JPH07123609A - 燃料電池給電システム - Google Patents
燃料電池給電システムInfo
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- JPH07123609A JPH07123609A JP5287658A JP28765893A JPH07123609A JP H07123609 A JPH07123609 A JP H07123609A JP 5287658 A JP5287658 A JP 5287658A JP 28765893 A JP28765893 A JP 28765893A JP H07123609 A JPH07123609 A JP H07123609A
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- Fuel Cell (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックアップ用電力変換器への通電期間を短
くして発生損失を少なくし、電力変換効率を向上させ
る。負荷側電力変換器のスナバ回路における発生損失を
少なくする。 【構成】 燃料電池1、第1の電力変換器7A、バック
アップ用の充放電可能なバッテリ5、その充放電を制御
するように動作するバックアップ用の第2の電力変換器
3A等を備えた燃料電池給電システムに関する。電力変
換器3Aの出力側を、平滑用リアクトル13を介して第
1の電力変換器7Aの入力側に接続する。電力変換器3
Aの制御回路9Aは、電力変換器3Aの出力電流、電力
変換器7Aの入力電流及びバッテリ5の出力電圧を入力
としてこれらに基づき電力変換器3Aを制御することに
よりバッテリ5を充放電させる。これにより、電力変換
器7Aの入力電流を、燃料電池1の出力電流と電力変換
器3Aの出力電流とによって分担させる。
くして発生損失を少なくし、電力変換効率を向上させ
る。負荷側電力変換器のスナバ回路における発生損失を
少なくする。 【構成】 燃料電池1、第1の電力変換器7A、バック
アップ用の充放電可能なバッテリ5、その充放電を制御
するように動作するバックアップ用の第2の電力変換器
3A等を備えた燃料電池給電システムに関する。電力変
換器3Aの出力側を、平滑用リアクトル13を介して第
1の電力変換器7Aの入力側に接続する。電力変換器3
Aの制御回路9Aは、電力変換器3Aの出力電流、電力
変換器7Aの入力電流及びバッテリ5の出力電圧を入力
としてこれらに基づき電力変換器3Aを制御することに
よりバッテリ5を充放電させる。これにより、電力変換
器7Aの入力電流を、燃料電池1の出力電流と電力変換
器3Aの出力電流とによって分担させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷急変時における燃
料電池の急激な電流変動を抑制するためのバックアップ
装置を備えた燃料電池給電システムに関する。
料電池の急激な電流変動を抑制するためのバックアップ
装置を備えた燃料電池給電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、この種の燃料電池給電システム
の従来技術を示している。図において、燃料電池1の正
極には平滑用リアクトル2の一端が接続され、その他端
は、バックアップ用の電力変換器(便宜上、第2の電力
変換器とする)3を構成するトランジスタ31及びダイ
オード32の接続点(電力変換器3の一方の入力端子)
に接続されている。また、燃料電池1の負極は電力変換
器3の他方の入力端子に接続されている。電力変換器3
の出力端子間には、バックアップ用のバッテリ5と、そ
の電圧検出器4と、平滑用コンデンサ6と、電力変換器
(便宜上、第1の電力変換器とする)7とが互いに並列
に接続され、電力変換器7の出力側には負荷8が接続さ
れている。なお、電力変換器7のトランジスタ71に対
し並列に、または直流端子間には、必要に応じてスナバ
回路(図示せず)が接続される。
の従来技術を示している。図において、燃料電池1の正
極には平滑用リアクトル2の一端が接続され、その他端
は、バックアップ用の電力変換器(便宜上、第2の電力
変換器とする)3を構成するトランジスタ31及びダイ
オード32の接続点(電力変換器3の一方の入力端子)
に接続されている。また、燃料電池1の負極は電力変換
器3の他方の入力端子に接続されている。電力変換器3
の出力端子間には、バックアップ用のバッテリ5と、そ
の電圧検出器4と、平滑用コンデンサ6と、電力変換器
(便宜上、第1の電力変換器とする)7とが互いに並列
に接続され、電力変換器7の出力側には負荷8が接続さ
れている。なお、電力変換器7のトランジスタ71に対
し並列に、または直流端子間には、必要に応じてスナバ
回路(図示せず)が接続される。
【0003】電圧検出器4によるバッテリ5の電圧検出
値は、制御回路9に入力されている。この制御回路9に
は燃料電池1の出力側に設けられた電流検出器10によ
る電流検出値も入力されており、制御回路9の出力信号
により電力変換器3のトランジスタ31が制御されるよ
うになっている。また、電流検出器10による電流検出
値は別の制御回路11にも入力されており、その出力信
号により燃料電池1に供給するガス量が調節され、発電
電力が制御されるようになっている。
値は、制御回路9に入力されている。この制御回路9に
は燃料電池1の出力側に設けられた電流検出器10によ
る電流検出値も入力されており、制御回路9の出力信号
により電力変換器3のトランジスタ31が制御されるよ
うになっている。また、電流検出器10による電流検出
値は別の制御回路11にも入力されており、その出力信
号により燃料電池1に供給するガス量が調節され、発電
電力が制御されるようになっている。
【0004】このような回路構成において、定常時に
は、トランジスタ31がオンのときに燃料電池1の直流
電圧が平滑用リアクトル2に印加され、このリアクトル
2にエネルギーが蓄積される。次に、トランジスタ31
がオフに転じると、平滑用リアクトル2に蓄えられてい
たエネルギー並びに燃料電池1からのエネルギーはダイ
オード32を介して平滑用コンデンサ6に放出される。
平滑用コンデンサ6は電力を平滑し、電力変換器7に直
流電力を供給する。電力変換器7は、供給された直流電
力を交流電力あるいは直流電力に変換し、負荷8に供給
する。すなわち、定常時には、トランジスタ31がオ
ン、オフを繰り返すことにより、燃料電池1は電力変換
器7に直流電力を供給し、電力変換器7は負荷8に交流
電力あるいは直流電力を供給している。
は、トランジスタ31がオンのときに燃料電池1の直流
電圧が平滑用リアクトル2に印加され、このリアクトル
2にエネルギーが蓄積される。次に、トランジスタ31
がオフに転じると、平滑用リアクトル2に蓄えられてい
たエネルギー並びに燃料電池1からのエネルギーはダイ
オード32を介して平滑用コンデンサ6に放出される。
平滑用コンデンサ6は電力を平滑し、電力変換器7に直
流電力を供給する。電力変換器7は、供給された直流電
力を交流電力あるいは直流電力に変換し、負荷8に供給
する。すなわち、定常時には、トランジスタ31がオ
ン、オフを繰り返すことにより、燃料電池1は電力変換
器7に直流電力を供給し、電力変換器7は負荷8に交流
電力あるいは直流電力を供給している。
【0005】そして、負荷急変時には、電流検出器10
が燃料電池1の出力電流IFCを検出し、制御回路11を
介して燃料電池1に供給するガス量を制御しているが、
ガス量制御の応答速度は数十秒程度と遅い。このため、
燃料電池1の出力電流IFCに急激な変動が起こり、燃料
電池1の寿命を短くする恐れがある。そこで、燃料電池
1の電流変動を許容値以下に抑えるため、燃料電池1の
出力側にはバックアップ装置として電力変換器3及びバ
ッテリ5等が並列に接続されている。
が燃料電池1の出力電流IFCを検出し、制御回路11を
介して燃料電池1に供給するガス量を制御しているが、
ガス量制御の応答速度は数十秒程度と遅い。このため、
燃料電池1の出力電流IFCに急激な変動が起こり、燃料
電池1の寿命を短くする恐れがある。そこで、燃料電池
1の電流変動を許容値以下に抑えるため、燃料電池1の
出力側にはバックアップ装置として電力変換器3及びバ
ッテリ5等が並列に接続されている。
【0006】図8は、図7の回路の動作波形を示してい
る。時刻t0において負荷が急増すると、電力変換器7
の入力電流IOが増大し、バッテリ5に蓄えられていた
エネルギーが放出することにより電流IBが流れる。次
に、電圧検出器4がバッテリ電圧を、電流検出器10が
燃料電池1の出力電流IFCを各々検出する。これによ
り、制御回路11を介して燃料電池1に供給されるガス
量を制御すると共に、制御回路9を介してトランジスタ
31のオン、オフ期間を制御し、燃料電池1の出力電流
IFCをある時間をかけて徐々に立ち上げる。
る。時刻t0において負荷が急増すると、電力変換器7
の入力電流IOが増大し、バッテリ5に蓄えられていた
エネルギーが放出することにより電流IBが流れる。次
に、電圧検出器4がバッテリ電圧を、電流検出器10が
燃料電池1の出力電流IFCを各々検出する。これによ
り、制御回路11を介して燃料電池1に供給されるガス
量を制御すると共に、制御回路9を介してトランジスタ
31のオン、オフ期間を制御し、燃料電池1の出力電流
IFCをある時間をかけて徐々に立ち上げる。
【0007】時刻t1においてIFC=IOとなった後、燃
料電池1のエネルギーを平滑用コンデンサ6に放出しな
がら、バッテリ5を充電する。そして、電圧検出器4に
より初期のバッテリ電圧に達したことが検出されると、
トランジスタ31のオン、オフ期間を制御して燃料電池
1の出力電流IFCを電力変換器7の入力電流IOと一致
させ、時刻t2においてバッテリ5の充電を完了させ
る。従って、時刻t2以後は電流IBが0となる。図8に
示すように、この従来技術では、電力変換器7の入力電
流IOを燃料電池1の出力電流IFCとバッテリ5を流れ
る電流IBとにより分担させている。
料電池1のエネルギーを平滑用コンデンサ6に放出しな
がら、バッテリ5を充電する。そして、電圧検出器4に
より初期のバッテリ電圧に達したことが検出されると、
トランジスタ31のオン、オフ期間を制御して燃料電池
1の出力電流IFCを電力変換器7の入力電流IOと一致
させ、時刻t2においてバッテリ5の充電を完了させ
る。従って、時刻t2以後は電流IBが0となる。図8に
示すように、この従来技術では、電力変換器7の入力電
流IOを燃料電池1の出力電流IFCとバッテリ5を流れ
る電流IBとにより分担させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、バックアップ用の電力変換器3には定常時、負荷急
変時に関わらず燃料電池1の出力電流IFCが流れるため
発生損失が大きくなり、装置が大形化すると共に電力変
換効率も低いという問題がある。
て、バックアップ用の電力変換器3には定常時、負荷急
変時に関わらず燃料電池1の出力電流IFCが流れるため
発生損失が大きくなり、装置が大形化すると共に電力変
換効率も低いという問題がある。
【0009】第1の発明は上記問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、バックアッ
プ用の電力変換器(第2の電力変換器)の発生損失を低
減して効率を向上させるようにした燃料電池給電システ
ムを提供することにある。また、第2の発明は、上記目
的に加えて、負荷側の電力変換器(第1の電力変換器)
の入力側配線インダクタンスを小さくし、この電力変換
器に設けられるスナバ回路の容量を小さくして一層の効
率向上を図った燃料電池給電システムを提供することに
ある。
なされたもので、その目的とするところは、バックアッ
プ用の電力変換器(第2の電力変換器)の発生損失を低
減して効率を向上させるようにした燃料電池給電システ
ムを提供することにある。また、第2の発明は、上記目
的に加えて、負荷側の電力変換器(第1の電力変換器)
の入力側配線インダクタンスを小さくし、この電力変換
器に設けられるスナバ回路の容量を小さくして一層の効
率向上を図った燃料電池給電システムを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、燃料電池と、その出力電流を検出し
て燃料電池の発電電力を制御する制御回路と、燃料電池
から出力される直流電力を入力として負荷に電力を供給
する第1の電力変換器と、バックアップ用の充放電可能
なバッテリと、このバッテリの充放電を制御するように
電力変換動作するバックアップ用の第2の電力変換器
と、第2の電力変換器を制御する制御回路とを備えた燃
料電池給電システムにおいて、第2の電力変換器の出力
側を平滑用リアクトルを介して第1の電力変換器の入力
側に接続すると共に、第2の電力変換器の制御回路は、
第2の電力変換器の出力電流、第1の電力変換器の入力
電流及びバッテリの出力電圧を入力としてこれらに基づ
き第2の電力変換器を制御することによりバッテリを充
放電させ、第1の電力変換器の入力電流を燃料電池の出
力電流と第2の電力変換器の出力電流とによって分担さ
せるものである。
め、第1の発明は、燃料電池と、その出力電流を検出し
て燃料電池の発電電力を制御する制御回路と、燃料電池
から出力される直流電力を入力として負荷に電力を供給
する第1の電力変換器と、バックアップ用の充放電可能
なバッテリと、このバッテリの充放電を制御するように
電力変換動作するバックアップ用の第2の電力変換器
と、第2の電力変換器を制御する制御回路とを備えた燃
料電池給電システムにおいて、第2の電力変換器の出力
側を平滑用リアクトルを介して第1の電力変換器の入力
側に接続すると共に、第2の電力変換器の制御回路は、
第2の電力変換器の出力電流、第1の電力変換器の入力
電流及びバッテリの出力電圧を入力としてこれらに基づ
き第2の電力変換器を制御することによりバッテリを充
放電させ、第1の電力変換器の入力電流を燃料電池の出
力電流と第2の電力変換器の出力電流とによって分担さ
せるものである。
【0011】この第1の発明において、第2の電力変換
器の制御回路は、第1の電力変換器の入力電流と、この
入力電流が入力される遅れフィルタの出力値との差分に
基づいて、第2の電力変換器の出力電流指令値を生成す
る電流演算器を備えることが望ましい。
器の制御回路は、第1の電力変換器の入力電流と、この
入力電流が入力される遅れフィルタの出力値との差分に
基づいて、第2の電力変換器の出力電流指令値を生成す
る電流演算器を備えることが望ましい。
【0012】第2の発明は、第2の電力変換器の出力側
を平滑用リアクトルを介して第1の電力変換器の入力側
に接続すると共に、第1の電力変換器の入力端子間に検
出用コンデンサを接続し、第2の電力変換器の制御回路
は、第2の電力変換器の出力電流、検出用コンデンサを
流れる電流、燃料電池の出力電流及びバッテリの出力電
圧を入力としてこれらに基づき第2の電力変換器を制御
することによりバッテリを充放電させ、第1の電力変換
器の入力電流を燃料電池の出力電流と第2の電力変換器
の出力電流とによって分担させるものである。
を平滑用リアクトルを介して第1の電力変換器の入力側
に接続すると共に、第1の電力変換器の入力端子間に検
出用コンデンサを接続し、第2の電力変換器の制御回路
は、第2の電力変換器の出力電流、検出用コンデンサを
流れる電流、燃料電池の出力電流及びバッテリの出力電
圧を入力としてこれらに基づき第2の電力変換器を制御
することによりバッテリを充放電させ、第1の電力変換
器の入力電流を燃料電池の出力電流と第2の電力変換器
の出力電流とによって分担させるものである。
【0013】この第2の発明において、第2の電力変換
器の制御回路は、検出用コンデンサを流れる電流、燃料
電池の出力電流及び第2の電力変換器の出力電流から得
た第1の電力変換器の等価的な入力電流と、この入力電
流が入力される遅れフィルタの出力値との差分に基づい
て、第2の電力変換器の出力電流指令値を生成する電流
演算器を備えることが望ましい。
器の制御回路は、検出用コンデンサを流れる電流、燃料
電池の出力電流及び第2の電力変換器の出力電流から得
た第1の電力変換器の等価的な入力電流と、この入力電
流が入力される遅れフィルタの出力値との差分に基づい
て、第2の電力変換器の出力電流指令値を生成する電流
演算器を備えることが望ましい。
【0014】
【作用】第1の発明において、負荷急変時には第1の電
力変換器の入力電流の急変が検出され、第2の電力変換
器の動作によりバッテリに蓄えられていたエネルギーを
第1の電力変換器側へ放出する。燃料電池の出力電流と
第1の電力変換器の入力電流とが等しくなった後は、燃
料電池からのエネルギーは第1の電力変換器のほか第2
の電力変換器を介してバッテリを充電する。そして、バ
ッテリの電圧が初期の値に達するとバッテリの充電が終
了し、第2の電力変換器に電流が流れなくなる。すなわ
ち、第2の電力変換器にはバッテリの充放電時のみ通電
され、流れる電流は負荷急変時の補償電流(バッテリの
放電電流)と充電電流のみであるため、発生損失が小さ
くなる。
力変換器の入力電流の急変が検出され、第2の電力変換
器の動作によりバッテリに蓄えられていたエネルギーを
第1の電力変換器側へ放出する。燃料電池の出力電流と
第1の電力変換器の入力電流とが等しくなった後は、燃
料電池からのエネルギーは第1の電力変換器のほか第2
の電力変換器を介してバッテリを充電する。そして、バ
ッテリの電圧が初期の値に達するとバッテリの充電が終
了し、第2の電力変換器に電流が流れなくなる。すなわ
ち、第2の電力変換器にはバッテリの充放電時のみ通電
され、流れる電流は負荷急変時の補償電流(バッテリの
放電電流)と充電電流のみであるため、発生損失が小さ
くなる。
【0015】第2の発明においては、第1の電力変換器
の入力端子に電流検出器を設けなくても、第2の電力変
換器の出力電流、検出用コンデンサを流れる電流及び燃
料電池の出力電流に基づき第1の電力変換器の入力電流
を等価的に検出することができる。これにより、第1の
電力変換器の入力端子の配線インダクタンスを小さく
し、電力変換器に設けられるスナバ回路として小容量の
ものを使用することができ、スナバ回路の発生損失を小
さくして電力変換効率を高めることができる。
の入力端子に電流検出器を設けなくても、第2の電力変
換器の出力電流、検出用コンデンサを流れる電流及び燃
料電池の出力電流に基づき第1の電力変換器の入力電流
を等価的に検出することができる。これにより、第1の
電力変換器の入力端子の配線インダクタンスを小さく
し、電力変換器に設けられるスナバ回路として小容量の
ものを使用することができ、スナバ回路の発生損失を小
さくして電力変換効率を高めることができる。
【0016】
【実施例】以下、図に沿って各発明の実施例を説明す
る。まず、図1は第1の発明の実施例を示している。な
お、図7と同一の構成要素には同一の番号を付してあ
り、以下では異なる部分を中心に説明する。図におい
て、3Aは平滑用コンデンサ6の両端に接続された第2
の電力変換器であり、この電力変換器3Aはトランジス
タ33,34を直列接続して構成されている。トランジ
スタ33,34の接続点である出力端子は、平滑用リア
クトル13を介して平滑用リアクトル2の他端、すなわ
ち第1の電力変換器7Aの一方の入力端子に接続されて
いる。また、平滑用リアクトル2の他端と燃料電池1の
負極との間には、平滑用コンデンサ12が接続されてい
ると共に、燃料電池1の負極は電力変換器3Aの他方の
出力端子にも接続されている。
る。まず、図1は第1の発明の実施例を示している。な
お、図7と同一の構成要素には同一の番号を付してあ
り、以下では異なる部分を中心に説明する。図におい
て、3Aは平滑用コンデンサ6の両端に接続された第2
の電力変換器であり、この電力変換器3Aはトランジス
タ33,34を直列接続して構成されている。トランジ
スタ33,34の接続点である出力端子は、平滑用リア
クトル13を介して平滑用リアクトル2の他端、すなわ
ち第1の電力変換器7Aの一方の入力端子に接続されて
いる。また、平滑用リアクトル2の他端と燃料電池1の
負極との間には、平滑用コンデンサ12が接続されてい
ると共に、燃料電池1の負極は電力変換器3Aの他方の
出力端子にも接続されている。
【0017】なお、電力変換器7Aの入力側に表された
16は配線インダクタンスである。また、この実施例で
は、電力変換器7Aのトランジスタ71に並列にスナバ
回路72が接続されている。更に、14,15は何れも
電流検出器であり、これらによる電流検出値及び電圧検
出器4によるバッテリ5の電圧検出値が制御回路9Aに
入力され、その出力信号により、バックアップ用の電力
変換器3Aのトランジスタ33,34を制御するように
構成されている。
16は配線インダクタンスである。また、この実施例で
は、電力変換器7Aのトランジスタ71に並列にスナバ
回路72が接続されている。更に、14,15は何れも
電流検出器であり、これらによる電流検出値及び電圧検
出器4によるバッテリ5の電圧検出値が制御回路9Aに
入力され、その出力信号により、バックアップ用の電力
変換器3Aのトランジスタ33,34を制御するように
構成されている。
【0018】このような回路構成において、定常時に
は、燃料電池1の直流電力は平滑用リアクトル2を介し
て平滑用コンデンサ12に放出される。これらの平滑用
リアクトル2及び平滑用コンデンサ12は電力を平滑す
る働きをし、電力変換器7Aに直流電力を供給する。一
方、負荷急変時には、電流検出器10が燃料電池1の出
力電流IFCを検出し、制御回路11を介して燃料電池1
に供給するガス量を調節して発電電力を制御するが、前
記同様にガス量制御の応答速度は数十秒程度と遅いた
め、燃料電池1の出力電流に急激な変動が起こる。そこ
で、燃料電池1の電流変動を許容値以下に抑えるため、
バッテリ5や電力変換器3A等からなるバックアップ装
置が以下のように動作する。
は、燃料電池1の直流電力は平滑用リアクトル2を介し
て平滑用コンデンサ12に放出される。これらの平滑用
リアクトル2及び平滑用コンデンサ12は電力を平滑す
る働きをし、電力変換器7Aに直流電力を供給する。一
方、負荷急変時には、電流検出器10が燃料電池1の出
力電流IFCを検出し、制御回路11を介して燃料電池1
に供給するガス量を調節して発電電力を制御するが、前
記同様にガス量制御の応答速度は数十秒程度と遅いた
め、燃料電池1の出力電流に急激な変動が起こる。そこ
で、燃料電池1の電流変動を許容値以下に抑えるため、
バッテリ5や電力変換器3A等からなるバックアップ装
置が以下のように動作する。
【0019】図2は図1の回路の動作波形を示してい
る。また、図3は図1の制御回路9A内の電流演算器を
示し、図4はこの電流演算器の動作波形を各々示してい
る。なお、図3に示した電流演算器は、バッテリ電圧を
調節するVB調節回路91と、遅れフィルタ92と、リ
ミッタ93とから構成されている。
る。また、図3は図1の制御回路9A内の電流演算器を
示し、図4はこの電流演算器の動作波形を各々示してい
る。なお、図3に示した電流演算器は、バッテリ電圧を
調節するVB調節回路91と、遅れフィルタ92と、リ
ミッタ93とから構成されている。
【0020】まず、図2に示す時刻t0において負荷が
急増したとすると、図1における電流検出器15が電力
変換器7Aの入力電流IOを検出し、制御回路9A内の
電流演算器を介してトランジスタ33のオン、オフ期間
を制御し、バッテリ5を放電させてそれまでに蓄えられ
ていたエネルギーを放出することにより電流IAFが流れ
る。トランジスタ33がオンの時には、バッテリ5に蓄
えられていたエネルギーを平滑用リアクトル13に蓄え
ながら平滑用コンデンサ12に放出する。次に、トラン
ジスタ33がオンからオフに転じると、平滑用リアクト
ル13に蓄えられていたエネルギーが平滑用コンデンサ
12に放出される。
急増したとすると、図1における電流検出器15が電力
変換器7Aの入力電流IOを検出し、制御回路9A内の
電流演算器を介してトランジスタ33のオン、オフ期間
を制御し、バッテリ5を放電させてそれまでに蓄えられ
ていたエネルギーを放出することにより電流IAFが流れ
る。トランジスタ33がオンの時には、バッテリ5に蓄
えられていたエネルギーを平滑用リアクトル13に蓄え
ながら平滑用コンデンサ12に放出する。次に、トラン
ジスタ33がオンからオフに転じると、平滑用リアクト
ル13に蓄えられていたエネルギーが平滑用コンデンサ
12に放出される。
【0021】このとき、電流演算器は、図3、図4に示
すように、電流検出器15によって検出した電力変換器
7Aの入力電流IOから、遅れフィルタ92を介すこと
により作られる電流IO1を減算し、次にVB調節回路9
1の出力を減算し、更にリミッタ93を介して電流IAF
の指令値IAF *を作る。そして、この指令値IAF *に実際
値が一致するように制御回路9Aが電力変換器3Aを制
御する。なお、VB調節回路91の入力は、バッテリ電
圧指令値VB *と電圧検出器4によるバッテリ電圧検出値
VBとの偏差である。
すように、電流検出器15によって検出した電力変換器
7Aの入力電流IOから、遅れフィルタ92を介すこと
により作られる電流IO1を減算し、次にVB調節回路9
1の出力を減算し、更にリミッタ93を介して電流IAF
の指令値IAF *を作る。そして、この指令値IAF *に実際
値が一致するように制御回路9Aが電力変換器3Aを制
御する。なお、VB調節回路91の入力は、バッテリ電
圧指令値VB *と電圧検出器4によるバッテリ電圧検出値
VBとの偏差である。
【0022】また、図1の電流検出器10は燃料電池1
の出力電流IFC(図2参照)を検出し、制御回路11を
介して燃料電池1に供給するガス量を調節することによ
りその発電電力を制御し、時刻t0以後、電流IFCをあ
る時間かけて徐々に立ち上げる。時刻t1において電流
IAFが零になった後は、電圧検出器4によるバッテリ電
圧の検出値が初期の電圧に達するまで、電力変換器3A
内の他方のトランジスタ34をオン、オフさせ、燃料電
池1からのエネルギーを電力変換器7Aに供給しながら
バッテリ5を充電する。
の出力電流IFC(図2参照)を検出し、制御回路11を
介して燃料電池1に供給するガス量を調節することによ
りその発電電力を制御し、時刻t0以後、電流IFCをあ
る時間かけて徐々に立ち上げる。時刻t1において電流
IAFが零になった後は、電圧検出器4によるバッテリ電
圧の検出値が初期の電圧に達するまで、電力変換器3A
内の他方のトランジスタ34をオン、オフさせ、燃料電
池1からのエネルギーを電力変換器7Aに供給しながら
バッテリ5を充電する。
【0023】バッテリ5の充電時、トランジスタ34が
オンの時に燃料電池1の直流電圧が平滑用リアクトル1
3に印加され、平滑用リアクトル13にエネルギーが蓄
積される。次に、トランジスタ34がオンからオフに転
じると、平滑用リアクトル13に蓄えられていたエネル
ギー並びに電力変換器7Aに供給する以外の燃料電池1
からのエネルギーは、トランジスタ33に逆並列に接続
されたダイオードを介して平滑用コンデンサ6に放出さ
れる。平滑用コンデンサ6は電力を平滑する働きをし、
バッテリ5を充電する。電圧検出器4により、バッテリ
電圧が初期の電圧に達したことが検出されると、トラン
ジスタ34はオフする。
オンの時に燃料電池1の直流電圧が平滑用リアクトル1
3に印加され、平滑用リアクトル13にエネルギーが蓄
積される。次に、トランジスタ34がオンからオフに転
じると、平滑用リアクトル13に蓄えられていたエネル
ギー並びに電力変換器7Aに供給する以外の燃料電池1
からのエネルギーは、トランジスタ33に逆並列に接続
されたダイオードを介して平滑用コンデンサ6に放出さ
れる。平滑用コンデンサ6は電力を平滑する働きをし、
バッテリ5を充電する。電圧検出器4により、バッテリ
電圧が初期の電圧に達したことが検出されると、トラン
ジスタ34はオフする。
【0024】これにより、図2の時刻t2以後、電流I
AFは流れなくなり、バッテリ5の充電が完了する。図2
から明らかなように、この実施例では、電力変換器7A
の入力電流IOを燃料電池1の出力電流IFCと電力変換
器3Aの出力電流IAFとにより分担させている。
AFは流れなくなり、バッテリ5の充電が完了する。図2
から明らかなように、この実施例では、電力変換器7A
の入力電流IOを燃料電池1の出力電流IFCと電力変換
器3Aの出力電流IAFとにより分担させている。
【0025】本実施例において、定常時または負荷急変
時には、燃料電池1及びバッテリ5から電力変換器7A
にエネルギーを供給し、電力変換器7Aのトランジスタ
71をオン、オフして負荷8に交流電力あるいは直流電
力を供給するが、トランジスタ71がオンからオフに変
化すると、トランジスタ71には、配線インダクタンス
16とトランジスタ71のターンオフ時のdi/dtに
よって決まる電圧がトランジスタ71の電圧を高める方
向に印加される。そこで、トランジスタ71に印加され
る電圧を許容値以下に抑えるため、これに並列に、ある
いは電力変換器7Aの直流端子間にスナバ回路72が接
続されている。配線インダクタンス16に蓄えられたエ
ネルギーは、このスナバ回路72によって吸収、消費さ
れることになる。
時には、燃料電池1及びバッテリ5から電力変換器7A
にエネルギーを供給し、電力変換器7Aのトランジスタ
71をオン、オフして負荷8に交流電力あるいは直流電
力を供給するが、トランジスタ71がオンからオフに変
化すると、トランジスタ71には、配線インダクタンス
16とトランジスタ71のターンオフ時のdi/dtに
よって決まる電圧がトランジスタ71の電圧を高める方
向に印加される。そこで、トランジスタ71に印加され
る電圧を許容値以下に抑えるため、これに並列に、ある
いは電力変換器7Aの直流端子間にスナバ回路72が接
続されている。配線インダクタンス16に蓄えられたエ
ネルギーは、このスナバ回路72によって吸収、消費さ
れることになる。
【0026】以上のようにこの実施例によれば、バック
アップ用の電力変換器3Aにはバッテリ5の充放電時の
み電流IAFが流れるため、発生損失が小さい。従って、
電力変換器3Aとしては小形小容量かつ安価なもので済
み、装置の電力変換効率も向上する。特に、バックアッ
プによる補償時間は通常、数十秒あれば十分であるた
め、電力変換器3Aの冷却体にファン等を使用する必要
がなく、部品点数の削減による保守性の向上及び低価格
化が同時に達成されることになる。
アップ用の電力変換器3Aにはバッテリ5の充放電時の
み電流IAFが流れるため、発生損失が小さい。従って、
電力変換器3Aとしては小形小容量かつ安価なもので済
み、装置の電力変換効率も向上する。特に、バックアッ
プによる補償時間は通常、数十秒あれば十分であるた
め、電力変換器3Aの冷却体にファン等を使用する必要
がなく、部品点数の削減による保守性の向上及び低価格
化が同時に達成されることになる。
【0027】次に、第2の発明の実施例を説明する。上
記第1の発明の実施例によれば、バックアップ用の電力
変換器3Aの発生損失を小さくして装置の効率向上等を
図ることができるが、次のような不都合がある。すなわ
ち、図1の実施例においては、電流検出器15が電力変
換器7Aの入力端子に接続されるため、配線インダクタ
ンス16が大きくなる。これに伴い、スナバ回路72が
吸収、消費しなければならないエネルギーが大きくなる
ため、スナバ回路72が大形かつ大容量のものとなり、
変換効率が低下するという新たな問題を生じる。第2の
発明は、上記問題点に鑑みてなされたものである。
記第1の発明の実施例によれば、バックアップ用の電力
変換器3Aの発生損失を小さくして装置の効率向上等を
図ることができるが、次のような不都合がある。すなわ
ち、図1の実施例においては、電流検出器15が電力変
換器7Aの入力端子に接続されるため、配線インダクタ
ンス16が大きくなる。これに伴い、スナバ回路72が
吸収、消費しなければならないエネルギーが大きくなる
ため、スナバ回路72が大形かつ大容量のものとなり、
変換効率が低下するという新たな問題を生じる。第2の
発明は、上記問題点に鑑みてなされたものである。
【0028】図5は第2の発明の実施例を示している。
図1と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明
は省略し、以下異なる部分を中心に説明する。この実施
例では、平滑用コンデンサ12に並列に検出用コンデン
サ17を接続すると共に、図1における電流検出器15
を除去し、前記検出用コンデンサ17に直列に小容量の
電流検出器18を接続する。そして、電流検出器14,
18の他に燃料電池1側の電流検出器10の出力も制御
回路9Bに入力するようにした。この回路の動作波形は
図2と同一であるため省略する。また、図6は図5の制
御回路9B内の電流演算器の構成を示す。この電流演算
器の動作波形も図4と同一であるため省略する。
図1と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明
は省略し、以下異なる部分を中心に説明する。この実施
例では、平滑用コンデンサ12に並列に検出用コンデン
サ17を接続すると共に、図1における電流検出器15
を除去し、前記検出用コンデンサ17に直列に小容量の
電流検出器18を接続する。そして、電流検出器14,
18の他に燃料電池1側の電流検出器10の出力も制御
回路9Bに入力するようにした。この回路の動作波形は
図2と同一であるため省略する。また、図6は図5の制
御回路9B内の電流演算器の構成を示す。この電流演算
器の動作波形も図4と同一であるため省略する。
【0029】まず、負荷急変時には、電流検出器18が
検出用コンデンサ17に流れる電流ICを、電流検出器
10が燃料電池1の出力電流IFCを、電流検出器14が
電力変換器3Aの出力電流IAFを各々検出する。そし
て、制御回路9B内の電流演算器を介してトランジスタ
33のオン、オフ期間を制御し、バッテリ5を放電させ
てそれまでに蓄えられていたエネルギーを放出すること
により、電流IAFが制御される。
検出用コンデンサ17に流れる電流ICを、電流検出器
10が燃料電池1の出力電流IFCを、電流検出器14が
電力変換器3Aの出力電流IAFを各々検出する。そし
て、制御回路9B内の電流演算器を介してトランジスタ
33のオン、オフ期間を制御し、バッテリ5を放電させ
てそれまでに蓄えられていたエネルギーを放出すること
により、電流IAFが制御される。
【0030】このとき、制御回路9B内の電流演算器
は、図6に示すように、電流ICをK倍してなる(K×
IC)と電流IFCと電流IAFとを加算することにより、
等価的にIOを検出する。つまり(K×IC)+IFC+I
AF=IOの演算を制御回路9B内で行なう。ここで、定
数Kは、平滑用コンデンサ12の容量をC12、検出用コ
ンデンサ17の容量をC17とすると、 K=1+(C12/C17) によって表される。
は、図6に示すように、電流ICをK倍してなる(K×
IC)と電流IFCと電流IAFとを加算することにより、
等価的にIOを検出する。つまり(K×IC)+IFC+I
AF=IOの演算を制御回路9B内で行なう。ここで、定
数Kは、平滑用コンデンサ12の容量をC12、検出用コ
ンデンサ17の容量をC17とすると、 K=1+(C12/C17) によって表される。
【0031】更に、等価検出したIOから、遅れフィル
タ92を介すことにより作られる電流IO1を減算し、次
にVB調節回路91の出力を減算し、最後に、リミッタ
93を介して電流IAFの指令値IAF *を作る。そして、
この指令値IAF *に基づいて電力変換器3Aを制御す
る。前記図2に示したように、電流IAFが時刻t1にお
いて零になった後に、電圧検出器4によるバッテリ電圧
の検出値が初期の電圧に達するまで、トランジスタ34
のオン、オフにより燃料電池1からのエネルギーを電力
変換器7Aに供給しながらバッテリ5が充電される。そ
して、バッテリ電圧が初期の電圧に達するとトランジス
タ34はオフし、図2における時刻t2以後、電流IAF
は流れなくなり、バッテリ5の充電が完了する。
タ92を介すことにより作られる電流IO1を減算し、次
にVB調節回路91の出力を減算し、最後に、リミッタ
93を介して電流IAFの指令値IAF *を作る。そして、
この指令値IAF *に基づいて電力変換器3Aを制御す
る。前記図2に示したように、電流IAFが時刻t1にお
いて零になった後に、電圧検出器4によるバッテリ電圧
の検出値が初期の電圧に達するまで、トランジスタ34
のオン、オフにより燃料電池1からのエネルギーを電力
変換器7Aに供給しながらバッテリ5が充電される。そ
して、バッテリ電圧が初期の電圧に達するとトランジス
タ34はオフし、図2における時刻t2以後、電流IAF
は流れなくなり、バッテリ5の充電が完了する。
【0032】この実施例によれば、第1の電力変換器で
ある電力変換器7Aの入力電流IOを求める手段とし
て、電力変換器7Aの入力端子に電流検出器を接続しな
くてもよいため、電力変換器7Aの入力端子の配線イン
ダクタンス16を低減することができ、これに伴ってス
ナバ回路72は小形小容量のもので足りることになる。
従って、スナバ回路72の発生損失も低減され、装置の
変換効率が向上する。更に、平滑用コンデンサ12に並
列に接続される検出用コンデンサ17の容量は平滑用コ
ンデンサ12の数分の一から数十分の一程度でよく、検
出用コンデンサ17の電流を検出する電流検出器18と
しては、平滑用コンデンサ12を流れる電流に対し上記
容量比程度の僅かな電流を流し得る電流検出器であれば
足りるため、定格電流が小さい小容量のものを使用で
き、小形化及び低価格化が可能である。
ある電力変換器7Aの入力電流IOを求める手段とし
て、電力変換器7Aの入力端子に電流検出器を接続しな
くてもよいため、電力変換器7Aの入力端子の配線イン
ダクタンス16を低減することができ、これに伴ってス
ナバ回路72は小形小容量のもので足りることになる。
従って、スナバ回路72の発生損失も低減され、装置の
変換効率が向上する。更に、平滑用コンデンサ12に並
列に接続される検出用コンデンサ17の容量は平滑用コ
ンデンサ12の数分の一から数十分の一程度でよく、検
出用コンデンサ17の電流を検出する電流検出器18と
しては、平滑用コンデンサ12を流れる電流に対し上記
容量比程度の僅かな電流を流し得る電流検出器であれば
足りるため、定格電流が小さい小容量のものを使用で
き、小形化及び低価格化が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、バ
ックアップ用の第2の電力変換器はバッテリの充放電時
にのみ通電されるため、発生損失が小さくなり、電力変
換器の小形小容量化が可能になると共に、電力変換効率
が向上する。特に、負荷急変時の補償時間は通常数十秒
あれば十分であるため、バックアップ用電力変換器の冷
却体にファン等を使用する必要がなく、部品点数の削減
により保守性の向上及び低価格化を同時に達成すること
ができる。
ックアップ用の第2の電力変換器はバッテリの充放電時
にのみ通電されるため、発生損失が小さくなり、電力変
換器の小形小容量化が可能になると共に、電力変換効率
が向上する。特に、負荷急変時の補償時間は通常数十秒
あれば十分であるため、バックアップ用電力変換器の冷
却体にファン等を使用する必要がなく、部品点数の削減
により保守性の向上及び低価格化を同時に達成すること
ができる。
【0034】第2の発明によれば、上記効果に加えて、
第1の電力変換器の入力端子に電流検出器を接続しなく
てもよいため、配線インダクタンスの低減により電力変
換器のスナバ回路の小容量化が可能になり、発生損失が
低減する。従って、装置の変換効率を一層向上させるこ
とができる。また、検出用コンデンサの容量も小さくて
済み、このコンデンサの電流を検出する電流検出器にも
小容量、低価格なものを使用することができる。
第1の電力変換器の入力端子に電流検出器を接続しなく
てもよいため、配線インダクタンスの低減により電力変
換器のスナバ回路の小容量化が可能になり、発生損失が
低減する。従って、装置の変換効率を一層向上させるこ
とができる。また、検出用コンデンサの容量も小さくて
済み、このコンデンサの電流を検出する電流検出器にも
小容量、低価格なものを使用することができる。
【図1】第1の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の動作を示す電流波形図である。
【図3】第1の発明の実施例における電流演算器の回路
構成図である。
構成図である。
【図4】図3の動作を示す電流波形図である。
【図5】第2の発明の実施例を示す回路構成図である。
【図6】第2の発明の実施例における電流演算器の回路
構成図である。
構成図である。
【図7】従来の技術を示す回路構成図である。
【図8】図7の動作を示す電流波形図である。
1 燃料電池 2,13 平滑用リアクトル 3A,7A 電力変換器 4 電圧検出器 5 バッテリ 6,12 平滑用コンデンサ 8 負荷 9A,9B,11 制御回路 10,14,15,18 電流検出器 16 配線インダクタンス 17 検出用コンデンサ 33,34,71 トランジスタ 72 スナバ回路 91 VB調節回路 92 遅れフィルタ 93 リミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/48 N 9181−5H
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料電池と、その出力電流を検出して燃
料電池の発電電力を制御する制御回路と、燃料電池から
出力される直流電力を入力として負荷に電力を供給する
第1の電力変換器と、バックアップ用の充放電可能なバ
ッテリと、このバッテリの充放電を制御するように電力
変換動作するバックアップ用の第2の電力変換器と、第
2の電力変換器を制御する制御回路とを備えた燃料電池
給電システムにおいて、 第2の電力変換器の出力側を平滑用リアクトルを介して
第1の電力変換器の入力側に接続すると共に、 第2の電力変換器の制御回路は、第2の電力変換器の出
力電流、第1の電力変換器の入力電流及びバッテリの出
力電圧を入力としてこれらに基づき第2の電力変換器を
制御することによりバッテリを充放電させ、第1の電力
変換器の入力電流を燃料電池の出力電流と第2の電力変
換器の出力電流とによって分担させることを特徴とする
燃料電池給電システム。 - 【請求項2】 第2の電力変換器の制御回路は、第1の
電力変換器の入力電流と、この入力電流が入力される遅
れフィルタの出力値との差分に基づいて、第2の電力変
換器の出力電流指令値を生成する電流演算器を備えた請
求項1記載の燃料電池給電システム。 - 【請求項3】 燃料電池と、その出力電流を検出して燃
料電池の発電電力を制御する制御回路と、燃料電池から
出力される直流電力を入力として負荷に電力を供給する
第1の電力変換器と、バックアップ用の充放電可能なバ
ッテリと、このバッテリの充放電を制御するように電力
変換動作するバックアップ用の第2の電力変換器と、第
2の電力変換器を制御する制御回路とを備えた燃料電池
給電システムにおいて、 第2の電力変換器の出力側を平滑用リアクトルを介して
第1の電力変換器の入力側に接続すると共に、第1の電
力変換器の入力端子間に検出用コンデンサを接続し、 第2の電力変換器の制御回路は、第2の電力変換器の出
力電流、検出用コンデンサを流れる電流、燃料電池の出
力電流及びバッテリの出力電圧を入力としてこれらに基
づき第2の電力変換器を制御することによりバッテリを
充放電させ、第1の電力変換器の入力電流を燃料電池の
出力電流と第2の電力変換器の出力電流とによって分担
させることを特徴とする燃料電池給電システム。 - 【請求項4】 第2の電力変換器の制御回路は、検出用
コンデンサを流れる電流、燃料電池の出力電流及び第2
の電力変換器の出力電流から得た第1の電力変換器の等
価的な入力電流と、この入力電流が入力される遅れフィ
ルタの出力値との差分に基づいて、第2の電力変換器の
出力電流指令値を生成する電流演算器を備えた請求項3
記載の燃料電池給電システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287658A JPH07123609A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 燃料電池給電システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287658A JPH07123609A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 燃料電池給電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123609A true JPH07123609A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17720060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287658A Withdrawn JPH07123609A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 燃料電池給電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123609A (ja) |
Cited By (15)
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| JP2002231295A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-08-16 | Toyota Motor Corp | 燃料電池の出力特性推定装置および出力特性推定方法、燃料電池システムおよびこれを搭載する車両、燃料電池出力制御方法並びに記憶媒体 |
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-
1993
- 1993-10-22 JP JP5287658A patent/JPH07123609A/ja not_active Withdrawn
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