JPH0711816Y2 - 超音波加湿器の水漏れ防止機構 - Google Patents

超音波加湿器の水漏れ防止機構

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JPH0711816Y2
JPH0711816Y2 JP6260692U JP6260692U JPH0711816Y2 JP H0711816 Y2 JPH0711816 Y2 JP H0711816Y2 JP 6260692 U JP6260692 U JP 6260692U JP 6260692 U JP6260692 U JP 6260692U JP H0711816 Y2 JPH0711816 Y2 JP H0711816Y2
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Inventor
加藤博康
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三豊電子機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内加湿等に利用され
る超音波加湿器に関するものであって、特にこの超音波
加湿器の小型化によって生ずる装置の転倒による水漏れ
の恐れに対応するべく、該超音波加湿器に転倒時の水漏
れ防止機構を装備したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冬季等の乾燥期に室内の加湿を行
うものとして、圧電振動子を利用した超音波加湿器が利
用されている。
【0003】この超音波加湿器は、水が貯溜される霧化
槽と、この霧化槽の底部に配される圧電振動子と、この
圧電振動子を励振させるための励振回路と、前記圧電振
動子の励振によって霧化された水を外部に噴霧するため
の噴霧口とを有する装置であって、この種の装置とし
て、例えば実開昭55−157308号、実開昭57−
51666号、実開昭61−118674号、実開昭6
2−143131号公報等に開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
超音波加湿器によれば、装置の転倒による水漏れにおい
て何等の措置も施されていないのが実状である。
【0005】このため、一般に居間のテーブルや棚、或
いはテレビ受像機近傍に配置される加湿器が何らかの原
因によって転倒すれば、室内の器具、備品を水浸しにし
てしまうという欠点があった。
【0006】また、水漏れが発生すれば、加湿器自体も
水浸しとなって、内部の電気回路等が破壊して使用不能
な事態を引き起こしてしまうという欠点があった。
【0007】ところで、従来の超音波加湿器は比較的大
型であって、このため転倒する危険性は少なかったが、
本願出願人はこの超音波加湿器の小型化に成功し、これ
に伴って装置転倒時の対処手段が要求されていた。
【0008】本考案は、上記事情に鑑みて成されたもの
であり、超音波加湿器の小型化によって生ずる装置の転
倒による水漏れの恐れに対応するべく、該超音波加湿器
に転倒時の水漏れ防止機構を装備したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、霧化槽に配さ
れた圧電振動子を励振させることにより該霧化槽内の水
を霧化する超音波加湿器において、前記霧化槽に給水す
る水槽から噴霧口まで連通する通路に貫通路が形成され
た弁体を介在し、超音波加湿器本体の傾き状態に応じて
前記通路が弁体により閉塞されるようにしたことを特徴
とする超音波加湿器の水漏れ防止機構を提供することに
より、上記課題を達成するものである。
【0010】
【作用】貫通路52が穿孔された球体状の弁体50は、
内装される重り54の働きによって前記貫通路52が常
時鉛直方向に向けられた状態を維持する。
【0011】ところで、上記弁体50は、水槽40から
霧化槽20を通って噴霧口12まで連通された通路14
のうち、本装置が水平状態に通常配置されたときに鉛直
状を呈する箇所、則ち水槽40から霧化槽20に給水を
行うための給水路46と、霧化槽20に配設された圧電
振動子30の上方に形成された案内路17の鉛直部分と
に介在される。
【0012】従って、本装置が通常配置されているとき
には、水槽40の水が給水路46に位置する弁体50の
貫通路52を通って霧化槽20へ給水され、霧化槽20
で霧化されたものは案内路17に位置する弁体50の貫
通路52を通って外部に噴霧される。
【0013】一方、本装置が転倒すると、上記給水路4
6、及び案内路17は水平状を呈するようになるが、弁
体50の貫通路52は上述の如く鉛直状態を維持するた
め、弁体50の周壁が通路14を閉塞するようになる。
【0014】このため、水槽40或いは霧化槽20の水
が、通路14を通って外部に漏れてしまうことはない。
【0015】
【実施例】以下、本考案に係わる超音波加湿器の水漏れ
防止機構の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本考案に係わる超音波加湿器の内部
機構を示す正面図、図2は同超音波加湿器を示す斜視
図、図3は同超音波加湿器における本体の要部を示す拡
大断面図、図4は同超音波加湿器における水槽の要部を
示す拡大断面図である。
【0017】本考案に係わる超音波加湿器の水漏れ防止
機構の特徴とするところは、図1に示すように、霧化槽
20に配された圧電振動子30を励振させることにより
該霧化槽20内の水を霧化する超音波加湿器であって、
特に前記霧化槽20に給水する水槽40から噴霧口12
まで連通する通路14に貫通路52が形成された弁体5
0を介在し、超音波加湿器本体10の傾き状態に応じて
前記通路14が弁体50により閉塞されるようにしたと
ころにある。
【0018】上記超音波加湿器は、アクリロニトニル・
ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)により形成さ
れた本体10と、これに装着される同じくABS樹脂か
ら形成された水槽40とに大別され、該本体10に上記
霧化槽20と噴霧口12が形成されているとともに、霧
化槽20に配される圧電振動子30を励振させるための
励振回路60と、この励振回路60の電源となるバッテ
リー70が該本体10に内装されている。
【0019】上記超音波加湿器を斜視した状態を示すも
のが図2であって、これによれば本体10の上面10a
に上記噴霧口12が形成されていて、更に同上面10a
に各種スイッチSW1,SW2,SW3、及びタイマー
スイッチTが配設されている。
【0020】また、略凹字状を呈する嵌合部16の底面
には、前記霧化槽20に連通する小孔18が開口されて
いるとともに、該嵌合部16には水槽40が着脱自在に
装着されるようになっている。
【0021】なお、上記スイッチSW1は加湿器の作
動、停止用スイッチであり、スイッチSW2はバッテリ
ー70を利用するか、或いは外部の商用電源を利用する
かによって切り替えるスイッチで、更にスイッチSW3
は霧化された水を噴霧口12から噴霧させるための送風
ファン(図示せず)の風量切り替えスイッチである。
【0022】ところで、前記霧化槽20は、図3に示す
ように本体10の嵌合部16下方に形成されていて、上
述の如く小孔18と連通されているとともに、一端底部
に前記圧電振動子30が配設されている。
【0023】なお、上記圧電振動子30の上方には、嵌
合部16の壁面19に沿ってL字状の案内路17が噴霧
口12まで連通、形成されており、霧化された水がここ
を通って噴霧口12から外部へ噴出されるようになって
いる。
【0024】一方、嵌合部16に装着される水槽40
は、装着された際に上記小孔18と重合する箇所が開口
されていて、ここに図4に示すようなキャップ42が取
り付けられているとともに、該キャップ42には水槽4
0内と連通する給水路46が形成されている。
【0025】ところで、上記の通路14は、給水路46
と霧化槽20、及び案内路17から形成されるものであ
って、給水路46及び案内路17の鉛直部分には、それ
ぞれ球面状の格納室r,r′が形成されていて、ここに
弁体50,50が転動自在に保持されている。
【0026】この弁体50は、図4に示すように貫通路
52が貫設されたABS樹脂から成る球体であって、貫
通路52の一端側にリング状の重り54が固着されてい
る。
【0027】従って、弁体50は重り54の働きによっ
て貫通路52が常時鉛直方向に向けられた状態を維持す
ることとなり、本装置が水平に配置されていれば貫通路
52と給水路46及び案内路17が同一方向に向くこと
となり、而して霧化槽20に対する給水と噴霧口12か
らの噴霧が可能となり、逆に本装置が転倒すれば貫通路
52と給水路46及び案内路17が直交状と呈し、格納
室r,r′にて通路14が閉塞されるため、水槽40或
いは霧化槽20の水が通路14を経由して噴霧口12か
ら外部に漏れてしまうことはない。
【0028】なお、本考案は上記構成に限定されるもの
ではなく、以下に記すような構成であってもよい。
【0029】例えば、弁体50は上記の如く通路14に
二つ、或いはそれ以上介在させることがシール効果が向
上するため好ましいが、これを通路14の所要の一箇所
のみに介在するようにしてもよい。
【0030】また、上記構成によれば、弁体50は重り
54の働きによって貫通路52が常時鉛直方向に向けら
れるようになっているが、これは加湿器を水平に配置し
た状態において、給水路46及び案内路17の一部が鉛
直状を呈するようになっているためであり、仮に通路1
4が傾斜状を呈していて、ここに弁体50を介在させる
ようにした場合には、重り54の取り付け位置を調整
し、貫通路52が本装置の配置時における傾斜状通路1
4方向に常時向くようにすることは言うまでもない。
【0031】なお、弁体50の配置箇所としては、上述
の如く本装置を水平に配置した際に鉛直状を呈するとこ
ろが好ましいが、霧化槽20や案内路17の水平部分の
ように本装置が配置されているときに水平状で、且つ転
倒したときにも水平状態であるところ以外であればよ
い。
【0032】
【考案の効果】本考案に係わる超音波加湿器の水漏れ防
止機構は、上記の如く構成されているため、以下に記す
ような効果を奏する。
【0033】(1)本装置が転倒しても、水槽から噴霧
口まで連通された通路を弁体が直ちに閉塞し、外部への
水漏れを防止するため、装置の転倒によって室内の器
具、備品を水浸しにしてしまったり、装置自体を水浸し
にして故障させてしまったりすることがないという優れ
た効果を奏する。
【0034】(2)また、超音波加湿器を小型化する
と、転倒しやすくなって水漏れを生ずしてしまうという
ことが懸案の一つとして掲げられていたが、本考案の出
現によりこれを解消することができるため、超音波加湿
器の小型化に大きく貢献するという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる超音波加湿器の内部機構を示す
正面図
【図2】同超音波加湿器を示す斜視図
【図3】同超音波加湿器における本体の要部を示す拡大
断面図
【図4】同超音波加湿器における水槽の要部を示す拡大
断面図
【符号の説明】
10 本体 12 噴霧口 14 通路 16 嵌合部 17 案内路 18 小孔 20 霧化槽 30 圧電振動子 40 水槽 42 キャップ 46 給水路 50 弁体 52 貫通路 54 重り

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 霧化槽に配された圧電振動子を励振させ
    ることにより該霧化槽内の水を霧化する超音波加湿器に
    おいて、前記霧化槽に給水する水槽から噴霧口まで連通
    する通路に貫通路が形成された弁体を介在し、超音波加
    湿器本体の傾き状態に応じて前記通路が弁体により閉塞
    されるようにしたことを特徴とする超音波加湿器の水漏
    れ防止機構。
JP6260692U 1992-09-07 1992-09-07 超音波加湿器の水漏れ防止機構 Expired - Fee Related JPH0711816Y2 (ja)

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JPH0624769U JPH0624769U (ja) 1994-04-05
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