JPH071245A - ワイヤーカット放電加工用電極線 - Google Patents
ワイヤーカット放電加工用電極線Info
- Publication number
- JPH071245A JPH071245A JP16615393A JP16615393A JPH071245A JP H071245 A JPH071245 A JP H071245A JP 16615393 A JP16615393 A JP 16615393A JP 16615393 A JP16615393 A JP 16615393A JP H071245 A JPH071245 A JP H071245A
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- JP
- Japan
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- wire
- electrode wire
- weight
- electrode
- discharge machining
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- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塑性加工性が良く製造が容易で、従来よりも
切断速度を大きくできるワイヤーカット放電加工用電極
線を提供する。 【構成】 Zn 15〜45重量%、Ti 0.001〜
2重量%、P 0.001〜0.5重量%、残部Cu及び
不可避不純物の組成になるワイヤーカット放電加工用電
極線。
切断速度を大きくできるワイヤーカット放電加工用電極
線を提供する。 【構成】 Zn 15〜45重量%、Ti 0.001〜
2重量%、P 0.001〜0.5重量%、残部Cu及び
不可避不純物の組成になるワイヤーカット放電加工用電
極線。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーカット放電加
工用電極線に関する。
工用電極線に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーカット放電加工法は、張力を掛
けたワイヤーカット放電加工用電極線(以下、電極線と
称する)を被加工物に近接させ、水或は油中で被加工物
と電極線との間に断続的に放電を起こして、被加工物を
精密に切断する方法である。この時、リールに巻いた電
極線を、別のリールで巻き取りながら常に新しい電極線
を加工部分に供給して、放電により電極線が消耗して断
線しないようにしている。
けたワイヤーカット放電加工用電極線(以下、電極線と
称する)を被加工物に近接させ、水或は油中で被加工物
と電極線との間に断続的に放電を起こして、被加工物を
精密に切断する方法である。この時、リールに巻いた電
極線を、別のリールで巻き取りながら常に新しい電極線
を加工部分に供給して、放電により電極線が消耗して断
線しないようにしている。
【0003】従来、電極線として線径0.05〜0.3m
mの硬銅線、65/35黄銅線、タングステン線等が使
用されている。硬銅線は一般に黄銅線よりも切断速度が
遅い。タングステン線は伸線加工が困難で、材料費も高
価であるばかりでなく切断速度も黄銅線より遅い。
mの硬銅線、65/35黄銅線、タングステン線等が使
用されている。硬銅線は一般に黄銅線よりも切断速度が
遅い。タングステン線は伸線加工が困難で、材料費も高
価であるばかりでなく切断速度も黄銅線より遅い。
【0004】切断速度は放電エネルギーに比例するが、
単に放電量を増やすと放電による電極線の消耗も大きく
なる。従って、電極線の移動速度を早めることにより、
電極線の消耗による断線を防ぐことが行われる。しか
し、電極線の移動速度を早めると、それだけ電極線の使
用量が増えるだけでなく、電極線に電流を供給する通電
ダイスの摩耗が大きくなり過ぎるため、むやみに電極線
の移動速度を早める事は出来ない。
単に放電量を増やすと放電による電極線の消耗も大きく
なる。従って、電極線の移動速度を早めることにより、
電極線の消耗による断線を防ぐことが行われる。しか
し、電極線の移動速度を早めると、それだけ電極線の使
用量が増えるだけでなく、電極線に電流を供給する通電
ダイスの摩耗が大きくなり過ぎるため、むやみに電極線
の移動速度を早める事は出来ない。
【0005】通常は、10〜15m/分の電極線移動速
度で使用される。例えば、SKD−11鋼(JIS G
4404)を切断する場合、切断速度は切断体積で約
0.03cm3/分(切断重量約0.25g/分)と小さ
い。従って、同じ放電量でも切断速度をより高速化でき
る電極線の出現が望まれていた。
度で使用される。例えば、SKD−11鋼(JIS G
4404)を切断する場合、切断速度は切断体積で約
0.03cm3/分(切断重量約0.25g/分)と小さ
い。従って、同じ放電量でも切断速度をより高速化でき
る電極線の出現が望まれていた。
【0006】又、電極線は直径約0.2mmと細く、電
極線を製造するのに多くの塑性加工工程を要するため、
電極線の材質として、塑性加工性が優れていることも要
求される。
極線を製造するのに多くの塑性加工工程を要するため、
電極線の材質として、塑性加工性が優れていることも要
求される。
【0007】前記の問題を解決するために、種々の電極
線が提案されており、例えば、Alを含有した黄銅線が
提案されているが(特開昭57−41134号公報)、
これによっても切断速度の向上は十分とはいえない。
線が提案されており、例えば、Alを含有した黄銅線が
提案されているが(特開昭57−41134号公報)、
これによっても切断速度の向上は十分とはいえない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塑性加工性
が良く製造が容易で、従来よりも切断速度を大きくでき
る電極線を供することを課題とする。
が良く製造が容易で、従来よりも切断速度を大きくでき
る電極線を供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、Zn 15〜
45重量%、Ti 0.001〜2重量%、P 0.001
〜0.5重量%、残部Cu及び不可避不純物の組成にな
るワイヤーカット放電加工用電極線を課題解決の手段と
する。
45重量%、Ti 0.001〜2重量%、P 0.001
〜0.5重量%、残部Cu及び不可避不純物の組成にな
るワイヤーカット放電加工用電極線を課題解決の手段と
する。
【0010】
【作用】本発明は、黄銅にTi及びPを含有せしめるこ
とにより、電極線の機械的強度を大きくし、電極線をピ
ンと張ることにより横方向に電極線が振れず、幅狭く加
工できるようになるため、同一放電量でも切断速度を早
くすることができる。更に本発明の電極線の放電は被加
工物の厚さ方向で一様となるものと考えられる。
とにより、電極線の機械的強度を大きくし、電極線をピ
ンと張ることにより横方向に電極線が振れず、幅狭く加
工できるようになるため、同一放電量でも切断速度を早
くすることができる。更に本発明の電極線の放電は被加
工物の厚さ方向で一様となるものと考えられる。
【0011】本発明電極線の組成成分のZnはCu中に
固溶して機械的強度を向上し、放電切断速度を上げる作
用をする。Znの含有量を15〜45重量%とするの
は、15重量%未満であると、切断速度を上げる効果が
不十分であり、一方、45重量%を超えると、伸線加工
性が低下し細線の加工が困難となるからである。
固溶して機械的強度を向上し、放電切断速度を上げる作
用をする。Znの含有量を15〜45重量%とするの
は、15重量%未満であると、切断速度を上げる効果が
不十分であり、一方、45重量%を超えると、伸線加工
性が低下し細線の加工が困難となるからである。
【0012】Tiの含有量を0.001〜2重量%とす
るのは、Tiは黄銅の機械的強度を向上させるが、0.
001重量%未満であると、機械的強度と切断速度を上
げる効果が不十分であり、一方、2重量%を超えても、
それ以上切断速度は上がらないばかりでなく、伸線加工
性が低下するからである。
るのは、Tiは黄銅の機械的強度を向上させるが、0.
001重量%未満であると、機械的強度と切断速度を上
げる効果が不十分であり、一方、2重量%を超えても、
それ以上切断速度は上がらないばかりでなく、伸線加工
性が低下するからである。
【0013】Pの含有量を0.001〜0.5重量%とす
るのは、0.001重量%未満であると切断速度が上が
らず、0.5重量%を超えると伸線加工性が低下してし
まうからである。
るのは、0.001重量%未満であると切断速度が上が
らず、0.5重量%を超えると伸線加工性が低下してし
まうからである。
【0014】
【実施例】電気銅、電気亜鉛、Cu−50重量%Ti母
合金、Cu−15重量%P母合金を原料として種々の組
成に配合した原料を、低周波炉で溶解して外径200m
mの鋳塊とした。この鋳塊を熱間押し出しして外径8m
mの線材とし、この線材を冷間伸線、焼鈍を繰り返して
線径0.2mmの電極線とした。又、Alを1.03重量
%含有する黄銅も同様にして電極線とした。これら電極
線の化学組成を表1に示す。
合金、Cu−15重量%P母合金を原料として種々の組
成に配合した原料を、低周波炉で溶解して外径200m
mの鋳塊とした。この鋳塊を熱間押し出しして外径8m
mの線材とし、この線材を冷間伸線、焼鈍を繰り返して
線径0.2mmの電極線とした。又、Alを1.03重量
%含有する黄銅も同様にして電極線とした。これら電極
線の化学組成を表1に示す。
【0015】なお、電極線を製造するに当たって、減面
率90%以上の冷間伸線加工が可能なものを良好とし、
減面率50%以上、90%未満のものを困難、減面率約
50%未満のものを不可と評価した。
率90%以上の冷間伸線加工が可能なものを良好とし、
減面率50%以上、90%未満のものを困難、減面率約
50%未満のものを不可と評価した。
【0016】前記の電極線をワイヤーカット放電加工機
(ソデイック社製、型式MARK−XI)を使用し、切
断パラメーター(ピーク電流17目盛り、平均加工電圧
40V、放電時間0.4μ秒、放電休止時間6μ秒、電
極線移動速度11m/分、電極線張力1.2kgf、水
の比抵抗1×105Ωcm)で、厚さ30mmのSKD
−11材を切断した。
(ソデイック社製、型式MARK−XI)を使用し、切
断パラメーター(ピーク電流17目盛り、平均加工電圧
40V、放電時間0.4μ秒、放電休止時間6μ秒、電
極線移動速度11m/分、電極線張力1.2kgf、水
の比抵抗1×105Ωcm)で、厚さ30mmのSKD
−11材を切断した。
【0017】前記のワイヤーカット放電加工機は、放電
状態を安定に保った状態で、被加工物の移動速度が最大
となるように自動制御して切断を行い、その切断速度
(以降、最大切断速度と呼ぶ)をモニターに表示する。
従って、前記の切断パラメーターを一定にして切断する
ことにより、最大切断速度により、電極線の切断性能が
判定できる。最大切断速度を求めた結果を、黄銅(比較
例1)の最大切断速度を100とした最大切断速度指数
として表1に示す。
状態を安定に保った状態で、被加工物の移動速度が最大
となるように自動制御して切断を行い、その切断速度
(以降、最大切断速度と呼ぶ)をモニターに表示する。
従って、前記の切断パラメーターを一定にして切断する
ことにより、最大切断速度により、電極線の切断性能が
判定できる。最大切断速度を求めた結果を、黄銅(比較
例1)の最大切断速度を100とした最大切断速度指数
として表1に示す。
【0018】
【表1】 組成 残Cu(重量%) 冷間伸線性 最大切断速度指数 Zn Ti P Al ────────────────────────────────── 1 18.6 0.46 0.008 − 良好 120 実2 27.4 1.32 0.14 − 良好 122 施3 34.8 0.03 0.034 − 良好 128 例4 36.7 0.21 0.342 − 良好 132 5 41.2 0.06 0.012 − 良好 141 ────────────────────────────────── 1 34.6 − − − 良好 100 比2 12.6 0.22 0.062 − 良好 87 較3 46.2 0.04 0.021 − 不可 − 例4 35.7 2.14 0.033 − 困難 123 5 33.4 0.05 0.63 − 困難 119 6 34.6 − − 1.03 良好 115 ──────────────────────────────────
【0019】なお、何れの実施例においても、被加工物
の切断部表面粗さ、切断寸法精度、付着物の有無は何れ
も良好であった。
の切断部表面粗さ、切断寸法精度、付着物の有無は何れ
も良好であった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、塑性加工性がよく、製
造が容易で、従来よりも切断速度の大きいワイヤーカッ
ト放電加工用電極線を提供できる。
造が容易で、従来よりも切断速度の大きいワイヤーカッ
ト放電加工用電極線を提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 Zn 15〜45重量%、Ti 0.00
1〜2重量%、P 0.001〜0.5重量%、残部Cu
及び不可避不純物の組成になるワイヤーカット放電加工
用電極線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16615393A JPH071245A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ワイヤーカット放電加工用電極線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16615393A JPH071245A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ワイヤーカット放電加工用電極線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071245A true JPH071245A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15826051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16615393A Pending JPH071245A (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ワイヤーカット放電加工用電極線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071245A (ja) |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP16615393A patent/JPH071245A/ja active Pending
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