JPH0712156A - 液圧式車両用ディスクブレーキのウエアインジケータ用リード線の保持構造 - Google Patents

液圧式車両用ディスクブレーキのウエアインジケータ用リード線の保持構造

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JPH0712156A
JPH0712156A JP5143723A JP14372393A JPH0712156A JP H0712156 A JPH0712156 A JP H0712156A JP 5143723 A JP5143723 A JP 5143723A JP 14372393 A JP14372393 A JP 14372393A JP H0712156 A JPH0712156 A JP H0712156A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブレーキホースとウエアインジケータ用のリー
ド線とをキャリパボディに集約して取付け、リード線を
ブレーキホースと共にディスクブレーキの狭い取付けス
ペースにまとめて取り回して、摩擦パッドやウエアイン
ジケータの交換、ブレーキホースの着脱作業を容易に行
なえるようにする。 【構成】ウエアインジケータ用のリード線15に介装さ
れる中継カプラ17の雌型17aに、差込み孔17cと
舌片17dとを設ける。ブレーキホース11のホースバ
ンジョー16を、ユニオン孔10にコネクティングブラ
ケット12を用いて接続する際に、雌型17aの差込み
孔17cを回り止め部12cの一方の挟み片12eに差
込み、舌片17dをワッシャ20の内側に係合させて、
リード線15をコネクティングブラケット12に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の液圧式ディスクブレーキに用いられる電気式ウエアイ
ンジケータのリード線を、ブレーキホースの取付けを利
用して保持する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ディスクブレーキに接続される配
線やホース類としては、摩擦パッドのライニングの摩耗
量を警報音や警告灯で報知する電気式ウエアインジケー
タのリード線と、キャリパボディの液圧室に昇圧した作
動液を供給するブレーキホースとがあり、ウエアインジ
ケータ用リード線の保持構造として、例えば実開平3−
46027号公報が、またブレーキホースを取付ける構
造として、例えば実開平4−105296号公報に示さ
れるものがある。
【0003】前者の技術は、キャリパボディにボルト止
めされるブラケットに、ボルト挿通孔を穿設した弾性片
を有する舌片部と、この舌片部に隣接してキャリパボデ
ィのディスク出入り開口部分に配設される遮熱板部とを
形成し、遮熱板部に形成された複数のリード線保持筒体
に、ウエアインジケータ用のリード線を保持させてい
る。 また後者の技術は、キャリパボディに突設された
ユニオンボス部にユニオン孔を形成し、ユニオンボス部
とブレーキホース端部のホースバンジョーとの間に、板
状のコネクティングブラケットを介装して、ブレーキホ
ースをユニオン孔に接続するもので、コネクティングブ
ラケットに、第1及び第2回り止め部を突設し、ユニオ
ンボス部外周の平面と係合する第1回り止め部を、他の
平面に係合を変えることにより、ホースバンジョーの頸
部管を第2回り止め部に係合させたブレーキホースの取
付け方向を、キャリパボディに対して複数の向きに設定
することができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
前者のものでは、リード線とブレーキホースとが、それ
ぞれの方向へランダムに取り回しされることとなり、特
に制約されたディスクブレーキの取付けスペースでは繁
雑に錯綜し、摩擦パッドの交換やブレーキホースの着脱
が、頗る作業性の悪いものとなっていた。また、リード
線を保持するために、専用のブラケットを用いるため経
済性が悪く、しかもディスクブレーキの重量が増加し
て、ばね下重量が重くなるという欠点がある。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、ブレーキホースとウエ
アインジケータ用のリード線とをキャリパボディに集約
し、リード線をブレーキホースと共にディスクブレーキ
の狭い取付けスペースにまとめて取り回しすることがで
きて、摩擦パッドの交換やブレーキホースの着脱作業を
容易に行なうことのできる液圧式車両用ディスクブレー
キのウエアインジケータ用リード線の保持構造を安価に
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従い、本発
明は、ディスクブレーキのキャリパボディに配設される
摩擦パッドに、ライニングの摩耗量を電気的に検知する
ウエアインジケータを取付け、前記キャリパボディに形
成されたユニオン孔の外側にコネクティングブラケット
を固定すると共に、該コネクティングブラケットにブレ
ーキホース端部のホースバンジョーを回り止めして、該
ホースバンジョーと前記コネクタブラケットとに差し込
まれるユニオンボルトを前記ユニオン孔に螺合して、前
記ブレーキホースをキャリパボディに連結する液圧式デ
ィスクブレーキにおいて、前記コネクティングブラケッ
トに、前記ウエアインジケータに接続されるリード線
を、直接またはこのリード線に設けられた中継カプラや
ブッシュ等介装部品を介して保持せしめたことを特徴と
している。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。
【0008】液圧式のディスクブレーキ1は、図示しな
い車輪と一体に回転するディスクロータ2と、該ディス
クロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケ
ット3と、該キャリパブラケット3に、一対のスライド
ピン4,4を介してディスク軸方向へ移動可能に支持さ
れるピンスライド式のキャリパボディ5と、該キャリパ
ボディ5の作用部5a及び反作用部5bとの間に、ディ
スクロータ2を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド
6,6とからなっている。
【0009】作用部5aには、円筒形のシリンダ孔7が
ディスクロータ2側に開口して設けられており、該シリ
ンダ孔7に、コップ状のピストン8が液密且つ移動可能
に内挿されると共に、シリンダ孔7の底壁5cとピスト
ン8との間に液圧室9が画成される。シリンダ孔7の底
壁5cには、ユニオンボス部5dが突設され、またシリ
ンダ孔7の周壁5eには、両側部から一対の取付け腕5
f,5fが突設されると共に、同じくシリンダ孔7の周
壁5eに、ブリューダボス部5gがディスク半径方向外
側に向けて突設されている。
【0010】ユニオンボス部5dは、外周に4つの平面
を有する矩形体で形成されており、内部には液圧室9と
連通するユニオン孔10が設けられ、該ユニオン孔10
に、コネクティングブラケット12を介してブレーキホ
ース11が接続されている。ブレーキホース11は、別
途に配設された図示しない公知の液圧マスタシリンダに
つながれており、液圧マスタシリンダで昇圧された作動
液を液圧室9へ導入して、ピストン8を前進させるよう
になっている。
【0011】各取付け腕5fには、それぞれ前述のスラ
イドピン4が突設されている。また、ブリューダボス部
5gには、作動液中の混入エアを排出するためのブリュ
ーダ孔(図示せず)が設けられており、常時はブリュー
ダ孔にブリューダスクリュー13が螺着されていて、液
圧室9と外部との連通が遮断されている。
【0012】摩擦パッド6,6は、ディスクロータ2の
側面に摺接するライニング6aと、両側部の耳片6c,
6cをキャリパブラケット3に保持される裏板6bとか
らなっており、作用部側摩擦パッド6の裏板6bには、
電気式のウエアインジケータ14が取付けられている。
【0013】ウエアインジケータ14は、運転席の計器
盤回りに配設されたブザーや表示ランプとリード線15
にてつながれており、ライニング6aが摩耗限界まで達
した場合に、ウエアインジケータ14の先端から突出す
るリード線15がディスクロータ2と摺接して断線し、
摩擦パッド6,6の交換を、警報音や警告灯によって運
転者に報知するようになっている。
【0014】リード線15には、ブレーキホース11の
端部に固着されたホースバンジョー16と共に、前述の
コネクティングブラケット12に保持される中継カプラ
17が介装されている。この中継カプラ17は、雌型1
7aと雄型17bとからなっており、雌型17aには、
取付け用の差込み孔17cと舌片17dとが設けられて
いる。また、雄型17bは、ウエアインジケータ14側
につながれており、該インジケータ14が使用済みとな
った場合に、雄型17bまでの最小ユニットで交換でき
るようになっている。
【0015】前記コネクティングブラケット12は、中
央にやや大径の通孔12aが穿たれた矩形の座板12b
と、該座板12bの対向する1組の側縁から一側方へ折
れ曲る二股状の回り止め部12c,12cと、同じく座
板12bの対向する他の1組の側縁から、他側方へ折れ
曲がる回動規制片12d,12dとからなっている。各
回り止め部12cは、一対の挟み片12e,12eから
なっており、それぞれの先端部外面には抜け止め用突起
12fが設けられている。
【0016】また、ホースバンジョー16は、キャリパ
ボディ5に取付けられるリング体16aと、ブレーキホ
ース11の端部にカシメ固定される固定管16bと、こ
れらを中間部でつなぐ小径の頸部管16cとからなって
いる。
【0017】尚、符号18はユニオンボルト、19,2
0はそれぞれワッシャを示し、ホースバンジョー16は
コネクティングブラケット12と共に、ユニオンボルト
18にてキャリパボディ5のユニオン孔10に取付けら
れる。
【0018】本実施例は、以上のように構成されてお
り、コネクティングブラケット12は、シール材を兼ね
た一方のワッシャ19を通孔12aに嵌合し、回動規制
片12d,12dで、ボス部5dの外周に対向する2つ
の平面を挟んで、座板12bをボス部5dの座面5hに
敷設する。
【0019】このコネクティングブラケット12には、
ホースバンジョー16が、リング体16aをワッシャ1
9の中央に位置合わせしながら、頸部管16cをいずれ
か一方の回り止め部12cの回動規制片12d,12d
の間に挟み込んで回り止めされる。また、他方の回り止
め部12cには、中継カプラ17の雌型17aが、差込
み孔17cを一方の挟み片12eに差込んで取付けられ
る。
【0020】そして、ホースバンジョー16のリング体
16a外面に他方のワッシャ20を重ね、該ワッシャ2
0の外側から、ユニオンボルト18を、ホースバンジョ
ー16のリング体16a,コネクティングブラケット1
2の座板12bとワッシャ19とへ差し込んで行き、ユ
ニオンボルト18をユニオン孔10へねじ込むことによ
り、これらがキャリパボディ5へ一体に取付けされる。
【0021】このよう取付けられるコネクティングブラ
ケット12は、一対の回動規制片12d,12dが、ユ
ニオンボス部5dの2つの平面を挟持するため、ユニオ
ンボルト18をねじ込む際に共回りがない。更にブレー
キホース11では、ホースバンジョー16の頸部管16
cが、回り止め部12cの挟み片12e,12eの間に
挟持されるため、コネクティングブラケット12と同様
に、ユニオンボルト18のねじ込みによる共回りがな
く、所定の方向へ向けて確実に取付けされる。
【0022】一方、中継カプラ17は、雌型17aの舌
片17dが他方のワッシャ20の内側に係合し、該舌片
17dと挟み片12eの抜け止め用突起12fとにて抜
け止めされる。また、ブレーキホース11とウエアイン
ジケータ用のリード線15は、ディスクブレーキ1の取
付けスペースの内部を同方向へ取り回しされる。ブレー
キホース11とリード線15の中間をファスナ21でま
とめると、これらの取り扱いが一層簡便に行なえて好ま
しい。
【0023】本実施例は、以上のように構成されてお
り、ウエアインジケータ用のリード線15は、中間部の
中継カプラ17が、ブレーキホース用のコネクティング
ブラケット12を利用して保持されるため、専用部品を
不要にできて経済的であり、またディスクブレーキ1の
重量が増加しないので、ばね下重量が重くならない。更
に、ブレーキホース11とリード線15とをひとまとめ
に集約して、コネクティングブラケット12に保持する
ので、ディスクブレーキ1の狭い取付けスペースでも錯
綜することがなく、摩擦パッド6やウエアインジケータ
14の交換、或いはブレーキホース11の着脱作業を簡
便に行なうことができるようになる。
【0024】図5は、上述の第1実施例を変形した第2
実施例を示すもので、コネクティングブラケット12で
は、座板12bの通孔12aが、第1実施例よりも小径
に形成され、抜け止め用突起12fが、各回り止め部1
2cの挟み片12e,12eの先端部内面に対向して設
けられている。
【0025】また、中継カプラ17の雌型17aにつな
がるリード線15には、両端にフランジ30a,30a
を備えた小径の弾性ブッシュ30が嵌着されており、本
実施例では、第1実施例で用いた雌型17aの差込み孔
17c及び舌片17dと、一方のワッシャ19とが省略
されている。
【0026】本実施例では、リード線15が、弾性ブッ
シュ30を他の回り止め部12cの挟み片12e,12
eの間に嵌合して、コネクティングブラケット12に保
持される。弾性ブッシュ30は、軸方向の移動をフラン
ジ30a,30aにて規制され、また挟み片12e,1
2eの間からの抜けを、抜け止め用突起12f,12f
にて規制される。
【0027】尚、上述の実施例では、リード線中の中継
カプラや弾性ブッシュの介装部品をコネクティングブラ
ケットに保持させたが、本発明はリード線をコネクティ
ングブラケットに直接保持させてもよい。また、リード
線の保持には、ブレーキホースの回り止め部を利用する
だけでなく、コネクティングブラケットに専用の保持構
造を設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述の実施例で説明したよう
に、電気式ウエアインジケータ用のリード線が、ブレー
キホース用のコネクティングブラケットを利用して保持
されるため、専用部品を不要にできて経済的であり、ま
たディスクブレーキの重量が増加しないので、ばね下重
量が重くならないで済む。
【0029】更に、ブレーキホースとリード線とを、コ
ネクティングブラケットへひとまとめに集約できるの
で、ディスクブレーキの狭い取付けスペースでも錯綜す
ることがなくなり、摩擦パッドやウエアインジケータ,
ブレーキホースの交換や着脱作業を簡便に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
要部分解斜視図
【図2】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
正面図
【図3】図2のIII −III 断面図
【図4】図2のIV−IV断面図
【図5】本発明の第2実施例を示すディスクブレーキの
要部分解斜視図
【符号の説明】
1…液圧式のディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3…キャリパブラケット 5…キャリパボディ 5a…作用部 5b…反作用部 5c…シリンダ孔7の底壁 5d…ユニオンボス部 5h…ユニオンボス部5dの座面 6…摩擦パッド 6a…ライニング 6b…裏板 7…シリンダ孔 8…ピストン 9…液圧室 10…ユニオン孔 11…ブレーキホース 12…コネクティングブラケット 12a…通孔 12b…座板 12c…二股状の回り止め部 12d…回動規制片 12e…回り止め部12cを構成する挟み片 12f…抜け止め用突起 14…電気式のウエアインジケータ 15…ウエアインジケータ用のリード線 16…ホースバンジョー 16a…リング体 16b…頸部管 17…中継カプラ 17a…中継カプラ17の雌型 17b…中継カプラ17の雄型 17c…差込み孔 17d…舌片 18…ユニオンボルト 19,20…ワッシャ 21…ファスナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクブレーキのキャリパボディに配
    設される摩擦パッドに、ライニングの摩耗量を電気的に
    検知するウエアインジケータを取付け、前記キャリパボ
    ディに形成されたユニオン孔の外側にコネクティングブ
    ラケットを固定すると共に、該コネクティングブラケッ
    トにブレーキホース端部のホースバンジョーを回り止め
    して、該ホースバンジョーと前記コネクタブラケットと
    に差し込まれるユニオンボルトを前記ユニオン孔に螺合
    して、前記ブレーキホースをキャリパボディに連結する
    液圧式ディスクブレーキにおいて、前記コネクティング
    ブラケットに、前記ウエアインジケータに接続されるリ
    ード線または該リード線に設けられた中継カプラやブッ
    シュ等の介装部品を保持せしめたことを特徴とする液圧
    式車両用ディスクブレーキのウエアインジケータ用リー
    ド線の保持構造。
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