(31)より一方の室外側熱交換器(2a又は2
b)に流して凝縮させ、この凝縮した液冷媒をレシーバ
(43)より他方の液管(33b又は33a)に流し、室外電動
膨張弁(25b又は25a)で膨張させた後、他方の室外側熱
交換器(2b又は2a)で蒸発させ、低圧ガスライン(32)
を介して圧縮機(1)に戻す。この動作を両室外側熱交
換器(2a),(2b)で交互に行い、該両室外側熱交換器
(2a),(2b)のデフロストを行うことになる。このデ
フロスト運転によると室内ユニット(B),(B),…
においてコールドドラフトが生じることがなく、且つ室
内ファン(57)を停止する必要がない。
従って、上記圧縮機(1)の吐出側とレシーバ(43)と
の間に高圧ガス冷媒を導くホットガスバイパスライン
(45)を設けたため、液冷媒圧力を高圧ガス冷媒圧力に
よって所定値に保つことができるので、室内電動膨張弁
(51)の前後における圧力差を充分に大きくすることが
でき、充分な冷媒循環量を確保することができることか
ら、冷房能力を充分に発揮させることができ、快適性の
向上を図ることができる。
更に、上記液冷媒圧力を所定値に保つことができるの
で、圧縮機(1)の吸込側である低圧ガス冷媒圧力の低
下を防止することができ、凍結防止運転を行うことが少
なくなり、より快適な空調を行うことができる。
更にまた、上記高圧ガス冷媒をレシーバ(43)に導入し
ているので、2台の室外側熱交換器(2a),(2b)の運
転モードが異なる場合においても、液冷媒圧力を容易に
所定値に保つことができる。
また、外気温センサ(Th6)を設けているので、外気温
度によって液冷媒圧力の低下を確実に検出することがで
きることから、該液冷媒圧力の低下を確実に防止するこ
とができる。
また、上記ホットガスバイパスライン(45)に流量調節
用のキャピラリ(45b)を設けているので、所定の高圧
ガス冷媒をレシーバ(43)に導くことができ、液冷媒圧
力を確実に且つ安定して所定値に保つことができる。
尚、本実施例において、ホットガス開閉弁(45a)は外
気温度で開閉するようにしたが、低圧ガス冷媒圧力を検
出する低圧検出手段、例えば、第2図に示すように、低
圧圧力センサ(LPS)を低圧ガスライン(32)に設け、
低圧ガス冷媒圧力が所定値以下になると、ホットガス開
閉弁(45a)が開くようにしてもよい。
また、本実施例は室外ユニット(A)と室内ユニット
(B)とを高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(3
2)と液ライン(33)との3本配管で接続したが、ガス
ラインと液ラインとの2本配管で接続するようにしても
よい。
また、室外側熱交換器(2a),(2b)は3台以上設けて
もよく、また、室内ユニット(B)は1台であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
は本発明の一実施例を示す冷媒回路図である。 (1)……圧縮機 (2a),(2b)……室外側熱交換器 (3)……冷媒回路 (5)……室内側熱交換器 (6)……コントローラ (25a),(25b)……室外電動膨張弁 (33)……液ライン (33a),(33b)……液管 (33c)……メイン液管 (33d)……分流器 (33e)……液分岐管 (43)……レシーバ (45)……ホットガスバイパスライン (45a)……ホットガス開閉弁 (45b)……キャピラリ (51)……室内電動膨張弁 (A)……室外ユニット (B)……室内ユニット (Th6)……外気温センサ (LPS)……低圧圧力センサ
フロントページの続き (72)発明者 松浦 伸二 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機(1)と、一端が圧縮機(1)の吐
    出側及び吸込側に切換可能に接続され且つ複数台並列に
    設けられた熱源側熱交換器(2a),(2b),…と、該各
    熱源側熱交換器(2a),(2b),…に対応して複数個設
    けられて減圧及び流量調節可能な熱源側減圧機構(25
    a),(25b),…と、利用側減圧機構(51)と、一端が
    上記圧縮機(1)の吐出側及び吸込側に切換可能に接続
    された利用側熱交換器(5)とを備え、該利用側熱交換
    器(5)が蒸発器又は凝縮器となるように冷媒流通方向
    の可変な冷媒回路(3)と、 該冷媒回路(3)における熱源側減圧機構(25a),(2
    5b),…と利用側減圧機構(51)との間の液ライン(3
    3)に介設されたレシーバ(43)と、 一端が上記圧縮機(1)の吐出側に、他端が上記レシー
    バ(43)にそれぞれ接続されて高圧ガス冷媒の流通自在
    なバイパスライン(45)と、 該バイパスライン(45)に介設されてバイパスライン
    (45)を開閉する開閉機構(45a)とを備えていること
    を特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の空気調和装置におい
    て、外気温度を検出する外気温検出手段(Th6)又は圧
    縮機(1)の吸込側における低圧ガス冷媒圧力を検出す
    る低圧検出手段(LPS)が設けられる一方、該外気温検
    出手段(Th6)又は低圧検出手段(LPS)の検出信号を受
    けて外気温度又は低圧ガス冷媒圧力が予め設定された所
    定値以下になると開閉機構(45a)を開動制御する開閉
    制御手段(6)が設けられていることを特徴とする空気
    調和装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)又は(2)記載の空気調和装
    置において、バイパスライン(45)には高圧ガス冷媒の
    流量を調節する流量調節機構(45b)が介設されている
    ことを特徴とする空気調和装置。
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