JPH07117583B2 - 水平直線形受波器アレイ - Google Patents
水平直線形受波器アレイInfo
- Publication number
- JPH07117583B2 JPH07117583B2 JP5324644A JP32464493A JPH07117583B2 JP H07117583 B2 JPH07117583 B2 JP H07117583B2 JP 5324644 A JP5324644 A JP 5324644A JP 32464493 A JP32464493 A JP 32464493A JP H07117583 B2 JPH07117583 B2 JP H07117583B2
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- Japan
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- wave
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- receivers
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海中において使用され
る水平直線形受波器アレイに関するものである。
る水平直線形受波器アレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の水平直線形受波器アレイ
として、例えば特公平1−25031号公報に開示され
たものがある。図6はその側面図を示しており、図にお
いて1は海面、2はこの海面に浮かべたブイ、3は吊下
ケーブル、4は終端回路であって、この終端回路4は吊
下ケーブル3を介してブイ2から吊下されている。
として、例えば特公平1−25031号公報に開示され
たものがある。図6はその側面図を示しており、図にお
いて1は海面、2はこの海面に浮かべたブイ、3は吊下
ケーブル、4は終端回路であって、この終端回路4は吊
下ケーブル3を介してブイ2から吊下されている。
【0003】5は一端を前記終端回路4に接続したアレ
イケーブル、6〜14は受波器アレイを構成する受波器
で、これらの受波器6〜14はアレイケーブル5に所定
の間隔で設けられ、その中央に位置する受波器10には
図示しないコンパスが設けられており、そして前記アレ
イケーブル5の他端には、ドローグ15が設けられてい
る。
イケーブル、6〜14は受波器アレイを構成する受波器
で、これらの受波器6〜14はアレイケーブル5に所定
の間隔で設けられ、その中央に位置する受波器10には
図示しないコンパスが設けられており、そして前記アレ
イケーブル5の他端には、ドローグ15が設けられてい
る。
【0004】この構成において、前記受波器6〜14か
ら成る受波器アレイは、海流を利用して水平でかつ直線
状に展長させるもので、このときドローグ15は海流に
対する抵抗体として働き、受波器アレイの展長を助ける
役目をする。展長した受波器6〜14は海中の測定目標
から到来した音波を受信し、その受信信号はアレイケー
ブル5を介して終端回路4に集められ、終端回路4にて
多重化される。
ら成る受波器アレイは、海流を利用して水平でかつ直線
状に展長させるもので、このときドローグ15は海流に
対する抵抗体として働き、受波器アレイの展長を助ける
役目をする。展長した受波器6〜14は海中の測定目標
から到来した音波を受信し、その受信信号はアレイケー
ブル5を介して終端回路4に集められ、終端回路4にて
多重化される。
【0005】この多重化信号は、吊下ケーブル3を介し
てブイ2に送られ、ブイ2に設けられている図示しない
無線装置により図示しない観測局に電波として送られ
る。尚、受波器10に設けられたコンパスは、受波器ア
レイの展長方向の磁気方位を測定するために用いられ、
そのコンパス信号は受波器6〜14の受信信号と同様に
アレイケーブル5,終端回路4,吊下ケーブル3を介し
てブイ2内の無線装置に送られ、観測局に送信される。
てブイ2に送られ、ブイ2に設けられている図示しない
無線装置により図示しない観測局に電波として送られ
る。尚、受波器10に設けられたコンパスは、受波器ア
レイの展長方向の磁気方位を測定するために用いられ、
そのコンパス信号は受波器6〜14の受信信号と同様に
アレイケーブル5,終端回路4,吊下ケーブル3を介し
てブイ2内の無線装置に送られ、観測局に送信される。
【0006】観測局では、前記無線装置によりブイ2か
ら送られてきた多重化信号を信号処理装置により分離復
調し、受波器6〜14の受信信号を所定の音響的構造つ
まり予め定められた各受波器の直線位置に従って整相処
理を行い、最もS/N比がよいビーム出力で聴音する。
また、前記コンパスの信号は受波器アレイの展長方向の
磁気方位を表すので、最もS/N比がよくなる位相出力
の角度を絶対的方位角に変換するために用いられ、これ
により得られる整相出力の円錐形指向性パターンによっ
て測定目標の概略の絶対的方位を測定することができ
る。
ら送られてきた多重化信号を信号処理装置により分離復
調し、受波器6〜14の受信信号を所定の音響的構造つ
まり予め定められた各受波器の直線位置に従って整相処
理を行い、最もS/N比がよいビーム出力で聴音する。
また、前記コンパスの信号は受波器アレイの展長方向の
磁気方位を表すので、最もS/N比がよくなる位相出力
の角度を絶対的方位角に変換するために用いられ、これ
により得られる整相出力の円錐形指向性パターンによっ
て測定目標の概略の絶対的方位を測定することができ
る。
【0007】ところで、このような水平直線形受波器ア
レイは、全長が数百メートルに及ぶ長さとなるので、海
中施設当初はブイ2及び終端回路4の近傍に止め、所定
の深度に到達した時点で海流を利用し、水平でかつ直線
状に展長させるが、展長後の水平直線性を保つために受
波器6〜14及びドローグ15の比重は、海水の比重に
近い値に設定されている。
レイは、全長が数百メートルに及ぶ長さとなるので、海
中施設当初はブイ2及び終端回路4の近傍に止め、所定
の深度に到達した時点で海流を利用し、水平でかつ直線
状に展長させるが、展長後の水平直線性を保つために受
波器6〜14及びドローグ15の比重は、海水の比重に
近い値に設定されている。
【0008】また、アレイケーブル5は、受波器6〜1
4の受信信号、及びコンパスのコンパス信号と終端回路
4とを電気的に接続するだけでなく、受波器6〜14の
音響的位置決めも行っている。すなわち、受波器6と受
波器7の間のアレイケーブル5は、水平でかつ直線状に
展長した状態で受波器6と受波器7との間隔を所定の直
線的間隔に定め、同様に受波器13と受波器14までア
レイケーブル5はそれぞれの受波器間隔を定めるものと
なっている。
4の受信信号、及びコンパスのコンパス信号と終端回路
4とを電気的に接続するだけでなく、受波器6〜14の
音響的位置決めも行っている。すなわち、受波器6と受
波器7の間のアレイケーブル5は、水平でかつ直線状に
展長した状態で受波器6と受波器7との間隔を所定の直
線的間隔に定め、同様に受波器13と受波器14までア
レイケーブル5はそれぞれの受波器間隔を定めるものと
なっている。
【0009】図7は前記のように吊下される水平直線形
受波器アレイの海流による展長を説明する図で、図中、
横軸は流速を表し、縦軸は深度を表している。深度零メ
ートルにおける流速は海面流速と呼ばれており、深度毎
の海流速度の流速分布示は実線で示した通りである。海
流の速度は、一般的に海面に近い浅い深度では速く、深
度が深くなるに従って遅くなり、海面下数百メートルの
深度では海面に比べてかなり遅くなる。
受波器アレイの海流による展長を説明する図で、図中、
横軸は流速を表し、縦軸は深度を表している。深度零メ
ートルにおける流速は海面流速と呼ばれており、深度毎
の海流速度の流速分布示は実線で示した通りである。海
流の速度は、一般的に海面に近い浅い深度では速く、深
度が深くなるに従って遅くなり、海面下数百メートルの
深度では海面に比べてかなり遅くなる。
【0010】このような海域に前記水平直線形受波器ア
レイを吊下する場合、受波器アレイは図中の示した漂流
速度で流されることになり、このとき受波器アレイの各
部は、その深度毎に図7の破線で示した相対的流速を受
けて図6に示した展長姿勢となる。つまり、水平直線形
受波器アレイは約数百メートルのアレイ深度における相
対的流速を受けて展長することになる。
レイを吊下する場合、受波器アレイは図中の示した漂流
速度で流されることになり、このとき受波器アレイの各
部は、その深度毎に図7の破線で示した相対的流速を受
けて図6に示した展長姿勢となる。つまり、水平直線形
受波器アレイは約数百メートルのアレイ深度における相
対的流速を受けて展長することになる。
【0011】一般的に海面流速は1メートル/秒程度で
あることが知られており、従って、海面下数百メートル
のアレイ吊下深度における相対的流速は0.3メートル
/秒程度となる。この場合、例えばアレイケーブル5の
全長が200メートルあるとすると、相対的流速に従っ
て受波器アレイが直線状に展長するためには、 200メートル÷0.3メートル/秒=667秒≒11
分 の時間がかかることになり、数百メートルの受波器アレ
イを展長させることになれば、10数分から20分以上
の時間が必要となる。
あることが知られており、従って、海面下数百メートル
のアレイ吊下深度における相対的流速は0.3メートル
/秒程度となる。この場合、例えばアレイケーブル5の
全長が200メートルあるとすると、相対的流速に従っ
て受波器アレイが直線状に展長するためには、 200メートル÷0.3メートル/秒=667秒≒11
分 の時間がかかることになり、数百メートルの受波器アレ
イを展長させることになれば、10数分から20分以上
の時間が必要となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したようにこ
の種の水平直線形受波器アレイは、展長に長時間を要す
ることになるが、しかしながら充分でかつ一定の流速が
得られない海域では、時間をかけて受波器アレイを展長
させても、海中での受波器アレイの姿勢が水平でかつ直
線状にならず、受波器アレイの各受波器を所期の直線的
位置に保てないことがある。
の種の水平直線形受波器アレイは、展長に長時間を要す
ることになるが、しかしながら充分でかつ一定の流速が
得られない海域では、時間をかけて受波器アレイを展長
させても、海中での受波器アレイの姿勢が水平でかつ直
線状にならず、受波器アレイの各受波器を所期の直線的
位置に保てないことがある。
【0013】そのため、このような状態で測定目標から
の到来音波を受信して観測局で位相処理を行うと、所望
の指向性パターンが得られず、その結果S/N比を向上
させることができなくなり、かつ測定目標の方位の測定
が困難になるという問題があった。本発明は、このよう
な問題を解決するためになされたもので、受波器アレイ
の各受波器を所期の直線的位置に保てない場合でも、S
/N比を向上させることができ、かつ測定目標の方位を
確実に測定することができる水平直線形受波器アレイを
実現することを目的とするものである。
の到来音波を受信して観測局で位相処理を行うと、所望
の指向性パターンが得られず、その結果S/N比を向上
させることができなくなり、かつ測定目標の方位の測定
が困難になるという問題があった。本発明は、このよう
な問題を解決するためになされたもので、受波器アレイ
の各受波器を所期の直線的位置に保てない場合でも、S
/N比を向上させることができ、かつ測定目標の方位を
確実に測定することができる水平直線形受波器アレイを
実現することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の発明は、海面に浮かべたブイから吊下ケーブ
ルを介して終端回路を吊下し、この終端回路に一端を接
続したアレイケーブルに設けられた複数の受波器から成
る受波器アレイを海流を利用して展長させる水平直線形
受波器アレイにおいて、前記終端回路の位置に前記各受
波器で受信させて水平方向における受波器間隔を検出す
るためのインパルス音を発射するインパルス音源を配置
したことを特徴とする。
め、第1の発明は、海面に浮かべたブイから吊下ケーブ
ルを介して終端回路を吊下し、この終端回路に一端を接
続したアレイケーブルに設けられた複数の受波器から成
る受波器アレイを海流を利用して展長させる水平直線形
受波器アレイにおいて、前記終端回路の位置に前記各受
波器で受信させて水平方向における受波器間隔を検出す
るためのインパルス音を発射するインパルス音源を配置
したことを特徴とする。
【0015】また、第2の発明は、海面に浮かべたブイ
から吊下ケーブルを介して終端回路を吊下し、この終端
回路に一端を接続したアレイケーブルに設けられた複数
の受波器から成る受波器アレイを海流を利用して展長さ
せる水平直線形受波器アレイにおいて、前記終端回路の
位置に前記各受波器で受信させて水平方向における各受
波器の間隔を検出するためのインパルス音を発射する第
1のインパルス音源を配置し、かつ前記各受波器で受信
させて、各受波器が所期の水平位置から鉛直方向に偏位
している量を検出するためのインパルス音を発射する第
2のインパルス音源を前記第1のインパルス音源から吊
下したことを特徴とする。
から吊下ケーブルを介して終端回路を吊下し、この終端
回路に一端を接続したアレイケーブルに設けられた複数
の受波器から成る受波器アレイを海流を利用して展長さ
せる水平直線形受波器アレイにおいて、前記終端回路の
位置に前記各受波器で受信させて水平方向における各受
波器の間隔を検出するためのインパルス音を発射する第
1のインパルス音源を配置し、かつ前記各受波器で受信
させて、各受波器が所期の水平位置から鉛直方向に偏位
している量を検出するためのインパルス音を発射する第
2のインパルス音源を前記第1のインパルス音源から吊
下したことを特徴とする。
【0016】
【作用】このような構成を有する第1の発明は、海面に
浮かべたブイから吊下ケーブルを介して終端回路と共に
受波器アレイを吊下した後、インパルス音源からインパ
ルス音を発射すると、このインパルス音が各受波器で時
間差を持って受信されるので、観測局側でこの時間差か
ら各受波器の間隔を検出して、それに基づいて整相処理
を行えば、受波器アレイの各受波器を所期の直線的位置
に保てない場合でも、S/N比を向上させることがで
き、かつ測定目標の方位を確実に測定することができ
る。
浮かべたブイから吊下ケーブルを介して終端回路と共に
受波器アレイを吊下した後、インパルス音源からインパ
ルス音を発射すると、このインパルス音が各受波器で時
間差を持って受信されるので、観測局側でこの時間差か
ら各受波器の間隔を検出して、それに基づいて整相処理
を行えば、受波器アレイの各受波器を所期の直線的位置
に保てない場合でも、S/N比を向上させることがで
き、かつ測定目標の方位を確実に測定することができ
る。
【0017】また、第2の発明は、海面に浮かべたブイ
から吊下ケーブルを介して終端回路と共に受波器アレイ
を吊下した後、第2のインパルス音源からインパルス音
を発射すると、各受波器が水平に展長した場合に比べて
鉛直方向に偏位した位置で展長している場合は、インパ
ルス音が第1のインパルス音源と第2のインパルス音源
との間隔に依存した異なる時間差を持って受信されるの
で、観測局側でこの時間差から各受波器が鉛直方向に偏
位した位置で展長していることを検出でき、これにより
各受波器が水平に展長するまで待って第1の発明のよう
に第1のインパルス音源を利用して整相処理を行う等の
処置を講じられるので、S/N比を向上させることがで
き、かつ目標の方位を測定することができる。
から吊下ケーブルを介して終端回路と共に受波器アレイ
を吊下した後、第2のインパルス音源からインパルス音
を発射すると、各受波器が水平に展長した場合に比べて
鉛直方向に偏位した位置で展長している場合は、インパ
ルス音が第1のインパルス音源と第2のインパルス音源
との間隔に依存した異なる時間差を持って受信されるの
で、観測局側でこの時間差から各受波器が鉛直方向に偏
位した位置で展長していることを検出でき、これにより
各受波器が水平に展長するまで待って第1の発明のよう
に第1のインパルス音源を利用して整相処理を行う等の
処置を講じられるので、S/N比を向上させることがで
き、かつ目標の方位を測定することができる。
【0018】
【実施例】以下に図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明による水平直線形受波器アレイの第1の実施
例を示す側面図で、ここでは受波器アレイの各受波器が
所期の直線的位置に充分展長されず、アレイケーブルが
水平方向に弛んだ状態を示している。
1は本発明による水平直線形受波器アレイの第1の実施
例を示す側面図で、ここでは受波器アレイの各受波器が
所期の直線的位置に充分展長されず、アレイケーブルが
水平方向に弛んだ状態を示している。
【0019】図において1は海面、2はブイ、3は吊下
ケーブル、4は終端回路、5はアレイケーブル、6〜1
4は受波器アレイを構成する受波器、15はドローグ
で、これらは従来のものと同じ構成要素であり、また中
央に位置する受波器10には図示しないコンパスが設け
られていることも従来と同様である。16は終端回路4
から吊下されたインパルス音源で、終端回路4に電気的
に接続されている。
ケーブル、4は終端回路、5はアレイケーブル、6〜1
4は受波器アレイを構成する受波器、15はドローグ
で、これらは従来のものと同じ構成要素であり、また中
央に位置する受波器10には図示しないコンパスが設け
られていることも従来と同様である。16は終端回路4
から吊下されたインパルス音源で、終端回路4に電気的
に接続されている。
【0020】図2はこのインパルス音源16の内部構成
を示す側断面図で、図において29はインパルス音源1
6の筐体、30はこの筐体29の内部の空気室、31は
コイルバネ、32はこのコイルバネ31の一端に取り付
けられたロッドであり、前記コイルバネ31の他端は筐
体29内部に固定されている。33は前記ロッド32の
所定位置に固定された衝撃体、34は前記ロッド32の
自由端をロックするストッパで、このストッパは図示し
ない駆動機構により動作するものとなっている。
を示す側断面図で、図において29はインパルス音源1
6の筐体、30はこの筐体29の内部の空気室、31は
コイルバネ、32はこのコイルバネ31の一端に取り付
けられたロッドであり、前記コイルバネ31の他端は筐
体29内部に固定されている。33は前記ロッド32の
所定位置に固定された衝撃体、34は前記ロッド32の
自由端をロックするストッパで、このストッパは図示し
ない駆動機構により動作するものとなっている。
【0021】このインパルス音源16からのインパルス
音は次のように発生する。すなわち、観測局からの指令
信号あるいはタイマー等によって前記駆動機構が起動す
るとストッパ34がロッド32の自由端から外れて、ロ
ッド32がコイルバネ31の力により点線で示したよう
に回転し、これによりロッド32に取り付けた衝撃体3
3が筐体29の内壁面に衝突してインパルス音を海中に
発射する。
音は次のように発生する。すなわち、観測局からの指令
信号あるいはタイマー等によって前記駆動機構が起動す
るとストッパ34がロッド32の自由端から外れて、ロ
ッド32がコイルバネ31の力により点線で示したよう
に回転し、これによりロッド32に取り付けた衝撃体3
3が筐体29の内壁面に衝突してインパルス音を海中に
発射する。
【0022】尚、終端回路4と受波器6との間隔は、終
端回路4とインパルス音源16の間隔に比べて充分大き
くして、インパルス音がアレイケーブル5に沿って伝播
するように設定し、また、所定の大きさのインパルス音
を発生させるために少なくとも筐体29及び衝撃体33
は金属製とすることが望ましい。次に上述した構成の作
用について説明する。
端回路4とインパルス音源16の間隔に比べて充分大き
くして、インパルス音がアレイケーブル5に沿って伝播
するように設定し、また、所定の大きさのインパルス音
を発生させるために少なくとも筐体29及び衝撃体33
は金属製とすることが望ましい。次に上述した構成の作
用について説明する。
【0023】まず、海面1に浮かべたブイ2から吊下ケ
ーブル3を介して終端回路4を吊下し、この終端回路4
に接続したアレイケーブル5に所定の間隔で設けられた
受波器6〜14から成る受波器アレイを海流により展長
させる。このときドローグ15は海流に対する抵抗体と
して働き、受波器アレイの展長を助ける役目をすること
は既に述べた通りである。
ーブル3を介して終端回路4を吊下し、この終端回路4
に接続したアレイケーブル5に所定の間隔で設けられた
受波器6〜14から成る受波器アレイを海流により展長
させる。このときドローグ15は海流に対する抵抗体と
して働き、受波器アレイの展長を助ける役目をすること
は既に述べた通りである。
【0024】しかしながら、充分でかつ一定の流速が得
られない海域では、時間をかけて受波器アレイを展長さ
せても、海中での受波器アレイの姿勢が水平でかつ直線
状にならず、受波器アレイの各受波器を所期の直線的位
置に保てないことがある。そこで、本実施例では、終端
回路4と共に受波器アレイを吊下した後、一定時間経過
してから、図示しない観測局からの指令信号あるいはタ
イマー等によって前記のようにインパルス音源16から
海中にインパルス音を発射し、このインパルス音を各受
波器6〜14で受信する。
られない海域では、時間をかけて受波器アレイを展長さ
せても、海中での受波器アレイの姿勢が水平でかつ直線
状にならず、受波器アレイの各受波器を所期の直線的位
置に保てないことがある。そこで、本実施例では、終端
回路4と共に受波器アレイを吊下した後、一定時間経過
してから、図示しない観測局からの指令信号あるいはタ
イマー等によって前記のようにインパルス音源16から
海中にインパルス音を発射し、このインパルス音を各受
波器6〜14で受信する。
【0025】図3は前記各受波器6〜14におけるイン
パルス音の受信波形を示す説明図である。この図に見ら
れるように受波器6に対して受波器7は時間T1 だけ遅
れてインパルス音源16からのインパルス音を受信し、
受波器7に対して受波器8は時間T2 だけ遅れて前記イ
ンパルス音を受信し、以下同様に受波器13まで順次受
信時間が遅れ、受波器14は受波器13に対しては時間
T8 だけ遅れてインパルス音を受信する。
パルス音の受信波形を示す説明図である。この図に見ら
れるように受波器6に対して受波器7は時間T1 だけ遅
れてインパルス音源16からのインパルス音を受信し、
受波器7に対して受波器8は時間T2 だけ遅れて前記イ
ンパルス音を受信し、以下同様に受波器13まで順次受
信時間が遅れ、受波器14は受波器13に対しては時間
T8 だけ遅れてインパルス音を受信する。
【0026】これらの遅れ時間T1 〜T8 は、 受波器間隔÷音速(海中では約1500メートル/秒) に相当しているので、各受波器の間隔を表すことにな
る。但し、受波器アレイが充分に展長していない場合、
各受波器の間隔は、充分に展長した場合の間隔よりも短
く、従って図3のインパルス音の受信の遅れ時間T1 〜
T8 も受波器アレイが充分に展長した場合よりも小さな
値となる。
る。但し、受波器アレイが充分に展長していない場合、
各受波器の間隔は、充分に展長した場合の間隔よりも短
く、従って図3のインパルス音の受信の遅れ時間T1 〜
T8 も受波器アレイが充分に展長した場合よりも小さな
値となる。
【0027】このようにして各受波器6〜14により受
信されたインパルス音は、受信パルス信号としてアレイ
ケーブル5,終端回路4,吊下ケーブル3を介してブイ
2内の無線装置に送られ、観測局に送信される。従っ
て、観測局の信号処理装置でこの受信パルス信号の間隔
から受波器間隔を検出し、それに基づいてその後受波器
6〜14により受信される測定目標からの受信信号を整
相することにより、受波器アレイの各受波器6〜14が
所期の直線的位置まで展長していない場合でも、受波器
アレイの音響的構造に従った指向性パターンが得られ、
S/N比を向上させ、かつ目標の方位を測定することが
可能となる。
信されたインパルス音は、受信パルス信号としてアレイ
ケーブル5,終端回路4,吊下ケーブル3を介してブイ
2内の無線装置に送られ、観測局に送信される。従っ
て、観測局の信号処理装置でこの受信パルス信号の間隔
から受波器間隔を検出し、それに基づいてその後受波器
6〜14により受信される測定目標からの受信信号を整
相することにより、受波器アレイの各受波器6〜14が
所期の直線的位置まで展長していない場合でも、受波器
アレイの音響的構造に従った指向性パターンが得られ、
S/N比を向上させ、かつ目標の方位を測定することが
可能となる。
【0028】この場合の観測局の信号処理装置を図4を
用いて説明する。図4は観測局に設けられる信号処理装
置のブロック図で、図において18は整相器、19〜2
7はインパルス検出器、28はパルス間隔計算器であ
る。この構成は、前記ブイ2の無線装置により送られて
きた各受波器6〜14の受信信号を整相器18に供給し
て整相出力を得る点では従来と同様であるが、本発明で
は前記のようにインパルス音源16を設けているため、
信号処理装置にインパルス検出器19〜27とパルス間
隔計算器28を設けた構成としており、これにより受波
器6〜14の受信信号のうちのインパルス音をインパル
ス検出器19〜27で検出して、パルス間隔計算器28
により各受波器6〜14の受波器間隔の短縮率を算出
し、この算出した短縮率のデータを整相器18に送り、
このデータに基づいて整相器18で整相処理を行う。
用いて説明する。図4は観測局に設けられる信号処理装
置のブロック図で、図において18は整相器、19〜2
7はインパルス検出器、28はパルス間隔計算器であ
る。この構成は、前記ブイ2の無線装置により送られて
きた各受波器6〜14の受信信号を整相器18に供給し
て整相出力を得る点では従来と同様であるが、本発明で
は前記のようにインパルス音源16を設けているため、
信号処理装置にインパルス検出器19〜27とパルス間
隔計算器28を設けた構成としており、これにより受波
器6〜14の受信信号のうちのインパルス音をインパル
ス検出器19〜27で検出して、パルス間隔計算器28
により各受波器6〜14の受波器間隔の短縮率を算出
し、この算出した短縮率のデータを整相器18に送り、
このデータに基づいて整相器18で整相処理を行う。
【0029】更に詳しく説明すると、インパルス検出器
19〜27は図3で説明した各受波器6〜14の受信パ
ルス信号の前縁を検出して、その検出信号をパルス間隔
計算器28に送る。パルス間隔計算器28はインパルス
検出器19〜27から送られてきた各検出信号間の遅れ
時間T1 〜T8 を測定して、海中で所期の間隔に展長し
ていない各受波器6〜14の直線的間隔を測定し、アレ
イケーブル5の長さにより定まる所期の直線的受波器間
隔に対する短縮率を計算して整相器18に供給する。
19〜27は図3で説明した各受波器6〜14の受信パ
ルス信号の前縁を検出して、その検出信号をパルス間隔
計算器28に送る。パルス間隔計算器28はインパルス
検出器19〜27から送られてきた各検出信号間の遅れ
時間T1 〜T8 を測定して、海中で所期の間隔に展長し
ていない各受波器6〜14の直線的間隔を測定し、アレ
イケーブル5の長さにより定まる所期の直線的受波器間
隔に対する短縮率を計算して整相器18に供給する。
【0030】この短縮率は所期の間隔に展長していない
各受波器6〜14の平均的でかつ直線的な間隔の短縮さ
れる割合を表すもので、通常約50%から100%の間
の値となる。整相器18は前記パルス間隔計算器28か
ら受け取った短縮率に従ってディレーライン等の整相パ
ラメーターを変化,校正して整相処理を行い整相出力B
1 〜BM を得る。
各受波器6〜14の平均的でかつ直線的な間隔の短縮さ
れる割合を表すもので、通常約50%から100%の間
の値となる。整相器18は前記パルス間隔計算器28か
ら受け取った短縮率に従ってディレーライン等の整相パ
ラメーターを変化,校正して整相処理を行い整相出力B
1 〜BM を得る。
【0031】ここで、受波器アレイの各受波器6〜14
が海中で所期の間隔に展長していない場合のアレイ軸に
沿った直線的な受波器間隔は平均的に短縮率分だけ短く
なるので、対象とする音響周波数帯域において整相出力
B1 〜BM の指向性パターンのビーム幅は広くなるが、
測定上問題にはならない。従って、これによれば前記の
ように受波器アレイの各受波器6〜14が所期の直線的
位置まで展長していない場合でも、受波器アレイの音響
的構造に従った指向性パターンが得られ、S/N比を向
上させ、かつ目標の方位を測定することが可能となる。
が海中で所期の間隔に展長していない場合のアレイ軸に
沿った直線的な受波器間隔は平均的に短縮率分だけ短く
なるので、対象とする音響周波数帯域において整相出力
B1 〜BM の指向性パターンのビーム幅は広くなるが、
測定上問題にはならない。従って、これによれば前記の
ように受波器アレイの各受波器6〜14が所期の直線的
位置まで展長していない場合でも、受波器アレイの音響
的構造に従った指向性パターンが得られ、S/N比を向
上させ、かつ目標の方位を測定することが可能となる。
【0032】図5は本発明による水平直線形受波器アレ
イの第2の実施例を示す側面図で、前記インパルス音源
16を第1のインパルス音源とし、この第1のインパル
ス音源16の下方に同様の構造の第2のインパルス音源
17を間隔dだけ離して鉛直に垂下されるように配置し
て、終端回路4と電気的に接続した構成としたものであ
る。
イの第2の実施例を示す側面図で、前記インパルス音源
16を第1のインパルス音源とし、この第1のインパル
ス音源16の下方に同様の構造の第2のインパルス音源
17を間隔dだけ離して鉛直に垂下されるように配置し
て、終端回路4と電気的に接続した構成としたものであ
る。
【0033】この実施例は、受波器アレイの各受波器6
〜14が所期の直線的位置に充分展長されず、破線及び
黒丸で示したように各受波器6〜14が水平に展長した
状態に対して、アレイケーブル5が鉛直方向に偏った状
態のとき有効なものであり、図5は例として下方に弛ん
だ状態を表している。すなわち、海面1に浮かべたブイ
2から吊下ケーブル3を介して終端回路4と共に受波器
アレイを吊下した後、一定時間経過してから、図示しな
い観測局からの指令信号あるいはタイマー等によって第
2のインパルス音源17から海中にインパルス音を発射
し、このインパルス音を各受波器6〜14で受信する。
〜14が所期の直線的位置に充分展長されず、破線及び
黒丸で示したように各受波器6〜14が水平に展長した
状態に対して、アレイケーブル5が鉛直方向に偏った状
態のとき有効なものであり、図5は例として下方に弛ん
だ状態を表している。すなわち、海面1に浮かべたブイ
2から吊下ケーブル3を介して終端回路4と共に受波器
アレイを吊下した後、一定時間経過してから、図示しな
い観測局からの指令信号あるいはタイマー等によって第
2のインパルス音源17から海中にインパルス音を発射
し、このインパルス音を各受波器6〜14で受信する。
【0034】この場合、例えば受波器7及び8が、7a
及び8aで示した水平の位置にあれば、その受信パルス
信号にd1 の距離差に相当する時間の遅れが生じるが、
アレイケーブル5が図5に示すように下方に弛んで受波
器7及び8が水平位置7a及び8aより下がっている場
合は、d2 の距離差に相当する時間の遅れとなる。つま
り、アレイケーブル5が図5の例のごとく下方に弛んで
受波器アレイが下がった位置にある場合、および逆に図
示していないが上方にふくらんだ位置にある場合、第2
のインパルス音源17による各受波器6〜14間の受信
パルス信号の時間の遅れは、受波器アレイが水平の状態
にあるときに対して、鉛直間隔dに依存した異なる値と
なる。
及び8aで示した水平の位置にあれば、その受信パルス
信号にd1 の距離差に相当する時間の遅れが生じるが、
アレイケーブル5が図5に示すように下方に弛んで受波
器7及び8が水平位置7a及び8aより下がっている場
合は、d2 の距離差に相当する時間の遅れとなる。つま
り、アレイケーブル5が図5の例のごとく下方に弛んで
受波器アレイが下がった位置にある場合、および逆に図
示していないが上方にふくらんだ位置にある場合、第2
のインパルス音源17による各受波器6〜14間の受信
パルス信号の時間の遅れは、受波器アレイが水平の状態
にあるときに対して、鉛直間隔dに依存した異なる値と
なる。
【0035】一方、図4で説明した観測局側の信号処理
装置に設けられた整相器18は、受波器アレイが水平で
かつ直線状にあると想定して、第1のインパルス音源1
6による各受波器6〜14の受信パルス信号から得られ
る短縮率に基づいて整相処理を行うため、図5に示した
ようにアレイケーブル5が下方に弛んで受波器アレイが
下がった位置にある場合は、整相処理の中止あるいは別
の方法での処理が必要となる。
装置に設けられた整相器18は、受波器アレイが水平で
かつ直線状にあると想定して、第1のインパルス音源1
6による各受波器6〜14の受信パルス信号から得られ
る短縮率に基づいて整相処理を行うため、図5に示した
ようにアレイケーブル5が下方に弛んで受波器アレイが
下がった位置にある場合は、整相処理の中止あるいは別
の方法での処理が必要となる。
【0036】従って、前記のように第1のインパルス音
源16から鉛直に第2のインパルス音源17を吊下し、
この第2のインパルス音源17のインパルス音を各受波
器6〜14で受信して、その受信パルス信号を図4に示
したインパルス検出器19〜27によりパルス間隔計算
器28に入力して各受波器間隔を計算すれば、アレイケ
ーブル5が下方に弛んだり、上方にふくらんだりするこ
とに起因する各受波器6〜14が水平位置より偏位した
量を検出できるので、例えば受波器アレイが水平に展長
するまで待ち、その後第1のインパルス音源16からイ
ンパルス音を発射して、前記の整相処理を行うことでS
/N比を向上させ、かつ目標の方位を測定することが可
能となる。
源16から鉛直に第2のインパルス音源17を吊下し、
この第2のインパルス音源17のインパルス音を各受波
器6〜14で受信して、その受信パルス信号を図4に示
したインパルス検出器19〜27によりパルス間隔計算
器28に入力して各受波器間隔を計算すれば、アレイケ
ーブル5が下方に弛んだり、上方にふくらんだりするこ
とに起因する各受波器6〜14が水平位置より偏位した
量を検出できるので、例えば受波器アレイが水平に展長
するまで待ち、その後第1のインパルス音源16からイ
ンパルス音を発射して、前記の整相処理を行うことでS
/N比を向上させ、かつ目標の方位を測定することが可
能となる。
【0037】尚、上述した各実施例では、9個の受波器
6〜14から成る受波器アレイについて説明したが、こ
れに限られるものではなく、受波器はこれより多い数の
配列とするのが一般的である。また、上述した各実施例
のインパルス音源16,17は図2に示したように筐体
29内にコイルバネ31,ロッド32、衝撃体33、ス
トッパ34等を1組配置した構成としたものであるが、
これらを複数組設けることで複数回インパルス音を発射
する構成とすることも可能である。
6〜14から成る受波器アレイについて説明したが、こ
れに限られるものではなく、受波器はこれより多い数の
配列とするのが一般的である。また、上述した各実施例
のインパルス音源16,17は図2に示したように筐体
29内にコイルバネ31,ロッド32、衝撃体33、ス
トッパ34等を1組配置した構成としたものであるが、
これらを複数組設けることで複数回インパルス音を発射
する構成とすることも可能である。
【0038】更に、上述した各実施例では、インパルス
音源16を終端回路4と独立した形で設けたが、終端回
路4の筐体内にコイルバネ31,ロッド32、衝撃体3
3、ストッパ34等配置して構成することも可能であ
り、更にまたインパルス音源16,17はコイルバネ3
1,ロッド32、衝撃体33、ストッパ34等による機
械的なものでなく圧電式トランスジューサを用いても差
し支えない。
音源16を終端回路4と独立した形で設けたが、終端回
路4の筐体内にコイルバネ31,ロッド32、衝撃体3
3、ストッパ34等配置して構成することも可能であ
り、更にまたインパルス音源16,17はコイルバネ3
1,ロッド32、衝撃体33、ストッパ34等による機
械的なものでなく圧電式トランスジューサを用いても差
し支えない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の発明
は、終端回路の位置に各受波器で受信させて水平方向に
おける受波器間隔を検出するためのインパルス音を発射
するインパルス音源を配置した構成として、海面に浮か
べたブイから吊下ケーブルを介して終端回路と共に受波
器アレイを吊下した後、インパルス音源からインパルス
音を発射すると、このインパルス音が各受波器で時間差
を持って受信されるため、観測局側でこの時間差から各
受波器の間隔を検出して、それに基づいて整相処理を行
えば、受波器アレイの各受波器を所期の直線的位置に保
てない場合でも、S/N比を向上させ、かつ目標の方位
を測定することができるという効果が得られる。
は、終端回路の位置に各受波器で受信させて水平方向に
おける受波器間隔を検出するためのインパルス音を発射
するインパルス音源を配置した構成として、海面に浮か
べたブイから吊下ケーブルを介して終端回路と共に受波
器アレイを吊下した後、インパルス音源からインパルス
音を発射すると、このインパルス音が各受波器で時間差
を持って受信されるため、観測局側でこの時間差から各
受波器の間隔を検出して、それに基づいて整相処理を行
えば、受波器アレイの各受波器を所期の直線的位置に保
てない場合でも、S/N比を向上させ、かつ目標の方位
を測定することができるという効果が得られる。
【0040】また、第2の発明は、終端回路の位置に各
受波器で受信させて水平方向における各受波器の間隔を
検出するためのインパルス音を発射する第1のインパル
ス音源を配置し、かつ前記各受波器で受信させて、各受
波器が所期の水平位置から鉛直方向に偏位している量を
検出するためのインパルス音を発射する第2のインパル
ス音源を前記第1のインパルス音源から吊下した構成と
して、海面に浮かべたブイから吊下ケーブルを介して終
端回路と共に受波器アレイを吊下した後、第2のインパ
ルス音源からインパルス音を発射すると、各受波器が水
平に展長した場合に比べて鉛直方向に偏った位置で展長
している場合は、インパルス音が第1のインパルス音源
と第2のインパルス音源との間隔に依存した異なる時間
差を持って受信されるようにしているため、観測局側で
この時間差から各受波器が鉛直方向に偏った位置で展長
していることを検出でき、これによって各受波器が水平
に展長するまで待って第1の発明のように第1のインパ
ルス音源を利用して整相処理を行う等の処置を講じられ
るので、S/N比を向上させることができ、かつ目標の
方位を測定することができるという効果が得られる。
受波器で受信させて水平方向における各受波器の間隔を
検出するためのインパルス音を発射する第1のインパル
ス音源を配置し、かつ前記各受波器で受信させて、各受
波器が所期の水平位置から鉛直方向に偏位している量を
検出するためのインパルス音を発射する第2のインパル
ス音源を前記第1のインパルス音源から吊下した構成と
して、海面に浮かべたブイから吊下ケーブルを介して終
端回路と共に受波器アレイを吊下した後、第2のインパ
ルス音源からインパルス音を発射すると、各受波器が水
平に展長した場合に比べて鉛直方向に偏った位置で展長
している場合は、インパルス音が第1のインパルス音源
と第2のインパルス音源との間隔に依存した異なる時間
差を持って受信されるようにしているため、観測局側で
この時間差から各受波器が鉛直方向に偏った位置で展長
していることを検出でき、これによって各受波器が水平
に展長するまで待って第1の発明のように第1のインパ
ルス音源を利用して整相処理を行う等の処置を講じられ
るので、S/N比を向上させることができ、かつ目標の
方位を測定することができるという効果が得られる。
【図1】本発明による水平直線形受波器アレイの第1の
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図2】図1の実施例に用いられているインパルス音源
の内部構成を示す側断面図である。
の内部構成を示す側断面図である。
【図3】図1の実施例における各受波器によるインパル
ス音の受信波形を示す説明図である。
ス音の受信波形を示す説明図である。
【図4】観測局に設けられる信号処理装置のブロック図
である。
である。
【図5】本発明による水平直線形受波器アレイの第2の
実施例を示す側面図である。
実施例を示す側面図である。
【図6】従来の水平直線形受波器アレイを示す側面図で
ある。
ある。
【図7】水平直線形受波器アレイの海流による展長を説
明する図である。
明する図である。
1 海面 2 ブイ 3 吊下ケーブル 4 終端回路 5 アレイケーブル 6〜14 受波器 15 ドローグ 16 インパルス音源(第1のインパルス音源) 17 インパルス音源(第2のインパルス音源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 1/44 330 H L 9382−5J G01S 7/52 U (72)発明者 大久保 克 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−108171(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 海面に浮かべたブイから吊下ケーブルを
介して終端回路を吊下し、この終端回路に一端を接続し
たアレイケーブルに設けられた複数の受波器から成る受
波器アレイを海流を利用して展長させる水平直線形受波
器アレイにおいて、 前記終端回路の位置に前記各受波器で受信させて水平方
向における受波器間隔を検出するためのインパルス音を
発射するインパルス音源を配置したことを特徴とする水
平直線形受波器アレイ。 - 【請求項2】 海面に浮かべたブイから吊下ケーブルを
介して終端回路を吊下し、この終端回路に一端を接続し
たアレイケーブルに設けられた複数の受波器から成る受
波器アレイを海流を利用して展長させる水平直線形受波
器アレイにおいて、 前記終端回路の位置に前記各受波器で受信させて水平方
向における各受波器の間隔を検出するためのインパルス
音を発射する第1のインパルス音源を配置し、 かつ前記各受波器で受信させて、各受波器が所期の水平
位置から鉛直方向に偏位している量を検出するためのイ
ンパルス音を発射する第2のインパルス音源を前記第1
のインパルス音源から吊下したことを特徴とする水平直
線形受波器アレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324644A JPH07117583B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 水平直線形受波器アレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324644A JPH07117583B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 水平直線形受波器アレイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07181248A JPH07181248A (ja) | 1995-07-21 |
| JPH07117583B2 true JPH07117583B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=18168132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5324644A Expired - Lifetime JPH07117583B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 水平直線形受波器アレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117583B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101146561B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2012-05-25 | 국방과학연구소 | 수중 음향센서 및 이를 구비하는 선배열 음향센서 시스템 |
| CN106772672A (zh) * | 2015-11-24 | 2017-05-31 | 北京至感传感器技术研究院有限公司 | 一种水下物体的检测方法及装置 |
| CN106873042A (zh) * | 2015-12-14 | 2017-06-20 | 北京卫星环境工程研究所 | 基于磁芯线圈的水面/水下目标的探测系统 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324644A patent/JPH07117583B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07181248A (ja) | 1995-07-21 |
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