JPH07123703A - 変換回路 - Google Patents
変換回路Info
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- JPH07123703A JPH07123703A JP5286100A JP28610093A JPH07123703A JP H07123703 A JPH07123703 A JP H07123703A JP 5286100 A JP5286100 A JP 5286100A JP 28610093 A JP28610093 A JP 28610093A JP H07123703 A JPH07123703 A JP H07123703A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】昇圧、降圧機能を有するとともに、ロスの少な
い変換回路を提供する。 【構成】電力供給手段(10)と、電磁エネルギーを蓄
える第1の電力蓄積手段(11)と、電荷を蓄える第2
の電力蓄積手段(9)とを有するとともに、電力供給手
段と第1の電力蓄積手段とを第1のスイッチング手段
(8)により直列接続し、第1の電力蓄積手段と第2の
電力蓄積手段とを第2のスイッチング手段(7)により
直列接続し、これら第1及び第2のスイッチング手段の
開閉を制御して、電力供給手段から第1の電力蓄積手段
に蓄積された電力を、第2の電力蓄積手段に充電し、第
2の電力蓄積手段に充電された電力を第1の電力蓄積手
段に放電し、この放電電力を電力供給手段に回生する制
御等を行う。
い変換回路を提供する。 【構成】電力供給手段(10)と、電磁エネルギーを蓄
える第1の電力蓄積手段(11)と、電荷を蓄える第2
の電力蓄積手段(9)とを有するとともに、電力供給手
段と第1の電力蓄積手段とを第1のスイッチング手段
(8)により直列接続し、第1の電力蓄積手段と第2の
電力蓄積手段とを第2のスイッチング手段(7)により
直列接続し、これら第1及び第2のスイッチング手段の
開閉を制御して、電力供給手段から第1の電力蓄積手段
に蓄積された電力を、第2の電力蓄積手段に充電し、第
2の電力蓄積手段に充電された電力を第1の電力蓄積手
段に放電し、この放電電力を電力供給手段に回生する制
御等を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変換回路に関し、特に広
範囲なダイナミックレンジ特性をもつ電圧変換を行う変
換回路に関する。
範囲なダイナミックレンジ特性をもつ電圧変換を行う変
換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の駆動電圧を印加して圧電素子等の
負荷を駆動するためには、当該負荷の動作条件を設定す
る駆動電圧を調整する必要がある。かかる調整駆動電圧
発生回路としては、図8に示すような電圧変換回路が用
いられている。
負荷を駆動するためには、当該負荷の動作条件を設定す
る駆動電圧を調整する必要がある。かかる調整駆動電圧
発生回路としては、図8に示すような電圧変換回路が用
いられている。
【0003】図8において、直流電源20とインダクタ
23、ダイオード24、コンデンサ22が直列接続構成
とされており、インダクタ23とダイオード24との接
続点と、直流電源20との間にスイッチ21が設けられ
ている。初めに、スイッチ21を閉成してインダクタ2
3にコイル電流を流し、所定時間経過後、スイッチ21
を開放して、ダイオード24を介してキャパシタ22に
コイル電流を流して充電し、充電電圧を増大させること
により昇圧電圧を出力電圧として得ている。
23、ダイオード24、コンデンサ22が直列接続構成
とされており、インダクタ23とダイオード24との接
続点と、直流電源20との間にスイッチ21が設けられ
ている。初めに、スイッチ21を閉成してインダクタ2
3にコイル電流を流し、所定時間経過後、スイッチ21
を開放して、ダイオード24を介してキャパシタ22に
コイル電流を流して充電し、充電電圧を増大させること
により昇圧電圧を出力電圧として得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電圧の変換回路は、キャパシタ22とインダクタ23か
ら構成される回路により、入力電圧としての直流電源電
圧Eから、より大きい絶対値の出力電圧を得る昇圧機能
を有する回路であるが、キャパシタ22の充電による昇
圧機能は有するもののキャパシタ充電電荷を放電させる
ことはできないため、降圧機能を達成することはできな
い。
電圧の変換回路は、キャパシタ22とインダクタ23か
ら構成される回路により、入力電圧としての直流電源電
圧Eから、より大きい絶対値の出力電圧を得る昇圧機能
を有する回路であるが、キャパシタ22の充電による昇
圧機能は有するもののキャパシタ充電電荷を放電させる
ことはできないため、降圧機能を達成することはできな
い。
【0005】キャパシタ22の電荷を放電するために
は、キャパシタ22に抵抗を並列接続すれば良いが、並
列接続された抵抗は常時電力を消費するため、システム
回路全体の電力効率が低下するという問題がある。
は、キャパシタ22に抵抗を並列接続すれば良いが、並
列接続された抵抗は常時電力を消費するため、システム
回路全体の電力効率が低下するという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、昇圧、降圧機能
を有するとともに、ロスの少ない変換回路を提供するこ
とにある。
を有するとともに、ロスの少ない変換回路を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による変換回路は、電力供給手段と、電磁エ
ネルギーを蓄える第1の電力蓄積手段と、電荷を蓄える
第2の電力蓄積手段と、前記電力供給手段と前記第1の
電力蓄積手段との間でエネルギーの授受を行うための第
1のスイッチング手段と、前記第1の電力蓄積手段と前
記第2の電力蓄積手段との間でエネルギーの授受を行う
ための第2のスイッチング手段と、前記第1及び第2の
スイッチング手段の開閉を制御する制御手段と、を備え
て構成される。前記制御手段は、前記電力供給手段から
前記第1のスイッチング手段を介して前記第1の電力蓄
積手段に蓄積された電力を、前記第2のスイッチング手
段を介して前記第2の電力蓄積手段に充電する制御と、
前記第2の電力蓄積手段に充電された電力を前記第2の
スイッチング手段を介して前記第1の電力蓄積手段に放
電し、この放電電力を前記第1のスイッチング手段を介
して前記電力供給手段に回生する制御の少なくとも一方
の制御を行うことにより、前記第2の電力蓄積手段の電
圧を変化させるように構成される。また、本発明の他の
態様になる変換回路は、入力電源回路、誘導性素子及び
第1の開閉手段が直列接続された第1のループ回路と、
前記誘導性素子に、第2の開閉手段及び容量性素子また
は電池を含む回路を有する回路が直列に接続された第2
のループ回路を具備し、前記第1の開閉手段及び前記第
2の開閉手段の開閉を制御することにより、前記入力電
源回路と前記容量性素子または電池を含む回路の間で双
方向に電力の授受を行い、前記容量性素子または電池を
含む回路の電圧を変化させ、または電池を含む回路を充
放電させるように構成される。本発明の更に他の態様に
なる変換回路は、入力電源回路、誘導性素子及び第1の
開閉手段が直列接続された第1のループ回路と、前記第
1の開閉手段に、少なくとも第2の開閉手段と容量性素
子または電池を含む回路が直列接続された第2のループ
回路を具備し、前記第1の開閉手段及び前記第2の開閉
手段の開閉を制御することにより前記入力電源回路と前
記容量性素子または電池を含む回路の間で双方向に電力
の授受を行い、前記容量性素子または電池を含む回路の
電圧を変化させること、または電池を含む回路を充放電
させるように構成される。ここで、前記第2の電力蓄積
手段または前記第2のループ回路には、所定の電圧の補
助電源を直列接続することもできる。
め、本発明による変換回路は、電力供給手段と、電磁エ
ネルギーを蓄える第1の電力蓄積手段と、電荷を蓄える
第2の電力蓄積手段と、前記電力供給手段と前記第1の
電力蓄積手段との間でエネルギーの授受を行うための第
1のスイッチング手段と、前記第1の電力蓄積手段と前
記第2の電力蓄積手段との間でエネルギーの授受を行う
ための第2のスイッチング手段と、前記第1及び第2の
スイッチング手段の開閉を制御する制御手段と、を備え
て構成される。前記制御手段は、前記電力供給手段から
前記第1のスイッチング手段を介して前記第1の電力蓄
積手段に蓄積された電力を、前記第2のスイッチング手
段を介して前記第2の電力蓄積手段に充電する制御と、
前記第2の電力蓄積手段に充電された電力を前記第2の
スイッチング手段を介して前記第1の電力蓄積手段に放
電し、この放電電力を前記第1のスイッチング手段を介
して前記電力供給手段に回生する制御の少なくとも一方
の制御を行うことにより、前記第2の電力蓄積手段の電
圧を変化させるように構成される。また、本発明の他の
態様になる変換回路は、入力電源回路、誘導性素子及び
第1の開閉手段が直列接続された第1のループ回路と、
前記誘導性素子に、第2の開閉手段及び容量性素子また
は電池を含む回路を有する回路が直列に接続された第2
のループ回路を具備し、前記第1の開閉手段及び前記第
2の開閉手段の開閉を制御することにより、前記入力電
源回路と前記容量性素子または電池を含む回路の間で双
方向に電力の授受を行い、前記容量性素子または電池を
含む回路の電圧を変化させ、または電池を含む回路を充
放電させるように構成される。本発明の更に他の態様に
なる変換回路は、入力電源回路、誘導性素子及び第1の
開閉手段が直列接続された第1のループ回路と、前記第
1の開閉手段に、少なくとも第2の開閉手段と容量性素
子または電池を含む回路が直列接続された第2のループ
回路を具備し、前記第1の開閉手段及び前記第2の開閉
手段の開閉を制御することにより前記入力電源回路と前
記容量性素子または電池を含む回路の間で双方向に電力
の授受を行い、前記容量性素子または電池を含む回路の
電圧を変化させること、または電池を含む回路を充放電
させるように構成される。ここで、前記第2の電力蓄積
手段または前記第2のループ回路には、所定の電圧の補
助電源を直列接続することもできる。
【0008】
【作用】本発明では、電力供給手段と、電磁エネルギー
を蓄える第1の電力蓄積手段と、電荷を蓄える第2の電
力蓄積手段とを有するとともに、電力供給手段と第1の
電力蓄積手段とを第1のスイッチング手段により直列接
続し、第1の電力蓄積手段と第2の電力蓄積手段とを第
2のスイッチング手段により直列接続し、これら第1及
び第2のスイッチング手段の開閉を制御して、電力供給
手段から第1の電力蓄積手段に蓄積された電力を、第2
の電力蓄積手段に充電し、第2の電力蓄積手段に充電さ
れた電力を第1の電力蓄積手段に放電し、この放電電力
を電力供給手段に回生する制御等を行う。
を蓄える第1の電力蓄積手段と、電荷を蓄える第2の電
力蓄積手段とを有するとともに、電力供給手段と第1の
電力蓄積手段とを第1のスイッチング手段により直列接
続し、第1の電力蓄積手段と第2の電力蓄積手段とを第
2のスイッチング手段により直列接続し、これら第1及
び第2のスイッチング手段の開閉を制御して、電力供給
手段から第1の電力蓄積手段に蓄積された電力を、第2
の電力蓄積手段に充電し、第2の電力蓄積手段に充電さ
れた電力を第1の電力蓄積手段に放電し、この放電電力
を電力供給手段に回生する制御等を行う。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による変換回路の一実
施例を示すブロック図である。本実施例は、負荷9(容
量性負荷)に供給する電圧として、直流電源10からの
電圧を昇圧または降圧した電圧を供給する回路であり、
増幅機能を有する。
ながら説明する。図1は、本発明による変換回路の一実
施例を示すブロック図である。本実施例は、負荷9(容
量性負荷)に供給する電圧として、直流電源10からの
電圧を昇圧または降圧した電圧を供給する回路であり、
増幅機能を有する。
【0010】信号源1は、増幅器の入力信号源であり、
負極性信号を出力する。誤差増幅器2は、帰還素子R1
とR2及び負帰還ループの位相補償素子としてのコンデ
ンサC3と抵抗R3を有し、信号源1からの負極性信号
を入力とする定電圧負帰還増幅器であり、入出力の差電
圧を検出して増幅する。コンパレータ3は、三角波発振
器4から出力されるパルス幅変調(PWM)動作のキャ
リア信号としての三角波信号と、誤差増幅器2からの出
力信号とを比較し、誤差増幅器2からの出力信号に応じ
たパルス幅をもつパルス信号を出力する。
負極性信号を出力する。誤差増幅器2は、帰還素子R1
とR2及び負帰還ループの位相補償素子としてのコンデ
ンサC3と抵抗R3を有し、信号源1からの負極性信号
を入力とする定電圧負帰還増幅器であり、入出力の差電
圧を検出して増幅する。コンパレータ3は、三角波発振
器4から出力されるパルス幅変調(PWM)動作のキャ
リア信号としての三角波信号と、誤差増幅器2からの出
力信号とを比較し、誤差増幅器2からの出力信号に応じ
たパルス幅をもつパルス信号を出力する。
【0011】ドライブ増幅器6は、例えば、絶縁型ドラ
イブ増幅器から構成され、コンパレータ3からの出力パ
ルスと、インバータ5により反転されたパルスとを入力
として、増幅し、例えば、パワーMOS FETから成
るスイッチング素子7と8に供給する。スイッチング素
子7と8には、それぞれ逆方向電流阻止用のダイオード
D1とD2が直列接続されるとともに、ダイオードD3
とD4がそれぞれ並列に接続されている。
イブ増幅器から構成され、コンパレータ3からの出力パ
ルスと、インバータ5により反転されたパルスとを入力
として、増幅し、例えば、パワーMOS FETから成
るスイッチング素子7と8に供給する。スイッチング素
子7と8には、それぞれ逆方向電流阻止用のダイオード
D1とD2が直列接続されるとともに、ダイオードD3
とD4がそれぞれ並列に接続されている。
【0012】負荷9と直流電源10とスイッチング素子
7と8とは直列接続され、誘導性素子であるインダクタ
11が各接続点間に接続されている。コンデンサC1と
C2は、キャリア周波数成分を平滑化するためのキャパ
シタと、出力電圧のリップル成分低減用のキャパシタで
ある。キャパシタC1とC2は、負荷がキャパシタ性で
あれば、また、直流電源10の等価直列インピーダンス
が小さければ、原理的に不要である。
7と8とは直列接続され、誘導性素子であるインダクタ
11が各接続点間に接続されている。コンデンサC1と
C2は、キャリア周波数成分を平滑化するためのキャパ
シタと、出力電圧のリップル成分低減用のキャパシタで
ある。キャパシタC1とC2は、負荷がキャパシタ性で
あれば、また、直流電源10の等価直列インピーダンス
が小さければ、原理的に不要である。
【0013】図1に示す回路において、誤差増幅器2の
出力には、図2(A)に示すような負帰還増幅器の入出
力の差分に応じた信号2Aが得られる。コンパレータ3
は、この信号を三角波発振器4からの三角波信号4Aと
比較し、同図(B)に示すような、パルス幅T2、パル
ス間隔T1(パルス周期:T1+T2)をもつパルス信
号を出力する。この出力パルスのデューティは、誤差増
幅器2の出力に応じて変化し、PWM動作が行われる。
コンパレータ3の出力は、インバータ5で反転され、逆
位相の一対の信号として、スイッチング素子7と8のO
N、OFFを制御する信号とされる。ドライブ増幅器6
は、その入力側回路電位とスイッチング素子7、8の制
御端子電位が異なっているため、入出力間が絶縁されて
いる必要がある。
出力には、図2(A)に示すような負帰還増幅器の入出
力の差分に応じた信号2Aが得られる。コンパレータ3
は、この信号を三角波発振器4からの三角波信号4Aと
比較し、同図(B)に示すような、パルス幅T2、パル
ス間隔T1(パルス周期:T1+T2)をもつパルス信
号を出力する。この出力パルスのデューティは、誤差増
幅器2の出力に応じて変化し、PWM動作が行われる。
コンパレータ3の出力は、インバータ5で反転され、逆
位相の一対の信号として、スイッチング素子7と8のO
N、OFFを制御する信号とされる。ドライブ増幅器6
は、その入力側回路電位とスイッチング素子7、8の制
御端子電位が異なっているため、入出力間が絶縁されて
いる必要がある。
【0014】図1から電圧変換に関わる素子を抜き出
し、簡略化した回路図を図3に示し、これによって直流
電源10からの直流電圧を昇圧または降圧して負荷9に
供給する回路の動作原理を、以下説明する。
し、簡略化した回路図を図3に示し、これによって直流
電源10からの直流電圧を昇圧または降圧して負荷9に
供給する回路の動作原理を、以下説明する。
【0015】インダクタ11は電磁エネル−ギ−として
電力を一時蓄える誘導性素子であり、キャパシタ9は静
電エネルギ−として電力を一時蓄積する容量性素子、ス
イッチング素子8は直流電源10とインダクタ11との
間で電力授受を行う際の経路となり、スイッチング素子
7はキャパシタ9とインダクタ11との間で電力授受を
行う際の経路となる。
電力を一時蓄える誘導性素子であり、キャパシタ9は静
電エネルギ−として電力を一時蓄積する容量性素子、ス
イッチング素子8は直流電源10とインダクタ11との
間で電力授受を行う際の経路となり、スイッチング素子
7はキャパシタ9とインダクタ11との間で電力授受を
行う際の経路となる。
【0016】定常状態におけるキャパシタ9の端子電圧
Vcの平均値V0は、図7を参照して以下のように求めら
れる。スイッチング素子7がOFF、スイッチング素子
8がONの時間をT1、スイッチング素子7がON、ス
イッチング素子8がOFFの時間をT2とし、インダク
タ11とキャパシタ9のLとCの値が LC>>{ (T1+T2)/(2π) }2 を満たしているとする。インダクタ11に流れる電流i
LのT1 期間開始時の値をI1,T2期間開始時の値をI2
とすれば、T1期間中にiLは iL =I1+(E/L)t (1) と増大し、t=T1で I2 =I1+(E/L)T1 (2) となる。また、T2期間中にiLは iL =I2−(V0/L)t (3) と減少し、t=T2で I1=I2 −(V0/L)T2 (4) となり、(2),(4)式から次式が得られる。 (V0 /E)=(T1/T2) (5) (5)式から、キャパシタ9の端子電圧VOと直流電源
10の電圧Eの比は、スイッチング素子7,8の開閉時
間の比(デューティレシオ)に依存して定まり、Voは
E以下からEを越える値まで制御可能であることがわか
る。
Vcの平均値V0は、図7を参照して以下のように求めら
れる。スイッチング素子7がOFF、スイッチング素子
8がONの時間をT1、スイッチング素子7がON、ス
イッチング素子8がOFFの時間をT2とし、インダク
タ11とキャパシタ9のLとCの値が LC>>{ (T1+T2)/(2π) }2 を満たしているとする。インダクタ11に流れる電流i
LのT1 期間開始時の値をI1,T2期間開始時の値をI2
とすれば、T1期間中にiLは iL =I1+(E/L)t (1) と増大し、t=T1で I2 =I1+(E/L)T1 (2) となる。また、T2期間中にiLは iL =I2−(V0/L)t (3) と減少し、t=T2で I1=I2 −(V0/L)T2 (4) となり、(2),(4)式から次式が得られる。 (V0 /E)=(T1/T2) (5) (5)式から、キャパシタ9の端子電圧VOと直流電源
10の電圧Eの比は、スイッチング素子7,8の開閉時
間の比(デューティレシオ)に依存して定まり、Voは
E以下からEを越える値まで制御可能であることがわか
る。
【0017】上記回路において、スイッチング素子7と
8が図4に示すようなON,OFF動作を行うときのキ
ャパシタ9が充電される場合の動作を説明する。スイッ
チング素子7がOFF、スイッチング素子8がONのT
1期間においては、直流電源10、インダクタ11、ス
イッチング素子8から成る回路に漸増電流iLが流れ、
直流電源10からインダクタ11への充電が行われる。
一方、スイッチング素子7がON、スイッチング素子8
がOFFのT2期間においては、インダクタ11、スイ
ッチング素子7、キャパシタ9から成る回路に漸減電流
icが流れ、インダクタ11に蓄えられていた電力がキ
ャパシタ9に移行し、キャパシタ9に示す極性状態で充
電される。以上の一連動作によって直流電源10からキ
ャパシタ9への充電が行われる。こうしてキャパシタ9
の両端に現れる電圧(出力電圧)Vcは、同図に示すよ
うに、徐々に増大する。
8が図4に示すようなON,OFF動作を行うときのキ
ャパシタ9が充電される場合の動作を説明する。スイッ
チング素子7がOFF、スイッチング素子8がONのT
1期間においては、直流電源10、インダクタ11、ス
イッチング素子8から成る回路に漸増電流iLが流れ、
直流電源10からインダクタ11への充電が行われる。
一方、スイッチング素子7がON、スイッチング素子8
がOFFのT2期間においては、インダクタ11、スイ
ッチング素子7、キャパシタ9から成る回路に漸減電流
icが流れ、インダクタ11に蓄えられていた電力がキ
ャパシタ9に移行し、キャパシタ9に示す極性状態で充
電される。以上の一連動作によって直流電源10からキ
ャパシタ9への充電が行われる。こうしてキャパシタ9
の両端に現れる電圧(出力電圧)Vcは、同図に示すよ
うに、徐々に増大する。
【0018】次に、キャパシタ9が放電される場合の動
作を図5を参照して説明する。スイッチング素子7がO
N、スイッチング素子8がOFFのT2期間において
は、キャパシタ9、スイッチング素子7、インダクタ1
1から成る回路に電流icが流れ、キャパシタ9に蓄え
られていた電力がインダクタ11に移る。スイッチング
素子7がOFF、スイッチング素子8がONのT1期間
においては、インダクタ11、スイッチング素子8、直
流電源10から成る回路に電流iLが流れ、インダクタ
11に蓄えられていた電力が直流電源10へ回生され
る。以上の一連動作によってキャパシタ9から入力電源
10へ電力の回生が行われる。こうしてキャパシタ9の
両端に現れる電圧(出力電圧)Vcは、同図に示すよう
に、徐々に減少する。
作を図5を参照して説明する。スイッチング素子7がO
N、スイッチング素子8がOFFのT2期間において
は、キャパシタ9、スイッチング素子7、インダクタ1
1から成る回路に電流icが流れ、キャパシタ9に蓄え
られていた電力がインダクタ11に移る。スイッチング
素子7がOFF、スイッチング素子8がONのT1期間
においては、インダクタ11、スイッチング素子8、直
流電源10から成る回路に電流iLが流れ、インダクタ
11に蓄えられていた電力が直流電源10へ回生され
る。以上の一連動作によってキャパシタ9から入力電源
10へ電力の回生が行われる。こうしてキャパシタ9の
両端に現れる電圧(出力電圧)Vcは、同図に示すよう
に、徐々に減少する。
【0019】以上の説明から、直流電源10とキャパシ
タ9との間で双方向に電力の授受が行われ、キャパシタ
9の端子電圧は、増大、減少いずれの方向へも制御可能
であり、またキャパシタ9の端子電圧を直流電源電圧E
以下から直流電源電圧Eを越える範囲まで広範囲に制御
可能であることがわかる。
タ9との間で双方向に電力の授受が行われ、キャパシタ
9の端子電圧は、増大、減少いずれの方向へも制御可能
であり、またキャパシタ9の端子電圧を直流電源電圧E
以下から直流電源電圧Eを越える範囲まで広範囲に制御
可能であることがわかる。
【0020】図6は、図3と略同様な機能を達成する本
発明の他の実施例による回路図である。本図において、
端子電圧がEなる直流電源10は入力電源であり、イン
ダクタンスがLなるインダクタ11は電力を電磁エネル
ギーとして一時蓄える機能をもつ回路素子、静電容量が
Cなるキャパシタ9は電力を静電エネルギーとして蓄え
る機能をもつ回路素子である。スイッチング素子8は、
直流電源10とインダクタ11との間で電力の授受を行
うための経路となるスイッチング素子であり、スイッチ
ング素子7はキャパシタ9とインダクタ11及び直流電
源10との間で電力の授受を行うための経路となるスイ
ッチング素子である。本回路は、負荷の−端子と電源の
−端子とを共通接続しなければならない場合に有効であ
る。本回路の動作は、図4と図5を参照して説明した図
3の動作と略同じであるので、その説明は省略する。
発明の他の実施例による回路図である。本図において、
端子電圧がEなる直流電源10は入力電源であり、イン
ダクタンスがLなるインダクタ11は電力を電磁エネル
ギーとして一時蓄える機能をもつ回路素子、静電容量が
Cなるキャパシタ9は電力を静電エネルギーとして蓄え
る機能をもつ回路素子である。スイッチング素子8は、
直流電源10とインダクタ11との間で電力の授受を行
うための経路となるスイッチング素子であり、スイッチ
ング素子7はキャパシタ9とインダクタ11及び直流電
源10との間で電力の授受を行うための経路となるスイ
ッチング素子である。本回路は、負荷の−端子と電源の
−端子とを共通接続しなければならない場合に有効であ
る。本回路の動作は、図4と図5を参照して説明した図
3の動作と略同じであるので、その説明は省略する。
【0021】定常状態におけるキャパシタ9の端子電圧
Vcの平均値V0は、図7を参照して、次のように求めら
れる。スイッチング素子7がOFF、スイッチング素子
8がONの時間をT1、スイッチング素子7がON、ス
イッチング素子8がOFFの時間をT2とし、L,Cの
値が LC>>{ (T1+T2)/(2π) }2 を満たしているとする。インダクタ11の電流iLのT
1 期間開始時の値をI1,T2期間開始時の値をI2とす
れば、T1期間中にiLは iL =I1+(E/L)t (11) と増大し、t=T1で I2 =I1+(E/L)T1 (12) となる。また、T2期間中にiLは iL =I2−(V0−E)t/L (13) と減少し、t=T2で I1=I2 −(V0−E)T2/L (14) となり、(12),(14)式から次式が得られる。 (V0 /E)=(T1/T2)+1 (15) (15)式から、キャパシタ9の端子電圧VOと直流電
源10の電圧Eの比は、スイッチング素子7,8の開閉
時間の比(デューティレシオ)により定まり、VoはE
を越える広い範囲で制御可能であることがわかる。
Vcの平均値V0は、図7を参照して、次のように求めら
れる。スイッチング素子7がOFF、スイッチング素子
8がONの時間をT1、スイッチング素子7がON、ス
イッチング素子8がOFFの時間をT2とし、L,Cの
値が LC>>{ (T1+T2)/(2π) }2 を満たしているとする。インダクタ11の電流iLのT
1 期間開始時の値をI1,T2期間開始時の値をI2とす
れば、T1期間中にiLは iL =I1+(E/L)t (11) と増大し、t=T1で I2 =I1+(E/L)T1 (12) となる。また、T2期間中にiLは iL =I2−(V0−E)t/L (13) と減少し、t=T2で I1=I2 −(V0−E)T2/L (14) となり、(12),(14)式から次式が得られる。 (V0 /E)=(T1/T2)+1 (15) (15)式から、キャパシタ9の端子電圧VOと直流電
源10の電圧Eの比は、スイッチング素子7,8の開閉
時間の比(デューティレシオ)により定まり、VoはE
を越える広い範囲で制御可能であることがわかる。
【0022】上述説明において、図3および図6に示す
変換回路において、補助電源をキャパシタ9に直列に接
続すれば、キャパシタ9の端子電圧可変範囲を前記補助
電源の電圧だけ拡大できる。
変換回路において、補助電源をキャパシタ9に直列に接
続すれば、キャパシタ9の端子電圧可変範囲を前記補助
電源の電圧だけ拡大できる。
【0023】また、制御回路を追加し、各部の電圧、電
流の一部または全部をフィードバックし、スイッチング
素子7,8のON,OFF動作を制御することにより増
幅回路を構成できる。
流の一部または全部をフィードバックし、スイッチング
素子7,8のON,OFF動作を制御することにより増
幅回路を構成できる。
【0024】以上の説明は、電圧に関する変換回路につ
いて説明しているが、電流に関しても適用できることは
勿論である。
いて説明しているが、電流に関しても適用できることは
勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による変換
回路によれば、簡単な回路構成でキャパシタや電池の充
放電を行い、広範囲の電圧を供給し、さらに電圧の増
大、減少を任意に制御することができる。
回路によれば、簡単な回路構成でキャパシタや電池の充
放電を行い、広範囲の電圧を供給し、さらに電圧の増
大、減少を任意に制御することができる。
【図1】本発明による変換回路の一実施例を適用した回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図2】図1に示す変換回路の動作を説明するための図
である。
である。
【図3】図1に示す回路の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図4】図3に示す回路の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図5】図3に示す回路の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図6】図3と略同様な機能を達成する本発明の他の実
施例による回路図である。
施例による回路図である。
【図7】図3と図6に示す回路の動作を説明するための
図である。
図である。
【図8】従来の電圧変換回路を示す図である。
1 信号源 2 誤差増幅器 3 コンパレータ 4 三角波発信器 5 インバータ 6 ドライブ増幅器 7,8 スイッチング素子 9 負荷(容量性負荷) 10 直流電源 11 インダクタ
Claims (5)
- 【請求項1】電力供給手段と、 電磁エネルギーを蓄える第1の電力蓄積手段と、 電荷を蓄える第2の電力蓄積手段と、 前記電力供給手段と前記第1の電力蓄積手段との間でエ
ネルギーの授受を行うための第1のスイッチング手段
と、 前記第1の電力蓄積手段と前記第2の電力蓄積手段との
間でエネルギーの授受を行うための第2のスイッチング
手段と、 前記第1及び第2のスイッチング手段の開閉を制御する
制御手段と、 を備えて成ることを特徴とする変換回路。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記電力供給手段から前
記第1のスイッチング手段を介して前記第1の電力蓄積
手段に蓄積された電力を、前記第2のスイッチング手段
を介して前記第2の電力蓄積手段に充電する制御と、前
記第2の電力蓄積手段に充電された電力を前記第2のス
イッチング手段を介して前記第1の電力蓄積手段に放電
し、この放電電力を前記第1のスイッチング手段を介し
て前記電力供給手段に回生する制御の少なくとも一方の
制御を行うことにより、前記第2の電力蓄積手段の電圧
を変化させることを特徴とする変換回路。 - 【請求項3】入力電源回路、誘導性素子及び第1の開閉
手段が直列接続された第1のループ回路と、前記誘導性
素子に、第2の開閉手段及び容量性素子または電池を含
む回路を有する回路が直列に接続された第2のループ回
路を具備し、前記第1の開閉手段及び前記第2の開閉手
段の開閉を制御することにより、前記入力電源回路と前
記容量性素子または電池を含む回路の間で双方向に電力
の授受を行い、前記容量性素子または電池を含む回路の
電圧を変化させ、または前記電池を含む回路を充放電さ
せることを特徴とする電圧変換回路。 - 【請求項4】入力電源回路、誘導性素子及び第1の開閉
手段が直列接続された第1のループ回路と、前記第1の
開閉手段に、少なくとも第2の開閉手段と容量性素子ま
たは電池を含む回路が直列接続された第2のループ回路
を具備し、前記第1の開閉手段及び前記第2の開閉手段
の開閉を制御することにより前記入力電源回路と前記容
量性素子または電池を含む回路の間で双方向に電力の授
受を行い、前記容量性素子または電池を含む回路の電圧
を変化させること、または前記電池を含む回路を充放電
させることを特徴とする電圧変換回路。 - 【請求項5】前記第2の電力蓄積手段または前記第2の
ループ回路には、所定の電圧の補助電源が直列接続され
ていることを特徴とする請求項1、2、3または4に記
載の変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286100A JPH07123703A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5286100A JPH07123703A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 変換回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123703A true JPH07123703A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17699943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5286100A Pending JPH07123703A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123703A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006074965A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Honda Motor Co Ltd | 電源装置 |
| JP2007282485A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Ford Global Technologies Llc | Dc−dcコンバータ |
| JP2025515947A (ja) * | 2022-05-31 | 2025-05-20 | ビーワイディー カンパニー リミテッド | 電池回路および車両 |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP5286100A patent/JPH07123703A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006074965A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Honda Motor Co Ltd | 電源装置 |
| JP2007282485A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Ford Global Technologies Llc | Dc−dcコンバータ |
| JP2025515947A (ja) * | 2022-05-31 | 2025-05-20 | ビーワイディー カンパニー リミテッド | 電池回路および車両 |
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