JPH0894913A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH0894913A
JPH0894913A JP25736894A JP25736894A JPH0894913A JP H0894913 A JPH0894913 A JP H0894913A JP 25736894 A JP25736894 A JP 25736894A JP 25736894 A JP25736894 A JP 25736894A JP H0894913 A JPH0894913 A JP H0894913A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バネを使用しない簡単な構造で、調整が容易
なミラーの調整装置を有する光走査装置を提供するこ
と。 【構成】 光走査装置において、光路の途中に配置され
るシリンダーミラー7及びシリンダーミラーのシリンダ
ー軸を回転させることによって走査線の傾きを調整する
調整手段を設ける。この調整手段は、3つの基準ピンに
前記シリンダー面が当接するように、シリンダーミラー
を支持する支持手段と、シリンダーミラーの長手方向の
一端の近傍の一方の側面を固定ピン9により支持し、シ
リンダーミラーに当接する面およびその反対側の面が球
面あるいは曲率面のいずれかであり、回動回能な回動部
材10、および該回動部材10をシリンダーミラー7の
一端の近傍の他方の側面に押圧する押圧手段であるネジ
4とからなる支持手段とを備え、更に、シリンダーミラ
ーの他端の近傍の両側面を、位置の調整が可能な支持点
により支持する側面支持手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル複写機あるいは
プリンタ等の光走査装置における、被走査面上の光ビー
ムの位置を調整するためのミラーの調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走査位置を最終的に位置決めする
ために、走査面直前にあるミラーの姿勢を調整する構造
の光走査装置が多数提案されている。特公昭62−23
844号公報には、ミラーを3点のプランジャにより支
持する構造が記載されている。しかし、このような構造
では1つのプランジャを調整すると、ドラムの軸に水平
な方向、垂直な方向および光路長の少なくとも2つ以上
のパラメータが同時に変化してしまい、調整作業が難し
く、またプランジャがバネによって支持されているが、
ミラーを押さえる力はを歪みを考慮すると、ある程度以
上強くはできないから、振動、衝撃等により位置のズレ
が生じ易い。このことはミラーが大型で重い場合はより
顕著である。
【0003】特公平2−38927号公報には、具体的
構造は示されていないが、ミラーを、ミラー面内で光軸
と交わり、かつ主走査方向と平行な第1の回転軸、およ
びミラー面内で光軸と交わり、かつ第1の回転軸と直角
な第2の回転軸によりそれぞれ回動可能に支持する構成
が記載されている。このような構成にすれば、紙送り方
向の調整およびドラム軸に対する傾きの調整(スキュー
調整)がそれぞれの軸の回転によって可能となるが、大
型で重いミラーをドラム軸と垂直な軸を中心として回転
させる軸構造を設けることは機構が複雑となり、またコ
ストの点で不利である。また、特公平2−22928号
公報には、主走査方向の傾きを調整するために、ミラー
を回動させる軸を設け、かつ一端をバネと移動可能な支
持点により支持している。この構成においても、やはり
大型で重いミラーを回転させる精度のよい軸構造を設け
ることは機構が複雑となり、またコストの点で不利であ
る。更に、バネによる支持は振動、衝撃等により位置の
ズレが生じ易い。
【0004】上記のような従来例の改良案として、図6
に示すようなミラーの支持調整構造が提案されている。
このミラー支持調整構造は、シリンダー面の形状を有す
る反射面を備えたシリンダーミラー7のシリンダー面を
3点の基準ピン3−1、3−2、3−3により支持し、
調整時には背面からバネ等により押圧することにより、
3つの支持点にシリンダー面が当接しながら移動するこ
とが可能であるように支持し、更に四隅の側面に、位置
の調整が可能な支持点であるネジ31、32、33、3
4を設けてある。また、側板1の外側には、シリンダー
面を通り、シリンダー軸と平行な軸を中心にミラーを回
動させるためのピンが設けられており、このピンは図示
しないフレームに嵌合している。このミラー支持機構
は、四隅のネジにより支持点を調整することによって、
図6の紙面に垂直な軸を中心にシリンダー面を回転させ
ることにより、スキュー調整を行うものであり、構造が
簡単で、スキュー調整操作と副走査方向(用紙送り方
向)の位置調整操作とが分離されているので、一方の調
整により他方がずれるということもない。また、バネを
用いていないので振動、衝撃にも強い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のミラー支持構造
において、単純な3点支持では調整が困難であり、シリ
ンダー面に垂直な方向の軸構造を設けると機構が複雑で
あり、かつ高価になってしまうという問題点があり、ま
たバネによる支持では振動、衝撃に弱いという問題点が
あった。更に、図6に示すようなミラー支持調整装置に
おいては、調整を行う場合に、一端の調整ネジ31、3
2のみによってミラーを調整しようとしても、他端の調
整ネジ33、34が締め付けられているとミラーが歪ん
でしまうので、両端のネジを緩めて調整を行う必要があ
る。従って、走査面を見ながら調整しても、最終的に両
端のネジを締め付けると位置がずれて、再度調整を繰り
返す必要があるという問題点があった。本発明の目的
は、前記のような従来技術の問題点を解決し、バネや軸
構造を使用しない簡単な構造で、調整が容易なミラーの
調整装置を有する光走査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダーミ
ラー及びシリンダーミラーの姿勢を調整する調整手段を
有する光走査装置において、前記調整手段は、少なくと
もシリンダーミラーに当接する面が球面もしくは曲率面
のいずれかである回動部材によりシリンダーミラーの一
端の一方の側面を支持する側面支持手段を含むことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、ミラーの一端の一方の側面
を回動可能な部材により支持したので、他端の位置を変
化させた場合には、回動部材が回動することにより、ミ
ラーに歪み等の悪影響を与える応力がかかることを防止
することができ、また回動部材側の端部は締め付けたま
まで調整が可能であるために、調整のやり直しを行う必
要がなくなる。更に軸構造を用いていないので構造が簡
単であり、耐振動、耐衝撃性も向上する。
【0008】
【実施例】図2は本発明を適用した光走査装置の一実施
例の縦断面図である。アルミ等でできたフレーム20に
は、樹脂等からなり、foレンズ16等を搭載した光学
筐体21および、ポリゴンミラー15を備えたポリゴン
スキャナ19が取り付けられている。またフレーム20
の側面にはミラー17、18および本発明に関するシリ
ンダーミラー7が取り付けられており、シリンダーミラ
ー7およびその支持部材全体をシリンダー面を通る軸を
中心に回動させることにより、感光ドラム11上の用紙
送り方向の位置決め調整を行う構成になっている。図示
しないレーザー光源ユニットから出力された光ビームは
ポリゴンミラー15によって主走査方向に偏向され、f
oレンズ16を通過して、ミラー18、19およびシリ
ンダーミラー7により反射した後、感光ドラム11上に
焦点を結ぶ。なお12はドラムの回転方向、13は帯電
器、14は結像ビームを示す。
【0009】図3は、本発明によるミラーの支持調整装
置の平面図である。なお図6と同じ部材には同じ番号が
付与してある。このミラー支持調整装置は、ミラー7の
側面および背面を囲むハウジング2を有している。そし
て、シリンダー面の形状を有する反射面を備えたシリン
ダーミラー7のシリンダー面を3点の基準ピン3−1、
3−2、3−3により支持している。ミラー7は、第3
の側面支持手段である、ハウジング2に設けられた位置
調整用ネジ4−2、4−3により一端の側面を支持さ
れ、また他端は、第1の側面支持手段である固定ピン9
および、第2の側面支持手段を構成する、ミラーに当接
する面および対向する面が球状もしくはシリンダー面状
であり、回動可能に装着されているピン部材10により
支持されている。押圧手段であるネジ4−1は、ピン部
材10をミラー7の側面に押圧する。なお、側板1の外
側には、シリンダー面を通り、シリンダー軸と平行な軸
を中心にミラーを回動させるためのピン21が設けられ
ている。
【0010】図4は、本発明によるミラーの支持調整装
置の図3のM−M面における断面図であり、図5は、図
3のN−N面における断面図である。調整時には、ミラ
ー7の側面および背面を囲むハウジング2の背面に設け
られた背面固定ネジ5−1、5−2を緩め、背面から図
5のバネ6によりミラー7を押圧することにより、ミラ
ー7が3つの支持点にシリンダー面が当接しながら移
動、回転することが可能であるように支持する構造にな
っている。8はバネをハウジング2に固定するためのネ
ジである。なお、調整終了後は図5の背面固定用ネジ5
−2を締め付けることによりミラー7が固定される。
【0011】図1は図3の下部のミラー支持構造の拡大
図である。ピン部材10は、例えば両端を球面状に加工
した金属のピンであり、球の直径は例えばピン10の長
さと等しい、即ち球を円筒状に削ったものが使用でき
る。ピン部材10をミラー7に押圧、固定するためのネ
ジ4−1はその底面が平面状に加工されている。また、
ピン部材10と対向して反対側の側面を支持する固定ピ
ン9の先端の形状もやはり球面であり、固定ピン9は単
にハウジングの孔に挿入されているだけでもよいし、任
意の手段で固着されていてもよい。
【0012】本発明の光走査装置のシリンダーミラー支
持調整装置を調整する場合には、図6に示す従来例のよ
うに、ミラーの両端を開放する必要はなく、図1の固定
支持点である固定ピン9および回動部材であるピン部材
10はネジ4−1により適当な強さで締め付けられた状
態のままでよい。そして、図3の上部の調整ネジ4−
2、4−3を調整することにより、ミラー7はほぼ固定
支持点である固定ピン9を中心として回転する。そし
て、ミラー7の回転に従って、回動ピン10がミラー7
と固定用ネジ4−1の底面との間で回動し、ミラー7に
かかる応力を減少させる。今、図1に一点鎖線で示すよ
うな方向にミラー7を傾けた場合の、ピン部材10とミ
ラー7の接点Pにおける変位dxおよびdyを求めてみ
る。図3の調整ネジ4−2、4−3側の端部のミラー7
の移動量をC、ミラー7の長さをL、幅をW、回転角度
をdθとすると次式1が成り立つ。
【0013】 tan(dθ)=C/L 式1。
【0014】従ってdyが近似的に次式2により求めら
れる。
【0015】 dy=W・tan(dθ)=W・C/L 式2。
【0016】またdxは近似的に次式3により求められ
る。
【0017】 dx=dy・tan(dθ)=dy・C/L 式3。
【0018】実際の装置におけるミラー7の長さLが例
えば600mm、幅Wが20mm、移動量Cが2mmで
あったとすれば、これらの値を式2および3に代入する
と、dyが約0.07mm、dxが約0.0002mm
即ち0.2μmとなる。従ってピン部材10はミラー7
と接触するピンの端部が約0.07mmだけ転がればよ
い。但しピン部材10がハウジング2に設けられた孔に
接触していると、それ以上回動不可能となるので、ピン
部材10が周囲の孔の側面からピンの最大移動距離以上
離れている状態で組み立てる必要がある。x方向の変位
dxはわずか0.2μmであり、無視できる値である。
従って、ネジ4−1を締めたままでミラーを傾けてもミ
ラー7は歪むことなく調整が可能である。
【0019】以上、実施例を説明したが、本発明は以下
に示すような変形例も考えられる。ピン部材10の形状
はピンである必要はなく、球であってもよい。また球面
の直径はピンの長さと一致している必要はなく、ピンの
直径と異なる直径を有する球面を採用すれば、ミラーを
傾けた場合に固定ピンと可動ピン部材を押圧するネジの
底面との距離を一定に保ち、締め付け力が変化しないよ
うに構成することも可能である。また前記ネジの底面を
曲面状に加工することにより、同様の効果を得ることも
できる。可動ピンおよび固定ピンの端部の形状は球面の
ほか、ミラー7の鏡面と平行な断面が半円、台形、三角
形のような端部形状であってもよく、ミラー7との接触
面の形状も点、円、直線、長方形等の形状であってもよ
い。ピン部材が周囲に接触しないように組み立てるため
に、例えばピンの周囲に柔らかいスポンジのような部材
を巻いてから孔に挿入するようにしてもよい。第3の側
面支持手段としては、ネジで両側面を支持する方法以外
にも任意の方法が採用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
ミラーの一端の一方の側面を回動可能な部材により支持
したので、調整のために他端の位置を変化させた場合
に、回動部材が回動することにより、ミラーに歪み等の
悪影響を与える応力がかかることを防止することができ
る。、従って、回動部材側の端部は締め付けたままで調
整が可能であり、調整のやり直しを行う必要がなくなる
という効果がある。更に軸構造等を用いていないので構
造が簡単であり、調整後はバネ等による支持ではなく、
ネジなどにより堅固に固定されるので、耐振動、耐衝撃
性が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の下部のミラー支持構造の拡大図である。
【図2】本発明を適用した光走査装置の一実施例の縦断
面図である。
【図3】本発明によるミラーの支持調整装置の平面図で
ある。
【図4】本発明によるミラーの支持調整装置のM−M面
断面図である。
【図5】本発明によるミラーの支持調整装置のN−N面
断面図である。
【図6】従来のミラーの支持調整装置の平面図である。
【符号の説明】
1…側板、2…ハウジング、3…基準ピン、4…調整ネ
ジ、5…背面固定ネジ、6…板バネ、7…シリンダーミ
ラー、8…ネジ、9…固定ピン、10…ピン部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーミラー及びシリンダーミラー
    の姿勢を調整する調整手段を有する光走査装置におい
    て、前記調整手段は、少なくともシリンダーミラーに当
    接する面が球面もしくは曲率面のいずれかである回動部
    材によりシリンダーミラーの一端の一方の側面を支持す
    る側面支持手段を含むことを特徴とする光走査装置。
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Cited By (4)

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