JPH07120967A - 磁性トナー及び磁性トナーの製造方法 - Google Patents
磁性トナー及び磁性トナーの製造方法Info
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- JPH07120967A JPH07120967A JP5268740A JP26874093A JPH07120967A JP H07120967 A JPH07120967 A JP H07120967A JP 5268740 A JP5268740 A JP 5268740A JP 26874093 A JP26874093 A JP 26874093A JP H07120967 A JPH07120967 A JP H07120967A
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- toner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トナー粒子を均等に加熱し適正な表面改質処
理を施すことにより、流動性を向上させ、しかもクリー
ニング不良が発生せず、安定した画像形成をおこなう磁
性トナー、及び磁性トナーの製造方法を提供することを
目的とする。 【構成】 少なくともバインダー樹脂と磁性体から構成
される磁性トナーであって、前記磁性トナーを電磁誘導
加熱手段により、表面改質処理を施すことを特徴とする
磁性トナー、及び磁性トナーの製造方法。
理を施すことにより、流動性を向上させ、しかもクリー
ニング不良が発生せず、安定した画像形成をおこなう磁
性トナー、及び磁性トナーの製造方法を提供することを
目的とする。 【構成】 少なくともバインダー樹脂と磁性体から構成
される磁性トナーであって、前記磁性トナーを電磁誘導
加熱手段により、表面改質処理を施すことを特徴とする
磁性トナー、及び磁性トナーの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やレーザービーム
プリンター、ファクシミリなどの電子写真装置に用いら
れる磁性トナー、及び磁性トナーの製造方法に関するも
のである。
プリンター、ファクシミリなどの電子写真装置に用いら
れる磁性トナー、及び磁性トナーの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては米国特許第
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報、及び特公昭43−24748号公報等で多種の
方法が開示されている。一般には光導電性物質を利用し
て種々光学手段により感光体上に電気的静電潜像を形成
し、ついでこの静電潜像をトナーを用いて可視像化し、
必要に応じて紙等に転写した後、加熱または圧力等によ
り定着し、コピー画像を得るものである。
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報、及び特公昭43−24748号公報等で多種の
方法が開示されている。一般には光導電性物質を利用し
て種々光学手段により感光体上に電気的静電潜像を形成
し、ついでこの静電潜像をトナーを用いて可視像化し、
必要に応じて紙等に転写した後、加熱または圧力等によ
り定着し、コピー画像を得るものである。
【0003】静電潜像をトナーを用いて可視像化する方
法として、米国特許第2,874,063号明細書に記
載されている磁気ブラシ法、同第2,618,552号
明細書に記載されているカスケード現像法及び米国特許
第2,909,258号明細書に記載されている導電性
磁性トナーを用いる方法など種々知られている。
法として、米国特許第2,874,063号明細書に記
載されている磁気ブラシ法、同第2,618,552号
明細書に記載されているカスケード現像法及び米国特許
第2,909,258号明細書に記載されている導電性
磁性トナーを用いる方法など種々知られている。
【0004】また現像方法としては、おもに、キャリア
と呼ばれる鉄粉やガラスビーズ等とトナーを混合したも
のを現像剤として用いる二成分現像方式と、トナー単独
で用いる一成分現像方式がある。
と呼ばれる鉄粉やガラスビーズ等とトナーを混合したも
のを現像剤として用いる二成分現像方式と、トナー単独
で用いる一成分現像方式がある。
【0005】前者の二成分現像方式はトナー及びキャリ
アを混合撹拌して相互の摩擦帯電によりトナーを帯電さ
せる現像方式であるため、帯電性、搬送性は安定する。
しかしこの方法はトナーが逐次消費されるため、トナー
とキャリアの比を常に一定に維持する機能が必要であ
り、小型、軽量化が困難である。
アを混合撹拌して相互の摩擦帯電によりトナーを帯電さ
せる現像方式であるため、帯電性、搬送性は安定する。
しかしこの方法はトナーが逐次消費されるため、トナー
とキャリアの比を常に一定に維持する機能が必要であ
り、小型、軽量化が困難である。
【0006】小型、軽量が可能である後者の一成分現像
方式には磁気力でトナーを搬送、保持する磁性一成分現
像方式が多種考案されている。
方式には磁気力でトナーを搬送、保持する磁性一成分現
像方式が多種考案されている。
【0007】磁性一成分現像方式に用いる磁性トナーが
一般の混練、粉砕、分級という工程を経て作成された場
合、その形状はいわゆる不定形となる。磁性トナーが不
定形である場合には、その磁化に方向性が生じ、そのた
め現像剤担持体上に均一な密度および厚さの現像剤層を
形成することが困難となる。
一般の混練、粉砕、分級という工程を経て作成された場
合、その形状はいわゆる不定形となる。磁性トナーが不
定形である場合には、その磁化に方向性が生じ、そのた
め現像剤担持体上に均一な密度および厚さの現像剤層を
形成することが困難となる。
【0008】しかも、磁性トナーが不定形であると流動
性が低く、そのため適正量のトナーを現像空間に安定に
搬送することが出来ず、画像濃度が低下したり、あるい
は画像むらが生じたりする問題点がある。
性が低く、そのため適正量のトナーを現像空間に安定に
搬送することが出来ず、画像濃度が低下したり、あるい
は画像むらが生じたりする問題点がある。
【0009】このような問題を解決するためには、磁性
トナーを球形化することが有効である。従来において
は、次のような球形化の技術が提案されている。 (a)混練粉砕法により得られた樹脂粒子の表面をスプ
レードライヤーを用いて熱風等により溶融して球形化を
図る技術(特開昭56-52758号公報、特開昭59-121048 号
公報参照)。 (b)混練粉砕法により得られた樹脂粒子を気流中に分
散してその表面を溶融し球形化を図る技術(特開昭58-1
34650号公報参照)。 (c)流入空気の温度を制御することにより、トナー組
成物の粗粉砕物を微粉砕すると同時に球形化を図る技術
(特開昭61-61627号公報参照)。
トナーを球形化することが有効である。従来において
は、次のような球形化の技術が提案されている。 (a)混練粉砕法により得られた樹脂粒子の表面をスプ
レードライヤーを用いて熱風等により溶融して球形化を
図る技術(特開昭56-52758号公報、特開昭59-121048 号
公報参照)。 (b)混練粉砕法により得られた樹脂粒子を気流中に分
散してその表面を溶融し球形化を図る技術(特開昭58-1
34650号公報参照)。 (c)流入空気の温度を制御することにより、トナー組
成物の粗粉砕物を微粉砕すると同時に球形化を図る技術
(特開昭61-61627号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記
(a)、(b)、(c)のような構成では、いずれもト
ナー粒子の表面を熱風等で溶融して球形化を図るため、
すべての粒子に均等に熱を与えて溶融することが出来
ず、また、熱風等により溶融する際にトナー粒子の分散
状態が完全に均一とはならず、またトナー粒子同士の接
触によりトナー粒子の凝集化が発生してしまい、その結
果得られるトナー粒子の平均粒径が大きくなって画質の
劣化を招き、また粒度分布が広くなるため、所望の粒度
分布の磁性トナーを高い収率で製造することが困難とな
る。
(a)、(b)、(c)のような構成では、いずれもト
ナー粒子の表面を熱風等で溶融して球形化を図るため、
すべての粒子に均等に熱を与えて溶融することが出来
ず、また、熱風等により溶融する際にトナー粒子の分散
状態が完全に均一とはならず、またトナー粒子同士の接
触によりトナー粒子の凝集化が発生してしまい、その結
果得られるトナー粒子の平均粒径が大きくなって画質の
劣化を招き、また粒度分布が広くなるため、所望の粒度
分布の磁性トナーを高い収率で製造することが困難とな
る。
【0011】また、上記(b)の技術においては、相当
高い精度で球形化されたトナー粒子を得ることが出来る
が、反面球形化が過度になるため、トナーのクリーニン
グ不良が発生し易い。すなわち、クリーニング工程にお
いては通常ウレタン弾性ブレード等により潜像担持体の
表面に残留したトナーが掻き取り除去されるが、球形化
の度合いが高いトナーほど潜像担持体の表面とブレード
との間をすり抜け易く、その結果トナーの一部が潜像担
持体上に残存して次の複写画像の形成に悪影響を与え、
画像が不鮮明となる問題点がある。
高い精度で球形化されたトナー粒子を得ることが出来る
が、反面球形化が過度になるため、トナーのクリーニン
グ不良が発生し易い。すなわち、クリーニング工程にお
いては通常ウレタン弾性ブレード等により潜像担持体の
表面に残留したトナーが掻き取り除去されるが、球形化
の度合いが高いトナーほど潜像担持体の表面とブレード
との間をすり抜け易く、その結果トナーの一部が潜像担
持体上に残存して次の複写画像の形成に悪影響を与え、
画像が不鮮明となる問題点がある。
【0012】また、上記(c)の技術においては、微粉
砕すると同時に球形化を行うため、流入空気の温度を樹
脂のガラス転移点程度にまで高くすることが必要とな
り、その結果樹脂の塑性変形が大きくなって粉砕性が悪
化する。また、温度が高いため粉砕物が粉砕機等の器壁
に融着する現象が発生し、結局所望の粒度分布のトナー
を効率的に得ることは困難である。
砕すると同時に球形化を行うため、流入空気の温度を樹
脂のガラス転移点程度にまで高くすることが必要とな
り、その結果樹脂の塑性変形が大きくなって粉砕性が悪
化する。また、温度が高いため粉砕物が粉砕機等の器壁
に融着する現象が発生し、結局所望の粒度分布のトナー
を効率的に得ることは困難である。
【0013】本発明はこのような事態に対処すべくなさ
れたものであって、トナー粒子を均等に加熱し適正な表
面改質処理を施すことにより、流動性を向上させ、しか
もクリーニング不良が発生せず、安定した画像形成をお
こなう磁性トナー、及び磁性トナーの製造方法を提供す
ることを目的とする。
れたものであって、トナー粒子を均等に加熱し適正な表
面改質処理を施すことにより、流動性を向上させ、しか
もクリーニング不良が発生せず、安定した画像形成をお
こなう磁性トナー、及び磁性トナーの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、少なくともバインダー樹脂と磁性体から
構成される磁性トナーを、電磁誘導加熱手段により表面
改質処理を施すことを特徴とする磁性トナー、及び磁性
トナーの製造方法である。
め、本発明は、少なくともバインダー樹脂と磁性体から
構成される磁性トナーを、電磁誘導加熱手段により表面
改質処理を施すことを特徴とする磁性トナー、及び磁性
トナーの製造方法である。
【0015】
【作用】熱源に電磁誘導加熱手段を用いることにより、
それぞれのトナー粒子自身を構成する磁性体が自ら内部
より発熱するため、各トナーを均等に加熱溶融し、球形
化することが可能である。また、加熱量を微調整し適正
な球形化を施すことにより、クリーニング可能な高流動
性トナーを得ることが可能である。
それぞれのトナー粒子自身を構成する磁性体が自ら内部
より発熱するため、各トナーを均等に加熱溶融し、球形
化することが可能である。また、加熱量を微調整し適正
な球形化を施すことにより、クリーニング可能な高流動
性トナーを得ることが可能である。
【0016】すなわち、分散状態のトナー粒子にまとめ
て熱風等をあてるのではなく、トナー粒子中に含まれる
磁性体に高周波磁界を印可して渦電流を発生させ、この
渦電流によるジュール熱により磁性体が発熱し、磁性体
が結着樹脂を溶融し球形化するため、全てのトナー粒子
を均一に球形化することが可能である。
て熱風等をあてるのではなく、トナー粒子中に含まれる
磁性体に高周波磁界を印可して渦電流を発生させ、この
渦電流によるジュール熱により磁性体が発熱し、磁性体
が結着樹脂を溶融し球形化するため、全てのトナー粒子
を均一に球形化することが可能である。
【0017】また、熱風を用いてトナーを球形化する場
合、トナーに対する熱風のあたり方の違いで球形化度の
異なるトナーが発生するのに対し、熱源に電磁誘導加熱
手段を用いると、各トナーが内部から発熱するため均一
に球形化され、励磁コイルに流れる電流を調節すること
により、トナーの球形化度をコントロールすることが可
能である。
合、トナーに対する熱風のあたり方の違いで球形化度の
異なるトナーが発生するのに対し、熱源に電磁誘導加熱
手段を用いると、各トナーが内部から発熱するため均一
に球形化され、励磁コイルに流れる電流を調節すること
により、トナーの球形化度をコントロールすることが可
能である。
【0018】
【実施例】以下本発明に使用される磁性トナー、及び磁
性トナーの製造方法について詳細に説明する。
性トナーの製造方法について詳細に説明する。
【0019】本発明における磁性トナーは少なくともバ
インダー樹脂と磁性体、必要に応じて電荷制御剤、離型
剤、流動化剤、着色剤、第2の外添物質から構成され
る。
インダー樹脂と磁性体、必要に応じて電荷制御剤、離型
剤、流動化剤、着色剤、第2の外添物質から構成され
る。
【0020】バインダー樹脂としては公知のものすべて
が使用可能であるが、たとえばスチレン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル系
樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、あるいはそれら
の共重合体樹脂等が用いられる。
が使用可能であるが、たとえばスチレン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル系
樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、あるいはそれら
の共重合体樹脂等が用いられる。
【0021】磁性体としては、フェライト、マグネタイ
ト、ヘマタイトなどの鉄、マンガン、コバルト、ニッケ
ル、銅、亜鉛、マグネシウムなどの合金や化合物など強
磁性体として知られる物質が使用できる。これらの磁性
体を平均粒径約0.1〜1μmの微粉末としてバインダー樹
脂100重量部あたり40〜150重量部含有させれば
よい。磁性体が40重量部より少ないと、磁性体の発熱
量が少なく樹脂を溶融することが出来ない。また、磁性
体が150重量部より多いとトナー中における樹脂成分
が少なくなり、転写材に対しての定着性が悪化する。
ト、ヘマタイトなどの鉄、マンガン、コバルト、ニッケ
ル、銅、亜鉛、マグネシウムなどの合金や化合物など強
磁性体として知られる物質が使用できる。これらの磁性
体を平均粒径約0.1〜1μmの微粉末としてバインダー樹
脂100重量部あたり40〜150重量部含有させれば
よい。磁性体が40重量部より少ないと、磁性体の発熱
量が少なく樹脂を溶融することが出来ない。また、磁性
体が150重量部より多いとトナー中における樹脂成分
が少なくなり、転写材に対しての定着性が悪化する。
【0022】さらに本発明で使用される磁性トナー中に
は必要に応じて着色・電化制御の目的で適当な顔料また
は染料が配合される。そのような顔料または染料として
はカーボンブラック、鉄黒、グラファイト、ニグロシ
ン、アゾ染料の金属錯体、フタロシアニンブルー、セル
コオイルブルー、デュポンオイルレッド、アニリンブル
ー、ベンジジンイエロー、ローズベンガルやこれら等の
混合物があり、電荷量、着色に必要な量が配合される。
は必要に応じて着色・電化制御の目的で適当な顔料また
は染料が配合される。そのような顔料または染料として
はカーボンブラック、鉄黒、グラファイト、ニグロシ
ン、アゾ染料の金属錯体、フタロシアニンブルー、セル
コオイルブルー、デュポンオイルレッド、アニリンブル
ー、ベンジジンイエロー、ローズベンガルやこれら等の
混合物があり、電荷量、着色に必要な量が配合される。
【0023】さらに本発明で使用される磁性トナー中に
は必要に応じてポリエチレン、ポリプロピレンなどの離
型剤、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニアなどの
各種金属酸化物あるいは有機材料の微粉末が含有、ある
いは外添されていてもよい。
は必要に応じてポリエチレン、ポリプロピレンなどの離
型剤、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニアなどの
各種金属酸化物あるいは有機材料の微粉末が含有、ある
いは外添されていてもよい。
【0024】本発明における磁性トナーの製造方法にお
いて、表面改質処理に使用する電磁誘導加熱手段につい
て説明する。
いて、表面改質処理に使用する電磁誘導加熱手段につい
て説明する。
【0025】励磁コイルには10〜100kHzの高周
波電流を供給し、トナー中の導電性微粒子に高周波磁界
を印加して渦電流を発生させる。この渦電流によるジュ
ール熱によって導電性微粒子を加熱し、その熱により結
着樹脂を溶融する。励磁コイルに供給する電流を、細か
くコントロールすることにより結着樹脂の溶融度合いを
制御できるため、適切な表面改質処理を行うことが出来
る。より強力な磁界を発生させるために、励磁コイルは
超伝導部材で構成されることが望ましい。
波電流を供給し、トナー中の導電性微粒子に高周波磁界
を印加して渦電流を発生させる。この渦電流によるジュ
ール熱によって導電性微粒子を加熱し、その熱により結
着樹脂を溶融する。励磁コイルに供給する電流を、細か
くコントロールすることにより結着樹脂の溶融度合いを
制御できるため、適切な表面改質処理を行うことが出来
る。より強力な磁界を発生させるために、励磁コイルは
超伝導部材で構成されることが望ましい。
【0026】以下本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。本発明はこれに限定されるものではな
い。
ながら説明する。本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0027】(実施例1)図1は本発明の磁性トナーの
製造方法の構成を示している。混練粉砕法により作成し
た磁性トナー2が、圧縮空気1により分散ノズル3に導
入され、励磁コイル4が設置されている管の中に分散さ
れる。励磁コイル4に高周波電流が供給されることによ
り発生する高周波磁界が、磁性トナー2中の導電性物質
を加熱し、その結果磁性トナー2は球形化する。その後
磁性トナー2はブロアー6に吸引され、サイクロン5に
て捕集される。
製造方法の構成を示している。混練粉砕法により作成し
た磁性トナー2が、圧縮空気1により分散ノズル3に導
入され、励磁コイル4が設置されている管の中に分散さ
れる。励磁コイル4に高周波電流が供給されることによ
り発生する高周波磁界が、磁性トナー2中の導電性物質
を加熱し、その結果磁性トナー2は球形化する。その後
磁性トナー2はブロアー6に吸引され、サイクロン5に
て捕集される。
【0028】実施例1で使用されるトナーAの材料組成
を(表1)に示した。
を(表1)に示した。
【0029】
【表1】
【0030】(表1)に示した物質をヘンシェルミキサ
ーFM20B(三井三池化工機製)にて混合し、その混
合物を二軸混練押出機PCM30(池貝鉄工社製)にて
加熱混練し、ジェット粉砕機IDS−2型(日本ニュー
マチック工業社製)にて微粉砕を行い、気流分級機DS
−2型(日本ニューマチック工業社製)にて微粉をカッ
トして平均粒径10μmの磁性トナー粉末aを得た。こ
の磁性トナー粉末aを本発明の製造方法を用い、トナー
表面樹脂を溶融させ球形化処理を行い、さらに疎水性シ
リカ微粒子を1重量部外部から添加混合し、磁性トナー
Aを完成した。
ーFM20B(三井三池化工機製)にて混合し、その混
合物を二軸混練押出機PCM30(池貝鉄工社製)にて
加熱混練し、ジェット粉砕機IDS−2型(日本ニュー
マチック工業社製)にて微粉砕を行い、気流分級機DS
−2型(日本ニューマチック工業社製)にて微粉をカッ
トして平均粒径10μmの磁性トナー粉末aを得た。こ
の磁性トナー粉末aを本発明の製造方法を用い、トナー
表面樹脂を溶融させ球形化処理を行い、さらに疎水性シ
リカ微粒子を1重量部外部から添加混合し、磁性トナー
Aを完成した。
【0031】(比較例1)実施例1の磁性トナー粉末a
に球形化処理を行わず、疎水性シリカ微粒子を1重量部
外部から添加混合し、磁性トナーBを完成した。
に球形化処理を行わず、疎水性シリカ微粒子を1重量部
外部から添加混合し、磁性トナーBを完成した。
【0032】(比較例2)実施例1の磁性トナー粉末a
を、350℃の熱気流中に分散することにより表面を溶
融球形化し、さらに疎水性シリカ微粒子を1重量部外部
から添加混合し、磁性トナーCを完成した。
を、350℃の熱気流中に分散することにより表面を溶
融球形化し、さらに疎水性シリカ微粒子を1重量部外部
から添加混合し、磁性トナーCを完成した。
【0033】上記の磁性トナーをそれぞれ用い、松下電
器産業(株)製レーザービームプリンタFP−L330
改造機を使用して印字を行った。(表2)に各磁性トナ
ーの特性及び印字結果を示す。
器産業(株)製レーザービームプリンタFP−L330
改造機を使用して印字を行った。(表2)に各磁性トナ
ーの特性及び印字結果を示す。
【0034】
【表2】
【0035】トナーの粒径は種々の方法によって測定が
可能であるが、本発明においてはアパーチャー径70μ
mのコールターマルチサイザーザ(コールターエレクト
ロニクス社製)を用い、粒径とは重量累積が50重量%
になったときの粒径とした。
可能であるが、本発明においてはアパーチャー径70μ
mのコールターマルチサイザーザ(コールターエレクト
ロニクス社製)を用い、粒径とは重量累積が50重量%
になったときの粒径とした。
【0036】流動性は静かさ密度で定義し、測定はホソ
カワミクロン社製パウダーテスターを使用した。
カワミクロン社製パウダーテスターを使用した。
【0037】クリーニング性に関しては、クリーニング
プロセスを経由した直後の潜像担持体の表面を目視によ
り観察し、潜像担持体の表面への付着物がほとんど認め
られず良好である場合を「○」、付着物が若干認められ
るが実用レベルにある場合を「△」、付着物が多く認め
られ実用的には問題がある場合を「×」とした。
プロセスを経由した直後の潜像担持体の表面を目視によ
り観察し、潜像担持体の表面への付着物がほとんど認め
られず良好である場合を「○」、付着物が若干認められ
るが実用レベルにある場合を「△」、付着物が多く認め
られ実用的には問題がある場合を「×」とした。
【0038】画像ムラに関しては、目視により画像全体
における濃淡の差を評価し、良好である場合を「○」、
若干不良であるが実用レベルにある場合を「△」、不良
で実用的には問題がある場合を「×」とした。
における濃淡の差を評価し、良好である場合を「○」、
若干不良であるが実用レベルにある場合を「△」、不良
で実用的には問題がある場合を「×」とした。
【0039】画像濃度は、反射濃度計(マクベス社)で
測定した。(表2)の結果より、本発明の磁性トナーの
製造方法を用いて作成した磁性トナーAは、流動性が良
くクリーニング性にも富み、高い画像濃度を安定して供
給できることがわかる。
測定した。(表2)の結果より、本発明の磁性トナーの
製造方法を用いて作成した磁性トナーAは、流動性が良
くクリーニング性にも富み、高い画像濃度を安定して供
給できることがわかる。
【0040】本発明の磁性トナーの製造方法を用いてい
ない磁性トナーBは流動性が低く画像のムラが多い。
ない磁性トナーBは流動性が低く画像のムラが多い。
【0041】熱気流により球形化処理した磁性トナーC
は、流動性は高く画像ムラも少ないのだが、粒径が大き
くなりクリーニング不良が発生した。
は、流動性は高く画像ムラも少ないのだが、粒径が大き
くなりクリーニング不良が発生した。
【0042】
【発明の効果】本発明は、上記の構成により、以下の効
果を奏する。
果を奏する。
【0043】少なくともバインダー樹脂と磁性体から構
成される磁性トナーを、電磁誘導加熱手段を用い表面改
質処理を施すことにより、各トナーを均一に表面改質処
理することができ、粒径の増加も少なく、流動性が良く
クリーニング性にも富み、高い画像濃度を安定して供給
できる。
成される磁性トナーを、電磁誘導加熱手段を用い表面改
質処理を施すことにより、各トナーを均一に表面改質処
理することができ、粒径の増加も少なく、流動性が良く
クリーニング性にも富み、高い画像濃度を安定して供給
できる。
【図1】本発明の実施例の表面改質装置の概略構成を示
す断面図
す断面図
1 圧縮空気 2 磁性トナー 3 分散ノズル 4 励磁コイル 5 サイクロン 6 ブロアー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 典昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】少なくともバインダー樹脂と磁性体から構
成される磁性トナーであって、前記磁性トナーを電磁誘
導加熱手段により、表面改質処理を施すことを特徴とす
る磁性トナー。 - 【請求項2】磁性体の添加量はバインダー樹脂100重
量部あたり40〜150重量部であることを特徴とする
請求項1記載の磁性トナー。 - 【請求項3】表面改質処理によって、磁性トナーが球形
化処理されることを特徴とする請求項1記載の磁性トナ
ー。 - 【請求項4】少なくともバインダー樹脂と磁性体から構
成される磁性トナーの製造方法であって、電磁誘導加熱
手段により前記磁性トナーに表面改質処理を施すことを
特徴とする磁性トナーの製造方法。 - 【請求項5】磁性体の添加量はバインダー樹脂100重
量部あたり40〜150重量部である磁性トナーを製造
することを特徴とする請求項4記載の磁性トナーの製造
方法。 - 【請求項6】表面改質処理として、磁性トナーを球形化
することを特徴とする請求項4記載の磁性トナーの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268740A JPH07120967A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 磁性トナー及び磁性トナーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268740A JPH07120967A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 磁性トナー及び磁性トナーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07120967A true JPH07120967A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17462691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5268740A Pending JPH07120967A (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 磁性トナー及び磁性トナーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120967A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8647804B2 (en) | 2011-06-08 | 2014-02-11 | Ricoh Company, Ltd. | Method of preparing carrier for electrophotography, carrier for electrophotography, developer for electrophotography, process cartridge and image forming apparatus |
| US8722305B2 (en) | 2011-04-13 | 2014-05-13 | Ricoh Company, Ltd. | Method of preparing carrier for electrophotography |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP5268740A patent/JPH07120967A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8722305B2 (en) | 2011-04-13 | 2014-05-13 | Ricoh Company, Ltd. | Method of preparing carrier for electrophotography |
| US8647804B2 (en) | 2011-06-08 | 2014-02-11 | Ricoh Company, Ltd. | Method of preparing carrier for electrophotography, carrier for electrophotography, developer for electrophotography, process cartridge and image forming apparatus |
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