JPH07117331B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPH07117331B2
JPH07117331B2 JP61264643A JP26464386A JPH07117331B2 JP H07117331 B2 JPH07117331 B2 JP H07117331B2 JP 61264643 A JP61264643 A JP 61264643A JP 26464386 A JP26464386 A JP 26464386A JP H07117331 B2 JPH07117331 B2 JP H07117331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antifreeze
transfer device
frozen
fish
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61264643A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63118576A (ja
Inventor
優之 松浦
Original Assignee
株式会社シーメツクス・ジヤパン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シーメツクス・ジヤパン filed Critical 株式会社シーメツクス・ジヤパン
Priority to JP61264643A priority Critical patent/JPH07117331B2/ja
Publication of JPS63118576A publication Critical patent/JPS63118576A/ja
Publication of JPH07117331B2 publication Critical patent/JPH07117331B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は魚、肉等の冷凍装置に係り、特に、不凍液を
利用して冷凍すべき物体を急速に冷凍できるようにした
冷凍装置に関する。
【従来の技術】
従来の冷凍装置は、空気を冷熱媒体として魚、肉等を冷
凍するものであり、冷凍速度が遅いという問題点があ
る。 冷凍速度が遅いと、魚、肉等の細胞間あるいは細胞内に
ある水分が結晶となり、これが、針状に成長する過程に
おいて、細胞、細胞膜、筋肉、等の組織を損傷し、そこ
に含まれる体液を組織外に流出させることになる。 このように体液が細胞等の組織から流出すると長期の冷
凍中に魚肉等が乾燥してしまうと共に、短期の冷凍であ
つたとしても、これら魚等を解凍する際に、体液が、い
わゆるドリツプとして流出し、うまみが損われてしまう
という問題点がある。 これに対して、本出願人は、先に、生物組織の冷凍方法
として、エチレングリコール水溶液、エチルアルコール
等の不凍液を利用して魚、肉等の生物組織を瞬間的に冷
凍し、組織内水分を針状結晶に成長する以前に粒状に結
晶させて、針状結晶による組織の損傷を防止して、魚等
の鮮度、うまみを長期に渡つて保持できるようにした生
物組織の冷凍方法を提案している。
【発明が解決しようとする問題点】
上記のように、不凍液によつて魚等の生物組織を冷凍す
る過程は、従来の空気を冷熱媒体とする冷凍方法と相違
して、該不凍液中への生物組織の出し入れに種々の問題
点がある。 即ち、不凍液中に大型の魚あるいは肉のブロツク等を投
入する際に、不凍液が跳返り周囲に飛散したり、不凍液
中においては魚等が浮力を受けてその姿勢が均一でない
ために、連続して多数の魚等を冷凍する際に、相互に衝
突して損傷したり、又接触することによつて該接触箇所
の冷凍が不十分となつたりするという問題点が生じる。 又、冷凍が終了して不凍液中から大型魚等を取出したと
き、その姿勢が均一でないために取扱作業が繁雑となる
という問題もある。 更に又、冷凍後の魚、肉等はそれに直接接触することな
く搬送したりすることができるのが望ましいが、従来は
このような手段がなく、例えば、鮪等の大型魚では手鉤
を魚体に引掛けて搬送するようにしていたので、魚体の
損傷が著しくなることもあつた。
【発明の目的】
この発明は、肉、魚等を不凍液中に浸漬して冷凍するに
際して、これらの不凍液中への投入時に不凍液が周囲に
飛散したりしないようにした冷凍装置を提供することを
目的とする。 又、この発明は、不凍液により魚、肉等を連続的に冷凍
するに際して、これらは不凍液中で相互に衝突したり、
接触したりすることがなく、且つ、均一な姿勢で不凍液
から取出すことができるようにした冷凍装置を提供する
ことを目的とする。 更に又、この発明は、魚等を連続的に冷凍するに際し
て、多数の魚等の不凍液中の姿勢を均一にし、且つ、冷
凍後は魚体に直接接触することなく該魚を運搬したりす
ることがでるようにした冷凍装置を提供することを目的
とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明は、不凍液が貯留された不凍液槽と、前記不凍
液を冷却する冷却装置と、前記不凍液槽内外を循環する
と共に冷凍されるべき物体を移送する無端移送装置と、
前記物体が、前記無端移送装置の循環に従つて不凍液槽
内に入るとき、該物体を案内するガイドと、を有してな
り、前記無端移送装置の前記ガイドに沿う部分及びガイ
ドを、不凍液の液面に対して傾斜させて冷凍装置を構成
し上記目的を達成するものである。 又、この発明は、不凍液が貯留された不凍液槽と、前記
不凍液を冷却する冷却装置と、前記不凍液槽内外を循環
すると共に冷凍されるべき物体を移送する無端移送装置
と、前記物体が、前記無端移送装置の循環に従つて不凍
液槽内に入るとき、該物体を案内するガイドと、前記物
体の一方の端部に取付けられ、且つ、前記無端移送装置
に係脱自在とされた係止具と、前記物体の他方の端部に
取付けられ、該物体が前記不凍液中で、前記他方の端部
側が上向となるように浮力を与えるフロートと、を備え
て冷凍装置を構成することにより上記目的を達成するも
のである。 又、前記フロートに、前記物体を識別するための識別マ
ーク表示部を備えて上記目的を達成するものである。 更に、この発明は、不凍液が貯留された不凍液槽と、前
記不凍液を冷却する冷却装置と、前記不凍液槽の入側に
配置され、冷凍されるべき長尺物体をその長手方向が搬
送ラインと略直交するように載置し、且つ、この状態で
前記長尺物体を、前記不凍液槽の入口まで移送する入側
搬送装置と、前記不凍液中及び少なくとも前記入側搬送
装置に沿う搬送ラインを循環すると共に冷凍されるべき
長尺物体を移送可能な無端移送装置と、前記入側搬送装
置に載置される前記長尺物体の一端を前記無端装置に着
脱自在に取付ける係止具と、を備えて冷凍装置を構成し
上記目的を達成するものである。 又、前記長尺物体の他端に取付けられ、該長尺物体が前
記不凍液中で、該他端側が上向きとなるように浮力を与
えるフロートを含むようにして上記目的を達成するもの
である。 更に又、前記長尺物体が大型魚の場合、前記係止具を、
該大型魚の頭骸をその左右の眼窩位置で貫通する貫通軸
と、この貫通軸の、前記頭骸からの左右の突出端部に係
合され、且つ、前記無端移送装置に係脱自在の係合部か
ら構成し、上記目的を達成するものである。
【作用】
この発明において、魚、肉等を冷凍されるべき物体は、
不凍液中に投入されるに際して、無端移動装置によつ
て、不凍液の液面に対して傾斜されているガイドに沿つ
て送られる。従つて、該物体は不凍液中に徐々に入込
み、不凍液が周囲に飛散したりすることがない。 又、この発明において、冷凍されるべき物体の一端は、
不凍液中に循環する無端移送装置に係止具を介して取付
けられ、他端には該物体に浮力を与えるフロートが取付
けられているので、該物体を連続的に不凍液中に投入し
て冷凍させる際にも、これら連続する物体が相互に衝突
したり、接触したりすることがない。 従つて、冷凍される物体の損傷、あるいは冷凍不十分な
部分の発生等がない。 更に、これらの物体は、不凍液中から同一の姿勢で連続
的に引上げられるので、冷凍後の取扱いに便利である。 又、本発明において、冷凍物体が大型魚の場合、該大型
魚を不凍液中に横向きに投入して、且つ、不凍液中では
頭部を下に、尾部を上にして連続的に均一な姿勢で相互
に衝突したり接触したりすることなく確実に冷凍するこ
とができる。 更に、大型魚の頭骸を貫通する係止具は、不凍液通過の
際に、該大型魚を下向き姿勢に維持させると共に、冷凍
完了後は該冷凍魚に直接接触することなくこれを運搬し
たり取扱うことを可能とする。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例に係る冷凍装置10は、不凍液12が貯留された
不凍液槽14と、前記不凍液12を冷却する冷却装置16と、
前記不凍液槽14内外を循環すると共に冷凍されるべき物
体18を移送する無端移送装置20と、前記物体18が、前記
無端移送装置20の循環に従つて不凍液槽14内に入るとき
該物体18を案内するガイド22と、を有してなり、前記無
端移送装置20の前記ガイド22に沿う部分及びガイド22
が、不凍液12の液面に対して傾斜されるようにしたもの
である。 前記無端移送装置20は、エンドレスチエーン24、このエ
ンドレスチエーン24を巻回するためのスプロケツトホイ
ール26A、26B、エンドレスチエーン24をガイドするため
のガイドローラ28及びガイドシユー30及びスプロケツト
ホイール26Aを駆動するためのモータ32とから構成され
ている。 前記不凍液槽14は密閉型であつて、前記エンドレスチエ
ーン24の移動方向の一方の端部に入口14A、他方の端部
に出口14Bをそれぞれ備えている。 又、前記不凍液槽14の入口14A側には、入側搬送装置3
4、及び入口14Aから順に、入側ベツド36、計量ベツド38
及び検品ベツド40がこの順で配置されている。又不凍液
槽14の出口14Bに隣接して検品梱包ベツド42が配置され
ている。 前記入側ベツド36〜検品梱包ベツド42は不凍液槽14内の
不凍液12の液面と略面一位置となるように配置されてい
る。 前記入側搬送装置34は、計量ベツド38の検品ベツド40側
端部から不凍液槽14の前記ガイド22の始端の間に配置さ
れたローラテーブルから構成されている。 ここで前記無端移送装置20におけるスプロケツトホイー
ル26Bは前記計量ベツド38と入側ベツド36の間の位置
に、又、スプロケツトホイール26Aは、検品梱包ベツド4
2の出側端部位置に、それぞれ配置され、前記エンドレ
スチエーン24はこれらスプロケツトホイール26A、26Bに
巻回され、入側ベツド36の上面、不凍液槽14のガイド22
から更に底面14C、出側ガイド23、検品梱包ベツド42に
沿つて一方のスプロケツトホイール26Aに至り、更にこ
こから、不凍液槽14内の不凍液12の上方を通つて前記ス
プロケツトホイール26Bに戻るラインを循環するように
されている。ここで前記出側ガイド23もガイド22と同様
に不凍液12の液面に対して傾斜されている。 前記入側搬送装置34は第2図に示されるように、無端移
送装置20のライン方向と直交する方向に長い長尺ものを
並列して載置し、且つこれを不凍液槽14に搬送できるよ
うにされている。 前記入側搬送装置34と前記無端移送装置20におけるエン
ドレスチエーン24との位置関係は、入側搬送装置34にお
けるライン幅方向の一方の端部近傍にエンドレスチエー
ン24があるようにされている。 図の符号44は不凍液槽14内におけるエンドレスチエーン
24上方の天井部14Dに設けられたエアシヤワーを示す。
このエアシヤワー44は、スプロケツトホイール26Aから
スプロケツトホイール26Bに戻るエンドレスチエーン24
に上方から圧縮空気を吹掛けて該エンドレスチエーン24
に付着した不凍液を不凍液槽14内に吹き落して、不凍液
が前記入側ベツド36上に落下するのを防止するものであ
る。又符号45は不凍液槽14の周壁を構成する断熱材槽を
示す。 ここで、前記物体18が、第3図に示されるような大型魚
の場合に用いられる係止具について説明する。 この係止具46は第4図、第5図に示されるように、大型
魚19の頭骸19Aを、その左右の眼窩19B位置で貫通する貫
通軸48と、この貫通軸48の、前記頭骸19Aからの左右の
突出端部に係合され、且つ、前記無端移送装置のエンド
レスチエーン24に係脱自在の係合部50とから構成されて
いる。 前記貫通軸48は前記頭骸19Aを貫通する筒状部48Aとこの
筒状部48A内に他方から挿入され、先端爪部筒状部48Aの
他端側に突出してこれに係合するようにされた軸部48B
とから構成されている。 前記軸部48Bの先端爪部48Cと反対側の端部は大径の鍔部
48Dが一体的に形成されている。 又、筒状部48Aの、前記先端爪部48Cに係合する側の端部
にも鍔部48Eが形成されている。 これら筒状部48A及び軸部48Bは66ナイロン(商標)等の
硬質の合成樹脂により形成されている。 前記係合部50は、軸部48Bが挿入された状態の筒状部48A
の、鍔部48D及び48Eの内側に揺動自在に係合された略Y
字形状の部材により構成されている。 この係合部50の前記貫通軸48と反対側の端部には前記貫
通軸48と平行な係合孔50Aが形成されている。 前記係止具46を前記無端移送装置20におけるエンドレス
チエーン24に係合する場合は、第4図に示されるキヤツ
チヤー51を利用する。 このキヤツチヤー51は、ピン51Aによつて揺動拡開自在
のリング51Bと前記ピン51Aを間にしてリング51Bと反対
側に設けられた球状部51Cとを備えて構成されている。 前記リング51Bは前記係止具46における係合孔50Aに通さ
れた状態で閉じられることによつて、係止具46に係合さ
れ得ることになつている。 一方、キヤツチヤー51が取付けられるエンドレスチエー
ン24側には、取付けブラケツト52が適宜間隔で設けられ
ている。 この取付けブラケツト52はキヤツチヤー51の球状部51C
が2方向に揺動自在となるように、且つ、取外し可能な
ように係合されるものである。 次に、前記大型魚19の尾部に取付けられるべきフロート
54について説明する。 このフロート54は、前記大型魚19が不凍液中で、頭部が
下向き、且つ尾部が上向きとなるように浮力を与えるべ
く中空部材あるいは発砲スチロール等の部材から構成さ
れている。 ここで、前記大型魚19は不凍液12によつて浮力を受ける
ので、フロート54の大きさは、単に、尾部が上となるよ
うにする程度の小さなもので足りる。 このフロート54には、第3図に示されるように、識別マ
ーク表示部54Aを備え、ここに、重量、識別番号、冷凍
年月日、原産地等を記載、表示できるようにされてい
る。 フロート54の、大型魚19における尾部19Cへの取付け構
造は、前記係止具46と類似構造とする。即ち、尾部19C
の近傍を貫通する貫通軸54Bと、この貫通軸54Bの尾部19
Cからの突出両端部に揺動自在に係合する係合部54Cとか
ら構成されている。 係合部54Cは前記識別マーク表示部54Aと連続一体的に構
成されている。 なお、前記フロート54を大型魚19の尾部19Cに取付ける
ための構造は、第6図に示されるように2本の平行な細
い貫通軸54Dを、第7図に示されるように、尾部19Cにお
ける脊柱19Dの両側に貫通させる構造としてもよい。 この場合、一対の貫通時54Dは脊柱19Dの両側位置を通る
が、その尾部側位置には脊柱19Dから上下方向に棘状骨1
9Eが張り出しているために、該貫通軸54Dがこれに引掛
かることによつて、フロート54は外れにくいものとな
る。 次に上記実施例装置によつて大型魚19を冷凍する過程に
ついて説明する。 まず、検品ベツド40上に載置された大型魚19を検査し、
然る後、前記入側搬送装置34よつて一尾ずつ計量ベツド
38に搬送して、ここで計量器39により計量し、必須事項
を前記フロート54の識別マーク表示部54Aに記入して、
該フロート54を尾部19Cに取付ける。 次に、入側搬送装置34により不凍液槽14方向に送りつつ
移動させつつ、大型魚19の頭骸19Aに前記係止具46を取
付ける。 取付けられた係止具46は、エンドレスチエーン24の取付
けブラケツト52に予め球状部51Cにおいて取付けられて
いるキヤツチヤー51に、そのリング51Bを係合孔50Aに通
すことによつて係合させる。 この状態では、大型魚19は入側搬送装置34上で、その長
手方向が、エンドレスチエーン24のライン方向と直交す
る方向で、且つ略水平に載置されている。 更に、大型魚19は入側搬送装置34及びこれと同期して循
環するエンドレスチエーン24によつて不凍液槽14の入口
14Aに向かつて搬送される。 ここで、前記不凍液槽14の入口14Aには不凍液12の液面
に対して傾斜されているガイド22が形成されていて、
又、前記エンドレスチエーン24もこのガイド22に沿つて
傾斜して配置されているので、大型魚19はエンドレスチ
エーン24によつて引張られ、入側搬送装置34からガイド
22に沿つて不凍液14内に落下する。 ガイド22は不凍液12の液面に対して傾斜されているの
で、大型魚19はガイド22に沿つてゆっくりと不凍液12中
に投入されることになり、不凍液が投入によつて跳返つ
たりすることがない。 エンドレスチエーン24が不凍液12中に入るに従つて、大
型魚19は浮力を受け、且つ、フロート54からも浮力を受
け、又、その頭骸19Aにおいて係止具46によりエンドレ
スチエーン24に連結されていることから、第1図に示さ
れるように、大型魚19は鉛直下向きの状態で、不凍液槽
14内で不凍液12の中を進行する。 大型魚19は予め−10℃〜79℃に冷却されている不凍液12
に浸漬されることによつて、急速に冷凍され、その最大
氷結晶成長温度帯域を瞬間的に通過し、−10℃以下に冷
却される。 前記最大氷結晶性温度帯は、通常、−2℃〜−7℃の温
度帯域であつて、この温度帯域では、生物組織中の水分
が氷結晶となり、その針状の結晶が形成される際に、細
胞、細胞膜等の組織が損傷されて、いわゆるうまみと称
される体液が漏出してしまう。 ところが、上記のように、不凍液12に大型魚19を浸液す
ることによつて冷凍すると、その冷却速度は空気を冷熱
媒体とした場合に比べて約20倍であるために、氷結晶が
成長する時間的余裕がなく、生物組織中の水分は粒状の
まま氷結してしまう。 このようにして、最大氷結晶成長温度帯域を通過して冷
却された大型魚19は、エンドレスチエーン24の移動に従
つて、出側ガイド23に沿つて不凍液12から引上げられ、
検品梱包ベツド42上に搬送されることになる。 この場合、大型魚19は、第2図に示されるように鉛直下
向きで平行に不凍液12中を進行するために、相互に衝突
して損傷したり、あるいは接触して、冷凍不十分となる
ような箇所が生じることがない。 又、このように、整列した状態で不凍液12中を進行する
ために、出側ガイド23に沿つて引上げられた場合でも、
各大型魚19は同一の向きとされていて、検品梱包ベツド
42では同方向に整列され、その検品及び梱包作業が容易
となる。 冷凍を終了した後の大型魚19のエンドレスチエーン24か
らの取外しは、キヤツチヤー51のリング51Bを開くこと
によつて行う。 冷凍後の大型魚19には係止具46がついたままであるが、
この係止具46における係合部50を持つことによつて、大
型魚19の魚体に直接接触することなく、該大型魚19を検
品、搬送したりすることができる。 又、フロート54は識別マーク表示部54Aを備えているの
で、不凍液12内で大型魚19の姿勢を整えるのみならず、
冷凍後の荷扱いに便利である。 又、係止具46における貫通軸48は、大型魚19における頭
骸19Aを眼窩19Bの位置で貫通しているので、係合部50に
よつて大型魚19を持上げても係止具46の部分で大型魚19
の魚体が損傷されたりすることがない。 又、フロート54の貫通軸54Dを、大型魚19の尾部19Cにお
ける脊柱19Dの両側を貫通するように構成した場合、フ
ロート54は容易には外れないので、その取扱いが便利で
ある。 なお上記実施例は大型魚19を冷凍する場合のものである
が、本発明はこれに限定されるものでなく、他の生物組
織、例えば肉ブロツク、果菜、中型魚、小型の魚貝類、
等の冷凍にも適用されるものである。 又、上記実施例は、大型魚19を何等梱包することなく直
接不凍液12中に浸液してこれを冷凍するようにしたもの
であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、例え
ば、第8図に示されるように予め合成樹脂フイルム等の
パツク56によつて大型魚19を包装した後に冷凍するよう
にしてもよい。 この場合、前記係止具46及びフロート54は、パツク56の
外側からこれを貫通して大型魚19に係止される。 又、パツク56に包装して大型魚19を冷凍する場合は、内
部の空気抜きをすることは当然である。 又、パツク56内に、2〜20%程度の濃度のグリセリン水
溶液、又はグリセリン塩水溶液を注入するようにしても
よい。 このようにすると、該溶液が大型魚19の魚体内にも入込
み、且つ、気泡の発生を抑制するので、パツク56に入れ
られた状態での大型魚19の冷凍も、迅速に行うことがで
きる。 更に、前記グリセリン溶液は、魚体の組織の保護の機能
を有するために、大型魚19の鮮度をより長期間確実に維
持することができる。 又、小魚、小型の野菜、スライス肉等の冷凍は、第9図
に示されるように密封パツク58に入れた状態で冷凍す
る。 この場合、密封パツク58の縁部58Aに予め、前記キヤツ
チヤー51におけるリング51B貫通用の孔58Bを形成してお
き、この孔58Bにリング50Bを係止させて不凍液12中に浸
液させる。 なお、この小魚等の密封パツク58内にも、前述と同様
に、グリセリン水溶液あるいはグリセリン塩水溶液を注
入するとよい。
【発明の効果】
本発明は上記のように構成したので、不凍液中に冷凍す
べき物体を投入する際に、該不凍液が周囲に飛散するの
を防止できるという優れた効果を有する。 又、不凍液中での冷凍物体の相互の衝突接触を防止し
て、整列して冷凍作業を行うことができるという優れた
効果を有する。 更に又、冷凍の際に利用する係止具によつて、冷凍物体
の運搬を、これに直接接触することなく容易にすること
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷凍装置の実施例を示す略示断面
図、第2図は同平面図、第3図は同実施例におけるエン
ドレスチエーンと係止具及びフロートとの関係を示す拡
大正面図、第4図は同実施例における係止具の、魚体へ
の係合状態を示す平面図、第5図は同係止具の分解斜視
図、第6図はフロートの変形例を示す斜視図、第7図は
同変形例フロートを大型魚の尾部に取付けた状態の要部
を示す断面図、第8図は冷凍すべき物体をパツクに入れ
た状態を示す正面図、第9図は冷凍すべき小型物体を密
封パツクに入れた状態を示す平面図である。 10……冷凍装置、 12……不凍液、 14……不凍液層、 14A……入口、 16……冷却装置、 18……物体、 19……大型魚、 19A……頭骸、 19B……眼窩、 19C……尾部、 20……無端移送装置、 22……ガイド、 24……エンドレスチエーン、 34……入側搬送装置、 46……係止具、 48……貫通軸、 50……係合部、 50……キヤツチヤー、 54……フロート、 54A……識別マーク表示部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不凍液が貯留された不凍液槽と、前記不凍
    液を冷却する冷却装置と、前記不凍液槽内外を循環する
    と共に冷凍されるべき物体を移送する無端移送装置と、
    前記物体が、前記無端移送装置の循環に従つて不凍液槽
    内に入るとき、該物体を案内するガイドと、を有してな
    り、前記無端移送装置の前記ガイドに沿う部分及びガイ
    ドは、不凍液の液面に対して傾斜されてなる冷凍装置。
  2. 【請求項2】不凍液が貯留された不凍液槽と、前記不凍
    液を冷却する冷却装置と、前記不凍液槽内外を循環する
    と共に冷凍されるべき物体を移送する無端移送装置と、
    前記物体が、前記無端移送装置の循環に従つて不凍液槽
    内に入るとき、該物体を案内するガイドと、前記物体の
    一方の端部に取付けられ、且つ、前記無端移送装置に係
    脱自在とされた係止具と、前記物体の他方の端部に取付
    けられ、該物体が前記不凍液中で、前記他方の端部側が
    上向となるように浮力を与えるフロートと、を有してな
    る冷凍装置。
  3. 【請求項3】前記フロートは、前記物体を識別するため
    の識別マーク表示部を備えた特許請求の範囲第2項記載
    の冷凍装置。
  4. 【請求項4】不凍液が貯留された不凍液槽と、前記不凍
    液を冷却する冷却装置と、前記不凍液槽の入側に配置さ
    れ、冷凍されるべき長尺物体をその長手方向が搬送ライ
    ンと略直交するように載置し、且つ、この状態で前記長
    尺物体を、前記不凍液槽の入口まで移送する入側搬送装
    置と、前記不凍液中及び少なくとも前記入側搬送装置に
    沿う搬送ラインを循環すると共に、冷凍されるべき長尺
    物体を移送可能な無端移送装置と、前記入側搬送装置に
    載置される前記長尺物体の一端を前記無端装置に着脱自
    在に取付ける係止具と、を有してなる冷凍装置。
  5. 【請求項5】前記長尺物体の他端に取付けられ、該長尺
    物体が前記不凍液中で、該他端側が上向きとなるように
    浮力を与えるフロートを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】前記長尺物体が大型魚の場合、前記係止具
    は、該大型魚の頭骸をその左右の眼窩位置で貫通する貫
    通軸と、この貫通軸の、前記頭骸からの左右の突出端部
    に係合され、且つ、前記無端移送装置に係脱自在の係合
    部からなる特許請求の範囲第4項又は第5項記載の冷凍
    装置。
JP61264643A 1986-11-06 1986-11-06 冷凍装置 Expired - Fee Related JPH07117331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61264643A JPH07117331B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61264643A JPH07117331B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63118576A JPS63118576A (ja) 1988-05-23
JPH07117331B2 true JPH07117331B2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=17406202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61264643A Expired - Fee Related JPH07117331B2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07117331B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0445739A (ja) * 1990-06-13 1992-02-14 Nissin Kogyo Kk 流動式まぐろ類の凍結法並びにその装置
JP4700044B2 (ja) * 2006-11-09 2011-06-15 株式会社小樽フィッシャーマンズキッチン 食品冷凍装置
JP4987611B2 (ja) * 2007-07-31 2012-07-25 株式会社前川製作所 食鳥屠体の冷却方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63118576A (ja) 1988-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1189382A (en) Method for preparing poultry for fresh-pack handling
Grujić et al. Definition of the optimum freezing rate—1. Investigation of structure and ultrastructure of beef M. longissimus dorsi frozen at different freezing rates
ES2381164T3 (es) Dispositivo para descongelar productos alimenticios
Garthwaite Chilling and freezing of fish
CA2295234C (en) Process for preparing ice substitutes
US4840035A (en) Method of freezing tissue
US4840034A (en) Method of freezing vital body fluids
US5761913A (en) Ribbon-freezing method and apparatus
TWI242410B (en) Freezing processing method for large-sized fish and processing system for the same
AU2001262531A1 (en) Methods and apparatus for freezing tissue
EP1286586A1 (en) Methods and apparatus for freezing tissue
JPH07117331B2 (ja) 冷凍装置
JPH06510195A (ja) ラウンド・フィッシュを処理する方法、この方法を実施するための型、装置およびプラント
EP0194313A1 (en) Method of and apparatus for freezing food
US20250000108A1 (en) Method for quickly killing object to be quickly killed, quick-kill device and quick-kill system
CN207322408U (zh) 深海蟹虾暂养系统
US4087265A (en) Apparatus and method for chilling seafood products
US20020106443A1 (en) Method of freezing salted meat products
JP2008295435A (ja) 骨が除去された獣肉の高品質凍結方法、その凍結装置及び高品質凍結肉
JPS62138134A (ja) 大型魚体の塩化カルシウム・ブライン直接浸漬凍結方法並びにその装置
CN108740706A (zh) 一种减少嘌呤的深海鱼产品的加工方法及系统
JP2575321B2 (ja) 食品冷凍法およびその冷凍装置
JP4713086B2 (ja) マグロの冷却装置
JPS6240274A (ja) 生鮮食料品の凍結法
JPH08308545A (ja) 食品凍結用治具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees