JPH0711879B2 - オートトラッキング装置 - Google Patents
オートトラッキング装置Info
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- JPH0711879B2 JPH0711879B2 JP63274098A JP27409888A JPH0711879B2 JP H0711879 B2 JPH0711879 B2 JP H0711879B2 JP 63274098 A JP63274098 A JP 63274098A JP 27409888 A JP27409888 A JP 27409888A JP H0711879 B2 JPH0711879 B2 JP H0711879B2
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- magnetic
- signal
- magnetic head
- tracking phase
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばVTR等に用いられ、磁気ヘッドのトラ
ッキング制御を自動的に行うオートトラッキング装置に
関するものである。
ッキング制御を自動的に行うオートトラッキング装置に
関するものである。
例えば第6図(a)に示すように、磁気記録媒体11に記
録されている信号を再生する際、磁気記録媒体11に形成
されている記録トラック12と磁気ヘッド13とのトラッキ
ング方向の相対位置がずれていると、すなわち、トラッ
キング位相量がセンタトレース状態に対して大きく異な
ると、第7図に示すように、再生エンベロープ信号のレ
ベルが小さくなる。
録されている信号を再生する際、磁気記録媒体11に形成
されている記録トラック12と磁気ヘッド13とのトラッキ
ング方向の相対位置がずれていると、すなわち、トラッ
キング位相量がセンタトレース状態に対して大きく異な
ると、第7図に示すように、再生エンベロープ信号のレ
ベルが小さくなる。
そこで、従来のオートトラッキング装置では、再生エン
ベロープ信号のレベルが増大する方向に記録トラック12
と磁気ヘッド13とのトラッキング方向の相対位置を変化
させるようになっている。そして、相対位置のずれ量が
次第に減少して、第6図(b)に示すように、センタト
レース状態になった時点で相対位置の変化を停止するよ
うになっている。
ベロープ信号のレベルが増大する方向に記録トラック12
と磁気ヘッド13とのトラッキング方向の相対位置を変化
させるようになっている。そして、相対位置のずれ量が
次第に減少して、第6図(b)に示すように、センタト
レース状態になった時点で相対位置の変化を停止するよ
うになっている。
つまり、磁気記録媒体11に形成されている記録トラック
12と磁気ヘッド13とのトラッキング方向の相対位置が常
にセンタトレース状態になるようにして、再生エンベロ
ープ信号のレベルが最大となるようにトラッキング制御
が行われるようになっていた。
12と磁気ヘッド13とのトラッキング方向の相対位置が常
にセンタトレース状態になるようにして、再生エンベロ
ープ信号のレベルが最大となるようにトラッキング制御
が行われるようになっていた。
また、エッジトレース状態とするものも提案されている
(特開昭59−11526号公報)が、ここに提案されている
ものは、磁気ヘッドのヘッド幅の製造工程上におけるば
らつきは考慮されておらず、再生ヘッドの一端が記録ト
ラックの一端,他端のいずれか(どちらの端でも良い)
にほぼ一致させるようにトラッキング制御するというも
のである。
(特開昭59−11526号公報)が、ここに提案されている
ものは、磁気ヘッドのヘッド幅の製造工程上におけるば
らつきは考慮されておらず、再生ヘッドの一端が記録ト
ラックの一端,他端のいずれか(どちらの端でも良い)
にほぼ一致させるようにトラッキング制御するというも
のである。
磁気記録媒体11に対してアジマス記録がなされている場
合、隣接する記録トラック12は互いに逆アジマスになる
ように形成されている。そこで、磁気ヘッド13が記録信
号を再生している記録トラック12からはみ出し、隣接す
るトラックにオーバラップしている場合でも、隣接する
トラックに記録されている信号はアジマス損失によりク
ロストークが小さく抑えられるようになっている。
合、隣接する記録トラック12は互いに逆アジマスになる
ように形成されている。そこで、磁気ヘッド13が記録信
号を再生している記録トラック12からはみ出し、隣接す
るトラックにオーバラップしている場合でも、隣接する
トラックに記録されている信号はアジマス損失によりク
ロストークが小さく抑えられるようになっている。
ところで、上記アジマス損失の大きさは、記録信号の周
波数やアジマス角、隣接トラックとのオーバラップ量等
に依存する。そして、通常の動作状態では、隣接トラッ
クとのオーバラップ量が大きいほどアジマス損失が大き
くなるようになっている。
波数やアジマス角、隣接トラックとのオーバラップ量等
に依存する。そして、通常の動作状態では、隣接トラッ
クとのオーバラップ量が大きいほどアジマス損失が大き
くなるようになっている。
ところが、上記従来のオートトラッキング装置では、前
述のように、記録トラック12と磁気ヘッド13とのトラッ
キング方向の相対位置がセンタトレース状態になるよう
にトラッキング制御が行われるため、磁気ヘッド13と両
隣接トラックとのオーバラップ量が、共に小さい状態に
維持される。
述のように、記録トラック12と磁気ヘッド13とのトラッ
キング方向の相対位置がセンタトレース状態になるよう
にトラッキング制御が行われるため、磁気ヘッド13と両
隣接トラックとのオーバラップ量が、共に小さい状態に
維持される。
したがって、両隣接トラックからのクロストークの影響
が大きく、再生信号の品質が劣化しがちであるという問
題点を有していた。
が大きく、再生信号の品質が劣化しがちであるという問
題点を有していた。
また、特開昭59−11526号公報で提案されているもの
は、再生ヘッドの一端が記録トラックの一端,他端のい
ずれか(どちらの端でも良い)にほぼ一致させるように
トラッキング制御しているので、例えば、第8図に示す
ように、磁気ヘッドの製造工程上におけるばらつき等に
よってLヘッド幅>Rヘッド幅である場合において、幅
広ヘッドRの一端が記録トラックにおける磁気記録媒体
の走行方向に反対側の一端に一致するエッジトレース状
態としたとき、幅広ヘッドLはエッジトレース状態とな
らず、再生画像の劣化が生じてしまうという問題があっ
た。
は、再生ヘッドの一端が記録トラックの一端,他端のい
ずれか(どちらの端でも良い)にほぼ一致させるように
トラッキング制御しているので、例えば、第8図に示す
ように、磁気ヘッドの製造工程上におけるばらつき等に
よってLヘッド幅>Rヘッド幅である場合において、幅
広ヘッドRの一端が記録トラックにおける磁気記録媒体
の走行方向に反対側の一端に一致するエッジトレース状
態としたとき、幅広ヘッドLはエッジトレース状態とな
らず、再生画像の劣化が生じてしまうという問題があっ
た。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、
磁気ヘッドの一端が磁気記録媒体に形成されている記録
トラックにおける該磁気記録媒体の走行方向側の一端に
一致するエッジトレース状態になるようにトラッキング
制御することにより、異なるヘッド幅を有する複数の磁
気ヘッドを備えている場合であっても、常に、全ての磁
気ヘッドにおいて、再生信号に対する隣接トラックから
のクロストークの影響を小さく抑え、再生信号の品質を
向上させることができるオートトラッキング装置を提供
することを目的とする。
磁気ヘッドの一端が磁気記録媒体に形成されている記録
トラックにおける該磁気記録媒体の走行方向側の一端に
一致するエッジトレース状態になるようにトラッキング
制御することにより、異なるヘッド幅を有する複数の磁
気ヘッドを備えている場合であっても、常に、全ての磁
気ヘッドにおいて、再生信号に対する隣接トラックから
のクロストークの影響を小さく抑え、再生信号の品質を
向上させることができるオートトラッキング装置を提供
することを目的とする。
本発明に係るオートトラッキング装置は、上記の課題を
解決するために、磁気記録媒体にアジマス記録された磁
気信号を電気信号に変換する磁気ヘッドと、磁気記録媒
体に形成されている記録トラックと磁気ヘッドとのトラ
ッキング方向の相対位置を変化させる駆動手段と、磁気
ヘッドによって変換された電気信号を検波し、再生エン
ベロープ信号を出力する再生信号検波手段と、該再生信
号検波手段から出力される再生エンベロープ信号に基づ
いて、磁気記録媒体に形成されている記録トラックと磁
気ヘッドとのトラッキング方向の相対位置がエッジトレ
ース状態になるようにトラッキング位相制御信号を出力
するトラッキング位相制御手段と、該トラッキング位相
制御手段から出力されるトラッキング位相制御信号に基
づいて、上記駆動手段のトラッキング位相制御を行うサ
ーボ制御手段とを備えたオートトラッキング装置におい
て、上記トラッキング位相制御手段は、上記駆動手段に
て磁気ヘッドとのトラッキング方向の相対位置を変化さ
せたときに、出力された再生エンベロープ信号のレベル
が前回の出力値に対して低下しない間は、トラッキング
位相量が増大を続けるように上記駆動手段を変化させ、
再生エンベロープ信号のレベルが低下したときに、トラ
ッキング位相量が減少するように上記駆動手段を変化さ
せ、その後、再生エンベロープ信号のレベルが低下に転
じたときの記録トラックと磁気ヘッドとのトラッキング
方向の相対位置に基づいて、磁気ヘッドの一端が記録ト
ラックにおける磁気記録媒体の走行方向側の一端に一致
するエッジトレース状態を得るように構成されている。
解決するために、磁気記録媒体にアジマス記録された磁
気信号を電気信号に変換する磁気ヘッドと、磁気記録媒
体に形成されている記録トラックと磁気ヘッドとのトラ
ッキング方向の相対位置を変化させる駆動手段と、磁気
ヘッドによって変換された電気信号を検波し、再生エン
ベロープ信号を出力する再生信号検波手段と、該再生信
号検波手段から出力される再生エンベロープ信号に基づ
いて、磁気記録媒体に形成されている記録トラックと磁
気ヘッドとのトラッキング方向の相対位置がエッジトレ
ース状態になるようにトラッキング位相制御信号を出力
するトラッキング位相制御手段と、該トラッキング位相
制御手段から出力されるトラッキング位相制御信号に基
づいて、上記駆動手段のトラッキング位相制御を行うサ
ーボ制御手段とを備えたオートトラッキング装置におい
て、上記トラッキング位相制御手段は、上記駆動手段に
て磁気ヘッドとのトラッキング方向の相対位置を変化さ
せたときに、出力された再生エンベロープ信号のレベル
が前回の出力値に対して低下しない間は、トラッキング
位相量が増大を続けるように上記駆動手段を変化させ、
再生エンベロープ信号のレベルが低下したときに、トラ
ッキング位相量が減少するように上記駆動手段を変化さ
せ、その後、再生エンベロープ信号のレベルが低下に転
じたときの記録トラックと磁気ヘッドとのトラッキング
方向の相対位置に基づいて、磁気ヘッドの一端が記録ト
ラックにおける磁気記録媒体の走行方向側の一端に一致
するエッジトレース状態を得るように構成されている。
上記の構成により、トラッキング位相制御手段は、再生
信号検波手段から出力される再生エンベロープ信号に基
づいて、磁気ヘッドの一端が磁気記録媒体に形成されて
いる記録トラックにおける該磁気記録媒体の走行方向側
の一端に一致するエッジトレース状態になるようにトラ
ッキング位相制御信号を出力し、このトラッキング位相
制御信号に基づいて、サーボ制御手段が駆動手段のサー
ボ制御を行う。
信号検波手段から出力される再生エンベロープ信号に基
づいて、磁気ヘッドの一端が磁気記録媒体に形成されて
いる記録トラックにおける該磁気記録媒体の走行方向側
の一端に一致するエッジトレース状態になるようにトラ
ッキング位相制御信号を出力し、このトラッキング位相
制御信号に基づいて、サーボ制御手段が駆動手段のサー
ボ制御を行う。
即ち、常に、磁気ヘッドにおける記録信号を再生してい
る記録トラックからはみ出した部分は、磁気記録媒体の
走行方向と反対側の隣接トラックだけにオーバラップ
し、かつ、オーバラップ量が最も大きい状態となるの
で、隣接するトラックに記録されている信号のアジマス
損失が大きくなる。
る記録トラックからはみ出した部分は、磁気記録媒体の
走行方向と反対側の隣接トラックだけにオーバラップ
し、かつ、オーバラップ量が最も大きい状態となるの
で、隣接するトラックに記録されている信号のアジマス
損失が大きくなる。
したがって、異なるヘッド幅を有する複数の磁気ヘッド
を備えている場合であっても、常に、全ての磁気ヘッド
において、再生信号に対する隣接トラックからのクロス
トークの影響を小さく抑え、再生信号の品質を向上させ
ることができる。
を備えている場合であっても、常に、全ての磁気ヘッド
において、再生信号に対する隣接トラックからのクロス
トークの影響を小さく抑え、再生信号の品質を向上させ
ることができる。
本発明の一実施例としてヘリカルスキャン方式のVTR
(ビデオテープレコーダ)に用いられるオートトラッキ
ング装置の例を第1図ないし第5図に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
(ビデオテープレコーダ)に用いられるオートトラッキ
ング装置の例を第1図ないし第5図に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
VTRには、第1図に示すように、磁気記録媒体である磁
気テープ21を走行駆動するキャプスタンモータ22が設け
られている。このキャプスタンモータ22は、磁気テープ
21の走行速度を変化させることにより、磁気テープ21に
形成されている記録トラック21aと後述する磁気ヘッド2
4とのトラッキング方向の相対位置を変化させる駆動手
段として作用するようになっている。
気テープ21を走行駆動するキャプスタンモータ22が設け
られている。このキャプスタンモータ22は、磁気テープ
21の走行速度を変化させることにより、磁気テープ21に
形成されている記録トラック21aと後述する磁気ヘッド2
4とのトラッキング方向の相対位置を変化させる駆動手
段として作用するようになっている。
また、VTRには、磁気テープ21の走行方向に対して傾斜
した方向の回転軸を有する回転磁気ヘッド装置23が設け
られている。この回転磁気ヘッド装置23には、互いに異
なるアジマス角度に設定され、磁気テープ21にアジマス
記録された磁気信号を電気信号に変換する磁気ヘッド24
・24が取りつけられている。
した方向の回転軸を有する回転磁気ヘッド装置23が設け
られている。この回転磁気ヘッド装置23には、互いに異
なるアジマス角度に設定され、磁気テープ21にアジマス
記録された磁気信号を電気信号に変換する磁気ヘッド24
・24が取りつけられている。
磁気ヘッド24・24は、磁気ヘッド24・24によって変換さ
れた電気信号を検波し、再生エンベロープ信号を出力す
る再生信号検波手段である再生信号検波回路31に接続さ
れている。
れた電気信号を検波し、再生エンベロープ信号を出力す
る再生信号検波手段である再生信号検波回路31に接続さ
れている。
再生信号検波回路31は、アナログ信号である再生エンベ
ロープ信号をディジタル信号に変換するA−D変換器32
に接続されている。A−D変換器32は、A−D変換器32
から出力されるディジタル信号に基づいてトラッキング
位相制御信号を出力するマイクロコンピュータ33に接続
されている。
ロープ信号をディジタル信号に変換するA−D変換器32
に接続されている。A−D変換器32は、A−D変換器32
から出力されるディジタル信号に基づいてトラッキング
位相制御信号を出力するマイクロコンピュータ33に接続
されている。
上記A−D変換器32とマイクロコンピュータ33とによっ
て、再生信号検波回路31から出力される再生エンベロー
プ信号に基づき、磁気テープ21に形成されている記録ト
ラック21aと磁気ヘッド24とのトラッキング方向の相対
位置がエッジトレース状態になるようにトラッキング位
相制御信号を出力するトラッキング位相制御手段が構成
されている。
て、再生信号検波回路31から出力される再生エンベロー
プ信号に基づき、磁気テープ21に形成されている記録ト
ラック21aと磁気ヘッド24とのトラッキング方向の相対
位置がエッジトレース状態になるようにトラッキング位
相制御信号を出力するトラッキング位相制御手段が構成
されている。
マイクロコンピュータ33から出力されるトラッキング位
相制御信号は、キャプスタンサーボ装置34に接続されて
いる。このキャプスタンサーボ装置34は、コントロール
ヘッド35により検出されるコントロール信号と、回転磁
気ヘッド装置23に備えられた図示しないパルスジェネレ
ータから出力されるパルス信号とに基づいてキャプスタ
ンモータ22のサーボ制御を行うようになっている。ま
た、キャプスタンサーボ装置34は、マイクロコピュータ
33から出力されるトラッキング位相制御信号に基づい
て、キャプスタンモータ22のトラッキング位相制御を行
うサーボ制御手段としても作用するようになっている。
相制御信号は、キャプスタンサーボ装置34に接続されて
いる。このキャプスタンサーボ装置34は、コントロール
ヘッド35により検出されるコントロール信号と、回転磁
気ヘッド装置23に備えられた図示しないパルスジェネレ
ータから出力されるパルス信号とに基づいてキャプスタ
ンモータ22のサーボ制御を行うようになっている。ま
た、キャプスタンサーボ装置34は、マイクロコピュータ
33から出力されるトラッキング位相制御信号に基づい
て、キャプスタンモータ22のトラッキング位相制御を行
うサーボ制御手段としても作用するようになっている。
上記の構成において、マイクロコンピュータ33で行われ
る動作を、第2図に示すフローチャートに基づいて以下
に説明する。
る動作を、第2図に示すフローチャートに基づいて以下
に説明する。
まず、A−D変換器32から出力されるディジタル信号に
基づき、そのときの再生エンベロープ信号のレベルを記
憶する。また、キャプスタンモータ22の回転位相を微小
量だけ減少させ、磁気テープ21の記録トラック21aと磁
気ヘッド24とのトラッキング方向の相対位置が、磁気ヘ
ッド24の方が磁気テープ21の走行方向側にずれる方向に
移動するように、すなわち、磁気ヘッド24のトラッキン
グ位相量が増大するように変化させる(S1)。
基づき、そのときの再生エンベロープ信号のレベルを記
憶する。また、キャプスタンモータ22の回転位相を微小
量だけ減少させ、磁気テープ21の記録トラック21aと磁
気ヘッド24とのトラッキング方向の相対位置が、磁気ヘ
ッド24の方が磁気テープ21の走行方向側にずれる方向に
移動するように、すなわち、磁気ヘッド24のトラッキン
グ位相量が増大するように変化させる(S1)。
次に、磁気ヘッド24のトラッキング位相量を増大させる
前後の再生エンベロープ信号のレベルの差を演算し、そ
の差に基づいて、トラッキング位相量を増大させたこと
により再生エンベロープ信号のレベルが変化したかどう
かを判定する(S2)。
前後の再生エンベロープ信号のレベルの差を演算し、そ
の差に基づいて、トラッキング位相量を増大させたこと
により再生エンベロープ信号のレベルが変化したかどう
かを判定する(S2)。
S2で、再生エンベロープ信号のレベルが変化していない
と判定されれば、S1に戻って、さらにトラッキング位相
量を増大させる。また、再生エンベロープ信号のレベル
が変化したと判定されれば、S3に移行して、再生エンベ
ロープ信号のレベルが増大したのかどうかを判定する。
と判定されれば、S1に戻って、さらにトラッキング位相
量を増大させる。また、再生エンベロープ信号のレベル
が変化したと判定されれば、S3に移行して、再生エンベ
ロープ信号のレベルが増大したのかどうかを判定する。
S3で、再生エンベロープ信号のレベルが増大したと判定
されると、S4に移行して、再生エンベロープ信号のレベ
ルを記憶し、さらにトラッキング位相量を増大させた
後、再生エンベロープ信号のレベルが低下したかどうか
を判定し(S5)、再生エンベロープ信号のレベルが低下
するまで、S4とS5とを繰り返してトラッキング位相量を
増大させる。
されると、S4に移行して、再生エンベロープ信号のレベ
ルを記憶し、さらにトラッキング位相量を増大させた
後、再生エンベロープ信号のレベルが低下したかどうか
を判定し(S5)、再生エンベロープ信号のレベルが低下
するまで、S4とS5とを繰り返してトラッキング位相量を
増大させる。
すなわち、トラッキング位相量を増大させたときに再生
エンベロープ信号のレベルが増大した場合には、トラッ
キング位相量は例えば第3図にAで示すような大きさと
なっており、磁気ヘッド24と記録トラック21aのトラッ
キング方向の相対位置は、第4図(a)に示すように、
磁気ヘッド24が、記録トラック21aよりも磁気テープ21
の走行方向と反対側の方向にずれた状態になっている。
エンベロープ信号のレベルが増大した場合には、トラッ
キング位相量は例えば第3図にAで示すような大きさと
なっており、磁気ヘッド24と記録トラック21aのトラッ
キング方向の相対位置は、第4図(a)に示すように、
磁気ヘッド24が、記録トラック21aよりも磁気テープ21
の走行方向と反対側の方向にずれた状態になっている。
そこで、トラッキング位相量を増大させることにより、
再生エンベロープ量はやがて飽和して、第4図(d)に
示すようにトラッキング位相量がDであるセンタトレー
ス状態になり、さらにトラッキング位相量が増大してE
で示す大きさになって、磁気ヘッド24と記録トラック21
aとのトラッキング方向の相対位置が、第4図(e)に
示すように、磁気ヘッド24の方が記録トラック21aより
も磁気テープ21の走行方向側にずれている状態になった
ときに、再生エンベロープ信号のレベルが低下し始め
て、S6に移行する。
再生エンベロープ量はやがて飽和して、第4図(d)に
示すようにトラッキング位相量がDであるセンタトレー
ス状態になり、さらにトラッキング位相量が増大してE
で示す大きさになって、磁気ヘッド24と記録トラック21
aとのトラッキング方向の相対位置が、第4図(e)に
示すように、磁気ヘッド24の方が記録トラック21aより
も磁気テープ21の走行方向側にずれている状態になった
ときに、再生エンベロープ信号のレベルが低下し始め
て、S6に移行する。
S6では、こんどは再生エンベロープ信号のレベルを記憶
してからトラッキング位相量を減少させた後、再生エン
ベロープ信号のレベルが低下したかどうかを判定し(S
7)、再生エンベロープ信号のレベルが低下するまで、S
6とS7とを繰り返してトラッキング位相量を減少させ
る。すると、前記S4およびS5とは逆に、トラッキング位
相量が減少してBで示す大きさになったときに、第4図
(b)に示すように、エッジトレース状態に比べて、磁
気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッキング方向の
相対位置が、磁気ヘッド24の方が記録トラック21aより
も少しだけ磁気テープ21の走行方向と反対側にずれた状
態となって、再生エンベロープ信号のレベルが低下し始
め、S8に移行する。
してからトラッキング位相量を減少させた後、再生エン
ベロープ信号のレベルが低下したかどうかを判定し(S
7)、再生エンベロープ信号のレベルが低下するまで、S
6とS7とを繰り返してトラッキング位相量を減少させ
る。すると、前記S4およびS5とは逆に、トラッキング位
相量が減少してBで示す大きさになったときに、第4図
(b)に示すように、エッジトレース状態に比べて、磁
気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッキング方向の
相対位置が、磁気ヘッド24の方が記録トラック21aより
も少しだけ磁気テープ21の走行方向と反対側にずれた状
態となって、再生エンベロープ信号のレベルが低下し始
め、S8に移行する。
S8では、上記トラッキング位相量Bに対して、再生信号
検波回路31のエンベロープ検波特性やトラッキング位相
制御の精度や応答特性等に応じた補正量だけ増大させた
トラッキング位相量Cになるように、キャプスタンモー
タ22の回転位相を減少させる。そこで、磁気ヘッド24と
記録トラック21aとのトラッキング方向の相対位置は、
第4図(c)に示すように、ちょうど磁気ヘッドの一端
が磁気記録媒体に形成されている記録トラックにおける
該磁気記録媒体の走行方向側の一端に一致するエッジト
レース状態になるように制御される。
検波回路31のエンベロープ検波特性やトラッキング位相
制御の精度や応答特性等に応じた補正量だけ増大させた
トラッキング位相量Cになるように、キャプスタンモー
タ22の回転位相を減少させる。そこで、磁気ヘッド24と
記録トラック21aとのトラッキング方向の相対位置は、
第4図(c)に示すように、ちょうど磁気ヘッドの一端
が磁気記録媒体に形成されている記録トラックにおける
該磁気記録媒体の走行方向側の一端に一致するエッジト
レース状態になるように制御される。
また、前記S2で再生エンベロープ信号のレベルが変化し
たと判定された後、S3で再生エンベロープ信号のレベル
が増大してはいないと判定されると、トラッキング位相
量を増大させたときに再生エンベロープ信号のレベルが
低下したことになる。この場合には、トラッキング位相
量は例えば第3図にFで示すような大きさとなってお
り、磁気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッキング
方向の相対位置は、第4図(f)に示すように、磁気ヘ
ッド24が、記録トラック21aよりも磁気テープ21の走行
方向側にずれた状態になっている。
たと判定された後、S3で再生エンベロープ信号のレベル
が増大してはいないと判定されると、トラッキング位相
量を増大させたときに再生エンベロープ信号のレベルが
低下したことになる。この場合には、トラッキング位相
量は例えば第3図にFで示すような大きさとなってお
り、磁気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッキング
方向の相対位置は、第4図(f)に示すように、磁気ヘ
ッド24が、記録トラック21aよりも磁気テープ21の走行
方向側にずれた状態になっている。
そこで、そのままS6に移行し、S6〜S8で、前述と同様に
磁気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッキング方向
の相対位置がエッジトレース状態になるように制御が行
われる。
磁気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッキング方向
の相対位置がエッジトレース状態になるように制御が行
われる。
このように磁気ヘッド24と記録トラック21aとのトラッ
キング方向の相対位置がエッジトレース状態になるよう
に制御が行われることにより、第5図に示すように、再
生エンベロープ信号のレベルが最大で、しかも、磁気ヘ
ッド24が記録信号を再生している記録トラック21aから
はみ出している部分の長さ、つまり、隣接する逆アジマ
スの記録トラック21とのオーバラップ量Wが最大にな
る。
キング方向の相対位置がエッジトレース状態になるよう
に制御が行われることにより、第5図に示すように、再
生エンベロープ信号のレベルが最大で、しかも、磁気ヘ
ッド24が記録信号を再生している記録トラック21aから
はみ出している部分の長さ、つまり、隣接する逆アジマ
スの記録トラック21とのオーバラップ量Wが最大にな
る。
ところで、逆アジマスの記録トラック21bに記録されて
いる信号のアジマス損失Laは、磁気ヘッド24と記録トラ
ック21bとのオーバラップ量をW、磁気ヘッド24のアジ
マス角と記録トラック21bのアジマス角との傾き角(=
アジマス角の2倍)をθ、磁気テープ21に記録されてい
る磁気信号の波長をλとすると、 となり、オーバラップ量Wが大きいほど、アジマス損失
Laは大きくなる。
いる信号のアジマス損失Laは、磁気ヘッド24と記録トラ
ック21bとのオーバラップ量をW、磁気ヘッド24のアジ
マス角と記録トラック21bのアジマス角との傾き角(=
アジマス角の2倍)をθ、磁気テープ21に記録されてい
る磁気信号の波長をλとすると、 となり、オーバラップ量Wが大きいほど、アジマス損失
Laは大きくなる。
したがって、再生信号に対するクロストークは、記録ト
ラック21aの一方側の記録トラック21bに記録されている
信号に基づくものだけで、しかも、記録トラック21bに
記録されている信号が再生される際のアジマス損失は大
きいので、クロストークの影響は小さく抑えられ、再生
される映像の画質等が向上する。
ラック21aの一方側の記録トラック21bに記録されている
信号に基づくものだけで、しかも、記録トラック21bに
記録されている信号が再生される際のアジマス損失は大
きいので、クロストークの影響は小さく抑えられ、再生
される映像の画質等が向上する。
本発明に係るオートトラッキング装置は、上述したよう
な構成であるので、常に、磁気ヘッドにおける記録信号
を再生している記録トラックからはみ出した部分は、磁
気記録媒体の走行方向と反対側の隣接トラックだけにオ
ーバラップし、かつ、オーバラップ量が最も大きい状態
となるので、隣接するトラックに記録されている信号の
アミマス損失が大きくなる。
な構成であるので、常に、磁気ヘッドにおける記録信号
を再生している記録トラックからはみ出した部分は、磁
気記録媒体の走行方向と反対側の隣接トラックだけにオ
ーバラップし、かつ、オーバラップ量が最も大きい状態
となるので、隣接するトラックに記録されている信号の
アミマス損失が大きくなる。
したがって、異なるヘッド幅を有する複数の磁気ヘッド
を備えている場合であっても、常に、全ての磁気ヘッド
において、再生信号に対する隣接トラックからのクロス
トークの影響を小さく抑え、再生信号の品質を向上させ
ることができる。
を備えている場合であっても、常に、全ての磁気ヘッド
において、再生信号に対する隣接トラックからのクロス
トークの影響を小さく抑え、再生信号の品質を向上させ
ることができる。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図はオートトラッキング装置の構成を示す説
明図、第2図はマイクロコンピュータで行われる動作を
示すフローチャート、第3図はトラッキング位相量とエ
ンベロープ信号レベルとの関係を示すグラフ、第4図
(a)〜(f)はそれぞれ記録トラックと磁気ヘッドと
の位置関係を示す説明図、第5図はエッジトレース状態
の記録トラックと磁気ヘッドとの位置関係を示す説明図
である。 第6図ないし第8図は従来例を示すものであって、第6
図(a),(b)はそれぞれ記録トラックと磁気ヘッド
との位置関係を示す説明図、第7図はトラッキング位相
量とエンベロープ信号レベルとの関係を示すグラフ、第
8図はLヘッド幅>Rヘッド幅の場合における、幅広ヘ
ッドRの一端が記録トラックにおける磁気記録媒体の走
行方向に反対側の一端に一致するエッジトレース状態と
したときを示す説明図である。 21は磁気テープ(磁気記録媒体)、21a・21bは記録トラ
ック、22はキャプスタンモータ(駆動手段)、24は磁気
ヘッド、31は再生信号検波回路(再生信号検波手段)、
32はA−D変換器(トラッキング位相制御手段)、33は
マイクロコンピュータ(トラッキング位相制御手段)、
34はキャプスタンサーボ装置(サーボ制御手段)であ
る。
って、第1図はオートトラッキング装置の構成を示す説
明図、第2図はマイクロコンピュータで行われる動作を
示すフローチャート、第3図はトラッキング位相量とエ
ンベロープ信号レベルとの関係を示すグラフ、第4図
(a)〜(f)はそれぞれ記録トラックと磁気ヘッドと
の位置関係を示す説明図、第5図はエッジトレース状態
の記録トラックと磁気ヘッドとの位置関係を示す説明図
である。 第6図ないし第8図は従来例を示すものであって、第6
図(a),(b)はそれぞれ記録トラックと磁気ヘッド
との位置関係を示す説明図、第7図はトラッキング位相
量とエンベロープ信号レベルとの関係を示すグラフ、第
8図はLヘッド幅>Rヘッド幅の場合における、幅広ヘ
ッドRの一端が記録トラックにおける磁気記録媒体の走
行方向に反対側の一端に一致するエッジトレース状態と
したときを示す説明図である。 21は磁気テープ(磁気記録媒体)、21a・21bは記録トラ
ック、22はキャプスタンモータ(駆動手段)、24は磁気
ヘッド、31は再生信号検波回路(再生信号検波手段)、
32はA−D変換器(トラッキング位相制御手段)、33は
マイクロコンピュータ(トラッキング位相制御手段)、
34はキャプスタンサーボ装置(サーボ制御手段)であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気記録媒体にアジマス記録された磁気信
号を電気信号に変換する磁気ヘッドと、 磁気記録媒体に形成されている記録トラックと磁気ヘッ
ドとのトラッキング方向の相対位置を変化させる駆動手
段と、 磁気ヘッドによって変換された電気信号を検波し、再生
エンベロープ信号を出力する再生信号検波手段と、 該再生信号検波手段から出力される再生エンベロープ信
号に基づいて、磁気記録媒体に形成されている記録トラ
ックと磁気ヘッドとのトラッキング方向の相対位置がエ
ッジトレース状態になるようにトラッキング位相制御信
号を出力するトラッキング位相制御手段と、 該トラッキング位相制御手段から出力されるトラッキン
グ位相制御信号に基づいて、上記駆動手段のトラッキン
グ位相制御を行うサーボ制御手段とを備えたオートトラ
ッキング装置において、 上記トラッキング位相制御手段は、上記駆動手段にて磁
気ヘッドとのトラッキング方向の相対位置を変化させた
ときに、出力された再生エンベロープ信号のレベルが前
回の出力値に対して低下しない間は、トラッキング位相
量が増大を続けるように上記駆動手段を変化させ、再生
エンベロープ信号のレベルが低下したときに、トラッキ
ング位相量が減少するように上記駆動手段を変化させ、
その後、再生エンベロープ信号のレベルが低下に転じた
ときの記録トラックと磁気ヘッドとのトラッキング方向
の相対位置に基づいて、磁気ヘッドの一端が記録トラッ
クにおける磁気記録媒体の走行方向側の一端に一致する
エッジトレース状態を得るように構成されていることを
特徴とするオートトラッキング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63274098A JPH0711879B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | オートトラッキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63274098A JPH0711879B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | オートトラッキング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02121149A JPH02121149A (ja) | 1990-05-09 |
| JPH0711879B2 true JPH0711879B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17536966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63274098A Expired - Fee Related JPH0711879B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | オートトラッキング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711879B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04167254A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-15 | Aiwa Co Ltd | トラッキング調整方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS581843A (ja) * | 1981-06-26 | 1983-01-07 | Hitachi Ltd | Vtrのオ−トトラッキング装置 |
| JPS5911526A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気再生装置 |
| JPH0544903Y2 (ja) * | 1986-04-18 | 1993-11-16 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP63274098A patent/JPH0711879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02121149A (ja) | 1990-05-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |