JPH07126111A - 除草剤 - Google Patents
除草剤Info
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- JPH07126111A JPH07126111A JP5276840A JP27684093A JPH07126111A JP H07126111 A JPH07126111 A JP H07126111A JP 5276840 A JP5276840 A JP 5276840A JP 27684093 A JP27684093 A JP 27684093A JP H07126111 A JPH07126111 A JP H07126111A
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- tropolone
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 トロポロン塩及び/またはヒノキチオール
塩、並びに、エチレンジアミン四酢酸塩を有効成分とし
て含有することを特徴とする除草剤及び該除草剤を用い
た除草方法。 【効果】 十分な除草活性を持ち、かつ、人体に安全な
除草剤及び除草方法を提供する。
塩、並びに、エチレンジアミン四酢酸塩を有効成分とし
て含有することを特徴とする除草剤及び該除草剤を用い
た除草方法。 【効果】 十分な除草活性を持ち、かつ、人体に安全な
除草剤及び除草方法を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体に対し安全性の高
い除草剤及び除草方法に関する。
い除草剤及び除草方法に関する。
【0002】
【従来の技術】化学的な除草手段として2,4−Dが使
われて以来、膨大な数の除草剤が開発され、除草作業に
要する時間は、飛躍的に軽減された。近年になってから
は、環境問題の高まり等から、環境を汚染せず安全性の
高い除草剤の必要性が高まり、そのため、除草活性を持
ち、かつ、人体に対し有害な副作用を持たない、安心し
て使用できる薬剤が強く求られていた。
われて以来、膨大な数の除草剤が開発され、除草作業に
要する時間は、飛躍的に軽減された。近年になってから
は、環境問題の高まり等から、環境を汚染せず安全性の
高い除草剤の必要性が高まり、そのため、除草活性を持
ち、かつ、人体に対し有害な副作用を持たない、安心し
て使用できる薬剤が強く求られていた。
【0003】本発明者等は、自然界で分解しやすい天然
物で植物成長阻害活性物質と知られている物質の中から
除草剤として利用できる可能性のある化合物を探索し、
その結果、そのような条件を満たす化合物としてトロポ
ロン及びヒノキチオールに着目した。トロポロン、及
び、ヒノキチオールは、公知物質で、特にヒノキチオー
ルは、食品添加物として知られ、防黴防虫剤(特開昭4
9ー85230)、害虫忌避剤(特開昭50ー4072
5)、虫歯防止剤(特開昭59ー29618、59ー2
9619)、食品の防腐方法(特開昭59ー29467
7)、植物の育成、賦活剤および殺菌剤(特開昭51−
22819)として知られていた。一方、トロポロンに
ついても、白蟻防除剤(特開昭49−55829)、植
物鮮度の保持容器(特開昭49−102862)、外用
剤(特開昭63−33313)として知られていた。更
に、トロポロン及びヒノキチオールは、植物成長阻害活
性(Chem.Pharm.Bull.39(9)、p
p2378−2381)があることも知られていた。
物で植物成長阻害活性物質と知られている物質の中から
除草剤として利用できる可能性のある化合物を探索し、
その結果、そのような条件を満たす化合物としてトロポ
ロン及びヒノキチオールに着目した。トロポロン、及
び、ヒノキチオールは、公知物質で、特にヒノキチオー
ルは、食品添加物として知られ、防黴防虫剤(特開昭4
9ー85230)、害虫忌避剤(特開昭50ー4072
5)、虫歯防止剤(特開昭59ー29618、59ー2
9619)、食品の防腐方法(特開昭59ー29467
7)、植物の育成、賦活剤および殺菌剤(特開昭51−
22819)として知られていた。一方、トロポロンに
ついても、白蟻防除剤(特開昭49−55829)、植
物鮮度の保持容器(特開昭49−102862)、外用
剤(特開昭63−33313)として知られていた。更
に、トロポロン及びヒノキチオールは、植物成長阻害活
性(Chem.Pharm.Bull.39(9)、p
p2378−2381)があることも知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トロポ
ロン及びヒノキチオールは、ともに水に対する溶解性が
低く、特にヒノキチオールの場合は、界面活性剤を用い
ても溶解せず、暖めることにより溶解してもある程度の
時間が経過すると結晶化してしまう。このため、両化合
物をそのままの状態で除草剤として利用することは困難
なことであった。このような問題点を解決する手段とし
て、ヒノキチオールを塩等の形にして酢酸等で中和する
方法が知られていたが(特開昭51−29469号公
報)、この方法は、ヒノキチオールのナトリウム塩を製
造する場合には適応できるが、ヒノキチオールのカリウ
ム塩を製造する場合には適応できない。さらに、この方
法は過剰のアルカリを入れて、その後中和するという操
作があり、手間がかかるという問題点もあった。
ロン及びヒノキチオールは、ともに水に対する溶解性が
低く、特にヒノキチオールの場合は、界面活性剤を用い
ても溶解せず、暖めることにより溶解してもある程度の
時間が経過すると結晶化してしまう。このため、両化合
物をそのままの状態で除草剤として利用することは困難
なことであった。このような問題点を解決する手段とし
て、ヒノキチオールを塩等の形にして酢酸等で中和する
方法が知られていたが(特開昭51−29469号公
報)、この方法は、ヒノキチオールのナトリウム塩を製
造する場合には適応できるが、ヒノキチオールのカリウ
ム塩を製造する場合には適応できない。さらに、この方
法は過剰のアルカリを入れて、その後中和するという操
作があり、手間がかかるという問題点もあった。
【0005】また、トロポロン及びヒノキチオールとも
に、かなりの高濃度(1%〜0.5%)でなければ除草
活性を示さず、また、植物と接触したところだけしか殺
草活性を示さないため、有効な除草効果を得るために
は、かなりの散布量が必要になる。本発明の目的は、こ
のような問題点を解決することにあり、具体的には、ト
ロポロン及びヒノキチオールの水に対する溶解性、及
び、除草活性の向上を図り、人体に安全な除草剤を提供
することにある。
に、かなりの高濃度(1%〜0.5%)でなければ除草
活性を示さず、また、植物と接触したところだけしか殺
草活性を示さないため、有効な除草効果を得るために
は、かなりの散布量が必要になる。本発明の目的は、こ
のような問題点を解決することにあり、具体的には、ト
ロポロン及びヒノキチオールの水に対する溶解性、及
び、除草活性の向上を図り、人体に安全な除草剤を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、トロポロ
ン及びヒノキチオールの除草活性を向上させる方法につ
いて鋭意検討を行った結果、トロポロン及びヒノキチオ
ールを塩の形とし、これらにエチレンジアミン四酢酸塩
を添加すると、除草活性が相乗的に高まることを見出
し、本発明を完成した。
ン及びヒノキチオールの除草活性を向上させる方法につ
いて鋭意検討を行った結果、トロポロン及びヒノキチオ
ールを塩の形とし、これらにエチレンジアミン四酢酸塩
を添加すると、除草活性が相乗的に高まることを見出
し、本発明を完成した。
【0007】即ち、本発明の第一は、トロポロン塩及び
/またはヒノキチオール塩、並びに、エチレンジアミン
四酢酸塩を有効成分として含有することを特徴とする除
草剤である。ここで、トロポロン塩に用いる金属塩とし
ては、カリウム、または、ナトリウムを挙げることがで
き、ヒノキチオール塩に用いる金属塩としては、カリウ
ム、または、ナトリウムを挙げることができる。エチレ
ンジアミン四酢酸塩に用いる金属塩としては、カリウ
ム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、銅、鉄、
マンガン、リチウム、または亜鉛を挙げることができ
る。
/またはヒノキチオール塩、並びに、エチレンジアミン
四酢酸塩を有効成分として含有することを特徴とする除
草剤である。ここで、トロポロン塩に用いる金属塩とし
ては、カリウム、または、ナトリウムを挙げることがで
き、ヒノキチオール塩に用いる金属塩としては、カリウ
ム、または、ナトリウムを挙げることができる。エチレ
ンジアミン四酢酸塩に用いる金属塩としては、カリウ
ム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、銅、鉄、
マンガン、リチウム、または亜鉛を挙げることができ
る。
【0008】本発明の第二は、上記除草剤を雑草に散布
することを特徴とする除草方法である。以下、本発明を
詳細に説明する。トロポロン塩としては、ナトリウム
塩、カリウム塩等を用いることができるが、これらの塩
に限定されることなく、他の塩を用いることも可能であ
る。また、単一の塩のみを用いることも可能であるが、
複数の塩を混合して使用することもできる。
することを特徴とする除草方法である。以下、本発明を
詳細に説明する。トロポロン塩としては、ナトリウム
塩、カリウム塩等を用いることができるが、これらの塩
に限定されることなく、他の塩を用いることも可能であ
る。また、単一の塩のみを用いることも可能であるが、
複数の塩を混合して使用することもできる。
【0009】ヒノキチオールの塩としては、ナトリウム
塩、カリウム塩等を用いることができるが、これらの塩
に限定されることなく、他の塩を用いることも可能であ
る。また、トロポロンと同様に単一の塩のみならず、複
数の塩を混合して用いることもできる。エチレンジアミ
ン四酢酸塩(以下「EDTA塩」という)としては、二
ナトリウム塩、二カリウム塩、四ナトリウム塩、四カリ
ウム塩を用いることが好ましいが、これらの塩に限定さ
れることなく、カルシウム塩、銅塩、二リチウム塩、鉄
塩、マグネシウム塩、三リチウム塩、三カリウム塩、三
ナトリウム塩、亜鉛塩、マンガン塩、四リチウム塩等を
用いることができる。また、トロポロン等と同様に単一
の塩のみならず、複数の金属塩を混合して用いることも
できる。
塩、カリウム塩等を用いることができるが、これらの塩
に限定されることなく、他の塩を用いることも可能であ
る。また、トロポロンと同様に単一の塩のみならず、複
数の塩を混合して用いることもできる。エチレンジアミ
ン四酢酸塩(以下「EDTA塩」という)としては、二
ナトリウム塩、二カリウム塩、四ナトリウム塩、四カリ
ウム塩を用いることが好ましいが、これらの塩に限定さ
れることなく、カルシウム塩、銅塩、二リチウム塩、鉄
塩、マグネシウム塩、三リチウム塩、三カリウム塩、三
ナトリウム塩、亜鉛塩、マンガン塩、四リチウム塩等を
用いることができる。また、トロポロン等と同様に単一
の塩のみならず、複数の金属塩を混合して用いることも
できる。
【0010】本発明の除草剤は、トロポロン塩及び/ま
たはヒノキチオール塩にEDTA塩を加え、これに必要
に応じて、界面活性剤等を添加することにより製造する
ことができる。この際、各成分の除草剤中の含有量は、
トロポロン塩については0.05%〜0.5%、好まし
くは、0.125%〜0.25%、ヒノキチオール塩に
ついては0.05〜0.5%、好ましくは、0.125
〜0.25%、EDTA塩については、0.25〜2
%、好ましくは、0.5〜1%になるように調製する。
また、トロポロン塩とEDTA塩の混合比は、1:10
〜1:4、ヒノキチオール塩とEDTA塩の混合比もト
ロポロン塩とEDTA塩の混合比と同様の範囲とするこ
とが好ましい。
たはヒノキチオール塩にEDTA塩を加え、これに必要
に応じて、界面活性剤等を添加することにより製造する
ことができる。この際、各成分の除草剤中の含有量は、
トロポロン塩については0.05%〜0.5%、好まし
くは、0.125%〜0.25%、ヒノキチオール塩に
ついては0.05〜0.5%、好ましくは、0.125
〜0.25%、EDTA塩については、0.25〜2
%、好ましくは、0.5〜1%になるように調製する。
また、トロポロン塩とEDTA塩の混合比は、1:10
〜1:4、ヒノキチオール塩とEDTA塩の混合比もト
ロポロン塩とEDTA塩の混合比と同様の範囲とするこ
とが好ましい。
【0011】除草の対象となる植物としては、例えば、
イチビ等のアオイ科植物、アオビユ等のヒユ植物、シロ
ザ等のアカザ科植物、コセンダングサ等のキク科植物、
ベッガーウィード、クサネム等のマメ科植物等を挙げる
ことができるが、これらに限定されるものではない。本
発明の除草剤を実際の圃場等において使用する場合は、
広範囲の雑草に対して効果的であるので非選択的茎葉処
理剤として使用するのが好ましい。本発明の除草剤が有
効に作用するためには、圃場10aあたりEDTA塩の
量が500g〜4000g、好ましくは1000〜20
00g、ヒノキチオール塩及びトロポロン塩の量が12
5g〜1000g、好ましくは250g〜500gにな
るように使用する。
イチビ等のアオイ科植物、アオビユ等のヒユ植物、シロ
ザ等のアカザ科植物、コセンダングサ等のキク科植物、
ベッガーウィード、クサネム等のマメ科植物等を挙げる
ことができるが、これらに限定されるものではない。本
発明の除草剤を実際の圃場等において使用する場合は、
広範囲の雑草に対して効果的であるので非選択的茎葉処
理剤として使用するのが好ましい。本発明の除草剤が有
効に作用するためには、圃場10aあたりEDTA塩の
量が500g〜4000g、好ましくは1000〜20
00g、ヒノキチオール塩及びトロポロン塩の量が12
5g〜1000g、好ましくは250g〜500gにな
るように使用する。
【0012】
【試験例】ヒノキチオールに種々の物質を添加し、その
除草活性に対する影響を調べた。6cm×6cmのポッ
ト4鉢にイチビを播種して温室内で10日間生育させ
た。ヒノキチオールのカリウム塩の最高濃度を1%とし
1/2希釈で6濃度のそれぞれに1%のEDTAの三カ
リウム塩又は、1%の大豆油を添加し調製液を作った。
その溶液を各植物に1鉢0.5mlづつスプレーし、7
日後に調査した。コントロールとして1%のEDTAの
三カリウム塩のみの溶液、大豆油1%のみの溶液及び1
%ヒノキチオールのみの溶液を調製した。界面活性剤と
してSilwetL―77を用い、0.05%溶液とし
た。 除草活性の評価基準 5:完全枯死(100%阻害)、4:大害(80%阻
害) 3:中害(60%阻害) 、2:小害(40%阻
害) 1:僅小害(20%阻害) 、0:無害(0%阻害)
除草活性に対する影響を調べた。6cm×6cmのポッ
ト4鉢にイチビを播種して温室内で10日間生育させ
た。ヒノキチオールのカリウム塩の最高濃度を1%とし
1/2希釈で6濃度のそれぞれに1%のEDTAの三カ
リウム塩又は、1%の大豆油を添加し調製液を作った。
その溶液を各植物に1鉢0.5mlづつスプレーし、7
日後に調査した。コントロールとして1%のEDTAの
三カリウム塩のみの溶液、大豆油1%のみの溶液及び1
%ヒノキチオールのみの溶液を調製した。界面活性剤と
してSilwetL―77を用い、0.05%溶液とし
た。 除草活性の評価基準 5:完全枯死(100%阻害)、4:大害(80%阻
害) 3:中害(60%阻害) 、2:小害(40%阻
害) 1:僅小害(20%阻害) 、0:無害(0%阻害)
【0013】
【表1】
【0014】表から明らかなように、1%の大豆油をヒ
ノキチオールに添加した場合、ヒノキチオール単独の場
合の除草効果と比較して変化がないが、1%EDTA三
カリウム塩をヒノキチオールに添加した場合、ヒノキチ
オール単独の場合と比較して除草効果が増大した。
ノキチオールに添加した場合、ヒノキチオール単独の場
合の除草効果と比較して変化がないが、1%EDTA三
カリウム塩をヒノキチオールに添加した場合、ヒノキチ
オール単独の場合と比較して除草効果が増大した。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明の技術的範囲はこれに限定されるものではない。 (実施例1)6cm×6cmのポット4鉢にイチビを播
種して温室内で10日間生育させた。ヒノキチオールの
カリウム塩の最高濃度を0.25%とし1/2希釈で5
濃度、及び、EDTAの三カリウム塩の最高濃度を1%
として1/2希釈で5濃度調製し、それぞれの濃度を掛
け合わせた本発明除草剤を各植物に1ポット0.5ml
ずつスプレーし、7日後に調査した。コントロールとし
てヒノキチオールのカリウム塩のみの溶液及びEDTA
の四酢酸三カリウム塩のみの溶液をそれぞれ5濃度調製
した。界面活性剤としてSilwet L−77を用
い、0.05%溶液とした。
発明の技術的範囲はこれに限定されるものではない。 (実施例1)6cm×6cmのポット4鉢にイチビを播
種して温室内で10日間生育させた。ヒノキチオールの
カリウム塩の最高濃度を0.25%とし1/2希釈で5
濃度、及び、EDTAの三カリウム塩の最高濃度を1%
として1/2希釈で5濃度調製し、それぞれの濃度を掛
け合わせた本発明除草剤を各植物に1ポット0.5ml
ずつスプレーし、7日後に調査した。コントロールとし
てヒノキチオールのカリウム塩のみの溶液及びEDTA
の四酢酸三カリウム塩のみの溶液をそれぞれ5濃度調製
した。界面活性剤としてSilwet L−77を用
い、0.05%溶液とした。
【0016】除草活性の評価基準は、以下の通りであ
る。 5 完全枯死 (100%阻害) 4 大害 (80%阻害) 3 中害 (60%阻害) 2 小害 (40%阻害) 1 僅小害 (20%阻害) 0 無害 (0%阻害)
る。 5 完全枯死 (100%阻害) 4 大害 (80%阻害) 3 中害 (60%阻害) 2 小害 (40%阻害) 1 僅小害 (20%阻害) 0 無害 (0%阻害)
【0017】
【表2】
【0018】表に示したように、ヒノキチオールのカリ
ウム塩にEDTAの三カリウム塩を添加することにより
除草活性が増加した。EDTAの三カリウム塩1%添加
した場合、ヒノキチオールのカリウム塩0.0625%
濃度まで除草活性を示した。EDTAの三カリウム塩
0.5%添加した場合、ヒノキチオールのカリウム塩
0.125%濃度まで活性を示した。
ウム塩にEDTAの三カリウム塩を添加することにより
除草活性が増加した。EDTAの三カリウム塩1%添加
した場合、ヒノキチオールのカリウム塩0.0625%
濃度まで除草活性を示した。EDTAの三カリウム塩
0.5%添加した場合、ヒノキチオールのカリウム塩
0.125%濃度まで活性を示した。
【0019】次に、ヒノキチオールとEDTAの除草活
性の相乗効果についてS R Colby ("Calculating Syner
gistic and Antagonistic Response of Herbicide Comb
inations" Weeds, 15/1,1967 pp20-22)の方法に基づき
検討した。即ち、次式よりヒノキチオールとEDTAの
混合物の予想防除率を算出し、これと実際の混合物の防
除率とを比較検討した。なお、防除率は、評価基準の5
(完全枯死)を100%、4を80%、3を60%、2
を40%、1を20%、0を0%として計算した。 E(予想防除率)=X+Y−X*Y/100 (X=ヒノキチオールのカリウム塩及びトロポロンのナ
トリウム塩の防除率 Y=EDTAの三カリウム塩の防除率) 以下に、ヒノキチオールのカリウム塩とEDTAの三カ
リウム塩の混合物の予想防除率と実際の防除率を示す。
性の相乗効果についてS R Colby ("Calculating Syner
gistic and Antagonistic Response of Herbicide Comb
inations" Weeds, 15/1,1967 pp20-22)の方法に基づき
検討した。即ち、次式よりヒノキチオールとEDTAの
混合物の予想防除率を算出し、これと実際の混合物の防
除率とを比較検討した。なお、防除率は、評価基準の5
(完全枯死)を100%、4を80%、3を60%、2
を40%、1を20%、0を0%として計算した。 E(予想防除率)=X+Y−X*Y/100 (X=ヒノキチオールのカリウム塩及びトロポロンのナ
トリウム塩の防除率 Y=EDTAの三カリウム塩の防除率) 以下に、ヒノキチオールのカリウム塩とEDTAの三カ
リウム塩の混合物の予想防除率と実際の防除率を示す。
【0020】
【表3】
【0021】表が示すようにほぼすべての濃度におい
て、実際に確認された防除率は、コルビイ(colby )の
式により計算された予想防除率Eよりも大きかった。従
って、ヒノキチオールのカリウム塩とEDTAの三カリ
ウム塩の混合による除草効果は、相乗的に向上したもの
と考えられる。 (実施例2)6cm×6cmのポット4鉢にイチビを播
種して温室内で10日間生育させた。トロポロンのナト
リウム塩の最高濃度を0.25%とし1/2希釈で5濃
度、及び、EDTAの三ナトリウム塩の最高濃度を1%
として1/2希釈で5濃度調製し、それぞれの濃度を掛
け合わせた本発明除草剤を各植物に1ポット0.5ml
ずつスプレーし、7日後に調査した。コントロールとし
てトロポロンのナトリウム塩のみの溶液及びEDTAの
四酢酸三ナトリウム塩のみの溶液をそれぞれ5濃度調製
した。界面活性剤としてSilwet L−77を用
い、0.05%溶液とした。
て、実際に確認された防除率は、コルビイ(colby )の
式により計算された予想防除率Eよりも大きかった。従
って、ヒノキチオールのカリウム塩とEDTAの三カリ
ウム塩の混合による除草効果は、相乗的に向上したもの
と考えられる。 (実施例2)6cm×6cmのポット4鉢にイチビを播
種して温室内で10日間生育させた。トロポロンのナト
リウム塩の最高濃度を0.25%とし1/2希釈で5濃
度、及び、EDTAの三ナトリウム塩の最高濃度を1%
として1/2希釈で5濃度調製し、それぞれの濃度を掛
け合わせた本発明除草剤を各植物に1ポット0.5ml
ずつスプレーし、7日後に調査した。コントロールとし
てトロポロンのナトリウム塩のみの溶液及びEDTAの
四酢酸三ナトリウム塩のみの溶液をそれぞれ5濃度調製
した。界面活性剤としてSilwet L−77を用
い、0.05%溶液とした。
【0022】除草活性の評価基準は、以下の通りであ
る。 5 完全枯死 (100%阻害) 4 大害 (80%阻害) 3 中害 (60%阻害) 2 小害 (40%阻害) 1 僅小害 (20%阻害) 0 無害 (0%阻害)
る。 5 完全枯死 (100%阻害) 4 大害 (80%阻害) 3 中害 (60%阻害) 2 小害 (40%阻害) 1 僅小害 (20%阻害) 0 無害 (0%阻害)
【0023】
【表4】
【0024】表に示したように、トロポロンのナトリウ
ム塩にEDTAの三ナトリウム塩を添加することにより
除草活性が増加した。EDTAの三ナトリウム塩1%添
加した場合、トロポロンのナトリウム塩0.125%濃
度まで除草活性を示した。EDTAの三ナトリウム塩
0.5%添加した場合、トロポロンのナトリウム塩0.
25%濃度まで活性を示した。
ム塩にEDTAの三ナトリウム塩を添加することにより
除草活性が増加した。EDTAの三ナトリウム塩1%添
加した場合、トロポロンのナトリウム塩0.125%濃
度まで除草活性を示した。EDTAの三ナトリウム塩
0.5%添加した場合、トロポロンのナトリウム塩0.
25%濃度まで活性を示した。
【0025】次に、実施例1と同様の方法により予想防
除率(E)と実際の防除率を比較した。
除率(E)と実際の防除率を比較した。
【0026】
【表5】
【0027】表が示すようにほぼすべての濃度におい
て、実際に確認された防除率は、コルビイ(colby )の
式により計算された予想防除率Eよりも大きかった。従
って、トロポロンのナトリウム塩とEDTAの三ナトリ
ウム塩の混合による除草効果は、相乗的に向上したもの
と考えられる。
て、実際に確認された防除率は、コルビイ(colby )の
式により計算された予想防除率Eよりも大きかった。従
って、トロポロンのナトリウム塩とEDTAの三ナトリ
ウム塩の混合による除草効果は、相乗的に向上したもの
と考えられる。
【0028】
【使用例】表6に示すようなヒノキチオールのカリウム
塩とEDTAの三カリウム塩とを有効成分とする液剤タ
イプの除草剤を調製した。この液剤を40〜80倍の希
釈液として圃場に散布したところ、広範囲の雑草に対し
除草効果を示した。
塩とEDTAの三カリウム塩とを有効成分とする液剤タ
イプの除草剤を調製した。この液剤を40〜80倍の希
釈液として圃場に散布したところ、広範囲の雑草に対し
除草効果を示した。
【0029】
【表6】
【0030】
【発明の効果】本発明の除草剤は、十分な除草活性を持
ち、なおかつ、人体に対し有害な副作用の少ない化合物
を有効成分としているため安全性が高い。従って、本発
明は、農業等の各種産業分野において極めて有用であ
る。
ち、なおかつ、人体に対し有害な副作用の少ない化合物
を有効成分としているため安全性が高い。従って、本発
明は、農業等の各種産業分野において極めて有用であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 田中 正泰 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本 たばこ産業株式会社植物開発研究所横浜セ ンター内
Claims (6)
- 【請求項1】 トロポロン塩及び/またはヒノキチオー
ル塩、並びに、エチレンジアミン四酢酸塩を有効成分と
して含有することを特徴とする除草剤。 - 【請求項2】 トロポロン塩の金属塩が、カリウム塩、
または、ナトリウム塩であることを特徴とする請求項1
記載の除草剤。 - 【請求項3】 ヒノキチオール塩の金属塩が、カリウム
塩、または、ナトリウム塩であることを特徴とする請求
項1または2記載の除草剤。 - 【請求項4】 エチレンジアミン四酢酸塩の金属塩が、
カリウム塩、ナトリウム塩、マグネシウム塩、カルシウ
ム塩、銅塩、鉄塩、マンガン塩、リチウム塩、または、
亜鉛塩であることを特徴とする請求項1〜請求項3記載
の除草剤。 - 【請求項5】 エチレンジアミン四酢酸塩の金属塩が、
カリウム塩、または、ナトリウム塩であることを特徴と
する請求項1〜請求項3記載の除草剤。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか記載の除
草剤を雑草に散布することを特徴とする除草方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276840A JPH07126111A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276840A JPH07126111A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 除草剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07126111A true JPH07126111A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17575141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5276840A Pending JPH07126111A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 除草剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07126111A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-11-05 JP JP5276840A patent/JPH07126111A/ja active Pending
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