JPH0624769U - 超音波加湿器の水漏れ防止機構 - Google Patents
超音波加湿器の水漏れ防止機構Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 超音波加湿器が転倒した際に、外部に水漏れ
してしまうことを防止する。 【構成】 圧電振動子30が配設された霧化槽20か
ら、上部の噴霧口12まで連通する案内路17の鉛直部
分に、球面状の格納室を形成し、ここに弁体50を転動
自在に配置する。弁体50は、貫通路が貫設され、貫通
路の一端にリング状の重りが配され、貫通路が常時鉛直
方向に向けられた状態を維持するようになっている。水
槽40から霧化槽20へ連通する鉛直状の給水路に、球
面状の格納室を形成し、ここに同じく弁体50を配置す
る。本装置が転倒すると、給水路、及び案内路は水平状
を呈するようになるが、弁体50の貫通路は鉛直状態を
維持するため、弁体50の周壁が通路14を閉塞し、水
漏れが防止される。
してしまうことを防止する。 【構成】 圧電振動子30が配設された霧化槽20か
ら、上部の噴霧口12まで連通する案内路17の鉛直部
分に、球面状の格納室を形成し、ここに弁体50を転動
自在に配置する。弁体50は、貫通路が貫設され、貫通
路の一端にリング状の重りが配され、貫通路が常時鉛直
方向に向けられた状態を維持するようになっている。水
槽40から霧化槽20へ連通する鉛直状の給水路に、球
面状の格納室を形成し、ここに同じく弁体50を配置す
る。本装置が転倒すると、給水路、及び案内路は水平状
を呈するようになるが、弁体50の貫通路は鉛直状態を
維持するため、弁体50の周壁が通路14を閉塞し、水
漏れが防止される。
Description
【0001】
本考案は、室内加湿等に利用される超音波加湿器に関するものであって、特に この超音波加湿器の小型化によって生ずる装置の転倒による水漏れの恐れに対応 するべく、該超音波加湿器に転倒時の水漏れ防止機構を装備したものである。
【0002】
近年、冬季等の乾燥期に室内の加湿を行うものとして、圧電振動子を利用した 超音波加湿器が利用されている。
【0003】 この超音波加湿器は、水が貯溜される霧化槽と、この霧化槽の底部に配される 圧電振動子と、この圧電振動子を励振させるための励振回路と、前記圧電振動子 の励振によって霧化された水を外部に噴霧するための噴霧口とを有する装置であ って、この種の装置として、例えば実開昭55−157308号、実開昭57− 51666号、実開昭61−118674号、実開昭62−143131号公報 等に開示されている。
【0004】
しかしながら、従来の超音波加湿器によれば、装置の転倒による水漏れにおい て何等の措置も施されていないのが実状である。
【0005】 このため、一般に居間のテーブルや棚、或いはテレビ受像機近傍に配置される 加湿器が何らかの原因によって転倒すれば、室内の器具、備品を水浸しにしてし まうという欠点があった。
【0006】 また、水漏れが発生すれば、加湿器自体も水浸しとなって、内部の電気回路等 が破壊して使用不能な事態を引き起こしてしまうという欠点があった。
【0007】 ところで、従来の超音波加湿器は比較的大型であって、このため転倒する危険 性は少なかったが、本願出願人はこの超音波加湿器の小型化に成功し、これに伴 って装置転倒時の対処手段が要求されていた。
【0008】 本考案は、上記事情に鑑みて成されたものであり、超音波加湿器の小型化によ って生ずる装置の転倒による水漏れの恐れに対応するべく、該超音波加湿器に転 倒時の水漏れ防止機構を装備したものである。
【0009】
本考案は、霧化槽に配された圧電振動子を励振させることにより該霧化槽内の 水を霧化する超音波加湿器において、前記霧化槽に給水する水槽から噴霧口まで 連通する通路に貫通路が形成された弁体を介在し、超音波加湿器本体の傾き状態 に応じて前記通路が弁体により閉塞されるようにしたことを特徴とする超音波加 湿器の水漏れ防止機構を提供することにより、上記課題を達成するものである。
【0010】
貫通路52が穿孔された球体状の弁体50は、内装される重り54の働きによ って前記貫通路52が常時鉛直方向に向けられた状態を維持する。
【0011】 ところで、上記弁体50は、水槽40から霧化槽20を通って噴霧口12まで 連通された通路14のうち、本装置が水平状態に通常配置されたときに鉛直状を 呈する箇所、則ち水槽40から霧化槽20に給水を行うための給水路46と、霧 化槽20に配設された圧電振動子30の上方に形成された案内路17の鉛直部分 とに介在される。
【0012】 従って、本装置が通常配置されているときには、水槽40の水が給水路46に 位置する弁体50の貫通路52を通って霧化槽20へ給水され、霧化槽20で霧 化されたものは案内路17に位置する弁体50の貫通路52を通って外部に噴霧 される。
【0013】 一方、本装置が転倒すると、上記給水路46、及び案内路17は水平状を呈す るようになるが、弁体50の貫通路52は上述の如く鉛直状態を維持するため、 弁体50の周壁が通路14を閉塞するようになる。
【0014】 このため、水槽40或いは霧化槽20の水が、通路14を通って外部に漏れて しまうことはない。
【0015】
以下、本考案に係わる超音波加湿器の水漏れ防止機構の実施例を図面に基づい て詳細に説明する。
【0016】 図1は本考案に係わる超音波加湿器の内部機構を示す正面図、図2は同超音波 加湿器を示す斜視図、図3は同超音波加湿器における本体の要部を示す拡大断面 図、図4は同超音波加湿器における水槽の要部を示す拡大断面図である。
【0017】 本考案に係わる超音波加湿器の水漏れ防止機構の特徴とするところは、図1に 示すように、霧化槽20に配された圧電振動子30を励振させることにより該霧 化槽20内の水を霧化する超音波加湿器であって、特に前記霧化槽20に給水す る水槽40から噴霧口12まで連通する通路14に貫通路52が形成された弁体 50を介在し、超音波加湿器本体10の傾き状態に応じて前記通路14が弁体5 0により閉塞されるようにしたところにある。
【0018】 上記超音波加湿器は、アクリロニトニル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS 樹脂)により形成された本体10と、これに装着される同じくABS樹脂から形 成された水槽40とに大別され、該本体10に上記霧化槽20と噴霧口12が形 成されているとともに、霧化槽20に配される圧電振動子30を励振させるため の励振回路60と、この励振回路60の電源となるバッテリー70が該本体10 に内装されている。
【0019】 上記超音波加湿器を斜視した状態を示すものが図2であって、これによれば本 体10の上面10aに上記噴霧口12が形成されていて、更に同上面10aに各 種スイッチSW1,SW2,SW3、及びタイマースイッチTが配設されている 。
【0020】 また、略凹字状を呈する嵌合部16の底面には、前記霧化槽20に連通する小 孔18が開口されているとともに、該嵌合部16には水槽40が着脱自在に装着 されるようになっている。
【0021】 なお、上記スイッチSW1は加湿器の作動、停止用スイッチであり、スイッチ SW2はバッテリー70を利用するか、或いは外部の商用電源を利用するかによ って切り替えるスイッチで、更にスイッチSW3は霧化された水を噴霧口12か ら噴霧させるための送風ファン(図示せず)の風量切り替えスイッチである。
【0022】 ところで、前記霧化槽20は、図3に示すように本体10の嵌合部16下方に 形成されていて、上述の如く小孔18と連通されているとともに、一端底部に前 記圧電振動子30が配設されている。
【0023】 なお、上記圧電振動子30の上方には、嵌合部16の壁面19に沿ってL字状 の案内路17が噴霧口12まで連通、形成されており、霧化された水がここを通 って噴霧口12から外部へ噴出されるようになっている。
【0024】 一方、嵌合部16に装着される水槽40は、装着された際に上記小孔18と重 合する箇所が開口されていて、ここに図4に示すようなキャップ42が取り付け られているとともに、該キャップ42には水槽40内と連通する給水路46が形 成されている。
【0025】 ところで、上記の通路14は、給水路46と霧化槽20、及び案内路17から 形成されるものであって、給水路46及び案内路17の鉛直部分には、それぞれ 球面状の格納室r,r′が形成されていて、ここに弁体50,50が転動自在に 保持されている。
【0026】 この弁体50は、図4に示すように貫通路52が貫設されたABS樹脂から成 る球体であって、貫通路52の一端側にリング状の重り54が固着されている。
【0027】 従って、弁体50は重り54の働きによって貫通路52が常時鉛直方向に向け られた状態を維持することとなり、本装置が水平に配置されていれば貫通路52 と給水路46及び案内路17が同一方向に向くこととなり、而して霧化槽20に 対する給水と噴霧口12からの噴霧が可能となり、逆に本装置が転倒すれば貫通 路52と給水路46及び案内路17が直交状と呈し、格納室r,r′にて通路1 4が閉塞されるため、水槽40或いは霧化槽20の水が通路14を経由して噴霧 口12から外部に漏れてしまうことはない。
【0028】 なお、本考案は上記構成に限定されるものではなく、以下に記すような構成で あってもよい。
【0029】 例えば、弁体50は上記の如く通路14に二つ、或いはそれ以上介在させるこ とがシール効果が向上するため好ましいが、これを通路14の所要の一箇所のみ に介在するようにしてもよい。
【0030】 また、上記構成によれば、弁体50は重り54の働きによって貫通路52が常 時鉛直方向に向けられるようになっているが、これは加湿器を水平に配置した状 態において、給水路46及び案内路17の一部が鉛直状を呈するようになってい るためであり、仮に通路14が傾斜状を呈していて、ここに弁体50を介在させ るようにした場合には、重り54の取り付け位置を調整し、貫通路52が本装置 の配置時における傾斜状通路14方向に常時向くようにすることは言うまでもな い。
【0031】 なお、弁体50の配置箇所としては、上述の如く本装置を水平に配置した際に 鉛直状を呈するところが好ましいが、霧化槽20や案内路17の水平部分のよう に本装置が配置されているときに水平状で、且つ転倒したときにも水平状態であ るところ以外であればよい。
【0032】
本考案に係わる超音波加湿器の水漏れ防止機構は、上記の如く構成されている ため、以下に記すような効果を奏する。
【0033】 (1)本装置が転倒しても、水槽から噴霧口まで連通された通路を弁体が直ち に閉塞し、外部への水漏れを防止するため、装置の転倒によって室内の器具、備 品を水浸しにしてしまったり、装置自体を水浸しにして故障させてしまったりす ることがないという優れた効果を奏する。
【0034】 (2)また、超音波加湿器を小型化すると、転倒しやすくなって水漏れを生ず してしまうということが懸案の一つとして掲げられていたが、本考案の出現によ りこれを解消することができるため、超音波加湿器の小型化に大きく貢献すると いう優れた効果を奏する。
【図1】本考案に係わる超音波加湿器の内部機構を示す
正面図
正面図
【図2】同超音波加湿器を示す斜視図
【図3】同超音波加湿器における本体の要部を示す拡大
断面図
断面図
【図4】同超音波加湿器における水槽の要部を示す拡大
断面図
断面図
10 本体 12 噴霧口 14 通路 16 嵌合部 17 案内路 18 小孔 20 霧化槽 30 圧電振動子 40 水槽 42 キャップ 46 給水路 50 弁体 52 貫通路 54 重り
Claims (1)
- 【請求項1】 霧化槽に配された圧電振動子を励振させ
ることにより該霧化槽内の水を霧化する超音波加湿器に
おいて、前記霧化槽に給水する水槽から噴霧口まで連通
する通路に貫通路が形成された弁体を介在し、超音波加
湿器本体の傾き状態に応じて前記通路が弁体により閉塞
されるようにしたことを特徴とする超音波加湿器の水漏
れ防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6260692U JPH0711816Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 超音波加湿器の水漏れ防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6260692U JPH0711816Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 超音波加湿器の水漏れ防止機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624769U true JPH0624769U (ja) | 1994-04-05 |
| JPH0711816Y2 JPH0711816Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=13205153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6260692U Expired - Fee Related JPH0711816Y2 (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 超音波加湿器の水漏れ防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711816Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP6260692U patent/JPH0711816Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0711816Y2 (ja) | 1995-03-22 |
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