JPH071181U - タイルパネル用の目地仕上げ装置 - Google Patents

タイルパネル用の目地仕上げ装置

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JPH071181U
JPH071181U JP3958993U JP3958993U JPH071181U JP H071181 U JPH071181 U JP H071181U JP 3958993 U JP3958993 U JP 3958993U JP 3958993 U JP3958993 U JP 3958993U JP H071181 U JPH071181 U JP H071181U
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正彦 八木
喜治 寺上
隆 森
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】充填された目地の表面の仕上げを機械化するこ
と。 【構成】タイルパネル搬入空間3の上方に、このタイル
パネル搬入空間3の目地部位3aに接触するように隣接
目地間隔Bをあけて張架した複数本の目地仕上げ用エン
ドレスベルト14,14…と、これらエンドレスベルト
14,14…を駆動するベルト駆動装置8と、これらエ
ンドレスベルト14,14…を目地部位3aに向かって
押圧する押圧手段18とを備えた装置本体16を、目地
部位3aの目地通し方向Aへ移動させるようにしたこ
と。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、基板上に複数枚のタイルを配列貼着したタイルパネルを製造するに あたり、隣接タイル間の目地間隙に充填された硬化前の目地の表面を仕上げるた めの目地仕上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タイルパネルの製造は、図6に示す工程の順に行われている。 第1工程は、基板にモルタル等の接着剤を塗布することである。この基板は、 セメント押出成形板,軽量発泡コンクリートパネル等が用途に応じて適宜選択さ れる。 第2工程は、所定の目地間隙を置いて配列した複数枚のタイルを準備し、この タイル配列状態を保持したまま、モルタル等からなる接着剤が塗布されている上 記基板上へ移載することである。 第3工程は、基板上へ移載した後に生じた目地間隙の誤差を修正する等の微調 整を行うと共に、タイルを基板上へ圧着することである。 第4工程は、加熱、養生を行い、接着剤を硬化させて接着剤の強度を発現させ ることである。 第5工程は、整列タイルの表面全体に目地材を塗布すると共に、目地間隙に目 地材を充填して目地を形成することである。 第6工程は、タイル表面に付着した余分な目地材を拭き取って除去すると共に 、充填された目地の表面を仕上げることである。 第7工程は、目地材を乾燥硬化させた後に、タイル表面をブラシ等で研磨する ことである。 最終工程は、得られたタイルパネルを検査工程へ搬出することである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記第6工程における目地の表面仕上げ作業は、作業者がスポンジ 又はゴムヘラ等を用いた手作業で行っているため、長時間を必要とする。例えば 、1200mmX2000mmの基板に100mm角のタイルを貼着したものに あっては、二名の作業者で90秒を要していた。更に、作業者は、一定品質の仕 上げを行うために、熟練を必要とする。 しかし、品質の安定したタイルパネルの大量生産を実現するためには、手作業 によって行われている工程を、できるだけ機械化することが必要である。そこで 、本考案は、充填された目地の表面の仕上げを機械化できるタイルパネル用の目 地仕上げ装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案が採用した第1の手段は、タイルパネル搬入空間の上方に、このタイル パネル搬入空間の目地部位に接触するように隣接目地間隔をあけて張架した複数 本の目地仕上げ用エンドレスベルトと、これらエンドレスベルトを駆動するベル ト駆動装置と、これらエンドレスベルトを上記目地部位に向かって押圧する押圧 手段とを備えた装置本体を、目地部位の目地通し方向へ移動させるようにしたこ とである。
【0005】 本考案が採用した第2の手段は、タイルパネル搬入空間の上方に、このタイル パネル搬入空間の目地部位に接触するように隣接目地間隔をあけて張架した複数 本の目地仕上げ用エンドレスベルトと、これらエンドレスベルトを駆動するベル ト駆動装置と、これらエンドレスベルトを上記目地部位に向かって押圧する押圧 手段と、前記タイルパネル搬入空間に付設したタイルパネル搬送装置とを備えた ことである。
【0006】 なお、第1及び第2の手段において、前記エンドレスベルトに接触するベルト 清掃装置を備えることもある。更に、前記エンドレスベルトの横断面形状が円又 は楕円であることもある。
【0007】
【作用】 第1の手段にあっては、タイルパネル搬入空間にタイルパネルが搬入された状 態で、装置本体を目地部位の目地通し方向へ移動させると、押圧手段で押圧され 且つベルト駆動装置で駆動された目地仕上げ用エンドレスベルトは、タイルパネ ルの目地の表面に接触しながら目地通し方向へ移動する。目地仕上げ用エンドレ スベルトは、この移動中に、目地の表面にある余分な目地材を除去すると共に目 地の表面を滑らかに仕上げる。
【0008】 第2の手段にあっては、タイルパネルがタイルパネル搬送装置によりタイルパ ネル搬入空間を移動すると、押圧手段で押圧され且つベルト駆動装置で駆動され た目地仕上げ用エンドレスベルトは、移動中のタイルパネルの目地の表面に接触 しながら目地通し方向へ相対的に移動する。目地仕上げ用エンドレスベルトは、 この相対的な移動中に、目地の表面にある余分な目地材を除去すると共に目地の 表面を滑らかに仕上げる。
【0009】 第1又は2の手段において、ベルト清掃装置が備えられているときには、目地 材の除去時に目地仕上げ用エンドレスベルトに付着した目地材は、ベルト清掃装 置で除去される。そのため、目地仕上げ用エンドレスベルトは、清掃された状態 で目地表面に接触する。目地の表面の横断形状は、エンドレスベルトの横断面形 状を円又は楕円を選択することにより、変更することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係るタイルパネル用の目地仕上げ装置(以下、「本案装置」と いう。)を図面に示す実施例に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1乃至図3は第1実施例の本案装置1を示すものである。本案装置1は、ガ イドロール2a,2a等からなる搬送装置2の上方にタイルパネル搬入空間3が 形成され、このタイルパネル搬入空間3の所定停止位置へ目地詰め済のタイルパ ネル4を搬入できるようにしてある。このタイルパネル搬入空間3の両外側には 、前後方向(矢符A方向)に延びる案内レール5,5が敷設されている。
【0011】 本案装置1の装置本体16は、上記案内レール5,5に案内されてタイルパネ ル搬入空間3上を前後方向(矢符A方向)へ往復移動できるように配置されてい る。装置本体16は、案内レール5,5に案内されて移動する台車6,6に、回 転軸7の両端寄りを軸支してある。台車6,6は、前後方向へ適宜速度で往復移 動するように駆動装置(図示は省略)を備えている。
【0012】 上記回転軸7は、駆動装置8により適宜回転速度で駆動してあり、取付板9の 複数枚を取り付けてある。複数枚の取付板9,9…は、後述する隣接したエンド レスベルト14,14の隣接間隔が、前記タイルパネル搬入空間3の隣接する目 地部位3a,3aの隣接目地間隔Bとなるように所定の間隔を置いて取り付けて ある。各取付板9は、軸受け10を介して回転軸7に取り付けることにより、上 下揺動自在となっている。
【0013】 各取付板9は、その先端寄りに固定軸11を突設してある。この固定軸11に は、自由回転プーリー12を自動調心コロ軸受けを介するか又は適度の隙間バメ 状態で軸着し、自由回転プーリー12が固定軸11を中心として若干角度だけ首 振りできるように取り付けてある。この自由回転プーリー12と対とする駆動プ ーリー13は、前記回転軸7に固着してある。両プーリー12,13には、目地 仕上げ用エンドレスベルト14を張架してある。このエンドレスベルト14は、 横断面形状が円又は楕円に形成され、適宜張力となるように、テンションプーリ ー15で必要に応じて押圧される。
【0014】 前記装置本体16を構成する取付板9,9…は、後端寄りが連結棒17で連結 され、連動して上下揺動するように構成されている。両外側に位置する取付板9 ,9と前記台車6,6との間には、エアーシリンダー18a,18a等からなる 押圧手段18を配設してある。押圧手段18は、各自由回転プーリ12に巻き付 くエンドレスベルト14の最下部14aを、前記タイルパネル搬入空間3の対応 する目地部位3aに向かって適宜押圧力で押圧する。
【0015】 前記台車6,6の間には、前記エンドレスベルト14,14…の表面に付着し た余分な目地材を取り除くための、ベルト清掃装置19を取り付けてある。ベル ト清掃装置19は、前記エンドレスベルト14,14…に接触するスポンジロー ル20と、スポンジロール20を強制駆動する駆動装置21と、スポンジロール 20の下方に配置した受け皿22とからなる。スポンジロール20は、図示は省 略したが、回転しながら洗浄水が供給されると共に、洗浄水を絞りロールで脱水 するよに構成することもある。
【0016】 次に、本実施例の本案装置1の動作を説明する。タイルパネル搬入空間3は、 所定の停止位置に、目地詰め済のタイルパネル4が搬送装置2で搬入される。次 に、タイルパネル搬入空間3の外側で待機していた装置本体16は、台車6,6 の駆動に伴い、タイルパネル搬入空間3の目地部位3a(即ち、タイルパネル4 の目地部位4a)の目地通し方向(矢符A方向)に沿って矢符C方向へ前進する 。この前進に伴い、押圧手段18で押圧され且つベルト駆動装置8で矢符D方向 へ回転駆動された目地仕上げ用エンドレスベルト14,14…は、タイルパネル 4の目地4aの表面に接触しながら移動する。
【0017】 各目地仕上げ用エンドレスベルト14は、この移動中に、図3(B)(C)に 示す如く、目地4aの表面にある余分な目地材を除去すると共に目地4aの表面 4a−1を滑らかに仕上げる。なお、目地仕上げ用エンドレスベルト14は、自 由回転プーリー12が首振り可能に取り付けてあるため、タイルパネル4の目地 4aが所定位置より若干ズレていても、タイルパネル4の目地4aの表面に自動 的に接触することができる。各目地仕上げ用エンドレスベルト14に付着した余 分な目地材は、ベルト清掃装置19のスポンジロール20で拭き取られて除去さ れる。
【0018】 最後に、各目地仕上げ用エンドレスベルト14による目地表面仕上げが終了し たならば、タイルパネル搬入空間3タイルパネル4を搬送装置2で搬出した後、 装置本体16をタイルパネル搬入空間3の外側まで後退させて待機させて1回の 仕上げ工程を完了する。なお、本案装置1によれば、従来二名の熟練作業者で9 0秒を要していた仕上げ作業を40秒で行うことができた。
【0019】 (第2実施例) 図4及び図5は、第2実施例を本案装置31の示すものである。本案装置31 が前記実施例と異なる所は、搬送装置2でタイルパネル4を搬送させながら所定 位置に配置された装置本体46で目地仕上げするようにした点と、清掃装置39 をブレード式に形成した点である。相違点以外の構成は、前記実施例と実質的に 同一である。即ち、本案装置31は、タイルパネル搬入空間3の上方に、このタ イルパネル搬入空間3の目地部位3aに接触するように隣接目地間隔Bをあけて 張架した複数本の目地仕上げ用エンドレスベルト14,14…と、これらエンド レスベルト14,14…を駆動するベルト駆動装置(図示は省略)と、これらエ ンドレスベルト14,14…を上記目地部位3aに向かって押圧する押圧手段1 8とを備えている。
【0020】 前記清掃装置39は、エンドレスベルト14の表面14bに適宜押圧力で接触 するU字状の凹部40aを形成した清掃ブレード30を取付板9に取着してある 。エンドレスベルト14の表面14bに付着している目地材は、清掃ブレード3 0で剥ぎ取られ受け皿22に集められる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述の如く、本案装置は、タイルパネルに充填された目地の表面の仕上げ を機械化することが可能となり、品質の安定したタイルパネルの大量生産を実現 することができる実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置の第1実施例を示すものであり、図2
のイーイ線で断面した側面断面図である。
【図2】同実施例の中間省略した平面図である。
【図3】同実施例における目地仕上げを示す拡大断面図
であり、(A)は仕上げ前の状態、(B)は仕上げ途中
の状態、(C)は仕上げ後の状態を示すものである。
【図4】本案装置の第2実施例を示す側面断面図であ
る。
【図5】図4のロ−ロ線で断面した拡大断面図である。
【図6】タイルパネルの製造工程を示すフローチヤート
である。
【符号の説明】
3…タイルパネル搬入空間 3a…目地部位 14…目地仕上げ用エンドレスベルト 18…押圧手段 16…装置本体16 A…目地通し方向 B…隣接目地間隔
フロントページの続き (72)考案者 宮本 博幸 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイルパネル搬入空間の上方に、このタ
    イルパネル搬入空間の目地部位に接触するように隣接目
    地間隔をあけて張架した複数本の目地仕上げ用エンドレ
    スベルトと、これらエンドレスベルトを駆動するベルト
    駆動装置と、これらエンドレスベルトを上記目地部位に
    向かって押圧する押圧手段とを備えた装置本体を、目地
    部位の目地通し方向へ移動させるようにしたことを特徴
    するタイルパネル用の目地仕上げ装置。
  2. 【請求項2】 タイルパネル搬入空間の上方に、このタ
    イルパネル搬入空間の目地部位に接触するように隣接目
    地間隔をあけて張架した複数本の目地仕上げ用エンドレ
    スベルトと、これらエンドレスベルトを駆動するベルト
    駆動装置と、これらエンドレスベルトを上記目地部位に
    向かって押圧する押圧手段と、前記タイルパネル搬入空
    間に付設したタイルバネル搬送装置とを備えたことを特
    徴するタイルパネル用の目地仕上げ装置。
  3. 【請求項3】 前記エンドレスベルトに接触するベルト
    清掃装置を備えた請求項1又は2に記載のタイルパネル
    用の目地仕上げ装置。
  4. 【請求項4】 前記エンドレスベルトの横断面形状が円
    又は楕円である請求項1,2又は3に記載のタイルパネ
    ル用の目地仕上げ装置。
JP1993039589U 1993-06-11 1993-06-11 タイルパネル用の目地仕上げ装置 Expired - Lifetime JP2578703Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110469131A (zh) * 2019-08-20 2019-11-19 中国三冶集团有限公司 墙体砌筑用铺灰刮缝一体化施工装置及方法
JP2024542207A (ja) * 2021-11-23 2024-11-13 ヴェッランド,ミルコ 垂直表面上のタイルのグラウトライン間に材料を塗布するためのセルフクリーニング装置

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