JPH07123762A - モータドライブ装置 - Google Patents
モータドライブ装置Info
- Publication number
- JPH07123762A JPH07123762A JP5288844A JP28884493A JPH07123762A JP H07123762 A JPH07123762 A JP H07123762A JP 5288844 A JP5288844 A JP 5288844A JP 28884493 A JP28884493 A JP 28884493A JP H07123762 A JPH07123762 A JP H07123762A
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- Japan
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- speed
- motor
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータドライブ装置における増加のフィード
フォワード補正をモータ速度の加速に合わせ位置指令に
対するモータ速度の追従性を良くすること。 【構成】 位置指令1から速度指令を出力する位置ルー
プゲイン乗算器2と、位置指令を異なる量遅延する時定
数小フィルタ5及び時定数大フィルタ6と、両フィルタ
5,6を切替える時定数大小フィルタ切替スイッチ4
と、時定数小フィルタ又は時定数大フィルタの出力に応
答して遅延する補正速度信号を出力するフィードフォワ
ード微分演算器7とを含み、速度指令と補正速度信号と
を加算してモータ速度指令を生成し、遅延した補正速度
信号の増加部によりモータ速度を加速することを特徴と
する。
フォワード補正をモータ速度の加速に合わせ位置指令に
対するモータ速度の追従性を良くすること。 【構成】 位置指令1から速度指令を出力する位置ルー
プゲイン乗算器2と、位置指令を異なる量遅延する時定
数小フィルタ5及び時定数大フィルタ6と、両フィルタ
5,6を切替える時定数大小フィルタ切替スイッチ4
と、時定数小フィルタ又は時定数大フィルタの出力に応
答して遅延する補正速度信号を出力するフィードフォワ
ード微分演算器7とを含み、速度指令と補正速度信号と
を加算してモータ速度指令を生成し、遅延した補正速度
信号の増加部によりモータ速度を加速することを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFA(ファクトリーオー
トメーション)機器等に使用されるモータドライブ装置
の位置制御装置に関する。
トメーション)機器等に使用されるモータドライブ装置
の位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータドライブ装置において、モ
ータの追従性を向上させるために、フィードフォワード
補正機能が用いられていた。以下、そのようなモータド
ライブ装置につき図を用いて説明する。図4は従来のモ
ータドライブ装置の例を示すその構成図である。
ータの追従性を向上させるために、フィードフォワード
補正機能が用いられていた。以下、そのようなモータド
ライブ装置につき図を用いて説明する。図4は従来のモ
ータドライブ装置の例を示すその構成図である。
【0003】図4において、1はモータをある一定位置
までドライブさせるための位置指令、2は位置指令1を
受けそれを位置ループゲイン倍して速度指令2’を出力
する位置ループゲイン乗算器、7は位置指令1を微分し
フィードフォワードゲイン倍して速度指令の補正信号
(フィードフォワード補正信号)、すなわち、速度指令
2’に対する補正速度信号7’を出力するフィードフォ
ワード微分演算器、8は位置ループゲイン乗算器2の出
力である速度指令2’とフィードフォワード微分演算器
7の出力である補正速度信号7’とを演算して速度指令
8’を出力する加算器、9は加算器8の出力である速度
指令8’を演算して次段にトルク指令9’を出力する速
度制御演算器である。
までドライブさせるための位置指令、2は位置指令1を
受けそれを位置ループゲイン倍して速度指令2’を出力
する位置ループゲイン乗算器、7は位置指令1を微分し
フィードフォワードゲイン倍して速度指令の補正信号
(フィードフォワード補正信号)、すなわち、速度指令
2’に対する補正速度信号7’を出力するフィードフォ
ワード微分演算器、8は位置ループゲイン乗算器2の出
力である速度指令2’とフィードフォワード微分演算器
7の出力である補正速度信号7’とを演算して速度指令
8’を出力する加算器、9は加算器8の出力である速度
指令8’を演算して次段にトルク指令9’を出力する速
度制御演算器である。
【0004】引続き図4において、10はエンコーダ1
4(後述する)の出力からモータの磁極を検出するため
の磁極検出器、11は速度制御演算器9の出力であるト
ルク指令9’と磁極検出器10により検出された磁極デ
ータとを乗算してその出力を電流指令11’として後段
に伝送する乗算器、12は乗算器11の出力である電流
指令11’をD/A変換によりアナログデータに変換し
て電流指令とするD/Aコンバータ、13はD/Aコン
バータ12によりD/A変換されアナログデータとなっ
た電流指令を増幅してモータに対し駆動電流を供給する
電流アンプ、14はモータの回転位置を検出するエンコ
ーダ、15はモータ、16はエンコーダ14から出力し
たエンコーダ信号から速度を検出する速度検出器であ
る。
4(後述する)の出力からモータの磁極を検出するため
の磁極検出器、11は速度制御演算器9の出力であるト
ルク指令9’と磁極検出器10により検出された磁極デ
ータとを乗算してその出力を電流指令11’として後段
に伝送する乗算器、12は乗算器11の出力である電流
指令11’をD/A変換によりアナログデータに変換し
て電流指令とするD/Aコンバータ、13はD/Aコン
バータ12によりD/A変換されアナログデータとなっ
た電流指令を増幅してモータに対し駆動電流を供給する
電流アンプ、14はモータの回転位置を検出するエンコ
ーダ、15はモータ、16はエンコーダ14から出力し
たエンコーダ信号から速度を検出する速度検出器であ
る。
【0005】図5は図4のモータドライブ装置を使用し
た場合における大移動量時のタイミングチャートを示
し、図6も同じく、図4のモータドライブ装置を使用し
た場合における小移動量時のタイミングチャートを示
す。図5及び図6の(a)は位置指令信号の電圧波形を
示し、両図の(b)はフィードフォワード補正信号の補
正量を示し、両図の(c)はモータの速度を示す。
た場合における大移動量時のタイミングチャートを示
し、図6も同じく、図4のモータドライブ装置を使用し
た場合における小移動量時のタイミングチャートを示
す。図5及び図6の(a)は位置指令信号の電圧波形を
示し、両図の(b)はフィードフォワード補正信号の補
正量を示し、両図の(c)はモータの速度を示す。
【0006】以上のように構成した従来のモータドライ
ブ装置につき、以下、その動作ついて説明する。図4に
示す従来例では、まず位置指令1がフィードフォワード
微分演算器7に入力されると、フィードフォワード微分
演算器7は位置指令1を微分して後、内部に持つフィー
ドフォワードゲインを乗算してフィードフォワードゲイ
ン倍し、それを速度指令の補正速度信号7’として加算
器8に出力する。それと同時に、位置指令1は位置ルー
プゲイン乗算器2に入力され、位置ループゲイン倍され
て、速度指令2’として加算器8に出力される。加算器
8においては、位置ループゲイン乗算器2の出力である
速度指令2’とフィードフォワード微分演算器7の出力
である補正速度信号7’とを演算し、速度指令8’とし
て速度制御演算器9に出力する。
ブ装置につき、以下、その動作ついて説明する。図4に
示す従来例では、まず位置指令1がフィードフォワード
微分演算器7に入力されると、フィードフォワード微分
演算器7は位置指令1を微分して後、内部に持つフィー
ドフォワードゲインを乗算してフィードフォワードゲイ
ン倍し、それを速度指令の補正速度信号7’として加算
器8に出力する。それと同時に、位置指令1は位置ルー
プゲイン乗算器2に入力され、位置ループゲイン倍され
て、速度指令2’として加算器8に出力される。加算器
8においては、位置ループゲイン乗算器2の出力である
速度指令2’とフィードフォワード微分演算器7の出力
である補正速度信号7’とを演算し、速度指令8’とし
て速度制御演算器9に出力する。
【0007】更に、速度制御演算器9は加算器8の出力
である速度指令8’と速度検出器16の出力とを演算
し、速度ループゲイン倍してトルク指令9’を生成し、
乗算器11に出力する。乗算器11は速度制御演算器9
の出力であるトルク指令9’と磁極検出器10により検
出された磁極データとを乗算し、それを電流指令11’
として後段のD/Aコンバータ12に入力する。D/A
コンバータ12は乗算器11の出力である電流指令1
1’をD/A変換してアナログデータの電流指令を生成
し、後段の電流アンプ13に伝達する。電流アンプ13
はD/Aコンバータ12によりD/A変換されたアナロ
グデータの電流指令を増幅してモータ15に対し駆動電
流を供給し、モータ15を駆動する。
である速度指令8’と速度検出器16の出力とを演算
し、速度ループゲイン倍してトルク指令9’を生成し、
乗算器11に出力する。乗算器11は速度制御演算器9
の出力であるトルク指令9’と磁極検出器10により検
出された磁極データとを乗算し、それを電流指令11’
として後段のD/Aコンバータ12に入力する。D/A
コンバータ12は乗算器11の出力である電流指令1
1’をD/A変換してアナログデータの電流指令を生成
し、後段の電流アンプ13に伝達する。電流アンプ13
はD/Aコンバータ12によりD/A変換されたアナロ
グデータの電流指令を増幅してモータ15に対し駆動電
流を供給し、モータ15を駆動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のモータドライブ装置においては、第1の課
題として、位置指令1が位置ループゲイン乗算器2とフ
ィードフォワード微分演算器7とに対し同時に入力され
ることになり、フィードフォワード微分演算器7では図
5の(a)及び図5の(b)若しくは図6の(a)及び
図6の(b)に示すように、位置指令と同位相でフィー
ドフォワード補正がかかることになる。
ような従来のモータドライブ装置においては、第1の課
題として、位置指令1が位置ループゲイン乗算器2とフ
ィードフォワード微分演算器7とに対し同時に入力され
ることになり、フィードフォワード微分演算器7では図
5の(a)及び図5の(b)若しくは図6の(a)及び
図6の(b)に示すように、位置指令と同位相でフィー
ドフォワード補正がかかることになる。
【0009】その上、図5の(c)及び図6の(c)に
示すように、モータ速度には遅延があるため、モータ速
度を増加するべきところ(T7,T8)において,図5
の(b)及び図6の(b)に示すような速度を減少させ
るフィードフォワード補正がかかり、モータ速度のピー
クV3(図5の(c))及びV4(図6の(c))が抑
えられて、加速及び減速時間が長くなり、結果的に追従
性をよくするためのフィードフォワード補正の効果が失
われるばかりでなく、かえって追従性を悪くするような
結果となっていた。
示すように、モータ速度には遅延があるため、モータ速
度を増加するべきところ(T7,T8)において,図5
の(b)及び図6の(b)に示すような速度を減少させ
るフィードフォワード補正がかかり、モータ速度のピー
クV3(図5の(c))及びV4(図6の(c))が抑
えられて、加速及び減速時間が長くなり、結果的に追従
性をよくするためのフィードフォワード補正の効果が失
われるばかりでなく、かえって追従性を悪くするような
結果となっていた。
【0010】第2の課題として、大移動量のときと小移
動量のときの位置指令の周期は、下記に示すように、小
移動量のときの方が大移動量のときよりも短い。すなわ
ち、 T3>T5 ここで、T3は大移動量のときの位置指令の周期(図5
の(a)) T5は小移動量のときの位置指令の周期(図6の
(a))。
動量のときの位置指令の周期は、下記に示すように、小
移動量のときの方が大移動量のときよりも短い。すなわ
ち、 T3>T5 ここで、T3は大移動量のときの位置指令の周期(図5
の(a)) T5は小移動量のときの位置指令の周期(図6の
(a))。
【0011】そのため、フィードフォワード補正も、小
移動量のときの方が大移動量のときよりも周期が短いこ
とから、小移動量のときの方が大移動量のときよりも時
間的に早い時点で、モータ速度の加速のためのフィード
フォワード補正がかかり、速度を加速するべきところで
減速の補正がかかってしまうということになる。そのた
め、次の式に示すように、モータ速度のピークが抑えら
れ、位置指令に対し時間的に遅れて、小移動量のときの
方が大移動量のときよりも位置指令のピークに対するモ
ータ速度のピークの時間差が大きくなり、小移動量のと
きは大移動量のときよりモータ速度の追従性が悪いとい
う問題があった。(詳しくは後述する。) T7<T8 ここで、T7は大移動量のときの指令のピークに対する
モータ速度のピークの時間差(図5の(c)) T8は小移動量のときの指令のピークに対するモータ速
度のピークの時間差(図6の(c))
移動量のときの方が大移動量のときよりも周期が短いこ
とから、小移動量のときの方が大移動量のときよりも時
間的に早い時点で、モータ速度の加速のためのフィード
フォワード補正がかかり、速度を加速するべきところで
減速の補正がかかってしまうということになる。そのた
め、次の式に示すように、モータ速度のピークが抑えら
れ、位置指令に対し時間的に遅れて、小移動量のときの
方が大移動量のときよりも位置指令のピークに対するモ
ータ速度のピークの時間差が大きくなり、小移動量のと
きは大移動量のときよりモータ速度の追従性が悪いとい
う問題があった。(詳しくは後述する。) T7<T8 ここで、T7は大移動量のときの指令のピークに対する
モータ速度のピークの時間差(図5の(c)) T8は小移動量のときの指令のピークに対するモータ速
度のピークの時間差(図6の(c))
【0012】第3の課題として、大移動量のとき及び小
移動量のときの位置指令に対するモータ速度の位相差
は、大移動量のときは図5に示すように、360゜×
(T7/T3)度、小移動量のときは図6に示すよう
に、360゜× (T8/T5)度、 となる。しか
し、T8とT7の関係は、T8>T7であるから、大移
動量のときと小移動量のときの位置指令に対するモータ
速度の位相差を比較すると、明らかに小移動量のときの
方が位置指令に対する位相差が大きくなり、そのため、
特に小移動量のときの方が大移動量のときより位置指令
に対する追従性が悪化するという問題があった。
移動量のときの位置指令に対するモータ速度の位相差
は、大移動量のときは図5に示すように、360゜×
(T7/T3)度、小移動量のときは図6に示すよう
に、360゜× (T8/T5)度、 となる。しか
し、T8とT7の関係は、T8>T7であるから、大移
動量のときと小移動量のときの位置指令に対するモータ
速度の位相差を比較すると、明らかに小移動量のときの
方が位置指令に対する位相差が大きくなり、そのため、
特に小移動量のときの方が大移動量のときより位置指令
に対する追従性が悪化するという問題があった。
【0013】従って、本発明は、上記従来技術の問題に
鑑みてなされたもので、指令に基づくモータ速度の補正
を遅延させてモータ速度の加速を増加することにより、
モータ速度の追従性を改善することを目的とする。
鑑みてなされたもので、指令に基づくモータ速度の補正
を遅延させてモータ速度の加速を増加することにより、
モータ速度の追従性を改善することを目的とする。
【0014】更に、本発明は、上記従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、小移動量のときにおける指令に基
づくモータ速度の補正を大移動量のときより大きく遅延
させて、小移動量のときのモータ速度の加速を増加する
補正を適切に行わせることにより、特に、小移動量のと
きの指令のピークに対するモータ速度のピークの時間差
をして、モータ速度の追従性を改善することを目的とす
る。
みてなされたもので、小移動量のときにおける指令に基
づくモータ速度の補正を大移動量のときより大きく遅延
させて、小移動量のときのモータ速度の加速を増加する
補正を適切に行わせることにより、特に、小移動量のと
きの指令のピークに対するモータ速度のピークの時間差
をして、モータ速度の追従性を改善することを目的とす
る。
【0015】更に、本発明は、上記従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、小移動量のときにおけるモータ速
度の加速を補正により適切に増加することにより、小移
動量のときの指令に対するモータ速度の位相差を少なく
して、モータ速度の追従性を改善することを目的とす
る。
みてなされたもので、小移動量のときにおけるモータ速
度の加速を補正により適切に増加することにより、小移
動量のときの指令に対するモータ速度の位相差を少なく
して、モータ速度の追従性を改善することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるモータドラ
イブ装置は、上記従来技術の問題を解決するため、モー
タの回転位置を検出するエンコーダと、該エンコーダか
らモータ磁極を検出する磁極検出器と、位置指令を位置
ループゲイン倍して速度指令を出力する位置ループゲイ
ン乗算器と、位置指令を微分しフィードフォワード倍し
て速度指令を補正する補正速度信号を出力するフィード
フォワード微分演算器と、前記速度指令と補正速度信号
とを加算して第2の速度指令を出力する加算器と、前記
第2の速度指令と前記速度検出の出力とから生成された
トルク指令値と前記磁極検出器からの磁極検出値との積
を電流指令として前記モータに供給する電流アンプとを
備えたモータドライブ装置であって、前記位置指令を入
力して所定の時間遅延し遅延した位置指令として前記フ
ィードフォワード微分演算器に出力する位置指令遅延手
段を含み、該位置指令遅延手段は前記遅延した位置指令
を前記フィードフォワード微分演算器に送り、それに基
づき前記フィードフォワード微分演算器から所定の時間
遅延した補正速度信号を出力させるようにしたことを特
徴とするものである。
イブ装置は、上記従来技術の問題を解決するため、モー
タの回転位置を検出するエンコーダと、該エンコーダか
らモータ磁極を検出する磁極検出器と、位置指令を位置
ループゲイン倍して速度指令を出力する位置ループゲイ
ン乗算器と、位置指令を微分しフィードフォワード倍し
て速度指令を補正する補正速度信号を出力するフィード
フォワード微分演算器と、前記速度指令と補正速度信号
とを加算して第2の速度指令を出力する加算器と、前記
第2の速度指令と前記速度検出の出力とから生成された
トルク指令値と前記磁極検出器からの磁極検出値との積
を電流指令として前記モータに供給する電流アンプとを
備えたモータドライブ装置であって、前記位置指令を入
力して所定の時間遅延し遅延した位置指令として前記フ
ィードフォワード微分演算器に出力する位置指令遅延手
段を含み、該位置指令遅延手段は前記遅延した位置指令
を前記フィードフォワード微分演算器に送り、それに基
づき前記フィードフォワード微分演算器から所定の時間
遅延した補正速度信号を出力させるようにしたことを特
徴とするものである。
【0017】更に、本発明によるモータドライブ装置
は、上記従来技術の問題を解決するため、前記位置指令
遅延手段をそれぞれ遅延時間の異なる複数の遅延手段
と、該複数の遅延手段の1つを使用するよう切替える切
替スイッチとからなり、前記補正速度信号の遅延を変更
するようにしたことを特徴とするものである。
は、上記従来技術の問題を解決するため、前記位置指令
遅延手段をそれぞれ遅延時間の異なる複数の遅延手段
と、該複数の遅延手段の1つを使用するよう切替える切
替スイッチとからなり、前記補正速度信号の遅延を変更
するようにしたことを特徴とするものである。
【0018】更に、本発明によるモータドライブ装置
は、上記従来技術の問題を解決するため、前記位置指令
遅延手段を、遅延量が大きい時定数大フィルタと、遅延
量が小さい時定数小フィルタと、モータの移動量を示す
大小移動量切換信号に従い、時定数大フィルタと時定数
小フィルタとを切替える時定数大小フィルタ切換スイッ
チとにより構成したことを特徴とするものである。
は、上記従来技術の問題を解決するため、前記位置指令
遅延手段を、遅延量が大きい時定数大フィルタと、遅延
量が小さい時定数小フィルタと、モータの移動量を示す
大小移動量切換信号に従い、時定数大フィルタと時定数
小フィルタとを切替える時定数大小フィルタ切換スイッ
チとにより構成したことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】本発明は以上のように構成し、特に、フィード
フォワード微分演算器の前段に位置指令遅延手段を設け
て、モータ速度を補正する補正速度信号を遅延させ、そ
れがモータ速度の加速を増加するようにしたことによ
り、モータ速度のピーク電圧を高め、位置指令に対する
モータ速度の追従性を良くすると共に、位置指令とモー
タ速度の位相差を短縮することができる。
フォワード微分演算器の前段に位置指令遅延手段を設け
て、モータ速度を補正する補正速度信号を遅延させ、そ
れがモータ速度の加速を増加するようにしたことによ
り、モータ速度のピーク電圧を高め、位置指令に対する
モータ速度の追従性を良くすると共に、位置指令とモー
タ速度の位相差を短縮することができる。
【0020】又、位置指令遅延手段を、時定数大フィル
タと、時定数小フィルタと、モータ移動量の大小を示す
大小移動量切換信号に従って時定数大フィルタか又は時
定数小フィルタに切替える時定数大小フィルタ切換スイ
ッチとにより構成し、大移動量時に時定数小フィルタ
を、小移動量時に時定数大フィルタを切替え使用し、特
に小移動量のときには大移動量のときよりモータ速度の
加速が相当遅れるため、時定数大フィルタを使用してモ
ータ速度を加速する補正速度信号を遅延させてモータ速
度の加速に合わせるようにしたことにより、小移動量の
ときにおいても、位置指令のピークに対するモータ速度
のピークの時間差を短縮すると共に、モータ速度の位置
指令に対する位相差を改善して、位置指令に対するモー
タ速度の追従性を良くすることができる。
タと、時定数小フィルタと、モータ移動量の大小を示す
大小移動量切換信号に従って時定数大フィルタか又は時
定数小フィルタに切替える時定数大小フィルタ切換スイ
ッチとにより構成し、大移動量時に時定数小フィルタ
を、小移動量時に時定数大フィルタを切替え使用し、特
に小移動量のときには大移動量のときよりモータ速度の
加速が相当遅れるため、時定数大フィルタを使用してモ
ータ速度を加速する補正速度信号を遅延させてモータ速
度の加速に合わせるようにしたことにより、小移動量の
ときにおいても、位置指令のピークに対するモータ速度
のピークの時間差を短縮すると共に、モータ速度の位置
指令に対する位相差を改善して、位置指令に対するモー
タ速度の追従性を良くすることができる。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例による三
相同期モータドライブ装置の構成を示す図である。
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例による三
相同期モータドライブ装置の構成を示す図である。
【0022】図1において、1はモータをある一定位置
までドライブさせるための位置指令、2は位置指令1を
受けてそれを位置ループゲイン倍して速度指令2’を出
力する位置ループゲイン乗算器、3はモータの移動量が
大移動量か小移動量かを判別して、位置指令の入力を時
定数小フィルタか又は時定数大フィルタに切換えるため
の大小移動量切換信号である。
までドライブさせるための位置指令、2は位置指令1を
受けてそれを位置ループゲイン倍して速度指令2’を出
力する位置ループゲイン乗算器、3はモータの移動量が
大移動量か小移動量かを判別して、位置指令の入力を時
定数小フィルタか又は時定数大フィルタに切換えるため
の大小移動量切換信号である。
【0023】更に、4は大小移動量切換信号3に応答し
て、位置指令1を時定数小フィルタに入力するか時定数
大フィルタに入力するかを切換える時定数大小フィルタ
切換スイッチ、5は位置指令1が大移動量を示す場合、
大小移動量切換信号3による時定数大小フィルタ切換ス
イッチ4の操作により位置指令1を受信してそれをフィ
ルタリングする時定数小フィルタ、6は位置指令1が小
移動量を示す場合、大小移動量切換信号3による時定数
大小フィルタ切換スイッチ4の操作により位置指令1を
受信してそれをフィルタリングする時定数大フィルタで
ある。これら時定数大小フィルタ切換スイッチ4と、時
定数小フィルタ5と、時定数大フィルタ6とは、本発明
の特徴を形成し、入力の位置指令1をそれぞれ所定の時
間遅延させる効果を有する位置指令遅延手段17を形成
する。
て、位置指令1を時定数小フィルタに入力するか時定数
大フィルタに入力するかを切換える時定数大小フィルタ
切換スイッチ、5は位置指令1が大移動量を示す場合、
大小移動量切換信号3による時定数大小フィルタ切換ス
イッチ4の操作により位置指令1を受信してそれをフィ
ルタリングする時定数小フィルタ、6は位置指令1が小
移動量を示す場合、大小移動量切換信号3による時定数
大小フィルタ切換スイッチ4の操作により位置指令1を
受信してそれをフィルタリングする時定数大フィルタで
ある。これら時定数大小フィルタ切換スイッチ4と、時
定数小フィルタ5と、時定数大フィルタ6とは、本発明
の特徴を形成し、入力の位置指令1をそれぞれ所定の時
間遅延させる効果を有する位置指令遅延手段17を形成
する。
【0024】更に、7は時定数小フィルタ5又は時定数
大フィルタ6を通してフィルタリングされた後の位置指
令1’を微分し、フィードフォワードゲイン倍して速度
指令の補正信号(フィードフォワード補正信号)、すな
わち、速度指令2’に対する補正速度信号7”を出力す
るフィードフォワード微分演算器、8は位置ループゲイ
ン乗算器2の出力である速度指令2’とフィードフォワ
ード微分演算器7の出力である補正速度信号7”とを演
算する加算期、9は加算期8の出力である速度指令8”
を演算して次段にトルク指令9”を出力する速度制御演
算器、10はエンコーダ14の出力からモータの磁極を
検出するための磁極検出器である。
大フィルタ6を通してフィルタリングされた後の位置指
令1’を微分し、フィードフォワードゲイン倍して速度
指令の補正信号(フィードフォワード補正信号)、すな
わち、速度指令2’に対する補正速度信号7”を出力す
るフィードフォワード微分演算器、8は位置ループゲイ
ン乗算器2の出力である速度指令2’とフィードフォワ
ード微分演算器7の出力である補正速度信号7”とを演
算する加算期、9は加算期8の出力である速度指令8”
を演算して次段にトルク指令9”を出力する速度制御演
算器、10はエンコーダ14の出力からモータの磁極を
検出するための磁極検出器である。
【0025】更に、11は速度制御演算器9の出力であ
るトルク指令9”と磁極検出器10により検出された磁
極データとを乗算してその出力を後段に電流指令として
伝送する乗算器、12は乗算器11の出力である電流指
令11’をD/A変換してアナログデータの電流指令と
するD/Aコンバータ、13はD/Aコンバータ12に
よりD/A変換されアナログデータとなった電流指令を
増幅してモータに対し駆動電流を供給する電流アンプ、
14はモータの回転位置を検出するエンコーダ、15は
モータ、16はエンコーダ14から出力されたエンコー
ダ信号により速度検出を行う速度検出器である。
るトルク指令9”と磁極検出器10により検出された磁
極データとを乗算してその出力を後段に電流指令として
伝送する乗算器、12は乗算器11の出力である電流指
令11’をD/A変換してアナログデータの電流指令と
するD/Aコンバータ、13はD/Aコンバータ12に
よりD/A変換されアナログデータとなった電流指令を
増幅してモータに対し駆動電流を供給する電流アンプ、
14はモータの回転位置を検出するエンコーダ、15は
モータ、16はエンコーダ14から出力されたエンコー
ダ信号により速度検出を行う速度検出器である。
【0026】図2は図1の実施例における大移動量時の
タイミングチャートを示し、図3も同じく図1の実施例
における小移動量時のタイミングチャートを示す。そこ
で、図2の(a)及び図3の(a)は位置指令信号の電
圧波形を示し、両図の(b)はフィードフォワード補正
信号の補正量(電圧)を示し、両図の(c)はモータの
速度を示す。
タイミングチャートを示し、図3も同じく図1の実施例
における小移動量時のタイミングチャートを示す。そこ
で、図2の(a)及び図3の(a)は位置指令信号の電
圧波形を示し、両図の(b)はフィードフォワード補正
信号の補正量(電圧)を示し、両図の(c)はモータの
速度を示す。
【0027】以上のように構成された本発明のモータド
ライブ装置につき、以下その動作について説明する。先
ず、位置指令1が大移動量を示している場合、大小移動
量切換信号3は位置指令1が大移動量を示すものである
ことを判別して時定数大小フィルタ切換スイッチ4を切
替え操作し、位置指令1を時定数小フィルタ5側に伝達
する。時定数小フィルタ5に伝達された位置指令1は時
定数小フィルタ5内部で処理されフィルタリングされ
て、フィードフォワード微分演算器7に対し遅延した位
置指令1’として入力される。フィードフォワード微分
演算器7は時定数小フィルタ5でフィルタリングされ遅
延した位置指令1’を微分し、更に内部のフィードフォ
ワードゲインによりフィードフォワードゲイン倍して速
度指令の補正信号、すなわち、速度指令2’に対する補
正速度信号7”として加算器8に出力する。この場合、
フィードフォワード微分演算器7の出力である速度指令
2’に対する補正速度信号7”(フィードフォワード補
正値)は、時定数小フィルタ5の効果によって、図2の
(b)に示すように、指令値に対してT1の遅れ時間を
持つ。
ライブ装置につき、以下その動作について説明する。先
ず、位置指令1が大移動量を示している場合、大小移動
量切換信号3は位置指令1が大移動量を示すものである
ことを判別して時定数大小フィルタ切換スイッチ4を切
替え操作し、位置指令1を時定数小フィルタ5側に伝達
する。時定数小フィルタ5に伝達された位置指令1は時
定数小フィルタ5内部で処理されフィルタリングされ
て、フィードフォワード微分演算器7に対し遅延した位
置指令1’として入力される。フィードフォワード微分
演算器7は時定数小フィルタ5でフィルタリングされ遅
延した位置指令1’を微分し、更に内部のフィードフォ
ワードゲインによりフィードフォワードゲイン倍して速
度指令の補正信号、すなわち、速度指令2’に対する補
正速度信号7”として加算器8に出力する。この場合、
フィードフォワード微分演算器7の出力である速度指令
2’に対する補正速度信号7”(フィードフォワード補
正値)は、時定数小フィルタ5の効果によって、図2の
(b)に示すように、指令値に対してT1の遅れ時間を
持つ。
【0028】又、それと同時に、位置指令1は位置ルー
プゲイン乗算器2に入力され、位置ループゲイン倍され
て、速度指令2’として加算器8に出力される。加算器
8においては、位置ループゲイン乗算器2の出力である
速度指令2’とフィードフォワード微分演算器7の出力
である遅れ時間を含む補正速度信号7”とを演算し、第
2の速度指令8”として速度制御演算器9に出力する。
更に、速度制御演算器9は加算器8の出力である遅れ時
間を含む第2の速度指令8”と速度検出器16の出力で
ある速度フィードバックとを演算し、速度ループゲイン
倍してトルク指令9”を生成し、乗算器11に出力す
る。
プゲイン乗算器2に入力され、位置ループゲイン倍され
て、速度指令2’として加算器8に出力される。加算器
8においては、位置ループゲイン乗算器2の出力である
速度指令2’とフィードフォワード微分演算器7の出力
である遅れ時間を含む補正速度信号7”とを演算し、第
2の速度指令8”として速度制御演算器9に出力する。
更に、速度制御演算器9は加算器8の出力である遅れ時
間を含む第2の速度指令8”と速度検出器16の出力で
ある速度フィードバックとを演算し、速度ループゲイン
倍してトルク指令9”を生成し、乗算器11に出力す
る。
【0029】乗算器11は速度制御演算器9の出力であ
るトルク指令9”と磁極検出器10により検出された磁
極データとを乗算し、それを電流指令として後段のD/
Aコンバータ12に入力する。D/Aコンバータ12は
乗算器11の出力である電流指令11”をD/A変換し
てアナログデータの電流指令を生成し、後段の電流アン
プ13に伝達する。電流アンプ13はD/Aコンバータ
12によりD/A変換されたアナログデータの電流指令
を増幅してモータ15に対し駆動電流を供給する。そし
て、電流アンプ13の出力である駆動電流はモータ15
に供給されてモータ15を駆動する。
るトルク指令9”と磁極検出器10により検出された磁
極データとを乗算し、それを電流指令として後段のD/
Aコンバータ12に入力する。D/Aコンバータ12は
乗算器11の出力である電流指令11”をD/A変換し
てアナログデータの電流指令を生成し、後段の電流アン
プ13に伝達する。電流アンプ13はD/Aコンバータ
12によりD/A変換されたアナログデータの電流指令
を増幅してモータ15に対し駆動電流を供給する。そし
て、電流アンプ13の出力である駆動電流はモータ15
に供給されてモータ15を駆動する。
【0030】本実施例においては、図2の(b)に示す
ように、フィードフォワード補正信号が位置指令信号に
対して遅れ時間T1を持つことにより、図2の(c)に
示すように、モータ速度が加速するところで加速のフィ
ードフォワード補正が従来より余分にかかるため、モー
タ15の回転の加速を高くすることができる。モータ1
5の加速が高くなると、モータ速度のピークと位置指令
のピーク間の位相差T4は、下記に示すように、従来の
位相差T7よりも小さくすることができる。 T4(図2の(c))<T7(図5の(c))
ように、フィードフォワード補正信号が位置指令信号に
対して遅れ時間T1を持つことにより、図2の(c)に
示すように、モータ速度が加速するところで加速のフィ
ードフォワード補正が従来より余分にかかるため、モー
タ15の回転の加速を高くすることができる。モータ1
5の加速が高くなると、モータ速度のピークと位置指令
のピーク間の位相差T4は、下記に示すように、従来の
位相差T7よりも小さくすることができる。 T4(図2の(c))<T7(図5の(c))
【0031】又、モータの加速が高まることにより、下
記に示すように、速度のピーク値V1が高くなり、モー
タの追従性を更に改善することができる。 V1(図2の(c))>V3(図5の(c))更に、モ
ータ速度が高まることにより、位置指令(図2の
(a))とモータ速度(図2の(c))の位相差(36
0゜×(T4/T3) 〔度〕)も短縮され、これを従
来の場合の位相差(図5の(a)及び(c))と比較す
ると、次に示すような関係となり、位置指令とモータ速
度との間の位相差を改善することができる。 360゜×(T4/T3)〔度〕<360゜×(T7/
T3)〔度〕
記に示すように、速度のピーク値V1が高くなり、モー
タの追従性を更に改善することができる。 V1(図2の(c))>V3(図5の(c))更に、モ
ータ速度が高まることにより、位置指令(図2の
(a))とモータ速度(図2の(c))の位相差(36
0゜×(T4/T3) 〔度〕)も短縮され、これを従
来の場合の位相差(図5の(a)及び(c))と比較す
ると、次に示すような関係となり、位置指令とモータ速
度との間の位相差を改善することができる。 360゜×(T4/T3)〔度〕<360゜×(T7/
T3)〔度〕
【0032】次に、位置指令1が小移動量を示している
場合、それに伴う問題について詳細に説明する。先ず、
図5の(a)及び図6の(a)に示す従来例をみると、
大移動量のときと小移動量のときとを比較した場合、下
記に示すように、小移動量のときの方が大移動量のとき
より位置指令の周期が短いことがわかる。 T5(図6の(a))<T3(図5の(a))
場合、それに伴う問題について詳細に説明する。先ず、
図5の(a)及び図6の(a)に示す従来例をみると、
大移動量のときと小移動量のときとを比較した場合、下
記に示すように、小移動量のときの方が大移動量のとき
より位置指令の周期が短いことがわかる。 T5(図6の(a))<T3(図5の(a))
【0033】そのため、前述のように、フィードフォワ
ード補正も小移動量のときの方が大移動量のときより位
置指令の周期が短くなるので、フィードフォワード補正
は小移動量のときの方が大移動量のときより時間的に早
い時点で、モータ速度に対する加速の補正がかかり、そ
の効果が減刹されてしまうため、モータ速度のピークは
押さえられ、下記の式からわかるように、位置指令に対
し時間的に相当遅れてしまうことになる。従って、位置
指令のピークに対するモータ速度のピークの時間差は小
移動量のときの方が大移動量のときより大きくなり、小
移動量のときは大移動量のときよりモータ速度の追従性
が悪いという問題があった。 T8(図6の(c))>T7(図5の(c))
ード補正も小移動量のときの方が大移動量のときより位
置指令の周期が短くなるので、フィードフォワード補正
は小移動量のときの方が大移動量のときより時間的に早
い時点で、モータ速度に対する加速の補正がかかり、そ
の効果が減刹されてしまうため、モータ速度のピークは
押さえられ、下記の式からわかるように、位置指令に対
し時間的に相当遅れてしまうことになる。従って、位置
指令のピークに対するモータ速度のピークの時間差は小
移動量のときの方が大移動量のときより大きくなり、小
移動量のときは大移動量のときよりモータ速度の追従性
が悪いという問題があった。 T8(図6の(c))>T7(図5の(c))
【0034】本発明においては、この問題を解決するた
め、複数の時定数フィルタ5,6(図1)を設け、一般
に、大移動量のときは時定数の小さいフィルタを使用す
ることにより、位置指令の遅延よりなる速度指令の補正
信号の遅延を相対的に小さくし、小移動量のときは時定
数の大きいフィルタを使用することにより、位置指令の
遅延よりなる速度指令の補正信号の遅延を相対的に大き
くしてモータの加速を高めるようにした。その制御のた
め、時定数大小フィルタ切換スイッチを使用して、移動
量の大小に基づき、それぞれ、小又は大の時定数フィル
タを切替え使用するようにした。
め、複数の時定数フィルタ5,6(図1)を設け、一般
に、大移動量のときは時定数の小さいフィルタを使用す
ることにより、位置指令の遅延よりなる速度指令の補正
信号の遅延を相対的に小さくし、小移動量のときは時定
数の大きいフィルタを使用することにより、位置指令の
遅延よりなる速度指令の補正信号の遅延を相対的に大き
くしてモータの加速を高めるようにした。その制御のた
め、時定数大小フィルタ切換スイッチを使用して、移動
量の大小に基づき、それぞれ、小又は大の時定数フィル
タを切替え使用するようにした。
【0035】すなわち、小移動量のときは、時定数の大
きい時定数大フィルタを使用して、T2(図3の
(b))のような、大移動量のとき(T1(図2の
(b)))より大きく遅延させたフィードフォワード補
正の加速部分を使用して、モータ速度を適切に加速する
ようにした(図3の(c))。これはモータ速度のピー
ク電圧を高め、それによって位置指令のピークに対する
モータ速度のピークの時間差を短縮し、更に位置指令に
対するモータ速度の位相差を短縮することができる。そ
して、小移動量のときに特に問題であった位置指令に対
するモータ速度の追従性を改善することができる。
きい時定数大フィルタを使用して、T2(図3の
(b))のような、大移動量のとき(T1(図2の
(b)))より大きく遅延させたフィードフォワード補
正の加速部分を使用して、モータ速度を適切に加速する
ようにした(図3の(c))。これはモータ速度のピー
ク電圧を高め、それによって位置指令のピークに対する
モータ速度のピークの時間差を短縮し、更に位置指令に
対するモータ速度の位相差を短縮することができる。そ
して、小移動量のときに特に問題であった位置指令に対
するモータ速度の追従性を改善することができる。
【0036】次に、本実施例におけるモータドライブ装
置の小移動量のときの動作について説明する。小移動量
のときは、上記のように、大移動量のときより時定数の
大きいフィルタを必要とするため、大小移動量切換信号
3は位置指令1が小移動量を示すものであることを示し
時定数大小フィルタ切換スイッチ4を操作して、位置指
令1を時定数大フィルタ6側に切替え接続する。時定数
大フィルタ6に伝達された位置指令1は時定数大フィル
タ6の内部で処理され、フィルタリングされて、フィー
ドフォワード微分演算器7に対し遅延した位置指令1’
として入力される。
置の小移動量のときの動作について説明する。小移動量
のときは、上記のように、大移動量のときより時定数の
大きいフィルタを必要とするため、大小移動量切換信号
3は位置指令1が小移動量を示すものであることを示し
時定数大小フィルタ切換スイッチ4を操作して、位置指
令1を時定数大フィルタ6側に切替え接続する。時定数
大フィルタ6に伝達された位置指令1は時定数大フィル
タ6の内部で処理され、フィルタリングされて、フィー
ドフォワード微分演算器7に対し遅延した位置指令1’
として入力される。
【0037】フィードフォワード微分演算器7は時定数
大フィルタ6でフィルタリングされて遅延した位置指令
1’を微分し、更に内部のフィードフォワードゲインに
よりフィードフォワードゲイン倍して、速度指令の補正
信号、すなわち、速度指令2’の補正速度信号7”を加
算器8に出力する。この場合、フィードフォワード微分
演算器7の出力である速度指令2’に対する補正速度信
号7”(フィードフォワード補正値)は、時定数大フィ
ルタ6の効果によって図3の(b)に示すように指令値
に対してT2の遅れ時間を持つ。この遅れ時間T2と大
移動量のときの遅れ時間T1(図2の(b))との関係
は、前述のように、T2>T1である。
大フィルタ6でフィルタリングされて遅延した位置指令
1’を微分し、更に内部のフィードフォワードゲインに
よりフィードフォワードゲイン倍して、速度指令の補正
信号、すなわち、速度指令2’の補正速度信号7”を加
算器8に出力する。この場合、フィードフォワード微分
演算器7の出力である速度指令2’に対する補正速度信
号7”(フィードフォワード補正値)は、時定数大フィ
ルタ6の効果によって図3の(b)に示すように指令値
に対してT2の遅れ時間を持つ。この遅れ時間T2と大
移動量のときの遅れ時間T1(図2の(b))との関係
は、前述のように、T2>T1である。
【0038】位置指令1は時定数大フィルタ6に入力さ
れると同時に、位置ループゲイン乗算器2に入力され、
位置ループゲイン倍されて、速度指令2’として加算器
8に出力される。加算器8においては、位置ループゲイ
ン乗算器2の出力である速度指令2’とフィードフォワ
ード微分演算器7の出力である遅れ時間を含む補正速度
信号7”とを演算し、第2の速度指令8”として速度制
御演算器9に出力する。更に、速度制御演算器9は加算
器8の出力である遅れ時間を含む第2の速度指令8”と
速度検出器16の出力である速度フィードバックとを演
算し、速度ループゲイン倍してトルク指令9”を生成
し、乗算器11に出力する。
れると同時に、位置ループゲイン乗算器2に入力され、
位置ループゲイン倍されて、速度指令2’として加算器
8に出力される。加算器8においては、位置ループゲイ
ン乗算器2の出力である速度指令2’とフィードフォワ
ード微分演算器7の出力である遅れ時間を含む補正速度
信号7”とを演算し、第2の速度指令8”として速度制
御演算器9に出力する。更に、速度制御演算器9は加算
器8の出力である遅れ時間を含む第2の速度指令8”と
速度検出器16の出力である速度フィードバックとを演
算し、速度ループゲイン倍してトルク指令9”を生成
し、乗算器11に出力する。
【0039】乗算器11は速度制御演算器9の出力であ
るトルク指令9”と磁極検出器10により検出された磁
極データとを乗算し、それを電流指令として後段のD/
Aコンバータ12に入力する。D/Aコンバータ12は
乗算器11の出力である電流指令11”をD/A変換し
てアナログデータの電流指令を生成し、後段の電流アン
プ13に伝達する。電流アンプ13はD/Aコンバータ
によりD/A変換されたアナログデータの電流指令を増
幅してモータ15に対し、駆動電流を供給する。そし
て、電流アンプ13の出力である駆動電流は、モータ1
5に供給され、モータ15を駆動する。
るトルク指令9”と磁極検出器10により検出された磁
極データとを乗算し、それを電流指令として後段のD/
Aコンバータ12に入力する。D/Aコンバータ12は
乗算器11の出力である電流指令11”をD/A変換し
てアナログデータの電流指令を生成し、後段の電流アン
プ13に伝達する。電流アンプ13はD/Aコンバータ
によりD/A変換されたアナログデータの電流指令を増
幅してモータ15に対し、駆動電流を供給する。そし
て、電流アンプ13の出力である駆動電流は、モータ1
5に供給され、モータ15を駆動する。
【0040】本実施例においては、図3の(b)に示す
ように、フィードフォワード補正が位置指令に対して遅
れ時間T2を持つことにより、図3の(c)に示すよう
に、モータ速度が加速するところで加速のフィードフォ
ワード補正が従来より余分にかかるため、モータ15の
回転加速度を高くすることができる。モータの加速が高
くなると、モータ速度のピークと位置指令のピークとの
間の位相差T6は、下記の式に示すように、従来の位相
差T8よりも小さくすることができる。 T6(図3の(c))<T8(図6の(c))
ように、フィードフォワード補正が位置指令に対して遅
れ時間T2を持つことにより、図3の(c)に示すよう
に、モータ速度が加速するところで加速のフィードフォ
ワード補正が従来より余分にかかるため、モータ15の
回転加速度を高くすることができる。モータの加速が高
くなると、モータ速度のピークと位置指令のピークとの
間の位相差T6は、下記の式に示すように、従来の位相
差T8よりも小さくすることができる。 T6(図3の(c))<T8(図6の(c))
【0041】又、加速が高まることにより、次の式に示
すように、速度のピーク値V2が高くなり、モータ速度
の追従性を改善することができる。 V2(図3の(c))>V4(図6の(c)) モータ速度が高まることにより、位置指令(図3の
(a))とモータ速度(図3の(c))の位相差(36
0゜×(T6/T5)〔度〕)も短縮され、これを従来
の場合の位相差(図6の(a)及び(c))と比較する
と、次の式に示すようになって、位置指令とモータ速度
間の位相差を改善することができる。 360゜×(T6/T5)〔度〕<360゜×(T8/
T5)〔度〕
すように、速度のピーク値V2が高くなり、モータ速度
の追従性を改善することができる。 V2(図3の(c))>V4(図6の(c)) モータ速度が高まることにより、位置指令(図3の
(a))とモータ速度(図3の(c))の位相差(36
0゜×(T6/T5)〔度〕)も短縮され、これを従来
の場合の位相差(図6の(a)及び(c))と比較する
と、次の式に示すようになって、位置指令とモータ速度
間の位相差を改善することができる。 360゜×(T6/T5)〔度〕<360゜×(T8/
T5)〔度〕
【0042】最後に、以上説明した本実施例における本
発明の特徴部分について要約する。すなわち、本実施例
は、フィードフォワード微分演算器7の前段に、時定数
大小フィルタ切換スイッチ4と、時定数小フィルタ5
と、時定数大フィルタ6とからなる位置指令遅延手段1
7を接続する。そして、モータ15の移動量が大きいと
きには遅延が小さく、モータ15の移動量が小さいとき
には大きい遅延を有する位置指令1’をフィードフォワ
ード微分演算器7に出力し、フィードフォワード微分演
算器7からそれぞれの遅延に対応する遅延を有する補正
速度信号7”(フィードフォワード補正値)を出力す
る。
発明の特徴部分について要約する。すなわち、本実施例
は、フィードフォワード微分演算器7の前段に、時定数
大小フィルタ切換スイッチ4と、時定数小フィルタ5
と、時定数大フィルタ6とからなる位置指令遅延手段1
7を接続する。そして、モータ15の移動量が大きいと
きには遅延が小さく、モータ15の移動量が小さいとき
には大きい遅延を有する位置指令1’をフィードフォワ
ード微分演算器7に出力し、フィードフォワード微分演
算器7からそれぞれの遅延に対応する遅延を有する補正
速度信号7”(フィードフォワード補正値)を出力す
る。
【0043】詳しくは、この補正速度信号7”は位置指
令1(大移動量の場合:図2の(a)、小移動量の場
合:図3の(a))に対してT1(図2の(b))又は
T2(図3の(b))の遅れを持つため、モータ速度
(図2の(c)又は図3の(c))の加速に必要なとき
に、従来の場合より加速の補正量が余分にかかり、モー
タの加速を高くすることができる。その結果、位置指令
1のピークからモータ速度のピークまでの時間差T4
(図2の(c))及びT6(図3の(c))は従来技術
の同ピーク間隔T7(図5の(c))及びT8(図6の
(c))より短くすることができるほか、モータの加速
が高まることによりモータ速度のピーク値V2及びV4
が高まり、モータ速度の追従性を良くすることができ、
位置指令とモータ速度の位相差も改善することができ
る。
令1(大移動量の場合:図2の(a)、小移動量の場
合:図3の(a))に対してT1(図2の(b))又は
T2(図3の(b))の遅れを持つため、モータ速度
(図2の(c)又は図3の(c))の加速に必要なとき
に、従来の場合より加速の補正量が余分にかかり、モー
タの加速を高くすることができる。その結果、位置指令
1のピークからモータ速度のピークまでの時間差T4
(図2の(c))及びT6(図3の(c))は従来技術
の同ピーク間隔T7(図5の(c))及びT8(図6の
(c))より短くすることができるほか、モータの加速
が高まることによりモータ速度のピーク値V2及びV4
が高まり、モータ速度の追従性を良くすることができ、
位置指令とモータ速度の位相差も改善することができ
る。
【0044】その上、小移動量のときは大移動量のとき
よりモータ速度の追従性が悪いという問題は、前述のよ
うに、時定数大フィルタを使用して、モータ速度の加速
を増加する補正をモータ速度の加速に合わせるよう補正
速度信号7”を遅延させることによって解決することが
できる。
よりモータ速度の追従性が悪いという問題は、前述のよ
うに、時定数大フィルタを使用して、モータ速度の加速
を増加する補正をモータ速度の加速に合わせるよう補正
速度信号7”を遅延させることによって解決することが
できる。
【0045】尚、本実施例では、2つの時定数フィルタ
5及び6を使用したが、1つのみ使用することもでき、
その際は、大小移動量切換信号3及び時定数大小フィル
タ切換スイッチ4は不要である。又、時定数フィルタ5
及び6は2つのみでなく、必要に応じ、3つ以上使用し
て、時定数大小フィルタ切換スイッチ4により適当に切
替え使用するよう構成することもできる。
5及び6を使用したが、1つのみ使用することもでき、
その際は、大小移動量切換信号3及び時定数大小フィル
タ切換スイッチ4は不要である。又、時定数フィルタ5
及び6は2つのみでなく、必要に応じ、3つ以上使用し
て、時定数大小フィルタ切換スイッチ4により適当に切
替え使用するよう構成することもできる。
【0046】又、本発明による大小移動量切換信号は、
すでに大小移動量を判別してそれを示す信号であっても
よく、単に時定数大小フィルタ切換スイッチを作動させ
るための信号であってもよい。前者の場合、大小移動量
切替信号は時定数大小フィルタ切換スイッチを直接切替
えることができるが、後者の場合、同信号は時定数大小
フィルタ切換スイッチが受けた位置指令1から時定数大
小フィルタ切換スイッチがその大小移動量を判別するゲ
ートとすることができる。
すでに大小移動量を判別してそれを示す信号であっても
よく、単に時定数大小フィルタ切換スイッチを作動させ
るための信号であってもよい。前者の場合、大小移動量
切替信号は時定数大小フィルタ切換スイッチを直接切替
えることができるが、後者の場合、同信号は時定数大小
フィルタ切換スイッチが受けた位置指令1から時定数大
小フィルタ切換スイッチがその大小移動量を判別するゲ
ートとすることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成し、
特に、フィードフォワード微分演算器の前段に、時定数
大フィルタと、時定数小フィルタと、モータ移動量の大
小を示す大小移動量切換信号に従って時定数大フィルタ
か又は時定数小フィルタに切替える時定数大小フィルタ
切換スイッチとにより構成した位置指令遅延手段を設け
て、モータ速度を加速する増加の補正をモータ速度の加
速に合わせるよう補正信号を遅延させることにより、モ
ータ速度を高め、位置指令のピークとモータ速度のピー
ク間の時間差を短縮して、位置指令とモータ速度の位相
差を改善することにより、モータ速度の追従性を良くす
ることができた。
特に、フィードフォワード微分演算器の前段に、時定数
大フィルタと、時定数小フィルタと、モータ移動量の大
小を示す大小移動量切換信号に従って時定数大フィルタ
か又は時定数小フィルタに切替える時定数大小フィルタ
切換スイッチとにより構成した位置指令遅延手段を設け
て、モータ速度を加速する増加の補正をモータ速度の加
速に合わせるよう補正信号を遅延させることにより、モ
ータ速度を高め、位置指令のピークとモータ速度のピー
ク間の時間差を短縮して、位置指令とモータ速度の位相
差を改善することにより、モータ速度の追従性を良くす
ることができた。
【0048】その上、モータ速度のピークが位置指令の
ピークより相当遅れる小移動量のときには、時定数大フ
ィルタに切替え使用してモータ速度の加速を更に高める
ことにより、小移動量のときの位置指令に対するモータ
速度の位相の遅れを小さくして、その追従性を良くする
ことができる。
ピークより相当遅れる小移動量のときには、時定数大フ
ィルタに切替え使用してモータ速度の加速を更に高める
ことにより、小移動量のときの位置指令に対するモータ
速度の位相の遅れを小さくして、その追従性を良くする
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を組入れた三相同期モータド
ライブ装置の構成図
ライブ装置の構成図
【図2】図1の実施例における大移動量時のタイミング
チャートであって、(a)は位置指令信号の電圧波形を
示し、(b)はフィードフォワード補正信号の補正量
(電圧)を示し、(c)はモータ速度を示す
チャートであって、(a)は位置指令信号の電圧波形を
示し、(b)はフィードフォワード補正信号の補正量
(電圧)を示し、(c)はモータ速度を示す
【図3】図1の実施例における小移動量時のタイミング
チャートであって、(a)は位置指令信号の電圧波形を
示し、(b)はフィードフォワード補正信号の補正量
(電圧)を示し、(c)はモータ速度を示す
チャートであって、(a)は位置指令信号の電圧波形を
示し、(b)はフィードフォワード補正信号の補正量
(電圧)を示し、(c)はモータ速度を示す
【図4】従来のモータドライブ装置の構成図
【図5】図4に示す従来のモータドライブ装置における
大移動量時のタイミングチャートであって、(a)は位
置指令信号の電圧波形を示し、(b)はフィードフォワ
ード補正信号の補正量(電圧)を示し、(c)はモータ
速度を示す
大移動量時のタイミングチャートであって、(a)は位
置指令信号の電圧波形を示し、(b)はフィードフォワ
ード補正信号の補正量(電圧)を示し、(c)はモータ
速度を示す
【図6】図4に示す従来のモータドライブ装置における
小移動量時のタイミングチャートであって、(a)は位
置指令信号の電圧波形を示し、(b)はフィードフォワ
ード補正信号の補正量(電圧)を示し、(c)はモータ
速度を示す
小移動量時のタイミングチャートであって、(a)は位
置指令信号の電圧波形を示し、(b)はフィードフォワ
ード補正信号の補正量(電圧)を示し、(c)はモータ
速度を示す
1,1’ 位置指令 2 位置ループゲイン乗算器 2’ 速度指令 3 大小移動量切換信号 4 時定数大小フィルタ切換スイッチ 5 時定数小フィルタ 6 時定数大フィルタ 7 フィードフォワード微分演算器 7’,7” 補正速度信号 8 加算器 8’ 速度指令 8” 第2の速度指令 9 速度制御演算器 9’,9” トルク指令 10 磁極検出器 11 乗算器 11’,11” 電流指令 12 D/A変換器 13 電流アンプ 14 エンコーダ 15 モータ 16 速度検出器 17 位置指令遅延手段
Claims (3)
- 【請求項1】モータの回転位置を検出するエンコーダ
と、該エンコーダからモータ磁極を検出する磁極検出器
と、位置指令を位置ループゲイン倍して速度指令を出力
する位置ループゲイン乗算器と、位置指令を微分しフィ
ードフォワード倍して速度指令を補正する補正速度信号
を出力するフィードフォワード微分演算器と、前記速度
指令と補正速度信号とを加算して第2の速度指令を出力
する加算器と、前記第2の速度指令と前記速度検出の出
力とから生成されたトルク指令値と前記磁極検出器から
の磁極検出値との積を電流指令として前記モータに供給
する電流アンプを備えたモータドライブ装置であって、
更に前記位置指令を入力して所定の時間遅延した位置指
令を前記フィードフォワード微分演算器に出力する位置
指令遅延手段を含み、該位置指令遅延手段は前記遅延し
た位置指令を前記フィードフォワード微分演算器に送
り、それに基づき前記フィードフォワード微分演算器か
ら所定の時間遅延した補正速度信号を出力させるように
したことを特徴とするモータドライブ装置。 - 【請求項2】前記位置指令遅延手段はそれぞれ遅延時間
の異なる複数の遅延手段と、該複数の遅延手段の1つを
使用するよう切替える切替スイッチとからなり、前記補
正速度信号の遅延を変更するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載のモータドライブ装置。 - 【請求項3】前記位置指令遅延手段は、遅延量が大きい
時定数大フィルタと、遅延量が小さい時定数小フィルタ
と、モータの移動量を示す大小移動量切換信号に従っ
て、前記時定数大フィルタと時定数小フィルタとを切替
える時定数大小フィルタ切換スイッチとからなることを
特徴とする請求項1記載のモータドライブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288844A JPH07123762A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | モータドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5288844A JPH07123762A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | モータドライブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123762A true JPH07123762A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17735481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5288844A Pending JPH07123762A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | モータドライブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123762A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997001805A1 (fr) * | 1995-06-27 | 1997-01-16 | Fanuc Ltd | Procede de regulation d'acceleration/deceleration pour servomoteur |
| US7791305B2 (en) | 2007-01-29 | 2010-09-07 | Fanuc Ltd | Control apparatus of servo motor |
| CN111034010A (zh) * | 2017-12-18 | 2020-04-17 | 欧姆龙株式会社 | 同步控制装置 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP5288844A patent/JPH07123762A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997001805A1 (fr) * | 1995-06-27 | 1997-01-16 | Fanuc Ltd | Procede de regulation d'acceleration/deceleration pour servomoteur |
| US7791305B2 (en) | 2007-01-29 | 2010-09-07 | Fanuc Ltd | Control apparatus of servo motor |
| CN111034010A (zh) * | 2017-12-18 | 2020-04-17 | 欧姆龙株式会社 | 同步控制装置 |
| CN111034010B (zh) * | 2017-12-18 | 2023-07-25 | 欧姆龙株式会社 | 同步控制装置 |
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