JPH07119127B2 - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

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JPH07119127B2
JPH07119127B2 JP1014126A JP1412689A JPH07119127B2 JP H07119127 B2 JPH07119127 B2 JP H07119127B2 JP 1014126 A JP1014126 A JP 1014126A JP 1412689 A JP1412689 A JP 1412689A JP H07119127 B2 JPH07119127 B2 JP H07119127B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、一般にカラープリンタ、カラーコピーとよ
ばれるカラー画像記録装置の色補正に関するものであ
る。
特に、ユーザにより指定された色、例えばY、M、C、
R、G、B等だけを、ユーザの好みの微妙な色(色相
等)に変えることができるカラー画像記録装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来例の構成を第14図及び第15図を参照しながら説明す
る。
第14図は例えば特開昭63−42579号公報に示された従来
のカラー画像記録装置の制御系を示すブロック図、第15
図は同様に従来のカラー画像記録装置の操作・表示部を
示す平面図である。
第14図において、従来のカラー画像記録装置の制御系
は、CPU(1)と、このCPU(1)に接続されたROM
(2)と、CPU(1)に接続されたRAM(3)と、CPU
(1)にI/O装置を経由して接続された操作・表示部
(4)と、CPU(1)に他のI/O装置を経由して接続され
た点灯制御回路(5)とから構成されている。
第15図において、操作・表示部(4)は、B(ブルー)
色選択釦(41)と、R(レッド)色選択釦(42)と、BK
(ブラック)色選択釦(43)と、色変換モード釦(44)
と、地色セット釦(45)と、文字色セット釦(46)と、
他の操作釦とから構成されている。
つぎに、上述した従来例の動作を第16図(a)〜(c)
を参照しながら説明する。
第16図(a)〜(c)は、従来のカラー画像記録装置に
より印字されたカラー画像を示す説明図である。
第16図(a)において、地色がW(ホワイト)、文字色
がBKのカラー画像が示され、第16図(b)において、地
色がB、文字色がWのカラー画像が示され、第16図
(c)において、地色がB、文字色がRのカラー画像が
示されている。
従来のカラー画像記録装置は、カラー画像の地色と文字
色をB、R、BKの3色又は用紙の色から選択して変える
ことができた。
すなわち、ユーザは、第16図(a)で示すように、地色
がW、文字色がBKの当初のカラー画像を、同図(b)又
は(c)で示すようなカラー画像に変えたい場合、ま
ず、操作・表示部(4)の色変換モード釦(44)を押
す。つづいて、地色セット釦(45)又は文字色セット釦
(46)と、B色選択釦(41)、R色選択釦(42)又はBK
色選択釦(43)とを押す。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような従来のカラー画像記録装置では、カラー
画像の地色と文字色をB、R、BKの3色又は用紙の色か
ら選択して変えることができるだけで、ユーザの変えた
い色だけを好みの微妙な色に変えることができないとい
う問題点があった。
この発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、簡単な操作で、ユーザの変えたい色だけを好み
の微妙な色に変えることができるカラー画像記録装置を
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るカラー画像記録装置は、N原色のカラー
画像信号において、各原色の信号レベルの大小関係に基
づいて複数の色の区分を定め、予め指示された色の区分
のみのデータについて前記信号レベルの差に基づいて色
の区分毎の1〜N次色成分を求め、予め指示された前記
1〜N次色成分を変数とする複数の色補正関数に基づい
て各原色毎の変換量を求め、前記変換量を各原色毎に加
算して色補正されたデータを求める色補正回路と、色補
正の対象となる色の区分と前記複数の色補正関数のうち
所望の色相に変換する色補正関数を入力し記憶する操作
入出力装置と、前記入力された色補正の対象の色と前記
複数の色補正関数のうち所望の色相に変換する色補正関
数とに基づいて、入力されたN原色のカラー画像信号に
対応する、前記色補正回路に格納された該当色補正デー
タを記録する記録装置とを備えたものである。
[作用] この発明においては、色補正回路によって、N原色のカ
ラー画像信号において、各原色の信号レベルの大小関係
に基づいて複数の色の区分を定め、前記信号レベルの差
に基づいて色の区分毎の1〜N次色成分を求め、色の区
分毎に前記1〜N次色成分を変数とする複数の色補正関
数に基づいて各原色毎の変換量を求め、前記変換量を各
原色毎に加算して色補正されたデータが求められる。ま
た、操作入出力装置によって、色補正の対象の色と前記
複数の色補正関数のうち所望の色相に変換する色補正関
数が入力され記憶される。さらに、記録装置によって、
前記入力された色補正の対象の色と前記複数の色補正関
数のうち所望の色相に変換する色補正関数とに基づい
て、入力されたN原色のカラー画像信号に対応する、前
記色補正回路に格納された該当色補正データが記録され
る。
したがって、この発明は、簡単な操作で、ユーザが変え
たい色だけを好みの微妙な色に変えることができる。
[実施例] 実施例の構成を第1図及び第2図を参照しながら説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の色補正回路を示すブロック図で
ある。
第1図において、この発明の一実施例は、1画像分の容
量をもった画像メモリ及び色補正に関する情報等を記憶
するメモリを含むマイクロプロセッサ(1A)と、このマ
イクロプロセッサ(1A)にバスを経由して接続され液晶
等の表示装置と複数の操作キーとから構成された操作入
出力装置(4A)と、同じくマイクロプロセッサ(1A)に
接続された外部インターフェース(6)と、同じくマイ
クロプロセッサ(1A)に接続された色補正回路(7)
と、同じくマイクロプロセッサ(1A)に接続されたヘッ
ド駆動回路(8)と、このヘッド駆動回路(8)に接続
された印字ヘッド(9)とから構成されている。
第2図において、この発明の一実施例の色補正回路
(7)は、上述したバスを経由してマイクロプロセッサ
(1A)に入力側及び出力側が接続されたROM(Read Only
Memory)(71)と、同様に接続されたROM(72)と、同
様に接続されたROM(73)とから構成されている。
つぎに、上述した実施例の動作を説明する。
Y、M、C信号を色補正する処理の全てを演算回路だけ
で達成し、色補正回路としてカラー画像記録装置に搭載
することは、処理速度、回路規模及び色補正の関数の種
類の自由度などの点から不都合なことが多い。
そこで、この発明の実施例は、予め、ユーザにより指定
可能な多数(例えば、26種類)の色補正の関数に対する
色補正されたデータを求めて、ROMに書き込んでおき、
印字動作時に上述したデータを読出す方法を用いてい
る。
まず、特定の色の色補正に関する情報が、ユーザによ
り、操作入出力装置(4A)を使用して対話形式で入力さ
れる。
以下、操作入出力装置(4A)の液晶表示部に表示される
質問(「」で表わす)と、ユーザが操作キーによって入
力する応答(『』で表わす)とを例示する。
「補正したい色を次の中から選んで入力して下さ
い。
Y、M、C、R(=Y+M)、G(=C+Y)、B(=
M+C)、K(=Y+M+C)」 『Y』 「区分1:黄〜赤、区分6:緑〜黄の色が変化します。
「Y1の量に対し以下の関数式で、Y、M、Cの量を
変化できます。
TY1=YY*Y1 TMI=YM*Y1 TC1=YC*Y1」 「関数YY、YM、YCを入力して下さい。」 『2/3、1/3、1/3』 「グラフのように、Y、M、Cは変化します。よろ
しいですか?(YorN)」 『Y』 なお、上述した質問、及びでは、後で説明する第
11図(a)、同図(b)と(d)、及び同図(c)と
(e)のグラフが同時に表示される。
こうして、上述した例示のような色補正に関する情報、
すなわち色補正したい色と、どのような色相等に変換す
るかを指定する関数が、ユーザにより入力されて、マイ
クロプロセッサ(1A)によってメモリに記憶される。な
お、ユーザとしては、色やカラー印刷に関して、ある程
度知識を有する者を想定している。
一方、8ビットで構成されたY信号、M信号及びC信号
が、外部インターフェース(6)により外部から入力さ
れ、マイクロプロセッサ(1A)によって画像メモリに記
憶される。
つづいて、上述したメモリに記憶された関数YY(=2/
3)、YM(=1/3)、YC(=1/3)が、マイクロプロセッ
サ(1A)によって、6ビットで構成されたY関数指定番
号、M関数指定番号、C関数指定番号に変換されて、色
補正回路(7)に供給される。同様に、上述した画像メ
モリに記憶されたY信号、M信号及びC信号が、6ビッ
トで構成されたY信号IY、M信号IM及びC信号ICに変換
されて、色補正回路(7)に供給される。
そして、色補正され6ビットで構成されたY信号TY、M
信号TM及びC信号TCが、色補正回路(7)によって、ヘ
ッド駆動回路(8)に供給されて印字ヘッド(9)によ
り印字される。
すなわち、上述した色補正は、6ビットの関数指定番号
と、6ビットの信号IY、IM、ICとをアドレス入力とし、
予め記憶されている色補正された6ビットの信号TY、T
M、TCがデータとしてROM(71)、(72)及び(73)から
読出されて実現する。
つぎに、上述した色補正されたデータを、別の電子計算
機によって、予め求める方法を第3図〜第13図を参照し
ながら説明する。
第3図(a)〜(f)は、この発明の一実施例で処理す
るカラー画像信号の画素の色区分を示す説明図であり、
横軸はY、M、C信号の種類、縦軸は信号レベルを示
し、IY、IM、ICは、Y、M、C信号の信号レベルを示し
ている。
一般に、カラープリンタ、カラーコピー等のカラー画像
記録装置は、3〜4色の限られた原色信号からフルカラ
ーの再現を行っている。例えば、3原色信号として、印
刷の3原色と同一のY(イエロー)、M(マゼンタ)、
C(シアン)がある。
これらの3原色で表される全ての色は、Y、M、C信号
の信号レベルの大小関係に着目すると、第3図(a)〜
(f)で示すように分類することができる。
そこで、色の区分はつぎのように定めることができる。
区分1:IY>IM≧IC 区分2:IM≧IY>IC 区分3:IM>IC≧IY 区分4:IC>IM≧IY 区分5:IC>IY>IM 区分6:IY≧IC>IM また、Y、M、C信号の信号レベルの差に着目すると、
1次色成分、2次色成分及び3次色成分に分類すること
ができる。1次色成分とはY、M、C信号のうちレベル
が最大の信号と2番目の信号の差であり、2次色成分と
はレベルが2番目の信号と3番目の信号の差であり、3
次色成分とはレベルが3番目の信号である。
一般的に、原色がN色ある場合、1、2、…、N次色成
分に分類することができる。つまり、n(n=1、2、
…、N−1)次色成分とは、N色の信号のうちレベルが
n番目の信号とn+1番目の信号の差であり、N次色成
分とは、レベルがN番目の信号である。
さて、第3図(a)で示すように、区分1において、
Y、M、C信号のうちレベルが最大の信号であるY信号
は1次色成分Y1と、2次色成分Y2と、3次色成分Y3とに
分けられる。レベルが2番目の信号であるM信号は2次
色成分M2(=Y2)と、3次色成分M3(=Y3)とに分けら
れる。レベルが3番目の信号であるC信号は3次色成分
C3(=Y3=M3)である。
そこで、区分1における1次〜3次色成分はつぎのよう
に定めることができる。
1次色成分:Y1=IY−IM 2次色成分:Y2=IM−IC 3次色成分:Y3=IC 色の区分2〜6についても、同様に定めることができ
る。
この発明の実施例は、上述した1次〜3次色成分に着目
して、色補正を行うカラー画像記録装置である。
第4図は、この発明の一実施例で処理する色の区分と色
相との関係を示す説明図であり、色の区分1〜6は、円
周方向が色相を表わす円の6分割に対応している。
例えば、区分1は黄〜赤、区分2は赤〜紫、区分3は紫
〜青、区分4は青〜青緑、区分5は青緑〜緑、区分6は
緑〜黄の色相に対応している。
つづいて、色補正されたデータを求める動作の概略を第
5図を参照しながら説明する。
第5図は、この発明の一実施例で使用する色補正された
データを求める動作の概略を示すフローチャート図であ
る。
まず、ステップ(100)において、電子計算機は、色補
正前のY、M、C信号の信号レベルIY、IM、ICをセット
する。
ステップ(200)において、信号レベルIY、IM、ICの大
小関係に基づいて、色の区分1〜6のいずれかを判断
し、1次、2次、3次色成分を求める。
ステップ(300)において、色の区分1〜6毎に、1
次、2次、3次色成分を変数として、指定された関数に
基づいて各色成分を変換する。
ステップ(400)において、変換した1次、2次、3次
色成分を、Y、M、C信号毎に加えて、色補正された新
たなY、M、C信号の信号レベルTY、TM、TCとし、この
処理を終了する。
こうして、色補正されたデータが、電子計算機の上述し
た一連の処理によって、指定された関数について画素毎
に1画像分求められる。そして、各種の関数について、
予め求めておく。
つぎに、上述したデータを求める動作の詳細を第6図、
第7図及び第8図を参照しながら説明する。
第6図、第7図及び第8図は、第5図のステップ(20
0)、(300)及び(400)に対応し、この発明の一実施
例で使用する色補正されたデータを求める動作の詳細を
示すフローチャート図である。
まず、第6図で示すように、色区分を判断し、その区分
毎の1次〜3次色成分を求める処理について説明する。
ステップ(201)において、電子計算機は、入力された
カラー画像信号のうち、Y信号のレベルIYがM信号のレ
ベルIMより大きいかどうかを判断し、IY>IMの場合(YE
S)はステップ(202)に進み、IY≦IMの場合(NO)はス
テップ(207)へ飛ぶ。
ステップ(202)において、M信号レベルのIMがC信号
のレベルICより大きいか又は等しいかどうかを判断し、
IM≧ICの場合(YES)はステップ(203)に進み、IM<IC
の場合(NO)はステップ(204)へ飛ぶ。
ステップ(203)において、各信号のレベルがIY>IM≧I
Cの関係なので、色の区分を“1"とする。実際のプログ
ラムとしては、この区分“1"を所定のメモリに保存す
る。また、各信号のレベル差から1次〜3次色成分を求
めて、この処理を終了する。すなわち、 1次色成分:Y1=IY−IM 2次色成分:Y2=IM−IC 3次色成分:Y3=IC である。
ステップ(204)において、Y信号のレベルIYがC信号
のレベルICより大きいか又は等しいかどうかを判断し、
IY≧ICの場合(YES)はステップ(205)に進み、IY<IC
の場合(NO)はステップ(206)に進む。
ステップ(205)において、各信号のレベルがIY≧IC>I
Mの関係なので、色の区分を“6"とする。また、各信号
のレベル差から1次〜3次色成分を求めて、この処理を
終了する。すなわち、 1次色成分:Y1=IY−IC 2次色成分:Y2=IC−IM 3次色成分:Y3=IM である。
ステップ(206)において、各信号のレベルがIC>IY>I
Mの関係なので、色の区分を“5"とする。また、各信号
のレベル差から1次〜3次色成分を求めて、この処理を
終了する。すなわち、 1次色成分:C1=IC−IY 2次色成分:C2=IY−IM 3次色成分:C3=IM である。
ステップ(207)において、M信号のレベルIMがC信号
のレベルICより大きいかどうかを判断し、IM>ICの場合
(YES)はステップ(208)に進み、IM≦ICの場合(NO)
はステップ(211)に飛ぶ。
ステップ(208)において、Y信号のレベルIYがC信号
のレベルICより大きいかどうかを判断し、IY>ICの場合
(YES)はステップ(209)に進み、IY≦ICの場合(NO)
はステップ(210)に進む。
ステップ(209)において、各信号のレベルがIM≧IY>I
Cの関係なので、色の区分を“2"とする。また、各信号
のレベル差から1次〜3次色成分を求めて、この処理を
終了する。すなわち、 1次色成分:M1=IM−IY 2次色成分:M2=IY−IC 3次色成分:M3=IC である。
ステップ(210)において、各信号のレベルがIM>IC≧I
Yの関係なので、色の区分を“3"とする。また、各信号
のレベル差から1次〜3次色成分を求めて、この処理を
終了する。すなわち、 1次色成分:M1=IM−IC 2次色成分:M2=IC−IY 3次色成分:M3=IY である。
ステップ(211)において、各信号のレベルがIC≧IM≧I
Yの関係なので、色の区分を“4"とする。また、各信号
のレベル差から1次〜3次色成分を求めて、この処理を
終了する。すなわち、 1次色成分:C1=IC−IY 2次色成分:C2=IM−IY 3次色成分:C3=IY である。
つづいて、第7図で示すように、色の区分毎の1次〜3
次色成分を指定された関数に基づいて変換する処理につ
いて説明する。
ステップ(301)において、電子計算機は、入力された
カラー画像信号の画素の色の区分が“1"かどうかを判断
し、区分1の場合(YES)はステップ(302)に進み、区
分1以外の場合(NO)はステップ(303)に進む。
ステップ(302)において、色の区分が“1"の場合、下
記の関数式により、1次〜3次色成分の変換を行い、こ
の処理を終了する。
すなわち、1次色成分変換では、1次色成分Y1を変換す
る関数Fy1y、Fy1m、Fy1cにより定まるY、M、C信号の
変換量TY1、TM1、TC1を求める。これらの変換量TY1、TM
1、TC1は全て1次色成分Y1の大小によりその変換量が定
まる値である。
つぎに、2次色成分変換では、2次色成分Y2を変数とす
る関数Fr2y、Fr2m、Fr2cにより定まるY、M、C信号の
変換量TY2、TM2、TC2を求める。これらの変換量TY2、TM
2、TC2は、全て2次色成分Y2の大小によりその変換量が
定まる値である。
さいごに、3次色成分変換では、3次色成分Y3を変数と
する関数Fk3y、Fk3m、Fk3cにより定まるY、M、C信号
の変換量TY3、TM3、TC3を求める。これらの変換量TY3、
TM3、TC3は、全て3次色成分Y3の大小によりその変換量
が定まる値である。
すなわち、各変換量は、関数式で表わすと、 1次色成分変換:TY1=Fy1y(Y1) TM1=Fy1m(Y1) TC1=Fy1c(Y1) 2次色成分変換:TY2=Fr2y(Y2) TM2=Fr2m(Y2) TC2=Fr2c(Y2) 3次色成分変換:TY3=Fk3y(Y3) TM3=Fk3m(Y3) TC3=Fk3c(Y3) である。
なお、他の色の区分2〜6についても、同様に、1次色
成分、2次色成分、3次色成分の大小により、Y、M、
C信号の変換量がそれぞれ別の関数により求められる。
ステップ(303)において、色の区分が“2"かどうかを
判断し、区分2の場合(YES)はステップ(304)に進
み、区分2以外の場合(NO)はステップ(305)に進
む。
ステップ(304)において、色の区分が“2"の場合、下
記の関数式により、1次〜3次色成分の変換を行い、こ
の処理を終了する。
すなわち、各変換量は、関数式で表わすと、 1次色成分変換:TY1=Fm1y(M1) TM1=Fm1m(M1) TC1=Fm1c(M1) 2次色成分変換:TY2=Fr2y(M2) TM2=Fr2m(M2) TC2=Fr2c(M2) 3次色成分変換:TY3=Fk3y(M3) TM3=Fk3m(M3) TC3=Fk3c(M3) である。
ステップ(305)において、色の区分が“3"かどうかを
判断し、区分3の場合(YES)はステップ(306)に進
み、区分3以外の場合(NO)はステップ(307)に進
む。
ステップ(306)において、色の区分が“3"の場合、下
記の関数式により、1次〜3次色成分の変換を行い、こ
の処理を終了する。
すなわち、各変換量は、関数式で表わすと、 1次色成分変換:TY1=Fm1y(M1) TM1=Fm1m(M1) TC1=Fm1c(M1) 2次色成分変換:TY2=Fb2y(M2) TM2=Fb2m(M2) TC2=Fb2c(M2) 3次色成分変換:TY3=Fk3y(M3) TM3=Fk3m(M3) TC3=Fk3c(M3) である。
ステップ(307)において、色の区分が“4"かどうかを
判断し、区分4の場合(YES)はステップ(308)に進
み、区分4以外の場合(NO)はステップ(309)に進
む。
ステップ(308)において、色の区分が“4"の場合、下
記に示す関数式により、1次〜3次色成分の変換を行
い、この処理を終了する。
すなわち、各変換量は、関数式で表わすと、 1次色成分変換:TY1=Fc1y(C1) TM1=Fc1m(C1) TC1=Fc1c(C1) 2次色成分変換:TY2=Fb2y(C2) TM2=Fb2m(C2) TC2=Fb2c(C2) 3次色成分変換:TY3=Fk3y(C3) TM3=Fk3m(C3) TC3=Fk3c(C3) である。
ステップ(309)において、色の区分が“5"かどうかを
判断し、区分5の場合(YES)はステップ(310)に進
み、区分5以外(区分6)の場合(NO)はステップ(31
1)に進む。
ステップ(310)において、色の区分が“5"の場合、下
記に示す関数式により、1次〜3次色成分の変換を行
い、この処理を終了する。
すなわち、各変換量は、関数式で表わすと、 1次色成分変換:TY1=Fc1y(C1) TM1=Fc1m(C1) TC1=Fc1c(C1) 2次色成分変換:TY2=Fg2y(C2) TM2=Fg2m(C2) TC2=Fg2c(C2) 3次色成分変換:TY3=Fk3y(C3) TM3=Fk3m(C3) TC3=Fk3c(C3) である。
ステップ(311)において、色の区分が“6"の場合、下
記に示す関数式により、1次〜3次色成分の変換を行
い、この処理を終了する。
すなわち、各変換量は、関数式で表わすと、 1次色成分変換:TY1=Fy1y(Y1) TM1=Fy1m(Y1) TC1=Fy1c(Y1) 2次色成分変換:TY2=Fg2y(Y2) TM2=Fg2m(Y2) TC2=Fg2c(Y2) 3次色成分変換:TY3=Fk3y(Y3) TM3=Fk3m(Y3) TC3=Fk3c(Y3) である。
さらに、変換した1次、2次、3次色成分を、Y、M、
C信号毎に加えて、色補正された新たなY、M、C信号
の信号レベルTY、TM、TCを求める処理について第8図を
参照しながら説明する。
ステップ(401)において、電子計算機は、Y信号の変
換量TY1、TY2、TY3の負のオーバフロー防止処理を行
う。すなわち、変換量TY1、TY2、TY3が負ならば、零に
する。
ステップ(402)において、色補正後のY信号の信号レ
ベルTYを求める。すなわち、1次、2次、3次色成分の
変換量を合計する。
TY=TY1+TM2+TM3 ステップ(403)において、色補正後の信号レベルTYが
扱う信号レベルの最大値LMX(固定値=26)より大きい
かどうかを判断し、大きい場合(YES)にはステップ(4
04)に進み、大きくない場合(NO)にはステップ(40
5)に進む。
ステップ(404)において、色補正後の信号レベルTYの
オーバフロー防止処理を行う。すなわち、信号レベルTY
を信号レベルの最大値LMXとする。
ステップ(405)において、M信号の変換量TM1、TM2、T
M3の負のオーバフロー防止処理を行う。すなわち、変換
量TM1、TM2、TM3が負ならば、零にする。
ステップ(406)において、色補正後のM信号の信号レ
ベルTMを求める。すなわち、1次、2次、3次色成分の
変換量を合計する。
TM=TM1+TM2+TM3 ステップ(407)において、色補正後の信号レベルTMが
扱う信号レベルの最大値LMXより大きいかどうかを判断
し、大きい場合(YES)にはステップ(408)に進み、大
きくない場合(NO)にはステップ(409)に進む。
ステップ(408)において、色補正後の信号レベルTMの
オーバフロー防止処理を行う。すなわち、信号レベルTM
を信号レベルの最大値LMXとする。
ステップ(409)において、色補正後のC信号の変換量T
C1、TC2、TC3の負のオーバフロー防止処理を行う。すな
わち、変換量TC1、TC2、TC3が負ならば、零にする。
ステップ(410)において、色補正後のC信号の信号レ
ベルTCを求める。すなわち、1次、2次、3次色成分の
変換量を合計する。
TC=TC1+TC2+TC3 ステップ(411)において、色補正後の信号レベルTCが
扱う信号レベルの最大値LMXより大きいかどうかを判断
し、大きい場合(YES)にはステップ(412)に進み、大
きくない場合(NO)にはこの処理を終了する。
ステップ(412)において、色補正後の信号レベルTCの
オーバフロー防止処理を行う。すなわち、信号レベルTC
を信号レベルの最大値LMXとする。そして、この処理を
終了する。
ところで、第9図(a)〜(c)は、この発明の一実施
例で色補正したい色として“Y"、“M"、“C"が指定され
たときの色が変化する範囲を示す説明図である。
第9図(a)で示すように、色補正したい色として“Y"
が指定された場合、1次色成分Y1を変数とする関数Fy
1y、Fy1m、Fy1cに基づいて、変えることができる色の区
分は、“1"と“6"である。すなわち、斜線部で示す緑〜
黄〜赤の範囲である。
第9図(b)で示すように、色補正したい色として“M"
が指定された場合、1次色成分M1を変数とする関数Fm
1y、Fm1m、Fm1cに基づいて、変えることができる色の区
分は、“2"と“3"である。すなわち、斜線部で示す赤〜
紫〜青の範囲である。
第9図(c)で示すように、色補正したい色として“C"
が指定された場合、1次色成分C1を変数とする関数Fc
1y、Fc1m、Fc1cに基づいて、変えることができる色の区
分は、“4"と“5"である。すなわち、斜線部で示す青〜
青緑〜緑の範囲である。
また、第10図(a)〜(c)は、この発明の一実施例で
色補正したい色として“R"、“G"、“B"が指定されたと
きの色が変化する範囲を示す説明図である。
第10図(a)で示すように、色補正したい色として“R"
が指定された場合、2次色成分Y2又はM2を変数とする関
数Fr2y、Fr2m、Fr2cに基づいて、変えることができる色
の区分は、“1"と“2"である。すなわち、斜線部で示す
黄〜赤〜紫の範囲である。
第10図(b)で示すように、色補正したい色として“G"
が指定された場合、2次色成分C2又はY2を変数とする関
数Fg2y、Fg2m、Fg2cに基づいて、変えることができる色
の区分は、“5"と“6"である。すなわち、斜線部で示す
青緑〜緑〜黄の範囲である。
第10図(c)で示すように、色補正したい色として“B"
が指定された場合、2次色成分M2又はC2を変数とする関
数Fb2y、Fb2m、Fb2cに基づいて、変えることができる色
の区分は、“3"と“4"である。すなわち、斜線部で示す
紫〜青〜青緑の範囲である。
なお、色補正したい色として“K"が指定された場合、3
次色成分Y3、M3又はC3を変数とする関数Fk3y、Fk3m、Fk
3cに基づいて、変えることができる色の区分は、“1"〜
“6"の全てである。すなわち、灰色等の無彩色を変える
ことができる。
ところで、上述した関数Fy1y、Fy1m、Fy1c、Fm1y、Fm
1m、Fm1c、Fc1c、Fc1m、Fc1c、Fr2y、Fr2m、Fr2c、Fg
2y、Fg2m、Fg2c、Fb2y、Fb2m、Fb2c、Fk3y、Fk3m、Fk3c
の定め方は、様々あるが、例えば変数の定数倍(線形変
換)の関数を指定した場合について、第11図、第12図及
び第13図を参照しながら説明する。
第11図(a)〜(e)はこの発明の一実施例で色補正し
たい色として“Y"と、変数の定数倍の関数とが指定され
た場合の色補正前後のY、M、C信号を示す説明図、第
12図(a)〜(e)はこの発明の一実施例で色補正した
い色として“R"と、変数の定数倍の関数とが指定された
場合の色補正前後のY、M、C信号を示す説明図、第13
図(a)〜(c)はこの発明の一実施例で色補正したい
色として“K"と、変数の定数倍の関数とが指定された場
合の色補正前後のY、M、C信号を示す説明図である。
第11図(a)は、第9図(a)と同一であり、関数Fy
1y、Fy1m、Fy1cによって変化する区分を表わす。
いま、関数Fy1y、Fy1m、Fy1cが、 TY1=Fy1y(Y1)=2/3*Y1 TM1=Fy1m(Y1)=1/3*Y1 TC1=Fy1c(Y1)=1/3*Y1 と指定されると、Y、M、C信号の変換量TY1、TM1、TC
1が定まる。
第11図(b)及び(c)は、区分1のY、M、C信号の
色補正前の信号レベルIY、IM、ICと、色補正後の信号レ
ベルTY、TM、TCとを示している。2次成分Y2、M2、3次
色成分Y3、M3、C3は、そのまま保存され、1次色成分Y1
による変換量TY1、TM1、TC1だけが変化し、Y、M、C
信号全体のバランスが変わる。
第11図(d)及(e)は、区分6についての上述した区
分1と同様の図である。なお、上述した区分1、6以外
のY、M、C信号は変化しない。
第12図(a)は、第10図(a)と同一であり、関数Fr
2y、Fr2m、Fr2cによって変化する区分を表わす。
TY2=Fr2y(Y2)=2/3*Y2 TM2=Fr2m(Y2)=4/3*Y2 TC2=Fr2c(Y2)=1/3*Y2 又は、 TY2=Fr2y(M2)=2/3*M2 TM2=Fr2m(M2)=4/3*M2 TC2=Fr2c(M2)=1/3*M2 と指定されると、Y、M、C信号の変換量TY2、TM2、TC
2が定まる。
第12図(b)及び(c)は、区分1のY、M、C信号の
色補正前の信号レベルIY、IM、ICと、色補正後の信号レ
ベルTY、TM、TCを示している。1次色成分Y1、3次色成
分Y3、M3、C3は、そのまま保存され、2次色成分Y2によ
る変換量TY2、TM2、TC2だけが変化し、Y、M、C信号
全体のバランスが変わる。
第12図(d)及び(e)は、区分2についての上述した
区分1と同様の図である。上述した区分1、2以外の
Y、M、C信号は変化しない。
第13図(a)は、3次色成分Y3、M3又はC3を変数とした
関数Fk3y、Fk3m、Fk3cによる信号レベルが変化する区
分、つまり全ての区分1〜6を斜線で示している。
いま、関数がFk3y、Fk3m、Fk3cが、 TY3=Fk3y(Y3)=1/2*Y3 TM3=Fk3m(Y3)=1/2*Y3 TC3=Fk3c(Y3)=1/2*Y3 又は、 TY3=Fk3y(M3)=1/2*M3 TM3=Fk3m(M3)=1/2*M3 TC3=Fk3c(M3)=1/2*M3 又は、 TY3=Fk3y(C3)=1/2*C3 TM3=Fk3m(C3)=1/2*C3 TC3=Fk3c(C3)=1/2*C3 と指定されると、Y、M、C信号の変換量TY3、TM3、TC
3が定まる。
第13図(b)及び(c)は、区分1のY、M、C信号の
色補正前の信号レベルIY、IM、ICと、色補正後の信号レ
ベルTY、TM、TCを示している。1次色成分Y1、2次色成
分Y2、M2は、そのまま保存され、3次色成分Y3による変
換量TY3、TM3、TC3だけが変化し、Y、M、C信号全体
のバランスが変わる。
指定される関数としては、上述した変数の定数倍の関数
以外に、指定関数(AXB+C)や他の関数が考えられ
る。
この発明の一実施例は、上述したように色補正回路等を
備え、1次〜3次色成分毎の信号レベルの変換を、指定
しない色の信号レベルを変えずに、指定した色の信号レ
ベルだけを連続的に変えるので、ユーザが望む色を自由
に出力することができ、微妙な色再現を実現することが
できるという効果を奏する。
なお、上記実施例では色補正回路の入力(色補正前)及
び出力(色補正後)のY、M、C信号が6ビットである
が、各々8ビットであってもROMの個数を増やすだけな
ので、同様の動作を期待できる。
また、上記実施例ではカラー画像記録装置の入力となる
信号が、Y、M、Cの3色の場合を示したが、それらに
ブラックを加えた4色の場合でも、4次色成分を変数と
する関数の指定を加えることにより、所期の目的を達成
し得ることはいうまでもない。
[発明の効果] この発明は、以上説明したとおり、N原色のカラー画像
信号において、各原色の信号レベルの大小関係に基づい
て複数の色の区分を定め、予め指示された色の区分のみ
のデータについて前記信号レベルの差に基づいて色の区
分毎の1〜N次色成分を求め、予め指示された前記1〜
N次色成分を変数とする複数の色補正関数に基づいて各
原色毎の変換量を求める色補正回路と、色補正の対象と
なる色の区分と前記複数の色補正関数のうち所望の色相
に変換する色補正関数を入力し記憶する操作入出力装置
と、前記入力された色補正の対象の色と前記複数の色補
正関数のうち所望の色相に変換する色補正関数とに基づ
いて、入力されたN原色のカラー画像信号に対応する、
前記色補正回路に格納された該当色補正データを記録す
る記録装置とを備えたので、簡単な操作で、ユーザの変
えたい色だけを好みの微妙な色に変えることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、 第2図はこの発明の一実施例の色補正回路を示すブロッ
ク図、 第3図(a)〜(f)はこの発明の一実施例で処理する
カラー画像信号の画素の色の区分を示す説明図、 第4図はこの発明の一実施例で処理する色の区分と色相
との関係を示す説明図、 第5図はこの発明の一実施例で使用する色補正されたデ
ータを求める動作の概略を示すフローチャート図、 第6図、第7図及び第8図はこの発明の一実施例で使用
する色補正されたデータを求める動作の詳細を示すフロ
ーチャート図、 第9図(a)〜(c)はこの発明の一実施例で色補正し
たい色として“Y"、“M"、“C"が指定されたときの色が
変化する範囲を示す説明図、 第10図(a)〜(c)はこの発明の一実施例で色補正し
たい色として“R"、“G"、“B"が指定されたときの色が
変化する範囲を示す説明図、 第11図(a)〜(e)はこの発明の一実施例で色補正し
たい色として“Y"と変数の定数倍の関数が指定されたと
きの色補正前後のY、M、C信号を示す説明図、 第12図(a)〜(e)はこの発明の一実施例で色補正し
たい色として“R"と変数の定数倍の関数が指定されたと
きの色補正前後のY、M、C信号を示す説明図、 第13図(a)〜(c)はこの発明の一実施例で色補正し
たい色として“K"と変数の定数倍の関数が指定されたと
きの色補正前後のY、M、C信号を示す説明図、 第14図は従来のカラー画像記録装置の制御系を示すブロ
ック図、 第15図は従来のカラー画像記録装置の操作・表示部を示
す平面図、 第16図(a)〜(c)は従来のカラー画像記録装置によ
り印字したカラー画像を示す説明図である。 図において、 (1A)……マイクロプロセッサ、 (4A)……操作入出力装置、 (6)……外部インターフェース、 (7)……色補正回路、 (8)……ヘッド駆動回路、 (9)……印字ヘッドである。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N原色のカラー画像信号において、各原色
    の信号レベルの大小関係に基づいて複数の色の区分を定
    め、予め指示された色の区分のみのデータについて前記
    信号レベルの差に基づいて色の区分毎の1〜N次色成分
    を求め、予め指示された前記1〜N次色成分を変数とす
    る複数の色補正関数に基づいて各原色毎の変換量を求
    め、前記変換量を各原色毎に加算して色補正されたデー
    タを求める色補正回路、 色補正の対象となる色の区分と前記複数の色補正関数の
    うち所望の色相に変換する色補正関数を入力し記憶する
    操作入出力装置、 及び 前記入力された色補正の対象の色と前記複数の色補正関
    数のうち所望の色相に変換する色補正関数とに基づい
    て、入力されたN原色のカラー画像信号に対応する、前
    記色補正回路に格納された該当色補正データを記録する
    記録装置 を備えたことを特徴とするカラー画像記録装置。
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