JPH07122452B2 - Vベルト式無段変速機 - Google Patents
Vベルト式無段変速機Info
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- JPH07122452B2 JPH07122452B2 JP29879385A JP29879385A JPH07122452B2 JP H07122452 B2 JPH07122452 B2 JP H07122452B2 JP 29879385 A JP29879385 A JP 29879385A JP 29879385 A JP29879385 A JP 29879385A JP H07122452 B2 JPH07122452 B2 JP H07122452B2
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 122
- KGSSUTVUTPLSQW-UHFFFAOYSA-N Robustone Chemical compound C1=C2OCOC2=CC(C2=COC=3C=C4OC(C=CC4=C(O)C=3C2=O)(C)C)=C1 KGSSUTVUTPLSQW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、Vベルト式無段変速機に係り、特に、自動車
に搭載されて好適なVベルト式無段変速機に関する。
に搭載されて好適なVベルト式無段変速機に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、この種Vベルト式無段変速機(CVT)は、それ
ぞれ可動シーブ及び固定シーブからなるプライマリ及び
セカンダリプーリを備え、これら両プーリにVベルトを
巻掛けて構成されており、かつ可動シーブを油圧ピスト
ンにより移動することにより、適宜変速操作している。
ぞれ可動シーブ及び固定シーブからなるプライマリ及び
セカンダリプーリを備え、これら両プーリにVベルトを
巻掛けて構成されており、かつ可動シーブを油圧ピスト
ンにより移動することにより、適宜変速操作している。
従って、該無段変速機は、油圧を用いるため、オイルポ
ンプ及び油圧回路を必要とし、大変複雑な構成になって
大型の装置になっていると共に、必要以上のベルト挾圧
力を作用し、伝達効率及びベルト耐久性の面でも不利に
なっており、更に、油圧が何等かの原因で低下した場
合、ベルト挾圧力が不足して伝達不能になってしまう。
ンプ及び油圧回路を必要とし、大変複雑な構成になって
大型の装置になっていると共に、必要以上のベルト挾圧
力を作用し、伝達効率及びベルト耐久性の面でも不利に
なっており、更に、油圧が何等かの原因で低下した場
合、ベルト挾圧力が不足して伝達不能になってしまう。
そこで、近時、特開昭60−8558号公報に示されるよう
に、プライマリ及びセカンダリの両プーリの可動シーブ
に、負荷に応じた軸力を作用する調圧カム機構を設け、
更にそれら調圧カム機構により発生する軸力が両プーリ
に作用するようにリンク機構により連結し、そしてプラ
イマリプーリの可動シーブに、比セレクタ機構により、
所定変速比を選択するベルト式無段変速機が案出されて
いる。
に、プライマリ及びセカンダリの両プーリの可動シーブ
に、負荷に応じた軸力を作用する調圧カム機構を設け、
更にそれら調圧カム機構により発生する軸力が両プーリ
に作用するようにリンク機構により連結し、そしてプラ
イマリプーリの可動シーブに、比セレクタ機構により、
所定変速比を選択するベルト式無段変速機が案出されて
いる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記無段変速機は、伝達トルクに応じた軸力
を発生して必要以上のベルト挾圧力を作用しない点では
優れているが、プライマリ及びセカンダリの両プーリの
調圧カム機構をリンク機構により連結しているため、構
造が大変複雑になっている。就中、リンク機構を用いる
ため、ベルトを挾持するための軸力がベアリングに作用
し、しかも該ベアリングは回転しない固定部材に支持さ
れるため、プーリの回転速度からなる高い相対速度を支
持する必要があり、耐久性において極めて不利な構成に
なっている。
を発生して必要以上のベルト挾圧力を作用しない点では
優れているが、プライマリ及びセカンダリの両プーリの
調圧カム機構をリンク機構により連結しているため、構
造が大変複雑になっている。就中、リンク機構を用いる
ため、ベルトを挾持するための軸力がベアリングに作用
し、しかも該ベアリングは回転しない固定部材に支持さ
れるため、プーリの回転速度からなる高い相対速度を支
持する必要があり、耐久性において極めて不利な構成に
なっている。
そこで、本出願人は、特願昭60−153132号(特開昭62−
13854号公報参照)にて、両プーリの可動シーブを軸方
向に移動するアクチュエータ機構としてボールネジ機構
を用い、かつプライマリ及びセカンダリ側両ボールネジ
機構を動力伝達装置を介して連動し、無段変速機の定速
回転時には両アクチュエータ機構の雌ネジ部及び雄ネジ
部を共にプーリシャフトと一体に回転するように構成
し、もってベアリングの回転負荷を減少した無段変速機
を提案した。
13854号公報参照)にて、両プーリの可動シーブを軸方
向に移動するアクチュエータ機構としてボールネジ機構
を用い、かつプライマリ及びセカンダリ側両ボールネジ
機構を動力伝達装置を介して連動し、無段変速機の定速
回転時には両アクチュエータ機構の雌ネジ部及び雄ネジ
部を共にプーリシャフトと一体に回転するように構成
し、もってベアリングの回転負荷を減少した無段変速機
を提案した。
ところで、上述無段変速機は、両ボールネジ機構の雄ネ
ジ部及び雌ネジ部を相対回転することにより変速操作を
行うが、該変速操作は、プライマリ側可動シーブを、モ
ータにて駆動されるネジ伝動装置によりローラを介して
軸方向に移動するか(A)、又は動力伝達装置を構成す
る2重軸からなるカウンタシャフトに油圧モータを設置
して、該2重軸を相対回転する(B)ことにより行なわ
れている。
ジ部及び雌ネジ部を相対回転することにより変速操作を
行うが、該変速操作は、プライマリ側可動シーブを、モ
ータにて駆動されるネジ伝動装置によりローラを介して
軸方向に移動するか(A)、又は動力伝達装置を構成す
る2重軸からなるカウンタシャフトに油圧モータを設置
して、該2重軸を相対回転する(B)ことにより行なわ
れている。
このため、上述Aのものにおいては、常時ローラに、大
きな周速が作用すると共に変速及びプーリ軸力のバラン
ス軸力が作用し、耐久上極めて不利な構成になってお
り、かつ上述軸力がネジ伝達装置を介してケースに作用
してしまい、ケースを堅牢なものにて構成する必要があ
る。また、上述Bにおいては、カウンタシャフトに油路
を形成しかつ該油路まで配管する必要があり、構成が極
めて複雑になると共に、大きな減速比をとることができ
ず、きめ細かい変速操作が困難であり、更にネジのよう
に機械的に変速比に固定することができず、変速比を所
定位置に保持することが困難である。
きな周速が作用すると共に変速及びプーリ軸力のバラン
ス軸力が作用し、耐久上極めて不利な構成になってお
り、かつ上述軸力がネジ伝達装置を介してケースに作用
してしまい、ケースを堅牢なものにて構成する必要があ
る。また、上述Bにおいては、カウンタシャフトに油路
を形成しかつ該油路まで配管する必要があり、構成が極
めて複雑になると共に、大きな減速比をとることができ
ず、きめ細かい変速操作が困難であり、更にネジのよう
に機械的に変速比に固定することができず、変速比を所
定位置に保持することが困難である。
そこで、本発明は、動力伝達装置内にプラネタリギヤ機
構を介在し、該プラネタリギヤ機構により2系統の動力
伝達系に相対回転を与えることに基づき容易に変速操作
を可能として、もって上述欠点を解消した無段変速機を
提供することを目的とするものである。
構を介在し、該プラネタリギヤ機構により2系統の動力
伝達系に相対回転を与えることに基づき容易に変速操作
を可能として、もって上述欠点を解消した無段変速機を
提供することを目的とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段。
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図に示すように、それぞれ軸方向に相対移動し得
る2個のシーブ7,9,33,35からなるプライマリ及びセカ
ンダリプーリ5,6を有し、これら両プーリにベルトを巻
掛けてなるVベルト式無段変速機1において、 前記プーリの少なくとも一方に伝達トルクに対応した軸
力を直接的に付与する調圧機構11,43と、 相対回転し得る第1及び第2の部材22,23を有し、該第
1の部材22が前記プライマリ及びセカンダリプーリのい
ずれか一方(例えばプライマリプーリ5)の可動シーブ
7に一体的に設けられ、前記第1及び第2の部材の相対
回転に基づき前記第2の部材23に対して前記第1の部材
22が軸方向に移動することにより前記一方のプーリの可
動シーブを軸方向に移動する第1のアクチュエータ機構
21と、 相対回転し得る第1及び第2の部材46,45を有し、該第
1の部材46が前記プライマリ及びセカンダリプーリのい
ずれか他方(例えばセカンダリプーリ6)の可動シーブ
33と回転自在にかつ軸方向に一体的に移動するように設
けられ、前記第1及び第2の部材の相対回転に基づき前
記第2の部材45に対して前記第1の部材46が軸方向に移
動することにより前記他方のプーリの可動シーブを軸方
向に移動する第2のアクチュエータ機構50と、 前記両アクチュエータ機構の第2の部材同士23,45を連
動する第1の動力伝達装置と、 前記両アクチュエータ機構の第1の部材同士22,46を連
動する第2の動力伝達装置と、 前記第1及び第2の動力伝達装置に介在するプラネタリ
ギヤ機構70と、を備え、 前記第1の動力伝達装置は、第1の軸63と、該第1の軸
と前記第1のアクチュエータ機構の第2の部材23とを連
結する第1の動力伝達部材26,65と、前記第1の軸63と
前記第2のアクチュエータ機構の第2の部材45とを連結
する第2の動力伝達部材51,66とを有し、かつ前記第1
及び第2の動力伝達部材が同じ回転比からなり、 前記第2の動力伝達装置は、第2の軸57と、該第2の軸
と前記第1のアクチュエータ機構の第1の部材22とを連
結する第3の動力伝達部材19,61と、前記第2の軸57と
前記第2のアクチュエータ機構の第1の部材46とを連結
する第4の動力伝達部材52,62とを有し、かつ前記第3
及び第4の動力伝達部材が同じ回転比からなり、 前記プラネタリギヤ機構70は、少なくとも第1、第2及
び第3の要素を有し、第1の要素Sを変速操作手段75に
連動すると共に、第2及び第3の要素R,CRを前記第1及
び第2の軸63,57にそれぞれ連結してなり、 同じ回転比からなる前記第1及び第2の動力伝達部材と
前記第3及び第4の動力伝達部材との回転比は、前記両
アクチュエータ機構の第1及び第2の部材が同一回転す
る状態における第1及び第2の軸の回転比が前記プラネ
タリ機構の第1の要素を固定した状態における前記プラ
ネタリギヤ機構の第2及び第3の要素の回転比と同じに
なるように設定されてなる、 ことを特徴とするVベルト式無段変速機にある。
ば第1図に示すように、それぞれ軸方向に相対移動し得
る2個のシーブ7,9,33,35からなるプライマリ及びセカ
ンダリプーリ5,6を有し、これら両プーリにベルトを巻
掛けてなるVベルト式無段変速機1において、 前記プーリの少なくとも一方に伝達トルクに対応した軸
力を直接的に付与する調圧機構11,43と、 相対回転し得る第1及び第2の部材22,23を有し、該第
1の部材22が前記プライマリ及びセカンダリプーリのい
ずれか一方(例えばプライマリプーリ5)の可動シーブ
7に一体的に設けられ、前記第1及び第2の部材の相対
回転に基づき前記第2の部材23に対して前記第1の部材
22が軸方向に移動することにより前記一方のプーリの可
動シーブを軸方向に移動する第1のアクチュエータ機構
21と、 相対回転し得る第1及び第2の部材46,45を有し、該第
1の部材46が前記プライマリ及びセカンダリプーリのい
ずれか他方(例えばセカンダリプーリ6)の可動シーブ
33と回転自在にかつ軸方向に一体的に移動するように設
けられ、前記第1及び第2の部材の相対回転に基づき前
記第2の部材45に対して前記第1の部材46が軸方向に移
動することにより前記他方のプーリの可動シーブを軸方
向に移動する第2のアクチュエータ機構50と、 前記両アクチュエータ機構の第2の部材同士23,45を連
動する第1の動力伝達装置と、 前記両アクチュエータ機構の第1の部材同士22,46を連
動する第2の動力伝達装置と、 前記第1及び第2の動力伝達装置に介在するプラネタリ
ギヤ機構70と、を備え、 前記第1の動力伝達装置は、第1の軸63と、該第1の軸
と前記第1のアクチュエータ機構の第2の部材23とを連
結する第1の動力伝達部材26,65と、前記第1の軸63と
前記第2のアクチュエータ機構の第2の部材45とを連結
する第2の動力伝達部材51,66とを有し、かつ前記第1
及び第2の動力伝達部材が同じ回転比からなり、 前記第2の動力伝達装置は、第2の軸57と、該第2の軸
と前記第1のアクチュエータ機構の第1の部材22とを連
結する第3の動力伝達部材19,61と、前記第2の軸57と
前記第2のアクチュエータ機構の第1の部材46とを連結
する第4の動力伝達部材52,62とを有し、かつ前記第3
及び第4の動力伝達部材が同じ回転比からなり、 前記プラネタリギヤ機構70は、少なくとも第1、第2及
び第3の要素を有し、第1の要素Sを変速操作手段75に
連動すると共に、第2及び第3の要素R,CRを前記第1及
び第2の軸63,57にそれぞれ連結してなり、 同じ回転比からなる前記第1及び第2の動力伝達部材と
前記第3及び第4の動力伝達部材との回転比は、前記両
アクチュエータ機構の第1及び第2の部材が同一回転す
る状態における第1及び第2の軸の回転比が前記プラネ
タリ機構の第1の要素を固定した状態における前記プラ
ネタリギヤ機構の第2及び第3の要素の回転比と同じに
なるように設定されてなる、 ことを特徴とするVベルト式無段変速機にある。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、プライマリシャフト2の回転は調圧
(カム)機構11を介してプライマリプーリ5に伝達さ
れ、更にベルトBを介してセカンダリプーリ6に伝達さ
れ、そして調圧(カム)機構43を介してセカンダリシャ
フト3に伝達される(調圧カム機構はプライマリ又はセ
カンダリのいずれか一方のみでも可)。この際、調圧
(カム)機構11,43は伝達トルクに対応した軸力Fp,Fsを
両プーリ5,6に付与し,かつこれら軸力は、両アクチュ
エータ機構(例えばボールネジ機構)21,50及び動力伝
達装置を介して両プーリ5,6に互に作用し、これによ
り、伝達トルクに対応した適正なベルト挾圧力にてベル
トBを挾持して、両プーリ間に動力伝達が行われる。ま
たこの際、ベルト挾圧力Fsはスラストベアリング47を介
してボールネジ機構50に、更にスラストベアリング53を
介してシャフト膨径部3aに作用するが、プーリ6及びシ
ャフト3とボールネジ機構50との相対回転は0(変速比
1対1の場合)又は極めて小さく、スラストベアリング
47,53にかかる回転負荷は小さい。
(カム)機構11を介してプライマリプーリ5に伝達さ
れ、更にベルトBを介してセカンダリプーリ6に伝達さ
れ、そして調圧(カム)機構43を介してセカンダリシャ
フト3に伝達される(調圧カム機構はプライマリ又はセ
カンダリのいずれか一方のみでも可)。この際、調圧
(カム)機構11,43は伝達トルクに対応した軸力Fp,Fsを
両プーリ5,6に付与し,かつこれら軸力は、両アクチュ
エータ機構(例えばボールネジ機構)21,50及び動力伝
達装置を介して両プーリ5,6に互に作用し、これによ
り、伝達トルクに対応した適正なベルト挾圧力にてベル
トBを挾持して、両プーリ間に動力伝達が行われる。ま
たこの際、ベルト挾圧力Fsはスラストベアリング47を介
してボールネジ機構50に、更にスラストベアリング53を
介してシャフト膨径部3aに作用するが、プーリ6及びシ
ャフト3とボールネジ機構50との相対回転は0(変速比
1対1の場合)又は極めて小さく、スラストベアリング
47,53にかかる回転負荷は小さい。
一方、プライマリ側ボールネジ機構21における第2の部
材(例えば雌ネジ部)23の回転は、第1の動力伝達装置
26,65,63,66,51を介してセカンダリ側ボールネジ機構50
における第2の部材(例えば雌ネジ部)45に、またプラ
イマリ側ボールネジ機構21の第1の部材(例えば雄ネジ
部)22の回転は、第2の動力伝達装置19,61,57,62,65を
介してセカンダリ側ボールネジ機構50の第1の部材(例
えば雄ネジ部)46に伝達されるが、変速装置1が定速回
転している場合は、プラネタリギヤ機構70の第1の要素
(例えばサンギヤ)Sが固定状態にあって、他の第2及
び第3の要素R,CRは所定回転比に維持され、これら要素
がそれぞれ該所定回転比に設定されている第1及び第2
の動力伝達装置の動力伝達部材(26と65、66と51並びに
19と61、62と52)に介在して、プライマリ及びセカンダ
リの両ボールネジ機構21,50における雌ネジ部及び雄ネ
ジ部23と22,45と46は一体に回転している。この状態か
ら、各走行信号に基づき変速操作駆動手段75を操作し
て、プラネタリギヤ機構70の第1の要素Sを回転する
と、第2及び第3の要素R,CRの回転比が変更される。こ
れにより、ボールネジ機構21,50の雌ネジ部及び雄ネジ
部23と22,45と46とを相対回転して両可動シーブ7,33を
移動し、変速操作が行われる。
材(例えば雌ネジ部)23の回転は、第1の動力伝達装置
26,65,63,66,51を介してセカンダリ側ボールネジ機構50
における第2の部材(例えば雌ネジ部)45に、またプラ
イマリ側ボールネジ機構21の第1の部材(例えば雄ネジ
部)22の回転は、第2の動力伝達装置19,61,57,62,65を
介してセカンダリ側ボールネジ機構50の第1の部材(例
えば雄ネジ部)46に伝達されるが、変速装置1が定速回
転している場合は、プラネタリギヤ機構70の第1の要素
(例えばサンギヤ)Sが固定状態にあって、他の第2及
び第3の要素R,CRは所定回転比に維持され、これら要素
がそれぞれ該所定回転比に設定されている第1及び第2
の動力伝達装置の動力伝達部材(26と65、66と51並びに
19と61、62と52)に介在して、プライマリ及びセカンダ
リの両ボールネジ機構21,50における雌ネジ部及び雄ネ
ジ部23と22,45と46は一体に回転している。この状態か
ら、各走行信号に基づき変速操作駆動手段75を操作し
て、プラネタリギヤ機構70の第1の要素Sを回転する
と、第2及び第3の要素R,CRの回転比が変更される。こ
れにより、ボールネジ機構21,50の雌ネジ部及び雄ネジ
部23と22,45と46とを相対回転して両可動シーブ7,33を
移動し、変速操作が行われる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
る。
本実施例によるベルト式無段変速機1は、第1図に示す
ように、エンジン側に連動しているプライマリシャフト
及び車輪側に連動しているセカンダリシャフト3を有し
ており、プライマリシャフト2にはプライマリプーリ5
が装着され、またセカンダリシャフト3にはセカンダリ
プーリ6が装着されており、かつこれら両プーリ5,6の
間に無端ベルトBが巻掛けられている。そして、プライ
マリプーリ5は軸方向に相対移動する可動シーブ7及び
固定シーブ9からなり、固定シーブ9のボス部9aはシャ
フト2に回転及び摺動自在に嵌合されていると共に、可
動シーブ7のボス部7aをボールスプライン10を介して摺
動のみ自在に嵌合している。また、該固定シーブ9のフ
ランジ部9b背面とシャフト2の段付部2aとの間に調圧カ
ム機構11が介在している。該調圧カム機構11は可動レー
ス12、固定レース13及び複数のテーパコロ15からなり、
可動レース12が固定シーブ9にスプライン結合している
と共にそのフランジ部9b背面に皿バネ14を介在してお
り、かつ固定レース13がケース(図示せず)にベアリン
グ16を介して回転のみ自在に支持されている。更に、両
レース12,13の対向する端面は波状に凹凸形成されてお
り、該端面間にテーパコロ15が挾持され、従って両レー
ス12,13の間の伝達トルクに基づき、シーブ9に作用す
る軸力Fpを発生する。
ように、エンジン側に連動しているプライマリシャフト
及び車輪側に連動しているセカンダリシャフト3を有し
ており、プライマリシャフト2にはプライマリプーリ5
が装着され、またセカンダリシャフト3にはセカンダリ
プーリ6が装着されており、かつこれら両プーリ5,6の
間に無端ベルトBが巻掛けられている。そして、プライ
マリプーリ5は軸方向に相対移動する可動シーブ7及び
固定シーブ9からなり、固定シーブ9のボス部9aはシャ
フト2に回転及び摺動自在に嵌合されていると共に、可
動シーブ7のボス部7aをボールスプライン10を介して摺
動のみ自在に嵌合している。また、該固定シーブ9のフ
ランジ部9b背面とシャフト2の段付部2aとの間に調圧カ
ム機構11が介在している。該調圧カム機構11は可動レー
ス12、固定レース13及び複数のテーパコロ15からなり、
可動レース12が固定シーブ9にスプライン結合している
と共にそのフランジ部9b背面に皿バネ14を介在してお
り、かつ固定レース13がケース(図示せず)にベアリン
グ16を介して回転のみ自在に支持されている。更に、両
レース12,13の対向する端面は波状に凹凸形成されてお
り、該端面間にテーパコロ15が挾持され、従って両レー
ス12,13の間の伝達トルクに基づき、シーブ9に作用す
る軸力Fpを発生する。
また、シャフト2の先端部分にはナット17により段付ボ
ス部19aを有するギヤ19が抜止め、固定されて支持され
ており、該ボス部19a従ってシャフト先端部はベアリン
グ20により支持されている。そして、該ギヤ19と一方の
シーブ7のフランジ部7b背面との間にはアクチュエータ
機構を構成するボールネジ機構21が介在している。ボー
ルネジ機構21は雄ネジ部22、雌ネジ部23及び多数のボー
ル25を有しており、雄ネジ部22は可動シーブ7のボス部
7aに一体に形成されていると共に、雌ネジ部23は前記ギ
ヤ19より大径のギヤ26を一体に有している。そして、両
ギヤ19,26の間にスラストベアリング31が介在してお
り、常時作用するベルトBによる可動シーブ7拡き方向
の力に基づき、ベアリング20と相俟ってギヤ19及び雌ネ
ジ部23と一体のギヤ26は軸方向の移動を阻止されて回転
のみ自在に支持されている。
ス部19aを有するギヤ19が抜止め、固定されて支持され
ており、該ボス部19a従ってシャフト先端部はベアリン
グ20により支持されている。そして、該ギヤ19と一方の
シーブ7のフランジ部7b背面との間にはアクチュエータ
機構を構成するボールネジ機構21が介在している。ボー
ルネジ機構21は雄ネジ部22、雌ネジ部23及び多数のボー
ル25を有しており、雄ネジ部22は可動シーブ7のボス部
7aに一体に形成されていると共に、雌ネジ部23は前記ギ
ヤ19より大径のギヤ26を一体に有している。そして、両
ギヤ19,26の間にスラストベアリング31が介在してお
り、常時作用するベルトBによる可動シーブ7拡き方向
の力に基づき、ベアリング20と相俟ってギヤ19及び雌ネ
ジ部23と一体のギヤ26は軸方向の移動を阻止されて回転
のみ自在に支持されている。
一方、セカンダリプーリ6も2個のシーブ33,35からな
り、可動シーブ33のボス部33aはシャフト3に回転及び
摺動自在に嵌合されていると共に、固定シーブ35のボス
部35aをボールスプライン36を介して摺動のみ自在に嵌
合している。そして、プライマリプーリ5と同様に、固
定シーブ35のフランジ部35b背面には、シャフト3先端
にナット38で固定されている固定レース39、該固定シー
ブ35にスプライン結合している可動レース40、これら両
レールの波状端面に介在しているテーパコロ41及び皿バ
ネ42からなる調圧カム機構43が介在している。また、可
動シーブ33のフランジ部33b背面と、シャフト3の段付
膨径部3aとの間に、雌ネジ部45、雄ネジ部46、及びボー
ル48からなるボールネジ機構50が介在している。更に、
雌ネジ部45は前記プライマリ側雄ネジ部23のギヤ26と同
一歯数からなるギヤ51を一体に有しており、また雄ネジ
部46はその一端がスラストベアリング47を介して可動シ
ーブ33の背面に当接していると共に、その内径部にてギ
ヤ52のボス部52aにボールスプライン54を介して摺動の
み自在に連結している。また、ギヤ52は前記プライマリ
側雄ネジ部25と一体に回転するギヤ19と同一歯数からな
り、その内径孔にてニードルを介してシャフト3に回転
自在に支持されていると共に、膨径部3aとの間にスラス
トベアリング53を介在しかつ雄ネジ部46との間にスラス
トベアリング55を介在して、従って調圧カム機構43から
の軸力Fsに起因してギヤ52及び雄ネジ部45と一体のギヤ
51は軸方向において所定位置に位置決めされている。
り、可動シーブ33のボス部33aはシャフト3に回転及び
摺動自在に嵌合されていると共に、固定シーブ35のボス
部35aをボールスプライン36を介して摺動のみ自在に嵌
合している。そして、プライマリプーリ5と同様に、固
定シーブ35のフランジ部35b背面には、シャフト3先端
にナット38で固定されている固定レース39、該固定シー
ブ35にスプライン結合している可動レース40、これら両
レールの波状端面に介在しているテーパコロ41及び皿バ
ネ42からなる調圧カム機構43が介在している。また、可
動シーブ33のフランジ部33b背面と、シャフト3の段付
膨径部3aとの間に、雌ネジ部45、雄ネジ部46、及びボー
ル48からなるボールネジ機構50が介在している。更に、
雌ネジ部45は前記プライマリ側雄ネジ部23のギヤ26と同
一歯数からなるギヤ51を一体に有しており、また雄ネジ
部46はその一端がスラストベアリング47を介して可動シ
ーブ33の背面に当接していると共に、その内径部にてギ
ヤ52のボス部52aにボールスプライン54を介して摺動の
み自在に連結している。また、ギヤ52は前記プライマリ
側雄ネジ部25と一体に回転するギヤ19と同一歯数からな
り、その内径孔にてニードルを介してシャフト3に回転
自在に支持されていると共に、膨径部3aとの間にスラス
トベアリング53を介在しかつ雄ネジ部46との間にスラス
トベアリング55を介在して、従って調圧カム機構43から
の軸力Fsに起因してギヤ52及び雄ネジ部45と一体のギヤ
51は軸方向において所定位置に位置決めされている。
そして、プライマリ及びセカンダリシャフト2,3の間に
は2重軸からなるカウンタシャフト57,63が配置されて
おり、かつその一端部分には同軸状にプラネタリギヤ機
構70が配設されている。更に、該プライマリギヤ機構70
のリングギヤRは前記2重カウンタシャフトのアウタ軸
63と一体に形成されていると共に、その外周部に前記プ
ライマリ側雌ネジ部ギヤ26と噛合しているギヤ65が形成
されている。また、そのプラネタリピニオンPを回転自
在に支持しているキャリアCRは2重カウンタシャフトの
インナ軸57と一体に連結されていると共に、前記プライ
マリ側ギヤ19と噛合するギヤ61に連結されている。更
に、サンギヤSから延びているギヤ軸73はウォームホィ
ール76が固定されており、かつ該ホイール76はベアリン
グ59にて回転自在に支持されていると共に、ウォームギ
ヤ75に噛合しており、該ウォームギヤ75は車速、スロッ
トル開度等の走行信号により制御されるモータにて駆動
されて変速操作手段を構成している。一方、カウンタシ
ャフトの他端部分には、そのインナ軸57にギヤ62が固定
され、かつアウタ軸63ギヤ66が固定されて配置されてお
り、ギヤ62は前記セカンダリ側雄ネジ部連動ギヤ52と、
またギヤ66は雌ネジ部一体ギヤ51とそれぞれ噛合してい
る。そして、アウタ軸63と一体に回転するギヤ65,66、
またインナ軸57と一体に回転するギヤ61,62はそれぞれ
同歯数からなり、従ってプライマリ及びセカンダリ側の
両ボールネジ機構21,50における雌ネジ部23,45同士及び
雄ネジ部22,46同士は常に同一回転数にして回転し、か
つカウンタシャフトのインナ軸57とアウタ軸63とはギヤ
61,65及び62,66の歯数差に基づき異なる速度で回転して
いる。更に、プラネタリギヤ機構70の各要素R,CR,Sの歯
数は、サンギヤSが固定状態にてリングギヤRとキャリ
ヤCRが前記カウンタシャフトのアウタ軸63及びインナ軸
57の回転に一致するように、所定回転比に設定れてい
る。即ち、両雌ネジ部23,45を連結するギヤ65,26及び6
6,51並びにアウタ軸63は第1の動力伝達装置を構成し、
また両雄ネジ部22,46を連結するギヤ61,19及び62,52は
第2の動力伝達装置を構成し、かつ前記ギヤ61,65及び6
2,66の歯数差に基づき決定される前記第1及び第2の動
力伝達装置の回転比は、両アクチュエータ機構の第1の
部材である雄ネジ部22,46及び第2の部材である雌ネジ
部23,46が同一回転する状態におけるカウンタシャフト
のインナ軸57とアウタ軸63の回転比が前記プラネタリギ
ヤ機構70の所定要素であるサンギヤSを固定した状態に
おける前記プラネタリギヤ機構70の他の2要素であるリ
ングギヤRとキャリヤCRの回転比と同じになるように設
定されている。なお、図中60はカウンタシャフトの他端
を支持するベアリング、64はギヤ61を支持するベアリン
グである。
は2重軸からなるカウンタシャフト57,63が配置されて
おり、かつその一端部分には同軸状にプラネタリギヤ機
構70が配設されている。更に、該プライマリギヤ機構70
のリングギヤRは前記2重カウンタシャフトのアウタ軸
63と一体に形成されていると共に、その外周部に前記プ
ライマリ側雌ネジ部ギヤ26と噛合しているギヤ65が形成
されている。また、そのプラネタリピニオンPを回転自
在に支持しているキャリアCRは2重カウンタシャフトの
インナ軸57と一体に連結されていると共に、前記プライ
マリ側ギヤ19と噛合するギヤ61に連結されている。更
に、サンギヤSから延びているギヤ軸73はウォームホィ
ール76が固定されており、かつ該ホイール76はベアリン
グ59にて回転自在に支持されていると共に、ウォームギ
ヤ75に噛合しており、該ウォームギヤ75は車速、スロッ
トル開度等の走行信号により制御されるモータにて駆動
されて変速操作手段を構成している。一方、カウンタシ
ャフトの他端部分には、そのインナ軸57にギヤ62が固定
され、かつアウタ軸63ギヤ66が固定されて配置されてお
り、ギヤ62は前記セカンダリ側雄ネジ部連動ギヤ52と、
またギヤ66は雌ネジ部一体ギヤ51とそれぞれ噛合してい
る。そして、アウタ軸63と一体に回転するギヤ65,66、
またインナ軸57と一体に回転するギヤ61,62はそれぞれ
同歯数からなり、従ってプライマリ及びセカンダリ側の
両ボールネジ機構21,50における雌ネジ部23,45同士及び
雄ネジ部22,46同士は常に同一回転数にして回転し、か
つカウンタシャフトのインナ軸57とアウタ軸63とはギヤ
61,65及び62,66の歯数差に基づき異なる速度で回転して
いる。更に、プラネタリギヤ機構70の各要素R,CR,Sの歯
数は、サンギヤSが固定状態にてリングギヤRとキャリ
ヤCRが前記カウンタシャフトのアウタ軸63及びインナ軸
57の回転に一致するように、所定回転比に設定れてい
る。即ち、両雌ネジ部23,45を連結するギヤ65,26及び6
6,51並びにアウタ軸63は第1の動力伝達装置を構成し、
また両雄ネジ部22,46を連結するギヤ61,19及び62,52は
第2の動力伝達装置を構成し、かつ前記ギヤ61,65及び6
2,66の歯数差に基づき決定される前記第1及び第2の動
力伝達装置の回転比は、両アクチュエータ機構の第1の
部材である雄ネジ部22,46及び第2の部材である雌ネジ
部23,46が同一回転する状態におけるカウンタシャフト
のインナ軸57とアウタ軸63の回転比が前記プラネタリギ
ヤ機構70の所定要素であるサンギヤSを固定した状態に
おける前記プラネタリギヤ機構70の他の2要素であるリ
ングギヤRとキャリヤCRの回転比と同じになるように設
定されている。なお、図中60はカウンタシャフトの他端
を支持するベアリング、64はギヤ61を支持するベアリン
グである。
本実施例は、以上のような構成からなるので、エンジン
出力に基づくプライマリシャフト2の回転は、調圧カム
機構11の固定レース13に伝達され、更にテーパコロ15及
び可動レース12を介してプライマリプーリ5のシーブ9
に伝達される。この際、調圧カム機構11の固定レース13
と可動レース12との相対回転に基づき、シャフト2に作
用する入力トルクに対応した軸力Fpが皿バネ14を介して
シーブ9の背面に作用する。また、ボールスプライン10
を介して一体に回転するプーリ5のトルクはベルトBを
介してセカンダリプーリ6に伝達され、皿に、調圧カム
機構43を介してセカンダリシャフト3に伝達される。こ
の際、調圧カム機構43に基づき、セカンダリシャフト3
へ伝達する出力トルクに対応した軸力Fsが皿バネ42を介
してシーブ35に作用する。ただし、上述説明のトルク伝
達状態においては調圧カム機構11,43の発生軸力Fp,Fsは
皿バネ14,42を所定高さまで圧縮し、可動レース12,40を
直接シーブフランジ部9b,35bの背面に密着・作用する。
出力に基づくプライマリシャフト2の回転は、調圧カム
機構11の固定レース13に伝達され、更にテーパコロ15及
び可動レース12を介してプライマリプーリ5のシーブ9
に伝達される。この際、調圧カム機構11の固定レース13
と可動レース12との相対回転に基づき、シャフト2に作
用する入力トルクに対応した軸力Fpが皿バネ14を介して
シーブ9の背面に作用する。また、ボールスプライン10
を介して一体に回転するプーリ5のトルクはベルトBを
介してセカンダリプーリ6に伝達され、皿に、調圧カム
機構43を介してセカンダリシャフト3に伝達される。こ
の際、調圧カム機構43に基づき、セカンダリシャフト3
へ伝達する出力トルクに対応した軸力Fsが皿バネ42を介
してシーブ35に作用する。ただし、上述説明のトルク伝
達状態においては調圧カム機構11,43の発生軸力Fp,Fsは
皿バネ14,42を所定高さまで圧縮し、可動レース12,40を
直接シーブフランジ部9b,35bの背面に密着・作用する。
一方、プライマリシャフト2の回転は、調圧カム11、プ
ーリ5を介してボールネジ機構の雄ネジ部22に同速回転
として伝達され、またギヤ19,61、プラネタリギヤ機構7
0のキャリヤCR、カウンタシャフトインナ軸57、ギヤ62,
52及びボールスプライン54を介してセカンダ側ボールネ
ジ機構50の雄ネジ部46にも同速回転として伝達される。
同時に、プライマリ側雌ネジ部23の回転は、ギヤ26,6
5、プラネタリギヤ機構70のリングギヤR、カウンタシ
ャフトのアウタ軸63、ギヤ66及び51を介してセカンダリ
側雌ネジ部45に同速回転として伝達される。従って、変
速比が変更されない場合、即ちボールネジ機構の雌ネジ
部及び雄ネジ部が相対回転せず、軸方向に移動しない場
合、両ボールネジ機構の雌ネジ部と雄ネジ部はプライマ
リシャフト2と同速度で回転する。また、プライマリ側
における調圧カム機構11に基づく軸力Fpは、ベルトB、
可動シーブ7及び雄ネジ部22を介して雄ネジ部23に一方
向例えば図面右方向からみて反時計方向のトルクを作用
し、一方、セカンダリ側における調圧カム機構43に基づ
く軸力Fsは、ベルトB、可動シーブ33、スラストベアリ
ング47及び雄ネジ部46を介して雌ネジ部45に他方向例え
ば時計方向のトルクを作用する。従って、両調圧カム機
構11,43による軸力Fp,Fsは、動力伝達装置を介して互に
連動している両ボールネジ機構21,50により両プーリ5,6
に互いに作用する。
ーリ5を介してボールネジ機構の雄ネジ部22に同速回転
として伝達され、またギヤ19,61、プラネタリギヤ機構7
0のキャリヤCR、カウンタシャフトインナ軸57、ギヤ62,
52及びボールスプライン54を介してセカンダ側ボールネ
ジ機構50の雄ネジ部46にも同速回転として伝達される。
同時に、プライマリ側雌ネジ部23の回転は、ギヤ26,6
5、プラネタリギヤ機構70のリングギヤR、カウンタシ
ャフトのアウタ軸63、ギヤ66及び51を介してセカンダリ
側雌ネジ部45に同速回転として伝達される。従って、変
速比が変更されない場合、即ちボールネジ機構の雌ネジ
部及び雄ネジ部が相対回転せず、軸方向に移動しない場
合、両ボールネジ機構の雌ネジ部と雄ネジ部はプライマ
リシャフト2と同速度で回転する。また、プライマリ側
における調圧カム機構11に基づく軸力Fpは、ベルトB、
可動シーブ7及び雄ネジ部22を介して雄ネジ部23に一方
向例えば図面右方向からみて反時計方向のトルクを作用
し、一方、セカンダリ側における調圧カム機構43に基づ
く軸力Fsは、ベルトB、可動シーブ33、スラストベアリ
ング47及び雄ネジ部46を介して雌ネジ部45に他方向例え
ば時計方向のトルクを作用する。従って、両調圧カム機
構11,43による軸力Fp,Fsは、動力伝達装置を介して互に
連動している両ボールネジ機構21,50により両プーリ5,6
に互いに作用する。
これにより、両プーリ5,6には、所定変速比において、
伝達トルクに対応した適正なベルト挾圧力が付与され
て、ベルトBに過度な挾圧力が作用することなくかつベ
ルトスリップが生じることがない状態で、動力伝達す
る。またこの際、ベルト挾圧力Fsは、スラストベアリン
グ47を介してボールネジ機構50に作用し、更にスラスト
ベアリング53を介してシャフト3の膨径部3aにて受けら
れる。ところで、前述したように、セカンダリ側ボール
ネジ機構50はプライマリシャフト2と同速度で回転して
いるので、変速比が1対1の場合、プライマリプーリ6
及びシャフト3とボールネジ機構50とは同速度で回転
し、両スラストベアリング47,53は回転することなく、
単に静止荷重を受けるだけであり、また変速比が1対1
でない場合も、プライマリプーリ6及びシャフト3とボ
ールネジ機構50との相対回転は、静止固定部材との相対
回転に比較すると僅かなものであり、両スラストベアリ
ング47,53は小さい回転速度にて軸力を維持すれば足り
る。
伝達トルクに対応した適正なベルト挾圧力が付与され
て、ベルトBに過度な挾圧力が作用することなくかつベ
ルトスリップが生じることがない状態で、動力伝達す
る。またこの際、ベルト挾圧力Fsは、スラストベアリン
グ47を介してボールネジ機構50に作用し、更にスラスト
ベアリング53を介してシャフト3の膨径部3aにて受けら
れる。ところで、前述したように、セカンダリ側ボール
ネジ機構50はプライマリシャフト2と同速度で回転して
いるので、変速比が1対1の場合、プライマリプーリ6
及びシャフト3とボールネジ機構50とは同速度で回転
し、両スラストベアリング47,53は回転することなく、
単に静止荷重を受けるだけであり、また変速比が1対1
でない場合も、プライマリプーリ6及びシャフト3とボ
ールネジ機構50との相対回転は、静止固定部材との相対
回転に比較すると僅かなものであり、両スラストベアリ
ング47,53は小さい回転速度にて軸力を維持すれば足り
る。
そして、本Vベルト式無段変速機1が定速状態にある場
合は、ウォームギヤ75及びウォームホイール76の噛合に
よりプラネタリ機構70のサンギヤSが固定状態に維持さ
れ、従ってリングギヤRとキャリヤCRが所定回転比にて
回転して、カウンタシャフトのアウタ軸63及びインナ軸
57をギヤ61,65及び66,62に基づく回転差に保持し、両ボ
ールネジ機構21,50はその雌ネジ部及び雄ネジ部が一体
に回転する。この状態から、本Vベルト式無段変速機1
を変速操作するには、各走行信号に基づきモータを駆動
してウォームギヤ75を回転する。すると、プラネタリギ
ヤ機構70のサンギヤSが左右いずれかの方向例えば他の
要素R,CRの回転方向と同じ方向に回転すると、リングギ
ヤRとキャリアCRとの回転比が小さくなる方向に変化
し、該変化がギヤ61,19及び65,21を介してプライマリ側
ボールネジ機構21に伝達されると共に、カウンタシャフ
ト57,63そしてギヤ62,52及び66,51を介してセカンダリ
側ボールネジ機構50に伝達され、これら両ボールネジ機
構21,50の雌ネジ部及び雄ネジ部を相対回転する。これ
により、プライマリ及びセカンダリプーリ5,6の可動シ
ーブ7,33は共に右方向に移動され、ベルトBをアップシ
フト方向に移動する。また、ウォームギヤ75を他の要素
R,CRの回転方向と反対方向に回転すると、リングギヤR
とキャリヤCRとの回転比が大きくなる方向に変化し、該
変化が上述と同様に両ボールネジ機構21,50における雌
ネジ部と雄ネジ部の相対回転として伝達され、両可動シ
ーブ7,33は共に左方向に移動され、従ってベルトBはダ
ウンシフト方向に移動される。なおこの際、変速操作手
段であるウォームギヤ75を回転するモータの駆動力は、
両プーリ5,6のベルト挾圧力の差だけの極めて僅かな力
で足り、各走行信号に応じて素早くかつ正確に制御でき
ると共に、ベルトBに過度の挾圧力を付与することな
く、ベルトの耐久性及び伝達効率を損うことはない。
合は、ウォームギヤ75及びウォームホイール76の噛合に
よりプラネタリ機構70のサンギヤSが固定状態に維持さ
れ、従ってリングギヤRとキャリヤCRが所定回転比にて
回転して、カウンタシャフトのアウタ軸63及びインナ軸
57をギヤ61,65及び66,62に基づく回転差に保持し、両ボ
ールネジ機構21,50はその雌ネジ部及び雄ネジ部が一体
に回転する。この状態から、本Vベルト式無段変速機1
を変速操作するには、各走行信号に基づきモータを駆動
してウォームギヤ75を回転する。すると、プラネタリギ
ヤ機構70のサンギヤSが左右いずれかの方向例えば他の
要素R,CRの回転方向と同じ方向に回転すると、リングギ
ヤRとキャリアCRとの回転比が小さくなる方向に変化
し、該変化がギヤ61,19及び65,21を介してプライマリ側
ボールネジ機構21に伝達されると共に、カウンタシャフ
ト57,63そしてギヤ62,52及び66,51を介してセカンダリ
側ボールネジ機構50に伝達され、これら両ボールネジ機
構21,50の雌ネジ部及び雄ネジ部を相対回転する。これ
により、プライマリ及びセカンダリプーリ5,6の可動シ
ーブ7,33は共に右方向に移動され、ベルトBをアップシ
フト方向に移動する。また、ウォームギヤ75を他の要素
R,CRの回転方向と反対方向に回転すると、リングギヤR
とキャリヤCRとの回転比が大きくなる方向に変化し、該
変化が上述と同様に両ボールネジ機構21,50における雌
ネジ部と雄ネジ部の相対回転として伝達され、両可動シ
ーブ7,33は共に左方向に移動され、従ってベルトBはダ
ウンシフト方向に移動される。なおこの際、変速操作手
段であるウォームギヤ75を回転するモータの駆動力は、
両プーリ5,6のベルト挾圧力の差だけの極めて僅かな力
で足り、各走行信号に応じて素早くかつ正確に制御でき
ると共に、ベルトBに過度の挾圧力を付与することな
く、ベルトの耐久性及び伝達効率を損うことはない。
なお、上述説明は、エンジンから車輪方向へトルクを伝
達する正トルク伝達時について説明したが、エンジンブ
レーキ時等の車輪からエンジン方向へトルクを伝達する
負トルク伝達時においても、セカンダリ側が入力側とな
りかつプライマリ側が出力側となって、同様に伝達トル
クに対応した軸力にて動力伝達を行い得る。そして、正
トルクから負トルク伝達時へ又はその逆の切換えに際し
て、回転方向が異なるため、調圧カム機構11,43が逆転
により瞬間的に遊び状態を生ずるが、皿バネ14,42の存
在により、ベルト挾圧力を常に維持することができる。
達する正トルク伝達時について説明したが、エンジンブ
レーキ時等の車輪からエンジン方向へトルクを伝達する
負トルク伝達時においても、セカンダリ側が入力側とな
りかつプライマリ側が出力側となって、同様に伝達トル
クに対応した軸力にて動力伝達を行い得る。そして、正
トルクから負トルク伝達時へ又はその逆の切換えに際し
て、回転方向が異なるため、調圧カム機構11,43が逆転
により瞬間的に遊び状態を生ずるが、皿バネ14,42の存
在により、ベルト挾圧力を常に維持することができる。
なお、上述実施例は、調圧カム機構11,43をプライマリ
側及びセカンダリ側にそれぞれ配設したが、これをいず
れか一方のみに配設したものでもよい。
側及びセカンダリ側にそれぞれ配設したが、これをいず
れか一方のみに配設したものでもよい。
また、ボールネジ機構21,50を連動するのにギヤを用い
たが、これをチェーンによって各ネジ機構及びカウンタ
シャフトを連結してもよい。これにより、各ギヤ(スプ
ロケット)を小径にでき、コンパクトにすることができ
る。
たが、これをチェーンによって各ネジ機構及びカウンタ
シャフトを連結してもよい。これにより、各ギヤ(スプ
ロケット)を小径にでき、コンパクトにすることができ
る。
更にまた、アクチュエータ機構にボールネジ機構を用い
たが、回転運動を軸方向運動に変換するカム機構を用い
ることも可能である。
たが、回転運動を軸方向運動に変換するカム機構を用い
ることも可能である。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、調圧機構11,43
により伝達トルクに対応した軸力Fp,Fsを発生し、かつ
これら軸力を、両アクチュエータ機構21,50及び動力伝
達装置を介して両プーリに互いに作用したので、複雑な
リンク機構をも必要とせず、極めて簡単な構成からなる
ものでありながら、変速比及伝達トルクに応じた最適の
ベルト挾圧力を付与でき、ベルト耐久性及び伝達効率を
向上することができ、更に変速時においても過度なベル
ト挾圧力が作用することがなく、ベルト耐久性及び伝達
効率を損うことがない。就中、ベルト挾圧力の割合の大
きい車輌発進時においても、適正なベルト挾圧力を維持
して、ベルトスリップ及びベルトの過挾圧を防止し、滑
らかな発進を行うことができる。更に、プーリ5,6の回
転に伴ってアクチュエータ機構50も回転するので、プー
リ6及びシャフト3とボールネジ機構50等のアクチュエ
ータ機構との相対回転を大幅に減少することができ、軸
力を受けるスラストベアリング47,53の回転負荷を減少
して寿命を大幅に向上することができる。また、変速操
作駆動手段の故障等のトラブルが発生しても、ベルト挾
圧力を維持することができ、伝動を続行することができ
る。
により伝達トルクに対応した軸力Fp,Fsを発生し、かつ
これら軸力を、両アクチュエータ機構21,50及び動力伝
達装置を介して両プーリに互いに作用したので、複雑な
リンク機構をも必要とせず、極めて簡単な構成からなる
ものでありながら、変速比及伝達トルクに応じた最適の
ベルト挾圧力を付与でき、ベルト耐久性及び伝達効率を
向上することができ、更に変速時においても過度なベル
ト挾圧力が作用することがなく、ベルト耐久性及び伝達
効率を損うことがない。就中、ベルト挾圧力の割合の大
きい車輌発進時においても、適正なベルト挾圧力を維持
して、ベルトスリップ及びベルトの過挾圧を防止し、滑
らかな発進を行うことができる。更に、プーリ5,6の回
転に伴ってアクチュエータ機構50も回転するので、プー
リ6及びシャフト3とボールネジ機構50等のアクチュエ
ータ機構との相対回転を大幅に減少することができ、軸
力を受けるスラストベアリング47,53の回転負荷を減少
して寿命を大幅に向上することができる。また、変速操
作駆動手段の故障等のトラブルが発生しても、ベルト挾
圧力を維持することができ、伝動を続行することができ
る。
更に加えて、2系統の動力伝達装置にプラネタリギヤ機
構70を介在して、該プラネタリギヤ機構の第1の要素S
を回転操作することにより両アクチュエータ機構21,50
における第1の部材及び第2の部材を相対回転するよう
に構成したので、変速操作に係る大きな軸力がケースに
作用することはなく、ケースを軽量なものにすることが
できると共に、通常変速操作手段75は停止しているの
で、回転を受けるローラ等を必要とせず、更に複雑な油
路及び配管を必要とせず、構造を簡単化して耐久性を向
上することができる。また、ウォームギヤ75等の所定減
速手段を介してプラネタリギヤ機構70の第1の要素Sを
操作でき、モータ等によってもきめ細かい変速操作が可
能となり、かつ該第1の要素Sを機械的に固定して変速
比を所定位置に確実かつ容易に保持することができる。
構70を介在して、該プラネタリギヤ機構の第1の要素S
を回転操作することにより両アクチュエータ機構21,50
における第1の部材及び第2の部材を相対回転するよう
に構成したので、変速操作に係る大きな軸力がケースに
作用することはなく、ケースを軽量なものにすることが
できると共に、通常変速操作手段75は停止しているの
で、回転を受けるローラ等を必要とせず、更に複雑な油
路及び配管を必要とせず、構造を簡単化して耐久性を向
上することができる。また、ウォームギヤ75等の所定減
速手段を介してプラネタリギヤ機構70の第1の要素Sを
操作でき、モータ等によってもきめ細かい変速操作が可
能となり、かつ該第1の要素Sを機械的に固定して変速
比を所定位置に確実かつ容易に保持することができる。
また、プラネタリギヤ機構70の第1の要素Sをウォーム
ギヤを介して操作すると、大きな減速比を極めて容易に
とることができると共に、所定変速位置に容易かつ確実
に保持することができる。
ギヤを介して操作すると、大きな減速比を極めて容易に
とることができると共に、所定変速位置に容易かつ確実
に保持することができる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図である。 1……Vベルト式無段変速機、2……プライマリシャフ
ト、3……セカンダリシャフト、5……プライマリプー
リ、6……セカンダリプーリ、7,33……可動シーブ、9,
35……固定シーブ、11,43……調圧(カム)機構、21,50
……アクチュエータ(ボールネジ)機構、12,40……可
動レース、13,39……固定レース、15,41……転ろがり体
(テーパコロ)、14,42……付勢手段(皿バネ)、23,45
……第2の部材(雌ネジ部)、22,46……第1の部材
(雄ネジ部)、19,61,62,52,57……第2の動力伝達装置
(第3及び第4の動力伝達部材、第2の軸)、26,65,5
1,66,63……第1の動力伝達装置(第1及び第2の動力
伝達部材、第1の軸)、57,63……カウンタシャフト、4
7,53……スラストベアリング、70……プラネタリギヤ機
構、S……所定要素(サンギヤ)、R,CR……他の2要素
(リングギヤ、キャリヤ)、75……変速操作駆動手段
(ウォームギヤ)、B……ベルト。
ト、3……セカンダリシャフト、5……プライマリプー
リ、6……セカンダリプーリ、7,33……可動シーブ、9,
35……固定シーブ、11,43……調圧(カム)機構、21,50
……アクチュエータ(ボールネジ)機構、12,40……可
動レース、13,39……固定レース、15,41……転ろがり体
(テーパコロ)、14,42……付勢手段(皿バネ)、23,45
……第2の部材(雌ネジ部)、22,46……第1の部材
(雄ネジ部)、19,61,62,52,57……第2の動力伝達装置
(第3及び第4の動力伝達部材、第2の軸)、26,65,5
1,66,63……第1の動力伝達装置(第1及び第2の動力
伝達部材、第1の軸)、57,63……カウンタシャフト、4
7,53……スラストベアリング、70……プラネタリギヤ機
構、S……所定要素(サンギヤ)、R,CR……他の2要素
(リングギヤ、キャリヤ)、75……変速操作駆動手段
(ウォームギヤ)、B……ベルト。
Claims (3)
- 【請求項1】それぞれ軸方向に相対移動し得る2個のシ
ーブからなるプライマリ及びセカンダリプーリを有し、
これら両プーリにベルトを巻掛けてなるVベルト式無段
変速機において、 前記プーリの少なくとも一方に伝達トルクに対応した軸
力を直接的に付与する調圧機構と、 相対回転し得る第1及び第2の部材を有し、該第1の部
材が前記プライマリ及びセカンダリプーリのいずれか一
方の可動シーブに一体的に設けられ、前記第1及び第2
の部材の相対回転に基づき前記第2の部材に対して前記
第1の部材が軸方向に移動することにより前記一方のプ
ーリの可動シーブを軸方向に移動する第1のアクチュエ
ータ機構と、 相対回転し得る第1及び第2の部材を有し、該第1の部
材が前記プライマリ及びセカンダリプーリのいずれか他
方の可動シーブと回転自在にかつ軸方向に一体的に移動
するように設けられ、前記第1及び第2の部材の相対回
転に基づき前記第2の部材に対して前記第1の部材が軸
方向に移動することにより前記他方のプーリの可動シー
ブを軸方向に移動する第2のアクチュエータ機構と、 前記両アクチュェータ機構の第2の部材同士を連動する
第1の動力伝達装置と、 前記両アクチュエータ機構の第1の部材同士を連動する
第2の動力伝達装置と、 前記第1及び第2の動力伝達装置に介在するプラネタリ
ギヤ機構と、を備え、 前記第1の動力伝達装置は、第1の軸と、該第1の軸と
前記第1のアクチュエータ機構の第2の部材とを連結す
る第1の動力伝達部材と、前記第1の軸と前記第2のア
クチュエータ機構の第2の部材とを連結する第2の動力
伝達部材とを有し、かつ前記第1及び第2の動力伝達部
材が同じ回転比からなり、 前記第2の動力伝達装置は、第2の軸と、該第2の軸と
前記第1のアクチュエータ機構の第1の部材とを連結す
る第3の動力伝達部材と、前記第2の軸と前記第2のア
クチュエータ機構の第1の部材とを連結する第4の動力
伝達部材とを有し、かつ前記第3及び第4の動力伝達部
材が同じ回転比からなり、 前記プラネタリギヤ機構は、少なくとも第1、第2及び
第3の要素を有し、第1の要素を変速操作手段に連動す
ると共に、第2及び第3の要素を前記第1及び第2の軸
にそれぞれ連結してなり、 同じ回転比からなる前記第1及び第2の動力伝達部材と
前記第3及び第4の動力伝達部材との回転比は、前記両
アクチュエータ機構の第1及び第2の部材が同一回転す
る状態における第1及び第2の軸の回転比が前記プラネ
タリ機構の第1の要素を固定した状態における前記プラ
ネタリギヤ機構の第2及び第3の要素の回転比と同じに
なるように設定されてなる、 ことを特徴とするVベルト式無段変速機。 - 【請求項2】前記プラネタリギヤ機構の所定要素がウォ
ームギヤを介して操作される、特許請求の範囲第1項記
載のVベルト式無段変速機。 - 【請求項3】前記第1及び第2の軸は、2重軸からなる
カウンタシャフトで構成され、 前記プラネタリギヤ機構は、前記第2の要素であるリン
グギヤを前記カウンタシャフトのアウタ軸に連結し、前
記第3の要素であるキャリヤを前記カウンタシャフトの
インナ軸に連結し、前記第1の要素であるサンギヤを前
記変速操作手段に連動してなる、特許請求の範囲第1項
記載のVベルト式無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29879385A JPH07122452B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | Vベルト式無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29879385A JPH07122452B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | Vベルト式無段変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62159847A JPS62159847A (ja) | 1987-07-15 |
| JPH07122452B2 true JPH07122452B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=17864289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29879385A Expired - Fee Related JPH07122452B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | Vベルト式無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07122452B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03358A (ja) * | 1989-05-25 | 1991-01-07 | Aichi Mach Ind Co Ltd | Vベルト式無段変速機 |
| JP3149557B2 (ja) * | 1992-08-07 | 2001-03-26 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ベルト式無段変速機 |
| JPH08285033A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-11-01 | Aisin Aw Co Ltd | ベルト式無段変速装置 |
| US7771300B2 (en) * | 2005-05-02 | 2010-08-10 | Purdue Research Foundation | Devices for electrically assisting and actuating continuously variable transmissions |
| US7980972B1 (en) | 2006-05-01 | 2011-07-19 | Purdue Research Foundation | Roller variator for actuating continuously variable transmissions |
| US7980973B1 (en) | 2006-05-01 | 2011-07-19 | Purdue Research Foundation | Coaxial electrical actuator for continuously variable transmissions |
| JP5252756B2 (ja) * | 2012-03-03 | 2013-07-31 | 東京自動機工株式会社 | 可変伝動装置 |
| CN116576228A (zh) * | 2023-04-23 | 2023-08-11 | 北京英创汇智汽车技术有限公司 | 一种变速装置及控制方法 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29879385A patent/JPH07122452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62159847A (ja) | 1987-07-15 |
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Legal Events
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