JPH07122986A - 電圧比較回路 - Google Patents

電圧比較回路

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JPH07122986A
JPH07122986A JP28586193A JP28586193A JPH07122986A JP H07122986 A JPH07122986 A JP H07122986A JP 28586193 A JP28586193 A JP 28586193A JP 28586193 A JP28586193 A JP 28586193A JP H07122986 A JPH07122986 A JP H07122986A
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JP
Japan
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voltage
emitter
current
transistor
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP28586193A
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English (en)
Inventor
Takahiro Nozawa
崇浩 野澤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤差の少ない最大電圧値、もしくは最小電圧
値が得られる電圧比較回路を提供する。 【構成】 入力電圧V1を差動増幅器6,7のトランジ
スタQ1,Q3のベースに入力し、入力電圧V2を差動
増幅器6,7のトランジスタQ2,Q4のベースに入力
する。差動増幅器7によりエミッタ電流比を検出し、電
流源8,9からの電流I1,I2を変えることにより、
差動増幅器6の共通エミッタ電流I3を制御し、トラン
ジスタQ1,Q2のエミッタ電流IE1,IE2のうち、少
なくともどちらか一方が常に一定(I0/2)になるよ
うにするので、入力電圧差ΔVが変化した場合でも、ベ
ース・エミッタ間電圧VBEの変動を抑えることができ、
従って、入力電圧とベース・エミッタ間電圧VBEで決定
される出力電圧の誤差が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの入力信号の電圧
レベルを比較し、常に最大電圧値、もしくは最小電圧値
を出力する電圧比較回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、常に最大電圧値を出力する従来
の電圧比較回路を示す回路図である。図2において、n
pnトランジスタ(以下、トランジスタと略記する)Q
11,Q12からなる差動増幅器の各ベースは、それぞ
れ入力端子1,2に接続され、コレクタは電源電圧に接
続されている。共通接続されたエミッタは、出力端子3
と電流値I0の定電流源14に接続されている。入力端
子1への入力電圧をV1、入力端子2への入力電圧をV
2、各トランジスタQ11,Q12のベース・エミッタ
間電圧をそれぞれVBE11,VBE12とすると、出力端子3
に出力される電圧Voは次のようになる。
【0003】
【数1】
【0004】つまり、常に入力電圧V1,V2の高い方
の電圧値から−VBEだけレベルシフトされた電圧が出力
される。
【0005】次に、図3を用いて、常に最小電圧値を出
力する従来の電圧比較回路を説明する。pnpトランジ
スタ(以下、トランジスタと略記する)Q13,Q14
からなる差動増幅器の各ベースは、それぞれ入力端子
1,2に接続され、コレクタは接地されている。共通接
続されたエミッタは、出力端子3と電流値I0の定電流
源14に接続されている。入力端子1への入力電圧をV
1、入力端子2への入力電圧をV2、各トランジスタQ
13,Q14のベース・エミッタ間電圧をそれぞれVBE
13,VBE14とすると、出力電圧Voは次のようになる。
【0006】
【数2】
【0007】つまり、常に入力電圧V1,V2の低い方
の電圧値から+VBEだけレベルシフトされた電圧が出力
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
ジスタのベース・エミッタ間電圧VBEは、ベース・エミ
ッタ間電圧とエミッタ電流の特性を示す図4のグラフか
らわかるように、エミッタ電流IE により変化する。従
って、ベース・エミッタ間電圧VBEの変化により、前述
した電圧比較回路の出力に誤差を生じるという問題があ
る。以下、この問題点について詳しく説明する。ベース
・エミッタ間電圧VBEとエミッタ電流IE の関係は、
【0009】
【数3】
【0010】例えば、図4に示すように、エミッタ電流
IE がIE0から2・IE0になる、即ち2倍になると、べ
ース・エミッタ間電圧VBEは約18mV増加する。ま
た、図2における差動増幅器の各エミッタ電流IE11 ,
IE12 は、
【0011】
【数4】
【0012】で表される。つまり、エミッタ電流IE
は、ベース電圧差、即ち電圧比較回路の入力電圧差ΔV
によって変化し、ベース・エミッタ間電圧VBEもそれに
ともない変化する。このエミッタ電流IE とベース・エ
ミッタ間電圧VBEの関係を図5に示す。
【0013】前述の通り、出力電圧Voは、入力電圧V
1,V2及びベース・エミッタ間電圧VBEで決定され
る。したがって、入力電圧差によるベース・エミッタ間
電圧VBEの変動は、出力電圧Voの変動につながり、誤
差を生じてしまう。この出力電圧Voの誤差について、
図6を用いて説明する。図6(a)は入力電圧の波形
図、図6(b)はそのときの出力電圧の波形図を示す。
図2に示す電圧比較回路において、ΔV=0(V1=V
2)のとき、エミッタ電流IE11 ,IE12 は等しく、I
E11 =IE12 =I0/2となり、出力電圧Voは、V1
−VBE11(=V2−VBE12)である。
【0014】しかし、入力電圧V2が一定のままで、入
力電圧V1の電圧が上がり、入力電圧差ΔVが約100
mV以上になると(図6(a)参照)、定電流源14の
電流はほとんどトランジスタQ11に流れ、トランジス
タQ12はカットオフする。つまり、IE11 =I0とな
り、ΔV=0のときに比べ、エミッタ電流IE11 が2倍
となる。前述のとおり、エミッタ電流IE が2倍になる
と、トランジスタQ11のベース・エミッタ間電圧VBE
11は約18mV大きくなる。したがって、図6(b)に
示すように、入力電圧V1がΔVだけ上がっても、出力
電圧Voは、(ΔV−18mV)しか上がらないことに
なる。
【0015】また、入力電圧V2が一定のままで、入力
電圧V1が下がる場合(図6(a)参照)も、同様の問
題が生じる。入力電圧差ΔVが−100mV以上となる
と、エミッタ電流IE11 =0となり、トランジスタQ1
1がカットオフし、エミッタ電流IE12 が2倍となる。
その結果、トランジスタQ12のベース・エミッタ間電
圧VBE12が増加し、図6(b)に示すように、出力電圧
Voは約18mV下がってしまう。以上説明したよう
に、従来の電圧比較回路では、入力電圧V1,V2の電
圧差ΔVにより、ベース・エミッタ間電圧VBEが変動す
るために、出力電圧Voに誤差を生じるという問題点が
あった。本発明は、上述した問題点に鑑みなされたもの
であり、ベース・エミッタ間電圧VBEの変動を低減し
て、誤差の少ない最大電圧値、もしくは最小電圧値が得
られる電圧比較回路を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、ベースを入力端子とする
第1のトランジスタ及び第2のトランジスタでエミッタ
共通の差動増幅器を構成し、共通エミッタには電流値I
0の定電流源と出力端子が接続され、2つの入力端子の
電圧を比較し、常にその最大電圧値もしくは最小電圧値
を出力する電圧比較回路において、前記第1のトランジ
スタまたは前記第2のトランジスタのエミッタ電流のう
ち、少なくともどちらか一方が略I0/2になるよう
に、前記差動増幅器の共通エミッタ電流値を制御するこ
とを特徴とする電圧比較回路を提供するものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の電圧比較回路について、添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の電圧比較回路
の一実施例を示す回路図である。図1において、npn
トランジスタQ1,Q2からなる差動増幅器6の各ベー
スは、それぞれ入力端子1,2に接続され、各コレクタ
は電源電圧Vccに接続されている。また、npnトラ
ンジスタQ3,Q4からなる差動増幅器7の各ベース
も、差動増幅器6と同様に、それぞれ入力端子1,2に
接続されている。
【0018】トランジスタQ3のコレクタは、pnpト
ランジスタ(以下、トランジスタと略記する)Q5のベ
ースに接続され、また、抵抗R1を介して電源電圧Vc
cに接続されている。トランジスタQ4のコレクタは、
pnpトランジスタ(以下、トランジスタと略記する)
Q6のベースに接続され、また、抵抗R2を介して電源
電圧Vccに接続されている。トランジスタQ5のエミ
ッタは、抵抗R3を介して電源電圧Vccに接続され、
トランジスタQ5と抵抗R3で電流源8を構成してい
る。トランジスタQ6のエミッタは、抵抗R4を介して
電源電圧Vccに接続され、トランジスタQ6と抵抗R
4で電流源9を構成している。トランジスタQ3,Q4
の共通接続されたエミッタは、定電流源5に接続されて
いる。トランジスタQ1,Q2の共通接続されたエミッ
タには、定電流源4、電流源8,9、及び出力端子3が
接続されている。
【0019】定電流源4,5の電流をI0、電流源8,
9の電流値をそれぞれI1,I2、差動増幅器6の共通
エミッタから流れる共通エミッタ電流をI3とすると、
I3=I0−I1−I2で表される。トランジスタQ1
とトランジスタQ3のベース、またトランジスタQ2と
トランジスタQ4のベースは,それぞれ接続されている
ため、エミッタ電流のIE1とIE3、IE2とIE4は等し
く、図5に示すような電流特性となる。そこで、差動増
幅器6,7のエミッタ電流比は同じであるため、差動増
幅器7を使ってエミッタ電流比を検出し、差動増幅器6
からの共通エミッタ電流I3を制御する。トランジスタ
Q3,Q4のコレクタ電圧Vc3,Vc4は、コレクタ
電流をIc(IcはIE とほぼ同一)とすると、
【0020】
【数5】
【0021】となる。また、電流源8,9の電流I1,
I2はそれぞれ
【0022】
【数6】
【0023】となる。ここで、R1=R2,R3=R4
とすると、入力電圧が等しいとき(V1=V2)は、V
c3=Vc4となり、電流I1,I2も等しくなる。こ
のとき、電流I1,I2がほぼ0となるように、抵抗R
1〜R4を設定する。したがって、電流I3はほぼI0
となり、エミッタ電流IE1,IE2はほぼI0/2とな
る。
【0024】次に、入力電圧V1が上がって、入力電圧
差ΔVが100mV以上となった場合、トランジスタQ
2,Q4はカットオフし、トランジスタQ1,Q3に全
ての電流が流れる。よって、Vc4=Vccとなり、電
流源9からの電流I2は0となる。また、電流源8から
の電流I1がほぼI0/2となるように、抵抗R1,R
3を設定してあるため、共通エミッタ電流I3(=IE
1)はほぼI0/2となり、入力電圧が等しいとき(V
1=V2)のエミッタ電流とほぼ同じとなる。エミッタ
電流が同じであれば、ベース・エミッタ間電圧VBEも変
化しないため、電圧比較回路の出力に誤差は生じない。
【0025】同様に、入力電圧V1が下がって、入力電
圧差ΔVが100mV以上となった場合、トランジスタ
Q1,Q3がカットオフし、トランジスタQ2,Q4に
全ての電流が流れる。よって、Vc3=Vccとなり、
電流源8からの電流I1は0となる。また、電流源9か
らの電流I2がほぼI0/2となるように抵抗R2,R
4を設定しているため、共通エミッタ電流I3(=IE
2)はほぼI0/2となり、入力電圧が等しいとき(V
1=V2)のエミッタ電流とほぼ同じとなる。エミッタ
電流が同じであればベース・エミッタ間電圧VBEも変化
しないため、電圧比較回路の出力に誤差は生じない。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
圧比較回路は、差動増幅器の各トランジスタのエミッタ
電流比に応じて、差動増幅器の共通エミッタ電流値を制
御して、ベース・エミッタ間電圧VBEの変動を抑えるた
め、誤差の少ない最大電圧値、もしくは最小電圧値を得
ることができるという実用上極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧比較回路の一実施例を示す回路図
である。
【図2】常に最大電圧値を出力する従来の電圧比較回路
を示す回路図である。
【図3】常に最小電圧値を出力する従来の電圧比較回路
を示す回路図である。
【図4】エミッタ電流とベース・エミッタ間電圧VBEの
特性を示す図である。
【図5】差動増幅回路のエミッタ電流とベース・エミッ
タ間電圧VBEの特性を示す図である。
【図6】入出力電圧を示す波形図である。
【符号の説明】
1,2 入力端子 3 出力端子 4,5 定電流源 6,7 差動増幅器 8,9 電流源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースを入力端子とする第1のトランジス
    タ及び第2のトランジスタでエミッタ共通の差動増幅器
    を構成し、共通エミッタには電流値I0の定電流源と出
    力端子が接続され、2つの入力端子の電圧を比較し、常
    にその最大電圧値もしくは最小電圧値を出力する電圧比
    較回路において、 前記第1のトランジスタまたは前記第2のトランジスタ
    のエミッタ電流のうち、少なくともどちらか一方が略I
    0/2になるように、前記差動増幅器の共通エミッタ電
    流値を制御することを特徴とする電圧比較回路。
JP28586193A 1993-10-20 1993-10-20 電圧比較回路 Pending JPH07122986A (ja)

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