JPH07120693A - 光ビーム走査装置 - Google Patents
光ビーム走査装置Info
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- JPH07120693A JPH07120693A JP29132393A JP29132393A JPH07120693A JP H07120693 A JPH07120693 A JP H07120693A JP 29132393 A JP29132393 A JP 29132393A JP 29132393 A JP29132393 A JP 29132393A JP H07120693 A JPH07120693 A JP H07120693A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title abstract description 18
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 像面湾曲補正レンズの母線の走査面からのず
れに起因する走査線の湾曲を抑制することができる光ビ
ーム走査装置を提供する。 【構成】 レンズホルダー61が像面湾曲補正レンズ4
2を保持しながら、主走査方向yと平行に伸びる回動軸
69回りに回動自在となっている。そして、外力に応じ
て像面湾曲補正レンズ42がレンズホルダー61ごと回
動し、位置決めされる。こうして、像面湾曲補正レンズ
42の母線Lの姿勢が調整され、走査面からの母線Lの
ずれが低減される。その結果、被走査面に形成される走
査線の湾曲が抑制される。
れに起因する走査線の湾曲を抑制することができる光ビ
ーム走査装置を提供する。 【構成】 レンズホルダー61が像面湾曲補正レンズ4
2を保持しながら、主走査方向yと平行に伸びる回動軸
69回りに回動自在となっている。そして、外力に応じ
て像面湾曲補正レンズ42がレンズホルダー61ごと回
動し、位置決めされる。こうして、像面湾曲補正レンズ
42の母線Lの姿勢が調整され、走査面からの母線Lの
ずれが低減される。その結果、被走査面に形成される走
査線の湾曲が抑制される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザビームプリン
ターや製版用画像記録装置などに用いられる光ビーム走
査装置であって、特に被走査面に形成される走査線の湾
曲を抑制することができる光ビーム走査装置に関する。
ターや製版用画像記録装置などに用いられる光ビーム走
査装置であって、特に被走査面に形成される走査線の湾
曲を抑制することができる光ビーム走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の光ビーム走査装置で
は、偏向器の面倒れ補正を行うため、偏向面と被走査面
とが走査面に対しほぼ直交する方向、つまり副走査方向
において光学的に共役となるように、構成されている。
具体的には、光源からの光ビームが適当な光学系によっ
て副走査方向にのみ集光されて線像が形成され、その線
像上または近傍に偏向面が位置するように偏向器が配置
されている。そして、この偏向器によって偏向された光
ビームが走査レンズおよび副走査方向にのみパワーを有
するシリンドリカルレンズを介して被走査面上に照射さ
れる。
は、偏向器の面倒れ補正を行うため、偏向面と被走査面
とが走査面に対しほぼ直交する方向、つまり副走査方向
において光学的に共役となるように、構成されている。
具体的には、光源からの光ビームが適当な光学系によっ
て副走査方向にのみ集光されて線像が形成され、その線
像上または近傍に偏向面が位置するように偏向器が配置
されている。そして、この偏向器によって偏向された光
ビームが走査レンズおよび副走査方向にのみパワーを有
するシリンドリカルレンズを介して被走査面上に照射さ
れる。
【0003】しかしながら、このように光ビーム走査装
置を構成した場合には、面倒れの問題は解決されるが、
次のような問題が生じる。すなわち、像面が湾曲して、
結像位置が被走査面から光軸方向にずれ、特にそのずれ
量が焦点深度の範囲から外れると、光スポットの大きさ
が変化してしまう。その結果、被走査面上に形成される
画像の品質が低下してしまう。
置を構成した場合には、面倒れの問題は解決されるが、
次のような問題が生じる。すなわち、像面が湾曲して、
結像位置が被走査面から光軸方向にずれ、特にそのずれ
量が焦点深度の範囲から外れると、光スポットの大きさ
が変化してしまう。その結果、被走査面上に形成される
画像の品質が低下してしまう。
【0004】そこで、従来より、面倒れを補正しつつ像
面湾曲を補正するために、シリンドリカルレンズの代わ
りに、図9に示すような主走査方向yに母線Lが湾曲す
る像面湾曲補正レンズ42を用いる技術が提案されてい
る。像面湾曲補正レンズ42としては、例えば特公平3
−7082号公報(文献1)に記載されたものや特開平
3−249722号公報(文献2)に記載されたものが
ある。
面湾曲を補正するために、シリンドリカルレンズの代わ
りに、図9に示すような主走査方向yに母線Lが湾曲す
る像面湾曲補正レンズ42を用いる技術が提案されてい
る。像面湾曲補正レンズ42としては、例えば特公平3
−7082号公報(文献1)に記載されたものや特開平
3−249722号公報(文献2)に記載されたものが
ある。
【0005】(1) 文献1に記載されたレンズは、シリン
ドリカルレンズを、その光軸からレンズ両端(主走査方
向y)に進むにしたがい被走査面に近づくように湾曲成
形した湾曲シリンドリカルレンズであり、この湾曲シリ
ンドリカルレンズを走査レンズと被走査面との間に配置
することによって、像面湾曲が補正されると共に、被走
査面上に主走査方向yと平行な走査線SLを形成するこ
とができる。
ドリカルレンズを、その光軸からレンズ両端(主走査方
向y)に進むにしたがい被走査面に近づくように湾曲成
形した湾曲シリンドリカルレンズであり、この湾曲シリ
ンドリカルレンズを走査レンズと被走査面との間に配置
することによって、像面湾曲が補正されると共に、被走
査面上に主走査方向yと平行な走査線SLを形成するこ
とができる。
【0006】(2) 文献2に記載されたレンズは、アナモ
ルフィックレンズであり、その一方面における副走査方
向xの曲率半径が、光軸OAからレンズ両端(主走査方
向y)に進むにしたがって大きくなるように成形されて
いる。このため、アナモルフィックレンズの一方面にお
ける同方向のパワーが光軸OAからレンズ両端に進むに
したがって小さくなり、その結果、像面湾曲が補正され
ると共に、被走査面上に主走査方向yと平行な走査線S
Lを形成することができる。
ルフィックレンズであり、その一方面における副走査方
向xの曲率半径が、光軸OAからレンズ両端(主走査方
向y)に進むにしたがって大きくなるように成形されて
いる。このため、アナモルフィックレンズの一方面にお
ける同方向のパワーが光軸OAからレンズ両端に進むに
したがって小さくなり、その結果、像面湾曲が補正され
ると共に、被走査面上に主走査方向yと平行な走査線S
Lを形成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、像面湾曲を
補正するには、像面湾曲補正レンズ42の母線Lを主走
査方向yに沿ってのみ湾曲させる必要があるが、レンズ
加工精度の限界や装置組立精度の限界などにより、像面
湾曲補正レンズ42の母線Lが、図10に示すように、
主走査方向yのみならず、副走査方向xにも湾曲してし
まう(走査面から母線Lがずれる)ことがある。この場
合、走査線SL´が湾曲してしまい、画像品質が低下し
てしまう。なお、図10において、2点鎖線は、母線L
が副走査方向xに湾曲していない、つまり母線Lが走査
面内に位置するときの走査線SLを示している。
補正するには、像面湾曲補正レンズ42の母線Lを主走
査方向yに沿ってのみ湾曲させる必要があるが、レンズ
加工精度の限界や装置組立精度の限界などにより、像面
湾曲補正レンズ42の母線Lが、図10に示すように、
主走査方向yのみならず、副走査方向xにも湾曲してし
まう(走査面から母線Lがずれる)ことがある。この場
合、走査線SL´が湾曲してしまい、画像品質が低下し
てしまう。なお、図10において、2点鎖線は、母線L
が副走査方向xに湾曲していない、つまり母線Lが走査
面内に位置するときの走査線SLを示している。
【0008】この発明は、上記課題を解消するためにな
されたもので、像面湾曲補正レンズの母線の副走査方向
における湾曲量を低減させ、被走査面に形成される走査
線の湾曲を抑制することができる光ビーム走査装置を提
供することを目的とする。
されたもので、像面湾曲補正レンズの母線の副走査方向
における湾曲量を低減させ、被走査面に形成される走査
線の湾曲を抑制することができる光ビーム走査装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、光源からの
光ビームを副走査方向にのみ集光させて線像を形成し、
その線像上または近傍に偏向面を有する偏向器によって
前記光ビームを偏向し、偏向された光ビームを走査レン
ズおよび前記副走査方向にパワーを有し、かつ副走査方
向に対しほぼ直交する主走査方向に沿って母線が湾曲す
る像面湾曲補正レンズを介して被走査面上に照射するこ
とにより、前記主走査方向に前記被走査面を走査する光
ビーム走査装置であって、上記目的を達成するため、前
記像面湾曲補正レンズを前記主走査方向と平行な回動軸
回りに回動自在に保持し、外部から与えられる力に応じ
て前記像面湾曲補正レンズを前記回動軸回りに回動さ
せ、位置決めする回動位置決め機構を備えている。
光ビームを副走査方向にのみ集光させて線像を形成し、
その線像上または近傍に偏向面を有する偏向器によって
前記光ビームを偏向し、偏向された光ビームを走査レン
ズおよび前記副走査方向にパワーを有し、かつ副走査方
向に対しほぼ直交する主走査方向に沿って母線が湾曲す
る像面湾曲補正レンズを介して被走査面上に照射するこ
とにより、前記主走査方向に前記被走査面を走査する光
ビーム走査装置であって、上記目的を達成するため、前
記像面湾曲補正レンズを前記主走査方向と平行な回動軸
回りに回動自在に保持し、外部から与えられる力に応じ
て前記像面湾曲補正レンズを前記回動軸回りに回動さ
せ、位置決めする回動位置決め機構を備えている。
【0010】
【作用】この発明では、回動位置決め機構により、像面
湾曲補正レンズが主走査方向と平行な回動軸回りに回動
自在に保持される。そして、外部から与えられる力に応
じて前記像面湾曲補正レンズが前記回動軸回りに回動さ
れて、前記像面湾曲補正レンズの母線の姿勢が調整さ
れ、走査面からの母線のずれが低減される。その結果、
被走査面に形成される走査線の湾曲が抑制される。
湾曲補正レンズが主走査方向と平行な回動軸回りに回動
自在に保持される。そして、外部から与えられる力に応
じて前記像面湾曲補正レンズが前記回動軸回りに回動さ
れて、前記像面湾曲補正レンズの母線の姿勢が調整さ
れ、走査面からの母線のずれが低減される。その結果、
被走査面に形成される走査線の湾曲が抑制される。
【0011】
【実施例】図1は、この発明にかかる光ビーム走査装置
の一実施例を示す図である。同図に示すように、この光
ビーム走査装置では、半導体レーザ等の光源10からの
光ビームL1 が第1結像光学系20を介して偏向器とし
て機能する回転多面鏡30の鏡面31(偏向面)に入射
される。この第1結像光学系20は、コリメートレンズ
21と、副走査方向xにのみパワーを有するシリンドリ
カルレンズ22とで構成されており、光源10からの発
散光ビームL1 は、コリメートレンズ21によって平行
光ビームL2 に整形された後、シリンドリカルレンズ2
2によって副走査方向xについてのみに集光する集束光
ビームL3 に調整される。その結果、回転多面鏡30の
鏡面31上またはその近傍に線像が形成される。
の一実施例を示す図である。同図に示すように、この光
ビーム走査装置では、半導体レーザ等の光源10からの
光ビームL1 が第1結像光学系20を介して偏向器とし
て機能する回転多面鏡30の鏡面31(偏向面)に入射
される。この第1結像光学系20は、コリメートレンズ
21と、副走査方向xにのみパワーを有するシリンドリ
カルレンズ22とで構成されており、光源10からの発
散光ビームL1 は、コリメートレンズ21によって平行
光ビームL2 に整形された後、シリンドリカルレンズ2
2によって副走査方向xについてのみに集光する集束光
ビームL3 に調整される。その結果、回転多面鏡30の
鏡面31上またはその近傍に線像が形成される。
【0012】この回転多面鏡30は回転軸32回りに矢
印方向Aに回転し、集束光ビームL3 を偏向する。そし
て、回転多面鏡30によって偏向された偏向光ビームL
4 は、走査レンズ41および像面湾曲補正レンズ42を
含む第2結像光学系40を介して被走査面(回転ドラム
の円筒面)50に結像される。このように光ビーム走査
装置を構成することによって、副走査方向xについて、
回転多面鏡30の鏡面31が被走査面50と光学的に共
役となり、その結果、鏡面31の面倒れが補正され、被
走査面50に記録される画像が高品質に保たれる。
印方向Aに回転し、集束光ビームL3 を偏向する。そし
て、回転多面鏡30によって偏向された偏向光ビームL
4 は、走査レンズ41および像面湾曲補正レンズ42を
含む第2結像光学系40を介して被走査面(回転ドラム
の円筒面)50に結像される。このように光ビーム走査
装置を構成することによって、副走査方向xについて、
回転多面鏡30の鏡面31が被走査面50と光学的に共
役となり、その結果、鏡面31の面倒れが補正され、被
走査面50に記録される画像が高品質に保たれる。
【0013】また、図1での図示を省略しているが、像
面湾曲補正レンズ42には、レンズ42を所定の回動軸
回りに回動位置決めする回動位置決め機構と、上下方向
(副走査方向x)に移動位置決めする上下位置決め機構
とからなる位置決め機構60が取り付けられている。以
下、図2ないし図4を参照しつつ、位置決め機構60の
構成および動作を中心に説明する。
面湾曲補正レンズ42には、レンズ42を所定の回動軸
回りに回動位置決めする回動位置決め機構と、上下方向
(副走査方向x)に移動位置決めする上下位置決め機構
とからなる位置決め機構60が取り付けられている。以
下、図2ないし図4を参照しつつ、位置決め機構60の
構成および動作を中心に説明する。
【0014】図2は位置決め機構60の上面図であり、
図3は位置決め機構60の正面図であり、また図4は位
置決め機構60の側面図である。この位置決め機構60
は、主走査方向yに伸びるレンズホルダー61を有して
いる。このレンズホルダー61の一側面(図2の下面
側)には、その中央部に主走査方向yに伸びる凹部62
が設けられ、両端部にレンズを押さえる板バネ63,6
3が取り付けられている。このため、レンズ42を凹部
62に没入し、板バネ63,63でレンズ42の両端部
を押さえることによって、レンズ42をレンズホルダー
61に保持することができる。
図3は位置決め機構60の正面図であり、また図4は位
置決め機構60の側面図である。この位置決め機構60
は、主走査方向yに伸びるレンズホルダー61を有して
いる。このレンズホルダー61の一側面(図2の下面
側)には、その中央部に主走査方向yに伸びる凹部62
が設けられ、両端部にレンズを押さえる板バネ63,6
3が取り付けられている。このため、レンズ42を凹部
62に没入し、板バネ63,63でレンズ42の両端部
を押さえることによって、レンズ42をレンズホルダー
61に保持することができる。
【0015】また、レンズホルダー61の他方側面(図
2の上面側)の中央部には、スリット64が設けられて
おり、このスリット64を介して光ビームがレンズホル
ダー61に保持された像面湾曲補正レンズ42に入射さ
れるようになっている。
2の上面側)の中央部には、スリット64が設けられて
おり、このスリット64を介して光ビームがレンズホル
ダー61に保持された像面湾曲補正レンズ42に入射さ
れるようになっている。
【0016】このレンズホルダー61は、その両端部か
らシャフト65が主走査方向yに突設されており、後述
する上下位置決め機構66を介してベース67に固定さ
れたレンズホルダー支柱68に回動自在に軸支されてい
る。これにより、レンズホルダー61はレンズ42を保
持したままで、主走査方向yと平行な回動軸69回りに
回動自在となっている。さらにレンズホルダー61の両
端には、略直方体形状の突出部61a(一方端の突出部
は図示せず)が設けられている。なお、この実施例で
は、回動軸69がレンズ42の母線Lの両端を通過する
ようにしてるが、これに限定されるものではない。
らシャフト65が主走査方向yに突設されており、後述
する上下位置決め機構66を介してベース67に固定さ
れたレンズホルダー支柱68に回動自在に軸支されてい
る。これにより、レンズホルダー61はレンズ42を保
持したままで、主走査方向yと平行な回動軸69回りに
回動自在となっている。さらにレンズホルダー61の両
端には、略直方体形状の突出部61a(一方端の突出部
は図示せず)が設けられている。なお、この実施例で
は、回動軸69がレンズ42の母線Lの両端を通過する
ようにしてるが、これに限定されるものではない。
【0017】このレンズホルダー支柱68の上端部68
aは、図4に示すように、略U字形状に仕上げられてお
り、該U字切欠部70にレンズホルダー61の突出部6
1aが伸びている。また、略U字形状の上端部68aの
一方頂部68bには調整用押しネジ71が貫通されると
ともに、他方頂部68cには調整用バネ72が取り付け
られており、これら押しネジ71とバネ72によってレ
ンズホルダー61の突出部61aを挟み込むようにして
支持している。図示はしていないが、他方のレンズホル
ダー支柱も同様に構成されている。したがって、調整用
押しネジ71を(−z)方向に押し込むと、バネ72の
バネ力に逆らいながらネジ71の先端部がレンズホルダ
ー61の突出部61aを押動し、その結果、像面湾曲補
正レンズ42を保持するレンズホルダー61が回動軸6
9回りに回動し、レンズ42が回動軸69回りに角度θ
だけ回動され、位置決めされる(図4の1点鎖線参
照)。逆に、ネジ71を(+z)方向に移動させると、
レンズホルダー61がバネ72のバネ力によって逆方向
に回動し、レンズ42が位置決めされる。
aは、図4に示すように、略U字形状に仕上げられてお
り、該U字切欠部70にレンズホルダー61の突出部6
1aが伸びている。また、略U字形状の上端部68aの
一方頂部68bには調整用押しネジ71が貫通されると
ともに、他方頂部68cには調整用バネ72が取り付け
られており、これら押しネジ71とバネ72によってレ
ンズホルダー61の突出部61aを挟み込むようにして
支持している。図示はしていないが、他方のレンズホル
ダー支柱も同様に構成されている。したがって、調整用
押しネジ71を(−z)方向に押し込むと、バネ72の
バネ力に逆らいながらネジ71の先端部がレンズホルダ
ー61の突出部61aを押動し、その結果、像面湾曲補
正レンズ42を保持するレンズホルダー61が回動軸6
9回りに回動し、レンズ42が回動軸69回りに角度θ
だけ回動され、位置決めされる(図4の1点鎖線参
照)。逆に、ネジ71を(+z)方向に移動させると、
レンズホルダー61がバネ72のバネ力によって逆方向
に回動し、レンズ42が位置決めされる。
【0018】このように、この実施例では、レンズホル
ダー61をレンズ42を保持可能に構成するとともに、
レンズ42を保持したままで主走査方向yと平行に伸び
る回動軸69回りに回動自在とし、外力に応じてレンズ
42をレンズホルダー61ごと回動し、位置決めする回
動位置決め機構が設けられているので、像面湾曲補正レ
ンズ42の母線Lの姿勢を調整して、副走査方向xにお
ける走査線の湾曲量を低減することができる。
ダー61をレンズ42を保持可能に構成するとともに、
レンズ42を保持したままで主走査方向yと平行に伸び
る回動軸69回りに回動自在とし、外力に応じてレンズ
42をレンズホルダー61ごと回動し、位置決めする回
動位置決め機構が設けられているので、像面湾曲補正レ
ンズ42の母線Lの姿勢を調整して、副走査方向xにお
ける走査線の湾曲量を低減することができる。
【0019】一方、上下位置決め機構66は、図4に示
すように、ベース67とレンズホルダー支柱68との間
に設けられている。この上下位置決め機構66は、上下
調整用ネジ73と、ガイドシャフト74と、バネ75と
で構成されている。すなわち、レンズホルダー支柱68
の下端部68dには、ブッシュ76が設けられており、
このブッシュ76にベース67の上面から突設したガイ
ドシャフト74が挿通されており、レンズホルダー支柱
68がスムーズに上下移動できるようになっている。ま
た、ベース67とレンズホルダー支柱68の下端部68
dとの間には、上下調整用ネジ73およびバネ75が連
結されており、回転によるネジ73の上下移動に応じて
レンズホルダー支柱68が上下移動し、その結果レンズ
ホルダー61に保持されたレンズ42が上下(副走査方
向x)に位置決めされる。
すように、ベース67とレンズホルダー支柱68との間
に設けられている。この上下位置決め機構66は、上下
調整用ネジ73と、ガイドシャフト74と、バネ75と
で構成されている。すなわち、レンズホルダー支柱68
の下端部68dには、ブッシュ76が設けられており、
このブッシュ76にベース67の上面から突設したガイ
ドシャフト74が挿通されており、レンズホルダー支柱
68がスムーズに上下移動できるようになっている。ま
た、ベース67とレンズホルダー支柱68の下端部68
dとの間には、上下調整用ネジ73およびバネ75が連
結されており、回転によるネジ73の上下移動に応じて
レンズホルダー支柱68が上下移動し、その結果レンズ
ホルダー61に保持されたレンズ42が上下(副走査方
向x)に位置決めされる。
【0020】このように、この実施例では、上下位置決
め機構66を設けているので、レンズ42の光軸調整が
容易となる。例えば、上記回動位置決め機構を用いてレ
ンズ42を回動軸69回りに回動させると、レンズ42
が光軸OAから大きくずれることがある。このような場
合、この上下位置決め機構66を用いることによって、
容易にレンズ42の光軸調整を行うことができる。
め機構66を設けているので、レンズ42の光軸調整が
容易となる。例えば、上記回動位置決め機構を用いてレ
ンズ42を回動軸69回りに回動させると、レンズ42
が光軸OAから大きくずれることがある。このような場
合、この上下位置決め機構66を用いることによって、
容易にレンズ42の光軸調整を行うことができる。
【0021】次に、上記実施例にかかる回動位置決め機
構によって、副走査方向xにおける走査線の湾曲量をど
の程度低減でき、走査線がどのように変化するかについ
て、2つのモデルを挙げて説明する。
構によって、副走査方向xにおける走査線の湾曲量をど
の程度低減でき、走査線がどのように変化するかについ
て、2つのモデルを挙げて説明する。
【0022】(1) 第1のモデル 図5は、実施例における回動位置決め機構による効果を
説明するための第1の説明図である。ここでは、同図に
示すように、像面湾曲補正レンズ42の母線Lの端部を
通る直線を主走査方向yと一致させ、光軸OAとの交点
を原点Oとするとともに、原点Oから副走査方向xにX
座標を、主走査方向yにY座標を、また光軸方向zにZ
座標をとる3次元座標系を定義して説明する。また、像
面湾曲補正レンズ42は被走査面50の近傍に配置され
ることが多いため、被走査面50での走査線の湾曲はレ
ンズ42の副走査方向Xでの母線の湾曲とほぼ同じであ
ると仮定する。
説明するための第1の説明図である。ここでは、同図に
示すように、像面湾曲補正レンズ42の母線Lの端部を
通る直線を主走査方向yと一致させ、光軸OAとの交点
を原点Oとするとともに、原点Oから副走査方向xにX
座標を、主走査方向yにY座標を、また光軸方向zにZ
座標をとる3次元座標系を定義して説明する。また、像
面湾曲補正レンズ42は被走査面50の近傍に配置され
ることが多いため、被走査面50での走査線の湾曲はレ
ンズ42の副走査方向Xでの母線の湾曲とほぼ同じであ
ると仮定する。
【0023】図5のようにレンズ42の母線Lをyz平
面に投影したときに形成される投影線Lyzが半径R1 ,
中心(0,0,Z0 )の円弧で表すことができ、xy平
面に投影したときに形成される投影線Lxyが半径R2 ,
中心(X0 ,0,0)の円弧で表すことができる場合、
母線Lの走査面(yz平面)内での湾曲は、次式
面に投影したときに形成される投影線Lyzが半径R1 ,
中心(0,0,Z0 )の円弧で表すことができ、xy平
面に投影したときに形成される投影線Lxyが半径R2 ,
中心(X0 ,0,0)の円弧で表すことができる場合、
母線Lの走査面(yz平面)内での湾曲は、次式
【0024】
【数1】
【0025】となる一方、母線Lの副走査方向xでの湾
曲は、次式
曲は、次式
【0026】
【数2】
【0027】となる。これら数1および数2の連立式は
母線Lを示すものとなる。そこで、これらをX,Y,Z
の関係式に変形すると、
母線Lを示すものとなる。そこで、これらをX,Y,Z
の関係式に変形すると、
【0028】
【数3】
【0029】となる。ここで、光軸OA中心での副走査
方向xの湾曲量だけを考慮すると、母線Lの両端部を結
ぶ直線を回動軸として角度θ、すなわち、
方向xの湾曲量だけを考慮すると、母線Lの両端部を結
ぶ直線を回動軸として角度θ、すなわち、
【0030】
【数4】
【0031】だけ回動させることにより、湾曲量を低減
させることができる。例えば、半径R1 ,R2 がそれぞ
れ”2000”,”9999.75 ”であり、座標X0 ,Z0 がそ
れぞれ”-9999.25”,”-1997.5 ”であると仮定する
と、被走査面50での走査線は図6の実線SL´とな
る。それに対し、数4を満足する角度θだけ回動軸回り
に回動させると、被走査面50での走査線は実線SLと
なり、被走査面50に形成される走査線の湾曲を抑制す
ることができる。
させることができる。例えば、半径R1 ,R2 がそれぞ
れ”2000”,”9999.75 ”であり、座標X0 ,Z0 がそ
れぞれ”-9999.25”,”-1997.5 ”であると仮定する
と、被走査面50での走査線は図6の実線SL´とな
る。それに対し、数4を満足する角度θだけ回動軸回り
に回動させると、被走査面50での走査線は実線SLと
なり、被走査面50に形成される走査線の湾曲を抑制す
ることができる。
【0032】(2) 第2のモデル 図7は、実施例における回動位置決め機構による効果を
説明するための第2の説明図である。同図のようにレン
ズ42の母線Lをyz平面に投影したときに形成される
投影線Lyzが半径R1 ,中心(0,0,Z0 )の円弧で
表すことができ、xy平面に投影したときに形成される
投影線Lxyが、光軸OA中心で”X=X1 ”、両端部
で”X=0”を通る2つの直線で表すことができる場
合、上記と同様にして解析すると、
説明するための第2の説明図である。同図のようにレン
ズ42の母線Lをyz平面に投影したときに形成される
投影線Lyzが半径R1 ,中心(0,0,Z0 )の円弧で
表すことができ、xy平面に投影したときに形成される
投影線Lxyが、光軸OA中心で”X=X1 ”、両端部
で”X=0”を通る2つの直線で表すことができる場
合、上記と同様にして解析すると、
【0033】
【数5】
【0034】
【数6】
【0035】が得られる。なお、副走査方向xの母線L
の湾曲はxz平面に対称であることから、数6では、”
Y≧0”の場合のみを考慮している。
の湾曲はxz平面に対称であることから、数6では、”
Y≧0”の場合のみを考慮している。
【0036】ここで、上記と同様に、光軸OA中心での
副走査方向xの湾曲量だけを考慮すると、母線Lの両端
部を結ぶ直線を回動軸として角度θ、すなわち、
副走査方向xの湾曲量だけを考慮すると、母線Lの両端
部を結ぶ直線を回動軸として角度θ、すなわち、
【0037】
【数7】
【0038】だけ回動させることにより、湾曲量を低減
させることができる。例えば、半径R1 が”2000”であ
り、座標Z0 が”-1997.5 ”座標X1 が”0.5 ”である
と仮定すると、被走査面50での走査線は図8の実線S
L´となる。それに対し、数7を満足する角度θだけ回
動軸回りに回動させると、被走査面50での走査線は実
線SLとなり、被走査面50に形成される走査線の湾曲
を抑制することができる。
させることができる。例えば、半径R1 が”2000”であ
り、座標Z0 が”-1997.5 ”座標X1 が”0.5 ”である
と仮定すると、被走査面50での走査線は図8の実線S
L´となる。それに対し、数7を満足する角度θだけ回
動軸回りに回動させると、被走査面50での走査線は実
線SLとなり、被走査面50に形成される走査線の湾曲
を抑制することができる。
【0039】なお、上記実施例においては、レンズホル
ダー61をレンズ42を保持可能に構成するとともに、
レンズ42を保持したままで主走査方向yと平行に伸び
る回動軸69回りに回動自在とし、外力に応じてレンズ
42をレンズホルダー61ごと回動する回動位置決め機
構が設けられているが、回動位置決め機構の構成はこれ
に限定されるものではなく、要は、像面湾曲補正レンズ
42を外力に応じて回動させ、位置決めすることができ
る構成であれば任意である。
ダー61をレンズ42を保持可能に構成するとともに、
レンズ42を保持したままで主走査方向yと平行に伸び
る回動軸69回りに回動自在とし、外力に応じてレンズ
42をレンズホルダー61ごと回動する回動位置決め機
構が設けられているが、回動位置決め機構の構成はこれ
に限定されるものではなく、要は、像面湾曲補正レンズ
42を外力に応じて回動させ、位置決めすることができ
る構成であれば任意である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、像面
湾曲補正レンズを主走査方向と平行な回動軸回りに回動
自在に保持し、外部から与えられる力に応じて前記像面
湾曲補正レンズを前記回動軸回りに回動させるように構
成しているので、前記像面湾曲補正レンズの母線の姿勢
を調整することにより、走査面からの母線のずれを低減
し、その結果、被走査面に形成される走査線の湾曲を抑
制することができる。
湾曲補正レンズを主走査方向と平行な回動軸回りに回動
自在に保持し、外部から与えられる力に応じて前記像面
湾曲補正レンズを前記回動軸回りに回動させるように構
成しているので、前記像面湾曲補正レンズの母線の姿勢
を調整することにより、走査面からの母線のずれを低減
し、その結果、被走査面に形成される走査線の湾曲を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる光ビーム走査装置の一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】位置決め機構の上面図である。
【図3】位置決め機構の正面図である。
【図4】位置決め機構の側面図である。
【図5】実施例における回動位置決め機構による効果を
説明するための第1の説明図である。
説明するための第1の説明図である。
【図6】像面湾曲補正レンズの回動前および回動後の被
走査面での走査線の変化の様子を示す図である。
走査面での走査線の変化の様子を示す図である。
【図7】実施例における回動位置決め機構による効果を
説明するための第2の説明図である。
説明するための第2の説明図である。
【図8】像面湾曲補正レンズの回動前および回動後の被
走査面での走査線の変化の様子を示す図である。
走査面での走査線の変化の様子を示す図である。
【図9】像面湾曲補正レンズと被走査面上の走査線との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図10】像面湾曲補正レンズと被走査面上の走査線と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
10 光源 30 回転多面鏡(偏向器) 31 鏡面(偏向面) 41 走査レンズ 42 像面湾曲補正レンズ 50 被走査面 69 回動軸 x 副走査方向 y 主走査方向
Claims (1)
- 【請求項1】 光源からの光ビームを副走査方向にのみ
集光させて線像を形成し、その線像上または近傍に偏向
面を有する偏向器によって前記光ビームを偏向し、偏向
された光ビームを走査レンズおよび前記副走査方向にパ
ワーを有し、かつ副走査方向に対しほぼ直交する主走査
方向に沿って母線が湾曲する像面湾曲補正レンズを介し
て被走査面上に照射することにより、前記主走査方向に
前記被走査面を走査する光ビーム走査装置において、 前記像面湾曲補正レンズを前記主走査方向と平行な回動
軸回りに回動自在に保持し、外部から与えられる力に応
じて前記像面湾曲補正レンズを前記回動軸回りに回動さ
せ、位置決めする回動位置決め機構を備えたことを特徴
とする光ビーム走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29132393A JPH07120693A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 光ビーム走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29132393A JPH07120693A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 光ビーム走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07120693A true JPH07120693A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17767426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29132393A Pending JPH07120693A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 光ビーム走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120693A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6956686B2 (en) | 2001-05-11 | 2005-10-18 | Pentax Corporation | Scanning optical system |
| US6958839B2 (en) | 2001-05-11 | 2005-10-25 | Pentax Corporation | Scanning optical system |
| JP2006184526A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置・画像形成装置・走査線変化補正方法 |
| JP2007164205A (ja) * | 2007-01-09 | 2007-06-28 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及びそれを搭載した画像形成装置 |
| JP2008185689A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP29132393A patent/JPH07120693A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6956686B2 (en) | 2001-05-11 | 2005-10-18 | Pentax Corporation | Scanning optical system |
| US6958839B2 (en) | 2001-05-11 | 2005-10-25 | Pentax Corporation | Scanning optical system |
| JP2006184526A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置・画像形成装置・走査線変化補正方法 |
| JP2007164205A (ja) * | 2007-01-09 | 2007-06-28 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及びそれを搭載した画像形成装置 |
| JP2008185689A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Kyocera Mita Corp | 光走査装置 |
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