JPH07120551B2 - 電磁誘導加熱鍋 - Google Patents

電磁誘導加熱鍋

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JPH07120551B2
JPH07120551B2 JP19295189A JP19295189A JPH07120551B2 JP H07120551 B2 JPH07120551 B2 JP H07120551B2 JP 19295189 A JP19295189 A JP 19295189A JP 19295189 A JP19295189 A JP 19295189A JP H07120551 B2 JPH07120551 B2 JP H07120551B2
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JP
Japan
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aluminum alloy
clad
stainless steel
electromagnetic induction
induction heating
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JP19295189A
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春生 石川
大橋  秀行
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭などにおいて使用する電磁誘導加熱
で調理する電磁誘導加熱鍋に関する。
従来の技術 電磁誘導加熱で調理する鍋としては、従来、ステンレス
と鉄とステンレスとをクラッドした鍋が一般的であり、
鍋内側がステンレスであるため調理物がこびりついた
り、焼きついたりして調理や洗浄がしずらいものであっ
た。
また、上記課題を解決するために、内側にAl100系のア
ルミニウムと外側にフェライト系ステンレスとをクラッ
ドした鍋の内側に非粘着性の特性をもつフッ素樹脂コー
トを加工した鍋があった。
発明が解決しようとする課題 上記従来の電磁誘導加熱鍋では、内側のAl100系アルミ
合金の表面にフッ素樹脂コートが加工してあるが、フッ
素樹脂コートは焼成焼付時に各種溶剤の揮発性や、フッ
素樹脂の溶融性等にともなうピンホールの存在はさけら
れず、鍋を使用中にこのピンホールから腐食がはじま
る。腐食の進行は従来のアルミ合金単品にフッ素樹脂コ
ートを加工した鍋よりも速く、しかも孔食となって腐食
進行していく。
また、MnおよびMg成分をそれぞれ0.2%から2.0%含有す
るアルミ合金A例えばA3004等は、ステンレスとクラッ
ド結合しても充分なクラッド結合力が得られず、鍋形状
に絞り加工すると割れが発生する課題があった。
さらに、同じ板厚のアルミ合金であっても、例えばA300
4は99%以上のAl含有のA1100より、熱伝導率が約1.5倍
を悪い。電磁誘導で交番磁界を発生するコイル近接部は
他部に比べて高温となるために、熱分布をある程度分布
させないと調理するときに焦げたり、焼付くという課題
が発生する。
また、炊飯器の鍋として使用すると性能が充分に出ない
という問題も発生する。
上記熱分布を分散するために、A3004はA1100の1.5倍の
板厚が必要となり、重くしかもコスト高という課題があ
った。
本発明は上記の課題を解決するもので、ピンホールから
の腐食進行をおさえて耐食性を向上させるとともに、こ
の耐食性の良いアルミ合金を電磁誘導加熱をおこす材料
と高い結合力でクラッドとして鍋形状まで絞り加工可能
とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、内側にアルミ合金
はMn及びMg成分をそれぞれ0.2%から2.0%含有するアル
ミ合金A,中間にAl99%以上のアルミ合金B,外側にフェラ
イト系ステンレスをクラッド結合し、前記アルミ合金A
にフッ素樹脂コート加工したものである。
また、アルミ合金Bの板厚をアルミ合金Aより厚くした
ものである。
作用 上記構成においてフッ素樹脂コートは焼成焼付時に各種
溶剤の揮発性やフッ素樹脂の溶融性等によりピンホール
の存在はさけられない。また、アルミ合金とステンレス
との電位の異なる材料が表面に出るクラッドであり、電
位差の存在もさけられない。さらに、電磁誘導による交
番磁界に鍋はさらされ、うず電流の電子の飛び込み等強
制的な電位の存在もさけられない。このように腐食に対
して悪環境の中で、ピンホールに集中的に電位が集まり
孔食が発生するものと考えられる。一般的にはA1100系
が耐食性が優れていると言われているが、耐食性だけを
とらえてみるとMn,Mgを含有したアルミ合金の方が優れ
ている。それは、Mnの固溶体が存在してAlより卑なる金
属を表面に形成して孔食をおさえると考えられるから
だ。
また、MnおよびMg成分をそれぞれ0.2%から2.0%含有す
るアルミ合金A,例えばA3004はステンレスとクラッド結
合しても充分なクラッド結合力が得られず表面処理,温
度,ロール加圧力等のクラッド条件も小さく鍋形状にプ
レスすると割れが発生してしまう。それは、クラッド加
工時に高温高圧をかけるとアルミ合金Aの表面にMn,Mg
が析出して、ステンレスとの結合を疎外しているものと
考えられる。このアルミ合金Aとステンレスとの間にAl
99%以上のアルミ合金Bを入れてクラッド結合すると、
アルミ合金Aとアルミ合金Bとは同種金属であり、容易
にクラッド加工で結合し、またステンレスとアルミ合金
Bとは、アルミ合金のAl純度が99%を高くステンレスと
高い結合力でクラッド結合し高温高圧時に表面に析出す
るMn,Mgの含有率も小さいためクラッドの結合力は高
く、鍋形状に絞っても割れ等は発生しないものである。
さらに、電磁誘導で交番磁界の発生するコイル近接部の
鍋のステンレスは他の部分と比べて高温となる。そのコ
イル部の局部的な加熱をアルミ合金の熱伝導により分散
させて、調理するアルミ合金Aの表面では、ほぼ均一と
なるのが理想である。しかし、MnおよびMgをそれぞれ0.
2%から2.0%含有するアルミ合金A、例えばA3004はAl
を99%以上含有するアルミ合金B、例えばA1100より熱
伝導率が1.5倍も悪いため熱伝導率の高いアルミ合金B
の板厚をアルミ合金Aの板厚より厚くクラッド結合する
ことで熱の分布を分散させて、調理時にこげたり焼付く
のを防止するものである。また電磁誘導式炊飯器に使用
すると、鍋の発熱が局部的となり、水の対流が鍋全体に
おきず局部的におきて、その局部はおかゆのような仕上
りとなり、他部分は硬く芯のあるご飯となり食べれない
ものとなるが、アルミ合金Bの板厚をアルミ合金Aの板
厚より厚くクラッド結合することで、この問題を解決し
て、鍋全体に水の対流がおきて米を全体に加熱し、炊き
ムラの少ないおいしいご飯ができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
MnおよびMg成分をそれぞれ0.2%から2.0%含有したアル
ミ合金Alに、Alを99%以上含有したアルミ合金B2をクラ
ッド加工する。次に電磁誘導により加熱するフェライト
系ステンレス3と上記アルミ合金2層クラッド材とを高
温高圧下でロールクラッド加工して、平板状のクラッド
材とする。
なお、アルミ合金Alとアルミ合金B2とステンレス3とを
同時にクラッド加工してあっても、またステンレス3の
代わりに電磁誘導により加熱する鉄をステンレスでサン
ドイッチした材料であっても良い。
平板状のクラッド材を絞り加工で鍋形状とした後、外面
のステンレス3にはクラッドロールによるキズと焼色と
絞りキズを除き光沢を出す研磨加工を行ない、充分に洗
浄した後で、ブラスト研磨でアルミ合金Alの表面を凹凸
でかつ活性化した後、1層目のフッ素樹脂4をコーティ
ングして乾燥させ、再び2層目のトップフッ素樹脂をコ
ーティングして焼成焼付を行なう。
発明の効果 上記構成により、本発明は、フッ素樹脂コートのピンホ
ールの存在,アルミ合金とステンレスの電位の異なる材
料が表面に出ているクラッド材、電磁誘導による強制的
な電位の存在の複合作用があっても、MnとMgの含有によ
りアルミ合金Aの孔食はおきずらく耐食性を向上させる
ものである。
また、アルミ合金Aとステンレスとの間にAl含有率99%
以上のアルミ合金Bをサンドイッチすることにより、ア
ルミ合金Aとアルミ合金Bは同種金属で結合力が高くク
ラッド結合し、またステンレスとアルミ合金Bは高いAl
含有率と、Mn,Mg等表面に析出するものが非常に少ない
ために、結合力高くクラッド結合し、鍋形状に絞り加工
しても割れ等が発生しないものである。
さらに、アルミ合金Bの板厚をアルミ合金Aより厚くす
ることで、電磁誘導の局部的な加熱を分散させて調理表
面の熱分布を小さくして、こげつき,焼きつきを防止し
て、炊飯しても炊きムラの少ないおいしいご飯を可能と
するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す電磁誘導加熱鍋の要部断面図
である。 1……アルミ合金A、2……アルミ合金B、3……ステ
ンレス、4……フッ素樹脂、5……トップフッ素樹脂。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側にMnおよびMg成分をそれぞれ0.2%か
    ら2.0%含有するアルミ合金Aと、中間にAl含有率99%
    以上のアルミ合金Bと外側にフェライト系ステンレスあ
    るいはステンレスと鉄とステンレスとを層としてクラッ
    ド結合し、前記アルミ合金Aにフッ素樹脂コートした電
    磁誘導加熱鍋。
  2. 【請求項2】アルミ合金Bの板厚をアルミ合金Aより厚
    くした請求項1記載の電磁誘導加熱鍋。
JP19295189A 1989-07-25 1989-07-25 電磁誘導加熱鍋 Expired - Lifetime JPH07120551B2 (ja)

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JPH0357187A JPH0357187A (ja) 1991-03-12
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