JPH07126046A - 曲面ガラスへの樹脂材料の接着方法 - Google Patents

曲面ガラスへの樹脂材料の接着方法

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JPH07126046A
JPH07126046A JP26886293A JP26886293A JPH07126046A JP H07126046 A JPH07126046 A JP H07126046A JP 26886293 A JP26886293 A JP 26886293A JP 26886293 A JP26886293 A JP 26886293A JP H07126046 A JPH07126046 A JP H07126046A
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resin material
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glass
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curved glass
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Masahiro Hirugawa
晝河雅浩
Shinji Nishikawa
西川晋司
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Central Glass Co Ltd
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリズムなどの樹脂材料を車両用窓ガラスなど
の曲面ガラスに接着するに際し、剥離を防止できる方法
を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、曲面ガラス1に接着面が四角形状の
樹脂材料4を接着剤により接着する方法であって、いず
れかの対向する二辺、あるいは対向する二辺に隣接する
一辺を加えた三辺の周辺部には、所定厚さがあり、弾力
性を有するスペーサー2を配設した状態で前記接着剤を
充填するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の窓ガラスなど
の曲面ガラスに接着面が四角形状の樹脂材料を接着する
方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】近年、自動車用の後部窓ガラ
スにホログラムを設けてハイマウントストップランプと
して応用する技術が注目されているが、光源からの光を
ホログラムシートに直接照射する方式では、光路が遮ら
れると機能しないので、特開平4−228329号には
窓ガラスの端面からプリズムを介して光を導入してガラ
ス中を全反射させながら、窓ガラスに設けられたホログ
ラムシートを照射し、後方に回折させるホログラムが提
案されている。
【0003】しかしながら、このようなプリズムとして
加工性がよく安価なポリカーボネートなどの樹脂材料を
使用すると、曲面ガラスへの接着面が凹面の場合には周
辺部分の接着層が薄くなり、凸面の場合には中央部分が
薄くなりガラスと樹脂の熱膨張率の違いにより熱応力を
吸収できず該部でプリズムが剥離する恐れがあった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、プリズムなどの樹脂材料を車両用窓ガラスな
どのガラスに接着するに際し、剥離を防止できる方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は曲面ガラスに
接着面が長方形状あるいは正方形状などの四角形状の樹
脂材料を接着剤により接着する方法であって、いずれか
の対向する二辺、あるいは対向する二辺に隣接する一辺
を加えた三辺の周辺部には、所定厚さがあり、弾力性を
有するスペーサーを配設した状態で前記接着剤を充填す
るようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】ガラスの熱膨張率(線膨張率)は90〜95
(×10-7/°C)であり、ポリカーボネートなどの樹
脂の熱膨張率(線膨張率)は6.8(×10-5/°C)
であるので、例えば樹脂の接着面が50mm×200m
mの長方形状の場合に、温度変化が50°あるとガラス
の伸縮量は200×90×10-7×50=0.09mm
であるが、樹脂の伸縮量は200×6.8×10-5×5
0=0.68mmと大きく、この差異が接着剤で吸収出
来なければ剥離を生ずることになる。
【0007】そこで対向する二辺あるいは、対向する二
辺に隣接する一辺を加えた三辺の周辺部分にに弾力性の
ある例えばシリコンゴムを配設して接着剤を充填するこ
とにより、曲面ガラスが凹面の場合には周辺部分を、曲
面ガラスが凸面の場合には中央部分の厚さを所定の厚さ
にすることができるので、この接着層がガラスと樹脂の
膨張率の差に基づく剪断応力などの熱応力を吸収して剥
離を防止することができる。
【0008】具体的に正方形状のガラス(75mm×7
5mm×5mm厚さ)の平板ガラスに正方形状のポリカ
ーボネート製樹脂板(50mm×50mm×5mm厚
さ)を実施例で示すアクリル系の紫外線硬化型接着剤に
より接着する場合について、接着剤の厚さを10〜30
μm、0.5mm、1.0mmと変えたものをそれぞれ
5ピースずつ用意して常温から±70°まで温度を変化
させて剥離の状況を試験したところ、10〜30μmで
は5枚とも、場所はランダムだが剥離を生じ、0.5m
mでは3枚について特定のコーナー部などに剥離を生
じ、1.0mmでは全数とも剥離を生じることがなく合
格であった。
【0009】また、シリコーン系の紫外線硬化型接着剤
を使用して同様の試験をしたこところ、10〜30μm
では全数、場所はランダムに剥離を生じたが、0.5m
mで全数剥離を生じることがなく合格であった。
【0010】すなわち、接着剤の種類によって必要な最
低厚さが変わるが、一般的にアクリル系では1mm程
度、シリコーン系では0.5mm程度あれば剥離を防ぐ
ことができるので、周辺部に配設するスペーサーはこの
程度の厚みがあればよい。
【0011】さらに、二辺の周辺部にスペーサーを配設
する場合には残りの二辺にはスペーサーを配設せず、三
辺の周辺部にスペーサーを配設する場合には残りの一辺
にはスペーサーを配設しないが、四辺にスペーサーを配
設すると、接着層厚さが足りないときに接着剤の補充が
困難であるが、本発明では残りの二辺あるいは一辺にス
ペーサーを配設していないので、接着剤の補充が容易で
あるばかりか、、接着層が厚過ぎたときにはこの部分か
ら余分の接着剤を逃がしてやり、厚さを所定のスペーサ
ーの厚さにすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に
説明する。図1と図2はそれぞれは本発明の実施例にお
ける後部窓ガラスの要部側断面図と図1のA−A線にお
ける切断面図である。
【0013】まず、自動車用後部窓ガラスなどの曲面ガ
ラス1には自動車に嵌め込む前に、横置きにして窓ガラ
スの下部に相当し、リアパーセル7に隠蔽される部分の
プリズム接着部分の二辺の周辺部分に、2.5mm
(幅)×1.5mm(厚さ)×42mm(高さ)のシリ
コンゴム製のスペーサー2を仮接着した状態でアクリル
系の接着剤3を注射器などにより充填し、所定厚さにな
ったところで、接着面の寸法が40mm(高さ)×15
0mm(幅)であり、奥行きが20mmのポリカーボネ
ート製のプリズムなどの樹脂材料4を接着面に押圧し
て、凸面側から紫外線を照射して硬化させる。
【0014】一方、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、薄板ガラスなどの基板にペンタエリストールトリ
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレートなどのビニ
ールモノマーと、メチルメタアクリレートとメタアクリ
ル酸の混合物、セルロースアセテートサクシアネート、
ポリビニールアルコールなどの飽和ポリマー、あるいは
不飽和ポリエーテル・エステルなどの不飽和ポリマーと
の混合物を主成分として、必要に応じ、増感材、光重合
開始剤などを加えた混合物を塗布し、レーザー光あるい
は紫外線を照射してポリマー化したフォトポリマーを感
材とする乾板に、再生時の条件に基づいて、例えば赤色
に再生されるように、2方向からのレーザー光を照射
し、干渉縞を形成させ、その後通常の方法により現像
し、透過型あるいは反射型のホログラムシート5を作製
する。
【0015】次いで、ラミネーターにより後部窓ガラス
に嵌め込む前に自動車用の後部窓ガラスなどの曲面ガラ
ス1に接着する。その後、このようにホログラムシート
5と樹脂材料4が接着された曲面ガラスを後部窓ガラス
として嵌め込む。
【0016】ホログラムシートとプリズムが接着された
窓ガラスに、リアパーセル7により隠蔽された場所に設
けられた発光ダイオードなどの再生用光源6から樹脂材
料としてのプリズムを介して光を照射すると、プリズム
があるので殆どの光がプリズムから窓ガラスに、入射角
が臨界角の41.8°以上になるように導入され、窓ガ
ラス中を全反射しながら、ホログラムシート5に到り、
該部で後方に回折され、後続車の運転者の目8などに停
止情報などを視認させることができる。
【0017】また、このように接着された樹脂材料は温
度条件が変わっても剥離を生ずることはなかった。以
上、好適な実施例により説明したが、本発明はこれらに
限定されるものではなく、種々の応用が可能である。
【0018】樹脂材料について、本発明ではポリカーボ
ネート樹脂製の、プリズムの場合について説明したが、
前部窓ガラスにヘッドアップディスプレイ用の光源から
の光をプリズムを介して導入する場合、その他の樹脂製
部品を車両用窓ガラスなどの曲面ガラスに接着する場合
などにも応用することができる。また、樹脂はポリカー
ボネート樹脂以外にもアクリル樹脂なども使用すること
ができる。
【0019】スペーサーについては、シリコンゴム以外
にも、ブチルゴム、クロロプレンゴムなど、弾力性があ
り、押圧する程度で仮接着できる材料であればよい。ま
た、このスペーサーは実施例のように対向する二辺に設
けてもよいが、この二辺、上辺あるいは下辺の周辺部を
加えた三辺に設けるようにしてもよい。
【0020】接着剤については、アクリル系の紫外線硬
化型以外にも、シリコーン系の紫外線硬化型などを使用
することができる。なお、この場合には周辺部分あるい
は中央部分の最低厚さをアクリル系よりも薄くできる利
点がある。
【0021】
【発明の効果】本発明の接着方法によれば、接着面が凹
面あるいは凸面の曲面ガラスにポリカーボネートなどの
樹脂材料を剥離を生ずることなく好適に接着することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における後部窓ガラスの要部側断面図で
ある。
【図2】実施例における後部窓ガラスの図1のA−A線
における切断面図である。
【符号の説明】
1 曲面ガラス 2 スペーサー 3 接着剤 4 樹脂材料 5 ホログラムシート 6 再生用光源 7 リアパーセル 8 目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲面ガラスに接着面が四角形状の樹脂材料
    を接着剤により接着する方法であって、いずれかの対向
    する二辺、あるいは対向する二辺に隣接する一辺を加え
    た三辺の周辺部には、所定厚さがあり、弾力性を有する
    スペーサーを配設した状態で前記接着剤を充填するよう
    にしたことを特徴とする曲面ガラスへの樹脂材料の接着
    方法。
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Cited By (4)

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