JPH0711807B2 - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPH0711807B2
JPH0711807B2 JP421786A JP421786A JPH0711807B2 JP H0711807 B2 JPH0711807 B2 JP H0711807B2 JP 421786 A JP421786 A JP 421786A JP 421786 A JP421786 A JP 421786A JP H0711807 B2 JPH0711807 B2 JP H0711807B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は,顧客または係員へ操作の手順その他の事項
を案内する表示装置を備え,金融業などに設置される自
動現金支払機,自動預金機,自動預金支配機などによっ
て代表される取引端末機を含む取引処理装置に関する。
この種の取引端末機においては,操作者とくに顧客が預
金,引出しその他の取引を確実に遂行することを容易に
するために,操作の手順を,その操作を行なうべき直前
に表示して操作を誘導,案内することは必須となってい
る。この操作案内表示装置として,陰極線管表示装置
(以下CRTという)やプラズマ・デイスプレイなどの電
子的視覚表示装置が用いられるようになってきた。CRT
などを用いた操作案内表示方式では,一般に多種類の表
示画面のための表示データがあらかじめメモリに記憶さ
れており,表示すべきステップごとに該当する表示画面
データが読出され,そのデータにもとづいてCRTへの表
示が行なわれる。
CRTに表示する表示画面を変更したり,所要のメッセー
ジ等を追加して表示することが容易にできるようにする
ために,コントロール・センタから所定の追加画面を重
ねて表示できるようにした方式が案出されている(特公
昭60−3667号公報)。
しかしながら,この方式はコントロール・センタからす
べての取引端末機に一律に追加画面を指示するものであ
るので,銀行等の支店ごとにその支店特有のキャンペー
ンやサービスに関する情報をCRTに表示することはでき
ない。したがって,きめ細かな顧客サービス,情報伝達
といった面において難点があった。
発明の概要 この発明は,上記の問題点を解決し,コントロール・セ
ンタだけではなく各支店等においても取引端末機のCRT
の画面の変更または追加を可能にして,顧客へのサービ
ス,情報伝達の一層の向上を図ることを目的とする。
この発明は,一連の取引処理においてあらかじめ定めら
れた表示ステップで案内画面を表示する電子的視覚表示
装置を備えた取引端末機と,取引端末機と接続され,取
引端末機の表示装置に表示される案内画面に追加すべき
画像データを取引端末機に伝送するコントロール・セン
タとから構成される取引処理装置において,取引端末機
が設置された店舗等に設けられかつその取引端末機と接
続され,取引端末機の表示装置に表示される案内画面に
追加すべき画像データを作成してその表示ステップに関
連させて取引端末機に伝送する画像入力装置を設け,取
引端末機のメモリには,各表示ステップで表示される案
内画面の基本となる基本画面と,コントロール・センタ
によって指示された第1の追加画面と,画像入力装置に
よって指示された第2の追加画面とに関する画像データ
およびこれらの画面相互の関連性を示すデータを記憶す
るエリアが設けられており,取引端末機は,各表示ステ
ップで基本画面を表示するときに上記の関連性を示すデ
ータによって関連づけられた第1,第2の追加画面の少な
くともいずれか一方を上記基本画面に追加して表示装置
に表示するように制御されることを特徴とする。
好ましくは,コントロール・センタまたは画像入力装置
の少なくともいずれか一方が,追加画面に関するデータ
とともに追加画面の優先表示指定コードを取引端末機に
伝送する機能をもっており,取引端末機は各表示ステッ
プに対応して指定された優先表示指定コードをそのメモ
リに記憶し,各表示ステップにおける表示装置への表示
処理において優先表示指定コードにしたがって第1,第2
の追加画面の少なくともいずれか一方を基本画面に追加
して表示するようにすることが好ましい。
この発明によると,以上の構成によってコントロール・
センタのみならず各支店等の取引端末機が設置されてい
る場所ごとに,CRT等の表示装置の表示画面の変更または
情報の追加ができるので,きめ細かな顧客サービス等が
可能となる。また,第1および第2の追加画面のいずれ
を優先させるべきかの表示方法を別途指定することがで
きるようにすることにより,表示内容に融通性をもたせ
ることが可能となる。
実施例の説明 第1図は,自動預金支払機(ATM)の外観を示してい
る。預金支払機10の前方に突出したほぼ水平な操作面に
は,顧客の操作手順その他の事項を表示して案内する電
子的視覚表示装置(以下CRTという)2,CRT2の画面の両
側に配置されたファンクション・キー3,テンキー4,なら
びに入金および振込の取引において紙幣を投入する投入
口5Aおよび返却口5Bがそれぞれ設けられ,ほぼ垂直な操
作面には,通帳の挿入および返却口,カードの挿入およ
び返却口7,出金の取引において出金紙幣を放出する放出
口8,ならびに取扱中および取扱い取引種別の表示器9が
それぞれ設けられている。電子的視覚表示装置2として
はCRT以外にもたとえばプラズマ・デイスプレイその他
のものを使用することができる。ファンクション・キー
3は,取引処理の各段階に応じて,取引種類の選択,金
額の万,千,円等の単位,確認,取消などの入力のため
に用いられる。ファンクション・キー3の機能はその都
度,CRT2の画面上であって各ファンクション・キー3に
隣接する個所に表示される。出金紙幣放出口8は,各取
引において顧客の控となるレシートの発行口に兼用され
ている。
第2図は,取引処理システム全体の電気的構成の概要を
示している。原則的には各店舗ごとに1台ずつのターミ
ナル・コントローラ25が設けられ,その店舗に配置され
た自動預金支払機10,30,自動現金支払機(CD)31,ウィ
ンドウ・マシン(WM)32等の取引端末機がこのコントロ
ーラ25に接続されている。このコントローラ25にはま
た,表示処理のための制御端末機40,たとえば,いわゆ
るパーソナル・コンピュータといわれるものが接続され
ている。ターミナル・コントロール25はモデム26,53を
介してコントロール・センタ50と通信回線または電話回
線によって接続されている。
取引端末機の一例として,自動預金支払機10の電気的制
御回路の構成が示されている。預金支払機10は,中央処
理装置(以下CPUという),好ましくはマイクロプロセ
ッサ11によって制御されており,このCPU11は,取引処
理を実行するプログラム,取引金額その他の取引データ
および後述する案内表示に関するデータを記憶するメモ
リ12を備えている。預金支払機11には,ファンクション
・キー3,テンキー4および表示器9などを制御する接客
操作制御装置14,CRT2への表示を制御する表示制御装置1
5,磁気カードに記録されている各種データ,たとえば銀
行番号,口座番号,暗証番号などを読取り,かつ必要な
らばカードに書込むカード・リーダ16,レシートおよび
ジャーナルに取引データを印字する伝票発行機17,通帳
に取引データを印字するとともに,通帳に設けられた磁
気ストライプに書込まれているデータを読取るまたは書
込む通帳印字機18,投入口5Aに投入された預金または振
込のための紙幣の真偽判別と計数を行なうビル・チェッ
カ19,出金の取引において放出すべき紙幣を計数して放
出する紙幣放出機20,ならびに時計13が設けられ,バス
によってCPU11に接続されている。CPU11はまた,ターミ
ナル・コントローラ25と接続するための伝送制御装置21
を備えている。
取引端末機40もまたCPU41を備えており,このCPU41に
は,必要なプログラムおよびデータを記憶するためのメ
モリ42,プリンタ43,キーボードを含む入力装置44,CRTお
よびその制御装置を含む表示装置45ならびにターミナル
・コントローラ25と交信するための伝送制御装置46がバ
ス接続されている。この端末機40は,後述するところか
ら明らかになるように,端末追加表示画面に関するデー
タを作成して所定の取引端末機にこれを表示させるため
に必要な処理を行なう機能をもっている。
コントロール・センタ50には,ホストCPU51,そのメモリ
52,必要な入出力装置,ならびにターミナル・コントロ
ーラ25との交信を制御する伝送制御装置およびモデム53
などが設けられている。センサ50のメモリ52には,口座
をもつ顧客ごとに,その口座番号,氏名,住所,残高そ
の他の事項を記憶した顧客別情報ファイル(以下CIFと
いう)がある。センタ50と預金支払機10等の端末機との
間でターミナル・コントローラ25を介して行なわれた交
信の結果,各取引ごとに,CIFにおける該当する顧客の残
高が取引種別および取引額に応じて更新される。またセ
ンタ50は,後に示すようにセンタ追加表示画面に関する
データおよび表示ステップに関するデータを作成する機
能を持っている。
第3図(第3a図〜第3c図)は,預金支払機10における取
引処理および表示処理の手順の概要を示している。ステ
ップ100〜116は開局時の処理,ステップ121〜125は制御
端末機40との交信処理であるから後述する。まず,表示
処理サブルーチン(ステップ131)によって,CRT2の画面
上に取引の種類を入力せよという案内表示と,ファンク
ション・キー3の機能とが表示される(ステップ13
2)。ファンクション・キー3は,預金,引出し,振
込,記帳,残高照会などの取引を指定するために用いら
れる。ステップ132においてCRT2に表示される画面の例
が,第8図に画面番号Pa1として示されている。この画
面は,「いらっしゃいませ,ご用件のキーを1つお押し
下さい」,「押さずにカードをお入れになりますとお引
出になります」という文章,ファンクション・キー3の
機能を示す「お引出」[ご預金]「残高照会」「通帳記
入」「振替」「振込」という文字,およびファンクショ
ン・キーを押すべきよう指示するための図形から構成さ
れている。
顧客が,ファンクション・キー3によつていずれかの取
引を選択すると(ステップ133),その取引のための処
理に進む。各取引処理において,顧客が何らかの操作を
行なうべき直前に,または顧客に何らかの情報を伝達す
る場合には,CRT2にはそれらの案内が表示されるが,こ
れらのCRT2への表示のために,ステップ131と同様な表
示処理サブルーチンが行なわれる(たとえば,ステップ
135,138,141,144,147,150,153)。この表示処理サブル
ーチンについては後述する。
取引の一例としてカードを用いた現金支払い取引につい
て,特に第3c図を参照して説明する。顧客がファンクシ
ョン・キー3によって引出しを指定すると(ステップ13
4),CRT2の表示はカードを挿入せよという案内に変わる
(ステップ135,136)。そこで顧客がカードを挿入口7
に挿入すると,カードに記録されているデータが読取ら
れる(ステップ137)。続いてCRT2には,暗証番号を入
力せよという案内が表示されるので(ステップ138,13
9),顧客はテンキー4によって暗証番号をキー入力す
る。カードの挿入によってカード・リーダ16で読取られ
た暗証番号と,キー入力された暗証番号とが照合され
(ステップ140),一致すれば,CRT2には支払額入力案内
画面が表示される(ステップ141,142)。この画面の例
が第9図に画面番号(Pa4)として示されている。この
画面は,「ご希望の金額を押して下さい」という文章
と,テンキーを押している図形と,ファンクション・キ
ー3の機能を示す「万」「千」「円」という文字とから
構成されている。キー入力された支払額は画面の右下に
表示される。この案内表示にしたがって顧客がテンキー
4により支払額をキー入力するとそのデータが読取ら
れ,メモリ12内に記憶される(ステップ143)。ステッ
プ140において暗証番号が一致しない場合には,CRT2に暗
証番号の再入力案内が表示されるか,またはカードが返
却される。
以上で支払の取引に必要なデータが整ったので,CRT2に
しばらく待てという待機指示が表示され(ステップ144,
145),センサとの交信および伝票印字処理に進む(ス
テップ146)。待機指示表示の例が第10図および第11図
に画面番号(Pa5)として示されている。この画面は,
しばらく待てという旨の文章と女子職員の図形とからな
る。センタ交信処理においては,カードから読取られた
暗証番号,口座番号などの顧客個有のデータ,およびキ
ー入力された支払額などを含む取引データが編集された
電文がセンタに伝送される。センタでは,伝送されてき
たデータにもとづいてCIFが検索され,該当する口座の
有無,その口座の残高と支払額の大小などが検査され
る。該当する口座があり,かつ残高が支払額よりも大き
ければ,支払可の電文がセンタから預金支払機10に伝送
される。
支払可の場合には,CRT2にカードを抜取れという案内が
表示され(ステップ147,148),カードが挿入口7に返
却される(ステップ149)。顧客がカードを抜取ると,CR
T2の画面は支払現金およびレシートを受取れという案内
に変わり(ステップ150,151),支払額相当の現金およ
び取引データが印字されたレシートが放出口8に放出さ
れる(ステップ152)。顧客が現金およびレシートを受
取ると,CRT2に,たとえば「ありがとうございました」
という取引が終了した旨の案内が表示され(ステップ15
3,154),取引が終る。この後,ステップ131に戻って次
の顧客のためにCRT2に取引指定案内が表示される。セン
タからの電文中に支払が不可である旨のデータが含まれ
ていた場合には,CRT2に支払が不可である旨,必要なら
ばその理由,およびカードを受取れという案内が表示さ
れ,カードが返却される。
顧客に対する案内(指示も含む)の表示は,顧客に何ら
かの操作を行なわせる直前,または顧客に何らかの情報
を伝達するさいに行なわれる。このような案内表示を行
なうべきステップは,取引処理プログラム中においてあ
らかじめ定められており,各表示ステップごとにそれを
表わすステップ番号が割付けられている。この表示ステ
ップ番号をSi(iはi〜jの整数)とする。上述の支払
取引における表示ステップ番号が第3図では便宜的にS1
〜S8で表わされている。
これらの各表示ステップでCRT2に表示される画面の標準
的なものはあらかじめ定まつている。その例が,上述の
第8図の画面Pa1,第9図のPa4,第10図および第11図
のPa5である。支払の取引以外の取引で表示される画面
ももちろんあらかじめ作成されている。このような標準
的な画面を内蔵表示画面と呼び,各画面ごとにその識別
番号が付けられている。この識別番号を内蔵表示画面番
号Pai(iは1〜kの整数)とする。上述の支払取引に
おいて各表示ステップで表示される内蔵表示画面番号
が,便宜的に第3図にPa1〜Pa8で示されている。ある
表示ステップSiにおける表示画面番号Pahがi=hであ
る必要は全くない。また,表示ステップ番号に対して1
つの内蔵表示画面番号が固定的に定まっている訳でもな
い。後述するところから明らかになるように,各表示ス
テップで表示される画面は適宜変更可能である。
第9図〜第11図に画面番号Pb3,Pb5,Pb9で示されている
画面は,センタ50によって内蔵表示画面に追加される画
面であって,これをセンタ追加表示画面という。これら
の画面はそれぞれ,対応する内蔵表示画面の鎖線Qで囲
まれた場所に表示される。画面Pb3は,「お支払限度額
は30万円までです」という文章からなる。同様に画面P
b5およびPb9は,「ただいま高利息の新型定期をお取扱
いしております ご用命は窓口までお申込みください」
および「ただいま高利息の新型定期をお取扱いしており
ます」という文章から構成されている。センタ追加表示
画面には,文字や文章のみならず図形も含ませることが
できる。このようなセンタ追加表示画面のデータはコン
トロール・センタ50で作成され,預金支払機10の開局時
に,その番号Pbi(iは,説明の便宜上1〜(2l−1)
の奇数)およびそれが追加されるべき内蔵表示画面の番
号Paiとともに伝送されてくる。
第8図および第11図に画面番号Pc1,Pc7で示されている
画面は,制御端末機40によって内蔵表示画面に追加され
る画面であって,これを端末追加表示画面という。これ
らの画面はそれぞれ,対応する内蔵表示画面の鎖線Rで
囲まれた場所に表示される。画面Pc1は,「ただいま2
階会場で支店開設20周年記念の催しをおこなっておりま
すぜひお立寄りください」という文章からなる。画面P
c7は,上述のセンタ追加表示画面Pb9「ただいま高利息
の新型定期をお取扱いしております」という文章を受け
て,その新型定期の「ご用命は3番窓口までお申込みく
ださい」と受付場所を案内する文章からなる。このよう
に,端末追加表示画面は,その端末機の置かれている店
舗に特有のサービス,情報等を表示し,これを顧客に知
らせるために利用される。このような端末追加表示画面
のデータは制御端末機40で作成され,上述の取引処理実
行以外のときに取引端末機10等に送られる。もちろん,
端末追加表示画面にも図形を含ませることが可能なのは
いうまでもない。端末追加表示画面の他の例としては
「確定申告の案内,相談はX番窓口で」という文章や,
銀行の支店ごとのキャンペーンの案内や,その市町村の
行事(運動会など),選挙の案内などがあろう。
第6図は,センタから預金支払機に伝送される表示デー
タ電文のフォーマットを示している。このデータには,
表示ステップに関するデータとセンタ追加表示画面に関
するデータとがある。表示ステップに関するデータのフ
ォーマットにおいては,先頭に表示ステップに関するデ
ータであることを示すコード(表示ステップ・データ・
コード)が配置され,続いて,表示ステップ番号の順序
でそれらのステップで表示される表示画面番号が配列さ
れている。このフォーマットにおける表示画面番号とし
ては,内蔵表示画面番号およびセンタ追加表示画面番号
が許される。後述するところから分るように,内蔵表示
画面番号がある場合には,そのステップで表示されるべ
きセンタ追加表示画面は無くその番号によって指定され
る内蔵表示画面が表示されることを意味し,センタ追加
表示画面番号がある場合には,そのステップではその番
号によって指定されるセンタ追加表示画面およびそれに
対応する内蔵表示画面が表示されることを意味する。も
ちろん,これらの画面に追加して端末追加表示画面が表
示される場合もあるが,これは制御端末機40によって追
加されるものであるから,表示センタ電文とは関係が無
い。
センタ追加表示画面に関するデータのフォーマットにお
いては,センタ追加表示画面に関するデータであること
を示すコード(センタ追加表示画面データ・コード)が
先頭に配置され,続いて,センタ追加表示画面番号Pbi
(i=1〜(2l−1)),そのセンタ追加画面が追加さ
れるべき内蔵表示画面の番号Pai(i=1〜k)(第6
図ではi=a,b,…iで示されている),表示方法指定コ
ード(第6図の「センタ優先」)およびセンタ追加表示
画面表示データからなるセンタ追加表示図面に関するデ
ータが,セパレータによって分離されて順次配列されて
いる。
第7図は,メモリ12の内容を示している。メモリ12内に
は,取引処理のメイン・プログラム,表示処理サブ・プ
ログラムを記憶するエリアの他に,内蔵表示画面に関す
るデータ・エリアM1,センタ追加表示画面に関するデー
タ・エリアM2,端末追加表示画面に関するデータ・エリ
アM3,表示ステップに関するデータ・エリアM4,その日の
日付(年月日)および曜日を記憶するエリア,表示方法
指定コードのうちの後述する交互切換が指定されている
ときの現在の切換状態(センタ/端末)を記憶するエリ
ア,表示ステップ番号を記憶するエリア,最終表示デー
タ・エリアならびに各種の取引データを記憶するエリア
がある。
内蔵表示画面に関するデータ・エリアM1には,各内蔵表
示画面番号Pai(i=1〜k)に対応して表示データ・
アドレスと,内蔵表示画面表示データとが別個にそれぞ
れ記憶されている。表示データ・アドレスは,アドレス
Aを先頭アドレスとして,内蔵表示画面番号順に連続ア
ドレスで記憶されている。たとえば番号Paiの表示デー
タ・アドレスが記憶されている場所のアドレスは,表示
データ・アドレスが1単位アドレス(たとえば1バイ
ト)で表現される場合は,A+i−1によって求められ
る。これらの表示データ・アドレスは,対応する画面番
号Paiの画面の表示データが記憶されている場所のアド
レスを示すものである。表示データ・アドレスは固定バ
イト長で表わされ得るが,内蔵表示画面表示データはそ
の画面に応じた長さになり,可変バイト長である。各画
面表示データに対して,その記憶場所を示す表示データ
・アドレスを,アドレスAを先頭として画面番号順に配
列しておくことにより,表示データの長さが可変であっ
ても,そのデータの読出しプログラムが簡単になる。表
示データ・アドレスを表現するのに,例えば2単位アド
レス(2バイト)が必要であるとすると,番号Paiの表
示データ・アドレスが記憶されている場所のアドレス
は,A+(2i−1)によって求められる。
画面表示データの内容については後述するが,エリアM1
に記憶されている内蔵表示画面表示データ中には,文字
や図形が全く表現されていないブランクの画面を表わす
ものもある。このようなブランク画面に追加画面が追加
されて表示されると,CRT2の画面には追加画面のみが現
われる。
センタ追加表示画面に関するデータ・エリアM2および表
示ステップに関するデータ・エリアM4には,原則的に
は,前述の第6図に示されたフォーマットによりセンタ
から送信されたデータがそれぞれ記憶される。しかしな
がら,後述する制御端末機40による端末追加表示画面の
作成と追加処理によってこれらのエリアM2,M4の内容は
変更されることがある。説明を簡単にするために,セン
タから送信されたデータがこれらのエリアM2,M4に記憶
されている状態,すなわち制御端末機40によって変更さ
れる前の状態について述べておく。
センタ追加表示画面に関するデータ・エリアM2には,各
センタ追加表示画面番号Pbiに対応して,その追加画面
が追加されるべき内蔵表示画面の番号(表示画面番号)
と表示データ・アドレスとの対,およびセンタ追加表示
画面表示データがそれぞれ別個に記憶されている。内蔵
表示画面番号と表示データ・アドレスとの対は,アドレ
スBを先頭アドレスとして,センタ追加表示画面番号順
に連続アドレスで記憶されている。したがって,内蔵表
示画面番号および表示データ・アドレスが合計2単位ア
ドレス(たとえば2バイト)で表現される場合には,番
号PbiについてのそれらのアドレスはB+i−1(i=
1〜(2l−1))によって求められる。表示データ・ア
ドレスは,その番号Pbiの画面のセンタ追加表示画面表
示データが記憶されている場所のアドレスを指す。
表示ステップに関するデータ・エリアM4には,アドレス
Dを先頭アドレスとして,各表示ステップで表示される
画面の番号(表示画面番号)と表示方法指定コードと
が,表示ステップの番号S1〜Sjの順序で配列されて記憶
されている。表示方法指定コードには,端末優先,セン
タ優先,交互切換および指定なしがある。端末優先は,
たとえセンタ追加表示画面があったとしても,端末追加
表示画面を優先してこの端末追加表示画面を内蔵表示画
面に追加して表示する表示方法を指定するコードであ
る。これに対して,センタ優先コードは,センタ追加表
示画面を端末追加表示画面に優先して表示すべきことを
指示するものであり,したがって,端末追加表示画面が
たとえあったとしても無視される。交互切換は,端末優
先とセンタ優先とを交互に切換えるべきことを指定する
ものであり,この実施例では時計13が示す日付が変更さ
れるごとにこの切換えが行なわれる。指定なしは,上述
の優先を指定しないことを意味し,センタ追加表示画面
があればこれが対応する内蔵表示画面とともに,端末追
加表示画面があればこれが対応する内蔵表示画面ととも
に,センタ追加表示画面と端末追加表示画面の両方があ
ればこれらが内蔵表示画面とともに,それぞれ表示され
る。
次に,端末追加表示画面に関するデータ・エリアM3につ
いて説明する。センタ追加表示画面に関するデータ・エ
リアM2の上述の説明においては,センタ追加表示画面と
内蔵表示画面とが考慮され,端末追加表示画面は考慮さ
れていなかった。その結果,エリアM2の表示画面番号
は,そのセンタ追加表示画面が追加されるべき内蔵表示
画面の番号を意味するものとされていた。同じようにエ
リアM4の表示画面番号も,センタ追加表示画面がある場
合には,そのセンタ追加表示画面の番号となっていた。
したがって,エリアM3の説明においても,簡略化のため
に,まず,端末追加表示画面と内蔵表示画面とのみを考
慮し,センタ追加表示画面を考慮しない場合を念頭にお
く。
この場合には,端末追加表示画面に関するデータ・エリ
アM3には,各端末追加表示画面番号Pci(i=1〜(2m
−1)の奇数)に対応して,その追加画面が追加される
べき内蔵表示画面の番号(表示画面番号)と表示データ
・アドレスとの対,および端末追加表示画面表示データ
がそれぞれ別個に記憶される。内蔵表示画面番号と表示
データ・アドレスとの対は,アドレスCを先頭アドレス
として,端末追加表示画面番号順に連続アドレスで記憶
される。表示データ・アドレスは,その番号Pciの画面
の端末追加表示画面表示データが記憶されている場所の
アドレスを指す。
このような端末追加表示画面が表示ステップSiでそのス
テップの内蔵表示画面に追加して表示される場合には,
エリアM4の表示ステップSiの表示画面番号としては追加
されるべき端末追加表示画面の番号が記憶されることに
なる。このようにして,エリアM4において表示ステップ
Siからそこで追加表示されるべき端末追加表示画面番号
が読出され,この番号を用いてアクセスされるエリアM3
の記憶場所からその端末追加表示画面が追加されるべき
内蔵表示画面の番号が読出される。表示ステップと,そ
の表示ステップで表示されるべき内蔵表示画面の番号
と,その内蔵表示画面に追加して表示されるべき端末追
加表示画面の番号とが,エリアM3とM4の表示画面番号デ
ータによって相互にリンクされることになる。
ある表示ステップにおいて,内蔵表示画面に追加して表
示されるべきセンタ追加表示画面と端末追加表示画面と
がある場合には(たとえば第11図の例),その表示ステ
ップのステップ番号とこれら3つの画面の画面番号と
は,エリアM2,M3およびM4の表示画面番号によって相互
にリンクされる。たとえば,エリアM4において表示ステ
ップSiの表示画面番号としてその表示ステップで追加さ
れるべき端末追加表示画面の番号が記憶され,その端末
追加表示画面番号とアドレスCとを用いてアドレスされ
るエリアM3の記憶場所の表示画面番号としてその表示ス
テップSiで追加表示されるべきセンタ追加表示画面の番
号が記憶され,そのセンタ追加表示画面番号とアドレス
Bとを用いてアドレスされるエリアM2の記憶場所の表示
画面番号としてその表示ステップSiで表示されるべき内
蔵表示画面の番号が記憶される。もちろん,これら3種
類の画面の表示データは,それらの番号を用いてアクセ
スされる記憶場所に記憶された表示データ・アドレスを
用いて各エリアM1〜M3から読出すことが可能である。
エリアM4内のある表示ステップに対応する記憶場所にセ
ンタ追加表示画面番号を,このセンタ追加表示画面番号
を用いてアクセスされるエリアM2内の記憶場所に端末追
加表示画面番号をそれぞれ記憶させるようにしてもよ
い。この場合には,この端末追加表示画面番号を用いて
アクセスされるエリアM3内の記憶場所には対応する内蔵
表示画面の番号が記憶されるであろう。
表示ステップ番号エリアには,取引処理メイン・プログ
ラムから読出された表示ステップ番号(Si)が記憶され
る。そして,この番号(Si)を用いて表示処理サブ・プ
ログラムによって,後述するように,エリアM4の表示画
面番号が読出される。最終表示データ・エリアは,CRT2
に表示するために表示データを組立てるのに用いられ
る。
CRT2に表示される画面には,上述のように,文字,数
字,記号などのキャラクタそれ自体,キャラクタの組合
せからなる文章,および図形が含まれている。キャラク
タの表示データは,そのキャラクタを表示すべきCRT2の
画面上の位置およびそのキャラクタを表わすコードから
なる。キャラクタの組合せからなる文章の表示データ
は,その文章の先頭のキャラクタの位置およびその文章
を構成するキャラクタのコードからなる。図形について
も同じように,種々の図形を,多数の図形構成単位(こ
れを画素という)の組合せで構成し,図形の表示データ
を,図形の位置および図形を構成する画素のコードで表
わす。表示画面がキャラクタ,文章および図形の組合せ
からなる場合には,その画面の表示データは,上述した
表示データの組合せからなる。
表示制御装置15の詳細な構成の図示は省略するが,この
装置15は,キャラクタや画素を構成する輝点の集合を発
生するキャラクタ・ゼネレータ,キャラクタ・ゼネレー
タから読出されたデータを直列の信号に変換して映像信
号をつくり出す並列/直列変換回路,映像信号の水平お
よび垂直走査を制御する映像制御回路,およびキャラク
タ・ゼネレータからの読出しや映像制御回路の走査の同
期をとるCRT制御回路などから構成されている。そし
て,メモリ12の最終表示データ・エリアに組立てられた
表示データにもとづいてキャラクタ・ゼネレータからの
データの読出しが制御される。
第3図において,預金支払機10が開局されたときに,次
の処理が行なわれる。預金支払機10からセンタに開局メ
ッセージが伝送されると,センタから第6図に示す表示
データが預金支払機10に伝送される(ステップ100)。
表示データ電文が受信されると,表示ステップに関する
データを表示ステップS1から順にチェックしていく。ま
ず第1の表示ステップS1に対応する表示画面番号が内蔵
表示画面を示すものかどうかが検査される(ステップ10
1)。
表示画面番号が内蔵表示画面を示すものである場合には
(ステップ101でYES),その表示ステップ(最初は表示
ステップS1)ではセンタ追加表示画面が無いことを意味
する。しかしながら,既にその表示ステップには制御端
末機40によって端末追加表示画面が設定されているかも
知れないので,エリアM4内の対応表示ステップ番号の記
憶場所に記憶されている表示画面番号を読出して,これ
が内蔵表示画面に関する番号であるかまたは端末追加表
示画面に関する番号であるかをみる(ステップ102)。
内蔵表示画面に関する番号である場合には,端末追加表
示画面とのリンクは無いと判断してよいので,センタ電
文によって指示された表示画面番号をエリアM4内の対応
表示ステップ番号でアドレスされる記憶場所にストアし
(ステップ104),ステップ101に戻り,表示ステップに
関する電文データ中の次の表示ステップ番号(2回目は
S2)に対応する表示画面番号を読出して,これが内蔵表
示画面に関するものかどうかをチェックする。
ステップ102の検索の結果,端末追加表示画面に関する
番号がみつかった場合には,その端末追加表示画面はこ
の内蔵表示画面とリンクしているのであるから(ステッ
プ103でYES),このリンクしている端末追加表示画面の
番号によってアクセスされるエリアM3の記憶場所の表示
画面番号として,このセンタから指定された内蔵表示画
面の番号を書き込む(ステップ105)。もちろん,一般
的には同じ内蔵表示画面番号が再び書き込まれるであろ
う。エリアM4内のその表示ステップ番号によってアクセ
スされる記憶場所の内容は制御端末機40によって設定さ
れたものであるから,変更されない。
センタ電文の表示ステップに関するデータ中のある表示
ステップ番号に対応する表示画面番号が内蔵表示画面の
番号に関するものでない場合には,それはセンタ追加表
示画面の番号である(ステップ101でNO)。この場合に
は,センタ電文中のセンタ追加表示画面に関するデータ
が検索され,そのセンタ追加表示画面に対応する内蔵表
示画面番号が求められる(ステップ106)。次に,エリ
アM4内のその表示ステップ番号によってアクセスされる
記憶場所の表示画面番号を読出して,これが内蔵表示画
面の番号に関するものであれば,今までは他の追加画面
と何らのリンクもなく,今回はじめてセンタ追加表示画
面が設定されたものと判断される(ステップ108でN
O)。リンクがあった場合には(ステップ108でYES),
エリアM4の表示画面番号がセンタ追加表示画面番号に関
するものであるか端末追加表示画面番号に関するもので
あるかが判断される(ステップ109)。
リンクなしか(ステップ108でNO)またはそれがセンタ
追加表示画面とのリンクであった場合には(ステップ10
9でNO),センタ電文によって指定されたセンタ追加表
示画面番号と表示方法指定コードとが,その表示ステッ
プ番号によってアクセスされるエリアM4の記憶場所にス
トアされる(ステップ110)。また,エリアM2内におい
て今回指定されたセンタ追加表示画面番号と内蔵表示画
面番号とのリンクが新たに作成されまたは変更され(そ
のままも含む),さらに新たなセンタ追加表示画面の場
合にはその表示データがエリアM2にストアされる(ステ
ップ111)。
エリアM4内の対応する表示画面番号が端末追加表示画面
に関するものである場合には(ステップ109でYES),そ
こに記憶されている端末追加表示画面番号をそのままに
して表示方法指定コードのみを変更する(ステップ11
2)。これは,センタが指定した表示方法を優先するた
めである。もちろん,制御端末機40による指定を優先さ
せてもよい。続いて,センタから伝送されたセンタ追加
表示画面番号,これに対応する内蔵表示画面番号および
エリアM4内の対応する端末追加表示画面番号を用いてエ
リアM2,M3内のこれらの相互間のリンクを新たに編集ま
たは変更するとともに,今回センタによって追加された
表示画面が新しいものであれば,その画面の表示データ
をエリアM2の所定エリアにストアする(ステップ11
3)。
以上の処理は,センタ電文中の表示ステップに関するデ
ータ中のすべての表示画面番号について行なわれる(ス
テップ114)。
一般に端末追加表示画面は,内蔵表示画面およびセンタ
追加表示画面をみて作成されることが多いので,センタ
電文によって与えられたこれらの画面に変更または追加
があったかどうかをチェックして,変更または追加があ
った場合にはその旨を出力,たとえばプリントするよう
にすることが好ましい。
以上の処理が終了すると,時計13の出力に基づいて日付
が変っていれば(ステップ115),メモリ12の切換状態
記憶エリアの状態(センタ/端末)の切換えが行なわれ
る(ステップ116)。この切換えは,日ごとではなく週
ごと,月ごと等に行なってもよい。
第4図は制御端末機40において行なわれる端末追加表示
画面の作成,変更,抹消等の処理手順を示している。
入力装置44,たとえばキーボードから画面処理の選択入
力があると(ステップ161),役席キーによるロック解
除があることを条件としてこの端末追加表示画面に関す
る処理に進むことができる(ステップ162)。
取引端末機10,30〜32のうち所望の端末機の指定および
画像送信要求指示がキーボード44を通して与えられる
と,この制御端末機40は,ターミナル・コントローラ25
を介して指定された取引端末機に対して画像送信要求電
文を送る(ステップ163)。すると,指定された取引端
末機からそのメモリ12のエリアM1〜M4のデータが送信さ
れるので,制御端末機40はこれを受信し,メモリ42にス
トアする。
端末追加表示画面に関する処理には,画面表示と画面作
成と画面消去とがあり,これはキーボード44のファンク
ション・キーによって選択される。
画面表示が選択された場合には,オペレータによって表
示画面番号,表示方法がキーボード44を通して指定され
る(ステップ165,166)。表示方法には,指定された表
示画面番号にリンクするすべての画面の表示,内蔵表示
画面のみの表示,センタ追加表示画面のみの表示,端末
追加表示画面のみの表示,およびこれらの所定の組合せ
がある。表示画面番号による指定に代えて表示ステップ
番号によって表示すべき画面を指定することもできる。
表示画面番号と表示方法とが指定されると,受信しかつ
メモリ42にストアしているデータに基づいて指定された
画面が指定された方法で表示装置45に表示されるととも
にエリアM4の表示方法指定コードも表示される(ステッ
プ167)。これにより,オペレータは,どのような画面
が取引端末機のCRT2で表示されているのかを知ることが
できる。
画面作成が選択された場合には(ステップ171),画面
表示指定があるかどうかがチェックされる(ステップ17
2)。端末追加表示画面は,一般に内蔵表示画面(およ
びセンタ追加表示画面)に追加するように作成されるも
のであるから,その基礎となる画面をみながら,または
念頭において端末追加表示画面を作成する必要がある。
そこでオペレータが上述のステップ166と同じようなや
り方で表示させるべき画面を指定すると,その画面が表
示装置45に表示される(ステップ173)。ブランクの内
蔵表示画面に端末追加表示画面を作成する場合や,オペ
レータが内蔵表示画面等をよく知っている場合には画面
の表示は不要であろう。
この後,オペレータは表示装置45の表示面上に入力装置
(キーボード等)44を用いて追加すべき画面を作成す
る。作成された追加画面はメモリ42の所定エリアにスト
アされる(ステップ174)。続いてオペレータは,作成
した端末追加表示画面に関する表示方法指定コードを入
力する。また,リンクすべき内蔵,センタ追加,端末追
加表示画面番号,または作成した端末追加表示画面が表
示されるべき表示ステップ番号が入力される(ステップ
175)。
以上ののち,今回追加作成された画面とリンクする表示
画面番号が検索され,メモリ42に転送されているエリア
M2〜M4の表示画面番号のリンクの変更が行なわれる(ス
テップ176)。すべての端末追加表示画面の作成または
後述する消去処理が終了すると,この処理によって更新
されたメモリ42のデータ(エリアM1〜M4のデータ)が所
定の取引端末機に送信され,そのメモリ12にストアされ
る(ステップ177)。その制御端末機40とターミナル・
コントローラ25を介して接続されたすべての取引端末機
を指定して修正後のデータ(M1〜M4のデータ)を送るこ
とも可能である。
ステップ176のリンク変更処理は該当する取引端末機で
行なうようにしてもよい。また,取引端末機のメモリ12
のエリアM1〜M4の全データを制御端末機40に送らずに必
要なデータのみを送るようにしてもよい。
画面消去が選択された場合にも,画面作成の場合とほと
んど同じ処理が行なわれる(ステップ181〜187)。画面
消去の場合には画面を作成する必要はないから,そのた
めのステップ174に代えて消去すべき画面の番号または
消去すべき画面が表示される表示ステップ番号が入力さ
れる(ステップ184)。消去される画面は,過去に作成
された端末追加表示画面のみであることはいうまでもな
い。
端末追加表示画面の変更ないしは修正は,画面作成処理
において行なうこともできるし,画面消去処理をしたの
ち新たに画面を作成することによっても達成することが
可能である。
第3b図において,該当する取引端末機では,制御端末機
40からの要求に応答して次のような処理が行なわれる。
すなわち,CRT2上に取引指定案内を表示しているアイド
ル時に制御端末機40から何らかの要求電文が送られてく
ると(ステップ121),それが画像送信要求であるかま
たはデータ更新要求であるかを解読する(ステップ122,
124)。第4図ステップ163に対応する画像送信要求であ
るときには,メモリ12のエリアM1〜M4のデータを送信す
る(ステップ123)。第4図ステップ177,187に対応する
データ更新要求である場合には,制御端末機40から送ら
れてきたデータに応じてエリアM2〜M4のリンク関連デー
タ(表示画面番号)を書替える(ステップ125)。
第5図は,表示処理サブルーチン(サブ・プログラム)
の手順を示している。まず,表示ステップ番号エリアか
ら表示ステップ番号Siが読出され,この番号Siを用いて
エリアM4が検索され該当する場所に記憶されている表示
画面番号が読出される(ステップ201)。この表示画面
番号が端末追加表示画面に関するものか(ステップ20
2),それともセンタ追加表示画面に関するものか(ス
テップ203)がチェックされる。いずれでもない場合に
は(ステップ202,203でともにNO),それは内蔵表示画
面の番号である。この場合にはこの番号を用いてエリア
M1が検索され,対応する表示データ・アドレスが読出さ
れる。そして,この表示データ・アドレスを用いて対応
する内蔵表示画面表示データが読出され,最終表示デー
タ・エリアに組立てられる(ステップ204)。この後,
このエリアの表示データが出力されることにより,CRT2
に所定の内蔵表示画面が表示される(ステップ205)。
ステップ201で読出した表示画面番号が端末追加表示画
面に関するものではなく(ステップ202でNO),センタ
追加表示画面に関するものである場合には(ステップ20
3でYES),その表示画面番号とアドスBとを用いてエリ
アM2がアクセスされ,該当場所に記憶されている表示画
面番号が読出される(ステップ206)。そして,このエ
リアM2の該当場所から読出された画面番号が端末追加表
示画面に関するものであるかどうかがチェックされ(ス
テップ207),そうでなければそれは内蔵表示画面の番
号である。したがって,この場合には内蔵表示画面とセ
ンタ追加表示画面との組合せからなる画面の表示が行な
われる。ステップ206で読出した表示画面番号(内蔵表
示画面番号)を用いてステップ204と同じように対応す
る内蔵表示画面表示データが読出され,最終表示データ
・エリアに組立てられる(ステップ208)。次にエリアM
2から対応する表示データ・アドレスが読出され,この
アドレスによって指定される場所のセンタ追加表示画面
表示データが読出され,最終表示データ・エリアに,先
に記憶された内蔵表示画面表示データに加えて組立てら
れる(ステップ209)。そして,その最終表示データ・
エリアのデータが出力されるので,CRT2には内蔵表示画
面にセンタ追加表示画面が追加された画面が表示される
(ステップ210)。
ステップ201で読出した表示画面番号が端末追加表示画
面に関するものである場合には(ステップ202でYES),
その表示画面番号とアドレスCとを用いてエリアM3がア
クセスされ,該当場所に記憶されている表示画面番号が
読出される(ステップ211)。そして,このエリアM3の
該当場所から読出された画面番号がセンタ追加表示画面
に関するものであるかどうかがチェックされ(ステップ
212),そうでなければそれは内蔵表示画面の番号であ
る。したがって,この場合には内蔵表示画面と端末追加
表示画面との組合せからなる画面の表示が行なわれる。
ステップ211で読出した表示画面番号(内蔵表示画面番
号)を用いてステップ204と同じように対応する内蔵表
示画面表示データが読出され,最終表示データ・エリア
に組立てられる(ステップ213)。次にエリアM3から対
応する表示データ・アドレスが読出され,このアドレス
によって指定される場所の端末追加表示画面表示データ
が読出され,最終表示データ・エリアに,先に記憶され
た内蔵表示画面表示データに加えて組立てられる(ステ
ップ214)。そして,この最終表示データ・エリアのデ
ータが出力されるので,CRT2には内蔵表示画面に端末追
加表示画面が追加された画面が表示される(ステップ21
5)。
ステップ207でYESまたはステップ212でYESの場合には,
表示ステップ番号Siにリンクしてセンタ追加表示画面と
端末追加表示画面とが設けられていることになる。もち
ろん内蔵表示画面もリンクされている。
このような場合には,エリアM4の表示ステップ番号Siに
対応する表示方法指定コードが読出されて,それが端末
優先か,センタ優先か,交互切換かそれとも指定なしを
示しているかがチェックされる(ステップ216,217,21
8)。交互切換の場合にはさらに,メモリ12における現
在の切換状態(センタ/端末)を記憶するエリアが参照
され,現在の切換状態がセンタか端末かが判定される
(ステップ219)。
端末優先(ステップ216でYES)または現在の切換状態が
端末(ステップ219)の場合には,センタ追加表示画面
は無視され,該当する端末追加表示画面が対応する内蔵
表示画面に追加してCRT2に表示される(ステップ220〜2
22,ステップ213〜215と同じ処理)。センタ優先(ステ
ップ217でYES)または現在の切換状態がセンタ(ステッ
プ219)の場合には,端末追加表示画面が無視され,該
当するセンタ追加表示画面が対応する内蔵表示画面に追
加してCRT2に表示される(ステップ223〜225,ステップ2
08〜210と同じ処理)。
指定なしの場合には(ステップ218でNO),該当するセ
ンタ追加表示画面および端末追加表示画面が対応する内
蔵表示画面にともに追加してCRT2に表示される(ステッ
プ226〜229)。
以上のようにして,センタからの画面の追加指示に応じ
て所定の表示ステップでセンタ追加表示画面を追加して
表示することができることに加えて,各支店等の店舗に
おいて制御端末機で作成した端末追加表示画面をあらか
じめ内蔵されている画面に加えて表示することができる
ので,各店舗ごとのきめ細かな顧客へのサービスが可能
となる。さらに,その表示方法も制御端末機で指定する
ことができるので融通性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は,預金支払機の外観を示す斜視図,第2図は取
引処理システム全体の電気的構成を示すブロック図,第
3a図〜第3c図は開局処理を含む取引処理手順を示すフロ
ー・チャート,第4図は制御端末機における追加画面作
成処理等を示すフロー・チャート,第5図は表示処理手
順を示すフロー・チャート,第6図はセンタから伝送さ
れる電文のフォーマットを示す図,第7図はメモリの内
容を示す図,第8図から第11図は表示画面の例を示す図
である。 10,30,31,32……取引端末機, 12……メモリ, 40……制御端末機(画像入力装置), 50……コントロール・センタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の取引処理においてあらかじめ定めら
    れた表示ステップで案内画面を表示する電子的視覚表示
    装置を備えた取引端末機と,取引端末機と接続され,取
    引端末機の表示装置に表示される案内画面に追加すべき
    画像データを取引端末機に伝送するコントロール・セン
    タとから構成される取引処理装置において, 取引端末機が設置された店舗等に設けられかつその取引
    端末機と接続され,取引端末機の表示装置に表示される
    案内画面に追加すべき画像データを作成してその表示ス
    テップに関連させて取引端末機に伝送する画像入力装置
    を設け, 取引端末機のメモリには,各表示ステップで表示される
    案内画面の基本となる基本画面と,コントロール・セン
    タによって指示された第1の追加画面と,画像入力装置
    によって指示された第2の追加画面とに関する画像デー
    タおよびこれらの画面相互の関連性を示すデータを記憶
    するエリアが設けられており, 取引端末機は,各表示ステップで基本画面を表示すると
    きに上記の関連性を示すデータによって関連づけられた
    第1,第2の追加画面の少なくともいずれか一方を上記基
    本画面に追加して表示装置に表示するように制御され
    る, 取引処理装置。
  2. 【請求項2】コントロール・センタまたは画像入力装置
    の少なくともいずれか一方が,追加画面に関するデータ
    とともに追加画面の優先表示指定コードを取引端末機に
    伝送する機能をもっており,取引端末機は各表示ステッ
    プに対応して指定された優先表示指定コードをそのメモ
    リに記憶し,各表示ステップにおける表示装置への表示
    処理において優先表示指定コードにしたがって第1,第2
    の追加画面の少なくともいずれか一方を基本画面に追加
    して表示する特許請求の範囲第(1)項に記載の取引処
    理装置。
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